JPH0790942B2 - 読取装置 - Google Patents
読取装置Info
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- JPH0790942B2 JPH0790942B2 JP1232728A JP23272889A JPH0790942B2 JP H0790942 B2 JPH0790942 B2 JP H0790942B2 JP 1232728 A JP1232728 A JP 1232728A JP 23272889 A JP23272889 A JP 23272889A JP H0790942 B2 JPH0790942 B2 JP H0790942B2
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は原稿を読取部から浮き上がったり等しないよう
に押圧して密着させつつ原稿の画像情報を読み取るファ
クシミリ装置等の読取装置に関する。
に押圧して密着させつつ原稿の画像情報を読み取るファ
クシミリ装置等の読取装置に関する。
<従来の技術> ファクシミリ装置等の読取装置にあっては、密着センサ
(コンタクトセンサ)等の読取部で原稿の画像情報を読
み取る際、原稿が該読取部の読み取りラインから浮き上
がったり、振れたり等して画像情報がぼやけて読み取ら
れるのを防止するために、読取部と対向する位置に押圧
ローラが配置されていて、該押圧ローラによって原稿を
読み取りラインから浮き上がらないように押圧して密着
させつつ、原稿の画像情報を読み取るように構成されて
いる。
(コンタクトセンサ)等の読取部で原稿の画像情報を読
み取る際、原稿が該読取部の読み取りラインから浮き上
がったり、振れたり等して画像情報がぼやけて読み取ら
れるのを防止するために、読取部と対向する位置に押圧
ローラが配置されていて、該押圧ローラによって原稿を
読み取りラインから浮き上がらないように押圧して密着
させつつ、原稿の画像情報を読み取るように構成されて
いる。
ここで前記押圧ローラは原稿を読取部の読み取りライン
に密着させるものであり、このため読取部表面の多少の
凹凸に係わらず原稿を密着させることが出来るようにす
るために主にゴム材からなるゴムローラが使用されてい
る。そして前記押圧ローラの表面は原稿の画像情報を読
み取る前に読取部によって読み取られて、該読取りデー
タが原稿の画像情報読取り時の基準色になっているた
め、白色になっている。すなわち前記押圧ローラとして
白色ゴムローラが使用されている。
に密着させるものであり、このため読取部表面の多少の
凹凸に係わらず原稿を密着させることが出来るようにす
るために主にゴム材からなるゴムローラが使用されてい
る。そして前記押圧ローラの表面は原稿の画像情報を読
み取る前に読取部によって読み取られて、該読取りデー
タが原稿の画像情報読取り時の基準色になっているた
め、白色になっている。すなわち前記押圧ローラとして
白色ゴムローラが使用されている。
<発明が解決しようとする課題> しかし、押圧ローラを使用する場合、読取部上に該押圧
ローラを配置する空間と、該押圧ローラを搬送ローラと
同方向に回転駆動するためのギヤ等の駆動系を配置する
空間が必要となり、このために装置全体の全高が高くな
る欠点があった。
ローラを配置する空間と、該押圧ローラを搬送ローラと
同方向に回転駆動するためのギヤ等の駆動系を配置する
空間が必要となり、このために装置全体の全高が高くな
る欠点があった。
また装置全体の全高を低くするために径の小さい押圧ロ
ーラを使用すると、ローラの曲率が大きくなり、読取部
の光源から出射してローラ表面を反射して読取部に入射
する反射光を読取部の光電変換素子に確実に導くために
は読取部、押圧ローラ等の組立精度を高める必要があ
り、コスト高となり、また生産性が低下する欠点があっ
た。
ーラを使用すると、ローラの曲率が大きくなり、読取部
の光源から出射してローラ表面を反射して読取部に入射
する反射光を読取部の光電変換素子に確実に導くために
は読取部、押圧ローラ等の組立精度を高める必要があ
り、コスト高となり、また生産性が低下する欠点があっ
た。
さらに押圧ローラは、原稿に対して摩擦係数が大きく、
また読取部表面のガラス面に対して摩擦係数が小さく等
して、原稿を確実に搬送出来るようにしなければなら
ず、材料選定が難しい欠点があった。
また読取部表面のガラス面に対して摩擦係数が小さく等
して、原稿を確実に搬送出来るようにしなければなら
ず、材料選定が難しい欠点があった。
本発明は上記従来技術の課題を解決するためになされた
もので、その目的とするところは、装置全体の全高を低
くし、また読取部に反射光を導くのに高い組立精度が要
求されず、さらに材料選定が容易に出来る原稿押圧手段
を具備した読取装置を提供することにある。
もので、その目的とするところは、装置全体の全高を低
くし、また読取部に反射光を導くのに高い組立精度が要
求されず、さらに材料選定が容易に出来る原稿押圧手段
を具備した読取装置を提供することにある。
<課題を解決するための手段> 前記課題を解決するための本発明の代表的な手段は、原
稿を搬送するための原稿搬送手段と、前記原稿搬送手段
により搬送された原稿の画像情報を読み取る読取手段
と、前記原稿搬送手段により前記読取手段の読み取りラ
インに搬送された原稿を該読み取りラインに押圧する色
基準の可撓性シートを有する押圧手段と、を具備し、前
記押圧手段に、前記読取手段の読み取りラインに沿うよ
うに重り部材を配置し、該重り部材で前記可撓性シート
を押圧するように構成したことを特徴とする読取装置で
ある。
稿を搬送するための原稿搬送手段と、前記原稿搬送手段
により搬送された原稿の画像情報を読み取る読取手段
と、前記原稿搬送手段により前記読取手段の読み取りラ
インに搬送された原稿を該読み取りラインに押圧する色
基準の可撓性シートを有する押圧手段と、を具備し、前
記押圧手段に、前記読取手段の読み取りラインに沿うよ
うに重り部材を配置し、該重り部材で前記可撓性シート
を押圧するように構成したことを特徴とする読取装置で
ある。
また、前記原稿搬送手段を、中央部に搬送力が大きい主
搬送ローラを配置し、該主搬送ローラの両側位置に主搬
送ローラよりも搬送力の小さい副搬送ローラを配置して
構成したことを特徴とする。
搬送ローラを配置し、該主搬送ローラの両側位置に主搬
送ローラよりも搬送力の小さい副搬送ローラを配置して
構成したことを特徴とする。
また、前記可撓性シートを半透明で形成し、前記重り部
材との間に白色合成シートを貼着して色基準としたこと
を特徴とする。
材との間に白色合成シートを貼着して色基準としたこと
を特徴とする。
また、前記可撓性シートを白色シートで形成し、色基準
としたことを特徴とする。
としたことを特徴とする。
<作用> 前記手段にあっては、搬送手段により原稿が読取部に搬
送されると、押圧手段が該原稿を読取部の読み取りライ
ンに押圧して、原稿が浮き上がったり、振れたり等しな
いように密着させる。
送されると、押圧手段が該原稿を読取部の読み取りライ
ンに押圧して、原稿が浮き上がったり、振れたり等しな
いように密着させる。
ここで、原稿を押圧する押圧手段は可撓性シートと重り
部材であり、フラットにすることが出来る。従って装置
全体の全高を低くすることが出来る。
部材であり、フラットにすることが出来る。従って装置
全体の全高を低くすることが出来る。
また読取手段で押圧手段の表面を読み取る際、該表面が
フラットであることから、押圧手段として径の小さな白
色ゴムローラを使用する場合のように押圧手段表面を反
射した反射光を読取手段に導くために高い組立精度が要
求されない。
フラットであることから、押圧手段として径の小さな白
色ゴムローラを使用する場合のように押圧手段表面を反
射した反射光を読取手段に導くために高い組立精度が要
求されない。
さらに押圧手段は搬送機能を有しておらず、白色ローラ
のように原稿や読取手段に対する摩擦係数を考慮する必
要がない。
のように原稿や読取手段に対する摩擦係数を考慮する必
要がない。
<実施例> 次に前記読取装置をファクシミリ装置に適用した一実施
例を例示して説明する。
例を例示して説明する。
第1図はファクシミリ装置の読取系部分の拡大断面図、
第2図はファクシミリ装置全体の断面図、第3図はファ
クシミリ装置全体の斜視図である。
第2図はファクシミリ装置全体の断面図、第3図はファ
クシミリ装置全体の斜視図である。
先ず第2図及び第3図を参照して装置全体の概略構成を
説明すると、装置本体1の上面カバーは原稿Sを複数枚
積載することが出来る原稿載置台2に形成されており、
該装置本体1の上面一端側(第2図左側)に該原稿載置
台2から搬送された原稿の画像情報を読み取る光学読取
系3が配置され、また該読取系3の下方位置にレーザー
ビームプリンタからなる記録系4が配置されている。ま
た装置本体1の上面には電話機22、操作パネル23等が配
置されている。
説明すると、装置本体1の上面カバーは原稿Sを複数枚
積載することが出来る原稿載置台2に形成されており、
該装置本体1の上面一端側(第2図左側)に該原稿載置
台2から搬送された原稿の画像情報を読み取る光学読取
系3が配置され、また該読取系3の下方位置にレーザー
ビームプリンタからなる記録系4が配置されている。ま
た装置本体1の上面には電話機22、操作パネル23等が配
置されている。
前記光学読取系3は、原稿載置台2上に積層した原稿S
を予備搬送押圧片5aと圧接した予備搬送ローラ5b及び分
離押圧片5cと圧接した分離ローラ5dで一枚ずつ分離し、
更に給紙コロ5eと圧接した主搬送ローラ5f等でコンタク
トセンサ(密着型センサ)7に搬送し、押圧手段6で原
稿Sを該密着型センサ7に押圧して密着させつつ原稿S
の画像情報を読み取った後、原稿Sを排紙コロ5gと圧接
した排紙ローラ5hによって原稿排紙トレー8に排出する
如く構成されてなるものである。
を予備搬送押圧片5aと圧接した予備搬送ローラ5b及び分
離押圧片5cと圧接した分離ローラ5dで一枚ずつ分離し、
更に給紙コロ5eと圧接した主搬送ローラ5f等でコンタク
トセンサ(密着型センサ)7に搬送し、押圧手段6で原
稿Sを該密着型センサ7に押圧して密着させつつ原稿S
の画像情報を読み取った後、原稿Sを排紙コロ5gと圧接
した排紙ローラ5hによって原稿排紙トレー8に排出する
如く構成されてなるものである。
前記密着型センサ7は光源としてのLED7aから原稿Sの
画像情報面に光を照射し、該画像情報面を反射した反射
光を短焦点結像レンズ7bで光電変換素子7cと結像して画
像情報を読み取るもので(第1図参照)、読み取った画
像情報をファクシミリモードの場合に他機の記録部に、
またコピーモードの場合に自己の記録系4にそれぞれ送
信する如く構成されてなるものである。
画像情報面に光を照射し、該画像情報面を反射した反射
光を短焦点結像レンズ7bで光電変換素子7cと結像して画
像情報を読み取るもので(第1図参照)、読み取った画
像情報をファクシミリモードの場合に他機の記録部に、
またコピーモードの場合に自己の記録系4にそれぞれ送
信する如く構成されてなるものである。
尚、原稿載置台2には原稿Sの搬送方向と直角方向(原
稿Sの幅方向)にスライド可能なスライダー2aが設けら
れていて、該スライダー2aによって原稿載置台2上に積
載された原稿Sの両サイドを揃えることが出来るように
なっている。
稿Sの幅方向)にスライド可能なスライダー2aが設けら
れていて、該スライダー2aによって原稿載置台2上に積
載された原稿Sの両サイドを揃えることが出来るように
なっている。
また前記記録系4は、前記密着型センサ7の画像信号に
基づいてレーザービーム発振器9aから変調ビームを出射
し、該変調ビームをポリゴンミラー9bによって画像形成
部10の感光体ドラム10aに走査光を照射して、該感光体
ドラム10a表面に画像情報を形成し、給紙部11から画像
形成部10に給送された記録シートS′に該画像情報を転
写して定着した後、排紙する如く構成されてなるもので
ある。
基づいてレーザービーム発振器9aから変調ビームを出射
し、該変調ビームをポリゴンミラー9bによって画像形成
部10の感光体ドラム10aに走査光を照射して、該感光体
ドラム10a表面に画像情報を形成し、給紙部11から画像
形成部10に給送された記録シートS′に該画像情報を転
写して定着した後、排紙する如く構成されてなるもので
ある。
前記感光体ドラム10aは一次帯電器10bと現像ローラ10c
とクリーニングローラ10dと共に記録カートリッジ10e内
に一体に組み込まれていて、装置本体1に対して着脱自
在に構成されている。そして感光体ドラム10aの表面は
一次帯電器10bにより均一に帯電され、該表面に前記ポ
リゴンミラー9bから走査光が照射されると潜像が形成さ
れ、該潜像が現像ローラ10cから供給されるトナーによ
って顕像化されるようになっている。
とクリーニングローラ10dと共に記録カートリッジ10e内
に一体に組み込まれていて、装置本体1に対して着脱自
在に構成されている。そして感光体ドラム10aの表面は
一次帯電器10bにより均一に帯電され、該表面に前記ポ
リゴンミラー9bから走査光が照射されると潜像が形成さ
れ、該潜像が現像ローラ10cから供給されるトナーによ
って顕像化されるようになっている。
前記画像形成部10の感光体ドラム10a周辺部には転写帯
電器10fが配置され、また感光体ドラム10aよりも下流側
の記録シート搬送経路に定着ローラ10g、排紙ローラ10h
が配置されていて、該転写帯電器10fで前記給紙部11か
ら給送された記録シートS′に感光体ドラム10a表面に
形成されたトナー像を転写した後、定着ローラ10gで記
録シートS′に該トナー像を定着して、排紙ローラ10h
により装置本体1の一側面(第2図左側)に着脱自在に
設けた排紙トレー12に排出されるようになっている。
電器10fが配置され、また感光体ドラム10aよりも下流側
の記録シート搬送経路に定着ローラ10g、排紙ローラ10h
が配置されていて、該転写帯電器10fで前記給紙部11か
ら給送された記録シートS′に感光体ドラム10a表面に
形成されたトナー像を転写した後、定着ローラ10gで記
録シートS′に該トナー像を定着して、排紙ローラ10h
により装置本体1の一側面(第2図左側)に着脱自在に
設けた排紙トレー12に排出されるようになっている。
前記給紙部11は、装置本体1底部に一端側から引き出し
可能に装着された給紙カセット11aより記録シートS′
を半円状の給紙ローラ11bによって一枚ずつ分離して、
この分離された記録シートS′をレジストローラ対とし
てのカセット搬送ローラ対11cにより前記感光体ドラム1
0aに形成されたトナー像の先端と記録シートS′の先端
が一致するように給送タイミングを取り、搬送ローラ対
11dを通して前記転写帯電器10fと感光体ドラム10aとの
間に給紙する如く構成されてなるものである。
可能に装着された給紙カセット11aより記録シートS′
を半円状の給紙ローラ11bによって一枚ずつ分離して、
この分離された記録シートS′をレジストローラ対とし
てのカセット搬送ローラ対11cにより前記感光体ドラム1
0aに形成されたトナー像の先端と記録シートS′の先端
が一致するように給送タイミングを取り、搬送ローラ対
11dを通して前記転写帯電器10fと感光体ドラム10aとの
間に給紙する如く構成されてなるものである。
また前記装置本体1の一端面には手差し記録シートの積
載トレー13が開閉可能に設けられていて、該積載トレー
13をほぼ水平に近い状態にまで倒すことにより手差し口
13aを開口し、積載トレー13上に記録シートS′を載置
して該手差し口13aに差し込むと、圧接部材13bにより記
録シートS′が前記搬送ローラ対ラ11dのうち径の大き
い方のローラ11d1に圧接されて、該ローラ11d1によって
一枚ずつ分離され、次いで搬送ローラ対11dによって前
記転写帯電器10fと感光体ドラム10aとの間に搬送される
ようになっている。
載トレー13が開閉可能に設けられていて、該積載トレー
13をほぼ水平に近い状態にまで倒すことにより手差し口
13aを開口し、積載トレー13上に記録シートS′を載置
して該手差し口13aに差し込むと、圧接部材13bにより記
録シートS′が前記搬送ローラ対ラ11dのうち径の大き
い方のローラ11d1に圧接されて、該ローラ11d1によって
一枚ずつ分離され、次いで搬送ローラ対11dによって前
記転写帯電器10fと感光体ドラム10aとの間に搬送される
ようになっている。
なお前記装置本体1の一端側には開閉蓋14が開閉可能に
設けられていて、該開閉蓋14に前記積載トレー13が設け
られ、また前記排紙トレー12が着脱自在に取付けられて
いる。また開閉蓋14を開くことによって前記記録カート
リッジ10eを装置本体1の外に引き出して交換出来るよ
うになっている。
設けられていて、該開閉蓋14に前記積載トレー13が設け
られ、また前記排紙トレー12が着脱自在に取付けられて
いる。また開閉蓋14を開くことによって前記記録カート
リッジ10eを装置本体1の外に引き出して交換出来るよ
うになっている。
また開閉蓋14は前記記録カートリッジ10eに設けたドラ
ム感光防止シャッター10iと連動するようになってお
り、開閉蓋14を開いたときに該シャッター10iが閉じ、
開閉蓋14を閉じたときに該シャッター10iが開くように
なっている。
ム感光防止シャッター10iと連動するようになってお
り、開閉蓋14を開いたときに該シャッター10iが閉じ、
開閉蓋14を閉じたときに該シャッター10iが開くように
なっている。
また図示しないが、開閉蓋14のロックを解除する解除レ
バーの操作ボタンは開閉蓋14の前面に設けた凹部内に配
置されて、該凹部が排紙トレー12に一体に受けた保護カ
バーにより閉じられており、排紙トレー12を開閉蓋14か
ら外さない限り操作ボタンによって開閉蓋14のロックを
解除出来ないようになっている。このため排紙トレー12
が邪魔になって開閉蓋14が完全に開かない半開き状態で
記録カートリッジ10eの交換を行って、記録カートリッ
ジ10eを破損するような事態を防止することが出来る。
また開閉蓋14が半開きとなり、これに連動してドラム感
光防止シャッター10iも半開きとなって、感光体ドラム1
0aが露光して画質低下する等の事態を防止することが出
来る。
バーの操作ボタンは開閉蓋14の前面に設けた凹部内に配
置されて、該凹部が排紙トレー12に一体に受けた保護カ
バーにより閉じられており、排紙トレー12を開閉蓋14か
ら外さない限り操作ボタンによって開閉蓋14のロックを
解除出来ないようになっている。このため排紙トレー12
が邪魔になって開閉蓋14が完全に開かない半開き状態で
記録カートリッジ10eの交換を行って、記録カートリッ
ジ10eを破損するような事態を防止することが出来る。
また開閉蓋14が半開きとなり、これに連動してドラム感
光防止シャッター10iも半開きとなって、感光体ドラム1
0aが露光して画質低下する等の事態を防止することが出
来る。
また前記記録系4と前記光学読取系3との間には断熱材
20が介在されていて、定着ローラ10g等の熱が前記密着
型センサ7等に伝達されないようにしている。
20が介在されていて、定着ローラ10g等の熱が前記密着
型センサ7等に伝達されないようにしている。
次に前記光学読取系3について第1図、第4図、第5図
及び第6図を参照して詳細に説明する。
及び第6図を参照して詳細に説明する。
前記押圧手段6は原稿Sを前記密着型センサ7の読み取
りライン7dに押圧するポリエステルフィルム等の可撓性
シート6aによって形成されている。そして可撓性シート
6aの一端は断面コ字状の金具6bとネジ6cによって光学読
取系カバー15の内面側に設けたアッパーガイド16の原稿
搬送方向上流側端部に固定され、他端は断面ほぼL字状
の金具6dを介して該アッパーガイド16の原稿搬送方向下
流側端部に上下方向移動可能に係止されている(第4図
参照)。
りライン7dに押圧するポリエステルフィルム等の可撓性
シート6aによって形成されている。そして可撓性シート
6aの一端は断面コ字状の金具6bとネジ6cによって光学読
取系カバー15の内面側に設けたアッパーガイド16の原稿
搬送方向上流側端部に固定され、他端は断面ほぼL字状
の金具6dを介して該アッパーガイド16の原稿搬送方向下
流側端部に上下方向移動可能に係止されている(第4図
参照)。
前記可撓性シート6aの前記読み取りライン7dと対向する
中央部分は若干湾曲状に突出していて、該中央部分に前
記アッパーガイド16の中央部内面側に上下方向に移動可
能でかつ読み取りライン7dに対して平行に配置された重
り部材としての重り用軸17の重量が作用するようになっ
ている。本実施例ではこの重り用軸17の重量は例えば40
g程度に設定されている。
中央部分は若干湾曲状に突出していて、該中央部分に前
記アッパーガイド16の中央部内面側に上下方向に移動可
能でかつ読み取りライン7dに対して平行に配置された重
り部材としての重り用軸17の重量が作用するようになっ
ている。本実施例ではこの重り用軸17の重量は例えば40
g程度に設定されている。
従って、前記密着型センサ7に搬送された原稿Sは可撓
性シート6aを介して作用する重り用軸17の重量と、可撓
性シート6a自体の弾性とによって読み取りライン7dから
浮き上がったり、振れたりしないように密着させられ
る。そしてこの読み取りライン7dにおいて、前記LED7a
から原稿Sの画像情報面に光が照射され、該画像情報面
を反射した反射光が前記短焦点結像レンズ7bによって前
記光電変換素子7cに結像され、原稿Sの画像情報が読み
取られる。
性シート6aを介して作用する重り用軸17の重量と、可撓
性シート6a自体の弾性とによって読み取りライン7dから
浮き上がったり、振れたりしないように密着させられ
る。そしてこの読み取りライン7dにおいて、前記LED7a
から原稿Sの画像情報面に光が照射され、該画像情報面
を反射した反射光が前記短焦点結像レンズ7bによって前
記光電変換素子7cに結像され、原稿Sの画像情報が読み
取られる。
このように従来の押圧ローラ(白色ゴムローラ)に代え
て可撓性シート6aを使用した場合には、押圧ローラと同
様に原稿Sを読み取りライン7dに密着させることが出来
る他に、押圧手段6をフラットにして装置全体の全高を
低くすることが出来る。
て可撓性シート6aを使用した場合には、押圧ローラと同
様に原稿Sを読み取りライン7dに密着させることが出来
る他に、押圧手段6をフラットにして装置全体の全高を
低くすることが出来る。
また可撓性シート6a表面を読み取って原稿Sの画像情報
を読み取る際の基準色データを得る場合にもフラットに
することが出来るため、すなわち径の小さい押圧ローラ
のように曲率が大きくないため、可撓性シート6a表面を
反射した反射光を密着型センサ7の光電変換素子7cに導
くのに高い組立精度が要求されない。
を読み取る際の基準色データを得る場合にもフラットに
することが出来るため、すなわち径の小さい押圧ローラ
のように曲率が大きくないため、可撓性シート6a表面を
反射した反射光を密着型センサ7の光電変換素子7cに導
くのに高い組立精度が要求されない。
また重り部材として重り用軸17を使用しているため真直
度が出しやすく、原稿Sの幅方向全体に渡って読み取り
ライン7dに密着させることが可能となる。
度が出しやすく、原稿Sの幅方向全体に渡って読み取り
ライン7dに密着させることが可能となる。
また押圧手段6によって原稿Sを搬送するようにしてい
ないので、可撓性シート6aの材料選択に自由度があり、
従来の押圧ローラの場合に比して容易である。
ないので、可撓性シート6aの材料選択に自由度があり、
従来の押圧ローラの場合に比して容易である。
尚、前記押圧手段6自体には従来の白色ゴムローラのよ
うに搬送力を有しておらず、前記主搬送ローラ5fだけで
は搬送力不足の事態が生じるおそれがあるので、本実施
例では、前記主搬送ローラ5fの両側位置に副搬送ローラ
5iが配置されていて(第5図参照)、これら主搬送ロー
ラ5fと副搬送ローラ5iによって原稿Sを前記密着型セン
サ7に搬送するようになっている。
うに搬送力を有しておらず、前記主搬送ローラ5fだけで
は搬送力不足の事態が生じるおそれがあるので、本実施
例では、前記主搬送ローラ5fの両側位置に副搬送ローラ
5iが配置されていて(第5図参照)、これら主搬送ロー
ラ5fと副搬送ローラ5iによって原稿Sを前記密着型セン
サ7に搬送するようになっている。
ここで前記副搬送ローラ5iには自重コロ5jがその自重に
より圧接しており、副搬送ローラ5iの搬送力はコロ押圧
バネ5kのバネ力によって給紙コロ5eが圧接する主搬送ロ
ーラ5fの搬送力に比して小さくなっている。
より圧接しており、副搬送ローラ5iの搬送力はコロ押圧
バネ5kのバネ力によって給紙コロ5eが圧接する主搬送ロ
ーラ5fの搬送力に比して小さくなっている。
従って若干斜行状態で送られた原稿Sの先端の一部が主
搬送ローラ5fよりも先に搬送ローラ5iに接触しても、搬
送ローラ5iの搬送力が搬送ローラ5fの搬送力よりも小さ
いため、さらに斜行状態が進行するおそれがなく、ジャ
ムを引き起こすことなく原稿Sを搬送することが出来
る。
搬送ローラ5fよりも先に搬送ローラ5iに接触しても、搬
送ローラ5iの搬送力が搬送ローラ5fの搬送力よりも小さ
いため、さらに斜行状態が進行するおそれがなく、ジャ
ムを引き起こすことなく原稿Sを搬送することが出来
る。
仮に搬送ローラ5iの搬送力を主搬送ローラ5fの搬送力と
同程度に設定した場合、若干斜行状態で送られた原稿S
の先端の一部が主搬送ローラ5fよりも先に搬送ローラ5i
に接触すると、搬送力が大きいため該搬送ローラ5iによ
りさらに斜行状態が進行してジャムを引き起こしてしま
うおそれがあるが、このような事態を回避することが出
来る。
同程度に設定した場合、若干斜行状態で送られた原稿S
の先端の一部が主搬送ローラ5fよりも先に搬送ローラ5i
に接触すると、搬送力が大きいため該搬送ローラ5iによ
りさらに斜行状態が進行してジャムを引き起こしてしま
うおそれがあるが、このような事態を回避することが出
来る。
また前記可撓性シート6aは、その表面が前記密着型セン
サ7で読み取られ、この読み取りデータが原稿Sの画像
情報を読み取る際の基準色になっているが、長期間の使
用により原稿Sの紙粉等が付着して汚れてしまい、該読
み取りデータが変化してしまうおそれがある。
サ7で読み取られ、この読み取りデータが原稿Sの画像
情報を読み取る際の基準色になっているが、長期間の使
用により原稿Sの紙粉等が付着して汚れてしまい、該読
み取りデータが変化してしまうおそれがある。
そこで本実施例では、例えば厚さ125μm程度の半透明
状態の白色ポリエステルフィルム6a1の内面中央部(読
み取りライン7dに対応する部分)に厚さ110μm程度の
白色合成紙6a2を貼着して、前記可撓性シート6aを形成
している。
状態の白色ポリエステルフィルム6a1の内面中央部(読
み取りライン7dに対応する部分)に厚さ110μm程度の
白色合成紙6a2を貼着して、前記可撓性シート6aを形成
している。
従って可撓性シート6aの表面を読み取る場合、汚れによ
る影響が出ない白色ポリエステルフィルム6a1内面側の
白色合成紙6a2を反射した反射光が前記密着型センサ7
の光電変換素子7cに読み取られ、これが原稿Sの画像情
報を読み取る際の基準色になり、原稿Sの紙粉等による
汚れによって読み取りデータが変化するようなおそれが
ない。
る影響が出ない白色ポリエステルフィルム6a1内面側の
白色合成紙6a2を反射した反射光が前記密着型センサ7
の光電変換素子7cに読み取られ、これが原稿Sの画像情
報を読み取る際の基準色になり、原稿Sの紙粉等による
汚れによって読み取りデータが変化するようなおそれが
ない。
また白色ポリエステルフィルム6a1を使用すると、白色
合成紙6a2との接着面に入る気泡による影響を可及的に
少なくすることが出来る。すなわち白色ポリエステルフ
ィルム6a1の代わりに透明フィルムを使用してもよい
が、この場合白色合成紙6a2との接着面に存在する気泡
によって白色合成紙6a2表面に密着型センサ7のLED7aか
ら光が入射せずに途中で反射したり、あるいは白色合成
紙6a2表面を反射した反射光が散乱等起こして密着型セ
ンサ7の光電変換素子7cに入射しなかったりして、気泡
による影響があるが、このような気泡の影響を可及的に
少なくすることが出来る。
合成紙6a2との接着面に入る気泡による影響を可及的に
少なくすることが出来る。すなわち白色ポリエステルフ
ィルム6a1の代わりに透明フィルムを使用してもよい
が、この場合白色合成紙6a2との接着面に存在する気泡
によって白色合成紙6a2表面に密着型センサ7のLED7aか
ら光が入射せずに途中で反射したり、あるいは白色合成
紙6a2表面を反射した反射光が散乱等起こして密着型セ
ンサ7の光電変換素子7cに入射しなかったりして、気泡
による影響があるが、このような気泡の影響を可及的に
少なくすることが出来る。
尚、可撓性シート6a自体を汚れが付着しにくい材料、例
えば四フッ化樹脂等のシートで形成した場合、白色合成
紙6a2を使用しなくても済む。
えば四フッ化樹脂等のシートで形成した場合、白色合成
紙6a2を使用しなくても済む。
また前記密着型センサ7に原稿Sをジャムを起こさない
で搬送するには、密着型センサ7と該密着型センサ7よ
りも原稿搬送方向上流側のアンダーガイドとしての原稿
搬送台19との間に密着型センサ7表面のガラス面7eが低
くなるように段差が必要となるが、このような段差を設
けると、原稿Sの紙厚が厚かったり、原稿Sのこしが強
かったり等する場合には原稿Sがガラス面7から浮き上
がるおそれがある。
で搬送するには、密着型センサ7と該密着型センサ7よ
りも原稿搬送方向上流側のアンダーガイドとしての原稿
搬送台19との間に密着型センサ7表面のガラス面7eが低
くなるように段差が必要となるが、このような段差を設
けると、原稿Sの紙厚が厚かったり、原稿Sのこしが強
かったり等する場合には原稿Sがガラス面7から浮き上
がるおそれがある。
そこで本実施例では、第6図に示すように前記密着型セ
ンサ7と原稿搬送台19との間に、原稿Sがジャムを起さ
ないように搬送するためのガイドシート18が介在されて
いる。
ンサ7と原稿搬送台19との間に、原稿Sがジャムを起さ
ないように搬送するためのガイドシート18が介在されて
いる。
このガイドシート18は、例えば厚さ125μm程度のポリ
エステルフィルム等からなり、その一端部が前記密着セ
ンサ7表面のガラス面7eの一部に重ね合わさった状態で
貼着され、他端側が原稿搬送台19の下側にもぐり込むよ
うに斜め下方に折り曲げられて、前記押圧手段6の可撓
性シート6aとともに搬送された原稿Sを密着型センサ7
のガラス面7eに案内するように構成されてなるものであ
る。
エステルフィルム等からなり、その一端部が前記密着セ
ンサ7表面のガラス面7eの一部に重ね合わさった状態で
貼着され、他端側が原稿搬送台19の下側にもぐり込むよ
うに斜め下方に折り曲げられて、前記押圧手段6の可撓
性シート6aとともに搬送された原稿Sを密着型センサ7
のガラス面7eに案内するように構成されてなるものであ
る。
従って原稿Sが密着型センサ7のガラス面7eから浮き上
がらないように、該ガラス面7eと原稿搬送台19との間の
段差を可及的に少なくしても、原稿Sをジャムを起こさ
ないで搬送することが出来る。
がらないように、該ガラス面7eと原稿搬送台19との間の
段差を可及的に少なくしても、原稿Sをジャムを起こさ
ないで搬送することが出来る。
換言すれば、前記ガイドシート18によって、原稿Sを密
着型センサ7のガラス面7eから浮き上がらずかつジャム
を起こさずに搬送することが出来るようになる。
着型センサ7のガラス面7eから浮き上がらずかつジャム
を起こさずに搬送することが出来るようになる。
また前記ガイドシート18によって前記密着型センサ7と
原稿搬送台19との間の隙間から装置本体1内に塵埃等が
侵入するのを防止することも出来る。
原稿搬送台19との間の隙間から装置本体1内に塵埃等が
侵入するのを防止することも出来る。
尚、ガイドシート18をポリエステルフィルムに代えてス
テンレス鋼の薄板で形成してもよい。但しこの場合には
アースが必要となる。すなわちポリエステルフィルムか
ら形成した場合には、原稿Sに帯電した電荷がガイドシ
ート18部分で放電するおそれがないので、アースを必要
としないが、ステンレス鋼の薄板等の導電性を有するガ
イドシート18を使用した場合には原稿Sに帯電した電荷
が放電して密着型センサ7を破損するようなおそれがあ
るので、アースが必要となる。
テンレス鋼の薄板で形成してもよい。但しこの場合には
アースが必要となる。すなわちポリエステルフィルムか
ら形成した場合には、原稿Sに帯電した電荷がガイドシ
ート18部分で放電するおそれがないので、アースを必要
としないが、ステンレス鋼の薄板等の導電性を有するガ
イドシート18を使用した場合には原稿Sに帯電した電荷
が放電して密着型センサ7を破損するようなおそれがあ
るので、アースが必要となる。
尚、第1図中符号21は光学読取系カバー15の他端側(第
1図左側)に設けられた除電ブラシで、排紙ローラ5hよ
り排出された原稿Sから帯電した電荷を除電するもので
ある。
1図左側)に設けられた除電ブラシで、排紙ローラ5hよ
り排出された原稿Sから帯電した電荷を除電するもので
ある。
また前記予備搬送押圧片5a、分離押圧片5c、給紙コロ5
e、排紙コロ5g、自重コロ5jは前記アッパーガイド16側
に設けられている。また前記コロ押圧バネ5kは前記給紙
コロ5eを押圧する以外に前記排紙コロ5gも押圧してい
る。
e、排紙コロ5g、自重コロ5jは前記アッパーガイド16側
に設けられている。また前記コロ押圧バネ5kは前記給紙
コロ5eを押圧する以外に前記排紙コロ5gも押圧してい
る。
第7図(a)、(b)は前記押圧手段6の第二実施例を
示している。尚、第7図(a)、(b)中第1図及び第
4図に示す部分と同一部分には同一符号を附してその説
明を省略する。
示している。尚、第7図(a)、(b)中第1図及び第
4図に示す部分と同一部分には同一符号を附してその説
明を省略する。
前記第一実施例では、可撓性シート6aの一端を金具6bと
ネジ6cによってアッパーガイド16の原稿搬送方向上流側
端部に固定し、他端を金具6dを介して該アッパーガイド
16の原稿搬送方向下流側端部に上下方向移動可能に係止
して、厚手の原稿S等を搬送する際に、可撓性シート6a
の他端側が持ち上げられるように構成した場合を示した
が、第7図(a)に示すように可撓性シート6aの一端側
も金具6eを介してアッパーガイド16の原稿搬送方向上流
側端部に上下方向移動可能に係止してもよく、また同図
(b)に示すように可撓性シート6aの一端側をヒンジ金
具6fを介してアッパーガイド16の原稿搬送方向上流側端
部に回動可能に取付けてもよい。
ネジ6cによってアッパーガイド16の原稿搬送方向上流側
端部に固定し、他端を金具6dを介して該アッパーガイド
16の原稿搬送方向下流側端部に上下方向移動可能に係止
して、厚手の原稿S等を搬送する際に、可撓性シート6a
の他端側が持ち上げられるように構成した場合を示した
が、第7図(a)に示すように可撓性シート6aの一端側
も金具6eを介してアッパーガイド16の原稿搬送方向上流
側端部に上下方向移動可能に係止してもよく、また同図
(b)に示すように可撓性シート6aの一端側をヒンジ金
具6fを介してアッパーガイド16の原稿搬送方向上流側端
部に回動可能に取付けてもよい。
このように可撓性シート6aの一端側を固定せずに上下方
向移動可能や回動可能に構成すると、厚手の原稿S等の
場合に可撓性シート6aが逃げやすくなり、スムーズに原
稿Sを搬送することが可能となる。
向移動可能や回動可能に構成すると、厚手の原稿S等の
場合に可撓性シート6aが逃げやすくなり、スムーズに原
稿Sを搬送することが可能となる。
前記実施例では読取手段として密着型センサ7を使用し
た場合を示したが、これに限定されず、例えば光源とし
て蛍光灯を用い、該蛍光灯の光を原稿Sの画像情報面に
照射し、その反射光をミラーとレンズを通してCCD等の
光電変換素子に導いて読み取るタイプの読取手段を使用
してもよい。
た場合を示したが、これに限定されず、例えば光源とし
て蛍光灯を用い、該蛍光灯の光を原稿Sの画像情報面に
照射し、その反射光をミラーとレンズを通してCCD等の
光電変換素子に導いて読み取るタイプの読取手段を使用
してもよい。
また前記実施例では記録系4にレーザービームプリンタ
を使用したファクシミリ装置に適用した場合を示した
が、これに限定されず、記録系に熱転写記録ヘッド等を
使用したファクシミリ装置であっても同様に適用するこ
とが出来る。
を使用したファクシミリ装置に適用した場合を示した
が、これに限定されず、記録系に熱転写記録ヘッド等を
使用したファクシミリ装置であっても同様に適用するこ
とが出来る。
さらに前記実施例ではファクシミリ装置に適用した場合
を示したが、これに限定されず、複写機等の記録装置で
あってもよい。
を示したが、これに限定されず、複写機等の記録装置で
あってもよい。
<発明の効果> 本発明は前述した如く、原稿を読取手段の読取り部に押
圧して浮き上がったり、振れたりしないように密着させ
るのに、色基準の可撓性シートと重り部材とを有する押
圧手段を使用しているので、該押圧手段をフラットに形
成することが出来、装置全体の全高を低くし、また読取
部に反射光を導くのに高い組立精度が要求されない。ま
た押圧手段自身に搬送機能を持たせていないので、従来
の押圧ローラの如く材質選定が困難にならず、容易であ
る。
圧して浮き上がったり、振れたりしないように密着させ
るのに、色基準の可撓性シートと重り部材とを有する押
圧手段を使用しているので、該押圧手段をフラットに形
成することが出来、装置全体の全高を低くし、また読取
部に反射光を導くのに高い組立精度が要求されない。ま
た押圧手段自身に搬送機能を持たせていないので、従来
の押圧ローラの如く材質選定が困難にならず、容易であ
る。
また前記押圧手段に、前記読取手段の読み取りラインに
沿うように重り部材を配置し、該重り部材で前記可撓性
シートを押圧するように構成したので、更に確実に原稿
を読み取りラインに密着させることが出来る。
沿うように重り部材を配置し、該重り部材で前記可撓性
シートを押圧するように構成したので、更に確実に原稿
を読み取りラインに密着させることが出来る。
また中央部に搬送力が大きい主搬送ローラを配置し、該
主搬送ローラの両側位置に主搬送ローラよりも搬送力の
小さい副搬送ローラを配置して原稿の搬送手段を構成す
ることによっては、押圧手段自体に搬送機能を有してい
なくても、充分な原稿搬送力が得られ、また、原稿の斜
行を防止することもできる。
主搬送ローラの両側位置に主搬送ローラよりも搬送力の
小さい副搬送ローラを配置して原稿の搬送手段を構成す
ることによっては、押圧手段自体に搬送機能を有してい
なくても、充分な原稿搬送力が得られ、また、原稿の斜
行を防止することもできる。
第1図乃至第6図は本発明の一実施例を示しており、第
1図はファクシミリ装置の読取系部分の拡大断面図、第
2図はファクシミリ装置全体の断面図、第3図はファク
シミリ装置全体の斜視図、第4図は可撓性シート部分の
斜視図、第5図は搬送ローラ部分を示す斜視図、第6図
は密着型センサと原稿搬送台部分の部分断面図であり、
また第7図(a)、(b)は押圧手段の第二実施例を示
す部分断面図である。 1は装置本体、2は原稿載置台、3は光学読取系、4は
記録系、5aは予備搬送押圧片、5bは予備搬送ローラ、5c
は分離押圧片、5dは分離ローラ、5eは給紙コロ、5fは主
搬送ローラ、5gは排紙コロ、5hは排紙ローラ、5iは副搬
送ローラ、5jは自重コロ、5kはコロ押圧バネ、6は押圧
手段、6aは可撓性シート、6a1は白色ポリエステルフィ
ルム、6a2は白色合成紙、6bは金具、6cはネジ、6dは金
具、6eは金具、6fはヒンジ金具、7は密着型センサ、7a
はLED、7bは短焦点結像レンズ、7cは光電変換素子、7d
は読み取りライン、7eはガラス面、8は原稿排紙トレ
ー、9aはレーザービーム発振器、9bはポリゴンミラー、
10は画像形成部、10aは感光体ドラム、10bは一次帯電
器、10cは現像ローラ、10dはクリーニングローラ、10e
は記録カートリッジ、10fは転写帯電器、10gは定着ロー
ラ、10hは排紙ローラ、10iはドラム感光防止シャッタ
ー、11は給紙部、11aは給紙カセット、11bは給紙ロー
ラ、11cはカセット搬送ローラ、11dは搬送ローラ対、11
d1は径の大きい方のローラ、12は排紙トレー、13は積載
トレー、13aは手差し口、13bは圧接部材、14は開閉蓋、
15は光学読取系カバー、16はアッパーガイド、17は重り
部材(重り用軸)、18はガイドシート、19は原稿搬送
台、20は断熱材、21は除電ブラシ、22は電話機、23は操
作パネルである。
1図はファクシミリ装置の読取系部分の拡大断面図、第
2図はファクシミリ装置全体の断面図、第3図はファク
シミリ装置全体の斜視図、第4図は可撓性シート部分の
斜視図、第5図は搬送ローラ部分を示す斜視図、第6図
は密着型センサと原稿搬送台部分の部分断面図であり、
また第7図(a)、(b)は押圧手段の第二実施例を示
す部分断面図である。 1は装置本体、2は原稿載置台、3は光学読取系、4は
記録系、5aは予備搬送押圧片、5bは予備搬送ローラ、5c
は分離押圧片、5dは分離ローラ、5eは給紙コロ、5fは主
搬送ローラ、5gは排紙コロ、5hは排紙ローラ、5iは副搬
送ローラ、5jは自重コロ、5kはコロ押圧バネ、6は押圧
手段、6aは可撓性シート、6a1は白色ポリエステルフィ
ルム、6a2は白色合成紙、6bは金具、6cはネジ、6dは金
具、6eは金具、6fはヒンジ金具、7は密着型センサ、7a
はLED、7bは短焦点結像レンズ、7cは光電変換素子、7d
は読み取りライン、7eはガラス面、8は原稿排紙トレ
ー、9aはレーザービーム発振器、9bはポリゴンミラー、
10は画像形成部、10aは感光体ドラム、10bは一次帯電
器、10cは現像ローラ、10dはクリーニングローラ、10e
は記録カートリッジ、10fは転写帯電器、10gは定着ロー
ラ、10hは排紙ローラ、10iはドラム感光防止シャッタ
ー、11は給紙部、11aは給紙カセット、11bは給紙ロー
ラ、11cはカセット搬送ローラ、11dは搬送ローラ対、11
d1は径の大きい方のローラ、12は排紙トレー、13は積載
トレー、13aは手差し口、13bは圧接部材、14は開閉蓋、
15は光学読取系カバー、16はアッパーガイド、17は重り
部材(重り用軸)、18はガイドシート、19は原稿搬送
台、20は断熱材、21は除電ブラシ、22は電話機、23は操
作パネルである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 順一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−285840(JP,A) 特開 昭61−188344(JP,A) 特開 昭63−180644(JP,A) 特開 昭62−18166(JP,A) 実開 昭63−18430(JP,U) 実開 昭61−86348(JP,U) 実開 昭57−29961(JP,U) 実開 昭62−23245(JP,U)
Claims (4)
- 【請求項1】原稿を搬送するための原稿搬送手段と、 前記原稿搬送手段により搬送された原稿の画像情報を読
み取る読取手段と、 前記原稿搬送手段により前記読取手段の読み取りライン
に搬送された原稿を該読み取りラインに押圧する色基準
の可撓性シートを有する押圧手段と、を具備し、 前記押圧手段に、前記読取手段の読み取りラインに沿う
ように重り部材を配置し、該重り部材で前記可撓性シー
トを押圧するように構成したことを特徴とする読取装
置。 - 【請求項2】前記原稿搬送手段を、中央部に搬送力が大
きい主搬送ローラを配置し、該主搬送ローラの両側位置
に主搬送ローラよりも搬送力の小さい副搬送ローラを配
置して構成したことを特徴とする請求項(1)記載の読
取装置。 - 【請求項3】前記可撓性シートを半透明で形成し、前記
重り部材との間に白色合成シートを貼着して色基準とし
たことを特徴とする請求項(1)記載の読取装置。 - 【請求項4】前記可撓性シートを白色シートで形成し、
色基準としたことを特徴とする請求項(1)記載の読取
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1232728A JPH0790942B2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1232728A JPH0790942B2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0398935A JPH0398935A (ja) | 1991-04-24 |
JPH0790942B2 true JPH0790942B2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=16943855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1232728A Expired - Lifetime JPH0790942B2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0790942B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11503175B2 (en) | 2020-09-24 | 2022-11-15 | Sharp Kabushiki Kaisha | Document feed device and image forming apparatus including the same |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0595454A (ja) * | 1991-10-01 | 1993-04-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 原稿読取装置 |
CN101326097A (zh) * | 2005-12-14 | 2008-12-17 | 坎培诺洛有限公司 | 脚踏车座柱 |
JP6197280B2 (ja) * | 2012-11-16 | 2017-09-20 | ブラザー工業株式会社 | 画像読取装置およびシート搬送装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5729961U (ja) * | 1980-07-23 | 1982-02-17 | ||
JPS6186348U (ja) * | 1984-11-09 | 1986-06-06 | ||
JPS61188344A (ja) * | 1985-02-18 | 1986-08-22 | Canon Inc | 画像読み取り装置 |
JPS6318430U (ja) * | 1986-07-22 | 1988-02-06 |
-
1989
- 1989-09-11 JP JP1232728A patent/JPH0790942B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11503175B2 (en) | 2020-09-24 | 2022-11-15 | Sharp Kabushiki Kaisha | Document feed device and image forming apparatus including the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0398935A (ja) | 1991-04-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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