JP2003009162A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2003009162A JP2001189915A JP2001189915A JP2003009162A JP 2003009162 A JP2003009162 A JP 2003009162A JP 2001189915 A JP2001189915 A JP 2001189915A JP 2001189915 A JP2001189915 A JP 2001189915A JP 2003009162 A JP2003009162 A JP 2003009162A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 様々な光源色に対応可能で、しかも、撮像装
置のゲイン補正が簡易にできる撮像装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 撮像素子2と、その撮像素子に光学像を
結ぶレンズ1との間に、映像信号を増幅するための電気
回路のゲイン調整用の参照光源4、6を設けた。撮像素
子の受光領域は、複数に分割された小領域からなり、そ
れぞれに光電変換した信号を増幅するアンプが接続さ
れ、参照光源に基づいて、アンプのゲイン特性を補正す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置に係り、
特に、様々な光源色に対応可能で、しかも、撮像装置の
ゲイン補正が簡易にできる撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】2次元画像を撮影する撮像装置は、ま
ず、レンズにより結像された光学像を撮像素子で電気信
号に変換し、次いで、その信号を垂直、水平に走査する
ことにより、一次元の二つの電気信号とし、更に、それ
ぞれの電気信号について黒レベルやゲインを調整して、
表示装置や記録装置に出力している。この撮像装置から
出力される電気信号のレベルを決定する要因、即ち、撮
像装置のゲイン特性を決定する要因として以下の項目が
挙げられる。 ・撮影対象に対する照明光源の色温度 ・光学系における光伝達特性 ・撮像素子の受光面に配置された個々の画素の光電変換
特性 ・撮像素子における電気的なバイアス特性や駆動特性 ・撮像素子の映像出力アンプの特性 ・撮像素子の出力端子に接続された外部回路のゲイン特
性 このように、撮像装置のゲイン特性は、照明光から光学
系、撮像素子、周辺の信号処理回路の特性等によって、
各種・各様の影響を受ける。しかしながら、この撮像装
置のゲイン特性が、2次元の撮影画像に対して均一でな
ければ、映像の輝度むらや色むらなどの原因となる。
【0003】これら特性を補正し、忠実に被写体を再現
する方法として以下のような方法が用いられている。
【0004】(ア)電気的なテスト信号を、撮像素子に
接続される信号処理回路に入力し、信号処理回路のゲイ
ンを補正する方法 (イ)光源の色温度が決められたパターンボックスを撮
影し、出力される2次元映像をもとにシェーディングや
色むらなどの不均一性を電気信号により補正する方法 (ウ)撮影場所で基準となる白色用紙を撮影し、照明光
に併せた各色チャンネル(RGBの信号)のゲインを補
正する方法 (エ)撮影映像の輝度信号レベルのもっとも高い信号を
白色と見なし、各色チャンネルのゲインを補正する方法
【発明が解決しようとする課題】上記の(ア)の方法は
撮像装置に内蔵することができ簡便である。しかしなが
ら、信号処理回路の電気的なゲイン特性の補正しかでき
ず、光学系や撮像素子におけるゲイン特性の補正はでき
ないという問題がある。
【0005】また、(イ)〜(エ)の方法では実際に撮
影信号を用いて特性補正を行うため、光学系から撮像素
子、周辺信号処理回路の特性を含めて補正できる。しか
しながら、(イ)の方法では、内蔵される光源の種類に
よって色温度が決まるため、色温度を変更することがで
きないという問題がある。また、(ウ)の方法では、基
準となる白色用紙を撮影しても、必ずしも均一な入射光
が、撮像装置に入射されないという問題がある。また、
(エ)の方法では、撮影映像の輝度信号レベルのもっと
も高い信号を白色と見なすので、正確な色温度の補正が
できないという問題がある。
【0006】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、様々な光源色に対応可能で、しかも、撮像装置
のゲイン補正が簡易にできる撮像装置を提供することを
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するた
めの手段を採用している。
【0008】請求項1に記載された発明は、撮像素子
と、その撮像素子に光学像を結ぶレンズとの間に、映像
信号を増幅するための電気回路のゲイン調整用の参照光
源を設けたことを特徴とする撮像装置である。
【0009】請求項1に記載された発明によれば、撮像
素子と、その撮像素子に光学像を結ぶレンズとの間に、
電気回路のゲイン調整用の参照光源を設けたことによ
り、様々な光源色に対応可能で、しかも、撮像装置のゲ
イン補正が簡易にできる撮像装置を提供することができ
る。
【0010】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載の撮像装置において、前記撮像素子の受光領域は、複
数に分割された小領域からなり、前記複数に分割された
小領域には、それぞれに光電変換した信号を増幅するア
ンプが接続され、前記参照光源に基づいて、前記アンプ
のゲイン特性を補正することを特徴とする。
【0011】請求項2に記載された発明によれば、撮像
素子の受光領域は、複数に分割された小領域からなり、
複数に分割された小領域には、それぞれに光電変換した
信号を増幅するアンプが接続され、参照光源に基づい
て、アンプのゲイン特性を補正することにより、より緻
密に、アンプのゲイン特性を補正することができる。
【0012】請求項3に記載された発明は、請求項1又
は2記載の撮像装置において、前記参照光は、赤、緑、
青の3色の光源で構成し、前記3色の光源の明るさを調
整することにより光源の色温度を変えることを特徴とす
る。
【0013】請求項3に記載された発明によれば、参照
光は、赤、緑、青の3色の光源で構成し、3色の光源の
明るさを調整し、光源の色温度を変えることにより、例
えば、白昼光、白熱灯、蛍光灯等の様々な光源色に対応
可能となる。
【0014】請求項4に記載された発明は、請求項1又
は2記載の撮像装置において、前記参照光は、白色の光
源で構成し、その光源の明るさを調整することを特徴と
する。
【0015】請求項4に記載された発明によれば、参照
光は、白色の光源で構成し、その光源の明るさを調整す
ることにより、簡単な構成でホワイトバランスを取るこ
とができる。
【0016】請求項5に記載された発明は、請求項1又
は2記載の撮像装置において、前記参照光は、赤、緑、
青、白色の4色の光源で構成し、前記4色の光源の明る
さを調整することにより光源の色温度、及び輝度を変え
ることを特徴とする。
【0017】請求項5に記載された発明によれば、参照
光は、赤、緑、青、白色の4色の光源で構成し、4色の
光源の明るさを調整することにより光源の色温度、及び
輝度を変えることにより、参照光の色温度、及び輝度を
自在に変更することができる。
【0018】請求項6に記載された発明は、請求項3記
載の撮像装置において、前記赤、緑、青の3色の光源
は、赤、緑、青の光を発光するLEDを用い、各LED
に流す電流量を制御することによりそれぞれの色のLE
Dの明るさを調整することを特徴とする。
【0019】請求項6に記載された発明によれば、各L
EDに流す電流量を制御し、それぞれの色のLEDの明
るさを調整することにより、簡便に、光源を制御するこ
とができる。
【0020】請求項7に記載された発明は、請求項4記
載の撮像装置において、前記白色参照光は、白色光を発
光するLEDを用い、LEDに流す電流量を制御するこ
とによりその色のLEDの明るさを調整することを特徴
とする。
【0021】請求項7に記載された発明によれば、白色
参照光は白色光を発光するLEDを用い、LEDに流す
電流量を制御することによりその色のLEDの明るさを
調整することにより、簡単な構成で、白色光を制御する
ことができる。
【0022】請求項8に記載された発明は、請求項5記
載の撮像装置において、前記赤、緑、青、白の4色の光
源は、赤、緑、青、白の光を発光するLEDを用い、各
LEDに流す電流量を制御することによりそれぞれの色
のLEDの明るさを調整することを特徴とする。
【0023】請求項8に記載された発明によれば、赤、
緑、青、白の4色の光源は、赤、緑、青、白の光を発光
するLEDを用い、各LEDに流す電流量を制御するこ
とによりそれぞれの色のLEDの明るさを調整すること
により、簡便に、赤、緑、青、白の4色の光源を制御す
ることができる。
【0024】請求項9に記載された発明は、請求項1な
いし8いずれか一項記載の撮像装置において、色分解プ
リズムと複数の撮像素子を有し、前記レンズと色分解プ
リズムの間に前記参照光源を配置したことを特徴とする
撮像装置である。
【0025】請求項9に記載された発明によれば、色分
解プリズムと複数の撮像素子を有し、レンズと色分解プ
リズムの間に参照光源を配置したことにより、カラー画
像を撮影する撮像装置に適用することができる。
【0026】請求項10に記載された発明は、請求項9
記載の撮像装置において、前記色分解プリズムとして、
赤、緑、青の3つの光に分解する色分解プリズムを用
い、レンズと色分解プリズムの間に配置した前記参照光
源を色分解プリズムの分光特性に合わせ、分解されるそ
れぞれの色の中心波長付近に発光輝度のピークを持つ
赤、緑、青の3つの光源で構成したことを特徴とする。
【0027】請求項10に記載された発明によれば、レ
ンズと色分解プリズムの間に配置した参照光源を色分解
プリズムの分光特性に合わせ、分解されるそれぞれの色
の中心波長付近に発光輝度のピークを持つ赤、緑、青の
3つの光源で構成したことにより、撮像装置の正確なゲ
イン特性の補正ができる。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。
【0029】<実施例1>本発明の1つの実施例を図1
に示す。本実施例の撮像装置は、被写体の光学像を作る
レンズ1、その光学像を光電変換する撮像素子2、その
撮像素子2の出力信号を電気的に処理する信号処理装置
3、撮像装置のゲイン調整用の参照光を生成する第1の
参照光ユニット4、第2の参照光ユニット6、これらの
参照光を均一に拡散する第1の拡散板5及び第2の拡散
板7から構成されている。
【0030】参照光ユニットには、赤、緑、青のそれぞ
れの光源となる赤光LED、緑光LED、青光LED
が、各1個ずつが近接して取り付けられており、これら
3個のLEDが1つのクラスタCとなっている。この3
色のLEDクラスタCが、さらに、列状に7個並べられ
て、第1及び第2の参照光ユニット4、6が構成されて
いる。
【0031】本実施例では、LEDクラスタCを列状に
7個配置したものを参照光ユニットとし、2つの参照光
ユニット4、6を撮像素子2の左右に配置し、撮像素子
2上に参照光を与えることができるよう構成している。
第1の参照光ユニット4及び第2の参照光ユニット6の
前面には、参照光を均一にするために、第1の拡散板5
及び第2の拡散板7を配置している。
【0032】図2に、参照光ユニット上のLEDの回路
構成図を示す。参照光ユニット20上のLEDは赤色L
ED8〜8、緑色LED9〜9、青色LED1
〜10が、それぞれ直列に接続され、それぞれの
色のLEDアレイ8、9、10を構成している。さら
に、過電流時にLEDを保護するための保護抵抗R
、Rが、それぞれの色のLEDアレイ8、9、1
0に直列に接続されている。
【0033】また、参照光ユニット20の電源回路であ
る信号処理回路21は、定電流回路I〜I及び可変
抵抗VR〜VRから構成されている。LEDアレイ
8、9、10に流す電流量は、この可変抵抗VR〜V
により変更される。LEDの発光強度は、LEDに
流れる電流量によって決定されるため、各色のLEDア
レイに流す電流量を、可変抵抗VR〜VRによって
制御することにより、参照光の色温度を可変とすること
ができる。これにより、所望の色温度の参照光を得るこ
とができる。
【0034】つまり、予めそれぞれの色温度に対する各
色LEDアレイの電流量を測定しておき、それぞれのL
EDアレイに流す電流量を、その色温度に対応する電流
値に設定することにより、所望の色温度の参照光を得る
ことができる。
【0035】また、このとき、素子出力から得られるビ
デオ信号のゲインを調整することにより、特定の色温度
の照明下におけるカメラの感度調整が可能となる。
【0036】また、図3に示すように、撮像素子とし
て、受光領域を複数の小領域31〜31に分割し、
それぞれの領域の光電変換信号をそれぞれの領域に対応
して設けられた複数の信号電荷転送素子33〜33
によって転送し、それぞれの領域毎にアンプ32〜3
によって増幅するようにした撮像装置を用いること
ができる。なお、分割数は、5に限られず実施すること
ができる。
【0037】この場合は、撮像素子とレンズの間に設け
られた同一の光源(参照光)に基づいて、各出力端子に
設けられたアンプのゲイン特性を補正することにより、
領域毎のゲインのばらつきを補正することができ、分割
された領域毎の境界線の見えない、なめらかな映像を得
ることが可能となる。
【0038】本実施例においては、参照光ユニット上で
のLEDクラスタの配置及び数等は、図1に限られず、
実施可能である。
【0039】その1例として参照光ユニット上に白色L
EDを用いたものを図4に示す。図1と異なる点は、光
源として白色LEDを用いた参照光ユニット4、6
を用い、構造を簡単にした点である。
【0040】また、別の例として、参照光ユニットに
は、赤、緑、青、白のLEDを用いた場合の構成例を図
5に示す。参照光ユニット4、6を用い、赤光LE
D、緑光LED、青光LED及び白色LEDが、各1個
ずつが近接して取り付けられており、これら4個のLE
Dが1つのクラスタCとなっている。このように、4色
の光源を用い、それぞれの明るさを制御することにより
参照光の色温度、及び輝度を自在に変更することができ
る。
【0041】<実施例2>本発明を3板式カラーカメラ
に応用した場合の実施例を図6に示す。3板式カラーカ
メラはレンズの後に色分解プリズムを設け、入射光を赤
(R)、緑(G)、青(B)の3原色に分解し、それぞ
れの光をモノクロの撮像素子で光電変換し、色情報を
R、G、Bの電気信号として取り扱い、カラー画像を撮
影する。被写体の白色は撮影されたR、G、Bの電気信
号出力が同じレベルの場合に白色として再現される。従
って、白色の被写体が白色として再現されるためには被
写体の照明光の色温度に応じてR、G、Bの信号処理回
路のゲインを調整するホワイトバランス処理が必要とな
る。
【0042】このようなカラーカメラにおいて、実施例
1において用いた参照光ユニットをレンズと色分解プリ
ズムの間に挿入することによってホワイトバランス処理
の参照光を作ることができる。
【0043】図7に典型的な色分解プリズムの分光特性
を示す。この分光特性に対し、R光としてピーク波長6
60nmのGaAlAsを用いたLED、G光としてピ
ーク波長562mのInGaAlPを用いたLED、B
光としてGaNを用いたLEDを用いることによって、
効率的にLED光を色分解プリズムを通して各撮像素子
に照射することができる。ここで用いたLEDのピーク
波長はあくまでも一例であり、色分解プリズムを通して
効率よく各色の光を撮像素子に伝達できるような光であ
れば、ピーク波長は上記数値に限定されない。
【0044】なお、色分解プリズムとして、赤、緑、青
の3つの光に分解する色分解プリズムを用いた場合、レ
ンズと色分解プリズムの間に配置した参照光源を色分解
プリズムの分光特性に合わせ、分解されるそれぞれの色
の中心波長付近に発光輝度のピークを持つ赤、緑、青の
3つの光源で構成してもよい。
【0045】ホワイトバランスを調整する方法は、ま
ず、レンズからの光を遮光し、参照光ユニットのLED
を点灯させる。参照光ユニットの色温度は被写体の照明
光と同じ色温度になるように各色のLEDの輝度を調整
する。例えば、白昼光、白熱灯、蛍光灯などのように照
明光源によって予め決められた設定値に合わせてもよ
い。その後、各R、G、Bの信号が同レベルになるよう
ゲインを調整し、ホワイトバランスを取る。
【0046】従来のものでは、光学系や撮像素子を通し
て撮像装置のゲインを、簡便に調整できるものは無かっ
たが、本実施の形態により、初めて、基準となる光源レ
ベルを撮像装置本体に内蔵したので、光学系や撮像素子
の特性も含めたゲイン補正が簡易にできるようになっ
た。
【0047】また、従来のパターンボックスでは、内蔵
される光源の種類によって色温度が決まっていたため、
色温度を変更することができなかったが、本実施の形態
では、色温度を任意に変更できるので様々な光源色に対
応できるようになった。
【0048】また、本実施の形態によれば、照明光の色
温度によって映像信号のゲイン調整を行う場合、特定の
白色チャートやパターンボックスを必要とせず、また、
電気的波形パターンや輝度レベルの高い被写体を白色と
仮定するような方法より高精度にしかも簡便にホワイト
バランスを取ることができる。
【0049】また、領域分割された複数の出力端子を持
つ撮像素子などでは出力端子毎のゲインばらつきを調整
するための参照光信号として用いることができる。
【0050】また、光学系や撮像素子の光電変換特性を
含めた撮像装置のゲイン特性を補正するための参照光を
発生する撮像装置を提供することができる。
【0051】また、光学系や撮像素子の光電変換特性を
含めた撮像装置の色バランスを調整するための基準とな
る参照光を発生する回路を併せ持つ撮像装置を提供する
ことができる。
【0052】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、様々な光源
色に対応可能で、しかも、ゲイン補正が簡易にできる撮
像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を説明するための図であ
る。
【図2】参照光ユニットの回路構成図を説明するための
図である。
【図3】領域分割撮像素子の構成図を説明するための図
である。
【図4】本発明の第1の実施例の変形例(その1)を説明
するための図である。
【図5】本発明の第1の実施例の変形例(その2)を説明
するための図である。
【図6】本発明の第2の実施例を説明するための図であ
る。
【図7】色分解プリズムの分光特性例を説明するための
図である。
【符号の説明】
1 レンズ 2 撮像素子 3 信号処理装置 4 第1の参照光ユニット 5 第1の拡散板 6 第2の参照光ユニット 7 第2の拡散板 8 赤色LEDアレイ 9 緑色LEDアレイ 10 青色LEDアレイ 11 輝度調整用可変抵抗 12 電流源 20 参照光ユニット 21、44 信号処理回路 31 受光領域 32 アンプ 33 信号電荷転送素子 40 色分解プリズム 41 赤色用撮影素子 42 緑色用撮影素子 43 青色用撮影素子 R〜R 保護抵抗 VR〜VR 可変抵抗 I〜I 電流源
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 17/02 H04N 17/02 D Fターム(参考) 2H083 AA02 AA26 AA32 AA51 AA54 5C022 AB20 AC42 AC54 AC69 5C024 AX01 CX27 DX01 EX00 GY01 GZ42 HX18 5C061 BB15 CC05 5C065 AA01 BB02 CC01 EE20 GG15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子と、その撮像素子に光学像を結
    ぶレンズとの間に、映像信号を増幅するための電気回路
    のゲイン調整用の参照光源を設けたことを特徴とする撮
    像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の撮像装置において、 前記撮像素子の受光領域は、複数に分割された小領域か
    らなり、 前記複数に分割された小領域には、それぞれに光電変換
    した信号を増幅するアンプが接続され、 前記参照光源に基づいて、前記アンプのゲイン特性を補
    正することを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の撮像装置におい
    て、 前記参照光は、赤、緑、青の3色の光源で構成し、前記
    3色の光源の明るさを調整することにより光源の色温度
    を変えることを特徴とする撮像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の撮像装置におい
    て、 前記参照光は、白色の光源で構成し、その光源の明るさ
    を調整することを特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2記載の撮像装置におい
    て、 前記参照光は、赤、緑、青、白色の4色の光源で構成
    し、前記4色の光源の明るさを調整することにより光源
    の色温度、及び輝度を変えることを特徴とする撮像装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の撮像装置において、 前記赤、緑、青の3色の光源は、赤、緑、青の光を発光
    するLEDを用い、 各LEDに流す電流量を制御することによりそれぞれの
    色のLEDの明るさを調整することを特徴とする撮像装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の撮像装置において、 前記白色参照光は、白色光を発光するLEDを用い、 LEDに流す電流量を制御することによりその色のLE
    Dの明るさを調整することを特徴とする撮像装置。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の撮像装置において、 前記赤、緑、青、白の4色の光源は、赤、緑、青、白の
    光を発光するLEDを用い、 各LEDに流す電流量を制御することによりそれぞれの
    色のLEDの明るさを調整することを特徴とする撮像装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8いずれか一項記載の撮
    像装置において、 色分解プリズムと複数の撮像素子を有し、 前記レンズと色分解プリズムの間に前記参照光源を配置
    したことを特徴とする撮像装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の撮像装置において、 前記色分解プリズムとして、赤、緑、青の3つの光に分
    解する色分解プリズムを用い、 レンズと色分解プリズムの間に配置した前記参照光源を
    色分解プリズムの分光特性に合わせ、 分解されるそれぞれの色の中心波長付近に発光輝度のピ
    ークを持つ赤、緑、青の3つの光源で構成したことを特
    徴とする撮像装置。
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JP2006020104A (ja) * 2004-07-02 2006-01-19 Sony Corp 撮像装置の輝度信号増幅量調整装置
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