JP2005218539A - 電動送風機ユニットおよびこれを内蔵した電気掃除機 - Google Patents

電動送風機ユニットおよびこれを内蔵した電気掃除機 Download PDF

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Abstract

【課題】電動送風機ユニットの排気を浄化し、低騒音で、高効率化を実現すること。
【解決手段】電動機25の回転軸に固定された動翼と、電動機25のフレーム25cの周囲に設置した排気口25hとを有する電動送風機21と、前記フレーム25cの外周に折り線を軸方向に配置し巻着された円筒型のプリーツ状フィルタ22と、前記プリーツ状フィルタ22の外周に配置された防音筒23と、前記電動機25のフレーム25cと前記プリーツ状フィルタ22の間に構成される空気通路の少なくとも一方を閉じる底部22fと、前記防音筒23と前記プリーツ状フィルタ22の間の空気通路と連通した開口部23cとを有した構成とすることにより、排気を浄化し、プリーツ状フィルタ22の吸音効果を増大して騒音を低減した、電動送風機ユニットが実現できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動送風機を内包した吸引型の家庭用の電気掃除機および内蔵された電動送風機に関するものである。
従来、この種の電動送風機およびそれを実装した電気掃除機の低騒音化に関しては防音筒の排気口にフィルタを設置し、コードリール収納室を消音のための空間として利用する方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−95860号公報
この種の電動送風機およびこれを実装した電気掃除機では防音筒の排気口に設置したフィルタは微細塵を濾過するためには圧損が大きくなり掃除機本体に実装した場合はこの損失のために大きな出力を得られない課題を有している。排気口に設置したフィルタの圧損を小さくすれば微塵埃の濾過性能が悪くなり、コードリール室の隔壁にフィルタなどを設置する必要が生じ、消音スペースとして充分な利用ができない課題を有している。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、電動送風機ユニットにコンパクトで低圧損で濾過性能にすぐれたフィルタを設置し、吸音性能に優れしかも低圧損な構成とすることにより、低騒音で高効率な電動送風機ユニットを提供すること、ならびにこの電動送風機ユニットを使用する電気掃除機などの機器の低騒音化をはかることを目的とする。
前記従来の課題を解決するために本発明の電動送風機はフレームの外周に円筒型のプリーツ状フィルタを巻着し更に外側に防音筒を配置したもので、フィルタの面積を大きくすることにより低圧損で濾過性能にすぐれ清浄な排気を得られる。又プリーツ状フィルタに沿って気流が流れることにより、騒音が減衰し低騒音化が実現できる。
本発明の電動送風機ユニットは、排気を清浄化し、気流がプリーツ状フィルタに沿って流れる間に騒音を減衰させ低騒音化が実現できる。又プリーツ状フィルタの圧損を低くでき、高効率化ができる。又電気掃除機に実装した場合は、コードリール室を吸音スペースとして利用できるなど電気掃除機の低騒音化ができる。
第1の発明は、電動機の回転軸に固定された動翼と、電動機のフレームに周囲に設置した排気口とを有する電動送風機と、前記フレームの外周に折り線を軸方向に配置し巻着された円筒型のプリーツ状フィルタと、前記プリーツ状フィルタの外周に配置された防音筒と、前記電動機のフレームと前記プリーツ状フィルタの間に構成される空気通路の少なくとも一方を閉じる底部と、前記防音筒と前記プリーツ状フィルタの間の空気通路と連通した開口部とを有する電動送風機ユニットとすることにより、電動送風機ユニットから排出する空気は清浄化され、プリーツ状フィルタに沿って空気が流れるため騒音が減衰され、清浄な排気で高効率でしかも騒音の小さな電動送風機ユニットが実現できる。
第2の発明は、第1の発明の開口部を防音筒のファンケースよりの側壁に設けた電動送風機ユニットとすることにより、空気通路を長くすることができより低騒音化が実現できる。
第3の発明は、第1の発明の開口部を防音筒の反ファンケース側の底面に設けた電動送風機ユニットとすることにより、より空気通路を長くすることができ低騒音化が実現できる。
第4の発明は、第1〜3のいずれか1つの発明の、プリーツ状フィルタとフレームの間及びプリーツ状フィルタと防音筒の間のどちらか一方あるいは両方に隙間を設けた電動送風機ユニットとすることにより、気流の流れが均一化されより圧損の小さな高効率な電動送風機ユニットを実現できる。
第5の発明は、第1〜4のいずれか1つの発明の電動機のフレームの排気口に対峙したプリーツ状フィルタ部分に吸音材を配置した電動送風機ユニットとすることにより、より吸音効果を大きくでき低騒音化が実現できる。
第6の発明は、第1〜4のいずれか1つの発明のフレームの排気口に対峙したプリーツ状フィルタ部分を不通気にした電動送風機ユニットとすることにより、より空気通路を長くすることができ、低騒音化が実現できる。
第7の発明は、第1〜6のいずれか1つの発明の電動送風機ユニットを内蔵した電気掃除機とすることにより、清浄な排気で高効率でしかも低騒音な電気掃除機を実現できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における電動送風機ユニット20の全体図を示す。電動送風機ユニット20は電動送風機21の周囲に取り付けられた円筒型のプリーツ状フィルタ22とその外周に配置された防音筒23と、電動送風機21のファンケース27の外周に設置され防音筒23を固定し、又電動送風機ユニット20を掃除機本体に防振支持するためのサポートゴム24から構成されている。図2はそれぞれの部品を分解した構成図を示す。
電動送風機21は図3で示すように電動機25とその回転軸25aに固定され複数のブレード26aを有する動翼26と、その周囲に配置されたエアガイド31と、エアガイド31、動翼26を内包したファンケース27からなっている。ファンケース27はブラケット25d外周に固定され、中央には動翼26の空気入り口26bと対峙した吸気口27aが、側面にはバイパス排気口27bが設置されている。電動機25は外殻を構成するフレーム25cおよびブラケット25dと、軸受け25eによりブラケット25d、フレーム25cに支持され回転子25bを固着した回転軸25aと、回転子25bの外周に位置しフレーム25cに固定された固定子25fからなっている。
ブラケット25dには空気連通口25gが設置され、フレーム25cは排気口25hを有している。28は整流子を、29は給電用のブラシを示す。
円筒型のプリーツ状フィルタ22は図1で示すように排気口25hを有した電動機25のフレーム25cの外周と谷部22eの間に隙間32を有して設置されている。円筒型のプリーツ状フィルタ22の形状は図4で示すように、折り線22aで平板のフィルタをプリーツ状に折ることにより山部22b、谷部22eを作り、その後円筒状に形成している。ブラシ29と重なる部分は2個所に凹部22cが設置してある。
防音筒23は図1で示すように、プリーツ状フィルタ22の外周の山部22bの間に隙間33を有して設置される。又、プリーツ状フィルタ22と電動機フレーム25cの間に内側空気通路38が、プリーツ状フィルタ22と防音筒23の側壁23fの間に外側空気通路39が構成される。
防音筒23は図5で示すように円筒形状をしておりファンケース側端部23aは開口し排気口側端部23bは、プリーツ状フィルタ22の端面形状に対応した開口部23cを有した底面23dを有している。23eは底面23dに設置した取り付け孔を示す。
防音筒23は取り付け孔23dを電動機25のハウジング部25iに挿入し、フレーム25cにネジ止めなどで固定し、プリーツ状フィルタ22を挟着する。同時にプリーツ状フィルタの端面形状に対応した形状を有した底面23dで端面22dを隙間無く閉じる。すなわちプリーツ状フィルタ22に底部22fを構成している。底面23dで端面22dを隙間無く閉じるためには発泡ゴムなどの弾性を有したシール材を介在させるか、あるいは接着剤を塗布し接着固定すれば良い。防音筒23のファンケース側端部23aはファンケース27の外周に取り付けたサポートゴム24の外周に圧入し固定している。図6は円筒形のサポートゴム24の形状を示している。
図7はプリーツ状フィルタ22に防音筒を取り付けた状態を示す。仮想的に電動機25を2点鎖線で示す。プリーツ状フィルタ22の電動機排気口25hと対面する部分にはフェルト、不織布、ウレタンフォームなどの多孔質材でできた吸音材35が貼り付けてある。プリーツ状フィルタ22の端面22dは防音筒23の底面23dに接着固定されプリーツ状フィルタ22の底部22fを構成している。本例では防音筒23の内壁にも吸音材36が貼り付けられている。図7では吸音材35はプリーツ状フィルタ22の内側に貼り付けてあるが外側でも良い。
底部22fを有したプリーツ状フィルタ22の構成の方法は上述した例のように防音筒23の底面23dにより構成する他の方法を図8〜図10に示す。図8で示すように成型可能なフィルタ材質でプリーツ状フィルタ44の底部44fを一体に成型する方法、あるいは図9で示すように板状の底部45fを円筒形のプリーツ状フィルタ45の端面45dに貼り付ける方法、あるいは図10で示すように底面46dを有し、側面の断面がプリーツ状をした底部46fを成型によりつくり、円筒形のプリーツ状フィルタ46cと接合する方法などが可能である。側壁46bを有した底部46fを成型で作れば円筒形のプリーツ状フィルタ46cとの接合部46eを簡単に構成することができ、底部46fの側壁46bに円筒形プリーツ状フィルタ46cを挿入固定することができる。
なお、電動機はブラシレスタイプであっても良い。
以上のように構成された電動送風機について以下その動作、作用を説明する。
まず、電動送風機21を駆動すると、吸引力が発生し、気流が図3の矢印37で示すようにファンケース吸気口27aから吸引されエアガイド31を通り、電動機25の空気連通口25gから電動機25内部を通過し排気口25hから排気される。電動送風機21の外周に設置された円筒状プリーツフィルタ22の内側で排気口25hに対面した部分には通気性の悪い吸音材35が貼り付けられているため、図1で示すように排気口25hから排気された主な気流は矢印37で示すようにプリーツ状フィルタ22の内側の内側空気通路38をファンケース27側に流れ、プリーツ状フィルタ22を通過して、微塵埃が濾過されプリーツ状フィルタ22の外側空気通路39を反ファンケース方向に位置する防音筒23の開口部23cに向かって反転して流れる。そして開口部23cから清浄化された空気流が電動送風機ユニット20の外に排出される。
動翼26によって発生する風きり音は、内側空気通路38、外側空気通路39を通過し開口部23cから伝播する間に多孔質材であるプリーツ状フィルタ22自身の吸音効果あるいは、防音筒23やプリーツ状フィルタ22に貼付した吸音材35、36の効果で減衰する。すなわちプリーツ状フィルタ22に沿って流れる距離が大きいためその間に騒音が減衰されやすくなる。プリーツ状フィルタ22の表面積はプリーツ形状により大きく設計することができ、プリーツ状フィルタ自身の吸音効果はその表面積に比例し増大するため、限られた防音筒23の大きさのなかで十分な騒音減衰量が得られる。又吸音効果を良くするためプリーツ状フィルタ材質の密度を大きくしても、プリーツの断面積は十分大きいため全体としてのフィルタの通過圧損を小さくすることができ、流路の損失を小さくすることが可能になる。
電動機25の排気口25hから排気された気流はプリーツ状フィルタ22との間に隙間32を設けておけば全周に広がり内側空気通路38を均一に抵抗なく、流れることができる。もちろん排気口25cを外周に広く分散配置させたり、空気通路を充分に広く確保することができれば隙間32、33を無くして結果として省スペースに設計することは可能である。バイパス排気口27bから伝播する風きり音に関しても外側空気通路39を通過する間に十分減衰される。
図11(a)は吸音効果をさらに高めるために吸音材35をプリーツ状フィルタ22の両側に貼り付けた例を示す。図11(b)は遮音性に優れた遮音部41aとフィルタ性能に優れたフィルタ部41bによってプリーツ状フィルタ41を構成した例であり、電動送風機21の排気口25hから伝播する騒音がプリーツ状フィルタ22を直接透過することを少なくし低騒音化がはかれる。同様の効果は、排気口25hと対峙するプリーツ状フィルタ22の部分に遮音のためのシートを貼り付けることでも実現できる。
図11(c)はプリーツ状フィルタ42を高密度部42aと低密度部42bの二材質から構成した例を示す。排気口25hと対峙する部分は高密度のフィルタ材で構成するため遮音性が高くなり騒音の透過伝播が低減できる。同様な考え方でフィルタの密度を連続的に変化させ、排気口25hと対峙する部分は高密度し、排気口25hから遠ざかるにつれ密度を低く構成することも可能である。
吸音材としては電動機25のフレーム25cの外周に吸音材を貼り付ければ更に吸音効果を高めることができる。
図12は上記電動送風機ユニット20を掃除機本体50に内蔵した例を示す。掃除機本体50はホース、吸口(図示せず)を連結し塵埃が流入する吸引口52と塵埃を分離蓄積する紙袋51を有した集塵室55と、電動送風機ユニット20を内蔵する送風機収納室と、コードリール54を内蔵するコードリール収納室56により構成されている。コードリール収納室にはコード出口57と、連通孔58があり、内部には吸音材59が貼付されている。送風機収納室60には集塵室55側に本体排気口53が設置され、内部には吸音材59が貼り付けられている。
矢印61で示すようにプリーツ状フィルタを通過し十分に浄化された気流が電動送風機ユニット20の開口部23cから排気される。そしてコードリール収納室、送風幾収納室ないで十分に拡散し吸音され本体排気口53から排気される。従来コード出口57にフィルタを設置することは難しいためコードリール収納室56は送風幾収納室60と隔壁62で分離されコード出口57からはできるだけ排気が出ないよう構成されている。コード自身を冷却する必要がある場合は、隔壁62にフィルタを設置しコードリール収納室56内に風を流すように構成した場合もある。いずれにしても、隔壁62や隔壁62に設置されたフィルタの影響でコードリール収納室56内に音が十分拡散せず、従来の構成ではコードリール収納室56を吸音のための空間として利用することは難しい。本例では、防音筒23から排気される気流は十分に清浄であるため隔壁62や隔壁62に設置するフィルタは必要無く、コードリール収納室56を吸音空間として使える。
図13に示すようにコードリールの隔壁を全く取り去り、コードリール54を電動送風機ユニット20に直接取り付ける構成にすれば、省スペースでしかも吸音効果もよくなりさらに低騒音化がはかれる。図13で示す例ではサポートゴムをファンケース27の中央、吸気口27a部分に配置し小型化し更に吸音空間を大きくしている。バネなどの駆動部が収納されているコードリール54の内部にも吸音材などを貼り付けると同時に掃除機本体内部と連通させることによりことにより吸音空間として利用することもできる。
(実施の形態2)
図14は本発明の第2の実施の形態における電動送風機ユニット69の全体図を示す。第1の実施の形態と同一部分は同一番号を付してその説明を省略する。開口部の無い底部70aを有し、側壁70bに排気口70cを設けた防音筒70に電動送風機21が内包され、電動送風機21と防音筒70の間に隙間32、33を有してプリーツ状フィルタ22が配置されている。プリーツ状フィルタの端面22dは山部22b、谷部22e共には防音筒70の底部70aで隙間が無いように塞がれ、プリーツ状フィルタ22の谷部22eのファンケース27側には吸音材72が充填されている。図15はそれぞれの部品を分解した構成図を示す。図16は防音筒70を示す。図17にプリーツ状フィルタ22を取り付けた状態の防音筒70を示す。
以上のように構成された電動送風機について以下その動作、作用を説明する。電動送風機21を駆動し、排気口25hから出た直後の気流は矢印75で示すようにプリーツ状フィルタ22の内側空気通路38をファンケース27側に流れながらプリーツ状フィルタ22を通過し微塵埃が濾過され外側空気通路39を通って防音筒70の排気口70cへと流れる。空気の流れと同時に動翼から発生する騒音は排気口70cから伝播する間にプリーツ状フィルタ22自身の吸音効果、および吸音材72の働きで減衰される。プリーツ状フィルタ22の内側に配置された吸音材72は内側空気通路38を伝播する騒音を吸音するだけでなく、プリーツ状フィルタ22が多孔質で騒音を透過するため外側空気通路を伝播する騒音を吸音する。
吸音材72はプリーツ状フィルタ22の表面に貼り付けても、内側空気通路38に充填してもよい。防音筒70内周、電動機25のフレーム25cの外周に吸音材を貼り付ければ吸音効果が更に良くなることは第1の実施形態で説明した内容と同様である。吸音材72の影響で内側空気通路38のファンケース27側での圧損は大きくなるが、流速が比較的小さな領域でありその影響は小さい。図18で示すように電動機25の排気口25hに対峙する部分のプリーツ状フィルタ22の外側空気通路39に吸音材72を充填すれば排気口25hから出た直後の大きな騒音に対して吸音させることができるため騒音の減衰をより高めることができる。
図19はサポートゴム24をファンケース27の中央、吸気口27a部分に配置し小型化し、防音筒74の内周とファンケース27の外周との間の開口部74cを排気口とした電動送風機ユニット73の構成例を示す。
又、防音筒23の開口部23cを底面と側壁の両方に設置することも可能である。このようにすれば通気の圧損を小さくすることができ、同時に掃除機本体に実装した場合は騒音の干渉のため特定の周波数の騒音を低減することも可能になる。
図20はこの電動送風機ユニット73を電気掃除機本体に実装した状態を示す。第1の実施形態で示した例と同一個所には同一番号を付してその説明を省略する。電気掃除機本体50の本体排気口53をコードリール54側すなわち掃除機本体50の後部に設置している。防音筒74の排気口74Cは、ファンケース27側で本体排気口53からは遠く離れた位置にあるため、本体排気口から伝播する騒音は、掃除機本体50の内側に貼り付けた吸音材59の働きで充分に減衰される。
以上のように本発明にかかる電動送風機ユニットによれば、排気が清浄で騒音が低く、高効率な電動送風機ユニットが実現できるので、送風、冷却、乾燥、吸引を目的とする機器に利用可能である。
(a)本発明の実施の形態1における電動送風機ユニットの一部断面図(b)同、底面から見た図 同、各部品を分解した構成図 (a)同、電動送風機のAAから見た平面断面図(b)同、断面正面図 (a)同、プリーツ状フィルタの正面図(b)同、底面から見た図 (a)同、防音筒の正面図(b)同、底面から見た図 (a)同、サポートゴムの正面断面図(b)同、底面から見た拡大図 (a)同、防音筒にプリーツ状フィルタを設置した状態の断面図(b)同、底面から見た図(c)同、AA部分の拡大断面図 (a)同、プリーツ状フィルタの他の構成例の断面図(b)同、底部の正面図(c)同、底部の底面から見た図 (a)同、プリーツ状フィルタの他の構成例の断面図(b)同、底面から見た図 (a)同、プリーツ状フィルタの他の構成例の断面図(b)同、底部の正面断面図(c)同、底部の底面から見た図 (a)同、プリーツ状フィルタの他の構成例の断面拡大図(b)同、プリーツ状フィルタの他の構成例の断面拡大図(c)同、プリーツ状フィルタの他の構成例の断面拡大図 同、電動送風機ユニットを実装した電気掃除機の断面図 同、他の構成例を示す電気掃除機の断面図 (a)本発明の実施の形態2における電動送風機ユニットの一部断面図(b)同、底面から見た図 同、各部品毎に分解し示した構成図 (a)同、防音筒の正面図(b)同、底面から見た図 (a)同、防音筒にプリーツ状フィルタを設置した状態の平面図(b)同、断面図 (a)同、防音筒にプリーツ状フィルタを設置した状態の他の構成例を示す平面図(b)同、断面図 (a)同、他の構成例の電動送風機ユニットの一部断面図(b)同、底面から見た図 同、電動送風機ユニットを実装した電気掃除機の断面図
符号の説明
20、73 電動送風機ユニット
21 電動送風機
22、41、42、44、45、46c プリーツ状フィルタ
22f 底部
23、70、74 防音筒
23c、70c、74c 開口部(防音筒排気口)
23d 底面
25 電動幾
25a 回転軸
25c フレーム
25h 排気口
26 動翼
27 ファンケース
32、33 隙間
35、36、59、72 吸音材
50 電気掃除機本体
54 コードリール

Claims (7)

  1. 電動機の回転軸に固定された動翼と、電動機のフレームに周囲に設置した排気口とを有する電動送風機と、前記フレームの外周に折り線を軸方向に配置し巻着された円筒型のプリーツ状フィルタと、前記プリーツ状フィルタの外周に配置された防音筒と、前記電動機のフレームと前記プリーツ状フィルタの間に構成される空気通路の少なくとも一方を閉じる底部と、前記防音筒と前記プリーツ状フィルタの間の空気通路と連通した開口部とを有する電動送風機ユニット。
  2. 開口部を防音筒のファンケースよりの側壁に設けた請求項1に記載の電動送風機ユニット。
  3. 開口部を防音筒の反ファンケース側の底面に設けた請求項1に記載の電動送風機ユニット。
  4. プリーツ状フィルタとフレームとの間、及びプリーツ状フィルタと防音筒との間の、どちらか一方あるいは両方に隙間を設けた請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動送風機ユニット。
  5. フレームの排気口に対峙したプリーツ状フィルタ部分に吸音材を配置した請求項1〜4のいずれか1項に記載の電動送風機ユニット。
  6. フレームの排気口に対峙したプリーツ状フィルタ部分を不通気にした請求項1〜4のいずれか1項に記載の電動送風機ユニット。
  7. 請求項1〜6記載のいずれかの電動送風機ユニットを内蔵した電気掃除機。
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