JP3233596B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3233596B2
JP3233596B2 JP13684097A JP13684097A JP3233596B2 JP 3233596 B2 JP3233596 B2 JP 3233596B2 JP 13684097 A JP13684097 A JP 13684097A JP 13684097 A JP13684097 A JP 13684097A JP 3233596 B2 JP3233596 B2 JP 3233596B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は複写機、プリンタ
等の画像形成装置に関し、特に、クラムシェル方式とは
異なる筐体構造を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子複写機等の画像形成装置には、用紙
搬送路を堺として、開閉可能な上部ユニットと下部ユニ
ットからなる、いわゆるクラムシェル方式の筐体構造を
備えたものが知られている。
【0003】この画像形成装置においては、用紙のジャ
ム処理時、あるいは感光体ドラム等の交換作業時などに
は、上部ユニットを上方に回動させて下部ユニットから
離間させることにより、用紙搬送路を大きく開放するよ
うにしている。
【0004】一方、近年、従来のアナログ式画像形成装
置に代わって、デジタル方式の画像形成装置が普及しつ
つある。デジタル方式の画像形成装置においては、制御
動作や画像処理動作に係わる使用周波数帯域が高く、電
磁ノイズが発生し易いとともに、外部からの電磁ノイズ
の影響も受け易い。電磁ノイズ対策を考慮した場合、上
述したクラムシェル方式の筐体構造では開口面積が大き
く望ましくない。
【0005】そこで、デジタル方式の画像形成装置にお
いては、例えば、筐体のフロントカバーのみを開閉自在
とした、いわゆる非クラムシェル方式の筐体構造を採用
する傾向にある。
【0006】また、画像形成装置では、原稿を光学的に
スキャンして、原稿像に対応する潜像を感光体上に形成
し、この潜像にトナーを供給して顕像化したのち、顕像
を用紙に転写させている。この転写後、感光体上に残留
したトナーはクリーナのクリーニングブレードによって
除去し、ついで、このトナーを搬送オーガによって搬送
回収する。搬送オーガはクリーナのフロント側にノズル
として突出しており、このノズルから廃トナー回収ボッ
クスに回収されるようになっている。
【0007】非クラムシェル方式の筐体構造は、電磁ノ
イズ防止対策としては有効である反面、ジャム処理や機
構部品交換等を行う際の開口面積を充分に大きくとるこ
とが難しく、また、廃トナー回収ボックスが開口部に対
向する位置に設置されるため、ジャム処理作業時などに
は、廃トナー回収ボックスを取り外すことにより、作業
スペースを確保していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、廃トナ
ー回収ボックスを外すと、搬送オーガノズルからトナー
が漏れて装置本体内に落下し、装置本体を汚すととも
に、ユーザの手を汚してしまうという問題あった。
【0009】この発明は以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、廃棄される現像剤を収容する収容手段
を取り外すことなく、ジャム処理用の空間を確保できる
ようにした画像形成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、請求項1記載のものは、像担持体上に現像剤
像を形成する像形成手段と、この像形成手段により前記
像担持体上に形成された前記現像剤像を前記被画像形成
媒体に転写させる転写手段と、この転写手段により現像
剤像が転写された前記被画像形成媒体を搬送する媒体搬
送手段と、この媒体搬送手段及び前記転写手段を前記像
担持体に対し接離する方向に移動させる第1の操作手段
と、前記転写手段により前記被画像形成媒体に現像剤像
が転写されたのち、前記像担持体上に残留した現像剤を
除去する除去手段と、この除去手段により除去された現
像剤を搬送する現像剤搬送手段と、前記像形成手段、転
写手段、媒体搬送手段、第1の操作手段、除去手段及び
現像剤搬送手段を収容する筐体と、この筐体に設けら
れ、前記転写手段及び前記媒体搬送手段で詰まった被画
像形成媒体を除去するための開口部と、この開口部に対
向する第1の位置とこの第1の位置から退避する第2の
位置との間で移動自在に設けられ、前記現像剤搬送手段
から搬出される現像剤を収容する収容手段と、前記第1
の操作手段に一体に設けられ、前記第1の操作手段の操
作に連動し、前記収容手段を前記第1の位置と第2の位
置との間で移動させる第2の操作手段とを具備する。
【0011】請求項2記載のものは、像担持体上に現像
剤像を形成する像形成手段と、この像形成手段により前
記像担持体上に形成された前記現像剤像を前記被画像形
成媒体に転写させる転写手段と、この転写手段により現
像剤像が転写された前記被画像形成媒体を搬送する媒体
搬送手段と、この媒体搬送手段及び前記転写手段を前記
像担持体に対し接離する方向に移動させる第1の操作手
段と、前記転写手段により前記被画像形成媒体に現像剤
像が転写されたのち、前記像担持体上に残留した現像剤
を除去する除去手段と、この除去手段により除去された
現像剤を搬送する現像剤搬送手段と、前記像形成手段、
転写手段、媒体搬送手段、第1の操作手段、除去手段及
び現像剤搬送手段を収容する筐体と、この筐体に設けら
れ、前記転写手段及び前記媒体搬送手段で詰まった被画
像形成媒体を除去するための開口部と、前記現像剤搬送
手段の搬出端部に回動自在に設けられて前記開口部に対
向する第1の位置とこの第1の位置から退避する第2の
位置との間で移動し、前記現像剤搬送手段から搬出され
る現像剤を収容する収容手段と、前記第1の操作手段に
一体に設けられ、前記第1の操作手段の操作に連動し、
前記収容手段を前記第1の位置と第2の位置との間で移
動させる第2の操作手段とを具備する。
【0012】
【0013】
【0014】本発明は現像剤搬送手段によって搬送され
くる廃棄現像剤を収容する収容手段を筐体の開口部に対
向する第1の位置とこの第1の位置から退避する第2の
位置との間で移動自在に設けることにより、被画像形成
媒体の除去作業時には、収容手段を第1の位置から第2
の位置へ移動させて開口部から退避させて被画像形成媒
体の除去作業を容易に行うことができるようにする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す一実施
の形態を参照して詳細に説明する。図1は画像形成装置
としてのデジタル複写機を示す外観斜視図で、図2はそ
の内部構成図である。
【0016】図中10は矩形箱状に形成されたいわゆる
非クラムシェル方式の筐体で、この筐体10内には、後
述するように、スキャナ4、画像形成手段として機能す
る画像形成部6、その他、種々の機構部が設けられてい
る。
【0017】筐体10の前面上部には開閉自在なフロン
トカバー3が設けられている。後述するように、このフ
ロントカバー3を開けて筐体10前面とほぼ直角となる
開放位置へ回動させることにより、筐体10内部が露出
し、用紙のジャム処理、機構部品の交換作業等を行うこ
とが可能となっている。
【0018】筐体10の上面前部にはコントロールパネ
ル2が設けられているとともに、上面には、読取対象物
としての原稿Dが載置される透明なガラスからなる原稿
載置台12が設けられている。筐体10の上面には、原
稿載置台12上に原稿を自動的に送る自動原稿送り装置
7(以下、ADFと称する)が配設されている。このA
DF7は、原稿載置台12に対して開閉可能に配設さ
れ、原稿載置台12に載置された原稿Dを原稿載置台1
2に密着させる原稿押さえとしても機能する。
【0019】ADF7は、原稿Dがセットされる原稿ト
レイ8、原稿の有無を検出するエンプティセンサ9、原
稿トレイ8から原稿を一枚づつ取り出すピックアップロ
ーラ14、取り出された原稿の先端を整位した後に原稿
を搬送するアライニングローラ対16、原稿載置台12
のほぼ全体を覆うように配設された搬送ベルト18を備
えている。そして、原稿トレイ8に上向きにセットされ
た複数枚の原稿は、その最下の頁、つまり、最終頁から
順に取り出され、アライニングローラ対16により整位
された後、搬送ベルト18によって原稿載置台12の所
定位置へ搬送される。
【0020】ADF7において、搬送ベルト18を挟ん
でアライニングローラ対16と反対側の端部には、反転
ローラ20、排紙ローラ23が配設されている。後述す
るスキャナ4により画像情報の読み取られた原稿Dは、
搬送ベルト18により原稿載置台12上から送り出さ
れ、反転ローラ20、および排紙ローラ23を介してA
DF7上面の原稿排紙部24上に排出される。原稿Dの
裏面を読み取る場合、搬送ベルト18によって搬送され
てきた原稿Dは、反転ローラ20によって反転された
後、再度搬送ベルト18により原稿載置台12上の所定
位置に送られる。
【0021】装置本体10内に配設されたスキャナ4
は、原稿載置台12に載置された原稿Dを照明するハロ
ゲンランプ等の光源25および原稿Dからの反射光を所
定の方向に偏向する第1のミラー26を有し、これらの
光源および第1のミラーは、原稿載置台12の下方に配
設された第1のキャリッジ27に取り付けられている。
第1のキャリッジ27は、原稿載置台12と平行に移動
可能に配置され、金属ワイヤ22等を介して駆動モータ
により、原稿載置台の下方を往復移動される。
【0022】また、原稿載置台12の下方には、原稿載
置台と平行に移動可能な第2のキャリッジ28が配設さ
れている。第2のキャリッジ28には、第1のミラー2
6により偏向された原稿Dからの反射光を順に偏向する
第2および第3のミラー30、31が互いに直角に取り
付けられている。第2のキャリッジ28は、第1のキャ
リッジ27を駆動する歯付きベルト22等により、第1
のキャリッジ27に対して従動されるとともに、第1の
キャリッジに対して、1/2の速度で原稿載置台12に
沿って平行に移動される。
【0023】また、原稿載置台12の下方には、第2の
キャリッジ28上の第3のミラー31からの反射光を集
束する結像レンズ32と、結像レンズにより集束された
反射光を受光して光電変換するCCDセンサ34とが配
設されている。結像レンズ32は、第3のミラー31に
より偏向された光の光軸を含む面内に、駆動機構を介し
て移動可能に配設され、自身が移動することで反射光を
所望の倍率で結像する。そして、CCDセンサ34は、
入射した反射光を光電変換し、読み取った原稿Dに対応
する電気信号を出力する。
【0024】一方、画像形成部6は、露光手段として作
用するレーザ露光装置40を備えている。レーザ露光装
置40は、光源としての図示しない半導体レーザと、半
導体レーザから出射されたレーザ光を連続的に偏向する
ポリゴンミラー36と、ポリゴンミラーを所定の回転数
で回転駆動するポリゴンモータ37と、ポリゴンミラー
からのレーザ光を偏向して後述する感光体ドラムへ導く
光学系42と、を備えている。このような構成のレーザ
露光装置40は、筐体10の支持フレームに固定および
支持されている。
【0025】半導体レーザは、スキャナ4により読み取
られた原稿Dの画像情報、あるいはファクシミリ送受信
文書情報等に応じてオン・オフ制御され、このレーザ光
はポリゴンミラー36および光学系42を介して感光体
ドラムへ向けられ、感光体ドラム周面を走査することに
よりドラム周面上に静電潜像を形成する。
【0026】また、画像形成部6は、筐体10内のほぼ
中央に配設された像担持体としての回転自在な感光体ド
ラム44を有し、感光体ドラム周面は、レーザ露光装置
40からのレーザ光により露光され、所望の静電潜像が
形成される。感光体ドラム44の周囲には、ドラム周面
を所定の電荷に帯電させる帯電チャージャ45、感光体
ドラム周面上に形成された静電潜像に現像剤としてのト
ナーを供給して所望の画像濃度で現像する現像器46、
後述する用紙カセットから給紙された被転写材、つま
り、コピー用紙Pを感光体ドラムから分離させるための
剥離チャージャ47を一体に有し、感光体ドラムに形成
されたトナー像を用紙Pに転写させる転写チャージャ4
8、感光体ドラム周面からコピー用紙を剥離する剥離爪
49、感光体ドラム周面に残留したトナーを清掃する清
掃装置50、および、感光体ドラム周面の除電する除電
器51が順に配置されている。
【0027】筐体10内において画像形成部6の下方に
は、筐体10から引出し可能な自動両面モジュール5
6、およびカセットモジュール57が配設されている。
更に、カセットモジュール57の下方には、それぞれ筐
体10から引出し可能な上段カセット52、中段カセッ
ト53、下段カセット54が互いに積層状態に配設さ
れ、各カセット内にはサイズの異なるコピー用紙が装填
されている。
【0028】また、筐体10の側面には大容量フィーダ
55が設けられ、この大容量フィーダには、使用頻度の
高いサイズのコピー用紙、例えば、A4サイズのコピー
用紙が約3000枚収納されている。
【0029】筐体10内には、各カセットおよび大容量
フィーダ55から感光体ドラム44と転写チャージャ4
8との間に位置した転写部を通って延びる搬送路58が
形成され、搬送路の終端には定着装置60が設けられて
いる。定着装置60に対向した筐体10の側壁には排出
口61が形成され、排出口には排紙トレイ62が装着さ
れている。
【0030】カセットモジュール57、上段カセット5
2、中段カセット53、下段カセット54、の近傍およ
び大容量フィーダ55の近傍には、カセットあるいは大
容量フィーダから用紙を一枚づつ取り出すピックアップ
ローラ63がそれぞれ設けられている。また、搬送路5
8には、ピックアップローラ63により取り出されたコ
ピー用紙Pを搬送路58を通して搬送する多数の給紙ロ
ーラ対64が設けられている。
【0031】搬送路58において感光体ドラム44の上
流側にはレジストローラ対65が設けられている。レジ
ストローラ対65は、取り出されたコピー用紙Pの傾き
を補正するとともに、感光体ドラム44上のトナー像の
先端とコピー用紙Pの先端とを整合させ、感光体ドラム
周面の移動速度と同じ速度でコピー用紙Pを転写部へ給
紙する。レジストローラ対65の手前、つまり、給紙ロ
ーラ64側には、コピー用紙Pの到達を検出するアライ
ニング前センサ66が設けられている。
【0032】ピックアップローラ63により各カセット
あるいは大容量フィーダ55から1枚づつ取り出された
コピー用紙Pは、給紙ローラ対64によりレジストロー
ラ対65へ送られる。そして、コピー用紙Pは、レジス
トローラ対65により先端が整位された後、転写部に送
られる。転写部において、感光体ドラム44上に形成さ
れた現像剤像、つまり、トナー像が、転写チャージャ4
8により用紙P上に転写される。トナー像の転写された
コピー用紙Pは、剥離チャージャ47および剥離爪49
の作用により感光体ドラム44周面から剥離される。
【0033】感光体ドラム44の下流側には、搬送路5
8の一部を構成する搬送ベルト機構67が設けられてい
る。そして、感光体ドラム44周面から剥離されたコピ
ー用紙Pは、搬送ベルト機構67によって定着装置60
に搬送される。そして、定着装置60によって現像剤像
がコピー用紙Pに溶融定着さた後、コピー用紙Pは、排
紙ローラ69により排出口61を通して排紙トレイ62
上へ排出される。
【0034】一方、搬送路58の下方に設けられた自動
両面モジュール56は、定着装置60を通過したコピー
用紙Pを反転して再びレジストローラ対65へ給紙す
る。すなわち、自動両面モジュール56は、コピー用紙
Pを一時的に集積する一時集積部71と、搬送路58か
ら分岐し、定着装置60を通過したコピー用紙Pを反転
して一時集積部71に導く反転路72と、一時集積部に
集積されたコピー用紙Pを一枚づつ取り出し搬送路74
を通してレジストローラ対65へ給紙するピックアップ
ローラ73と、を備えている。また、搬送路58と反転
路72との分岐部には、コピー用紙Pを排出口61ある
いは反転路72に選択的に振り分ける振り分けゲート7
6が設けられている。
【0035】両面コピーを行なう場合、定着装置60を
通過したコピ用紙Pは、振り分けゲート76により反転
路72に導かれ、反転された状態で一時集積部71に一
時的に集積された後、ピックアップローラ73により、
搬送路74を通してレジストローラ対65へ送られる。
そして、コピー用紙Pはレジストローラ対65により整
位された後、再び転写部に送られ、コピー用紙Pの裏面
にトナー像が転写される。その後、コピー用紙Pは、搬
送路58、定着装置60および排紙ローラ69を介して
排紙トレイ62上に排紙される。
【0036】図3(a)および図4に示すように、画像
形成部6の転写チャージャ48、剥離チャージャ47、
および搬送手段として機能する搬送ベルト機構67は、
ユニット化され、感光体ドラム44および搬送路58に
対して接離自在に、つまり、開閉自在に支持されてい
る。
【0037】詳細に述べると、転写チャージャ48、剥
離チャージャ47、および搬送ベルト機構67は、支持
手段とし機能する矩形状の支持板80上に支持され、開
閉ユニット78を構成している。支持板80は、その一
端部が一対の枢軸81を介して筐体10の支持フレーム
82に回動自在に支持されている。
【0038】搬送ベルト機構67は、支持板80上に重
ねて設けられた矩形状のモールドケース83と、モール
ドケースを覆うように設けられた矩形板状の金属フレー
ム84と、を有している。金属フレーム84の両端部に
は、それぞれ駆動シャフト86および従動シャフト87
が回転自在に取付けられ、感光体ドラム44と平行に延
びている。駆動シャフト86には一対の駆動ローラ88
が取り付けられ、また、従動シャフト87には一対の従
動ローラ89が取り付けられている。
【0039】そして、各駆動ローラ88と従動ローラ8
9とには、多数の吸着孔92が形成された搬送ベルト9
1が掛け渡されている。金属フレーム84およびモール
ドケース83は、各搬送ベルト91の内側を通って延び
ている。
【0040】また、駆動シャフト86の一端には駆動ギ
ア93が固定され、この駆動ギア93は支持板80の一
方の枢軸81に回転自在に取り付けられたアイドラギア
94と歯合している。そして、筐体10内に設けられた
図示しない駆動機構によってアイドラギア94を回転駆
動することにより、駆動ギア93、駆動シャフト86を
介して駆動ローラ88が回転駆動される。それにより、
各搬送ベルト91が所定の方向に走行される。
【0041】金属フレーム84の内、各搬送ベルト91
と対向する部位には、複数の吸気孔97が形成され、こ
れら吸気孔97はモールドケース83内部に連通してい
る。また、金属フレーム84の一端部には、モールドケ
ース83内部に開口した吸気口98が形成されている。
吸気口98は、筐体10内部に配設された図示しないフ
ァンに接続されている。従って、ファンによって吸気口
98からモールドケース84内を吸気することにより、
吸気孔97および搬送ベルト88の孔92を介して外気
を吸引し、コピー用紙Pを搬送ベルト88上に吸着する
ことができる。なお、金属フレーム84は、搬送ベルト
88によって搬送されるコピー用紙Pにバイアス電位を
印加する機能も有している。
【0042】一方、支持板80の他端部側には、感光体
ドラム44の軸方向に沿って延びる一対のガイドレール
100が取り付けられている。そして、一体化された転
写チャージャ48および剥離チャージャ47は、ガイド
レール100によって保持されているとともに、これら
のガイドレール100に沿って摺動自在に、つまり、引
出し可能に保持されている。また、支持板80上におい
て、ガイドレール100間には、付勢手段として機能す
る一対の二又状の板ばね102が固定され、転写チャー
ジャ48および剥離チャージャ47を感光体ドラム44
に向かって付勢している。
【0043】図3(a)に示すように、転写チャージャ
48および剥離チャージャ47は、細長い矩形状の底板
104上に固定された一体のケース106と、ケース1
06内に配設され感光体ドラム44と平行に延びる転写
ワイヤ48a、剥離ワイヤ47aと、を有している。こ
れらの転写ワイヤ48a、剥離ワイヤ47aは、金メッ
キあるいは酸化タングステン製のワイヤで形成されてい
る。更に、転写チャージャ48および剥離チャージャ4
7は、一対のターミナル110、およびサポータ112
を備えている。
【0044】上記のように構成された開閉ユニット78
は、支持板80の回動に伴い、図3(a)に示す作動位
置、図3(b)に示す開放位置に回動自在となってい
る。作動位置において、搬送ベルト機構67の搬送ベル
ト91はほぼ水平に位置して搬送路58の一部を構成し
ているとともに、転写チャージャ48および剥離チャー
ジャ47は感光体ドラム44の外周面に隣接対向してい
る。それにより、作動位置において、開閉ユニット78
は、画像形成動作およびコピー用紙Pの搬送動作が可能
な状態となっている。
【0045】開放位置において、開閉ユニット78は枢
軸81の回りで感光体ドラム44から離間する方向に回
動し、コピー用紙Pの搬送路58を大きく開放する。す
なわち、搬送ベルト機構67の搬送ベルト91は感光体
ドラム44の下方に傾斜して延出し、搬送路58から大
きく離間する。同時に、転写チャージャ48および剥離
チャージャ47も感光体ドラム44の外周面から下方に
離間する。
【0046】従って、搬送路58内においてコピー用紙
Pがジャムした場合には、開閉ユニット78を第1の開
放位置へ回動させることにより、搬送路58が大きく開
放され、筐体10の支持フレーム82に形成された開口
部82aを介してジャム処理を行うことが可能となる。
【0047】なお、支持板80の一方の枢軸81にはア
イドラギア94が回転自在に取り付けられていることか
ら、アイドラギア94が回転することにより、支持板8
0は開放位置方向への回動力を受けてる。そのため、開
閉ユニット78は、作動位置から開放位置に向かって円
滑に回動することが可能となる。
【0048】一方、図3、図5、および図6に示すよう
に、開閉ユニット78の下方には、この開閉ユニット7
8を作動位置、開放位置に選択的に切換えて各位置に保
持する切換え機構114が設けられている。
【0049】切換え機構114は、細長い支持ロッド1
16と、この支持ロッド116に取り付けられた左右対
称の一対の押圧部118および押圧部間に位置した保持
部材120と、を備えて構成されている。
【0050】支持ロッド116は、支持板80の下方に
配設され感光体ドラム44の軸方向に沿って延びている
とともに、その両端部は、枢軸121を介して支持フレ
ーム82により回動自在に支持されている。また、支持
ロッド116は、細長い矩形状の第1平板部116a、
および第1平板部116aに対して直角に延びる第2平
板部116bを有し、ほぼL字状の断面形状に形成され
ている。
【0051】一対の押圧部118は第1平板部116a
の両端部に固定されている。各押圧部118は、角筒形
状の支持体122および押圧板124を有し、これらは
合成樹脂により一体に形成されている。そして、支持体
122および押圧板124は、第1平板部116aに形
成された透孔125に一部が挿入された状態で、第1平
板部116aにねじ止め固定されている。
【0052】支持体122内には、摺動部材126が摺
動自在に挿入され、第1平板部116aと直交する方向
に沿って支持体122から突没自在に保持されている。
支持体122の先端部には、感光体ドラム44の軸と平
行な軸の回りで回転自在なローラ128が取り付けられ
ている。更に、摺動部材126は、支持体122内に配
設された圧縮ばね130により、支持体122から突出
する方向に付勢されている。
【0053】押圧板124は、第1および第2平板部1
16a、116bからこれらに対して垂直な方向に突出
して設けられている。そして、押圧板124は、第2平
板部116bから所定距離離間した状態で、第2平板部
116bと平行に延びる押圧面124aと、押圧面に連
続しているとともにローラ128側に位置したガイド面
124bと、を有している。ガイド面124bは、枢軸
121の中心軸線を中心とする円弧状に形成されている
とともに、第1平板部116aに対し、ローラ128よ
りも低い高さで設けられている。
【0054】一方、保持部材120は、第2平板部11
6bに固定されているとともに、当接端部120aを有
している。この当接端部120aは、第2平板部116
bの端縁から第1平板部116aに対して垂直な方向
に、かつ、支持体126の突出方向とは反対の方向に突
出している。
【0055】また、支持ロッド116の一方の枢軸12
1は支持フレーム82から筐体10のフロントカバー3
側に突出している。そして、その突出端には、切換えレ
バー132に取り付けられている。切換えレバー132
はフロントカバー3を開けることにより筐体外部から操
作可能に露出する。そして、この切換えレバー132に
より支持ロッド116を回動させて切換え機構114を
作動させることができる。
【0056】図3(a)および図7(a)に示すよう
に、筐体10内において、フロントカバー3と開閉ユニ
ット78との間には収容手段としての廃トナー収容パッ
ク134が設けられている。
【0057】廃トナー収容パック134の上端部には、
清掃装置50から延出した廃トナーオーガ136の排出
端部が挿入されている。廃トナー収容パック134は廃
トナーオーガ136の排出端部に回動自在及び着脱自在
に取り付けられ、清掃装置50から廃トナーオーガ13
6によって送られてくる廃トナーを収容するようになっ
ている。
【0058】フロントカバー3の内面には、閉塞状態に
おいて廃トナー収容パック134の上端部を押圧して所
定位置に保持する突起140が設けられている。そし
て、図7(b)、図12に示すように、フロントカバー
3を開放することにより、廃トナー収容パック134を
後述するように回動させることができるようになってい
る。
【0059】図8〜図10は廃トナー収容パック134
と廃トナーオーガ136の排出端部との接続構造を詳細
に示す図である。廃トナーオーガ136の排出端部13
7は清掃装置50に固定される円筒体138と、この円
筒体138の外周部にスライド自在に取り付けられる筒
状のスライダ139を有している。円筒体138の先端
下部には廃トナーを落下させる排出口138aが穿設さ
れ、この排出口138aはスライダ139により開閉さ
れる。
【0060】スライダ139の後端部には鍔部141が
形成され、この鍔部141はコイルスプリング142に
より、前方に付勢されている。廃トナー収容パック13
4の上端部には廃トナーオーガ136の排出端部137
を挿入させるための挿入口134aが形成され、挿入口
134aの周縁部にスライダ139の鍔部141が当接
されている。
【0061】スライダ139の壁面には図11に示すよ
うに、その移動方向に沿って長孔139a、及び切欠孔
139b,139bが形成されている。円筒体138の
外周面部にはスライダ139の長孔139aにスライド
自在に嵌入するストッパ145、切欠孔139b,13
9bに出入される保持爪146,146が突設されてい
る。
【0062】廃トナー収容パック134はその上端部の
挿入口134a内に、廃トナーオーーガ136の排出端
部137を挿入させて押し込められることにより、挿入
口134aの開口縁部が図10に示すように、保持爪1
46を乗り越えることにより、保持爪146とスライダ
139の鍔部141との間に挟持されて固定保持される
ようになっている。
【0063】次に、上記のように構成された切換え機構
114により、開閉ユニット78を開閉する動作につい
て説明する。図3(a)、図5(a)、および図7
(a)に示すように、複写機の通常の作動状態におい
て、開閉ユニット78は切換え機構114により作動位
置に保持されている。この状態において、切換え機構1
14は図示の第1の位置にセットされている。第1の位
置において、切換え機構114の支持ロッド116はそ
の第1平板部116aが開閉ユニット78の支持板80
と対向した状態にある。そして、一対の押圧部118の
ローラ128は支持板80の下面に当接し、開閉ユニッ
ト78を感光体ドラム44側に押圧している。
【0064】従って、転写チャージャ48および剥離チ
ャージャ47は、位置決めピン152が支持フレーム8
2の位置決め凹所154に係合し、感光体ドラム44に
対して所定の位置に保持されている。また、搬送ベルト
機構67は、金属フレーム84に設けられた位置決め部
150(図4参照)が清掃装置の位置決め突起155と
当接することにより、所定の搬送位置に位置決め保持さ
れている。
【0065】なお、転写チャージャ48および剥離チャ
ージャ47は、支持板80上に設けられた板ばね102
によって感光体ドラム44方向に付勢されていることか
ら、搬送ベルト機構67の位置決めに影響されることな
く、感光体ドラムに対して正確に位置決めされる。
【0066】また、第1の位置において、切換え機構1
44の切換えレバー132は、廃トナー収容パック13
4と反対側へ傾斜した状態にある。一方、複写機の搬送
路58内でコピー用紙Pのジャムが生じた場合、筐体1
0のフロントカバー3を開放した後、切換え機構114
の切換えレバー132を操作して開閉ユニット78を作
動位置から開放位置へ回動させる。すなわち、図3
(b)に示すように、切換えレバー132を時計方向に
回動させることにより、切換え機構114を第1の位置
から第2の位置へ回動させる。すると、各押圧部118
のローラ128が支持板80の下方に移動して支持板8
0から離間する。これに伴い、開閉ユニット78はロー
ラ128による支持が解除され、枢軸81の回りで下方
へ回動する。
【0067】第2の位置において、支持ロッド116は
その第2平板部116bが支持板80と対向する位置に
回動する。そして、開閉ユニット78は、支持板80が
一対の押圧板124の押圧面124aに当接する開放位
置まで回動し、これらの支持面124aによって開放位
置に保持される。この際、切換えレバー132は、廃ト
ナー収容パック134の手前側に位置し、廃トナー収容
パック134に干渉されることなく第1の位置と第2の
位置との間で自由に操作することができる。
【0068】切換え機構114が第1の位置から第2の
位置へ回動する間、各押圧部118のローラ128が支
持板80の下面上を転動するとともに、押圧板124の
円弧状のガイド面124bが支持板80の下面上を摺動
する。従って、切換え機構114は引っ掛かることなく
第1の位置から第2の位置へ円滑に回動される。
【0069】図3(b)および図7(b)に示すよう
に、切換え機構114によって開閉ユニット78を作動
位置から開放位置へ切換えることにより、転写チャージ
ャ48、剥離チャージャ47および搬送ベルト機構67
が感光体ドラム44から離間し、筐体10内の搬送路5
8が大きく開放する。従って、この状態で、支持フレー
ム82の開口部82aを通してジャム処理を行う。
【0070】しかし、このときには、図3(b)からよ
く分かるように、開放位置において、廃トナー収容パッ
ク134は支持フレーム82の開口部82aに対向した
位置(第1の位置)にあり、開口部82aに手を挿入す
ることができない。
【0071】これは、電磁ノイズ対策の一貫として採用
されている非クラムシェル方式の筐体10において、開
口部82aは可能な限り小さく形成されているためであ
る。この実施の形態においては、図3(b)に示すよう
に、廃トナー収容パック134を廃トナーオーガ136
の搬送端部137を中心に回動させて支持フレーム82
の開口部82aから退避する第2の位置に移動させて開
口部82aを開放させ、開口部82a内に手を挿入でき
るようにする。
【0072】廃トナー収容パック134を回動させるに
は、まず、廃トナー収容パック134を手前に引いてそ
の挿入口132aの内周縁部と円筒体138の突起部1
46との係合を解除する。この解除により、コイルスプ
リング142の付勢力によってスライダ139が図11
に示すように押し出され、所定距離押し出されると、円
筒部138のストッパ145にスライダ139の長孔1
39aの後端部が当接して停止する。これにより、廃ト
ナー収容パック134は回転可能になり、ユーザは廃ト
ナー収容パック134を排出端部137を中心として回
動させて図3(c)に示すように、開口部82aから退
避する第2の位置に移動させる。この状態から再び、廃
トナー収容パック134を押し込んでその挿入口132
aの内周縁部を円筒体138の突起部146に係合させ
て固定保持する。このように、廃トナー収容パック13
4を開口部82aから退避させて保持したのち、開口部
82aから手を挿入してジャム処理する。
【0073】ジャム処理を終了したのちは、廃トナー収
容パック134を逆方向に回動させて開口部82aに対
向する第1の位置に戻し、フロントカバー3を閉じる。
この実施の形態によれば、廃トナー収容パック134を
取り外すことなく、支持フレーム82の開口部82aを
大きく開放できるため、廃トナーが廃トナー収容パック
134から落下することがなく、筐体10内を汚した
り、ユーザの手を汚すこともない。
【0074】図13は本発明の他の実施の形態を示すも
のである。この実施の形態では、第1の操作手段として
の切替えレバー132に廃トナー収容パック134を回
転させるための第2の操作手段としての操作レバー16
1を一体に形成している。
【0075】操作レバー161は、通常、図13(a)
に示すように、垂直に起立した位置にある。切替えレバ
ー132を図13(b)に示すように回動させて、開閉
ユニット78を開放位置へ回動させると、これに伴って
操作レバー161が回動し、廃トナー収容パック134
を押圧する。これにより、廃トナー収容パック134は
オーガ136の排出部137を中心として回動し、開口
部82aを開放させる。この開放後、ジャム処理を行
い、ジャム処理が終わったら、切替えレバー132を逆
方向に回動させて搬送ベルト機構67を押し上げると同
時に、操作レバー161を戻して廃トナー収容パック1
34を第1の位置に復帰させる。
【0076】この実施の形態によれば、切替えレバー1
32と操作レバー161を一体化するため、組立工数や
コストを削減できる。また、切替えレバー132の切り
替え動作に伴って操作レバー161を動作せるため、操
作レバー161の操作を独立して必要とすることがな
く、作業性が優れる。
【0077】図14及び図15は本発明のさらに他の実
施の形態を示すものである。この実施の形態では、図1
5に示すように、廃トナーオーガ136の搬送端部13
7を構成する円筒体151の外周面に螺旋溝152が形
成され、円筒体151にスライド自在に取り付けられる
スライダ153の後端内周部には螺旋溝152に係合す
る爪部154が形成されている。
【0078】スライダ153の後部側の外周面部には廃
トナー収容パック134の挿入口132aの内周面部の
受部(図示しない)に当接する突起部155が突設され
ている。
【0079】ジャム処理時に、図14(b)に示すよう
に、フロントカバー3が開放されると、コイルスプリン
グ157の付勢力により、スライダ153が押し出され
るとともに、その爪部154が螺旋溝152に沿って移
動し、スライダ153が回動する。この回動により、ス
ライダ153の外周面の突起部155が廃トナー収容パ
ック134の挿入口132aの内周面部の受部(図示し
ない)に当接し、廃トナー収容パック134を回動させ
る。この回動により、廃トナー収容パック134は開口
部82aに対向する第1の位置から第2の位置に移動さ
れて開口部82aから退避される。
【0080】この実施の形態によれば、フロントカバー
3の開閉動作に伴って、廃トナー収容パック134を開
口部82aに対向する第1の位置とこの第1の位置から
退避する第2の位置との間で移動できるため、廃トナー
収容パック134を移動させるための作業を独立して必
要とすることがなく、作業性が優れる。
【0081】なお、この実施の形態においては、廃トナ
ー収容パック134内に廃トナーが多量に収容されてい
る場合には、重くなってコイルスプリング157の力で
持ち上がらないことがあるが、手で回動させたのち廃ト
ナー収容パック134が元に戻らないバネ圧にしておけ
ば使用可能である。
【0082】廃トナー収容パック134を手で持ち上げ
て回動させても戻ってきてしまうような場合には、廃ト
ナー収容パック134の捨てる時期であると判断し、廃
トナー収容パック134と供にサービスマンに捨てても
らうと良い。
【0083】その他、この発明は上述した実施の形態に
限定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能
である。例えば、この発明は複写機に限らず、プリンタ
等の他の画像形成装置にも適用可能である。
【0084】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、廃棄現像
剤を収容する収容手段を筐体の開口部に対向する第1の
位置とこの第1の位置から退避する第2の位置との間で
移動自在に設けたから、被画像形成媒体の除去時には、
収容手段を第1の位置から第2の位置へ退避させること
により、開口部を開放させて被画像形成媒体の除去作業
を行うことができる。
【0085】したがって、収容手段を取り外す必要がな
く、現像剤の落下による筐体内の汚れ、あるいはユーザ
の手を汚すといったことなく、媒体を除去できる。ま
た、媒体搬送手段及び転写手段を像担持体に対し接離す
る方向に移動させる第1の操作手段に、収容手段を第1
の位置と第2の位置との間で移動させる第2の操作手段
を一体に設け、第1の操作手段の操作に伴って第2の操
作手段を動作させるから、組立工数やコストを削減でき
るとともに、第2の操作レバーの操作を独立して必要と
することがなく、作業性が優れる。
【0086】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるデジタル複写機を
示す斜視図。
【図2】デジタル複写機を示す内部構成図。
【図3】デジタル複写機の開閉ユニットの作動位置、開
放位置を示す概略図。
【図4】転写チャージャおよび剥離チャージャを取り外
した状態における開閉ユニットを示す平面図および側面
図。
【図5】切換え機構を示す側面図およびその押圧部を示
す断面図。
【図6】切換え機構を示す斜視図。
【図7】開閉ユニットの各切換え位置と廃トナー収容パ
ックおよびフロントカバーとの位置関係を概略的に示す
図。
【図8】廃トナー収容パックに接続される廃トナーオー
ガの排出端部を示す断面図。
【図9】廃トナー収容パックに接続される廃トナーオー
ガの排出端部を示す側面図。
【図10】廃トナー収容パックに接続される廃トナーオ
ーガの排出端部を示す下面図。
【図11】廃トナー収容パックがフロント側に押し出さ
れた状態を示す図。
【図12】フロントカバーが開放された状態を示す図。
【図13】本発明の他の実施の形態を示す図。
【図14】本発明のさらに、他の実施の形態を示す図。
【図15】廃トナーオーガの排出端部を分解して示す斜
視図。
【符号の説明】
3…フロントカバー 6…画像形成部 10…筐体 44…感光体ドラム(像担持体) 47…剥離チャージャ 48…転写チャージャ(転写手段) 50…清掃装置(除去手段) 58…搬送路 67…搬送ベルト機構(媒体搬送手段) 78…開閉ユニット 80…支持板 82…支持フレーム 82a…開口部 132…操作レバー(第1の操作手段) 134…廃トナー収容パック(収容手段) 140…突起 161…操作レバー(第2の操作手段)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−126584(JP,A) 実開 平3−84148(JP,U) 実開 平2−5774(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/10 - 21/12 G03G 15/00 550 G03G 21/16 - 21/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上に現像剤像を形成する像形成手
    段と、 この像形成手段により前記像担持体上に形成された前記
    現像剤像を前記被画像形成媒体に転写させる転写手段
    と、 この転写手段により現像剤像が転写された前記被画像形
    成媒体を搬送する媒体搬送手段と、この媒体搬送手段及び前記転写手段を前記像担持体に対
    し接離する方向に移動させる第1の操作手段と、 前記転写手段により前記被画像形成媒体に現像剤像が転
    写されたのち、前記像担持体上に残留した現像剤を除去
    する除去手段と、 この除去手段により除去された現像剤を搬送する現像剤
    搬送手段と、 前記像形成手段、転写手段、媒体搬送手段、第1の操作
    手段、除去手段及び現像剤搬送手段を収容する筐体と、 この筐体に設けられ、前記転写手段及び前記媒体搬送手
    段で詰まった被画像形成媒体を除去するための開口部
    と、 この開口部に対向する第1の位置とこの第1の位置から
    退避する第2の位置との間で移動自在に設けられ、前記
    現像剤搬送手段から搬出される現像剤を収容する収容手
    段と、前記第1の操作手段に一体に設けられ、前記第1の操作
    手段の操作に連動し、前記収容手段を前記第1の位置と
    第2の位置との間で移動させる第2の操作手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】像担持体上に現像剤像を形成する像形成手
    段と、 この像形成手段により前記像担持体上に形成された前記
    現像剤像を前記被画像形成媒体に転写させる転写手段
    と、 この転写手段により現像剤像が転写された前記被画像形
    成媒体を搬送する媒体搬送手段と、この媒体搬送手段及び前記転写手段を前記像担持体に対
    し接離する方向に移動させる第1の操作手段と、 前記転写手段により前記被画像形成媒体に現像剤像が転
    写されたのち、前記像担持体上に残留した現像剤を除去
    する除去手段と、 この除去手段により除去された現像剤を搬送する現像剤
    搬送手段と、 前記像形成手段、転写手段、媒体搬送手段、第1の操作
    手段、除去手段及び現像剤搬送手段を収容する筐体と、 この筐体に設けられ、前記転写手段及び前記媒体搬送手
    段で詰まった被画像形成媒体を除去するための開口部
    と、 前記現像剤搬送手段の搬出端部に回動自在に設けられて
    前記開口部に対向する第1の位置とこの第1の位置から
    退避する第2の位置との間で移動し、前記現像剤搬送手
    段から搬出される現像剤を収容する収容手段と、前記第1の操作手段に一体に設けられ、前記第1の操作
    手段の操作に連動し、前記収容手段を前記第1の位置と
    第2の位置との間で移動させる第2の操作手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
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