JPH0645082A - 無電極放電灯点灯装置 - Google Patents
無電極放電灯点灯装置Info
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- JPH0645082A JPH0645082A JP19994592A JP19994592A JPH0645082A JP H0645082 A JPH0645082 A JP H0645082A JP 19994592 A JP19994592 A JP 19994592A JP 19994592 A JP19994592 A JP 19994592A JP H0645082 A JPH0645082 A JP H0645082A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高周波電圧の発生に対する悪影響が殆どな
く、回路部品点数が減少して装置の小型化が図られる無
電極放電灯点灯装置を提供する。 【構成】 共振用コンデンサＣ３とπ型インピ−ダンス
反転回路の第１のコンデンサＣ３とを共用するととも
に、第２のコンデンサＣ５と高周波電力供給用コイル２
との閉回路中に直流カット用コンデンサＣ２を介挿して
構成されている。
く、回路部品点数が減少して装置の小型化が図られる無
電極放電灯点灯装置を提供する。 【構成】 共振用コンデンサＣ３とπ型インピ−ダンス
反転回路の第１のコンデンサＣ３とを共用するととも
に、第２のコンデンサＣ５と高周波電力供給用コイル２
との閉回路中に直流カット用コンデンサＣ２を介挿して
構成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、無電極放電灯に高周波
電磁界を印加して発光させる無電極放電灯点灯装置に関
するものである。
電磁界を印加して発光させる無電極放電灯点灯装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、無電極放電灯に高周波電磁界を印
加して発光させるこの種の無電極放電灯点灯装置として
は、例えば、特開平１−１５９９９８号等がある。この
ものは、図２に示すように、直流電源Ｅの両端に接続さ
れる高周波バイパス用コンデンサＣ１と、このコンデン
サＣ１の両端に接続され直流電圧を高周波電圧に変換し
て高周波電圧を出力端Ｘ−Ｘ’に出力する高周波電源部
３と、この高周波電源部３の出力端Ｘ−Ｘ’に接続され
るπ型インピ−ダンス反転回路４１と、このπ型インピ
−ダンス反転回路４１の出力端Ｙ−Ｙ’に並列接続され
る第３のコンデンサＣ６と、この第３のコンデンサＣ６
の両端に接続される高周波電力供給用コイル２と、この
高周波電力供給用コイル２の近接に配置されガラスバル
ブ内に不活性ガス、金属蒸気などの放電ガスを封入した
無電極放電灯１とから構成れている。
加して発光させるこの種の無電極放電灯点灯装置として
は、例えば、特開平１−１５９９９８号等がある。この
ものは、図２に示すように、直流電源Ｅの両端に接続さ
れる高周波バイパス用コンデンサＣ１と、このコンデン
サＣ１の両端に接続され直流電圧を高周波電圧に変換し
て高周波電圧を出力端Ｘ−Ｘ’に出力する高周波電源部
３と、この高周波電源部３の出力端Ｘ−Ｘ’に接続され
るπ型インピ−ダンス反転回路４１と、このπ型インピ
−ダンス反転回路４１の出力端Ｙ−Ｙ’に並列接続され
る第３のコンデンサＣ６と、この第３のコンデンサＣ６
の両端に接続される高周波電力供給用コイル２と、この
高周波電力供給用コイル２の近接に配置されガラスバル
ブ内に不活性ガス、金属蒸気などの放電ガスを封入した
無電極放電灯１とから構成れている。
【０００３】ここで、高周波電源部３は、直流電源Ｅの
両端に少なくとも共振用インダクタＬ１を介して接続さ
れるスイッチング素子Ｑと、このスイッチング素子Ｑの
両端に接続され両端に高周波電圧を出力する共振用コン
デンサＣ３１と、この共振用コンデンサＣ３１と直列接
続される直流カット用コンデンサＣ２１と、前記スイッ
チング素子Ｑをオンオフ駆動する発振部Ｓ等から構成さ
れる。共振用インダクタＬ１と共振用コンデンサＣ３１
とで使用周波数に共振するタンク回路５１が構成されて
いる。そして、増幅された高周波電圧がπ型インピ−ダ
ンス反転回路４１に印加される。
両端に少なくとも共振用インダクタＬ１を介して接続さ
れるスイッチング素子Ｑと、このスイッチング素子Ｑの
両端に接続され両端に高周波電圧を出力する共振用コン
デンサＣ３１と、この共振用コンデンサＣ３１と直列接
続される直流カット用コンデンサＣ２１と、前記スイッ
チング素子Ｑをオンオフ駆動する発振部Ｓ等から構成さ
れる。共振用インダクタＬ１と共振用コンデンサＣ３１
とで使用周波数に共振するタンク回路５１が構成されて
いる。そして、増幅された高周波電圧がπ型インピ−ダ
ンス反転回路４１に印加される。
【０００４】また、π型インピ−ダンス反転回路４１
は、高周波電源部３の出力端Ｘ−Ｘ’に並列接続される
第１のコンデンサＣ４１と、この第１のコンデンサＣ４
１の一端に直列接続されるインダクタＬ２１と、第１の
コンデンサＣ４１とインダクタＬ２１との直列回路の両
端に接続される第２のコンデンサＣ５１とから構成さ
れ、無電極放電灯１の外周上に巻回されている高周波電
力供給用コイル２に高周波電圧を印加している。
は、高周波電源部３の出力端Ｘ−Ｘ’に並列接続される
第１のコンデンサＣ４１と、この第１のコンデンサＣ４
１の一端に直列接続されるインダクタＬ２１と、第１の
コンデンサＣ４１とインダクタＬ２１との直列回路の両
端に接続される第２のコンデンサＣ５１とから構成さ
れ、無電極放電灯１の外周上に巻回されている高周波電
力供給用コイル２に高周波電圧を印加している。
【０００５】以下、動作状態を簡単に説明する。直流電
源Ｅからの直流電圧を受けて高周波電源部３が発振を開
始し、増幅された高周波電圧は、例えば、この無電極放
電灯１の球状の外周に沿って近接配置された高周波電力
供給用コイル２にπ型インピ−ダンス反転回路４１を介
して印加される。高周波電源部３はコルピッツ形、ハ−
トレ−形或いは水晶制御等のものであってもよい。スイ
ッチング素子Ｑは、ゼロバイアスのＣ級で動作する。
源Ｅからの直流電圧を受けて高周波電源部３が発振を開
始し、増幅された高周波電圧は、例えば、この無電極放
電灯１の球状の外周に沿って近接配置された高周波電力
供給用コイル２にπ型インピ−ダンス反転回路４１を介
して印加される。高周波電源部３はコルピッツ形、ハ−
トレ−形或いは水晶制御等のものであってもよい。スイ
ッチング素子Ｑは、ゼロバイアスのＣ級で動作する。
【０００６】そして、高周波電力供給用コイル２に数Ｍ
Ｈｚから数１００ＭＨｚの高周波電流を流すことによ
り、高周波電力供給用コイル２に高周波電磁界を発生さ
せ、無電極放電灯１に高周波電力を供給し、無電極放電
灯１内に高周波プラズマ電流を発生させて紫外線もしく
は可視光を発生するようになっている。高周波電力供給
用コイル２と第３のコンデンサＣ６とで使用周波数に共
振する共振回路を構成する。
Ｈｚから数１００ＭＨｚの高周波電流を流すことによ
り、高周波電力供給用コイル２に高周波電磁界を発生さ
せ、無電極放電灯１に高周波電力を供給し、無電極放電
灯１内に高周波プラズマ電流を発生させて紫外線もしく
は可視光を発生するようになっている。高周波電力供給
用コイル２と第３のコンデンサＣ６とで使用周波数に共
振する共振回路を構成する。
【０００７】このような構成により、直流電圧を高周波
電圧に変換し、無電極放電灯１に高周波電力を供給して
可視光を発生させているのであるが、必ずしも安定に電
力を供給することは容易ではない。そこで、前記高周波
電源部３と前記高周波電力供給用コイル２との間に前記
π型インピ−ダンス反転回路４１を構成することによ
り、無電極放電灯１の負抵抗特性を有する放電プラズマ
の高周波電源部３への影響を除去し、安定な電力が無電
極放電灯１に供給されるようにしている。例えば、図
中、無電極放電灯１の高周波電力が減少すると、放電の
特性により端子Ｙ−Ｙ’間から無電極放電灯１側を見た
場合のインピ−ダンスＺY は大きくなるが、端子Ｚ−
Ｚ’間から無電極放電灯１側を見た場合のインピ−ダン
スＺX は、π型インピ−ダンス反転回路４１により小さ
くなり高周波の皮相電力は増大することになる。このよ
うな負帰還がかかることにより高周波発振動作が安定す
る。
電圧に変換し、無電極放電灯１に高周波電力を供給して
可視光を発生させているのであるが、必ずしも安定に電
力を供給することは容易ではない。そこで、前記高周波
電源部３と前記高周波電力供給用コイル２との間に前記
π型インピ−ダンス反転回路４１を構成することによ
り、無電極放電灯１の負抵抗特性を有する放電プラズマ
の高周波電源部３への影響を除去し、安定な電力が無電
極放電灯１に供給されるようにしている。例えば、図
中、無電極放電灯１の高周波電力が減少すると、放電の
特性により端子Ｙ−Ｙ’間から無電極放電灯１側を見た
場合のインピ−ダンスＺY は大きくなるが、端子Ｚ−
Ｚ’間から無電極放電灯１側を見た場合のインピ−ダン
スＺX は、π型インピ−ダンス反転回路４１により小さ
くなり高周波の皮相電力は増大することになる。このよ
うな負帰還がかかることにより高周波発振動作が安定す
る。
【０００８】このような従来例にあっては、高周波電源
部３の高周波電圧の発生に対する無電極放電灯１からの
悪影響は防止することができるものの、π型インピ−ダ
ンス反転回路４１を付加することにより回路部品点数が
増大し装置が大型化するという問題があった。
部３の高周波電圧の発生に対する無電極放電灯１からの
悪影響は防止することができるものの、π型インピ−ダ
ンス反転回路４１を付加することにより回路部品点数が
増大し装置が大型化するという問題があった。
【０００９】このために発明者は、図３及び図４に示す
通り、タンク回路５１の共振用コンデンサＣ３１とπ型
インピ−ダンス反転回路４１の第１のコンデンサＣ４１
とを共用することを考えた。こうすれば回路部品点数が
削減されることで小型化には適するのであるが、図３に
示す回路構成ではπ型インピ−ダンス反転回路４２中に
直流カット用コンデンサＣ２２が含まれ、図４に示す回
路構成ではタンク回路５３中に直流カット用コンデンサ
Ｃ２３が含まれることになり、共振周波数が使用周波数
とずれてしまい共振回路に悪影響を及ぼしたり、直流カ
ット用コンデンサＣ２２，Ｃ２３の損失（ tanδ）によ
り直流カット用コンデンサＣ２２，Ｃ２３が発熱したり
するという問題が発生する。
通り、タンク回路５１の共振用コンデンサＣ３１とπ型
インピ−ダンス反転回路４１の第１のコンデンサＣ４１
とを共用することを考えた。こうすれば回路部品点数が
削減されることで小型化には適するのであるが、図３に
示す回路構成ではπ型インピ−ダンス反転回路４２中に
直流カット用コンデンサＣ２２が含まれ、図４に示す回
路構成ではタンク回路５３中に直流カット用コンデンサ
Ｃ２３が含まれることになり、共振周波数が使用周波数
とずれてしまい共振回路に悪影響を及ぼしたり、直流カ
ット用コンデンサＣ２２，Ｃ２３の損失（ tanδ）によ
り直流カット用コンデンサＣ２２，Ｃ２３が発熱したり
するという問題が発生する。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する問題点は、高周波電源部の高周波電圧の発生を無電
極放電灯の高周波電力の増減に関係なく安定に行うため
に、π型インピ−ダンス反転回路を構成すると、回路部
品点数が増大し装置が大型化してしまう点にある。本発
明の目的とするところは、安定な高周波電力が供給で
き、かつ、回路部品点数の少ない小型化に適する無電極
放電灯点灯装置を提供することにある。
する問題点は、高周波電源部の高周波電圧の発生を無電
極放電灯の高周波電力の増減に関係なく安定に行うため
に、π型インピ−ダンス反転回路を構成すると、回路部
品点数が増大し装置が大型化してしまう点にある。本発
明の目的とするところは、安定な高周波電力が供給で
き、かつ、回路部品点数の少ない小型化に適する無電極
放電灯点灯装置を提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は、直流電源の両
端に少なくとも共振用インダクタを介して接続されるス
イッチング素子と、このスイッチング素子の両端に接続
され高周波電圧を出力する共振用コンデンサと、前記ス
イッチング素子に並列的に接続される第１，２のコンデ
ンサとこの両コンデンサの間に介挿されるインダクタと
から成るπ型インピ−ダンス反転回路と、前記第２のコ
ンデンサと並列的に接続される第３のコンデンサと、こ
の第３のコンデンサの両端に接続される高周波電力供給
用コイルと、この高周波電力供給用コイルの近接に配置
されガラスバルブ内に不活性ガス、金属蒸気などの放電
ガスを封入した無電極放電灯と、前記スイッチング素子
と高周波電力供給用コイルとの閉回路中に介挿される直
流カットコンデンサとより成る無電極放電灯点灯装置に
おいて、前記共振用コンデンサと前記π型インピ−ダン
ス反転回路の第１のコンデンサとを共用するとともに、
前記第２のコンデンサと前記高周波電力供給用コイルと
の閉回路中に前記直流カット用コンデンサを介挿して構
成されている。
端に少なくとも共振用インダクタを介して接続されるス
イッチング素子と、このスイッチング素子の両端に接続
され高周波電圧を出力する共振用コンデンサと、前記ス
イッチング素子に並列的に接続される第１，２のコンデ
ンサとこの両コンデンサの間に介挿されるインダクタと
から成るπ型インピ−ダンス反転回路と、前記第２のコ
ンデンサと並列的に接続される第３のコンデンサと、こ
の第３のコンデンサの両端に接続される高周波電力供給
用コイルと、この高周波電力供給用コイルの近接に配置
されガラスバルブ内に不活性ガス、金属蒸気などの放電
ガスを封入した無電極放電灯と、前記スイッチング素子
と高周波電力供給用コイルとの閉回路中に介挿される直
流カットコンデンサとより成る無電極放電灯点灯装置に
おいて、前記共振用コンデンサと前記π型インピ−ダン
ス反転回路の第１のコンデンサとを共用するとともに、
前記第２のコンデンサと前記高周波電力供給用コイルと
の閉回路中に前記直流カット用コンデンサを介挿して構
成されている。
【００１２】
【作用】本発明は、共振用コンデンサとπ型インピ−ダ
ンス反転回路の第１のコンデンサとを共用するととも
に、第２のコンデンサと高周波電力供給用コイルとの閉
回路中に直流カット用コンデンサを介挿しているので、
高周波電圧の発生に対する悪影響は殆どなく、しかも、
回路部品点数が減少することにより装置の小型化が図ら
れるという効果がある。
ンス反転回路の第１のコンデンサとを共用するととも
に、第２のコンデンサと高周波電力供給用コイルとの閉
回路中に直流カット用コンデンサを介挿しているので、
高周波電圧の発生に対する悪影響は殆どなく、しかも、
回路部品点数が減少することにより装置の小型化が図ら
れるという効果がある。
【００１３】
【実施例】図１は、本発明の一実施例を示す回路構成図
である。先の図１に示す従来例と異なる構成は、π型イ
ンピ−ダンス反転回路４の第１のコンデンサＣ３とタン
ク回路５の共振用コンデンサＣ３とを共用している点
と、直流カット用コンデンサＣ２が第２のコンデンサの
一端と高周波電力供給用コイル２の一端との間に接続さ
れている点とである。なお、同一箇所には同一符号を付
して重複する説明を省略する。
である。先の図１に示す従来例と異なる構成は、π型イ
ンピ−ダンス反転回路４の第１のコンデンサＣ３とタン
ク回路５の共振用コンデンサＣ３とを共用している点
と、直流カット用コンデンサＣ２が第２のコンデンサの
一端と高周波電力供給用コイル２の一端との間に接続さ
れている点とである。なお、同一箇所には同一符号を付
して重複する説明を省略する。
【００１４】ここで、高周波電源部３は、直流電源Ｅの
両端に少なくとも共振用インダクタＬ１を介して接続さ
れるスイッチング素子Ｑと、このスイッチング素子Ｑの
両端に接続され両端に高周波電圧を出力する共振用コン
デンサＣ３と、この共振用コンデンサＣ３と、前記スイ
ッチング素子Ｑをオンオフ駆動する発振部Ｓ等から構成
される。共振用インダクタＬ１と共振用コンデンサＣ３
とで使用周波数に共振するタンク回路５が構成されてい
る。そして、増幅された高周波電圧がπ型インピ−ダン
ス反転回路４に印加される。
両端に少なくとも共振用インダクタＬ１を介して接続さ
れるスイッチング素子Ｑと、このスイッチング素子Ｑの
両端に接続され両端に高周波電圧を出力する共振用コン
デンサＣ３と、この共振用コンデンサＣ３と、前記スイ
ッチング素子Ｑをオンオフ駆動する発振部Ｓ等から構成
される。共振用インダクタＬ１と共振用コンデンサＣ３
とで使用周波数に共振するタンク回路５が構成されてい
る。そして、増幅された高周波電圧がπ型インピ−ダン
ス反転回路４に印加される。
【００１５】また、π型インピ−ダンス反転回路４は、
スイッチング素子Ｑの両端に接続される第１のコンデン
サＣ３と、この第１のコンデンサＣ３の一端に直列接続
されるインダクタＬ２と、第１のコンデンサＣ３とイン
ダクタＬ２との直列回路の両端に接続される第２のコン
デンサＣ５とから構成され、無電極放電灯１の外周上に
巻回されている高周波電力供給用コイル２に直流カット
用コンデンサＣ２を介して高周波電圧を印加している。
スイッチング素子Ｑの両端に接続される第１のコンデン
サＣ３と、この第１のコンデンサＣ３の一端に直列接続
されるインダクタＬ２と、第１のコンデンサＣ３とイン
ダクタＬ２との直列回路の両端に接続される第２のコン
デンサＣ５とから構成され、無電極放電灯１の外周上に
巻回されている高周波電力供給用コイル２に直流カット
用コンデンサＣ２を介して高周波電圧を印加している。
【００１６】このように構成することにより、直流カッ
ト用コンデンサＣ２がタンク回路５及びπ型インピ−ダ
ンス反転回路４の回路要素として含まれず、従って、従
来例の図３に示す回路構成のようにπ型インピ−ダンス
反転回路４２の中に直流カット用コンデンサＣ２２が含
まれたり、図４に示す回路構成のようにタンク回路５３
の中に直流カット用コンデンサＣ２３が含まれたりする
ことがないので、共振周波数が使用周波数とずれてしま
うことによる共振回路への悪影響や、直流カット用コン
デンサＣ２の損失（ tanδ）により直流カット用コンデ
ンサＣ２の発熱が防止できるとともに、回路部品点数を
減少でき装置の小型化が図られる。
ト用コンデンサＣ２がタンク回路５及びπ型インピ−ダ
ンス反転回路４の回路要素として含まれず、従って、従
来例の図３に示す回路構成のようにπ型インピ−ダンス
反転回路４２の中に直流カット用コンデンサＣ２２が含
まれたり、図４に示す回路構成のようにタンク回路５３
の中に直流カット用コンデンサＣ２３が含まれたりする
ことがないので、共振周波数が使用周波数とずれてしま
うことによる共振回路への悪影響や、直流カット用コン
デンサＣ２の損失（ tanδ）により直流カット用コンデ
ンサＣ２の発熱が防止できるとともに、回路部品点数を
減少でき装置の小型化が図られる。
【００１７】
【発明の効果】本発明は、直流電源の両端に少なくとも
共振用インダクタを介して接続されるスイッチング素子
と、このスイッチング素子の両端に接続され高周波電圧
を出力する共振用コンデンサと、前記スイッチング素子
に並列的に接続される第１，２のコンデンサとこの両コ
ンデンサの間に介挿されるインダクタとから成るπ型イ
ンピ−ダンス反転回路と、前記第２のコンデンサと並列
的に接続される第３のコンデンサと、この第３のコンデ
ンサの両端に接続される高周波電力供給用コイルと、こ
の高周波電力供給用コイルの近接に配置されガラスバル
ブ内に不活性ガス、金属蒸気などの放電ガスを封入した
無電極放電灯と、前記スイッチング素子と高周波電力供
給用コイルとの閉回路中に介挿される直流カットコンデ
ンサとより成る無電極放電灯点灯装置において、前記共
振用コンデンサと前記π型インピ−ダンス反転回路の第
１のコンデンサとを共用するとともに、前記第２のコン
デンサと前記高周波電力供給用コイルとの閉回路中に前
記直流カット用コンデンサを介挿して構成されているの
で、高周波電圧の発生に対する悪影響は殆どなく、しか
も、回路部品点数が減少することにより装置の小型化が
図られるという顕著な効果を奏するものである。
共振用インダクタを介して接続されるスイッチング素子
と、このスイッチング素子の両端に接続され高周波電圧
を出力する共振用コンデンサと、前記スイッチング素子
に並列的に接続される第１，２のコンデンサとこの両コ
ンデンサの間に介挿されるインダクタとから成るπ型イ
ンピ−ダンス反転回路と、前記第２のコンデンサと並列
的に接続される第３のコンデンサと、この第３のコンデ
ンサの両端に接続される高周波電力供給用コイルと、こ
の高周波電力供給用コイルの近接に配置されガラスバル
ブ内に不活性ガス、金属蒸気などの放電ガスを封入した
無電極放電灯と、前記スイッチング素子と高周波電力供
給用コイルとの閉回路中に介挿される直流カットコンデ
ンサとより成る無電極放電灯点灯装置において、前記共
振用コンデンサと前記π型インピ−ダンス反転回路の第
１のコンデンサとを共用するとともに、前記第２のコン
デンサと前記高周波電力供給用コイルとの閉回路中に前
記直流カット用コンデンサを介挿して構成されているの
で、高周波電圧の発生に対する悪影響は殆どなく、しか
も、回路部品点数が減少することにより装置の小型化が
図られるという顕著な効果を奏するものである。
【図１】本発明の一実施例を示す回路構成図である。
【図２】本発明の従来例を示す回路構成図である。
【図３】本発明の従来例を示す回路構成図である。
【図４】本発明の従来例を示す回路構成図である。
１ 無電極放電灯 ２ 高周波電力供給用コイル ４ π型インピ−ダンス反転回路 Ｅ 直流電源 Ｑ スイッチング素子 Ｃ２ 直流カットコンデンサ Ｃ３ 共振用コンデンサ Ｃ３ 第１のコンデンサ Ｃ５ 第２のコンデンサ Ｃ６ 第３のコンデンサ Ｌ１ 共振用インダクタ Ｌ２ インダクタ
Claims (1)
- 【請求項１】 直流電源と、この直流電源の両端に少な
くとも共振用インダクタを介して接続されるスイッチン
グ素子と、このスイッチング素子の両端に接続され高周
波電圧を出力する共振用コンデンサと、前記スイッチン
グ素子に並列的に接続される第１，２のコンデンサとこ
の両コンデンサの間に介挿されるインダクタとから成る
π型インピ−ダンス反転回路と、前記第２のコンデンサ
と並列的に接続される第３のコンデンサと、この第３の
コンデンサの両端に接続される高周波電力供給用コイル
と、この高周波電力供給用コイルの近接に配置されガラ
スバルブ内に不活性ガス、金属蒸気などの放電ガスを封
入した無電極放電灯と、前記スイッチング素子と高周波
電力供給用コイルとの閉回路中に介挿される直流カット
コンデンサとより成る無電極放電灯点灯装置において、
前記共振用コンデンサと前記π型インピ−ダンス反転回
路の第１のコンデンサとを共用するとともに、前記第２
のコンデンサと前記高周波電力供給用コイルとの閉回路
中に前記直流カット用コンデンサを介挿したことを特徴
とする無電極放電灯点灯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19994592A JPH0645082A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 無電極放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19994592A JPH0645082A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 無電極放電灯点灯装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0645082A true JPH0645082A (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=16416214
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19994592A Pending JPH0645082A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 無電極放電灯点灯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
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-
1992
- 1992-07-27 JP JP19994592A patent/JPH0645082A/ja active Pending
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