JP2567944B2 - カラースキャナ - Google Patents
カラースキャナInfo
- Publication number
- JP2567944B2 JP2567944B2 JP1112423A JP11242389A JP2567944B2 JP 2567944 B2 JP2567944 B2 JP 2567944B2 JP 1112423 A JP1112423 A JP 1112423A JP 11242389 A JP11242389 A JP 11242389A JP 2567944 B2 JP2567944 B2 JP 2567944B2
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- volume
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- Image Input (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は、カラースキャナに関する。
＜従来の技術＞ 従来、カラースキャナによって読み取られた画像情報
は、例えばホストコンピュータ等に取り込まれ、ガンマ
補正や色相調整等の画像処理が施される。
は、例えばホストコンピュータ等に取り込まれ、ガンマ
補正や色相調整等の画像処理が施される。
＜発明が解決しようとする課題＞ 従来では、読み取られた画像の色相調整は、ホストコ
ンピュータによる画像処理によって画一的なものとなっ
ており、このため、オペレータらが、好みに応じて容易
に調整できないという問題があった。
ンピュータによる画像処理によって画一的なものとなっ
ており、このため、オペレータらが、好みに応じて容易
に調整できないという問題があった。
本発明の目的は、読み取り画像の色相を任意に調整す
ることができる、カラースキャナを提供することにあ
る。
ることができる、カラースキャナを提供することにあ
る。
＜課題を解決するための手段＞ 本発明は、原稿に、赤、緑、青の３原色を発光する３
個の光源からの光を順次照射し、この原稿によって反射
される各色の反射光を単一のイメージセンサで受光する
ことによって、カラー画像情報を得るスキャナにおい
て、赤、緑、青の各反射光の入射によってイメージセン
サが出力する各信号に対するホワイトレベルを、それぞ
れ個別に調整するための３個のボリュームと、その各色
用のボリュームの調整量に応じて、イメージセンサの出
力信号の各色のホワイトレベルをそれぞれ個別に設定す
るホワイトレベル設定器を備えているとともに、それら
のボリュームは、常にホワイトレベル設定器に接続さ
れ、当該ボリュームが操作されたときには、必ずホワイ
トレベル設定器が出力信号のホワイトレベルを変更する
ように構成したことによって特徴づけられる。
個の光源からの光を順次照射し、この原稿によって反射
される各色の反射光を単一のイメージセンサで受光する
ことによって、カラー画像情報を得るスキャナにおい
て、赤、緑、青の各反射光の入射によってイメージセン
サが出力する各信号に対するホワイトレベルを、それぞ
れ個別に調整するための３個のボリュームと、その各色
用のボリュームの調整量に応じて、イメージセンサの出
力信号の各色のホワイトレベルをそれぞれ個別に設定す
るホワイトレベル設定器を備えているとともに、それら
のボリュームは、常にホワイトレベル設定器に接続さ
れ、当該ボリュームが操作されたときには、必ずホワイ
トレベル設定器が出力信号のホワイトレベルを変更する
ように構成したことによって特徴づけられる。
＜作用＞ ボリュームを調整することにより、イメージセンサの
出力信号に対するホワイトレベルを、例えば第２図
（ａ）、（ｂ）および（ｃ）に示すように、任意に設定
することが可能となり、そのホワイトレベルを高くすれ
ば、画像の色相を落とすことができ、また低くすれば色
相を強調することができる。
出力信号に対するホワイトレベルを、例えば第２図
（ａ）、（ｂ）および（ｃ）に示すように、任意に設定
することが可能となり、そのホワイトレベルを高くすれ
ば、画像の色相を落とすことができ、また低くすれば色
相を強調することができる。
ここで、本発明では、各色用ボリュームを操作したと
きには、これに追随して必ず出力信号のホワイトレベル
が調整され、しかもボリュームの調整操作以外には特別
な操作を何ら行う必要もないことから、画像の色相をユ
ーザサイドで簡単かつ任意に調整することができる。こ
れにより、オペレータらが、読み取った画像を見て、
赤、緑、青の各ボリュームを適宜に調整することで好み
に応じた色相の画像を得る、といった使用が可能にな
る。
きには、これに追随して必ず出力信号のホワイトレベル
が調整され、しかもボリュームの調整操作以外には特別
な操作を何ら行う必要もないことから、画像の色相をユ
ーザサイドで簡単かつ任意に調整することができる。こ
れにより、オペレータらが、読み取った画像を見て、
赤、緑、青の各ボリュームを適宜に調整することで好み
に応じた色相の画像を得る、といった使用が可能にな
る。
＜実施例＞ 第１図は，本発明実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
ガラス台１の下方に、赤、緑、青の光を発生する３個
の蛍光灯２、３、４が配設されている。この各蛍光灯
は、ホストコンピュータ20からの点灯信号に従って駆動
する点灯回路５によって、例えば赤、緑、青の順に、順
次点滅を繰り返すよう構成されており、その各点灯によ
る光は、それぞれガラス台１上の読み取り位置に照射さ
れる。
の蛍光灯２、３、４が配設されている。この各蛍光灯
は、ホストコンピュータ20からの点灯信号に従って駆動
する点灯回路５によって、例えば赤、緑、青の順に、順
次点滅を繰り返すよう構成されており、その各点灯によ
る光は、それぞれガラス台１上の読み取り位置に照射さ
れる。
ガラス台１上には、読み取るべき原稿Ｐが載置され、
この原稿Ｐによって、各蛍光灯２、３、４からの光は反
射され、その各反射光は、それぞれミラー６によってCC
Dセンサ８の方向へと導かれ、レンズ７によってそのセ
ンサの受光面に集光される。CCDセンサ８は、ラインセ
ンサであって、その出力はA/D変換器９に導かれる。
この原稿Ｐによって、各蛍光灯２、３、４からの光は反
射され、その各反射光は、それぞれミラー６によってCC
Dセンサ８の方向へと導かれ、レンズ７によってそのセ
ンサの受光面に集光される。CCDセンサ８は、ラインセ
ンサであって、その出力はA/D変換器９に導かれる。
A/D変換器９は、ホワイトレベル設定器10からのホワ
イトレベルと、あらかじめ採取された、全ての蛍光灯
２、３、４が無点灯のときのバックグランド光によるCC
Dセンサ８の出力信号のレベルとのレベル差を基準値と
してCCDセンサ８の出力信号をA/D変換する。
イトレベルと、あらかじめ採取された、全ての蛍光灯
２、３、４が無点灯のときのバックグランド光によるCC
Dセンサ８の出力信号のレベルとのレベル差を基準値と
してCCDセンサ８の出力信号をA/D変換する。
ホワイトレベル設定器10には、赤，緑，青の各色用の
３個のボリューム11、12、13が接続されており、この各
ボリュームを操作することによってA/D変換器９へのホ
ワイトレベルを、それぞれ個別に調整することができ
る。その各色のホワイトレベルは、それぞれホストコン
ピュータ20から点灯回路５に供給される点灯信号に従っ
て、順次A/D変換器９に出力される。すなわち、A/D変換
器９には、赤、緑、青の蛍光灯２、３、４が順次点灯す
るのに同期して、その各色に対応するホワイトレベルが
設定される。
３個のボリューム11、12、13が接続されており、この各
ボリュームを操作することによってA/D変換器９へのホ
ワイトレベルを、それぞれ個別に調整することができ
る。その各色のホワイトレベルは、それぞれホストコン
ピュータ20から点灯回路５に供給される点灯信号に従っ
て、順次A/D変換器９に出力される。すなわち、A/D変換
器９には、赤、緑、青の蛍光灯２、３、４が順次点灯す
るのに同期して、その各色に対応するホワイトレベルが
設定される。
A/D変換器９の出力信号は，ディジタル処理回路11を
経た後、インターフェイス15を介してホストコンピュー
タ20に転送される。
経た後、インターフェイス15を介してホストコンピュー
タ20に転送される。
次に，作用を説明する。ボリューム２、３、４を調整
することにより、第２図（ａ）、（ｂ）および（ｃ）に
示すように、CCDセンサ８の出力信号に対するホワイト
レベルを、任意に設定することができる。ここで、ホワ
イトレベルを高くすれば、その色の色相を落とすことが
でき、また低くすれば色相を強調することができる。従
って、オペレータらは、まず，スキャナによって原稿の
読み取りを行い、その画像を見て、例えば赤の色相を落
としたいときにはボリューム11を調整する等、赤、緑、
青のいずれかの、落としたい色のボリュウム11、12もし
くは13を調整し、次いで、再度原稿の読み取りを行い、
その画像を見つつ、同様にボリュームの調整を行う。こ
れらの操作を、試行錯誤的に繰り返えすことによって、
近似的なホワイトバランスを取ることができ、最適な色
相の画像を得ることができる。
することにより、第２図（ａ）、（ｂ）および（ｃ）に
示すように、CCDセンサ８の出力信号に対するホワイト
レベルを、任意に設定することができる。ここで、ホワ
イトレベルを高くすれば、その色の色相を落とすことが
でき、また低くすれば色相を強調することができる。従
って、オペレータらは、まず，スキャナによって原稿の
読み取りを行い、その画像を見て、例えば赤の色相を落
としたいときにはボリューム11を調整する等、赤、緑、
青のいずれかの、落としたい色のボリュウム11、12もし
くは13を調整し、次いで、再度原稿の読み取りを行い、
その画像を見つつ、同様にボリュームの調整を行う。こ
れらの操作を、試行錯誤的に繰り返えすことによって、
近似的なホワイトバランスを取ることができ、最適な色
相の画像を得ることができる。
＜発明の効果＞ 以上説明したように、本発明のカラースキャナによれ
ば、イメージセンサが出力する３原色の各信号に対する
ホワイトレベルを調整するための３個のボリュームが、
常にホワイトレベル設定器に接続されており、これらの
ボリュームが操作されたときには、これに追随して、必
ずホワイトレベルが調整されるので、各色用のボリュー
ムを操作するだけで、これ以外に特別な操作を何ら行う
ことなく、いつでも簡単に画像の色相を調整することが
できる。これにより読み取り画像の色相をユーザサイド
で任意に調整することが可能となって、オペレータらの
好みに応じた色相の画像を得ることができる。
ば、イメージセンサが出力する３原色の各信号に対する
ホワイトレベルを調整するための３個のボリュームが、
常にホワイトレベル設定器に接続されており、これらの
ボリュームが操作されたときには、これに追随して、必
ずホワイトレベルが調整されるので、各色用のボリュー
ムを操作するだけで、これ以外に特別な操作を何ら行う
ことなく、いつでも簡単に画像の色相を調整することが
できる。これにより読み取り画像の色相をユーザサイド
で任意に調整することが可能となって、オペレータらの
好みに応じた色相の画像を得ることができる。
第１図は，本発明実施例の構成を示すブロック図、第２
図は作用説明図である。 １……ガラス台 2,3,4……蛍光灯 ５……点灯回路 ６……ミラー ７……レンズ ８……CCDセンサ ９……A/D変換器 10……ホワイトレベル設定器 11,12,13……ボリューム 14……ディジタル処理回路 15……インターフェイス Ｐ……原稿
図は作用説明図である。 １……ガラス台 2,3,4……蛍光灯 ５……点灯回路 ６……ミラー ７……レンズ ８……CCDセンサ ９……A/D変換器 10……ホワイトレベル設定器 11,12,13……ボリューム 14……ディジタル処理回路 15……インターフェイス Ｐ……原稿
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芦谷 和彦 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−81715（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−144268（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−223265（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−67873（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】原稿に、赤、緑、青の３原色を発光する３
個の光源からの光を順次照射し、この原稿によって反射
される各色の反射光を単一のイメージセンサで受光する
ことによって、カラー画像情報を得るスキャナにおい
て、上記赤、緑、青の各反射光の入射によって上記イメ
ージセンサが出力する各信号に対するホワイトレベル
を、それぞれ個別に調整するための３個のボリューム
と、その各色用のボリュームの調整量に応じて、上記イ
メージセンサの出力信号の各色のホワイトレベルを、そ
れぞれ個別に設定するホワイトレベル設定器を備えてい
るとともに、それらのボリュームは、常に上記ホワイト
レベル設定器に接続され、当該ボリュームが操作された
ときには、必ず上記ホワイトレベル設定器が上記出力信
号の各色のホワイトレベルを変更するように構成したこ
とを特徴とする、カラースキャナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1112423A JP2567944B2 (ja) | 1989-05-01 | 1989-05-01 | カラースキャナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1112423A JP2567944B2 (ja) | 1989-05-01 | 1989-05-01 | カラースキャナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02291780A JPH02291780A (ja) | 1990-12-03 |
| JP2567944B2 true JP2567944B2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=14586275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1112423A Expired - Fee Related JP2567944B2 (ja) | 1989-05-01 | 1989-05-01 | カラースキャナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2567944B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59144268A (ja) * | 1983-02-08 | 1984-08-18 | Fujitsu Ltd | カラ−読取装置 |
| JPS60223265A (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-07 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | カラ−原稿読取装置 |
-
1989
- 1989-05-01 JP JP1112423A patent/JP2567944B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02291780A (ja) | 1990-12-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |