JPH1020760A - 住宅建築工法の展示説明装置 - Google Patents

住宅建築工法の展示説明装置

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JPH1020760A
JPH1020760A JP17513896A JP17513896A JPH1020760A JP H1020760 A JPH1020760 A JP H1020760A JP 17513896 A JP17513896 A JP 17513896A JP 17513896 A JP17513896 A JP 17513896A JP H1020760 A JPH1020760 A JP H1020760A
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JP
Japan
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house
construction method
building
skeleton
building frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP17513896A
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English (en)
Inventor
Norihiro Matsumura
宣弘 松村
Mahomi Tanaka
まほみ 田中
Takumi Fukushima
巧 福島
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築工法の相違点を理解することの出来ない
住宅建築予定者に対して、ラーメン構造の良さや、従来
木造工法等の、特殊な工法の良さを、簡単に理解させ
て、安心して住宅建設を依頼することが出来るようにす
る。 【解決手段】 鋼材製の構造躯体により構成した鉄骨住
宅において、内部の軸組や躯体部分の構成を、住宅建築
予定者に対して説明することが可能なように、躯体部分
及び連結部分を露出させて展示し、該軸組や躯体を支持
する基礎部分をも断面構造で展示し、更に該軸組や躯体
の表面に外壁材や断熱材等を貼設した部分を付設して、
住宅建築工法の展示説明装置Aを構成し、該住宅建築工
法の展示説明装置Aの一側方に、実際に該建築工法によ
り建設した住宅の模型モデルBを配置し、他側方に、該
工法を解説するビデオ画像映写装置Cを配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般住宅や集合住
宅の工法を、住宅建築予定者に対して、容易に理解可能
にする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、住宅の建設に際しては、住宅
建築予定者は住宅展示場等に出向くのであるが、該住宅
展示場においては、既に外装まで出来上がった住宅が配
置されてあり、該住宅の軸組や躯体部分の構造を見るこ
とは出来ないのである。しかし、住宅建築予定者にとっ
て、住宅を建てるということは、一生に一度の大仕事で
あり、何度も建てることはないのであるから、実際の建
築工法の相違点等についての知識に疎いのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
建築工法の相違点を理解することの出来ない住宅建築予
定者に対して、ラーメン構造の良さや、従来木造工法等
の、特殊な工法の良さを、簡単に理解させて、安心して
住宅建設を依頼することが出来るようにする装置を提供
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。請求項1においては、鋼材製の構造
躯体により構成した鉄骨住宅において、内部の軸組や躯
体部分の構成を、住宅建築予定者に対して説明すること
が可能なように、躯体部分及び連結部分を露出させて展
示し、該軸組や躯体を支持する基礎部分をも断面構造で
展示し、更に該軸組や躯体の表面に外壁材や断熱材等を
貼設した部分を付設したものである。
【0005】請求項2においては、請求項1記載の住宅
建築工法の展示説明装置の側方に、実際に該建築工法に
より建設した住宅の模型モデルを配置したものである。
【0006】請求項3においては、請求項1記載の住宅
建築工法の展示説明装置の側方に、該工法を解説するビ
デオ画像映写装置を配置したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を説明す
る。図1は本発明の住宅建築工法の展示説明装置の全体
を示す斜視図、図2は本発明の住宅建築工法の展示説明
装置の中で展示説明装置Aの部分を主として示した斜視
図、図3は本発明の住宅建築工法の展示説明装置の中で
模型モデルBの部分を示した俯瞰図、図4は本発明の住
宅建築工法の展示説明装置の中で、展示説明装置Aの部
分の正面図である。
【0008】本住宅建築工法の展示説明装置において図
示した実施例は、専用重鉄ラーメン構造により構成した
躯体構造を展示している。該専用重鉄ラーメン構造は、
都市の2階建ての一般住宅や、3階建てや4階建ての集
合住宅の躯体構造として用いられる工法である。そし
て、該専用重鉄ラーメン構造は、震度7の激震にも耐え
る高い耐震性能を具備すべく構成されている。また、出
来るだけ内部空間を広く構成すべく、構造梁2と構造柱
3を構成している。これにより、都市の如く、敷地の狭
い部分に建てるにも関わらず、物理的にも体感的に広く
感じる住宅とすることが出来るのである。
【0009】図1に示す如く、本発明の住宅建築工法の
展示説明装置は、中央に専用重鉄ラーメン構造の展示説
明装置Aを配置しており、向かって左側にビデオ画像映
写装置Cを配置し、右側には模型モデルBを配置してい
る。この展示説明装置Aと模型モデルBとビデオ画像映
写装置Cの組合せにより、住宅建設に素人である住宅建
築予定者にも、専用重鉄ラーメン構造の良さを理解でき
る如く構成している。即ち、全体的な完工後の住宅の外
観は、向かって右側に配置した模型モデルBを見ること
により、外観を俯瞰的にイメージとして得ることが出来
るのである。
【0010】そして、展示説明装置Aと模型モデルB
は、静止した展示物であるので、動的な工事状況や、音
声による説明を受けることが出来ないのである。故に、
向かって左側にビデオ画像映写装置Cを配置しており、
このビデオ画像映写装置CのスイッチをONとすること
により、略5分間に渡り、専用重鉄ラーメン構造の良さ
を説明する映像と音声が流れるように構成している。該
5分間の説明が終了すると、ビデオ画像映写装置Cは再
度リセットされてスタンバイ状態となるように構成して
いる。
【0011】該ビデオ画像映写装置Cにおいて流される
映像と音声は、この専用重鉄ラーメン構造の商品開発コ
ンセプトと、外壁材として使用したダインクリート材1
の良好な性能や、専用重鉄ラーメン構造の全体的な高強
度の説明と、フラットフェースジョイント6の部分の説
明と、専用設計の窓による採光性の改善等の点の説明で
ある。そして、それらの説明に必要な各部の構造は、展
示説明装置Aにおいて、セクション断面として展示され
ている部分である。
【0012】図2と図4において、展示説明装置Aの部
分に開示されている重要事項について説明する。該展示
説明装置Aにおいては、地表面から下の地下に埋設され
ている建築基礎4の部分を持ち上げて表示している。該
建築基礎4は、内部に工場組立ユニット配筋5を配置し
て、コンクリートを打設して構成している。該工場組立
ユニット配筋5は、工場で溶接して組立てた後に現場へ
搬送されて、コンクリートで打設されるものであるか
ら、基礎工事期間の短縮を図ることができ、溶接ミス等
が発生しないので、強度を確実にすることができ、品質
も安定しているのである。
【0013】そして、該建築基礎4の埋め込みボルトの
部分に、構造柱3の基礎取付ブラケット7の部分が載置
されて、ナットにより固定されている。該構造柱3の上
部から、構造梁2が左右に突出されるのであるが、該構
造梁2の取付部は、構造柱3から放射状に水平方向に突
出されたフラットフェースジョイント6にボルト固定さ
れるように構成されている。このように、フラットフェ
ースジョイント6の部分に構造梁2を固定することによ
り、少ない本数のハイテンションボルトで結合すること
ができ、かつ高強度と品質の安定と工期の短縮を図るこ
とが出来るのである。また構造柱3は断面が200×2
00ミリの大型の柱により構成し、4本の構造柱3で、
18畳の部屋を支持可能としている。
【0014】また、該構造梁2と構造柱3により構成し
た躯体の外面に貼設するダインクリート材1の一部が展
示されている。該ダインクリート材1はキャスティング
成形により構成されており、デザインを付加することが
可能であり、近くでみると優しく、遠くから見ると重厚
なイメージとなっている。このように、専用重鉄ラーメ
ン構造の要部の躯体構造とダインクリート材1の断面
や、建築基礎4の断面や、工場組立ユニット配筋5等を
展示して見せることにより、住宅建築予定者に安心感
と、本工法により住宅を建てることの自信を与えること
が出来るのである。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。請求項1の如く、鋼材製
の構造躯体により構成した鉄骨住宅において、内部の軸
組や躯体部分の構成を、住宅建築予定者に対して説明す
ることが可能なように、躯体部分及び連結部分を露出さ
せて展示し、該軸組や躯体を支持する基礎部分をも断面
構造で展示し、更に該軸組や躯体の表面に外壁材や断熱
材等を貼設した部分を付設したので、専用重鉄ラーメン
構造のような、余り一般住宅において利用されていなか
った工法により家を建てる住宅建築予定者に対して、工
法を充分に理解して貰うことができ、また住宅建築予定
者はこの工法により建てる家に対して自信を持つことが
出来るのである。また、完工後は見ることの出来ない構
造梁2や構造柱3の構造を見ることができ、また建築基
礎4やダインクリート材1の取付構造も見ることができ
て、居住して行く住宅の安全性に対しても、充分な知識
を得ることが出来るのである。
【0016】請求項2の如く、請求項1記載の住宅建築
工法の展示説明装置Aの側方に、実際に該建築工法によ
り建設した住宅の模型モデルBを配置したので、該展示
説明装置Aのみでは、全体的を住宅のイメージを得るこ
とが出来ず、セクション部分のみを見ることにより、全
体の住宅のイメージが悪くなることがなく、外観のイメ
ージと、内部の躯体構造の知識の両方を情報として保持
することが可能となるのである。
【0017】請求項3の如く、請求項1記載の住宅建築
工法の展示説明装置の側方に、該工法を解説するビデオ
画像映写装置Cを配置したので、展示説明装置Aと模型
モデルBだけでは、静止状態の展示物からの情報であ
り、全体を一望しただけでは、どの部分が情報の伝えた
い部分であるのかが判断できず、漫然として展示物を見
るだけに終わる可能性がある。しかし、ビデオ画像映写
装置Cにより、映像と音声で、本住宅建築工法の展示説
明装置の要部について、順を追って説明することによ
り、静止した展示物の情報伝達したい部分を、順序よく
見て、整理された情報として住宅建築予定者が理解する
ことが可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の住宅建築工法の展示説明装置の全体を
示す斜視図。
【図2】本発明の住宅建築工法の展示説明装置の中で展
示説明装置Aの部分を主として示した斜視図。
【図3】本発明の住宅建築工法の展示説明装置の中で模
型モデルBの部分を示した俯瞰図。
【図4】本発明の住宅建築工法の展示説明装置の中で、
展示説明装置Aの部分の正面図。
【符号の説明】
A 展示説明装置 B 模型モデル C ビデオ画像映写装置 1 ダインクリート材 2 構造梁 3 構造柱 4 建築基礎 5 工場組立ユニット配筋 6 フラットフェースジョイント

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼材製の構造躯体により構成した鉄骨住
    宅において、内部の軸組や躯体部分の構成を、住宅建築
    予定者に対して説明することが可能なように、躯体部分
    及び連結部分を露出させて展示し、該軸組や躯体を支持
    する基礎部分をも断面構造で展示し、更に該軸組や躯体
    の表面に外壁材や断熱材等を貼設した部分を付設したこ
    とを特徴とする住宅建築工法の展示説明装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の住宅建築工法の展示説明
    装置の側方に、実際に該建築工法により建設した住宅の
    模型モデルを配置したことを特徴とする住宅建築工法の
    展示説明装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の住宅建築工法の展示説明
    装置の側方に、該工法を解説するビデオ画像映写装置を
    配置したことを特徴とする住宅建築工法の展示説明装
    置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102867438A (zh) * 2012-09-28 2013-01-09 西安开元电子实业有限公司 一种闭路电视系统演示与实训装置
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