JPH10210218A - 原稿読取り装置およびその光源調光方法 - Google Patents

原稿読取り装置およびその光源調光方法

Info

Publication number
JPH10210218A
JPH10210218A JP9007493A JP749397A JPH10210218A JP H10210218 A JPH10210218 A JP H10210218A JP 9007493 A JP9007493 A JP 9007493A JP 749397 A JP749397 A JP 749397A JP H10210218 A JPH10210218 A JP H10210218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ccd
leds
output
light source
green
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9007493A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhisa Yamazaki
信久 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PFU Ltd filed Critical PFU Ltd
Priority to JP9007493A priority Critical patent/JPH10210218A/ja
Publication of JPH10210218A publication Critical patent/JPH10210218A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速スイッチング可能な3原色のLEDを発
光光源とし、CCDによって読取りを行う光源切り替え
型の原稿読取り装置において、最も安価にかつエネルギ
ーロスの少ないカラーバランスを実現する。 【解決手段】 3原色のLEDの点滅をCCDの水平同
期に同期して行い、3原色のLEDの点灯時間を単独に
変えてCCDの出力を均等にするタイマを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、3原色のLED
を発光光源とし、CCDで読取りを行う光源切り替え型
の原稿読取り装置において、特に出力バランスの改善を
図った原稿読取り装置およびその光源調光方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】光源切替え方式を有し、CCDで読取り
を行う原稿読取り装置における出力バランスにおいて、
後段の処理回路のダイナミックレンジを上げるために
は、赤、緑、青3原色の均等なCCDの出力が必要であ
る。
【0003】一方、赤、緑、青の各LEDには発光特性
のバラツキがあることや、またCCDの分光感度特性に
より均等なCCDの出力は困難である。
【0004】なお、CCDの出力は、照度と、露光時間
と、CCDの分光感度との積によって決定される。この
ため、カラーバランスを実現する手法として、各LED
の光量調整を行う調光型と、アンプのゲインを調整する
ゲイン切替え型とが知られている。
【0005】図7は従来技術の説明図(その1)を示
す。同図においてアンプゲイン切替え型について説明す
る。
【0006】同図において、CCD出力をアンプ51に
よって増幅するとともに、赤、緑、青の各々の出力をア
ンプ52R,52G,52Bでさらに増幅してアナログ
マルチプレクサ53に入力される。アナログマルチプレ
クサ53においては、入力信号を赤、緑、青の各々の入
力信号に再生して出力信号とするものである。
【0007】このアンプゲイン切替え型は、光源となる
ランプそのものが白色あるいは昼光色等の放電管が中心
である。それは光源切替え速度や光源切り替え手法が困
難であったためである。この手法では光源に対してのゲ
イン切替え回路が前提となる。従って、素子のコストア
ップと、回路の複雑さを招く。また、応答速度の限界に
対してはアンプとマルチプレクサで改善できるが非常に
コストアップとなる。また、エネルギー的な無駄等の欠
点がある。
【0008】一方、近年高輝度の青のLEDや緑のLE
Dが開発され、10ns程度の短時間で光源の切り替え
が可能となった。
【0009】図8は従来技術の説明図(その2)を示
す。同図において調光型について説明する。
【0010】同図において、赤、緑、青の各々のLED
63R,63G,63Bを発光させるパワードライバ6
2R,62G,62Bへの電圧・電流の入力をアンプ6
1R,61G,61Bによって増幅して出力するもので
ある。
【0011】この調光型は、LEDの印加電圧による電
流コントロールするものである。しかし、この手法はパ
ワーコントロールであるため、安価ではあるものの、ロ
スが大きいことや、回路が大型化になる等の欠点を有す
るものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前記のごとく、従来の
技術によるカラーバランスを実現する手法では次のよう
な問題点がある。
【0013】1)光源調光手法においては、ロスが大き
いことや、回路が大型化する。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、この発明では次のような手段を取る。
【0015】基本的にCCDは、水平同期時間(露光時
間)あたりの光量で出力が決定する。従って、タイマ等
のパルスワイドモジュレーションによって赤、緑、青3
原色のLEDの点灯時間を単独で制御する。
【0016】上記の手段を取ることにより、例えば緑の
感度が高い場合は緑の点灯時間を短くし、青の感度が低
い場合は青の点灯時間を長くする。これによって赤、
緑、青3原色の均一なCCDの出力を得る。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明は、次に示したような実
施の形態をとる。
【0018】図1および図2に示すごとく、高速スイッ
チング可能な3原色のLEDを発光光源とし、CCDに
よって読取りを行う光源切り替え型の原稿読取り装置に
おいて、前記LED1の点滅をCCD2の水平同期に同
期して行い、3原色のLED1の点灯時間を単独に変え
てCCDの出力を均等にするタイマ3を備える。
【0019】さらに、図1に示すごとく、前記タイマ3
によって点灯時間が設定されたLED1の反射光を光電
変換したCCD2の出力値とCCDの出力目標値とを比
較しその比較結果を示す比較器4と、3原色の色を読取
ってCCDの出力が規定範囲に入るように3原色のLE
Dの点灯時間を単独に変えるCPU5と、3原色のLE
Dの最適な点灯時間値を記憶するE2PROM6とを備
えるとよい。
【0020】また、図1および図6に示すごとく、原稿
読取り装置の光源調整方法において、白を読取ってCC
Dの出力が目標値になるように3原色のLED1を順次
に点灯して点灯時間を単独に変え、その点灯時間値をE
2PROM6に記憶 する。
【0021】上記の実施の形態をとることにより、以下
に示す作用が働く。
【0022】タイマを備えてパルス幅制御によって光源
調光を行うので、安価にかつエネルギーロスの無い形で
の赤、緑、青の出力均一性を提供する。
【0023】さらに、光源調光を自動コントロールする
ので、光源調光を容易にする。
【0024】
【実施例】この発明による代表的な実施例を図1ないし
図6によって説明する。
【0025】図1は本発明の構成図を示す。なお、同図
(a)はブロック図を示し、同図(b)は読取り部の概
観図をそれぞれ示している。
【0026】同図において、1はLEDであり、露光用
光源となる赤、緑、青の3原色を有する。2はモノクロ
のCCDであり、イメージセンサの伝送素子として用い
られ、イメージ情報を検知する。3はタイマであり、設
定されたパルス幅によって赤、緑、青の各LED1の点
灯時間を制御する。
【0027】4は比較器であり、各LED1の点灯によ
るCCD2からの実際の入力電圧値と、CCD2からの
本来必要とする出力電圧値である目標値8との二つの入
力アナログ変数を比較し、その比較結果を入力ポート1
0を経て後述するCPU5に取り込まれる。
【0028】5はCPUであり、光源調光を自動コント
ロールするために比較器4からの比較結果によりタイマ
3や後述するE2PROM6を制御する。6はE2PRO
Mであり、赤、緑、青の各LED1の最適 な点灯パル
ス幅によって点灯時間値を記憶する。7はパワードライ
バであり、各LED1を発光させる。
【0029】なお、前述の目標値8はアナログデータに
変えるためのD/A変換器9を経てCPU5が指示する
ことも可能である。また、11はA/D変換器であり、
CCD2の出力をディジタルデータに変えて画像データ
を出力する。
【0030】図2は本発明の実施例のタイムチャートで
ある。
【0031】同図において、CCDの水平同期に同期し
て赤、緑、青の各LED1は順次点灯される。なお、各
LEDの点灯時間はCCDの赤、緑、青の出力均一性を
図るように赤、緑、青の各LEDに最適なパルス幅で点
灯する。
【0032】図3は本発明の実施例の概観図である。
【0033】同図において、発光光源であるLEDアレ
イの概観を示す。発光光源は赤色のLED21Rと、緑
色のLED21Gと、青色のLED21Bとを配置して
1ブロックの発光光源を構成し、例えば、A3を読取る
場合には前記の1ブロックを32個分を横方向に配列し
てLEDアレイを形成する。
【0034】図4は本発明の実施例の内部回路図であ
る。
【0035】同図において、LEDアレイの内部回路図
を示す。図示しないプリント回路板には4個の赤色のL
ED21Rを抵抗22を介して直列に接続し、さらに、
直列に接続されたブロックを8個並列に接続して合計3
2個の赤色のLED21Rを配列する。さらに、緑色の
LED21Gと、青色のLED21Bもパターン23を
介して同様に配列される。
【0036】同図は赤、緑、青の各LED21R,21
G,21Bを8個分までを示し、他は省略している。ま
た、赤、緑、青の各LED21R,21G,21Bは例
えば24Vで駆動させる。
【0037】図5は本発明の実施例のフローチャートを
示す。
【0038】ステップS01において、赤、緑、青の各
LED1を同時に点灯させて白色を読取って、図6に示
すように初期値のパルス幅aをタイマ3に設定する。
【0039】ステップS02において、赤色のLED1
を点灯する。
【0040】ステップS03において、比較器4で赤の
CCD2からの入力値を測定する。
【0041】ステップS04において、CPU5は図6
に示すように比較器4に入力された赤のCCD2の入力
値が目標値8より下か判断する。下であればステップS
05に進む。下でなければステップS06に進む。
【0042】ステップS05において、CPU5はタイ
マ3のパルス幅を1パルス長くする。そして、ステップ
S02に戻る。
【0043】ステップS06において、緑色のLED1
を点灯する。
【0044】ステップS07において、比較器4で緑の
CCD2からの入力値を測定する。
【0045】ステップS08において、CPU5は前記
と同様に比較器4に入力された緑のCCD2の入力値が
目標値8より下か判断する。下であればステップS09
に進む。下でなければステップS10に進む。
【0046】ステップS09において、CPU5はタイ
マ3のパルス幅を1パルス長くする。そして、ステップ
S06に戻る。
【0047】ステップS10において、青色のLED1
を点灯する。
【0048】ステップS11において、比較器4で青の
CCD2からの入力値を測定する。
【0049】ステップS12において、CPU5は前記
と同様に比較器4に入力された青のCCD2の入力値が
目標値8より下か判断する。下であればステップS13
に進む。下でなければ処理を終了する。
【0050】ステップS13において、CPU5はタイ
マ3のパルス幅を1パルス長くする。そして、ステップ
S10に戻る。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
に示すような効果がある。
【0052】高速スイッチング可能な3原色のLEDを
発光光源とし、CCDによって読取りを行う光源切り替
え型の原稿読取り装置において、前記LEDの点滅をC
CDの水平同期に同期して行い、3原色のLEDの点灯
時間を単独に変えてCCDの出力を均等にするタイマを
備えるので、パルス幅制御によって調光することで、安
価にかつエネルギーロスの無い形での赤、緑、青の出力
均一性を提供することができる。従って、エネルギーロ
スを少なくし、最も安価にカラーバランスを実現でき
る。
【0053】さらに、前記タイマによって点灯時間が設
定されたLEDの反射光を光電変換したCCDの出力値
とCCDの出力目標値とを比較しその比較結果を示す比
較器と、3原色の色を読取ってCCDの出力が規定範囲
に入るように3原色のLEDの点灯時間を単独に変える
CPUと、3原色のLEDの最適な点灯時間値を記憶す
るE2PROMとを備えるので、光源調光を自動制御す
ることで光源調光を容易にできる。
【0054】また、原稿読取り装置の光源調整方法にお
いて、白を読取ってCCDの出力が目標値になるように
3原色のLEDを順次に点灯して点灯時間を単独に変
え、その点灯時間値をE2PROMに記憶 するので、光
源調光を自動コントロールすることで光源調光を容易に
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成図である。
【図2】本発明の実施例のタイムチャートである。
【図3】本発明の実施例の概観図である。
【図4】本発明の実施例の内部回路図である。
【図5】本発明の実施例のフローチャートである。
【図6】本発明の実施例の説明図である。
【図7】従来技術の説明図(その1)である。
【図8】従来技術の説明図(その2)である。
【符号の説明】
1:LED 2:CCD 3:タイマ 4:比較器 5:CPU 6:E2PROM

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高速スイッチング可能な3原色のLEDを
    発光光源とし、CCDによって読取りを行う光源切り替
    え型の原稿読取り装置において、前記LED(1)の点
    滅をCCD(2)の水平同期に同期して行い、3原色の
    LED(1)の点灯時間を単独に変えてCCDの出力を
    均等にするタイマ(3)を備える、ことを特徴とする原
    稿読取り装置。
  2. 【請求項2】前記タイマ(3)によって点灯時間が設定
    されたLED(1)の反射光を光電変換したCCD
    (2)の出力値とCCDの出力目標値とを比較しその比
    較結果を示す比較器(4)と、3原色の色を読取ってC
    CDの出力が規定範囲に入るように3原色のLEDの点
    灯時間を単独に変えるCPU(5)と、3原色のLED
    の最適な点灯時間値を記憶するE2PROM(6)とを
    備える、ことを特徴とする請求項1に記載の原稿読取り
    装置。
  3. 【請求項3】白を読取ってCCDの出力が目標値になる
    ように3原色のLED(1)を順次に点灯して点灯時間
    を単独に変え、その点灯時間値をE2PROM(6)に
    記憶する、ことを特徴とする原稿読取り装置の光源調光
    方法。
JP9007493A 1997-01-20 1997-01-20 原稿読取り装置およびその光源調光方法 Pending JPH10210218A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9007493A JPH10210218A (ja) 1997-01-20 1997-01-20 原稿読取り装置およびその光源調光方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9007493A JPH10210218A (ja) 1997-01-20 1997-01-20 原稿読取り装置およびその光源調光方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10210218A true JPH10210218A (ja) 1998-08-07

Family

ID=11667306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9007493A Pending JPH10210218A (ja) 1997-01-20 1997-01-20 原稿読取り装置およびその光源調光方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10210218A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6414652B1 (en) * 1997-12-19 2002-07-02 Rohm Co., Ltd. Color image reader
WO2021019611A1 (ja) * 2019-07-26 2021-02-04 株式会社Fuji 照明ユニット

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6414652B1 (en) * 1997-12-19 2002-07-02 Rohm Co., Ltd. Color image reader
WO2021019611A1 (ja) * 2019-07-26 2021-02-04 株式会社Fuji 照明ユニット
JPWO2021019611A1 (ja) * 2019-07-26 2021-02-04
CN113966650A (zh) * 2019-07-26 2022-01-21 株式会社富士 照明单元
CN113966650B (zh) * 2019-07-26 2023-04-18 株式会社富士 照明单元

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101173700B1 (ko) 사진 스튜디오 광 모듈
JP3990437B2 (ja) カラーイメージセンサユニット及び前記センサユニットを用いた画像読み取り装置及びその制御方法
JP2004163527A (ja) 光量制御装置、照明装置、その制御方法およびプロジェクタ
KR20100035118A (ko) 발광색이 다른 복수의 광원을 이용하여 펄스 구동하는 투영장치
EP0963103A2 (en) Image reading apparatus, and dimming control method and line sensor layout method therefor
JPH10210218A (ja) 原稿読取り装置およびその光源調光方法
JPH1140983A (ja) 基板マーク認識装置
JPH05332939A (ja) 視覚認識装置
JPH09102849A (ja) 画像読取装置
JPH1032681A (ja) カラー画像読取装置およびその調整方法
JP2003009162A (ja) 撮像装置
JP2000224380A (ja) 原稿読取装置
WO2014008731A1 (zh) 固态发光装置、固态发光光源、照明装置及其控制方法
JP3559653B2 (ja) 撮像装置
JPH05122455A (ja) 画像読み取り装置
JP6457722B2 (ja) 読取装置及びその制御方法
JPH0395977A (ja) Led照明装置
JP2760300B2 (ja) 二色識別画像読取装置
JP2567944B2 (ja) カラースキャナ
JPS613143A (ja) カラ−読み取り装置
JP2004056158A (ja) 画像読取装置
JP3472147B2 (ja) 画像読取り装置および画像読取り方法
JPH11346292A (ja) 画像読取装置及び画像読取方法
JPS649789B2 (ja)
JP2002354196A (ja) 画像読み取り装置