JPH0963318A - 無電極ランプ点灯装置 - Google Patents
無電極ランプ点灯装置Info
- Publication number
- JPH0963318A JPH0963318A JP21155795A JP21155795A JPH0963318A JP H0963318 A JPH0963318 A JP H0963318A JP 21155795 A JP21155795 A JP 21155795A JP 21155795 A JP21155795 A JP 21155795A JP H0963318 A JPH0963318 A JP H0963318A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- power
- resonator
- electrodeless lamp
- resonance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】電力増幅器2の共振周波数を発振器の発振周波
数の概n倍に設定する。 【効果】点灯周波数に対して電力増幅器駆動周波数を1
/nにできるので安価なスイッチング素子を適用でき、
無電極ランプ点灯装置を安価に構成できる。
数の概n倍に設定する。 【効果】点灯周波数に対して電力増幅器駆動周波数を1
/nにできるので安価なスイッチング素子を適用でき、
無電極ランプ点灯装置を安価に構成できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無電極ランプ点灯装置に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】無電極ランプはバルブ内に電極を持た
ず、従ってバルブ形状の自由度が大きく、長寿命である
ことから、近年開発が進められている。従来の無電極ラ
ンプ点灯装置は特開平3−138897 号公報に記載されてい
るように、電力共振器の共振周波数と高周波発振器の発
振周波数は概略同等であった。
ず、従ってバルブ形状の自由度が大きく、長寿命である
ことから、近年開発が進められている。従来の無電極ラ
ンプ点灯装置は特開平3−138897 号公報に記載されてい
るように、電力共振器の共振周波数と高周波発振器の発
振周波数は概略同等であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の無電極ランプ点
灯装置では、出力周波数を高くすると発振器の周波数も
高くする必要があるため電力増幅器を構成するスイッチ
ング素子に周波数特性の良好な素子が必要であった。
灯装置では、出力周波数を高くすると発振器の周波数も
高くする必要があるため電力増幅器を構成するスイッチ
ング素子に周波数特性の良好な素子が必要であった。
【0004】本発明の目的は、電力増幅器を構成するス
イッチング素子に高周波特性を要求しない安価な素子を
用いて、安価な無電極ランプ点灯装置を提供することに
ある。
イッチング素子に高周波特性を要求しない安価な素子を
用いて、安価な無電極ランプ点灯装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は電力共振器の共振周波数を高周波発振器の
発振周波数の概略n倍(n:整数、以下の記述でも同
様)に設定する。
め、本発明は電力共振器の共振周波数を高周波発振器の
発振周波数の概略n倍(n:整数、以下の記述でも同
様)に設定する。
【0006】
【作用】本発明によれば電力増幅器の出力波形のn倍の
高調波に対して電力共振器が共振出来るので、電力増幅
器を構成するスイッチング素子の必要周波数は電力共振
器の共振周波数の1/nで済む。従って、より安価なス
イッチング素子を使用できるのでより安価な無電極ラン
プ点灯装置を構成出来る。
高調波に対して電力共振器が共振出来るので、電力増幅
器を構成するスイッチング素子の必要周波数は電力共振
器の共振周波数の1/nで済む。従って、より安価なス
イッチング素子を使用できるのでより安価な無電極ラン
プ点灯装置を構成出来る。
【0007】
【実施例】図1に本発明の一実施例の回路図を示す。図
中、1は高周波発振器、2は電力増幅器、3は電力共振
器、4は無電極ランプ、5はFET等のスイッチング素
子、6は共振コンデンサ、7は励起コイルを表す。無電
極ランプ4の点灯は該無電極ランプ4に高周波磁界を印
加することにより可能となる。ここで高周波とは数MH
zの領域を言う。
中、1は高周波発振器、2は電力増幅器、3は電力共振
器、4は無電極ランプ、5はFET等のスイッチング素
子、6は共振コンデンサ、7は励起コイルを表す。無電
極ランプ4の点灯は該無電極ランプ4に高周波磁界を印
加することにより可能となる。ここで高周波とは数MH
zの領域を言う。
【0008】高周波磁界は励起コイル7に高周波電流を
流すことによって可能であり、そのためには励起コイル
両端に高電圧を印加する必要がある。これは電力増幅器
2の出力を電力共振器3に印加し、共振コンデンサ6お
よび励起コイル7を共振状態にすることで実現出来る。
電力増幅器2からの出力電圧の最大値はせいぜい電力増
幅器2の電源電圧程度なので、例えば、商用電源を整流
した場合は140V程度であり、また汎用の直流電源を
用いた場合は24Vや48Vであることが多い。一方、
無電極ランプの点灯を維持するためには励起コイル両端
に数百Vの高周波電圧が必要であり、点灯開始時はさら
に大きな電圧が必要となる。この電圧の増幅を行ってい
るのが電力共振回路3であり、該電力共振回路に概略同
等の周波数の高周波電力を電力増幅器2より供給するこ
とにより電力共振器に高電圧を発生することができる。
流すことによって可能であり、そのためには励起コイル
両端に高電圧を印加する必要がある。これは電力増幅器
2の出力を電力共振器3に印加し、共振コンデンサ6お
よび励起コイル7を共振状態にすることで実現出来る。
電力増幅器2からの出力電圧の最大値はせいぜい電力増
幅器2の電源電圧程度なので、例えば、商用電源を整流
した場合は140V程度であり、また汎用の直流電源を
用いた場合は24Vや48Vであることが多い。一方、
無電極ランプの点灯を維持するためには励起コイル両端
に数百Vの高周波電圧が必要であり、点灯開始時はさら
に大きな電圧が必要となる。この電圧の増幅を行ってい
るのが電力共振回路3であり、該電力共振回路に概略同
等の周波数の高周波電力を電力増幅器2より供給するこ
とにより電力共振器に高電圧を発生することができる。
【0009】ここで電力増幅器2を構成するスイッチン
グ素子5の損失は周波数が上がるほど増大する。このこ
とをスイッチング素子としてFETを例に考える。FE
Tには図2に示すように入力(G−S間),出力(D−
S間)それぞれに容量Ci,Coがある。従って素子を
駆動するためにはこれらのコンデンサCi,Coを充放
電しなければならず、そのエネルギはCV2/2 である
から周波数fでは必要エネルギはfCV2/2 となる。
ここで、Cは素子の入出力それぞれの容量、Vは該容量
に印加される電圧を表す。このように素子を駆動するエ
ネルギがfCV2/2必要なので、図3のように周波数が高
くなるほど損失が大きくなる。
グ素子5の損失は周波数が上がるほど増大する。このこ
とをスイッチング素子としてFETを例に考える。FE
Tには図2に示すように入力(G−S間),出力(D−
S間)それぞれに容量Ci,Coがある。従って素子を
駆動するためにはこれらのコンデンサCi,Coを充放
電しなければならず、そのエネルギはCV2/2 である
から周波数fでは必要エネルギはfCV2/2 となる。
ここで、Cは素子の入出力それぞれの容量、Vは該容量
に印加される電圧を表す。このように素子を駆動するエ
ネルギがfCV2/2必要なので、図3のように周波数が高
くなるほど損失が大きくなる。
【0010】一方、電力増幅器2の出力電圧は矩形波で
あるので、フ−リエ級数展開した場合、相対的にはsin
θ+(1/3)sin3θ+(1/5)sin5θ+…… の
ように表されるように多くの高調波を含んでいる。そこ
で、電力共振器の共振周波数を発振器の周波数のほぼ奇
数倍に設定すれば高調波成分に対して共振できる。
あるので、フ−リエ級数展開した場合、相対的にはsin
θ+(1/3)sin3θ+(1/5)sin5θ+…… の
ように表されるように多くの高調波を含んでいる。そこ
で、電力共振器の共振周波数を発振器の周波数のほぼ奇
数倍に設定すれば高調波成分に対して共振できる。
【0011】たとえば、無電極ランプを10MHzの周
波数で駆動したいとすると、電力共振器の共振周波数を
約10MHzとし、発振器の周波数を3.3MHz とす
れば良い。電力増幅器の駆動周波数は発振器の周波数と
同じであるから3.3MHzでよい。
波数で駆動したいとすると、電力共振器の共振周波数を
約10MHzとし、発振器の周波数を3.3MHz とす
れば良い。電力増幅器の駆動周波数は発振器の周波数と
同じであるから3.3MHzでよい。
【0012】従来の構成方法では電力増幅器の駆動周波
数は点灯周波数と概同等であったから、この例では10
MHzの駆動能力のスイッチング素子が必要であった。
数は点灯周波数と概同等であったから、この例では10
MHzの駆動能力のスイッチング素子が必要であった。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、電力増幅器の駆動周波
数は点灯周波数の1/nですむため、電力増幅器を構成
するスイッチング素子に安価なものを適用出来るので、
無電極ランプ点灯装置を安価に構成出来る。
数は点灯周波数の1/nですむため、電力増幅器を構成
するスイッチング素子に安価なものを適用出来るので、
無電極ランプ点灯装置を安価に構成出来る。
【図1】本発明の一実施例の回路図。
【図2】FETの説明図。
【図3】FETの損失の周波数特性図。
1…高周波発振器、2…電力増幅器、3…電力共振器、
4…無電極ランプ、5…スイッチング素子、6…共振コ
ンデンサ、7…励起コイル。
4…無電極ランプ、5…スイッチング素子、6…共振コ
ンデンサ、7…励起コイル。
Claims (1)
- 【請求項1】高周波発振器と、高周波増幅器と、電力共
振器と、水銀もしくはアマルガムと不活性ガスを封入し
た放電バルブとより構成される無電極ランプ点灯装置に
おいて、前記電力共振器の共振周波数を前記高周波発振
器の周波数のほぼ整数倍に設定したことを特徴とする無
電極ランプ点灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21155795A JPH0963318A (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | 無電極ランプ点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21155795A JPH0963318A (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | 無電極ランプ点灯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0963318A true JPH0963318A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16607781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21155795A Pending JPH0963318A (ja) | 1995-08-21 | 1995-08-21 | 無電極ランプ点灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0963318A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104832873A (zh) * | 2015-04-02 | 2015-08-12 | 蚌埠市惠鸿电子科技有限公司 | 一种电离子灯的制作方法 |
-
1995
- 1995-08-21 JP JP21155795A patent/JPH0963318A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104832873A (zh) * | 2015-04-02 | 2015-08-12 | 蚌埠市惠鸿电子科技有限公司 | 一种电离子灯的制作方法 |
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