JPH1020599A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1020599A
JPH1020599A JP8171222A JP17122296A JPH1020599A JP H1020599 A JPH1020599 A JP H1020599A JP 8171222 A JP8171222 A JP 8171222A JP 17122296 A JP17122296 A JP 17122296A JP H1020599 A JPH1020599 A JP H1020599A
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JP
Japan
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photosensitive drum
image
auger
driving
drum
Prior art date
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JP8171222A
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English (en)
Inventor
Tatsuhisa Naraoka
達久 奈良岡
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】クリーナオーガのトルク変動が感光体ドラムに
伝達されることがなく、感光体ドラムの回転数に依存す
ることなくクリーナオーガの回転数を自由に設定でき、
感光体ドラムとクリーナオーガとを高精度に位置決めで
き、装置構成を簡略化することにより装置を小型化でき
る画像形成装置を提供する。 【解決手段】この発明のデジタル複写機は、感光体ドラ
ム30とクリーナオーガ36bとを駆動させる駆動機構
100を備えている。駆動機構100は、モータ11
0、ベルト103、ドラムプーリー102、感光体ドラ
ム30の回転軸30a、アイドルギア106、オーガ駆
動ギア108等を備えている。モータ110の駆動力
は、ベルト103、モータプーリー102、および回転
軸30aを介して感光体ドラム30へ伝達され、回転軸
30aに設けられたアイドルギア106、およびオーガ
駆動ギア108を介してクリーナオーガ36bに伝達さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、感光体ドラムの
表面に残留したトナーを清掃するクリーニング装置を備
えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置としてのデジタル複
写機は、感光体ドラムの表面に保持されたトナー像を記
録用紙に転写した後、感光体ドラムの表面に残留した残
留トナーを清掃するクリーニング装置を備えている クリーニング装置は、感光体ドラムの表面に残留したト
ナーを掻き落とすクリーニングブレード、およびクリー
ニングブレードにより掻き落とされた排トナーを搬送す
るクリーナオーガを備えている。クリーナオーガは、感
光体ドラムの回転軸と平行に設けられた回転軸を有し、
感光体ドラムを駆動するモータにより駆動されるように
なっている。つまり、感光体ドラムの回転軸に設けられ
たドラム駆動ギア、およびクリーナオーガの回転軸に設
けられたオーガ駆動ギアは、所定の駆動機構を介して1
つのモータに接続されている。
【0003】例えば、従来の駆動機構として、オーガ駆
動ギアがドラム駆動ギアに直接歯合したものが知られて
いる。この種の駆動機構において、モータの駆動力は、
ドラム駆動ギアを介して感光体ドラムに伝達されるとと
もに、ドラム駆動ギアに歯合したオーガ駆動ギアを介し
てクリーナオーガに伝達される。
【0004】ところが、この種の駆動機構においては、
排トナーの量が多い場合、クリーナオーガにトルク変動
を生じ、このトルク変動が感光体ドラムに伝達されて画
像の劣化を生じる問題がある。また、ドラム駆動ギアと
オーガ駆動ギアを歯合させていることから、クリーナオ
ーガの回転数を自由に設定できない。つまり、感光体ド
ラムの径はマシンスペックなどの条件から設定され、感
光体ドラムの回転数は所定の値に設定する必要があるた
め、感光体ドラムに近接して設けられるクリーナオーガ
の回転数を自由に設定することは困難である。
【0005】このため、モータとドラム駆動ギアとの間
の駆動機構と、モータとオーガ駆動ギアとの間の駆動機
構と、を分離した分離型の駆動機構が知られている。こ
のように、感光体ドラムおよびクリーナオーガを別々の
駆動機構を介してモータに接続することにより、クリー
ナオーガの不所望なトルク変動が感光体ドラムに伝達さ
れることが抑制され、且つ、クリーナオーガの回転数を
自由に設定できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この分離型
の駆動機構では、モータの駆動力を伝達するための2つ
の駆動系を設ける必要があり、装置が大型化する問題が
ある。また、2つの駆動系を設けることから、感光体ド
ラムとクリーナオーガの位置決め精度を確保することが
困難となる問題がある。
【0007】この発明は、以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、クリーナオーガのトルク変動が感光体
ドラムに伝達されることがなく、感光体ドラムの回転数
に依存することなくクリーナオーガの回転数を自由に設
定でき、感光体ドラムとクリーナオーガとを高精度に位
置決めでき、装置構成を簡略化することにより装置を小
型化できる画像形成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る画像形成装置は、ドラム状の像担持
体の表面に画像信号に応じた静電潜像を形成し、この静
電潜像に現像剤を供給して現像し、現像した現像剤像を
記録媒体に転写して画像を形成する画像形成装置におい
て、上記像担持体の表面に残留した現像剤を除去する除
去手段と、上記像担持体を回転駆動させる駆動手段と、
上記駆動手段からの駆動力を上記像担持体の回転軸へ伝
達する第1伝達手段と、上記第1伝達手段と別に上記像
担持体と同軸に設けられたギアを有し、このギアを介し
て上記駆動手段からの駆動力を上記除去手段に伝達する
第2伝達手段と、を備えている。
【0009】また、この発明の画像形成装置は、感光体
ドラムの表面に画像信号に応じた静電潜像を形成し、こ
の静電潜像にトナーを供給して現像し、現像したトナー
像を記録媒体に転写して画像を形成する画像形成装置に
おいて、上記感光体ドラムの表面に残留したトナーを掻
き落とすブレード、およびこのブレードにより掻き落と
された排トナーを上記感光体ドラムの回転軸に沿って搬
送するオーガを有し、上記感光体ドラムの表面に残留し
たトナーを除去する除去手段と、上記感光体ドラムを回
転駆動させる駆動手段と、上記駆動手段からの駆動力を
上記感光体ドラムの回転軸へ伝達する第1伝達手段と、
上記第1伝達手段と別に上記感光体ドラムと同軸に設け
られたギアを有し、このギアを介して上記駆動手段から
の駆動力を上記オーガの回転軸へ伝達する第2伝達手段
と、を備えている。
【0010】上記画像形成装置によると、トナーの量に
起因してオーガにトルク変動を生じた場合、オーガのト
ルク変動が感光体ドラムに直接的に作用されることがな
く、画像を劣化させることがない。つまり、オーガから
のトルクは感光体ドラムの回転軸に設けられたギアを介
して伝達されるため、ギアのバックラッシ等によりトル
ク変動が吸収され、感光体ドラムにトルク変動が伝達さ
れることが抑制される。また、第1伝達手段と別のギア
を介してオーガを駆動するため、オーガの回転数を自由
に設定できる。更に、感光体ドラムと同軸のギアにオー
ガを連結させるため、感光体ドラムとオーガの位置決め
を容易にできる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。図1に示すよ
うに、この発明の画像形成装置としての電子写真式デジ
タル複写装置2(以下、単に複写装置2と称する)は、
読み取り手段として機能する画像読取部4と画像形成手
段として機能する画像形成部6とを有している。なお、
画像読取部4の上部には、画像読取部4の後述する原稿
台に対して開閉可能に形成され、読取対象物すなわち原
稿Dを、原稿台に向けて1枚ずつ給送するとともに、原
稿台に載置された原稿Dを原稿台に密着させる原稿押さ
えとして機能する原稿自動給送装置8(以下、ADF8
と称する)がセットされている。
【0012】画像読取部4は、その上部に、閉じた状態
にあるADF8に対向され、原稿Dがセットされる透明
なガラスからなる原稿台11と、原稿台11の一端に配
置され、原稿台11に原稿Dをセットする際の基準位置
を示すサイズ板12とを有している。なお、原稿台11
を取り巻く原稿台11の近傍には、図示しないコントロ
ールパネルが配置されている。
【0013】原稿台11の下方には、画像読取部4の構
成として、原稿台11に載置された原稿Dを照明する露
光ランプ13、露光ランプ13からの光を原稿Dに集光
させるための補助反射板14、及び、原稿Dからの反射
光を図中左方向に折曲げる第1ミラー15などが配置さ
れている。露光ランプ13、補助反射板14および第1
ミラー15は、第一キャリッジ16に固定されており、
第一キャリッジ16の移動にともなって原稿台11と平
行に移動可能に配置されている。なお、第一キャリッジ
16は、図示しない歯付きベルト等を介して図示しない
パルスモータの駆動力が伝達されて、原稿台11に沿っ
て平行に移動される。
【0014】原稿台11の図中左方、すなわち第1ミラ
ー15により反射された反射光が案内される方向には、
図示しない駆動機構たとえば歯付きベルトならびにDC
モータなどを介して原稿台11と平行に移動可能に形成
された第二キャリッジ20が配設されている。
【0015】第二キャリッジ20には、第1ミラー15
により案内される原稿Dからの反射光を下方に折曲げる
第2ミラー21および図中右方に折り曲げる第3ミラー
22が互いに直角に配置されている。第二キャリッジ2
0は、第一キャリッジ16を駆動する図示しない歯付き
ベルトなどにより第一キャリッジ16に従動されるとと
もに、第一キャリッジ16に対して1/2の速度で原稿
台11に沿って平行に移動される。
【0016】第一キャリッジ16の下方であって、第二
キャリッジ20を介して折返された光の光軸を含む面内
には、第二キャリッジ20からの反射光を所定の倍率で
結像させる結像レンズ23、及び、結像レンズ23によ
り集束性が与えられた反射光を電気信号すなわち画像デ
ータに変換するCCDイメージセンサ24が配置されて
いる。
【0017】画像形成部6は、複写装置2のほぼ中央に
回転自在に位置された像担持体としての感光体ドラム3
0を有している。感光体ドラム30は、後述するモータ
により所定の回転速度で回転される。
【0018】図2に示すように、感光体ドラム30の周
囲には、ドラム表面を所定の電荷に帯電させる帯電チャ
ージャ31、感光体ドラム30の表面に画像データに対
応したレーザビームを露光するすることで感光体ドラム
30の表面に静電潜像を形成する光走査装置、すなわち
レーザ露光装置32、レーザ露光装置32による露光に
より感光体ドラム30の表面上に形成された静電潜像に
現像剤としてのトナーを供給して所望の画像濃度で現像
する現像ローラ33aを有する現像装置33、後述する
用紙カセットから給紙された記録媒体すなわちコピー用
紙Pに感光体ドラム30に形成されたトナー像を転写す
るとともにトナー像が転写された用紙Pを感光体ドラム
30から分離させるための転写・剥離チャージャ34、
感光体ドラム30の表面からコピー用紙Pを剥離する剥
離爪35、感光体ドラム30の表面に残留したトナーを
清掃するクリーニング装置36(除去手段)、及び、感
光体ドラム30の表面に残った電位を除電する除電装置
37が、感光体ドラム30の回転方向に沿って順に、配
置されている。
【0019】クリーニング装置36は、感光体ドラム3
0の表面に残留したトナーを掻き落とすクリーニングブ
レード36a、およびクリーニングブレード36aによ
り掻き落とされた排トナーを図示しない排トナーボック
スへ搬送するクリーナオーガ36bを有している。クリ
ーナオーガ36bは、感光体ドラム30の回転軸と平行
に配設された回転軸、および回転によりその回転軸に沿
ってトナーを送るためのスパイラル状のはね(図3参
照)を有している。尚、感光体ドラム30およびクリー
ナオーガ36bは、後述する駆動機構を介して接続され
た1つのモータにより駆動されるようになっている。
【0020】感光体ドラム30の下方に位置される複写
装置2の底部には、複写装置2の正面側より着脱自在に
上下複数段に装着された給紙手段としての多段給紙装置
(以下、PFPと示す) 40が複写装置2と一体的に配
置されている。
【0021】PFP40は、さまざまな大きさのコピー
用紙Pを複数種類収納するための上段カセット41、中
段カセット42および下段カセット43を含み、それぞ
れのカセット41,42および43は、たとえば、長手
方向に沿って搬送されるよう置かれたA4サイズのコピ
ー用紙、B4サイズのコピー用紙およびA3サイズのコ
ピー用紙を、それぞれ、500枚程度収納可能に形成さ
れている。
【0022】上段カセット41、中段カセット42およ
び下段カセット43の所定の位置には、それぞれのカセ
ット41,42および43から用紙Pを1枚づつ取り出
すピックアップローラ44a,44bおよび44cが配
置されている。
【0023】それぞれのピックアップローラ44a,4
4bおよび44cにより各カセット41,42および4
3から取り出された用紙Pの先端部が通過される位置に
は、用紙Pを1枚づつ分離するための搬送ローラ45
a,45bおよび45cと、それぞれの搬送ローラと一
体的に配置された分離ローラ46a,46bおよび46
cが配置されている。分離ローラ46a,46bおよび
46cは、それぞれ、相互に組み合わせられた搬送ロー
ラに対して軸線が平行に、かつ、所定の圧力で接触する
よう配置されるとともに、搬送ローラの回転方向と逆方
向に回転されることで、各カセットから取り出された用
紙Pの最も上の1枚のみを後述する搬送路へ送出するよ
うになっている。
【0024】PFP40の図中右方には、使用頻度の高
いサイズの用紙P、たとえば、A4サイズの用紙Pを3
000枚程度収納可能に形成された大容量フィーダ (以
下、LCFと示す) 47が設けられている。LCF47
の所定の位置には、LCF47に収容された用紙Pを1
枚づつ取り出すピックアップローラ48が配置されてい
る。ピックアップローラ48と感光体ドラム30との間
には、上下一対に組み合わせられた搬送ローラ49aお
よび分離ローラ49bを含む分離機構49が配置されて
いる。分離機構49は、分離ローラ49bを搬送ローラ
49aが回転される方向に対して逆方向に回転させるこ
とで、ピックアップローラ48によりLCF47から取
り出された用紙Pの最も上の1枚のみを後述する搬送路
へ送出するようになっている。
【0025】LCF47の上部には、各カセット41,
42,43およびLCF47とは独立に、コピー用紙P
を給送可能な手差しフィーダ50が形成されている。手
差しフィーダ50と感光体ドラム30との間には、手差
しフィーダ50に挿入された用紙Pを取り込む手差し用
ピックアップローラ51、ピックアップローラ51によ
り取り込まれた用紙Pをガイドする手差しガイド52、
及び、手差しガイド52を介して感光体ドラム30に向
かって案内される用紙Pを搬送する搬送ローラ53が設
けられている。
【0026】それぞれのカセット41,42および43
ならびにLCF47と感光体ドラム30との間には、各
カセット41,42および43ならびにLCF47から
感光体ドラム30に向かって用紙Pを案内する搬送路5
4が形成されている。この搬送路54は、さらに、感光
体ドラム30と転写・剥離チャージャ34との間に規定
される転写領域を経て、複写装置2の外部まで延出され
ている。また、搬送路54には、いずれかのカセットま
たはLCFもしくは手差しガイドから給送された用紙P
を、感光体ドラム30に向かって搬送するための複数の
搬送ローラ55が設けられている。
【0027】搬送路54の感光体ドラム30の近傍、か
つ、上流側には、搬送路54を案内されたコピー用紙P
の傾きを補正するとともに、感光体ドラム30上のトナ
ー像の先端とコピー用紙Pの先端とを整合させ、感光体
ドラム30の外周面の移動速度と同じ速度でコピー用紙
Pを、転写領域へ給紙するアライニングローラ56が配
設されている。また、アライニングローラ56の手前す
なわち搬送ローラ55側には、アライニングローラ56
へのコピー用紙Pの到達を検出するアライニングセンサ
56aが設けられている。
【0028】転写領域を通過された用紙Pが進行する方
向には、用紙Pを搬送する搬送ベルト57が組み込まれ
ている。搬送ベルト57により用紙Pが搬送される方向
であって、感光体ドラム30と反対側には、ローラ表面
が互いに圧接されたヒートローラ対を含み、トナー像が
転写された用紙Pを加熱することでトナー像を溶融させ
つつトナー像と用紙Pとを加圧して用紙Pにトナー像を
定着させる定着装置58が設けられている。
【0029】定着装置58に対向した複写装置2の側壁
には、定着装置58によりトナー像が定着された用紙P
が排出される排出トレイ59が配置されている。定着装
置58と排出トレイ59との間には、定着装置58によ
りトナー像が定着されたコピー用紙Pを、後述する用紙
反転部あるいは排出トレイ59のいづれかに案内する排
出切換ユニット60が配置されている。
【0030】排出切換ユニット60は、定着装置58を
通過された用紙Pを推進する第1および第2の排出ロー
ラ61および62、及び、第1および第2の排出ローラ
61および62の間に配置され、定着装置58を通過さ
れたコピー用紙Pを、排出トレイ59あるいは後述する
用紙反転部のいづれかに選択的に振り分ける振り分けゲ
ート63を有している。
【0031】反転機構64は、既に転写領域および定着
装置58を通過されたコピー用紙Pを一時的に集積する
一時集積部65、定着装置58を通過したコピー用紙P
の表裏を反転して一時集積部65に導く反転路66、一
時集積部に集積されたコピー用紙Pを一枚づつ取り出す
ピックアップローラ67、一時集積部65に収容された
用紙Pを再びアライニングローラ56に案内する反転搬
送路68、及び、反転搬送路68に案内された用紙Pを
アライニングローラ56に向かって給紙する給紙ローラ
69を有している。
【0032】ADF8は、カバー71を有し、カバー7
1の後端縁部が複写装置2の上面後端縁部に図示しない
ヒンジ装置を介して取付けられており、必要に応じてA
DF8全体を回動変位させることで、既に説明したよう
に、画像読取部4の原稿台11に対して開閉可能に形成
されている。
【0033】カバー71の上面やや左方向部位には、複
数枚の原稿Dを保持する原稿給紙台72が設けられてい
る。原稿給紙台72の図中左方すなわちADF8の一端
側には、原稿給紙台72にセットされた原稿Dを順次一
枚ずつ取出すとともに、図中左端側から画像読取部4の
原稿台11の一端側に供給するためのピックアップロー
ラ73が配置されている。原稿給紙台72の所定の位置
には、原稿給紙台72への原稿Dがセットされたか否か
を検知する原稿検知センサとしてのエンプテイセンサ7
2aが配設されている。なお、原稿給紙台72には、原
稿台11に原稿Dがセットされた位置を検知する原稿位
置検知センサ17と同様に機能する図示しない原稿幅検
知センサが配置されてもよい。
【0034】ピックアップローラ73の原稿取出し方向
には、ピックアップローラ73により取り出された原稿
Dを原稿台11に向けて送出する給紙ローラ74、給紙
ローラ74により給送された原稿Dの先端を整位するア
ライニングローラ75が配置されている。なお、アライ
ニングローラ75と給紙ローラ74との間には、原稿D
のアライニングローラ75への到達を検出するアライニ
ングセンサ75aが配置されている。
【0035】カバー71の内側であって、ADF8が閉
じられた状態で画像読取部4の原稿台11と対向される
位置には、原稿台11のほぼ全体を覆う大きさが与えら
れ、ピックアップローラ73、給紙ローラ74およびア
ライニングローラ75を介して原稿給紙台72から搬送
された原稿Dを原稿台11の所定の位置に搬送する搬送
ベルト76が配置されている。搬送ベルト76は、図中
左右一対に配置されたベルトローラ77に掛渡され、図
示しないベルト駆動機構によって、図中右側および図中
左側の両方向に向けて回転される。
【0036】ADF8の右側部位には、搬送ベルト76
により図中左側から図中右側に移動される原稿Dをカバ
ー71の外側に向けて送出する反転ローラ78、反転ロ
ーラ78に原稿Dを押し付けるピンチローラ79、反転
ローラ78とピンチローラ79により搬送される原稿D
を、再び搬送ベルト76へ戻すか所定の排出位置すなわ
ちカバー71上に排出させるかを切り換えるフラッパ8
0、フラッパ80が排出側に切り換えられている場合
に、反転ローラ78により搬送された原稿Dを排出させ
る排紙ローラ81、及び、反転ローラ78の近傍での原
稿のジャムを検知するジャムセンサ82などが配置され
ている。
【0037】次に、上記感光体ドラム30およびクリー
ナオーガ36bを駆動させる駆動機構100について図
4を用いて詳細に説明する。駆動機構100は、感光体
ドラム30およびクリーナオーガ36bを回転駆動させ
る駆動手段としてのモータ110を有している。モータ
110は、モータ110の回転軸101が感光体ドラム
30およびクリーナオーガ36bの回転軸と略平行とな
るように配設されている。
【0038】感光体ドラム30の回転軸30aには、モ
ータ110からの駆動力を感光体ドラム30へ伝達させ
るためのドラムプーリー102が同軸に設けられてい
る。ドラムプーリー102は、ベルト103を介して、
モータの回転軸101に同軸に設けられたモータプーリ
ー104に連結されている。しかして、モータ110の
駆動力は、モータ110の回転軸101、モータプーリ
ー104、ベルト103、ドラムプーリー102、およ
び感光体ドラム30の回転軸30aを介して感光体ドラ
ム30へ伝達され、感光体ドラム30が所定の速度で回
転されるようになっている。
【0039】また、感光体ドラム30の回転軸30aに
は、感光体ドラム30との間に介在されたカップリング
105と、モータ110からの駆動力をクリーナオーガ
36bへ伝達させるためのアイドルギア106と、感光
体ドラム30の回転を安定させるためのフライホイール
107と、が感光体ドラム30から離れる方向に順に設
けられている。
【0040】一方、クリーナオーガ36bの回転軸の基
端部近くには、アイドルギア106に歯合されたオーガ
駆動ギア108が同軸に設けられている。しかして、モ
ータ110の駆動力は、回転軸101、モータプーリー
104、ベルト103、ドラムプーリー102、回転軸
30a、アイドルギア106、およびオーガ駆動ギア1
08を介してクリーナオーガ36bへ伝達されるように
なっている。尚、クリーナオーガ36bの回転軸がオー
ガ駆動ギア108およびアイドルギア106を介して感
光体ドラム30の回転軸30aに連結されていることか
ら、クリーナオーガ36bの回転数は、オーガ駆動ギア
108とアイドルギア106との間のギア比を変更する
ことにより、感光体ドラム30の回転数に依存すること
なく任意に設定することができる。
【0041】以上のように、本実施の形態に係る画像形
成装置によると、感光体ドラム30およびクリーナオー
ガ36bを駆動させるモータ110からの駆動力が、ド
ラムプーリー102を介して感光体ドラム30へ伝達さ
れるとともに、ドラムプーリー102と別に設けられた
アイドルギア106を介してクリーナオーガ36bへ伝
達される。このように、感光体ドラム30に駆動力を伝
達するドラムプーリー102と、クリーナオーガ36b
に駆動力を伝達するアイドルギア106と、を別々に設
けることにより、クリーナオーガ36bによるトルク変
動が感光体ドラム30へ伝達されるとこを抑制できる。
【0042】つまり、クリーナオーガ36bを介して図
示しない排トナーボックスへ搬送されるトナーの量が多
くなると、クリーナオーガ36bに作用するトルクが大
きくなり、このトルク変動が感光体ドラム30の回転に
影響を及ぼすことが考えられる。しかし、本実施の形態
の駆動機構100によると、クリーナオーガ36bに不
所望なトルク変動が生じた場合であっても、アイドルギ
ア106を介してトルク変動が伝達されるため、アイド
ルギア106とオーガ駆動ギアとの噛み合わせ部のバッ
クラッシ等によりトルク変動が感光体ドラム30へ直接
的に作用されることがない。
【0043】また、感光体ドラム30の回転軸30aに
同軸に設けたアイドルギア106を介してクリーナオー
ガ36bを駆動するため、モータと感光体ドラムとの間
の駆動系と、モータとクリーナオーガとの間の駆動系
と、を分離して設ける従来技術と比較して装置を小型化
できるとともに、感光体ドラム30とクリーナオーガ3
6bを高精度に位置決めできる。尚、この発明は、上述
した実施の形態に限定されるものではなく、この発明の
範囲内で種々変形可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の画像形
成装置は、上記のような構成および作用を有しているの
で、クリーナオーガのトルク変動が感光体ドラムに伝達
されることがなく、感光体ドラムの回転数に依存するこ
となくクリーナオーガの回転数を自由に設定でき、感光
体ドラムとクリーナオーガとを高精度に位置決めでき、
装置構成を簡略化することにより装置を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の画像形成装置としてのデジ
タル複写装置を示す概略図。
【図2】図2は、図1の複写装置内に組込まれた感光体
ドラムおよびその周辺機器を示す概略図。
【図3】図3は、図2の感光体ドラムの周辺に配設され
たクリーナオーガを示す概略図。
【図4】図4は、図2の感光体ドラムおよびクリーナオ
ーガを駆動する駆動機構を示す概略図。
【符号の説明】
2…デジタル複写機、 30…感光体ドラム、 36…クリーニング装置、 36a…クリーニングブレード、 36b…クリーナオーガ、 100…駆動機構、 102…ドラムプーリー、 103…ベルト、 104…モータプーリー、 105…カップリング、 106…アイドルギア、 107…フライホイール、 108…オーガ駆動ギア、 110…モータ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラム状の像担持体の表面に静電潜像を
    形成し、この静電潜像に現像剤を供給して現像し、現像
    した現像剤像を記録媒体に転写して画像を形成する画像
    形成装置において、 上記像担持体の表面に残留した現像剤を除去する除去手
    段と、 上記像担持体を回転駆動させる駆動手段と、 上記駆動手段からの駆動力を上記像担持体の回転軸へ伝
    達する第1伝達手段と、 上記第1伝達手段と別に上記像担持体と同軸に設けられ
    たギアを有し、このギアを介して上記駆動手段からの駆
    動力を上記除去手段に伝達する第2伝達手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記ギアは、上記像担持体とは別に上記
    像担持体の回転軸に設けられていることを特徴とする請
    求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 感光体ドラムの表面に画像信号に応じた
    静電潜像を形成し、この静電潜像にトナーを供給して現
    像し、現像したトナー像を記録媒体に転写して画像を形
    成する画像形成装置において、 上記感光体ドラムの表面に残留したトナーを掻き落とす
    ブレード、およびこのブレードにより掻き落とされた排
    トナーを上記感光体ドラムの回転軸に沿って搬送するオ
    ーガを有し、上記感光体ドラムの表面に残留したトナー
    を除去する除去手段と、 上記感光体ドラムを回転駆動させる駆動手段と、 上記駆動手段からの駆動力を上記感光体ドラムの回転軸
    へ伝達する第1伝達手段と、 上記第1伝達手段と別に上記感光体ドラムと同軸に設け
    られたギアを有し、このギアを介して上記駆動手段から
    の駆動力を上記オーガの回転軸へ伝達する第2伝達手段
    と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記ギアは、上記感光体ドラムとは別に
    上記感光体ドラムの回転軸に設けられていることを特徴
    とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記感光体ドラムの回転軸には、感光体
    ドラムの回転を安定させるためのフライホイールが同軸
    に設けられていることを特徴とする請求項3または4に
    記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 上記感光体ドラムの回転軸は、カップリ
    ングを介して感光体ドラムに連結されていることを特徴
    とする請求項3乃至5のいずれか1つに記載の画像形成
    装置。
JP8171222A 1996-07-01 1996-07-01 画像形成装置 Abandoned JPH1020599A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7260343B2 (en) 2003-10-20 2007-08-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Gear assembly used with an image forming apparatus, an optical photoconductive (OPC) unit having the same, and a method of driving the gear assembly
JP2013152358A (ja) * 2012-01-25 2013-08-08 Konica Minolta Inc 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7260343B2 (en) 2003-10-20 2007-08-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Gear assembly used with an image forming apparatus, an optical photoconductive (OPC) unit having the same, and a method of driving the gear assembly
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