JP2023100223A - 電気掃除機 - Google Patents

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貴裕 渡部
Takahiro Watabe
敦史 倉田
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Abstract

【課題】掃除残りの低減と大きなごみの吸引が可能な電気掃除機を提供する。【解決手段】本発明は、掃除機本体2、ホース3、操作管4、延長管5、および吸込具6を備え、吸込具6は、第1の吸口6iを有し、掃除機本体2は、電動送風機15と集塵部19と第2の吸口21eとを有し、第2の吸口21eは掃除機本体2の下面に備えられている。そして、第2の吸口21eは、掃除機本体2の前方に備えられていると好ましい。【選択図】図1

Description

本発明は、電気掃除機に関する。
家庭で用いられる電気掃除機に係る技術として、下記の特許文献1、2がある。
特許文献1には、通常の第1の吸気口に加えて、本体上部に第2の吸気口を有する電気掃除機が開示されている。この電気掃除機は、掃除動作によって床面から空気中に舞い上がった微小な浮遊物を第2の吸気口で吸引することで空気清浄機としての機能を有している。
特許文献2に記載の自動掃除機は、複数の吸引口を有し、それぞれ独立したダクトが設けられている。複数の吸引口、ダクトに手作業用の掃除用具や自動掃除用の掃除用具が取り付けられることで、自動掃除しつつ必要に応じて手作業での掃除が可能な構成を有している。これにより、効率的な手作業での掃除が可能な自動掃除機が実現されている。
特開2011-120955号公報(図2、図4、段落0011、0012等) 特開平7-929号公報(図1、図2等、段落0007、0008等)
特許文献1に記載の技術においては、上部に第2の吸気口を有することで大気に浮遊したごみの吸引を可能としているが、第1の吸気口による掃除後に床面の掃除残りが発生してしまうという課題があった。
また、従来、近年の吸口小型化のトレンドから、回転ブラシと吸口ケースの隙間で形成される吸口は狭いものが多くなっている。多くの吸口はじゅうたんなどの奥のごみをかきだす回転ブラシがついており、かつ吸口の小型化がトレンドなので、吸口の流路が回転ブラシで狭くなり、大きなごみが引っかかってしまう。その場合、使用者が引っかかったごみを取り除く必要がある
加えて、特許文献1、2に記載の技術においては、通常の掃除機ヘッドの回転ブラシとケース体との隙間(吸口)より大きなごみが床面にあった場合に、上手く吸引できない。或いは、大きなごみを吸引できたとしても掃除機ホースを破損させたり、詰まらせたりしてしまうという課題があった。例えば、紙ごみ、紙屑、固めのもの、お菓子の包み紙、大きめの埃等が吸えない場合がある。
本発明は上記実状に鑑み創案されたものであり、掃除残りの低減と大きなごみの吸引が可能な電気掃除機の提供を目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の電気掃除機は、掃除機本体、ホース、操作管、延長管、および吸込具を備え、前記吸込具は、第1の吸口を有し、前記掃除機本体は、電動送風機と集塵部と第2の吸口とを有し、前記第2の吸口は前記掃除機本体の下面に備えられている。
本発明によれば、掃除残りの低減と大きなごみの吸引が可能な電気掃除機を提供することができる。
本発明の実施形態1に係る電気掃除機全体の外観斜視図。 掃除機本体の分解斜視図。 掃除機本体においてダストケースカバーを開けた状態の斜視図。 掃除機本体の前面図。 掃除機本体の下面図。 掃除機本体の収納状態を示す図。 掃除機本体の背面図。 上ケースの上面図。 掃除機本体の縦断面図。 掃除機本体内の吸引空気の風路を表す縦断面図。 第2の吸口、床面周辺部を側方から見た概念的断面図。 第2の吸口周辺部を前方から見た概念的前面図。 実施形態2の第2の吸口、床面周辺部を側方から見た概念的断面図。 実施形態2の第2の吸口、床面周辺部を前方から見た概念的前面図。 実施形態2の掃除機本体を前方から見た前面図。 実施形態2の掃除機本体の前下部を側方から見た側断面図。 実施形態3の掃除機本体においてダストケースカバーを開けた状態の斜視図。 実施形態3の掃除機本体の下面図。
以下、本発明に係る実施形態について適宜図面を参照して説明する。
なお、本発明は以下の実施形態の内容に限定されるものではなく、本発明の特許請求の範囲内において適宜変更して実施可能である。
<<実施形態1>>
図1に、本発明の実施形態1に係る電気掃除機1の全体の外観斜視図を示す。
実施形態1の電気掃除機1は、掃除機本体2、ホース3、操作管4、延長管5、および吸込具6を備えている。
ホース3の一方端は、掃除機本体2に接続され、他方端は操作管4の一端に接続されている。
操作管4は、ユーザが操作する手元操作スイッチを有するグリップ4aを備えている。
延長管5は、外管5aと内管5bとを摺動させて伸縮自在である。
<第1の吸口6i>
吸込具6には、回転ブラシ6bと第1の吸口6iが設けられている。床面Y上の塵埃は、回転ブラシ6bの回転によって、第1の吸口に掻き込まれ電動送風機15(図8参照)の駆動によって延長管5内に吸い込まれる。
第1の吸口6iは、ホース3や掃除機ヘッドの吸込具6からなり、ユーザが自在に操作して床面Yの塵埃を吸引することができる。
図2に、掃除機本体2の分解斜視図を示す。
掃除機本体2は、集塵部19が紙パック式である。掃除機本体2は、下ケース11、上ケース12、ダストケースカバー13を備えている。
下ケース11は、掃除機本体2の下部の外郭を構成する。下ケース11は、PP(Polypropylene)樹脂などの合成樹脂製である。下ケース11は、上部が略矩形状に開口した凹部11aを有している。凹部11aには、電動送風機15(図8参照)、電動送風機15を収納するケース16、コードリール17、制御基板18を収容している。
電動送風機15は、電気掃除機1の吸引力を発生させる。
コードリール17は、コンセントに接続され、電気掃除機1に電源を供給する電源コード17bが巻かれる。
制御基板18は、電動送風機15を制御する。
また、下ケース11は、前後方向の略中央より後側に電動送風機15、コードリール17および制御基板18が配置される一方、前後方向の略中央より前側に集塵部19が配置されている。集塵部19は、電動送風機15の吸引力で集塵した塵埃を収容する。
電動送風機15(図8参照)は右側に配置され、コードリール17は左側に配置されている。
制御基板18は、電動送風機15を収容しているケース16の上部に配置されている。
図3に、掃除機本体2においてダストケースカバー13を開けた状態の斜視図を示す。
集塵部19の上縁部には、環状に蓋パッキン19aが取り付けられている。なお、図3では、未使用の紙パック22が収容された状態を示している。
図2に示す上ケース12は、電動送風機15(図8参照)、コードリール17および制御基板18の上側全体を覆う形状を有し、下ケース11に固定されている。
上ケース12は、PP(Polypropylene)樹脂などの合成樹脂製の材料で形成されている。
上ケース12の上部には、コードリール17の電源コード17bを巻き取る際に押圧される巻取ボタン23が設けられている。
ダストケースカバー13は、掃除機本体2の上部の外郭の一部を構成し、主に集塵部19の上部を開閉する。ダストケースカバー13は、外面13aに凹凸の無い面によって上向きに凸状にABS樹脂などの合成樹脂製の材料で形成されている。
図3に示すように、ダストケースカバー13の裏面には、集塵部19の蓋パッキン19aに沿って突出するリブ13bが形成されている。また、ダストケースカバー13の裏面には、ホース口21の前端と係合してロックされるロック部材13cが前下部に設けられている。
上ケース12の上部には、ダストケースカバー13を回動自在に支持するヒンジ部12bが形成されている。ダストケースカバー13は、鉛直方向上向きとなるまで開放するように構成されている。
集塵部19は、ホース口21に形成されたホース接続口21bと連通するとともに、電動送風機15(図8参照)が収納される空間とフィルタ19bを介して連通している。
ホース口21は、本体を持ち運びする際に把持するハンドル部21aと掃除機本体を収納する際に延長管5の外管5a(図1参照)に設けられたフック部5c(図5参照)を係合するパイプフック部21cが一体に形成されている。
<掃除機本体2>
図4Aに、掃除機本体2の前面図を示す。
図4Bに、掃除機本体2の下面図を示す。
ハンドル部21aの外周には、ハンドルを把持した際の握り易さと意匠性を高めるために、ハンドルカバー24が固定されている。
図4Bに示すように、掃除機本体2の下面を形成する下ケース11の前部とホース口21の下部で第2の吸口21eが構成される。つまり、掃除機本体2の前下面には、第2の口21eが設けられている。
第2の吸口21eは、左右方向に長く前後方向に短い寸法を有している。第2の吸口21eの開口面積は、第1の吸口6iの回転ブラシ6bを除く開口面積より大きく形成されている。また、第2の吸口21eに続く流路21r(図8参照)の最小断面積は、第1の吸口6iに続く延長管5、操作管4、ホース3に形成される流路の最小面積より大きい。
これにより、第2の吸口21eにより、第1の吸口6iで吸えない大きさのごみを吸うことができる。
第2の吸口21eは、第1の吸口6iで吸い込めなかった大きなごみを吸引する。例えば、第1の吸口6iで引っ掛かる紙ごみ、紙屑、固めのごみ、お菓子の包み紙、大きめの埃等である。
図6に、掃除機本体の背面図を示す。
上ケース12は、接続プラグ17cが引き出されるプラグ引出口12eを有している。
下ケース11の後部左右側面には、大径の車輪20a,20aが回転自在に取り付けられている。また、下ケース11の前下面には、向きを変えることができる車輪20bが取り付けられている。
下ケース11の背面には、排気口11a2が形成され、複数本のスリット状の孔11a1を有し、互いに平行に配置されている。また、排気口11a2は、排気が上方へ排気されるように、水平面から後部上方へ向かった角度を持った貫通穴で形成されている。
なお、本実施形態では、紙パック式の電気掃除機1を例に挙げて説明するが、サイクロン式の電気掃除機にも適用することができる。
図7に、上ケース12の上面図を示す。
上ケース12は、前端部と略中央の左右両端および後端部の略中央に、下ケース11にねじ固定するためのねじ挿通孔12cが形成されている。
上ケース12には、運転モードやお手入れを使用者に知らせるための表示窓部14a,14aを有するLEDシート14が貼りつけられている。
表示窓部14a,14aは楕円形状を呈し、透明またはメジウム印刷などにより、光が透過する。これにより、表示部に透明樹脂部品を配置しなくとも、表示窓部14aを通してLEDの表示を視認できる。
更に、上ケース12の略中央部には、上ケース12の全幅に亘って湾曲したカバー部材25が取り付けられている。また、カバー部材25には、意匠性を高めるカザリシート26が貼りつけられている。
図8に、掃除機本体2の縦断面図を示す。
電動送風機15は、前側を環状の防振ゴム15aを介して、下ケースの保持リブ11c上に設置されている。
電動送風機15の後側は、防振ゴム15bを介して合成樹脂製のケース16の凹部16aにて保持されている。
ケース16は、下ケース11内に嵌合し固定されている。これにより、騒音の発生源となる電動送風機15の振動を前後の防振ゴム15a、15bにより吸収し、直接掃除機本体2の外郭のケース16へ伝播することを防いでいる。
電動送風機15の開口部15cと集塵部19とは、円環リブ11dにより、連通するように、密閉されている。
ケース16の下側後方には前方に向かって低くなる傾斜リブ11bが複数配置されている。また、ケース16の下側には騒音を低減する吸音材30が敷かれている。
吸音材30の一部は、傾斜リブ11bに乗り上げるように設置されている。
前記したように、図5に示す下ケース11の背面には11a2が設けられ、電動送風機15から排気された空気が機体外へ排出される。
傾斜リブ11bと吸音材30により、ケース16と下ケース11の間から直接排気口11a2へ向かう空気の流れを抑制し、掃除機本体2内を迂回させることにより、騒音を低減している。なお、傾斜リブを設けず、吸音材30を備える下部全面に傾斜を付ける構成としてもよい。
<第2の吸口21eと流路21r>
前記したように、下ケース11の前部とホース口21の下部で第2の吸口21eが構成される。つまり、掃除機本体2の前下面には、第2の吸口21eが設けられている。ちなみに、第2の吸口21eが床面Yに対して平行であれば、第2の吸口21eが床面Yに正対していることとなる。第2の吸口21eが床面Yに正対している場合と正対していない場合とを比べると、正対している方(並行である方)が床面Yに落ちているごみ等を吸引しやすい。なお、床面Yに平行は、厳密に平行であることを要求するものではない。第2の吸口21eの形状は矩形に限定されない。
図8に示すように、第2の吸口21eからホース接続口21bまで、第2の吸口21eで吸い込んだ紙屑等を含む空気が送られる流路21rが形成されている。
第2の吸口21eの専用の流路21rは、電気掃除機1における下ケース11とホース接続口21bで構成される空間部分に設けられている。
第2の吸口21eからホース口21までの流路21rは、図1に示す第1の吸口6iからホース接続口21bまでの流路よりも断面積が大きく形成されている。つまり、流路21rの最小断面積は、第1の吸口6iからホース接続口21bまでの流路の最小断面積より大きく形成されている。
そのため、小さ目の塵埃は図1に示す吸込具6の第1の吸口6iから吸引され、大き目の紙ごみ等は下ケース11の前下面の第2の吸口21eから吸引される。第1の吸口6iから吸引されたごみ等も第2の吸口21eから吸引されたごみ等も、それぞれホース接続口21bを経由して、集塵部19に達する。
<掃除機本体2内の吸引空気の流れ>
図9に、掃除機本体2内の吸引空気の風路を表す縦断面図を示す。
図1に示す掃除機ヘッドの吸込具6の第1の吸口6iから吸引された塵埃を含む空気は、ホース3を通過し、ホース口21(ホース接続口21b)に到達する(図9の矢印α11)。
そして、ホース口21に到達した塵埃を含む空気(図9の矢印α12)は、集塵部19(紙パックであったら集塵フィルタ19f)を通過し(図9の矢印α13)塵埃が除去され、電動送風機15、排気口11a2の順に進み(図9の矢印α14)、塵埃が除去された空気が排気口11a2から排出される。
一方、第2の吸口21eから吸引された紙屑等を含む空気は、流路21rを通ってホース口21(ホース接続口21b)に到達する。
ホース口21(ホース接続口21b)にて、第1の吸口6iからの塵埃を含む吸引空気と、第2の吸口21eからの紙屑等を含む吸引空気とが合流する。つまり、一つの集塵部19にごみを集めるために、ホース口21(ホース接続口21b)にて、複数の第1の吸口6i、第2の吸口21eからの吸引空気が合流する。
これにより、吸口(第1の吸口6i、第2の吸口21e)が二つあるが、集塵フィルタ19fを備える集塵部19を複数設けるのではなく、単数で済む。
その後、第2の吸口21eから吸引された紙屑等を含む空気は、ホース口21(ホース接続口21b)から、第1の吸口6iから吸引された塵埃を含む空気とともに、集塵部19(紙パックであったら集塵フィルタ19f)を通過し(図9の矢印α13)紙屑、塵埃等が除去され、電動送風機15、排気口11a2の順に進み(図9の矢印α14)、紙屑、塵埃等が除去された空気が排気口11a2から排出される。
<第2の吸口21e>
図8に示す第2の吸口21eは、掃除機本体2の前方下部に設けられている。これにより、第2の吸口21eの風路を、第1の吸口6iの風路と合流させ、風路の構成を簡略にしている。
ユーザによる掃除動作時に、掃除機本体2が移動することで第1の吸口6iを用いて、床面Yの塵埃を吸引する。
ユーザの第1の吸口6iの操作によって塵埃を吸引するが、掃除残りが発生することがある。
このような掃除残りを掃除機本体2に設けられた第2の吸口21eが吸引することで掃除残りを低減し、清掃効率を向上することができる。
また、第2の吸口21eは第1の吸口6iよりも、ごみ等が通る開口面積や流路が大きくなっている。
そのため、近年の掃除機業界のトレンドである吸口の小型化によって、吸引することができなかった大きなごみを第2の吸口21eで吸引することができる。これにより、第1の吸口6iのつまりやホース3のつまり及び破損を防ぐことが可能となる。
従って、電気掃除機1のお手入れ性や清掃効率が向上する。
さらに、大きなごみは、第1の吸口6iである掃除機ヘッドの吸込具6にある回転ブラシ6bに絡みやすい。絡みつくと回転ブラシ6bを回転駆動する回転モータ(図示せず)に大きな負荷がかかり故障の原因となる。第2の吸口21eを設けることでこのような故障を未然に防ぐことができる。
上記実施形態1の電気掃除機1によれば、第1の吸口6iによる掃除と同時に第2の吸口21eによって床面Yの塵埃の吸引が可能となる。
また、第1の吸口6iでは吸引できなかった第1の吸口6iよりも大きなごみを吸引することが可能となる。
これにより、第1の吸口6iによる掃除と同時に第2の吸口21eによって床面Yの塵埃、紙くず等の吸引が可能となる。
また、第1の吸口6iでは吸引できなかった第1の吸口6iよりも大きなごみを第2の吸口21eで吸引することが可能となる。そのため、掃除残りを効率的に減らすことができる。
床面Yの掃除残りの効率的な低減や大きなごみの効率的な吸引によって、掃除効率向上やお手入れ性が向上する電気掃除機1を提供することが可能となる。
<<実施形態2>>
図10Aに第2の吸口21e、床面Y周辺部を側方から見た概念的断面図を示し、図10Bに第2の吸口21e周辺部を前方から見た概念的前面図を示す。
実施形態1において第1の吸口6iと第2の吸口21eとを設けることで、吸口(6i、21e)の面積が大きくなり、第2の吸口21eでの吸引力f1が低下してしまう可能性がある。そのため、ごみkが吸引できないおそれがある。
図11Aに、実施形態2の第2の吸口21e、床面Y周辺部を側方から見た概念的断面図を示し、図11Bに、実施形態2の第2の吸口21e、床面Y周辺部を前方から見た概念的前面図を示す。
そこで、実施形態2では、第1の吸口6iと第2の吸口21eとを設ける場合の吸引力を高める工夫として、壁部21kを設けている。
図12に、実施形態2の掃除機本体2Aを前方から見た前面図を示し、図13に、実施形態2の掃除機本体2Aの前下部を側方から見た側断面拡大図を示す。
実施形態2では、第2の吸口21eを形成する四辺から床面Y方向に壁部21kを伸ばし、第2の吸口21eと床面Y間で形成される空間を狭め、吸引力を向上させている。
壁部21k以外の構成は、実施形態1と同じであるから、同一の構成要素には同一の符号を付して示し、詳細な説明は省略する。
壁部21kは、前方の前壁部21k1と左右の一対の側壁部21k2、21k2と後方の後壁部21k3を有している。
この際、第2の吸口21eによって大きなごみを吸うことが本発明の課題であるため、第2の吸口21eの前方側の端部から床面Y方向に延びる前壁部21k1は、短く設定する。
その他の側壁部21k2と後方の21k3壁に関しては、床面Yに接しない程度の長さとすることで、吸引力を向上させている。
ここでは、前壁部21k1と一対の側壁部21k2は床面Yに近づくような同じ長さで形成し、後壁部21k3は床面Yに近づくような最も長い長さで形成している。
つまり、前壁21k1、側壁21k2は短めに形成され、後壁21k3は長めに形成されている。
後壁部21k3を最も長い長さにすることで、第2の吸口21eのごみk(図11B参照)の吸込みを阻害することなく、吸引力を向上できる。
実施形態2によれば、第2の吸口21eの周囲に壁部21kを形成したので、第2の吸口21e廻りの床面Yまでの距離、空間が狭まり、第2の吸口21eの吸込み力を向上できる。
<<実施形態3>>
図14に、実施形態3の掃除機本体2Bにおいてダストケースカバー13を開けた状態の斜視図を示す。
図15に、実施形態3の掃除機本体2Bの下面図を示す。
実施形態3の掃除機本体2Bは、2つの第2の吸口21e1、21e2(図15参照)を設けた場合である。第2の吸口21e1、21e2例外の構成は、実施形態1と同様であるから、同一の構成要素には同一の符号を付して示し、詳細な説明は省略する。
実施形態3の掃除機本体2Bは、掃除機本体2Bの下面の前両側部に一対の第2の吸口21e1を設けられる。つまり、掃除機本体2Bの下ケース11の下面の前両側部に一対の矩形状の第2の吸口21e1が設けられる。矩形状の第2の吸口21e1は、図15に示す下面視で左右対称に形成されている。第2の吸口21e1からホース口21まで、図13の流路21rと同様な流路(図示せず)が形成されている。
図15に示すように、第2の吸口21e1は、それぞれ前後方向に長く、左右方向に短い寸法を有する長方形状に形成されている。
図14に示すように、第2の吸口21e1を形成する4辺から床面Yに向けて、壁部21wが立設されている。
図15に示すように、壁部21wは、前壁部21w1、前側壁部21w2、後側壁部21w3、後壁部21w4を有している。
掃除機本体2Bは、前方に移動されることから、前壁部21w1、前側壁部21w2、後壁部21w4はそれぞれ床面Yに向けて短い同じ長さに形成されている。
後側壁部21w3は、床面Yに向けて、前壁部21w1、前側壁部21w2、後壁部21w4より長い長さに形成されている。
実施形態3によれば、掃除機本体2Bの下面に第2の吸口21e1が複数設けられるので、床面Yの広い領域の大きなごみ等を掃除できる。
また、第2の吸口21e1の周囲に壁部21wが形成されるので、第2の吸口21e1の吸引力が向上する。
<<その他の実施形態>>
1.前記実施形態では、第2の吸口21eは掃除機本体2の下面前方に設ける場合を例示したが、第2の吸口は掃除機本体2の下面前方以外の下面側方、下面後方、下面中央など、様々な位置に設けることが可能である。第2の吸口設ける位置によって、流路のための空間を掃除機本体2に設ける必要がある。
2.前記実施形態では、第2の吸口21e、21e1が矩形の形状をもつ場合を挙げたが、第2の吸口21e、21e1の形状はその他の任意の形状でもよい。
3.前記実施形態で説明した第2の吸口21eの大きさ、形状および流路21rとは、実施形態で説明した以外の構成を選択できる。
4.前記実施形態で説明した第2の吸口21eの数は3つ以上としてもよい。
5.本発明は、前記した実施形態、変形例の構成に限られることなく、添付の特許請求の範囲内で様々な変形形態、具体的形態が可能である。
1 電気掃除機
2 掃除機本体
3 ホース
4 操作管
5 延長管
6 吸込具
6b 回転ブラシ
6i 第1の吸口
15 電動送風機
19 集塵部
21 ホース口
21e 第2の吸口
21k 壁部
21k1 前壁部(その他の壁部)
21k2 側壁部(その他の壁部)
21k3 後壁部
21r 流路(第2の吸口からの流路)
21w1 前壁部
21w2 前側壁部
21w3 後側壁部
21w4 後壁部

Claims (10)

  1. 掃除機本体、ホース、操作管、延長管、および吸込具を備え、
    前記吸込具は、第1の吸口を有し、
    前記掃除機本体は、電動送風機と集塵部と第2の吸口とを有し、
    前記第2の吸口は前記掃除機本体の下面に備えられている
    ことを特徴とする電気掃除機。
  2. 請求項1に記載の電気掃除機において、
    前記第2の吸口は、
    前記掃除機本体の前方に備えられている
    ことを特徴とする電気掃除機。
  3. 請求項1に記載の電気掃除機において、
    前記第2の吸口の開口面積は、
    前記第1の吸口の回転ブラシを除く開口面積より大きい
    ことを特徴とする電気掃除機。
  4. 請求項1に記載の電気掃除機において、
    前記第2の吸口に続く流路の最小断面積は、
    前記第1の吸口に続く流路の最小面積より大きい
    ことを特徴とする電気掃除機。
  5. 請求項1に記載の電気掃除機において、
    前記壁部は、前方の前壁部がその他の壁部よりも下方に延びる長さが短く形成されている
    ことを特徴とする電気掃除機。
  6. 請求項5に記載の電気掃除機において、
    前記壁部は、後方の後壁部がその他の壁部よりも下方に延びる長さが長く形成されている
    ことを特徴とする電気掃除機。
  7. 請求項1に記載の電気掃除機において、
    前記第2の吸口は、
    前記掃除機本体の前側方に複数備えられている
    ことを特徴とする電気掃除機。
  8. 請求項7に記載の電気掃除機において、
    前記第2の吸口の周囲に下方に延びる壁部が形成され、
    前記壁部は、前壁部と前側壁部のそれぞれの下方に延びる長さが、後壁部と後側壁部の長さより短い
    ことを特徴とする電気掃除機。
  9. 請求項1に記載の電気掃除機において、
    前記第1の吸口からの流路と前記第2の吸口からの流路とは、ホース口で合流している
    ことを特徴とする電気掃除機。
  10. 請求項1に記載の電気掃除機において、
    前記第2の吸口は、複数設けられている
    ことを特徴とする電気掃除機。
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