JPH10208894A - 無電極放電灯点灯装置 - Google Patents

無電極放電灯点灯装置

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JPH10208894A
JPH10208894A JP9014396A JP1439697A JPH10208894A JP H10208894 A JPH10208894 A JP H10208894A JP 9014396 A JP9014396 A JP 9014396A JP 1439697 A JP1439697 A JP 1439697A JP H10208894 A JPH10208894 A JP H10208894A
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Yuji Kumagai
祐二 熊谷
Hiroshi Kido
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Abstract

(57)【要約】 【課題】周波数の切り替え時における無電極放電灯のち
らつき発生や不安定になることを防止した無電極放電灯
点灯装置を提供することを目的とする。 【解決手段】制御回路6は無電極放電灯1が点灯するま
で徐々に周波数可変発振回路OSC2からの出力周波数
を変化させ、無電極放電灯1が点灯すると今度は点灯ま
でとは逆向きに出力周波数を変化させ、基準周波数f或
いはその近傍まで周波数を戻す。その後スイッチSを切
り替え、増幅回路5のスイッチング素子Q1 ,Q2 のゲ
ートにトランスTを介して周波数固定発振回路OSC1
からの一定周波数の信号を与え、無電極放電灯1の点灯
を維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無電極放電灯点灯
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】無電極放電灯に高周波電磁界を印加して
発光させる従来のこの種の無電極放電灯点灯装置の概略
構成を図8に示す。この装置は透光性のガラスバルブま
たは内面に蛍光体が塗布されたガラスバルブ内に不活性
ガス、金属蒸気等の放電ガスを封入した無電極放電灯1
と、この無電極放電灯1の近傍に配置された誘導コイル
2と、この誘導コイル2に接続され高周波電力を誘導コ
イル2に供給する高周波発振器3と、誘導コイル2と高
周波発振器3の両方のインピーダンスを整合し無電極放
電灯1に効率良く高周波電力を伝達するマッチング回路
4と、電源Eとを備えて構成されている。
【0003】そして高周波発振器3から誘導コイル2に
数MHzから数百MHzの高周波電流を流すことによ
り、誘導コイル2に高周波電磁界を発生させ、無電極放
電灯1に高周波電力を供給し、内部に高周波プラズマ電
流を発生させて紫外線若しくは可視光を発生させるよう
になっている。高周波発振器3の発生する周波数は、他
の通信機器等に電波障害を与えないよう、例えぱISM
バンドの13.56MHzが使用されている。
【0004】ところで、無電極放電灯1は始動時から点
灯するまでの間、そのインピーダンスが激しく変化する
特性を有している。また、マッチング回路4は、損失を
極力小さくするためQを高くするよう構成されている。
従って、ー定の周波数の高周波電流を誘導コイル2に流
して無電極放電灯1を点灯させようとすると、そのイン
ピーダンスの変化が急峻であることや、無電極放電灯1
と誘導コイル2の微妙な配置のずれや経時変化等による
変動などによってマッチング回路4で整合がとれなくな
る場合がある。その場合、無電極放電灯1が点灯しなか
ったり、或いは過大な電流が回路に流れ、素子が破壊さ
れてしまうという問題があった。
【0005】そこで、これらの課題を解決する手段とし
て、特開平6−78556号公報に示されるような装置
がある。この装置は図1に示すように高周波発振器2内
に発振周波数を制御回路6により可変できる周波数可変
発振回路OSC2と、一定の周波数で発振する周波数固
定発振回路〔例えば水晶発振回路)OSC1とからなる
発振部を備え、始動時には周波数可変発振回路OSC2
を動作させて高周波発振器3からの発振周波数を変化さ
せ、その周彼数に応じて高周波発振器3に接続された負
荷回路のインピーダンスを変化させ、それに伴いハーフ
ブリッジ型の増幅回路5から出力される電圧と電流の位
相を変化させる。制御回路6は増幅回路5の出力に接続
したコンデンサC1 、C2 の中点と、出力にコンデンサ
Cと共にに直列挿入しているインダクタLの2次出力と
から電圧、電流を取り込み、その位相差に応じて周波数
可変発振回路OSC1の発振周波数を変化させて整合が
とれた状態とし、この整合がとれた状態で無電極放電灯
1が点灯するに至る。無電極放電灯1が点灯した後、電
波障害を与えないよう制御回路6はスイッチSを制御し
て周波数固定発振回路OSC1に切り替えて点灯を維持
する。以上の動作により、上記課題を解決するものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、増幅回路5に
与える周波数信号を周波数可変発振回路OSC2の出力
から周波数固定発振回路OSC1の出力に切り替える
際、図9のように周波数が急峻に変化し、その結果無電
極放電灯1がちらついたり、不安定になるといった課題
がある。
【0007】また、通常マッチング回路4は放電灯点灯
時にインピーダンスが整合されるようにコンデンサ
3 ,C4 の定数を設定して構成されているが、それは
同時に放電灯始動時には整合されていないことになる。
それ故、放電灯始動時には反射電力が大きく、回路にス
トレスがかかる。また始動時に周波数を変化させてもそ
の反射電力が大きいインピーダンス近傍でインピーダン
スが変化するため、回路へのストレスが大きく、素子の
劣化や破壊を招くという課題がある。
【0008】本発明は、上記の課題に鑑みて為されたも
ので、その目的とするところは、周波数の切り替え時に
おける無電極放電灯のちらつきの発生や不安定になるこ
とを防止でき、また始動時に周波数を変化させたときの
回路へのストレスを小さくして回路素子の劣化や破壊を
防止できる無電極放電灯点灯装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、無電極放電灯と、該無電極放電
灯の近傍に配置された誘導コイルと、周波数を可変でき
る発振部と、該周波数可変発振部の出力を受けて電力増
幅する増幅回路と、該増幅回路と前記誘導コイルとの間
に配置され、両者間のインピーダンス整合を行なうマッ
チング回路とからなる無電極放電灯点灯装置において、
上記発振部の出力周波数が変化している状態から一定の
状態への移行を上記発振部の周波数を徐々に変化させて
行なうことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明では、無電極放電灯と、該
無電極放電灯の近傍に配置された誘導コイルと、周波数
可変発振部と、該周波数可変発振部の出力を受けて電力
増幅する増幅回路と、該増幅回路と前記誘導コイルとの
間に配置され、両者間のインピーダンス整合を行なうマ
ッチング回路とからなる無電極放電灯点灯装置におい
て、上記マッチング回路を始動時に整合された状態と、
点灯時に整合された状態に切り替えるマッチング切り替
え手段を有することを特徴とする。
【0011】請求項3の発明では、請求項2の発明にお
いて、上記周波数可変発振部の出力周波数が変化してい
る状態から一定の状態へ徐々に変化することを特徴とす
る。請求項4の発明では、請求項2又は3記載の発明に
おいて、上記マッチング回路が始動時に整合された状態
から点灯時に整合された状態に切り替わった後、又は同
時に上記周波数可変発振部の出力周波数が変化している
状態から一定の状態へ移行することを特徴とする。
【0012】請求項5の発明では、請求項2又は請求項
3又は請求項4の発明において、上記増幅回路とマッチ
ング回路との間に伝送線路を有し、少なくとも増幅回路
側にマッチング切り替え手段を有することを特徴とす
る。請求項6の発明では、請求項1又は請求項2又は請
求項3又は請求項4又は請求項5の発明において、上記
周波数可変発振部が水晶振動子を具備することを特徴と
する。
【0013】請求項7の発明では、請求項1又は請求項
2又は請求項3又は請求項4又は請求項5の発明におい
て、上記周波数可変発振部は周波数可変発振回路と周波
数固定周波数回路からなる、上記無電極放電灯の始動時
には上記周波数可変発振回路を、点灯時には上記周波数
固定発振回路を選択することを特徴とする。請求項8の
発明では、請求項7の発明において、上記周波数固定発
振回路が水晶振動子を具備することを特徴とする。
【0014】請求項9の発明では、請求項1乃至請求項
8の発明において、上記無電極放電灯の点灯周彼数が数
MHzから数百MHzであることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施形態により説明
する。 (実施形態1)本実施形態は、回路的には図1の従来例
回路と同じ回路構成となっているが、ため、制御回路6
による発振回路OSC2の制御方法が下記のように異な
る。尚本実施形態では図1を参照してここでは回路構成
を図面で示さない。
【0016】次に本実施形態の動作を図1及び図2に基
づいて説明する。図1の回路において、今電源Eが投入
されると、まず周波数可変発振回路OSC2が制御回路
6の制御の下で基準周波数〔例えぱ13.56MHz=
周波数固定発振回路OSC1の発振周波数〕fで発振を
開始し、増幅回路5のスイッチング素子Q1 ,Q2 のゲ
ートに交互にトランスTを介して周波数信号を与えて駆
動する。そして制御回路6は図4に示すように無電極放
電灯1が点灯するまで徐々に周波数可変発振回路OSC
2の発振周波数を増加方向に変化させ、無電極放電灯1
が点灯すると今度は点灯までとは逆向きに出力周波数を
変化させ、基準周波数f或いはその近傍まで周波数を戻
す。その後スイッチSを切り替えて増幅回路5のスイッ
チング素子Q1 ,Q2 のゲートに周波数固定発振回路O
SC1の一定周波数の信号を与えて、無電極放電灯1の
点灯を維持する。これにより無電極放電灯1がちらつい
たり、不安定になることを防止できる。上記動作以外に
かかる構成、および動作は従来例と同じである。
【0017】(実施形態2)上記実施形態1では周波数
可変発振回路OSC2の発振周波数を直線的に変化させ
ているが、本実施形態は図3に示すように周波数を緩や
かな曲線を描くように周波数をスムーズに変化させ、無
電極放電灯1のちらつき、不安定の防止効果を一層向上
させるようにしたものである。
【0018】尚本実施形態お回路構成は制御回路6が実
施形態1に比べて上記のような動作を為すために、その
回路構成が複雑となるが、他の回路構成は実施形態1
(図1の構成)と同じであるため、ここでは図示しな
い。 (実施形態3)無電極放電灯点灯装置では、無電極放電
灯1と誘導コイル2の微妙な配置のずれや経時変化等に
よる変動などによってマッチングがずれることがある。
そこでこのマッチングのずれの範囲を予め考慮し、それ
を十分カバーできる範囲に周波数可変発振回路OSC2
の発振開始の周波数と変化させる方向を図4に示すよう
に設定したのが本実施形態である。
【0019】つまり発振を開始してからは、実施形態1
或いは実施形態2と同様の動作を行なう。勿論マッチン
グのずれる方向が一方向に決まっている場合は、実施形
態1や実施形態2のように、周波数の変化方向も基準周
波数fから一方向にしてもよい。本実施形態を用いる
と、従来例のような位相検出のための回路等の負荷状態
を検知する回路を省くことが可能である。尚その他の回
路構成は上記実施形態1(図1の回路)と回路構成とな
っているため、図1を参照してここでは回路構成を図面
で示さない。
【0020】(実施形態4)本実施形態は、図5に示す
ように周波数可変発振回路OSC2が基準周波数fで発
振を開始し、周波数の高低の変化を繰返しながら徐々に
その変化幅を大きくするように制御回路6にて発振回路
OSC2を制御するものである。尚その他の回路構成は
上記実施形態1(図1の回路)と回路構成となっている
ため、図1を参照してここでは回路構成を図面で示さな
い。
【0021】上記実施形態3では、万が一発振開始の周
波数から変化する方向に始動可能な周波数が存在しない
場合、無電極放電灯1は点灯することがないが、本実施
形態では、周波数の高低の変化幅が大きくなっていくた
め、いずれ始動可能な周波数に到着し、無電極放電灯1
を点灯できる。従って、負荷状態を検出する回路が省略
できる。
【0022】以上の説明で、周波数は高い方向に変化さ
せているが、低い方向に変化させても良いことは言うま
でもない。 (実施形態5)本実施形態は図6に示す回路構成となっ
ており、マッチング回路4が無電極放電灯1の点灯時と
始動時の両方で整合がとれるようにマッチング切り替え
回路Mxを具備した構成となっている。このマッチング
切り替え回路MxはリレーRYの接点とコンデンサCx
の直列回路を増幅回路5とマッチング回路4との間の伝
送線路を構成する同軸ケーブル7の後ろ側(マッチング
回路4側)で並列挿入してある。
【0023】尚図6では電流、電圧を検出する回路を示
していないが、図1の場合と同様にインダクタLに2次
巻線を設け、またコンデンサC1 ,C2 による分圧回路
を設けて電流、電圧を検出するのは言うまでもない。ま
た図6において、図1と同じ動作を為す回路要素には同
じ記号、番号を付して説明は省略する。而して電源Eが
投入されると、まず制御回路6の制御の下で、リレーR
Yの接点がオンし、マッチング回路4にコンデンサCx
が並列接続され、始動時に整合がとれた状態になる。
【0024】次に高周波発振器3が発振を開始してから
高周波電力が出力されることになるが、この時のその周
波数は上述した各実施形態(或いは従来例)のように周
波数可変発振回路OSC2を用いることにより変化させ
るのであるが、整合がとれたインピーダンス近傍で、高
周波発振器3に接続された負荷のインピーダンスが変化
するため、高周波発振器3を構成する回路素子にかかる
ストレスが最少限で済むことになる。
【0025】そして、無電極放電灯1が点灯すると、制
御回路6はリレーRYの接点をオフして、マッチング回
路4からコンデンサCxを切離し、点灯時に整合がとれ
た状態にする。このとき、発振回路も周波数可変発振回
路OSC2から周彼数固定発振回路OSC1に切り替え
る。この際、無電極放電灯1が点灯した後にリレーRY
の接点がオン状態のままであると、不整合状態となり、
やはり回路素子にストレスがかかる。従って、無電極放
電灯1が点灯したら、まずリレーRYの接点をオフし、
その後(又は同時に)周波数可変発振回路OSC2から
周彼数固定発振回路OSC1に切り替えるようにするこ
とにより、回路素子にかかるストレスがより少なくて済
む。 (実施形態6)上記実施形態5では マッチング切り替
え回路Mxを同軸ケーブル7の後ろのマッチング回路4
側に設けているが、同軸ケーブル7の長さ分だけリレー
RYの制御線を設けなけれぱならず、そう,するとマッ
チング回路4からの雑音がリレーRYの制御線を通じて
外部に放出しやすくなり、雑音対策が困難になる。
【0026】そこで本実施形態は図7に示すように高周
波発振器3とマッチング回路4を接続する同軸ケーブル
7からなる伝送線路の高周波発振器3側にマッチング切
り替え回路Mxを設けた構成となっている。尚その他の
構成は実施形態5と同じであるので、同じ動作を為す回
路要素に同じ記号、番号を付して説明は省略する。而し
て本実施形態では、マッチング切り替え回路Mxを高周
波発振器3側に具備することにより、雑音対策面で有利
になる。
【0027】尚上記各実施形態の周波数固定発振回路O
SC1には水晶発振子を設けて発振周波数を安定なもの
としているが、周波数可変発振回路OSC2にも水晶発
振子を設けて基本的な周波数を安定するようにしても良
い。また点灯周波数は数MHz乃至数百MHzで設定す
れば良い。
【0028】
【発明の効果】請求項1の発明は、無電極放電灯と、該
無電極放電灯の近傍に配置された誘導コイルと、周波数
を可変できる発振部と、該周波数可変発振部の出力を受
けて電力増幅する増幅回路と、該増幅回路と前記誘導コ
イルとの間に配置され、両者間のインピーダンス整合を
行なうマッチング回路とからなる無電極放電灯点灯装置
において、上記発振部の出力周波数が変化している状態
から一定の状態への移行を上記発振部の周波数を徐々に
変化させて行なうので、周波数の変化状態から一定の状
態に移行させる際、無電極放電灯がちらついたり、不安
定になることを防止できるという効果がある。
【0029】請求項2の発明は、無電極放電灯と、該無
電極放電灯の近傍に配置された誘導コイルと、周波数可
変発振部と、該周波数可変発振部の出力を受けて電力増
幅する増幅回路と、該増幅回路と前記誘導コイルとの間
に配置され、両者間のインピーダンス整合を行なうマッ
チング回路とからなる無電極放電灯点灯装置において、
上記マッチング回路を始動時に整合された状態と、点灯
時に整合された状態に切り替えるマッチング切り替え手
段を有するので、点灯時と始動時の両方で整合がとれ、
そのため始動時に周波数を変化させた時回路へのストレ
スを小さくすることができ、結果回路素子の劣化や破壊
を防止できるという効果がある。
【0030】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、上記周波数可変発振部の出力周波数が変化している
状態から一定の状態へ徐々に変化するので、無電極放電
灯のちらつきの発生防止や不安定の防止効果を更に期待
できるという効果がある。請求項4の発明は、請求項2
又は3記載の発明において、上記マッチング回路が始動
時に整合された状態から点灯時に整合された状態に切り
替わった後、又は同時に上記周波数可変発振部の出力周
波数が変化している状態から一定の状態へ移行するの
で、回路素子にかかるストレスをより少なくすることが
できる。
【0031】請求項5の発明は、請求項2又は請求項3
又は請求項4の発明において、上記増幅回路とマッチン
グ回路との間に伝送線路を有し、少なくとも増幅回路側
にマッチング切り替え手段を有することを特徴とするの
で、雑音対策面で有利となるという効果がある。請求項
6の発明は、請求項1又は請求項2又は請求項3又は請
求項4又は請求項5の発明において、上記周波数可変発
振回路が水晶振動子を具備するので、基本的な周波数を
安定化できる。
【0032】請求項7の発明は、請求項1又は請求項2
又は請求項3又は請求項4又は請求項5の発明におい
て、上記周波数可変発振部は周波数可変発振回路と周波
数固定周波数回路からなる、上記無電極放電灯の始動時
には上記周波数可変発振回路を、点灯時には上記周波数
固定発振回路を選択するので、発振回路の切換で始動時
から点灯時への周波数切り替えが簡単に行なえる。
【0033】請求項8の発明は、請求項7の発明におい
て、上記周波数固定発振回路が水晶振動子を具備するの
で、安定した一定周波数の信号が得られる。請求項9の
発明は、請求項1乃至請求項8の発明において、上記無
電極放電灯の点灯周彼数が数MHzから数百MHzであ
るので、高周波点灯には望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来及び本発明の無電極放電灯点灯装置の回路
図である。
【図2】本発明の実施形態1の動作説明図である。
【図3】本発明の実施形態2の動作説明図である。
【図4】本発明の実施形態3の動作説明図である。
【図5】本発明の実施形態4の動作説明図である。
【図6】本発明の実施形態5の一部省略した回路図であ
る。
【図7】本発明の実施形態6の一部省略した回路図であ
る。
【図8】基本的な従来例の回路構成図である。
【図9】同上の動作説明図である。
【符号の説明】
1 無電極放電灯 2 誘導コイル 3 高周波発振器 4 マッチング回路 5 増幅回路 6 制御回路 OSC1 周波数可変発振回路 OSC2 周波数固定発振回路 S スイッチ E 電源 C,C1 ,C2 ,C3 ,C4 コンデンサ L インダクタ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無電極放電灯と、該無電極放電灯の近傍に
    配置された誘導コイルと、周波数を可変できる発振部
    と、該周波数可変発振部の出力を受けて電力増幅する増
    幅回路と、該増幅回路と前記誘導コイルとの間に配置さ
    れ、両者間のインピーダンス整合を行なうマッチング回
    路とからなる無電極放電灯点灯装置において、上記発振
    部の出力周波数が変化している状態から一定の状態への
    移行を上記発振部の周波数を徐々に変化させて行なうこ
    とを特徴とする無電極放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】無電極放電灯と、該無電極放電灯の近傍に
    配置された誘導コイルと、周波数を可変できる発振部
    と、該発振部の出力を受けて電力増幅する増幅回路と、
    該増幅回路と前記誘導コイルとの間に配置され、両者間
    のインピーダンス整合を行なうマッチング回路とからな
    る無電極放電灯点灯装置において、上記マッチング回路
    を始動時に整合された状態と、点灯時に整合された状態
    に切り替えるマッチング切り替え手段を有することを特
    徴とする無電極放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】上記発振部の出力周波数が変化している状
    態から一定の状態へ徐々に変化することを特徴とする請
    求項2記載の無電極放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】上記マッチング回路が始動時に整合された
    状態から点灯時に整合された状態に切り替わった後、又
    は同時に上記発振部の出力周波数が変化している状態か
    ら一定の状態へ移行することを特徴とする請求項2又は
    3記載の無電極放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】上記増幅回路とマッチング回路との間の伝
    送線路の少なくとも増幅回路側にマッチング切り替え手
    段を設けたことを特徴とする請求項2又は請求項3又は
    請求項4記載の無電極放電灯点灯装置。
  6. 【請求項6】上記発振部が水晶振動子を具備することを
    特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求
    項4又は請求項5記載の無電極放電灯点灯装置。
  7. 【請求項7】上記発振部が周波数可変発振回路と周波数
    固定周波数回路からなり、上記無電極放電灯の始動時に
    は上記周波数可変発振回路を、点灯時には上記周波数固
    定発振回路を選択することを特徴とする請求項1又は請
    求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5記載の無
    電極放電灯点灯装置。
  8. 【請求項8】上記周波数固定発振回路が水晶振動子を具
    備することを特徴とする請求項7記載の無電極放電灯点
    灯装置。
  9. 【請求項9】上記無電極放電灯の点灯周彼数が数MHz
    から数百MHzであることを特徴とする請求項1乃至請
    求項8記載の無電極放電灯点灯装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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