JPH1021068A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH1021068A
JPH1021068A JP16950096A JP16950096A JPH1021068A JP H1021068 A JPH1021068 A JP H1021068A JP 16950096 A JP16950096 A JP 16950096A JP 16950096 A JP16950096 A JP 16950096A JP H1021068 A JPH1021068 A JP H1021068A
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JP
Japan
Prior art keywords
memory card
program
ram
memory
microcomputer
Prior art date
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Pending
Application number
JP16950096A
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English (en)
Inventor
Ichiro Ogata
一郎 小方
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH1021068A publication Critical patent/JPH1021068A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部に記憶されたプログラムの内容更新を高
速且つ容易に行うことができる電子機器を提供する。 【解決手段】 プログラムを記憶保持したメモリカード
9の着脱が可能なメモリカード挿入口と、メモリカード
挿入口に挿入されたメモリカード9と機器内部とを電気
的に接続するメモリカード入出力回路10と、プログラ
ムを記憶する電気的消去及び書込可能なEEPROM8
と、EEPROM8に記憶されたプログラムを退避させ
るRAM7と、メモリカード入出力回路10を介してメ
モリカード9からプログラムを読み出し、EEPROM
8へ書き込むマイクロコンピュータ6とを具備する。 【効果】 特別な設備や煩雑な作業が不要であり、機器
内部のメモリに記憶されたプログラムの内容更新を高速
且つ容易に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器に関する
ものであり、特に、機器内部のメモリに記憶されたプロ
グラムの内容更新が可能な電子機器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器に内蔵されたマイクロコ
ンピュータの動作に必要なプログラムを記憶保持するメ
モリとしては、EPROM(Erasable Programmable Re
ad Only Memory)が多用されているが、電子機器の機能
変更や機能追加等の必要がある場合には、このEPRO
Mに記憶されているプログラムの内容更新(以下、バー
ジョンアップとも表記する)が以下の手順で行われる。
まず、一旦電子機器内部のソケットからEPROMを抜
き取り、ROMイレーサ(紫外線照射装置)により従来
のプログラムを消去する。次に、ROMライタ(書き込
み機)を用いて新規のプログラムをEPROMに書き込
み、再び元のソケットに差し込むというものである。こ
れらの作業は、煩雑であり、電子機器1台当たりに数分
から数十分の時間を要するので、特に大量の電子機器の
バージョンアップを行う際には、非常に手間と時間がか
かるものであった。また、ROMイレーサとROMライ
タという特別な設備を必要とし、作業場所にも制約が生
じる。
【0003】この問題の対策として、特開平4−274
577号公報には、EPROMに代えて電気的消去及び
書込が可能な不揮発性メモリを用い、SCSI(Small
Computer System Interface )やRS−232C等の通
信回線を介して新規のプログラムを外部から読み込み、
不揮発性メモリに書き込むことにより、不揮発性メモリ
を装着したままの状態で、バージョンアップを可能とし
た電子機器が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
電子機器においても、バージョンアップの際には外部に
パソコン端末等が必要となる上、特に、通信回線にRS
−232Cを用いてバージョンアップを行う場合、通信
速度の関係から、例えばデータ量512Kbyte のプログ
ラムの更新には数分間かかり、バージョンアップ作業の
高速化という問題点は解決されない。従って、本発明の
目的は、機器内部のメモリに記憶されたプログラムの内
容更新を高速かつ容易に行うことができる電子機器を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、プログラム
を記憶保持したメモリカードの着脱が可能なメモリカー
ド挿入口と、メモリカード挿入口に挿入されたメモリカ
ードと機器内部とを電気的に接続するメモリカード入出
力回路と、プログラムを記憶する電気的消去及び書込可
能な不揮発性メモリ(EEPROM)と、不揮発性メモ
リに記憶されたプログラムを退避させる揮発性メモリ
(RAM)と、メモリカード入出力回路を介してメモリ
カードからプログラムを読み出し、不揮発性メモリへ書
き込むマイクロコンピュータとを具備することによって
達成される。
【0006】上記構成の電子機器によれば、不揮発性メ
モリに記憶されているプログラムの内容更新を行う場
合、メモリカード挿入口へ新規のプログラムを記憶保持
したメモリカードを挿入し、メモリカード入出力回路を
介してメモリカードからプログラムを読み出し、不揮発
性メモリの所定のアドレスへ書き込むことにより、不揮
発性メモリの内容を容易に書き換えることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0008】図1は本発明の電子機器の実施の形態例を
示す外観正面図である。ここでは、電子機器としてビデ
オテープレコーダ(以下、VTRと省記する)の操作パ
ネルを例に挙げ説明を行う。VTR1の正面には、テー
プ挿入口や各種調整つまみ,インジケータ等が配置され
ている。また、VTR1の正面下部には、VTR1の再
生、記録、編集等の各種操作を行う操作パネル2が装着
されており、VTR1と電気的に接続されている。この
操作パネル2は、VTR1と別体であり、延長ケーブル
等を用いてVTR1と電気的に接続される構成であって
もよい。操作パネル2の正面には、メモリカード9が着
脱されるメモリカード挿入口3と、各種情報が表示され
る表示部4と、オペレータが入力操作を行う入力キー5
とを有している。
【0009】図2は操作パネル2の構成を示すブロック
回路図である。操作パネル2は、操作パネル2全体の制
御を行うマイクロコンピュータ6と、RAM7と、電気
的消去及び書込が可能な不揮発性メモリ、いわゆるEE
PROM(Electrically Erasable Programmable Read
Only Memory )8と、メモリカード9と操作パネル2と
を電気的に接続するメモリカード入出力回路10と、V
TR1と操作パネル2とを電気的に接続するVTRイン
タフェース回路11と、入力キー5と、入力キー5で入
力された制御情報を電気信号に変える入力キーインタフ
ェース回路12と、表示部4と、表示部4を駆動する表
示部ドライバ13とから構成されている。これらの各要
素は、マイクロコンピュータ6の信号バス14により電
気的に接続されている。
【0010】EEPROM8には、操作パネル2の制御
プログラムが記憶されている。ここで、制御プログラム
とは、VTR1の電源ON直後にマイクロコンピュータ
6が実行する起動プログラムやマイクロコンピュータ6
がメモリカード入出力回路10や表示部ドライバ13等
を動作させるのに必要なプログラムを指す。メモリカー
ド9には後述する方法により、操作パネル2の制御プロ
グラムが記憶保持されており、メモリカード挿入口3に
メモリカード9を挿入すると、メモリカード入出力回路
10によりメモリカード9及び操作パネル2間での情報
の入出力が可能となる。マイクロコンピュータ6は、V
TR1の電源ON直後、EEPROM8の制御プログラ
ムの起動プログラムに従って、EEPROM8内に記憶
されている全ての制御プログラムをRAM7へコピーし
て退避させ、それ以降の操作パネル2の制御をRAM7
に書き込まれた制御プログラムを参照して行うようにな
されている。なお、EEPROM8に記憶されている全
ての制御プログラムをRAM7へ退避させるのではな
く、起動プログラムを除いた一部の制御プログラムを退
避させてもよい。
【0011】次に、上記のように構成された操作パネル
の動作について図3に示すフローチャートを参照して説
明する。図3中、SPは各ステップを示している。ま
ず、入力キー5からEEPROM8に記憶されている制
御プログラムの内容更新が指示されたかが判断され(S
P1)、指示された場合は、メモリカード挿入口3にメ
モリカード9が挿入されたかが判断される(SP2)。
メモリカード9が挿入された場合は、マイクロコンピュ
ータ6は、メモリカード入出力回路10を介してメモリ
カード9に記憶保持されている新規の制御プログラムを
読み出し、EEPROM8の所定アドレスに順次書き込
んでいく(SP3)。EEPROM8への書き込みが終
了すると(SP4)、EEPROM8に書き込まれた新
規の制御プログラムの内容がメモリカード9の内容と一
致するかが判断され(書き込みベリファイ)(SP
5)、一致した場合にEEPROM8の内容更新が完了
となる(SP6)。一致しない場合は、内容更新エラー
となり(SP7)、最初からやり直す。
【0012】内容更新が完了すると、表示部4に内容更
新完了のメッセージ、例えば「電源を一旦OFFし、再
度ONした時点から新規の制御プログラムが有効になり
ます」等が表示される(SP8)。なお、以上の動作の
間、マイクロコンピュータ6は、RAM7に記憶されて
いる従来の制御プログラムに従って制御を行っている。
そして、オペレータがVTR1の電源を一旦OFFする
(SP9)ことにより、この従来の制御プログラムは消
去され、SP3でEEPROM8に書き込まれた新規の
制御プログラムは記憶保持されたままとなる。オペレー
タが再度電源をONすると(SP10)、上述したよう
に、マイクロコンピュータ6はEEPROM8の起動プ
ログラムに従い、EEPROM8に記憶されている制御
プログラムをRAM7にコピーして退避させ(SP1
1)、マイクロコンピュータ6が参照するプログラムを
RAM7に退避させた制御プログラムに切り替えること
により(SP12)、新規の制御プログラムによる制御
が開始される(SP13)。
【0013】メモリカード9に新規の制御プログラムを
記憶保持させるには、新規の制御プログラムが予め書き
込まれた不揮発性メモリを操作パネル2内に装着し、操
作パネル2上の入力キー5によって、不揮発性メモリか
らメモリカード9への制御プログラムのコピーを指示す
ることによって行う。また、新規の制御プログラムを記
憶させたコンピュータに、メモリカードライタ(メモリ
カードにプログラムを書き込む装置)を接続し、コンピ
ュータからメモリカード9へ制御プログラムをコピーし
てもよい。
【0014】なお、上記の形態例では、VTR1の電源
を一旦OFFし、再度ONした時点から新規の制御プロ
グラムが有効となるが、EEPROM8の内容更新が完
了した後に(SP6終了後に)、マイクロコンピュータ
6がEEPROM8の起動プログラムから実行するよう
に強制的にジャンプさせることにより、SP11へ移行
しEEPROM8からRAM7への新規の制御プログラ
ムのコピーが行われ、電源を操作することなく新規の制
御プログラムによる制御の開始が可能となる。
【0015】上記の形態例によれば、例えば、データ量
が512Kbyte の制御プログラムをメモリカード9から
読み出し、操作パネル2に内蔵されたEEPROM8へ
書き込むまでに要する時間は、最短で数秒であり、従来
と比較してバージョンアップの作業時間を大幅に短縮す
ることができる。また、ROMライタやパソコン端末等
の特別な設備を準備する必要がなく、筐体の開閉やメモ
リの抜き取り、差し込み等の煩雑な作業が不要であるの
で、バージョンアップを容易に行うことができる。
【0016】上記の形態例では、電気的消去及び書込が
可能な不揮発性メモリとして、EEPROM8を用いた
が、フラッシュメモリを用いてもよい。また、上記の形
態例では、VTR1に装着された操作パネル2の制御プ
ログラムを内容更新する場合について述べたが、本発明
はこれに限定されるものではなく、マイクロコンピュー
タを有し、メモリカードの着脱が可能なVTR本体やそ
の他各種電子機器にも適用することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明の電子機器によれば、メモリカー
ドからプログラムを読み出し、電気的消去及び書込可能
な不揮発性メモリに書き込むようにしたことにより、機
器内部のメモリに記憶されたプログラムの内容更新を高
速且つ容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電子機器の実施の形態例を示す外観
正面図。
【図2】 図1に示す操作パネルの構成を示すブロック
回路図。
【図3】 図1に示す操作パネルの動作を示すフローチ
ャート図。
【符号の説明】
1…VTR、2…操作パネル、3…メモリカード挿入
口、4…表示部、5…入力キー、6…マイクロコンピュ
ータ、7…RAM、8…EEPROM、9…メモリカー
ド、10…メモリカード入出力回路、11…VTRイン
タフェース回路、12…入力キーインタフェース回路、
13…表示部ドライバ、14…信号バス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムを記憶保持したメモリカード
    の着脱が可能なメモリカード挿入口と、 前記メモリカード挿入口に挿入された前記メモリカード
    と機器内部とを電気的に接続するメモリカード入出力回
    路と、 プログラムを記憶する電気的消去及び書込可能な不揮発
    性メモリと、 前記不揮発性メモリに記憶されたプログラムを退避させ
    る揮発性メモリと、 前記メモリカード入出力回路を介して前記メモリカード
    からプログラムを読み出し、前記不揮発性メモリへ書き
    込むマイクロコンピュータとを具備することを特徴とす
    る電子機器。
JP16950096A 1996-06-28 1996-06-28 電子機器 Pending JPH1021068A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16950096A JPH1021068A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

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JP16950096A JPH1021068A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 電子機器

Publications (1)

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JPH1021068A true JPH1021068A (ja) 1998-01-23

Family

ID=15887678

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JP16950096A Pending JPH1021068A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 電子機器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002006893A1 (fr) * 2000-07-18 2002-01-24 Seiko Epson Corporation Demarrage de projecteur au moyen d'un systeme stocke dans une memoire portable

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002006893A1 (fr) * 2000-07-18 2002-01-24 Seiko Epson Corporation Demarrage de projecteur au moyen d'un systeme stocke dans une memoire portable
US6877091B2 (en) 2000-07-18 2005-04-05 Seiko Epson Corporation Actuation of projector by system stored in mobile memory

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