JP3334272B2 - 電気掃除機の制御装置 - Google Patents
電気掃除機の制御装置Info
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Description
ブラシを具備した電動式床用吸い込み具を備えた電気掃
除機に関するものである。
み力を制御するものは一般的であり、床用吸い込み具に
内蔵している電動機の制御は絨毯などの特定の掃除面に
対して、手動でON/OFFさせる構成が一般的であっ
た。また、回転ブラシ20は図9のものを使用するのが
一般的であった。以下にその構成について説明する。
込み具6の電動機5と双方向サイリスタ16のT1、T
2間が直列に接続され、また電動送風機1も同様に商用
電源と双方向サイリスタ16’のT1、T2間に直列接
続されている。手元操作部3に有する入力手段9の運転
モード選択手段12と運転ポジション選択手段11は、
それぞれ制御手段10の回転数ON/OFF手段21と
電力制御手段13に入力され、制御手段10の回転数O
N/OFF手段21と電力制御手段13出力はそれぞれ
前記双方向サイリスタ16、16’を介して電動機5の
ON/OFFと電動送風機1の消費電力を制御する構成
を有している。
2によって「床、たたみ」、「じゅうたん」等の掃除面
に応じて、使用者が設定することにより、その入力に応
じた出力が回転数ON/OFF手段21から出力され
る。「床、たたみ」に設定すると出力が出ず双方向サイ
リスタ16のT1、T2間が開放になり電動機は回転し
ない。「じゅうたん」に設定すると出力が出つづけ双方
向サイリスタ16のT1、T2間が短絡になり電動機は
フル導通で回転する。また、運転ポジション選択手段1
1によって「自動」、「ハイパワー」、「静か」等の使
用者の好みに応じて、使用者が設定することにより、そ
の入力に応じた出力が電力制御手段13から出力され
る。「自動」に設定すると商用電源の半周期ごとに同位
相パルスが出力され双方向サイリスタ16’のT1、T
2間がスイッチング動作され位相制御された電圧が電動
送風機1にかかり電動送風機1は回転する。「ハイパワ
ー」を設定すると出力が出つづけ双方向サイリスタ1
6’のT1、T2間が短絡になり電動送風機1はフル導
通で回転し、吸い込み力、消費電力は最も大きくなる。
「静か」に設定すると商用電源の半周期ごとに「自動」
よりも遅い位相タイミングの同位相パルスが出力され、
双方向サイリスタ16’のT1、T2間がスイッチング
動作され位相制御された電圧が電動送風機1にかかり、
電動送風機1は「自動」よりもゆっくり回転するため吸
い込み力、消費電力は最も小さくなる。
気掃除機の制御装置の構成では、床、たたみについては
電動機は回転させないため床にこびりついた塵埃は集塵
できなかった。また、最近は床の材質が木床やフローリ
ングが多くなり、床、たたみ面で電動機を回転させると
傷がつきやすいため回転させることはできなく、床、た
たみについては掃除に対して不満が残るものであった。
床、たたみ面で傷をつけること無く電動機をゆっくり回
転させ、拭き掃除効果を出すことを目的とする。
の本発明の第1の手段は、回転ブラシを具備すると共に
前記回転ブラシを駆動する電動機を内蔵した床用吸い込
み具と、じゅうたん或いは床・たたみ等の掃除面を選択
する運転モード選択手段と、前記電動機の回転数を制御
する回転数制御手段を備え、前記運転モード選択手段で
選択された掃除面が床・たたみの場合に、前記回転数制
御手段は前記電動機に商用電源の一周期の内の半周期の
み、所定の位相量で電力を供給するものである。
を内蔵した電気掃除機本体と、回転ブラシを具備すると
共に前記回転ブラシを駆動する電動機を内蔵した床用吸
い込み具と、前記電動機に印加される商用電源の整流波
を切り替える切り替え手段と、じゅうたん或いは床・た
たみ等の掃除面を選択する運転モード選択手段と、前記
電動機の回転数を制御する回転数制御手段と、予め設定
された前記電動送風機の吸込力を選択する運転ポジショ
ン選択手段とを備え、前記運転モード選択手段で選択さ
れた掃除面が床・たたみの時に、前記運転ポジション選
択手段で選択された吸込力が小の場合には、前記電動機
に印加される商用電源波形を前記切り替え手段にて半波
に切り替えると共に、前記電動機に前記回転数制御手段
にて所定の位相量で電力を供給し、吸込力が大の場合に
は、前記電動機に印加される商用電源波形を前記切り替
え手段にて全波に切り替えると共に、前記電動機に前記
回転数制御手段にて所定の位相量で電力を供給するもの
である。
を内蔵した電気掃除機本体と、回転ブラシを具備すると
共に前記回転ブラシを駆動する電動機を内蔵した床用吸
い込み具と、じゅうたん或いは床・たたみ等の掃除面を
選択する運転モード選択手段と、前記電動機の回転数を
制御する回転数制御手段と、予め設定された前記電動送
風機の吸込力を選択する運転ポジション選択手段とを備
え、前記運転モード選択手段で選択された掃除面が床・
たたみの場合に、前記電動機に商用電源の一周期の内の
半周期の少なくとも一部で電力を供給しかつ、前記運転
ポジション選択手段で選択された吸込力に応じて前記回
転数制御手段にて制御するものである。
運転モード選択手段で選択された掃除面が床・たたみの
場合に、回転数制御手段は電動機に商用電源の一周期の
内の半周期のみ、所定の位相量で電力を供給することに
より、ゆっくりとした電動機の回転を実現できる。ま
た、同回転数の場合位相カット量を大きくするよりも電
源を断続的にする方がトルクの高い回転数を実現でき
る。
モード選択手段で選択された掃除面が床・たたみの場合
で、吸込力が小の場合には、電動機に印加される商用電
源波形を半波に切り替えると共に、電動機に所定の位相
量で電力を供給することにより、ゆっくりとした電動機
の回転数を実現でき、また吸込力が大の場合には、電動
機に印加される商用電源波形を全波に切り替えると共
に、電動機に所定の位相量で電力を供給することにより
電動機の回転数を1段階あげる制御をすることができ
る。
モード選択手段で選択された掃除面が床・たたみの場合
に、電動機に商用電源の一周期の内の半周期の少なくと
も一部で電力を供給しかつ、運転ポジション選択手段で
選択された吸込力に応じて回転数を制御することによ
り、ゆっくりとした電動機の回転数を実現できる。ま
た、運転ポジション選択手段の入力によって吸い込み力
が大きくなる選択をしたときは回転数位相タイミングも
速くなり、回転数が多段階で制御できる。
説明する。なお回転ブラシ8は床面への傷付きを防ぐた
め図2のものを使用することとし、電動送風機1の制御
については従来の技術同様であるためその説明を省略す
る。
段を用いたものであり、図3において、商用電源に電動
床用吸い込み具6の電動機5と双方向サイリスタ16の
T1、T2間が直列に接続され、また電動送風機1も同
様に商用電源と双方向サイリスタ16’のT1、T2間
に直列接続されている。手元操作部3に有する入力手段
9の運転モード選択手段12と運転ポジション選択手段
11は、それぞれ制御手段10の断続位相制御手段15
と電力制御手段13に入力され、制御手段10の断続位
相制御手段15と電力制御手段13出力はそれぞれ前記
双方向サイリスタ16、16’を介して電動機5の回転
数制御と電動送風機1の消費電力を制御する構成を有し
ている。
2によって「床、たたみ」、「じゅうたん」等の掃除面
に応じて、使用者が設定することにより、その入力に応
じた出力が断続位相制御手段15から出力される。
「床、たたみ」に設定すると出力は商用電源の周期に対
して多周期に1回位相タイミングを出力する信号が出力
され、信号が出力されたときだけ双方向サイリスタ16
のT1、T2間が短絡になり電動機5は回転する。しか
し断続的に出力されるため回転数はふらつく。「じゅう
たん」に設定すると出力が出つづけ双方向サイリスタ1
6のT1、T2間が短絡になり電動機5はフル導通で回
転する。
にそれぞれの条件のときのマイコン出力、電動機にかか
る電圧波形を示している。
説明する。なお、第1の実施例と同一のものは同一符号
を付してその説明を省略するとともに、電動送風機1の
制御については従来の技術と同様であるため、その説明
を省略する。
段を用いたものであり、図5において、商用電源に電動
床用吸い込み具6の電動機5と切り替え手段17と双方
向サイリスタ16のT1、T2間が直列に接続され、ま
た電動送風機1も同様に商用電源と双方向サイリスタ1
6’のT1、T2間に直列接続されている。手元操作部
3に有する入力手段9の運転モード選択手段12と運転
ポジション選択手段11は、それぞれ制御手段10の一
定位相制御手段18と電力制御手段13に入力され、制
御手段10の一定位相制御手段18と電力制御手段13
出力はそれぞれ前記双方向サイリスタ16、16’を介
して電動機5の回転数制御と電動送風機1の消費電力を
制御する構成を有している。
2によって「床、たたみ」、「じゅうたん」等の掃除面
に応じて、使用者が設定することにより、その入力に応
じた出力が一定位相制御手段18から出力される。
「床、たたみ」に設定すると出力は商用電源の周期に対
して半周期に1回位相タイミングを出力する信号が出力
され、信号が出力されたときだけ双方向サイリスタ16
のT1、T2間が短絡になる。また、切り替え手段17
によって吸い込み力が小さいときは半波整流、吸い込み
力が大きくなると交流電圧に切り替わり、電動機5は電
動送風機1の吸い込み力が小さいときが位相制御された
半波整流で最もゆっくり回転する。「じゅうたん」に設
定すると出力が出つづけ双方向サイリスタ16のT1、
T2間が短絡となる。また、切り替え手段17によって
吸い込み力が小さいときは半波整流になり、吸い込み力
が大きくなると交流電源になり電動機5はフル導通で回
転する。
にそれぞれの条件のときのマイコン出力、電動機にかか
る電圧波形を示している。
説明する。なお、第1および第2の実施例と同一のもの
については同一符号を付してその説明を省略するととも
に、電動送風機1の制御については従来技術と同様であ
るため、その説明を省略する。
手段を用いたものである。
み具6の電動機5と双方向サイリスタ16のT1、T2
間が直列に接続され、また電動送風機1も同様に商用電
源と双方向サイリスタ16’のT1、T2間に直列接続
されている。手元操作部3に有する入力手段9の運転モ
ード選択手段12と運転ポジション選択手段11は、そ
れぞれ制御手段10の断続可変位相制御手段19と電力
制御手段13に入力され、制御手段10の断続可変位相
制御手段19と電力制御手段13出力はそれぞれ前記双
方向サイリスタ16、16’を介して電動機5の回転数
制御と電動送風機1の消費電力を制御する構成を有して
いる。
2によって「床、たたみ」、「じゅうたん」等の掃除面
に応じて、使用者が設定することによる入力と、運転ポ
ジション選択手段11によって「自動」、「ハイパワ
ー」、「静か」等の使用者の好みに応じて、使用者が設
定することによる入力に対する出力が断続可変位相制御
手段19から出力される。「床、たたみ」に設定すると
出力は商用電源の周期に対して多周期に1回位相タイミ
ングを出力する信号が出力され、信号が出力されたとき
だけ双方向サイリスタ16のT1、T2間が短絡になり
電動機は回転する。しかし断続的に出力されるため回転
数はふらつく。また、運転ポジションによって位相タイ
ミングを変化させる。「じゅうたん」に設定すると出力
が出つづけ双方向サイリスタ16のT1、T2間が短絡
になり電動機はフル導通で回転する。
にそれぞれの条件のときのマイコン出力、電動機にかか
る電圧波形を示している。
第1の実施例によれば、運転モード選択手段で選択され
た掃除面が床・たたみの場合に、回転数制御手段は電動
機に商用電源の一周期の内の半周期のみ、所定の位相量
で電力を供給したことにより、起動トルクが大きくなり
床につけたときでも低回転までから拭き効果が実現で
き、木床等の床面で起こり易い塵埃飛ばしを防ぐと共に
傷つきも防ぐことができる。また低回転を実現したこと
により、電動機のうなり音も無くなり静かに掃除ができ
るものである。
転モード選択手段で選択された掃除 面が床・たたみの場
合で、吸込力が小の場合には、電動機に印加される商用
電源波形を半波に切り替えると共に、電動機に所定の位
相量で電力を供給したことにより上記効果が得られる。
また、吸込力が大の場合には、電動機に印加される商用
電源波形を全波に切り替えると共に、電動機に所定の位
相量で電力を供給したことにより吸い込み力が大きくな
ると回転数を上げることにより、集塵効率を向上できる
ものである。
モード選択手段で選択された掃除面が床・たたみの場合
に、電動機に商用電源の一周期の内の半周期の少なくと
も一部で電力を供給しかつ、運転ポジション選択手段で
選択された吸込力に応じて回転数を制御したことにより
上記効果を得ると共に、全ての床面、吸い込み力に応じ
た掃除を実現でき、より集塵効率を向上できるものであ
る。
図
す図
図
す図
図
す図
Claims (3)
- 【請求項1】 回転ブラシを具備すると共に前記回転ブ
ラシを駆動する電動機を内蔵した床用吸い込み具と、じ
ゅうたん或いは床・たたみ等の掃除面を選択する運転モ
ード選択手段と、前記電動機の回転数を制御する回転数
制御手段を備え、前記運転モード選択手段で選択された
掃除面が床・たたみの場合に、前記回転数制御手段は前
記電動機に商用電源の一周期の内の半周期のみ、所定の
位相量で電力を供給するようにした電気掃除機の制御装
置。 - 【請求項2】 電動送風機を内蔵した電気掃除機本体
と、回転ブラシを具備すると共に前記回転ブラシを駆動
する電動機を内蔵した床用吸い込み具と、前記電動機に
印加される商用電源の整流波を切り替える切り替え手段
と、じゅうたん或いは床・たたみ等の掃除面を選択する
運転モード選択手段と、前記電動機の回転数を制御する
回転数制御手段と、予め設定された前記電動送風機の吸
込力を選択する運転ポジション選択手段とを備え、前記
運転モード選択手段で選択された掃除面が床・たたみの
時に、前記運転ポジション選択手段で選択された吸込力
が小の場合には、前記電動機に印加される商用電源波形
を前記切り替え手段にて半波に切り替えると共に、前記
電動機に前記回転数制御手段にて所定の位相量で電力を
供給し、吸込力が大の場合には、前記電動機に印加され
る商用電源波形を前記切り替え手段にて全波に切り替え
ると共に、前記電動機に前記回転数制御手段にて所定の
位相量で電力を供給するようにした電気掃除機の制御装
置。 - 【請求項3】 電動送風機を内蔵した電気掃除機本体
と、回転ブラシを具備すると共に前記回転ブラシを駆動
する電動機を内蔵した床用吸い込み具と、じゅうたん或
いは床・たたみ等の掃除面を選択する運転モード選択手
段と、前記電動機の回転数を制御する回転数制御手段
と、予め設定された前記電動送風機の吸込力を選択する
運転ポジション選択手段とを備え、前記運転モード選択
手段で選択された掃除面が床・たたみの場合に、前記電
動機に商用電源の一周期の内の半周期の少なくとも一部
で電力を供給しかつ、前記運転ポジション選択手段で選
択された吸込力に応じて前記回転数制御手段にて制御す
るようにした電気掃除機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21163593A JP3334272B2 (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 電気掃除機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21163593A JP3334272B2 (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 電気掃除機の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0759696A JPH0759696A (ja) | 1995-03-07 |
JP3334272B2 true JP3334272B2 (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=16609051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21163593A Expired - Fee Related JP3334272B2 (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 電気掃除機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3334272B2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-26 JP JP21163593A patent/JP3334272B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0759696A (ja) | 1995-03-07 |
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