JP2010075528A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動送風機の吸込効率の低下を抑制し、電動送風機の排気で生じる騒音を低減可能な電気掃除機を提案する。
【解決手段】電気掃除機1の掃除機本体2は、接続口2aと、電動送風機12の吸気口12aとが、分離集塵部28と、案内管部34のディフューザ部42に設けられたフィルタとを挟んで、互いに向かい合わせて対向させて配置される。掃除機本体2の側部には、電動送風機12の排気を掃除機本体2の外部に案内する排気管部48が形成される。排気管部48は、掃除機本体2の略全長に亘って形成される。
【選択図】 図5

Description

本発明は、電動送風機の吐出口に連通された排気管を備えた電気掃除機に関する。
従来の電気掃除機は、電動送風機が収容された掃除機本体を備える。電動送風機は、塵埃を吸い込む負圧を発生させるとともに、掃除機本体内に空気を排気する。
掃除機本体は、電動送風機の排気を掃除機本体の外に吐出させるための排気口を有する。一般に、掃除機本体の排気口は、掃除機本体の後端に設けられた複数の小さな開口を格子状に配置させて構成される(例えば、特許文献1)。
特開2006−217941号公報
従来の電気掃除機では、電動送風機の排気は、電送送風機の排気口から吐出された後、掃除機本体の後部に形成された比較的に流路長の短い空間を経て、掃除機本体の排気口から吐出される。この短い流路には、制御基板、電線、掃除機本体の補強用のリブなどの障害物が設けられ、排気流に風切り音などの騒音を発生させる。また、電動送風機の吸込効率を向上させることで、電気掃除機の除塵性能を向上できるが、電動送風機の吸込効率を向上させると、排気流による騒音の増大が問題になる。
一方、電動送風機は、一般に電源供給用の電源コードが巻き取られたコードリールに並設される。このため、掃除機本体の接続口と、電動送風機の吸気口とは、互いに向かい合わせて対向された位置に配置され難い。そうすると、いわゆる紙パックを分離集塵部に用いる電気掃除機では、掃除機本体の接続口から電動送風機の吸気口との間で損失を生じることになる。
本発明は、電動送風機の排気で生じる騒音を低減可能で、吸込効率の低下を抑制できる電気掃除機を提案する。
前記の課題を解決するため本発明では、掃除機本体と、前記掃除機本体に収容され、排気口を有する電動送風機と、前記掃除機本体側部に配置され、前記掃除機本体の略全長に亘って形成され、前記排気口に連通された排気管部とを備え、前記排気管部は、前記掃除機本体の一方の端部に配置された第一排気孔と、前記掃除機本体の他方の端部に配置された第二排気孔とを有することを特徴とする。
本発明によれば、電動送風機の排気で生じる騒音を低減可能で、吸込効率の低下を抑制できる電気掃除機を提案できる。
本発明に係る電気掃除機の実施形態について図1から図8を参照して説明する。
図1は、本発明に係る電気掃除機の外観を示した斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係る電気掃除機1は、掃除機本体2と、集塵ホース3と、手元操作管4と、把持部5と、操作部6と、延長管7と、吸込口体8とを備える。
掃除機本体2には接続口2aが形成される。接続口2aには集塵ホース3の一端が着脱自在に接続される。掃除機本体2は、電源コード9を備える。電源コード9の自由端部には、電源プラグ10が形成される。
集塵ホース3は可撓性を有し、湾曲可能な細長略円筒状に形成される。集塵ホース3の一端は接続口2aに着脱可能に接続されて、掃除機本体2の内部に連通される。
手元操作管4の一端は集塵ホース3の他端に設けられ、集塵ホース3を介して掃除機本体2の内部に連通される。
把持部5は電気掃除機1の使用者が把持して電気掃除機1を操作するものである。把持部5は手元操作管4の他端部から、集塵ホース3が設けられた手元操作管4の一端部に向かって、湾曲させて突設される。
操作部6は把持部5に設けられる。操作部6が電気掃除機1の使用者に操作されると、電気掃除機1は複数の駆動モードに設定される。操作部6は電気掃除機1の運転を停止させる切スイッチ6aや電気掃除機1の運転を開始させる起動スイッチ6bなどを有する。
延長管7は、伸縮可能な細長略円筒状に形成される。延長管7の一端は手元操作管4の他端に着脱可能に接続されて、手元操作管4および集塵ホース3を介して掃除機本体2の内部に連通される。
吸込口体8は、延長管7の一端に着脱可能に接続されて、延長管7、手元操作管4および集塵ホース3を介して掃除機本体2の内部に連通される。
図2は、本発明に係る電気掃除機の掃除機本体の平面図である。
なお、説明を容易にするために以下、図2に示す姿勢を基本姿勢とし、掃除機本体2の前進方向(図2中、実線矢X)を前方、その反対方向を後方とする。また、掃除機本体2の後から前を見たときに左側(図2中、実線矢Y)を左方、その反対方向を右方とする。さらに、掃除機本体2の前後方向および左右方向に直交する右手座標系の+Z方向を上方とし、その反対方向を下方とする。
図2に示すように、電気掃除機1の掃除機本体2は、電動送風機12が収容された本体ケース13と、本体ケース13の前方上部を覆う開閉自在な蓋ケース14と、本体ケース13の側方後部に設けられた後輪15と、運搬用のハンドル17とを備える。
本体ケース13は、平面視で前後方向に長辺を有する略長方形状に形成される。本体ケース13の中央上部には、電源コード9が引出自在に巻き取られたコードリール18が収容される。本体ケース13の前側のそれぞれの側部には、電動送風機12の排気の一部が吐出される前部排気孔20(第一排気孔)が開口される。また、本体ケース13の後側のそれぞれの側部には、電動送風機12の排気の他の部分が吐出される後部排気孔21(第二排気孔)が開口される。すなわち、電動送風機12の排気は、前部排気孔20と後部排気孔21とから掃除機本体2の外部に吐出される。
蓋ケース14は、トーションばねなどの弾性体(図示省略)によって開く方向に付勢される。
図3は、本発明に係る電気掃除機の掃除機本体の正面図である。
図3に示すように、電気掃除機1の掃除機本体2は、本体ケース13の下面部に前輪22を備える。前輪22は、掃除機本体2の上下方向に沿う軸回りに回動自在に軸支される。
本体ケース13の前面には、蓋ケースクランプ24が設けられる。蓋ケースクランプ24は、本体ケース13に揺動可能に軸支される。蓋ケース14の前縁部には、フック(図示省略)が形成される。フックが蓋ケースクランプ24に係止されると、蓋ケース14は閉じた状態で保持される。
本体ケース13は、蓋ケースクランプ24の下方に接続口2aを有する。接続口2aは、本体ケース13の内部に連通される。
本体ケース13は、前面下方両側部に、それぞれ前部排気孔20(第一排気口)を有する。前部排気孔20は、掃除機本体2の前方に向けて開口される。
図4は、本発明に係る電気掃除機の掃除機本体の背面図である。
図4に示すように、電気掃除機1の掃除機本体2は、本体ケース13の後方下端に転倒防止用突起25を備える。転倒防止用突起25は、円柱状に形成され、その軸芯を掃除機本体2の左右方向に向けられ、本体ケース13の後方下端の稜線に沿って配置される。転倒防止用突起25は、集塵ホース3や手元操作管4が引っ張られて、掃除機本体2が後輪15回りに回動されて、掃除機本体2の前方が持ち上げられると、被掃除面Fに当接される。被掃除面Fに当接された転倒防止用突起25は、掃除機本体2の後輪15回りの回動を抑止する。
本体ケース13の上方には、コードリール収容部26が形成される。コードリール収容部26には、回転軸を上下方向に向けられたコードリール18が収容される。コードリール収容部26は、電源コード9の引出口27を有する。引出口27は、掃除機本体2の上方寄りに開口されるので、電源コード9を容易に引き出せる。
本体ケース13は、その後面両側部中央にそれぞれ後部排気孔21を有する。後部排気孔21は、掃除機本体2の後方に向けて開口される。
図5は、図2のV−V線に沿う断面図であり、本発明に係る電気掃除機の掃除機本体の縦断面図である。
図5に示すように、電気掃除機1の掃除機本体2は、分離集塵部28が収容された分離集塵室29を有する。分離集塵室29は、本体ケース13の前部に形成され、掃除機本体2の上方に開口された凹没部31と、凹没部31を覆う蓋ケース14の内側とで区画された空間である。分離集塵部28は、紙パックフィルタ等の集塵フィルタである。
本体ケース13は、電動送風機12が収容された電動送風機ケース部32と、電動送風機ケース部32の吸込口33と分離集塵室29とを連通させる案内管部34と、接続口2aと分離集塵室29とを連通させる接続管部35とを備える。
電動送風機ケース部32の吸込口33の周縁部には、筒状のシール部材(図示省略)が設けられる。シール部材は、吸込口33と電動送風機12の吸気口12aとを連通させるとともに、電動送風機12の吸気口12a側と、排気口12b側とを区画する。他方、電動送風機ケース部32の吐出口39は、電動送風機12の排気口12bに対向させて配置される。電動送風機ケース部32には、電動送風機12の重心近傍を弾性的に支持する弾性支持部40が設けられる。弾性支持部40は、略円筒状に形成された電動送風機12のラジアル方向を弾性的に支持する。
案内管部34は、分離集塵室29から電動送風機ケース部32に向かうにつれて流路の断面積が小さくなるディフューザ部42と、ディフューザ部42に連続させて形成された直管部43とから構成される。ディフューザ部42の前端部には、分離集塵部28を通過した細塵が捕集されるフィルタ44が設けられる。直管部43の自由端側46は、電動送風機ケース部32の吸込口33に連通される。
本体ケース13のコードリール収容部26は、電動送風機ケース部32の上方に形成される。掃除機本体2は、コードリール収容部26が電動送風機ケース部32の上方に配置されたことで、接続口2aと、接続管部35と、案内管部34の直管部43と、電動送風機ケース部32の吸込口33と、電動送風機12の吸気口12aとのそれぞれの中心が略同一直線C上に配置できる。接続口2aと、電動送風機12の吸気口12aとは、分離集塵部28と、案内管部34のディフューザ部42に設けられたフィルタ44とを挟んで、互いに向かい合わせて対向させて配置される。
図6は、図3のVI−VI線に沿う断面図であり、本発明に係る電気掃除機の掃除機本体の平断面図である。
図6に示すように、掃除機本体2の本体ケース13は、電動送風機ケース部32の吐出口39に連通された排気管部48を備える。
排気管部48は、電動送風機12の排気を掃除機本体2の外部に案内する排気流路である。排気管部48は、本体ケース13の側部に配置され、本体ケース13の前端部から後端部、すなわち掃除機本体2の略全長に亘って形成される。排気管部48の後端部は、電動送風機ケース部32に一体に形成され、電動送風機ケース部32の吐出口39は、排気管部48の入口を兼ねる。すなわち、排気管部48は、電動送風機ケース部32の吐出口39を介して電動送風機12の排気口12bに連通される。
また、排気管部48は、流路の途中で分岐された排気管であり、電動送風機ケース部32の吐出口39に連通され、前部排気孔20を有する下部排気管49(第一排気管)と、下部排気管49の途中に連通され、後部排気孔21を有する上部排気管50(第二排気管)とから構成される。
下部排気管49は、電動送風機ケース部32の側部から案内管部34の側部を経て、分離集塵室29の側方に亘って形成される。下部排気管49には、案内管部34の側部において、ディフューザ部42と直管部43との口径差に対応させて屈曲部52が形成される。下部排気管49の後端部は、電動送風機ケース部32の吐出口39に連通され、下部排気管49の前端部は、前部排気孔20から掃除機本体2の外部に開放される。
図7は、図4のVII−VII線に沿う断面図であり、本発明に係る電気掃除機の掃除機本体の平断面図である。
図7に示すように、本体ケース13の排気管部48は、下部排気管49の上方に上部排気管50を備える。
上部排気管50は、案内管部34の直管部43の側方において下部排気管49に連通され、電動送風機ケース部32の側方に亘って形成される。上部排気管50の前端部は、下部排気管49に連通され、上部排気管50の後端部は、後部排気孔21から掃除機本体2の外部に開放される。上部排気管50と下部排気管49とは、案内管部34の直管部43の側部、すなわち下部排気管49の屈曲部52の近傍に形成された連通口53を介して、互いに連通される。
図8は、図3のVIII−VIII線に沿う断面図であり、本発明に係る電気掃除機の掃除機本体の縦断面図である。
図8に示すように、本体ケース13の側部に形成された排気管部48は、本体ケース13の後方下側部で電動送風機ケース部32の吐出口39に連通される。電動送風機ケース部32の吐出口39は、電動送風機12の排気口12bに対向させて配置される。
排気管部48の下部排気管49は、掃除機本体2の下面に沿わせて形成され、掃除機本体2の略後端部から略前端部まで、すなわち掃除機本体2の略全長に亘って形成される。排気管部48の上部排気管50は、下部排気管49の上方に配置され、掃除機本体2の略中央に配置された案内管部34の直管部43の側方部から掃除機本体2の後端部に亘って形成される。排気管部48には、下部排気管49内の下部排気流路54と、上部排気管50内の上部排気流路55とが形成される。排気管部48の内面には、適宜に吸音材を貼付しても良い。
下部排気管49のうち分離集塵室29の側方に位置された部分の流路断面は略半円状に形成される。また、下部排気管49および上部排気管50のうち電動送風機ケース部32の側方に位置された部分の流路断面は、略円筒状に形成された電動送風機ケース部32に対応させて円が部分的に切りかかれた形状となる。下部排気管49および上部排気管50の他の部分の流路断面は、概ね円形状に形成される。
電動送風機12は、電動送風機ケース部32に覆われるとともに、その側方が排気管部48に、その上方がコードリール収容部26およびコードリール18に囲まれる。
電動送風機12が作動すると、電動送風機12の吸気口12aから吸い込まれた空気は、排気口12bから吐出され排気管部48に案内される。排気管部48に案内された空気は、下部排気流路54を通過して前部排気孔20に至り掃除機本体2の外部に排気される流れ(実線矢A)を形成するとともに、下部排気流路54から連通口53を経て上部排気流路55を通過して後部排気孔21に至り掃除機本体2の外部に排気される流れ(実線矢B)を形成する。したがって、電動送風機12の排気は、下部排気管49と上部排気管50とに分流されて掃除機本体2から排気される。
また、電動送風機12の作動にともない、電動送風機12から発生する音は、電動送風機12を覆う電動送風機ケース部32と、その側方に配置された排気管部48と、その上方に配置されたコードリール収容部26およびコードリール18とで遮蔽されて、掃除機本体2の外部に伝ぱし難い。
なお、掃除機本体2は、コードリール収容部26およびコードリール18を、本体ケース13の後端に配置させることもできる。コードリール収容部26およびコードリール18は、電動送風機12が収容された電動送風機ケース部32の後方に配置される。コードリール18の回転軸は掃除機本体2の前後方向に向けて配置される。この場合には、排気管部48の上部排気管50は、案内管部34の直管部43の側方において下部排気管49に連通され、電動送風機ケース部32の側方を経てコードリール18の側方に亘って形成される。したがって、上部排気管50は、コードリール18もしくはコードリール収容部26の寸法分だけ長く形成できる。
次に、本実施形態に係る電気掃除機1の掃除動作を説明する。
電気掃除機1の使用者は、先ず、掃除機本体2の接続口2aに集塵ホース3を接続する。次いで、手元操作管4に延長管7を接続する。さらに、延長管7に吸込口体8を接続する。
次に、電気掃除機1の使用者は、掃除機本体2から電源コード9を引き出して、商用電源を供給するコンセント(図示省略)に電源プラグ10を接続する。
次に、電気掃除機1の使用者は、吸込口体8を床面などの被掃除面上に配置するとともに、把持部5を把持して起動スイッチ6bを操作する。そうすると、起動スイッチ6bで設定された動作モードに応じて電動送風機12が作動する。電動送風機12が作動すると、案内管部34と、分離集塵室29と、接続管部35とを介して掃除機本体2の接続口2aに負圧が作用する。
掃除機本体2の接続口2aに作用した負圧は、接続口2aから集塵ホース3と手元操作管4と延長管7とを経て吸込口体8に作用する。
次いで、電気掃除機1の使用者は、前進および後退を交互に繰り返して吸込口体8を走行する。そうすると、吸込口体8は、被掃除面から空気とともに塵埃を吸い込む。
吸込口体8に吸い込まれた含塵空気は、延長管7と手元操作管4と集塵ホース3とを順次に通過した後、掃除機本体2の接続口2aに案内される。
掃除機本体2の接続口2aに案内された含塵空気は、分離集塵室29に収容された分離集塵部28に案内される。分離集塵部28に案内された含塵空気は、塵埃と空気とにろ過分離される。含塵空気から分離された塵埃は分離集塵部28に捕集される。なお、分離集塵部28を通過した細塵は、案内管部34のディフューザ部42に設けられたフィルタに捕集される。他方、含塵空気から分離された空気は、案内管部34を通過して、電動送風機ケース部32の吸込口33を通って、電動送風機12の吸気口12aに吸い込まれる。
電動送風機12に吸い込まれた空気は、電動送風機12のモータ部(図示省略)を冷却しつつ、排気口12bから排気される。電動送風機12の排気は、電動送風機ケース部32の吐出口39から排気管部48に導入される。排気管部48に導入された排気は、下部排気管49に沿って前部排気孔20から掃除機本体2の外部に排気されるとともに、上部排気管50に沿って後部排気孔21から掃除機本体2の外部に排気される。
電気掃除機1の使用者は、掃除が終了すると、切スイッチ6aを操作して電動送風機12の運転を終了し、電気掃除機1を停止する。
本実施形態に係る電気掃除機1によれば、掃除機本体2は、接続口2aと、接続管部35と、案内管部34の直管部43と、電動送風機ケース部32の吸込口33と、電動送風機12の吸気口12aとのそれぞれの中心が略同一直線C上に配置されるので、電動送風機12の吸込効率を損なうことなく集塵ホース3から吸込口体8に負圧を発生できる。
また、本実施形態に係る電気掃除機1によれば、排気管部48の下部排気管49および上部排気管50の内面は、従来の電気掃除機のように、制御基板、コードリール、補強リブなどの障害物がなく、急峻な流路断面形状の変化がないので、電動送風機12の排気流を乱すことなく、騒音の発生を抑制する。下部排気管49および上部排気管50は、部分的に断面積が変化する部分を備えるので、電動送風機12の排気で発生する騒音の圧力波を減衰、分散させて騒音を抑制できる。
さらに、本実施形態に係る電気掃除機1によれば、排気管部48は、掃除機本体2の略全長に亘って設けられ、従来の電気掃除機の排気部と比較して流路長を長く、容積を大きく形成できるので、より騒音を抑制できる。
さらにまた、本実施形態に係る電気掃除機1によれば、排気管部48は、掃除機本体2の前後に前部排気孔20および後部排気孔21を備え、従来の電気掃除機の排気部と比較して排気口の総面積を容易に大きくできるので、排気流の流速を十分に低下して騒音を抑制できる。
また、本実施形態に係る電気掃除機1によれば、コードリール18を掃除機本体2の上方または後方に配置させたことで、接続口2aと電動送風機12の吸気口12aとは、互いに向かい合わせて対向させて配置され、電動送風機12の吸込効率を損失させることなく接続口2aを経て吸込口体8に負圧を伝えることができる。
さらに、本実施形態に係る電気掃除機1によれば、コードリール18を掃除機本体2の後方に配置させたことで、上部排気管50の排気流路長をより長く構成できるので、より騒音を抑制できる。
したがって、本実施形態に係る電気掃除機1によれば、電動送風機12の吸込効率の低下を抑制し、電動送風機12の排気で生じる騒音を低減できる。
本発明に係る電気掃除機の外観を示した斜視図。 本発明に係る電気掃除機の掃除機本体の平面図。 本発明に係る電気掃除機の掃除機本体の正面図。 本発明に係る電気掃除機の掃除機本体の背面図。 図2のV−V線に沿う断面図であり、本発明に係る電気掃除機の掃除機本体の縦断面図。 図3のVI−VI線に沿う断面図であり、本発明に係る電気掃除機の掃除機本体の平断面図。 図4のVII−VII線に沿う断面図であり、本発明に係る電気掃除機の掃除機本体の平断面図。 図3のVIII−VIII線に沿う断面図であり、本発明に係る電気掃除機の掃除機本体の縦断面図。
符号の説明
1 電気掃除機
2 掃除機本体
2a 接続口
3 集塵ホース
4 手元操作管
5 把持部
6 操作部
6a 切スイッチ
6b 起動スイッチ
7 延長管
8 吸込口体
9 電源コード
10 電源プラグ
12 電動送風機
12a 吸気口
12b 排気口
13 本体ケース
14 蓋ケース
15 後輪
17 ハンドル
18 コードリール
20 前部排気孔
21 後部排気孔
22 前輪
24 蓋ケースクランプ
25 転倒防止用突起
26 コードリール収容部
27 引出口
28 分離集塵部
29 分離集塵室
31 凹没部
32 電動送風機ケース部
33 吸込口
34 案内管部
35 接続管部
39 吐出口
40 弾性支持部
42 ディフューザ部
43 直管部
44 フィルタ
46 自由端側
48 排気管部
49 下部排気管
50 上部排気管
52 屈曲部
53 連通口
54 下部排気流路
55 上部排気流路

Claims (5)

  1. 掃除機本体と、
    前記掃除機本体に収容され、排気口を有する電動送風機と、
    前記排気口に連通され、前記掃除機本体の側部に配置させて前記掃除機本体の略全長に亘って形成された排気管部とを備え、
    前記排気管部は、
    前記掃除機本体の一方の端部に配置された第一排気孔と、
    前記掃除機本体の他方の端部に配置された第二排気孔とを有することを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記電動送風機の排気口は、前記掃除機本体の他方の端部側に偏倚させて配置され、
    前記排気管部は、
    前記電動送風機の排気口に連通され、前記第一排気孔を有する第一排気管と、
    前記第一排気管の途中に連通され、前記第二排気孔を有する第二排気管とから構成されたことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記掃除機本体は、集塵ホースが接続される接続口を有し、
    前記電動送風機の吸気口は、前記接続口に向かい合う位置に配置されたことを特徴とする請求項1または2に記載の電気掃除機。
  4. 前記電動送風機の上方に配置されたコードリール組立を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  5. 前記電動送風機の後方に配置されたコードリール組立を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電気掃除機。
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