JPH10211131A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH10211131A
JPH10211131A JP2831997A JP2831997A JPH10211131A JP H10211131 A JPH10211131 A JP H10211131A JP 2831997 A JP2831997 A JP 2831997A JP 2831997 A JP2831997 A JP 2831997A JP H10211131 A JPH10211131 A JP H10211131A
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JP
Japan
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electric blower
chamber
case
vacuum cleaner
noise
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JP2831997A
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English (en)
Inventor
Sadamoto Kodera
定基 小寺
Akihiro Morita
明宏 森田
Toshiyuki Fujiyoshi
俊行 藤吉
謙次 ▲会田▼
Kenji Aida
Naoki Suetsugu
直樹 末次
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動送風機の騒音をより低減できる電気掃除
機を提供する。 【解決手段】 掃除機本体1前方に集塵室、後方に電動
送風機収納室8とコードリール収納室28を形成し、掃
除機本体前部の吸気口から吸い込んだ空気を集塵室及び
電動送風機収納室8とその排気流路を介して掃除機本体
後方から排出するようにした電気掃除機において、電動
送風機収納室8の上部側にコードリール収納室28を配
置するとともに、電動送風機収納室8とコードリール収
納室28間に連通孔27,34を形成して、排気流路が
電動送風機収納室8とコードリール収納室28を通るよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気掃除機に係わ
り、特にその静音化技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気掃除機は、掃除機本体前方に
集塵室、後方に電動送風機を収納する電動送風機収納室
を形成し、掃除機本体前部の吸気口から吸い込んだ空気
を集塵室及び電動送風機収納室を介して掃除機本体後方
から排出するようになっているが、近年吸込力のハイパ
ワー化が要望されるに従って電動送風機の駆動(振動)
音や風切音等による騒音が増大し、使用者に不快感を与
えていた。
【0003】そこで、電気掃除機の騒音を低減させるた
め、例えば実開昭57−27244号公報(A47L
9/00)に示される如く、電動送風機の排気流路を渦
巻き状に形成し、排気流路を長くして騒音を低減させる
よう構成したものが知られている。
【0004】また、例えば特公昭64−10212号公
報(A47L 9/00)に示される如く、モーターの
ファンケースに装着した前方緩衝ゴムと、前記モーター
の排気側外周を覆うとともに、開口部を前方緩衝ゴムの
外周に圧入した略円筒状の有底モーターケースとを具備
し、上記前方緩衝ゴムのモーターケースの圧入部には複
数の突出片を形成し、この突出片間のすき間とモーター
ケースとの間に排気流路を設定したものが知られてい
る。さらに、電動送風機とモーターケース間には防音板
を介在させて、騒音を低下させるようにしている。ま
た、この電気掃除機では、コード巻取装置室(コードリ
ール収納室)がモーター室(電動送風機収納室)の下部
側に配置されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電気掃除機
の騒音では、排気そのものから発する騒音が比較的大き
な割合を占め、全体としての騒音を低減するためには、
本体からの透過騒音とは別に、排気に含まれる騒音に対
して効果的な対策が必要となる。しかしながら、上述し
たような従来の電気掃除機においては、電動送風機収納
室内でのみ電動送風機の排気流路を長くしたり、分散さ
せたりしているので、騒音の低減効果が十分ではなかっ
た。
【0006】また、透過騒音に対しては、防音板(遮音
板)を設けたり、本体ケース自体の厚みを増すようにし
て、透過騒音を遮音するようにしているが、その分だけ
掃除機の重量や大きさが増したり、コストが増大するの
で、近年の軽量、コンパクト及び低価格化の流れからは
有効な騒音対策とは言えない。なお、透過騒音について
は、使用者は立った状態で掃除することが一般的である
ため、掃除機本体の下方に向かって発せられる透過騒音
よりも、上方に向かって発せられる透過騒音の方が、使
用者にとってはより不快感を感じるものである。
【0007】そこで、本発明はこのような問題点を解決
するためになされたものであり、電動送風機の騒音をよ
り効果的に低減できる電気掃除機を提供することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願発明は、掃除機本体前方に集塵室、後方に電動
送風機収納室とコードリール収納室を形成し、掃除機本
体前部の吸気口から吸い込んだ空気を集塵室及び電動送
風機収納室を介して掃除機本体後方から排出するように
した電気掃除機において、前記電動送風機収納室の上部
側に前記コードリール収納室を配置したことを特徴とす
るものである。また、本願発明は、掃除機本体前方に集
塵室、後方に電動送風機収納室とコードリール収納室を
形成し、掃除機本体前部の吸気口から吸い込んだ空気を
集塵室及び電動送風機収納室とその排気流路を介して掃
除機本体後方から排出するようにした電気掃除機におい
て、前記電動送風機収納室の上部側に前記コードリール
収納室を配置するとともに、前記電動送風機収納室とコ
ードリール収納室間に連通孔を形成して、排気流路が前
記電動送風機収納室とコードリール収納室を通るように
したことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0010】図1は、本実施形態による電気掃除機を側
面側から見た要部断面図、図2はその電動機送風機収納
室及びコードリール収納室の要部断面図である。
【0011】各図において、掃除機本体1は、上下ケー
ス2,3、後述する集塵蓋10及び後述するコードリー
ルケース30から構成され、前記上下ケース2,3と集
塵蓋10にて形成される空間を、隔壁4にて前後に区画
し、前方に集塵袋(紙パック)5を着脱自在に装着する
集塵室6、後方に電動送風機7を収納する電動送風機収
納室8を形成している。
【0012】前記掃除機本体1前方には、前記集塵室6
に連通する吸気口9が形成され、この吸気口9には、外
側から図示しない可撓性ホースが着脱自在に接続され、
内側には集塵袋(紙パック)5が着脱自在に装着される
ようになっている。また、前記集塵室6の上部側には、
その上方開口を開閉自在に覆う集塵蓋10が設けられて
いる。
【0013】一方、電動送風機収納室8は、前記下ケー
ス3に立設された立壁11及び上ケース2から垂下形成
された垂下壁12とを当接させることにより形成されて
いる。また、前記下ケース3の立壁11の外側には、立
壁11と間隔を有して外壁13が形成され、この外壁1
3は前記上ケース2の垂下壁12の基部と略同一高さま
で立設されており、上下ケース2,3を組み合わせた状
態で、前記電動送風機収納室8の側部が空間部を有する
二重壁構造となっている。さらに、この両側部の外側に
は、外壁13に形成された車輪保持部13aに大径の車
輪14,14がそれぞれ回転自在に取り付けられてお
り、この車輪14は、電動送風機7の側部をほぼ覆う程
度の径に形成されている。
【0014】また、前記上ケース2の電動送風機収納室
8上部には、前記上ケース2と間隔を有してケースカバ
ー15が設けられており、これらの間に、後述するコー
ドリールケース30を収納するコードリール収納室28
が形成されている。
【0015】一方、前記隔壁4には吸引孔4aが形成さ
れており、その前面側にはフィルタ16とフィルタカバ
ー16aが取り付けられ、後面側には円形リブ4bが形
成されている。この円形リブ4bは、電動送風機7の吸
気開口に近接しており、騒音が隔壁4と電動送風機7と
の間から周方向に拡散するのを防止して、騒音の洩れの
低減効果を向上させている。
【0016】また、電動送風機7の前面には整流板17
が配設されており、この整流板17は電動送風機7を支
持するモータークッンョン18と電動送風機7のファン
ケース7aとの間で挟持され、その中央部に電動送風機
7の吸気口に連通して開口筒部19を形成することによ
り、電動送風機7に吸い込まれる空気を整流して、渦流
や乱流による騒音の発生を抑制するようにしている。
【0017】一方、電動送風機7の後部側はモーターケ
ース20で覆われており、このモーターケース20の前
面開口端を前記モータークッション18の後方端部に取
り付けることにより、前記電動送風機7をモータークッ
ション18とモーターケース20とで覆うようになって
いる。また、電動送風機7の後端面側には弾性材21が
取り付けられており、前記モーターケース20の後端部
を保持するとともに、この弾性材21を後述する仕切板
23に保持させることにより、電動送風機7を電動送風
機収納室8内に固定している。
【0018】また、下ケース3の底面の両側には、発泡
ウレタン等の吸音材22,22が配置されており、これ
ら吸音材22,22の表面形状は、モーターケース20
の外周に沿った円弧状に形成されている。これにより、
排気騒音の吸音作用とともに、モーターケース20と電
動送風機収納室8側壁、すなわち上下ケース2,3の立
壁11及び垂下壁12との間隔が、モーターケース20
と前記吸音材22,22との間隔よりも広くなって、電
動送風機7の排気流路の断面積が変化するようになって
いる。
【0019】23は前記電動送風機収納室8の後壁を構
成する仕切板で、この仕切板23により電動送風機収納
室8後方に排気室24を形成するとともに、当該仕切板
23にて前記電動送風機7から後方に向かって透過する
騒音を遮断し、騒音を低下させるようにしている。ま
た、この仕切板23で、前記電動送風機7の後部に配設
された弾性材21を支持している。
【0020】前記モーターケース20の下部側一側面に
は開口25が形成されており、電動送風機7の排気を円
弧状に形成された吸音材22に向かって排出し、吸音材
22,22の円弧状に沿ってモーターケース20の回り
を旋回させるようになっている。
【0021】一方、上ケース2の電動送風機収納室8上
面他側には連通孔27が形成されており、前記モーター
ケース20の開口25から吐出された排気が、モーター
ケース20と吸音材22及び電動送風機収納室8内壁と
の間を旋回するように流れて、当該連通孔27を介して
コードリール収納室28に排出されるようになってい
る。
【0022】前記コードリール収納室28内には、コー
ドリール29を垂直軸回りに収納したコードリールケー
ス30を配設している。このコードリールケース30
は、上下部材31,32からなっており、前記コードリ
ール29を上下部材31,32にて覆い、コードリール
ケース30を構成した状態でコードリール収納室28に
取り付けることができ、作業性を向上できるようになっ
ている。また、前記コードリールケース30をコードリ
ール収納室28内に配設した状態で、前記電動送風機収
納室8の上方が四重壁構造になっている。
【0023】前記コードリール29の下側壁には複数の
孔33が形成されている。また、前記コードリールケー
ス30の下部材32には前記上ケース27の連通孔27
に対応する連通孔34が形成されており、前記モーター
ケース20の開口25から吐出され、モーターケース2
0と電動送風機収納室8との間を旋回した排気が、前記
電動送風機収納室8上面の連通孔27及び連通孔34を
介してコードリールケース30内に案内されるようにな
っている。ここで、モーターケース20と電動送風機収
納室8側壁との間隔の断面積よりも連通孔27,34の
面積を小さく形成することにより、電動送風機7の排気
が連通孔27,34において収束され、コードリールケ
ース30内で拡散されるため騒音が低減されるようにな
っている。
【0024】また、前記コードリールケース30の下部
材32及び上ケース2の排気室24側にはスリット35
a,35bが形成されており、これらのスリット35
a,35bを介してコードリールケース30内と排気室
24とが連通しており、排気がコードリールケース30
内から排気室24に向かう際にスリット35a,35b
において収束された後、排気室24において拡散される
ため、騒音が低減されるようになっている。
【0025】そして、前記掃除機本体1の排気室24後
部には排気口36が形成されており、この排気口36の
内側にフィルタ37を配設している。
【0026】さて、以上の構成において、電動送風機7
を駆動させると、図示しない可撓性ホースを介して吸気
口9から吸い込まれた空気が、集塵袋5が装着された集
塵室6を通過して電動送風機7に吸い込まれ、モーター
ケース20の開口25から吐出される。
【0027】モーターケース20の開口25から吐出さ
れた排気は、モーターケース20と電動送風機収納室8
との間を旋回して電動送風機収納室8上面の連通孔27
及び連通孔34を介して、コードが引き出されて空にな
ったコードリールケース30内に導かれる。
【0028】コードリールケース30内に案内された排
気は、空になったコードリール29のコード収納部を両
方向に回り込むようにしてコードリール全体を冷却しな
がらコードリールケース3Oと上ケースのスリット35
a,35bから排気室24に導かれ、掃除機本体1後面
の排気口36から排出される。
【0029】上記構成によると、隔壁4の電動送風機7
側に、電動送風機7の吸気開口に近接する円筒リブ4b
を形成することにより、隔壁4と電動送風機7との間か
ら周方向に騒音が拡散されるのを防止するとともに、モ
ーターケース20によって電動送風機7を覆うことによ
り電動送風機7の騒音を抑制できる。
【0030】また、モーターケース20により電動送風
機7を覆うとともに、電動送風機収納室8の側方を上下
ケース2,3の垂下壁12と立壁11、及び外壁13に
より二重壁構造とし、電動送風機収納室8の上方を上ケ
ース2とコードリールケース30を構成する上下部材3
1,32及びケースカバー15により四重壁構造として
おり、モーターケース20を含めて電動送風機7の周囲
をすべて二重〜五重の壁で構成することにより、電動送
風機7の透過騒音をより抑制できる。
【0031】特に、電動送風機7の上方にコードリール
収納室28を設けてコードリール29を配置することに
より、新たに防音材を設けたり本体ケースの厚さを増す
ことなく、使用者が一番気になる上方への透過騒音を有
効に遮音することができる。また、コードが引き出され
て空になったコードリール収納室28自体が二重壁にお
ける空気層の役割を果たし、モーター音(特にキーンと
言うかん高い高周波音)の遮音に役立っている。
【0032】さらに、モーターケース20の開口25か
ら吐出される排気を旋回させるとともに、この排気をモ
ーターケース20の開口25とは反対側に形成された連
通孔27,34からコードリールケース30内に案内さ
せて、その後部側のスリット35a,35bより排気室
24に排出することにより、排気流路が従来よりも更に
長くなるので、流路長による騒音の低減効果を向上する
ことができる。
【0033】また、モーターケース20の開口25から
電動送風機収納室8内に排気が排出される際に、流路が
曲げられることにより排気に含まれる騒音が減少すると
ともに、騒音が吸音材22に対してほぼ垂直に当たるこ
とにより、吸音効果が向上し、騒音を効果的に低減する
ことができる。
【0034】さらに、モーターケース20の開口25か
ら電動送風機収納室8内に排出される際に、モーターケ
ース20と吸音材22,22間の流路の断面積が狭くな
って排気が収束され、電動送風機収納室8の側壁とモー
ターケース20との間で拡散されながら旋回する。そし
て、電動送風機7の排気はさらに、上ケース2に形成さ
れた連通孔27及びコードリールケース30の連通孔3
4を介してコードリールケース30内に案内される際に
収束し、コードリールケース30内で拡散された後、コ
ードリールケース30と上ケース2のスリット35a,
35bを介して排気室24に流入する際に収束され、さ
らに排気室24内で拡散されて排気口36から排出され
るようになっており、排気の拡散と収束を交互に繰り返
すことにより、電動送風機7の排気による騒音を段階的
に減衰させることができる。
【0035】また、コードリールケース30内に電動送
風機7の排気を案内して冷却させた後、電動送風機収納
室8後方の排気室24に排出させることにより、狭い空
間から大きい空間へ排出して流速を落とすことができ、
ここでも排気騒音を低減できる。
【0036】また、車輪14は、電動送風機7の側部を
ほぼ覆う程度の径に形成しているため、電動送風機7の
騒音の掃除機本体1側方への透過をより効果的に抑制
し、透過騒音をより低減できる。
【0037】図3は、本願発明の他の実施形態に係る電
気掃除機の電動送風機近傍を示す要部断面図である。図
において、前記図1〜図2と同一符号は同一又は相当部
分を示しており、また、図示していない部分は前記実施
形態と同様な構成、作用効果を有するものである。
【0038】本実施形態においては、図3に示すよう
に、電動送風機7のファンケース7a外周側に装着され
たモータークッション18を支持するために下ケース3
に立設されたリブ3aの上面,すなわちモータクッショ
ン18との接触面を波形に形成して、モータークッショ
ン18との接触面積が少なくなるようにしたものであ
る。
【0039】ここで、モータークッション18は、電動
送風機7の前部緩衝材として電動送風機7の振動を吸収
するものであるが、モータークッション18の下部側は
電動送風機7の重量を常時支えているため徐々に圧縮さ
れて緩衝材としての機能が低下していく。従って、電気
掃除機を使用していくうちに、電動送風機7の振動が緩
衝機能の低下したモータクッション18下部側及びそれ
を支持する下ケース3のリブ3aを介して、下ケース3
に伝わり、その振動や振動により発生する騒音によって
使用者が不快感を感じることがあった。
【0040】この対策として、振動は伝播する接触面積
が小さいほど振動伝播量が減少する点に着目し、本実施
形態では上述したように下ケース3のリブ3aの上面を
波形に形成して、モータークッション18との接触面積
が少なくなるようにしている。これにより、モーターク
ッション18の緩衝機能が低下しても、下ケース3に伝
わる電動送風機7の振動を減らすことができ、振動によ
る騒音も減少して静音化の一助となり、使用者の不快感
も軽減される。
【0041】なお、上記実施形態では、下ケース3のリ
ブ3a上面を波形にしたものについて示したが、波形に
する代わりに、図4に示すように、リブ3aの下ケース
3との接続部に適当な間隔で空洞部3bを形成するよう
にしても良い。このようにしても、リブ3aと下ケース
3との接触面積が少なくなるので、上記と同様な作用効
果が得られる。また、上記のような空洞部3bを形成す
ると、リブ3aの強度が低下する心配があるが、振動伝
播の減少により、リブ3aと下ケース3の接続部の強度
は保たれ、ひび割れ等によるリブ破損の不具合は生じな
い。
【0042】
【発明の効果】以上のように本願発明によれば、電動送
風機収納室の上部側にコードリール収納室を配置したの
で、従来からのコードリール収納室を有効利用して、使
用者にとって特に気になる上方への透過騒音を効果的に
低減することができる。さらに、本願発明によれば、電
動送風機収納室の上部側にコードリール収納室を配置す
るとともに、電動送風機収納室とコードリール収納室間
に連通孔を形成して、排気流路が電動送風機収納室とコ
ードリール収納室を通るようにしたので、従来からのコ
ードリール収納室を有効利用して、排気騒音と使用者に
とって特に気になる上方への透過騒音をともに効果的に
低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施形態に係る電気掃除機を側面側
から見た要部断面図。
【図2】上記図1の電動送風機収納室とコードリール収
納室の要部断面図。
【図3】本願発明の他の実施形態による電気掃除機の電
動送風機近傍を示す要部断面図。
【図4】本願発明のさらに他の実施形態による電気掃除
機の電動送風機近傍を示す要部断面図。
【符号の説明】
1 掃除機本体 2 上ケース 3 下ケース 3a リブ 6 集塵室 7 電動送風機 8 電動送風機収納室 9 吸気口 10 集塵蓋 20 モーターケース 27、34 連通孔 28 コードリール収納室 29 コードリール 30 コードリールケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲会田▼ 謙次 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 末次 直樹 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掃除機本体前方に集塵室、後方に電動送
    風機収納室とコードリール収納室を形成し、掃除機本体
    前部の吸気口から吸い込んだ空気を集塵室及び電動送風
    機収納室を介して掃除機本体後方から排出するようにし
    た電気掃除機において、 前記電動送風機収納室の上部側に前記コードリール収納
    室を配置したことを特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】 掃除機本体前方に集塵室、後方に電動送
    風機収納室とコードリール収納室を形成し、掃除機本体
    前部の吸気口から吸い込んだ空気を集塵室及び電動送風
    機収納室とその排気流路を介して掃除機本体後方から排
    出するようにした電気掃除機において、 前記電動送風機収納室の上部側に前記コードリール収納
    室を配置するとともに、前記電動送風機収納室とコード
    リール収納室間に連通孔を形成して、排気流路が前記電
    動送風機収納室とコードリール収納室を通るようにした
    ことを特徴とする電気掃除機。
JP2831997A 1997-01-29 1997-01-29 電気掃除機 Pending JPH10211131A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010075528A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Toshiba Corp 電気掃除機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010075528A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Toshiba Corp 電気掃除機

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