JPH10210207A - 複合通信端末装置 - Google Patents

複合通信端末装置

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JPH10210207A
JPH10210207A JP9019617A JP1961797A JPH10210207A JP H10210207 A JPH10210207 A JP H10210207A JP 9019617 A JP9019617 A JP 9019617A JP 1961797 A JP1961797 A JP 1961797A JP H10210207 A JPH10210207 A JP H10210207A
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JP9019617A
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Toshio Uehara
敏生 上原
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリ装置のマニュアルをユーザに迅
速に参照させることができ、また、対処すべきエラーの
内容に則した項目を素早くユーザに対して提示できる複
合通信端末装置を提供すること。 【解決手段】 ファクシミリ装置は、自装置の動作エラ
ーまたは/及び操作エラーを検出するエラー検出手段を
備えると共にマニュアル情報を予め記憶しておき、前記
エラー検出手段が動作エラーまたは操作エラーを検出し
た場合は前記予め記憶していたマニュアル情報をインタ
ーフェースを介してコンピュータ装置に転送する一方、
前記コンピュータ装置は、前記ファクシミリ装置から転
送されたマニュアル情報を自装置が備える表示装置に表
示することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
とコンピュータ装置とが、インターフェースを介して相
互接続され互いにデータのやりとりが可能な構成の複合
通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ装置とパーソナルコ
ンピュータ(パソコン)等のコンピュータ装置とをイン
ターフェースを介して接続し、相互にデータのやりとり
をすることにより、データの相互利用を可能とする複合
通信端末装置が普及しつつある。
【0003】そのような複合通信端末装置においてのイ
ンターフェースを介してのデータのやりとりは、従来
は、ファクシミリ装置が受信したファクシミリメッセー
ジデータやファクシミリ装置が読取装置で読み取った画
像データをコンピュータ装置に転送してハードディスク
装置に蓄積したり、ディスプレイモニタ等の表示装置に
表示しりたするか、または、コンピュータ装置で作成し
たイメージデータをファクシミリ装置に転送して記録装
置で記録紙に記録出力するか、ファクシミリメッセージ
として他のファクシミリ装置に送信する等、画像処理に
関するハードウェア資産の相互利用を図ることを目的と
したものであった。
【0004】一方、従来の単独で動作するファクシミリ
装置ばかりてなく、上記複合通信端末装置を構成するフ
ァクシミリ装置においては、ほとんどの場合、装置のマ
ニュアルが冊子として添付されている。
【0005】その冊子のマニュアルには、装置の操作方
法や、操作エラーや、動作エラーへの対処方法等が細か
に記載されている。ユーザは、ファクシミリ装置を操作
中に、正しい操作を行えずに操作エラーが発生した場合
や、紙詰まり、用紙切れ、トナー切れなどの動作エラー
が発生した場合に、装置に付属の冊子のマニュアルを所
定の保管場所から探してきて、自分が直面している動作
エラーまたは操作エラーの解決に役立つ記載内容を探し
て参照することで、エラーを解決しようとする。
【0006】しかし、ほとんどの場合は正常に動作して
いるファクシミリ装置においてときたまエラーが発生す
ることを考慮して、常にマニュアルの保管場所をユーザ
が把握していることはまれで、たいていの場合は、エラ
ーが発生してから冊子のマニュアルを探し始めることに
なる。そして、マニュアルを見つけてからさらに、必要
な内容が記載された項目をマニュアル中がら探さなけれ
ばならない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のフ
ァクシミリ装置においては、また、上記従来の複合通信
端末装置を構成するファクシミリ装置においても、ファ
クシミリ装置に添付された冊子のマニュアルは参照しに
くいために十分には活用されておらず、装置が本来持っ
ている機能や性能がユーザにより十分には活用されてい
なかったり、装置に発生したエラーがユーザにより迅速
には除去されていないという問題点があった。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、ファクシミリ装置のマニュアルをユーザに迅速
に参照させることができ、また、対処すべきエラーの内
容に則した項目を素早くユーザに対して提示できる複合
通信端末装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の複合通信端末装置は、ファクシミリ
装置とコンピュータ装置とが、インターフェースを介し
て相互接続され互いにデータのやりとりが可能な構成の
複合通信端末装置において、前記ファクシミリ装置は、
自装置の動作エラーまたは/及び操作エラーを検出する
エラー検出手段を備えると共にマニュアル情報を予め記
憶しておき、前記エラー検出手段が動作エラーまたは操
作エラーを検出した場合は前記予め記憶していたマニュ
アル情報を前記インターフェースを介して前記コンピュ
ータ装置に転送する一方、前記コンピュータ装置は、前
記ファクシミリ装置から転送されたマニュアル情報を自
装置が備える表示装置に表示することを特徴とする。
【0010】請求項2記載の複合通信端末装置は、ファ
クシミリ装置とコンピュータ装置とが、インターフェー
スを介して相互接続され互いにデータのやりとりが可能
な構成の複合通信端末装置において、前記ファクシミリ
装置は、自装置の動作エラーまたは/及び操作エラーを
検出するエラー検出手段を備えると共にそのエラー検出
手段が検出する個別のエラー内容に対応する個別マニュ
アル情報を予め前記個別のエラー内容と対応付けて個別
マニュアル情報テーブルとして記憶しておき、前記エラ
ー検出手段が動作エラーまたは操作エラーを検出した場
合は前記予め記憶していた個別マニュアル情報テーブル
のうちの、前記エラー検出手段が検出したエラー内容に
対応する個別マニュアル情報を前記インターフェースを
介して前記コンピュータ装置に転送する一方、前記コン
ピュータ装置は、前記ファクシミリ装置から転送された
個別マニュアル情報を自装置が備える表示装置に表示す
ることを特徴とする。
【0011】請求項3記載の複合通信端末装置は、請求
項1記載の複合通信端末装置において、前記ファクシミ
リ装置は、前記エラー検出手段が動作エラーまたは操作
エラーを検出した場合は前記予め記憶していたマニュア
ル情報を前記インターフェースを介して前記コンピュー
タ装置に転送すると共に、自装置が備える記録装置によ
り記録出力することを特徴とする。
【0012】請求項4記載の複合通信端末装置は、請求
項2記載の複合通信端末装置において、前記ファクシミ
リ装置は、前記エラー検出手段が動作エラーまたは操作
エラーを検出した場合は前記予め記憶していた個別マニ
ュアル情報テーブルのうちの、前記エラー検出手段が検
出したエラー内容に対応する個別マニュアル情報を前記
インターフェースを介して前記コンピュータ装置に転送
すると共に、自装置が備える記録装置により記録出力す
ることを特徴とする。
【0013】請求項5記載の複合通信端末装置は、請求
項1、2、3または4のいずれかの記載の複合通信端末
装置において、前記コンピュータ装置の表示装置への前
記マニュアル情報または個別マニュアル情報の表示の可
否を設定する表示可否設定手段を備え、前記コンピュー
タ装置は、その表示可否設定手段による設定が可の場合
のみ、前記マニュアル情報または個別マニュアル情報を
前記表示装置に表示することを特徴とする。
【0014】請求項6記載の複合通信端末装置は、請求
項3または4のいずれかの記載の複合通信端末装置にお
いて、前記ファクシミリ装置の記録装置による前記マニ
ュアル情報または個別マニュアル情報の記録出力の可否
を設定する記録出力可否設定手段を備え、前記ファクシ
ミリ装置は、その記録出力可否設定手段による設定が可
の場合のみ、前記マニュアル情報または個別マニュアル
情報を前記記録装置により記録出力することを特徴とす
る。
【0015】請求項7記載の複合通信端末装置は、ファ
クシミリ装置とコンピュータ装置とが、インターフェー
スを介して相互接続され互いにデータのやりとりが可能
な構成の複合通信端末装置において、前記ファクシミリ
装置は、自装置の動作エラーまたは/及び操作エラーを
検出するエラー検出手段を備える一方、前記コンピュー
タ装置は、前記ファクシミリ装置についてのマニュアル
情報を予め記憶しておき、前記ファクシミリ装置は、前
記エラー検出手段が動作エラーまたは操作エラーを検出
した場合は、その旨を前記インターフェースを介して前
記コンピュータ装置に通知し、前記コンピュータ装置
は、その通知を受けて前記予め記憶していたマニュアル
情報を自装置が備える表示装置に表示することを特徴と
する。
【0016】請求項8記載の複合通信端末装置は、ファ
クシミリ装置とコンピュータ装置とが、インターフェー
スを介して相互接続され互いにデータのやりとりが可能
な構成の複合通信端末装置において、前記ファクシミリ
装置は、自装置の動作エラーまたは/及び操作エラーを
検出するエラー検出手段を備える一方、前記コンピュー
タ装置は、前記ファクシミリ装置についての、前記エラ
ー検出手段が検出する個別のエラー内容に対応する個別
マニュアル情報を予め前記個別のエラー内容と対応付け
て個別マニュアル情報テーブルとして記憶しておき、前
記ファクシミリ装置は、前記エラー検出手段が動作エラ
ーまたは操作エラーを検出した場合は、その検出したエ
ラー内容を前記インターフェースを介して前記コンピュ
ータ装置に通知し、前記コンピュータ装置は、その通知
されたエラー内容に対応する個別マニュアル情報を前記
予め記憶していた個別マニュアル情報テーブルから取り
出して自装置が備える表示装置に表示することを特徴と
する。
【0017】請求項9記載の複合通信端末装置は、請求
項7記載の複合通信端末装置において、前記コンピュー
タ装置は、前記ファクシミリ装置から動作エラーまたは
操作エラーを検出した旨を通知された場合は、前記予め
記憶していたマニュアル情報を前記インターフェースを
介して前記ファクシミリ装置に転送する一方、前記ファ
クシミリ装置は、その転送されたマニュアル情報を、自
装置が備える記録装置により記録出力することを特徴と
する。
【0018】請求項10記載の複合通信端末装置は、請
求項8記載の複合通信端末装置において、前記コンピュ
ータ装置は、前記ファクシミリ装置から動作エラーまた
は操作エラーのエラー内容が通知された場合は、前記予
め記憶していた個別マニュアル情報テーブルのうちの対
応する個別マニュアル情報を前記インターフェースを介
して前記ファクシミリ装置に転送する一方、前記ファク
シミリ装置は、その転送された個別マニュアル情報を、
自装置が備える記録装置により記録出力することを特徴
とする。
【0019】請求項11記載の複合通信端末装置は、請
求項7、8、9または10のいずれかの記載の複合通信
端末装置において、前記コンピュータ装置の表示装置へ
の前記マニュアル情報または個別マニュアル情報の表示
の可否を設定する表示可否設定手段を備え、前記コンピ
ュータ装置は、その表示可否設定手段による設定が可の
場合のみ、前記マニュアル情報または個別マニュアル情
報を前記表示装置に表示することを特徴とする。
【0020】請求項12記載の複合通信端末装置は、請
求項9または10のいずれかの記載の複合通信端末装置
において、前記ファクシミリ装置の記録装置による前記
マニュアル情報または個別マニュアル情報の記録出力の
可否を設定する記録出力可否設定手段を備え、前記コン
ピュータ装置は、その記録出力可否設定手段による設定
が可の場合のみ、前記マニュアル情報または個別マニュ
アル情報を前記ファクシミリ装置に転送する一方、前記
ファクシミリ装置は、前記記録出力可否設定手段による
設定が可の場合のみ前記コンピュータ装置から転送され
た前記マニュアル情報または個別マニュアル情報を前記
記録装置により記録出力することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0022】図1は、本発明の実施の形態に係る、ファ
クシミリ装置1とパソコン20とから構成される複合通
信端末装置のブロック構成を示している。
【0023】同図において、ファクシミリ装置1はG
(グループ)3ファクシミリで、スキャナ2、プロッタ
3、操作表示部4、符号化復号化部5、システム制御部
6、ROM7、RAM8、モデム部9、網制御部10、
セントロニクスI/F11、動作エラー検出部13、及
び、システムバス14とから構成されている。
【0024】スキャナ2は、原稿画像を読み取って画像
データを得る読取装置である。プロッタ3は、画像デー
タを記録紙に記録出力する記録装置である。操作表示部
4は、オペレータによる操作入力を受け入れるためのテ
ンキーやその他の各種キーが配設されると共に、装置の
動作状態や、オペレータへのメッセージを表示する表示
器を備えるものである。符号化復号化部5は、画像デー
タを符号化圧縮する一方、符号化画像データを復号伸長
するものである。システム制御部6は、装置各部を制御
するものである。ROM7は、システム制御部6の制御
手順を記したプログラムやデータテーブルが格納される
ものである。RAM8は、システム制御部6の作業領域
となると共に、必要に応じて画像データ等のデータが一
時的に記憶されるものであり、図示しないバックアップ
電源によりバックアップされ、装置電源がオフの状態で
も、その記憶内容を保持し続ける。モデム部9は、網制
御部10を介して回線から受信するデータを復調する一
方、送信するデータを変調するものである。網制御部1
0は、公衆回線網との回線接続の制御を行うものであ
る。セントロニクスI/F11は、後述するパソコン2
0のセントロニクスI/F24と対になるインターフェ
ースであり、ファクシミリ装置1とパソコン20とが相
互にデータをやりとりするためのインターフェースとな
るものである。
【0025】動作エラー検出部13は、装置各部に配置
した図示しない各種センサにより、紙詰まり、用紙切
れ、トナー切れ等の動作エラーを検出し、その検出した
動作エラー内容をシステム制御部6に通知するものであ
る、システム制御部6は、動作エラー検出部13からの
通知により、動作エラーが発生したことと、その具体的
エラー内容を知ることができる。また、システム制御部
6は、操作表示部4からの入力を監視することにより、
ユーザによる誤った入力に起因する操作エラーを検出す
ることで、操作エラーが発生したことと、その具体的エ
ラー内容を知ることができる。なお、以後の説明では、
動作エラー及び操作エラーを一括して単にエラーと称す
る。
【0026】一方、パソコン20は、キーボード制御部
21、MPU22、RS232Cインターフェース2
3、セントロニクスI/F24、ディスプレイ制御部2
5、ROM26、RAM27、ハードディスク装置2
8、及びシステムバス29とから構成され、また、周辺
装置として、マウス装置30、キーボード40、及び、
ディスプレイモニタ50を備えている。
【0027】キーボード制御部21は、キーボード40
から入力されたキー操作を解読してMPU22に通知す
るための制御を行うものである。MPU22は、装置各
部を制御するものである。RS232C−I/F23
は、マウス装置30にとってのインターフェースとなる
ものであり、マウス装置30からの座標情報を受信して
MPU22に通知するための制御を行うものである。セ
ントロニクスI/F24は、ファクシミリ装置1のセン
トロニクスI/F11と対になるインターフェースであ
り、ファクシミリ装置1とパソコン20とが相互にデー
タをやりとりするためのインターフェースとなるもので
ある。ディスプレイ制御部25は、MPU22からの指
示に応じてディスプレイモニタ50への画像信号を生成
するものである。ディスプレイモニタ50は、そのディ
スプレイ制御部25からの画像信号を可視表示するもの
である。ROM7は、MPU22の制御手順を記したプ
ログラムが格納されるものである。RAM8は、MPU
22の作業領域となるものである。ハードディスク装置
28は、MPU22の制御手順が記されたプログラム
や、各種データが蓄積されるものである。
【0028】以上の構成で、ファクシミリ装置1は、ス
キャナ2で読み取った原稿画像データや、セントロニク
スI/F11を介してパソコン20から転送されたイメ
ージデータをファクシミリメッセージとして、符号化復
号化部5で符号化圧縮し、操作表示部4から、またはキ
ーボード40から指定された送信宛先番号に発呼して回
線接続し、モデム部9により変調して受信側ファクシミ
リ装置に送信する一方、受信したファクシミリメッセー
ジをプロッタ3で記録紙に記録出力したり、セントロニ
クスI/F11を介してパソコン20に転送する等の、
従来と同様の動作を行う。
【0029】また、パソコン20は、自装置で作成した
イメージデータをディスプレイモニタ50に表示した
り、ハードディスク装置28に蓄積したり、セントロニ
クスI/F24を介してファクシミリ装置1に転送する
一方、ファクシミリ装置1がスキャナ2で読み取った原
稿画像データまたは受信した画像データをセントロニク
スI/F24を介して転送されて、その転送された画像
データを編集したりディスプレイモニタ50に表示した
り、ハードディスク装置28に蓄積したりする等の、従
来と同様の動作を行う。
【0030】更に、図1に示す複合通信端末装置は、本
発明に係る動作として、図3に示す第1実施形態の処理
手順、または、図4に示す第2実施形態の処理手順を行
う。
【0031】先ず、第1実施形態の処理手順を行う場合
について説明する。
【0032】この第1実施形態の処理手順を行うため
に、ファクシミリ装置1は、図2に示す、システム制御
部6が検出する各種エラーの内容に応じた個別のマニュ
アル情報(以後単にマニュアルと称する)の対応テーブ
ルをROM7に予め記憶しておく。
【0033】図2に示すように、エラー1(例えば、紙
詰まり)に対しては、そのエラー1の内容に則した個別
マニュアルであるマニュアル1が対応して記憶され、以
下同様に、各エラー内容に、それぞれのエラー内容に則
した個別マニュアルが対応している。なお、図2に示す
対応テーブルを全体として一括すれば、個別マニュアル
の集合体としてのマニュアルとして捉えることができ
る。
【0034】以上の前提において行われる、第1実施形
態の処理手順について図3を参照して説明する。なお、
同図において、処理または判断に付された番号の先頭に
「F」が付加された処理または判断は、ファクシミリ装
置1側における処理または判断を示し、「P」が付加さ
れた処理または判断は、パソコン20側における処理ま
たは判断を示している。
【0035】同図において、ファクシミリ装置1のシス
テム制御部6は、何らかのエラーの発生を監視する(判
断F101のNoループ)。
【0036】エラーが発生した場合(判断F101のY
es)は、個別エラー対応モードであるかを判断する
(判断F102)。この個別エラー対応モードは、文字
通り、以降の処理において、発生した個別のエラーのそ
れぞれに個別対応した処理を行うか、各個別のエラーを
一括して処理するかの別を決定するためのモードであ
る。この個別エラー対応モードの設定は、予め操作表示
部4からの入力操作に応じてシステム制御部6が設定し
ておくか、パソコン20のキーボード40からの入力操
作により設定してMPU22がセントロニクスI/F2
4及び11を介してシステム制御部6に設定されたモー
ドを通知するかのいずれかによって予め行われているも
のである。この個別エラー対応モードの設定を行うこと
により、個別のエラー毎の処理を行いたいか、一括した
処理を行いたいかのユーザの要請に応じた処理が可能と
なる。
【0037】個別エラー対応モードでない場合(判断F
102のNo)は、図2に示す対応テーブル中の個別マ
ニュアルを処理対称として一括選択する(処理F10
4)。個別エラー対応モードである場合(判断F102
のYes)は、図2に示す対応テーブル中の、判断F1
01で検出した、発生したエラー内容に対応する個別の
マニュアルのみを処理対称として選択する(処理F10
3)。
【0038】そして、マニュアルプリントモードである
かを判断する(判断F105)。このマニュアルプリン
トモードは、文字通り、マニュアルをプロッタ3で記録
するかを決定するためのモードであり、前述の個別エラ
ー対応モードの設定と同様に、操作表示部4または、キ
ーボード40からの入力操作により予め設定されている
ものである。
【0039】マニュアルプリントモードに設定されてい
る場合(判断F105のYes)は、選択したマニュア
ルをプロッタ3により記録紙に記録出力し(処理F10
6)、マニュアルプリントモードに設定されていない場
合(判断F105のNo)は、選択したマニュアルのプ
ロッタ3による記録出力動作を行わない。これにより、
マニュアルをプリントアウトしたいか否かのユーザの要
請に応じた処理が可能となる。また、処理F106でプ
リントアウトされるマニュアルは、個別エラー対応モー
ドであれば、発生したエラーに対応する個別のマニュア
ルのみであり、ユーザが望まない不必要なマニュアルの
内容がプリントアウトされてしまうことなく、個別エラ
ー対応モードでなければ、ユーザの要請通り、図2に示
す対応テーブル中の全ての個別マニュアルが一括してプ
リントアウトされる。
【0040】さらに、システム制御部6は、マニュアル
表示モードであるかを判断する(判断F107)。この
マニュアル表示モードは、文字通り、マニュアルをパソ
コン20のディスプレイモニタ50に表示するか否か決
定するためのモードであり、前述の個別エラー対応モー
ドの設定と同様に、操作表示部4または、キーボード4
0からの入力操作により予め設定されているものであ
る。
【0041】マニュアル表示モードに設定されている場
合(判断F107のYes)は、選択したマニュアルを
セントロニクスI/F11を介してパソコン(PC)2
0に転送する(処理F108)、マニュアル表示モード
に設定されていない場合(判断F107のNo)は、選
択したマニュアルのパソコン20への転送動作を行わな
い。一方、処理F108によりマニュアルを転送された
パソコン20のMPU22は、その転送されたマニュア
ルをディスプレイモニタ50に表示する(処理P10
9)。これにより、マニュアルをパソコン20のディス
プレイモニタ50に表示したいか否かのユーザの要請に
応じた処理が可能となる。また、処理P109でディス
プレイモニタ50に表示されるマニュアルは、個別エラ
ー対応モードであれば、発生したエラーに対応する個別
のマニュアルのみであり、ユーザが望まない不必要なマ
ニュアルの内容が表示されてしまうことなく、個別エラ
ー対応モードでなければ、ユーザの要請通り、図2に示
す対応テーブル中の全ての個別マニュアルが一括して表
示される。なお、一括して表示する場合には、先ず主な
項目のみを表示し、マウス装置30により特定の項目が
クリックされた場合には、その項目の具体的な内容を表
示するというように、階層構造をもたせた表示形態する
ことができる。
【0042】また、以上説明した第1実施形態の動作手
順では、何らかのエラーがファクシミリ装置1において
発生しない限り、マニュアルは、プロッタ3にり記録出
力されず、また、ディスプレイモニタ50に表示されな
いが、操作表示部4またはキーボード40からの、マニ
ュアルの記憶出力または表示の要求の、任意のタイミン
グでの入力操作に応じて、強制的にマニュアルを記録出
力するか表示するようにすることもでき、その場合、フ
ァクシミリ装置1にエラーは発生していないが、ファク
シミリ装置1についての操作方法や、エラーへの対処方
法を知っておきたいと所望するユーザの要請に柔軟に対
応でき、ユーザにとっては、冊子のマニュアルを保管場
所から取り出してくるまでもなく、単純なキー操作のみ
で参照することが可能となる。
【0043】次に、第2実施形態の処理手順を行う場合
について説明する。
【0044】この第2実施形態の処理手順を行うため
に、パソコン20は、図2に示す、ファクシミリ装置1
のシステム制御部6が検出する各種エラーの内容に応じ
た個別のマニュアル情報(以後単にマニュアルと称す
る)の対応テーブルをハードディスク装置28に予め記
憶しておく。
【0045】図2に示すように、エラー1(例えば、ト
ナー切れ)に対しては、そのエラー1の内容に則した個
別マニュアルであるマニュアル1が対応して記憶され、
以下同様に、各エラー内容に、それぞれのエラー内容に
則した個別マニュアルが対応している。なお、図2に示
す対応テーブルを全体として一括すれば、個別マニュア
ルの集合体としてのマニュアルとして捉えることができ
る。
【0046】以上の前提において行われる、第2実施形
態の処理手順について図4を参照して説明する。なお、
同図において、処理または判断に付された番号の先頭に
「F」が付加された処理または判断は、ファクシミリ装
置1側における処理または判断を示し、「P」が付加さ
れた処理または判断は、パソコン20側における処理ま
たは判断を示している。
【0047】同図において、ファクシミリ装置1のシス
テム制御部6は、何らかのエラーの発生を監視する(判
断F201のNoループ)。
【0048】エラーが発生した場合(判断F201のY
es)は、発生したエラー内容をセントロニクスI/F
1を介してパソコン20に通知する(処理F202)。
パソコン20のMPU22は、セントロニクスI/F2
4を介して発生したエラー内容が通知される(処理P2
03)ことで、ファクシミリ装置1においてエラーが発
生したことと、その発生したエラー内容を知る。そし
て、パソコン20は、個別エラー対応モードであるかを
判断する(判断P204)。この個別エラー対応モード
は、文字通り、以降の処理において、発生した個別のエ
ラーのそれぞれに個別対応した処理を行うか、各個別の
エラーを一括して処理するかの別を決定するためのモー
ドである。この個別エラー対応モードの設定は、予めキ
ーボード40からの入力操作により設定しておくか、予
めファクシミリ装置1の操作表示部4からの入力操作に
応じて設定して、システム制御部6が、セントロニクス
I/F11及び24を介してMPU22に設定されたモ
ードを通知するかのいずれかによって予め行われている
ものである。この個別エラー対応モードの設定を行うこ
とにより、個別のエラー毎の処理を行いたいか、一括し
た処理を行いたいかのユーザの要請に応じた処理が可能
となる。
【0049】個別エラー対応モードでない場合(判断P
204のNo)は、図2に示す対応テーブル中の個別マ
ニュアルを処理対称として一括選択する(処理P20
6)。個別エラー対応モードである場合(判断P204
のYes)は、図2に示す対応テーブル中の、処理P2
03でファクシミリ装置1から通知された、ファクシミ
リ装置1で発生したエラー内容に対応する個別のマニュ
アルのみを処理対称として選択する(処理P205)。
【0050】そして、MPU22は、マニュアル表示モ
ードであるかを判断する(判断P207)。このマニュ
アル表示モードは、文字通り、マニュアルをディスプレ
イモニタ50に表示するか否か決定するためのモードで
あり、前述の個別エラー対応モードの設定と同様に、キ
ーボード40、または、操作表示部4からの入力操作に
より予め設定されているものである。
【0051】マニュアル表示モードに設定されている場
合(判断P207のYes)は、選択したマニュアルを
ディスプレイモニタ50に表示する(処理P208)。
マニュアル表示モードに設定されていない場合(判断P
207のNo)は、選択したマニュアルのディスプレイ
モニタ50での表示を行わない。これにより、マニュア
ルをパソコン20のディスプレイモニタ50に表示した
いか否かのユーザの要請に応じた処理が可能となる。ま
た、処理P208でディスプレイモニタ50に表示され
るマニュアルは、個別エラー対応モードであれば、発生
したエラーに対応する個別のマニュアルのみであり、ユ
ーザが望まない不必要なマニュアルの内容が表示されて
しまうことなく、個別エラー対応モードでなければ、ユ
ーザの要請通り、図2に示す対応テーブル中の全ての個
別マニュアルが一括して表示される。なお、一括して表
示する場合には、先ず主な項目のみを表示し、マウス装
置30により特定の項目がクリックされた場合には、そ
の項目の具体的な内容を表示するというように、階層構
造をもたせた表示形態することができる。
【0052】更に、MPU22は、マニュアルプリント
モードであるかを判断する(判断P209)。このマニ
ュアルプリントモードは、文字通り、マニュアルをファ
クシミリ装置1のプロッタ3で記録するかを決定するた
めのモードであり、前述の個別エラー対応モードの設定
と同様に、キーボード40、または、操作表示部4から
の入力操作により予め設定されているものである。
【0053】マニュアルプリントモードに設定されてい
る場合(判断P209のYes)は、選択したマニュア
ルをセントロニクスI/F24を介してファクシミリ装
置(FAX)1に転送する(処理P210)、マニュア
ルプリントモードに設定されていない場合(判断P20
9のNo)は、選択したマニュアルのファクシミリ装置
1への転送動作を行わない。一方、処理P210により
マニュアルを転送されたファクシミリ装置1のシステム
制御部6は、その転送されたマニュアルをプロッタ3に
より記録紙に記録出力する(処理F211)。これによ
り、マニュアルをプリントアウトしたいか否かのユーザ
の要請に応じた処理が可能となる。また、処理F211
でプリントアウトされるマニュアルは、個別エラー対応
モードであれば、発生したエラーに対応する個別のマニ
ュアルのみであり、ユーザが望まない不必要なマニュア
ルの内容がプリントアウトされてしまうことなく、個別
エラー対応モードでなければ、ユーザの要請通り、図2
に示す対応テーブル中の全ての個別マニュアルが一括し
てプリントアウトされる。
【0054】また、以上説明した第2実施形態の動作手
順では、何らかのエラーがファクシミリ装置1において
発生しない限り、マニュアルは、ディスプレイモニタ5
0に表示されず、たま、プロッタ3により記録出力され
ないが、キーボード40または操作表示部4からの、マ
ニュアルの記憶出力または表示の要求の、任意のタイミ
ングでの入力操作に応じて、強制的にマニュアルを表示
するか記録出力するようにすることもでき、その場合、
ファクシミリ装置1にエラーは発生していないが、ファ
クシミリ装置1についての操作方法や、エラーへの対処
方法を知っておきたいと所望するユーザの要請に柔軟に
対応でき、ユーザにとっては、冊子のマニュアルを保管
場所から取り出してくるまでもなく、単純なキー操作の
みで参照することが可能となる。
【0055】このように、第2実施形態では、第1実施
形態と同様の動作を、パソコン20側のハードディスク
装置28に、ファクシミリ装置1についてのマニュアル
を記憶した構成で行うことができるため、ファクシミリ
装置1が、マニュアルの表示・記録出力のために記憶し
ておかなければならないデータ量が少なくて済む利点が
あり、ディスプレイモニタ50にマニュアルを表示する
場合は、第1実施形態のように、マニュアルをファクシ
ミリ装置1からパソコン20に転送しないで済むため、
その分迅速な画面表示が行える利点もある。
【0056】なお、以上説明した実施の形態において
は、本発明に係る複合通信端末装置として、ファクシミ
リ装置とパソコンが接続されたものを例に説明したが、
ファクシミリ装置1と接続されるコンピュータ装置とし
ては、パソコンに限られるものでないことはいうまでも
なく、ファクシミリ装置も、G3ファクシミリに限られ
るものではないことはいうまでもない。
【0057】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、ファクシ
ミリ装置で動作エラーまたは操作エラーが発生したとき
には、コンピュータ装置の表示装置に前記ファクシミリ
装置についてのマニュアルが表示されるため、本発明の
複合通信端末装置のユーザは、あらためて前記ファクシ
ミリ装置に付属する冊子のマニュアルをひもとく必要が
なく、前記ファクシミリ装置のトラブルに迅速に対応す
ることができる。また、冊子のマニュアルの保存場所が
わからなくなることもなく、他機種のマニュアルと間違
えて参照してしまうこともなくなる利点がある。
【0058】請求項2に係る発明によれば、前記コンピ
ュータ装置の表示装置には、前記ファクシミリ装置で発
生した動作エラーまたは操作エラーのエラー内容に応じ
た個別のマニュアルが表示されるため、ユーザは、今発
生している前記ファクシミリ装置の動作エラーまたは操
作エラーの解決に役立つ情報を即座に参照することがで
き、解決したいエラーへの対処方法の記載部分を、前記
ファクシミリ装置に付属の冊子のマニュアルのページを
めくりながら探す必要がなく、発生したエラーに迅速に
対応することができる。
【0059】請求項3に係る発明によれば、前記コンピ
ュータ装置の表示装置で表示されるマニュアル情報が、
同時に、前記ファクシミリ装置の記録装置から記録出力
されるため、ユーザが忙しくて前記表示装置に表示され
たマニュアルを見ていられないときでも、前記記録装置
から記録出力されたマニュアルを参照して前記ファクシ
ミリ装置のエラーに対応することができる。また、前記
ファクシミリ装置の記録装置から記録出力されたマニュ
アルは、当該ファクシミリ装置についてのマニュアルで
あることは自明であり、他機種のマニュアルを参照して
しまうことがなくなる。
【0060】請求項4に係る発明によれば、前記コンピ
ュータ装置の表示装置で表示されるエラー内容に応じた
個別マニュアル情報が、同時に、前記ファクシミリ装置
の記録装置から記録出力されるため、ユーザが忙しくて
前記表示装置に表示された個別マニュアルを見ていられ
ないときでも、前記記録装置から記録出力された個別マ
ニュアルを参照して前記ファクシミリ装置の個別のエラ
ーに対応することができる。また、前記エラー内容に応
じた個別マニュアル情報は、マニュアル情報全体に比べ
て情報量が少ないため、その分記録エリアが小さくな
り、記録紙の節約になって経済的かつ効率的である利点
がある。また、前記ファクシミリ装置の記録装置から記
録出力された個別マニュアルは、当該ファクシミリ装置
についての個別マニュアルであることは自明であり、他
機種のマニュアルを参照してしまうことがなくなる。
【0061】請求項5に係る発明によれば、前記コンピ
ュータ装置の表示装置への前記マニュアル情報または個
別マニュアル情報の表示の可否を設定でき、前記コンピ
ュータ装置は、その設定が可の場合のみ、前記マニュア
ル情報または個別マニュアル情報を前記表示装置に表示
するため、マニュアル情報または個別マニュアル情報を
前記表示装置に表示するか否かについてのユーザの要望
に応じることができる。
【0062】請求項6に係る発明によれば、前記ファク
シミリ装置の記録装置による前記マニュアル情報または
個別マニュアル情報の記録出力の可否を設定でき、前記
ファクシミリ装置は、その設定が可の場合のみ、前記マ
ニュアル情報または個別マニュアル情報を前記記録装置
により記録出力するため、マニュアル情報または個別マ
ニュアル情報を前記記録装置により記録出力するか否か
についてのユーザの要望に応じることができる。
【0063】請求項7に係る発明によれば、ファクシミ
リ装置で動作エラーまたは操作エラーが発生したときに
は、コンピュータ装置の表示装置に前記ファクシミリ装
置についてのマニュアルが表示されるため、本発明の複
合通信端末装置のユーザは、あらためて前記ファクシミ
リ装置に付属する冊子のマニュアルをひもとく必要がな
く、前記ファクシミリ装置のトラブルに迅速に対応する
ことができる。また、冊子のマニュアルの保存場所がわ
からなくなることもなく、他機種のマニュアルと間違え
て参照してしまうこともなくなる利点がある。加えて、
前記ファクシミリ装置についてのマニュアル情報は前記
コンピュータ装置側にあるため、マニュアル情報の表示
のために、そのマニュアル情報を前記ファクシミリ装置
から前記コンピュータ装置に転送する必要がなく、迅速
なマニュアルの表示が可能となる。
【0064】請求項8に係る発明によれば、前記コンピ
ュータ装置の表示装置には、前記ファクシミリ装置で発
生した動作エラーまたは操作エラーのエラー内容に応じ
た個別のマニュアルが表示されるため、ユーザは、今発
生している前記ファクシミリ装置の動作エラーまたは操
作エラーの解決に役立つ情報を即座に参照することがで
き、解決したいエラーへの対処方法の記載部分を、前記
ファクシミリ装置に付属の冊子のマニュアルのページを
めくりながら探す必要がなく、発生したエラーに迅速に
対応することができる。加えて、前記ファクシミリ装置
についての個別マニュアル情報テーブルは前記コンピュ
ータ装置側にあるため、個別マニュアル情報の表示のた
めに、その個別マニュアル情報を前記ファクシミリ装置
から前記コンピュータ装置に転送する必要がなく、迅速
な個別マニュアルの表示が可能となる。
【0065】請求項9に係る発明によれば、前記コンピ
ュータ装置の表示装置で表示されるマニュアル情報が、
同時に、前記ファクシミリ装置の記録装置から記録出力
されるため、ユーザが忙しくて前記表示装置に表示され
たマニュアルを見ていられないときでも、前記記録装置
から記録出力されたマニュアルを参照して前記ファクシ
ミリ装置のエラーに対応することができる。また、前記
ファクシミリ装置の記録装置から記録出力されたマニュ
アルは、当該ファクシミリ装置についてのマニュアルで
あることは自明であり、他機種のマニュアルを参照して
しまうことがなくなる。
【0066】請求項10に係る発明によれば、前記コン
ピュータ装置の表示装置で表示されるエラー内容に応じ
た個別マニュアル情報が、同時に、前記ファクシミリ装
置の記録装置から記録出力されるため、ユーザが忙しく
て前記表示装置に表示された個別マニュアルを見ていら
れないときでも、前記記録装置から記録出力された個別
マニュアルを参照して前記ファクシミリ装置の個別のエ
ラーに対応することができる。また、前記エラー内容に
応じた個別マニュアル情報は、マニュアル情報全体に比
べて情報量が少ないため、その分記録エリアが小さくな
り、記録紙の節約になって経済的かつ効率的である利点
がある。また、前記ファクシミリ装置の記録装置から記
録出力された個別マニュアルは、当該ファクシミリ装置
についての個別マニュアルであることは自明であり、他
機種のマニュアルを参照してしまうことがなくなる。
【0067】請求項11に係る発明によれば、前記コン
ピュータ装置の表示装置への前記マニュアル情報または
個別マニュアル情報の表示の可否を設定でき、前記コン
ピュータ装置は、その設定が可の場合のみ、前記マニュ
アル情報または個別マニュアル情報を前記表示装置に表
示するため、マニュアル情報または個別マニュアル情報
を前記表示装置に表示するか否かについてのユーザの要
望に応じることができる。
【0068】請求項12に係る発明によれば、前記ファ
クシミリ装置の記録装置による前記マニュアル情報また
は個別マニュアル情報の記録出力の可否を設定でき、前
記ファクシミリ装置は、その設定が可の場合のみ、前記
マニュアル情報または個別マニュアル情報を前記記録装
置により記録出力するため、マニュアル情報または個別
マニュアル情報を前記記録装置により記録出力するか否
かについてのユーザの要望に応じることができる。ま
た、前記マニュアル情報または個別マニュアル情報の、
前記コンピュータ装置から前記ファクシミリ装置への転
送は、前記記録出力の可否の設定が可の場合のみ行われ
るため、不必要なデータ転送動作が行われることがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る複合通信端末装置の
ブロック構成を示す図である。
【図2】エラー内容/マニュアル情報対応テーブルを示
す図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る動作手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】本発明の第2実施形態に係る動作手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 スキャナ 3 プロッタ 4 操作表示部 5 符号化復号化部 6 システム制御部 7 ROM 8 RAM 9 モデム部 10 網制御部 11 セントロニクスI/F 13 動作エラー検出部 14 システムバス 20 コンピュータ装置 21 キーボード制御部 22 MPU 23 RS232C−I/F 24 セントロニクスI/F 25 ディスプレイ制御部 26 ROM 27 RAM 28 ハードディスク装置 29 システムバス 30 マウス装置 40 キーボード 50 ディスプレイモニタ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ装置とコンピュータ装置と
    が、インターフェースを介して相互接続され互いにデー
    タのやりとりが可能な構成の複合通信端末装置におい
    て、 前記ファクシミリ装置は、自装置の動作エラーまたは/
    及び操作エラーを検出するエラー検出手段を備えると共
    にマニュアル情報を予め記憶しておき、前記エラー検出
    手段が動作エラーまたは操作エラーを検出した場合は前
    記予め記憶していたマニュアル情報を前記インターフェ
    ースを介して前記コンピュータ装置に転送する一方、前
    記コンピュータ装置は、前記ファクシミリ装置から転送
    されたマニュアル情報を自装置が備える表示装置に表示
    することを特徴とする複合通信端末装置。
  2. 【請求項2】 ファクシミリ装置とコンピュータ装置と
    が、インターフェースを介して相互接続され互いにデー
    タのやりとりが可能な構成の複合通信端末装置におい
    て、 前記ファクシミリ装置は、自装置の動作エラーまたは/
    及び操作エラーを検出するエラー検出手段を備えると共
    にそのエラー検出手段が検出する個別のエラー内容に対
    応する個別マニュアル情報を予め前記個別のエラー内容
    と対応付けて個別マニュアル情報テーブルとして記憶し
    ておき、前記エラー検出手段が動作エラーまたは操作エ
    ラーを検出した場合は前記予め記憶していた個別マニュ
    アル情報テーブルのうちの、前記エラー検出手段が検出
    したエラー内容に対応する個別マニュアル情報を前記イ
    ンターフェースを介して前記コンピュータ装置に転送す
    る一方、前記コンピュータ装置は、前記ファクシミリ装
    置から転送された個別マニュアル情報を自装置が備える
    表示装置に表示することを特徴とする複合通信端末装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ファクシミリ装置は、前記エラー検
    出手段が動作エラーまたは操作エラーを検出した場合は
    前記予め記憶していたマニュアル情報を前記インターフ
    ェースを介して前記コンピュータ装置に転送すると共
    に、自装置が備える記録装置により記録出力することを
    特徴とする請求項1記載の複合通信端末装置。
  4. 【請求項4】 前記ファクシミリ装置は、前記エラー検
    出手段が動作エラーまたは操作エラーを検出した場合は
    前記予め記憶していた個別マニュアル情報テーブルのう
    ちの、前記エラー検出手段が検出したエラー内容に対応
    する個別マニュアル情報を前記インターフェースを介し
    て前記コンピュータ装置に転送すると共に、自装置が備
    える記録装置により記録出力することを特徴とする請求
    項2記載の複合通信端末装置。
  5. 【請求項5】 前記コンピュータ装置の表示装置への前
    記マニュアル情報または個別マニュアル情報の表示の可
    否を設定する表示可否設定手段を備え、前記コンピュー
    タ装置は、その表示可否設定手段による設定が可の場合
    のみ、前記マニュアル情報または個別マニュアル情報を
    前記表示装置に表示することを特徴とする請求項1、
    2、3または4のいずれかの記載の複合通信端末装置。
  6. 【請求項6】 前記ファクシミリ装置の記録装置による
    前記マニュアル情報または個別マニュアル情報の記録出
    力の可否を設定する記録出力可否設定手段を備え、前記
    ファクシミリ装置は、その記録出力可否設定手段による
    設定が可の場合のみ、前記マニュアル情報または個別マ
    ニュアル情報を前記記録装置により記録出力することを
    特徴とする請求項3または4のいずれかの記載の複合通
    信端末装置。
  7. 【請求項7】 ファクシミリ装置とコンピュータ装置と
    が、インターフェースを介して相互接続され互いにデー
    タのやりとりが可能な構成の複合通信端末装置におい
    て、 前記ファクシミリ装置は、自装置の動作エラーまたは/
    及び操作エラーを検出するエラー検出手段を備える一
    方、前記コンピュータ装置は、前記ファクシミリ装置に
    ついてのマニュアル情報を予め記憶しておき、前記ファ
    クシミリ装置は、前記エラー検出手段が動作エラーまた
    は操作エラーを検出した場合は、その旨を前記インター
    フェースを介して前記コンピュータ装置に通知し、前記
    コンピュータ装置は、その通知を受けて前記予め記憶し
    ていたマニュアル情報を自装置が備える表示装置に表示
    することを特徴とする複合通信端末装置。
  8. 【請求項8】 ファクシミリ装置とコンピュータ装置と
    が、インターフェースを介して相互接続され互いにデー
    タのやりとりが可能な構成の複合通信端末装置におい
    て、 前記ファクシミリ装置は、自装置の動作エラーまたは/
    及び操作エラーを検出するエラー検出手段を備える一
    方、前記コンピュータ装置は、前記ファクシミリ装置に
    ついての、前記エラー検出手段が検出する個別のエラー
    内容に対応する個別マニュアル情報を予め前記個別のエ
    ラー内容と対応付けて個別マニュアル情報テーブルとし
    て記憶しておき、前記ファクシミリ装置は、前記エラー
    検出手段が動作エラーまたは操作エラーを検出した場合
    は、その検出したエラー内容を前記インターフェースを
    介して前記コンピュータ装置に通知し、前記コンピュー
    タ装置は、その通知されたエラー内容に対応する個別マ
    ニュアル情報を前記予め記憶していた個別マニュアル情
    報テーブルから取り出して自装置が備える表示装置に表
    示することを特徴とする複合通信端末装置。
  9. 【請求項9】 前記コンピュータ装置は、前記ファクシ
    ミリ装置から動作エラーまたは操作エラーを検出した旨
    を通知された場合は、前記予め記憶していたマニュアル
    情報を前記インターフェースを介して前記ファクシミリ
    装置に転送する一方、前記ファクシミリ装置は、その転
    送されたマニュアル情報を、自装置が備える記録装置に
    より記録出力することを特徴とする請求項7記載の複合
    通信端末装置。
  10. 【請求項10】 前記コンピュータ装置は、前記ファク
    シミリ装置から動作エラーまたは操作エラーのエラー内
    容が通知された場合は、前記予め記憶していた個別マニ
    ュアル情報テーブルのうちの対応する個別マニュアル情
    報を前記インターフェースを介して前記ファクシミリ装
    置に転送する一方、前記ファクシミリ装置は、その転送
    された個別マニュアル情報を、自装置が備える記録装置
    により記録出力することを特徴とする請求項8記載の複
    合通信端末装置。
  11. 【請求項11】 前記コンピュータ装置の表示装置への
    前記マニュアル情報または個別マニュアル情報の表示の
    可否を設定する表示可否設定手段を備え、前記コンピュ
    ータ装置は、その表示可否設定手段による設定が可の場
    合のみ、前記マニュアル情報または個別マニュアル情報
    を前記表示装置に表示することを特徴とする請求項7、
    8、9または10のいずれかの記載の複合通信端末装
    置。
  12. 【請求項12】 前記ファクシミリ装置の記録装置によ
    る前記マニュアル情報または個別マニュアル情報の記録
    出力の可否を設定する記録出力可否設定手段を備え、前
    記コンピュータ装置は、その記録出力可否設定手段によ
    る設定が可の場合のみ、前記マニュアル情報または個別
    マニュアル情報を前記ファクシミリ装置に転送する一
    方、前記ファクシミリ装置は、前記記録出力可否設定手
    段による設定が可の場合のみ前記コンピュータ装置から
    転送された前記マニュアル情報または個別マニュアル情
    報を前記記録装置により記録出力することを特徴とする
    請求項9または10のいずれかの記載の複合通信端末装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012053890A (ja) * 2000-09-20 2012-03-15 Arkray Inc クライアント支援システム
WO2014013692A1 (ja) * 2012-07-18 2014-01-23 パナソニック株式会社 情報管理システム、機器、表示装置
WO2014013691A1 (ja) * 2012-07-18 2014-01-23 パナソニック株式会社 情報管理システム、機器、表示装置

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JP2012053890A (ja) * 2000-09-20 2012-03-15 Arkray Inc クライアント支援システム
WO2014013692A1 (ja) * 2012-07-18 2014-01-23 パナソニック株式会社 情報管理システム、機器、表示装置
WO2014013691A1 (ja) * 2012-07-18 2014-01-23 パナソニック株式会社 情報管理システム、機器、表示装置

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