JP2009118154A - 画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素化、小型化および低コスト化を実現することができるようにして、紙粉等の異物が装置本体内に侵入するのを防止することができる画像読取装置および画像形成装置を提供すること。
【解決手段】スリットガラス36の下面の一端縁から突出する薄型弾性部材72をガイド部材71の一端縁に設けられた凹部71cに挿通し、凹部71cによって薄型弾性部材72の上下面を覆うように薄型弾性部材72を挟み込むように構成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像読取装置および画像形成装置に関し、例えば、スリットガラスに搬送される原稿を露光走査し、原稿の画像を読取る画像読取装置および画像形成装置に関する。
従来、複写機、ファクシミリ装置、スキャナ装置等の画像読取装置あるいは画像形成装置においては、複数枚の原稿からなる原稿束を原稿載置台に載置してスタートキーを押下すると、原稿を1枚ずつ分離してスリットガラスに搬送し、スリットガラスの下方で停止する画像読取手段によって原稿の読取りを行い、原稿の読取りが終了すると、原稿を所定の排紙位置に排紙するようにした自動原稿搬送装置(ADF)を備えたものがある。
このような自動原稿搬送装置では、スリットガラスの下方に設けられた画像読取装置の本体側の光源によって原稿に光を照射し、この反射光を第1ミラー、レンズを介してCCD等の結像素子に結像して、原稿の画像を読取っている。
さらに、画像の読取りが終了した原稿は、スリットガラスからガイド部材によって掬い上げられ、排紙方向に搬送されるようになっている。このスリットガラスとガイド部材の間には僅かな隙間(0.2mm程度)があるので、スリットガラスと原稿が摩擦接触して原稿から紙粉が発生すると、この紙粉がスリットガラスとガイド部材の隙間およびスリットガラスとこのスリットガラスが載置されている板金部材との間を通って画像読取装置の本体内に落下し、さらにはスリットガラスの下方に位置する光源や第1ミラー等に付着してしまい、すじ画像の発生の原因となり、原稿の画像を正常に読取ることができなくなるという不具合があった。
このように紙粉が侵入するのを防止するために、スリットガラスとガイド部材を接着してしまうことが考えられるが、スリットガラスとガイド部材を接着すると、画像読取装置の組立て作業が複雑になるとともに、スリットガラスやガイド部材単体のメンテナンス作業を行うことが面倒なものとなってしまう。これに加えて、例えば、スリットガラスに傷が付いてスリットガラスだけを交換したい場合に、ガイド部材も同時に交換する必要が生じ、ランニングコストが増大してしまう。
このような不具合を解消する画像読取装置としては、図12、図13に示すものや図14に示すものが知られている。
図12、図13において、画像形成装置の本体1の上面には、板金性の載置部材2がネジ等によって固定されており、この載置部材2の下方には、図示しない光源、第1ミラー等の読取光学系からなる画像読取手段が停止するようになっている。載置部材2には開口部2aが設けられており、この開口部2aを通して光源から光が照射されるようになっている。
載置部材2には開口部2aの全面を覆うようにスリットガラス3が載置されており、このスリットガラス3の下流側には読取りの終了した原稿を掬い上げて下流側に搬送するガイド部材4が設けられている。このガイド部材4の上面には下流側に向かって上方に傾斜する傾斜面が形成されており、傾斜面のスリットガラス3側はスリットガラス3の上面よりも下方に位置している。
また、スリットガラス3の下面一端縁には、ポリエステルフィルム等からなるシート状の薄型弾性部材5がスリットガラス3の長手方向に亘って装着されており、薄型弾性部材5はガイド部材4側に突出する形状を有している。
また、スリットガラス3はコの字形状の押え部材6によって載置部材2に押圧されるようにして本体1に固定されており、ガイド部材4は押え部材6の両端部によって押圧されるようにして本体1に固定されている。
この画像読取装置にあっては、原稿Pがスリットガラス3を通過する際に発生し、画像読取装置の振動等の影響でガイド部材4とスリットガラス3の間に進入した紙粉を薄型弾性部材5によって遮ることができ、スリットガラス3と載置部材2の間を通って画像読取装置の本体1内に進入するのを防止することができる(例えば、特許文献1参照)。
一方、図14に示すものは、薄型弾性部材5に代えて、スリットガラス3とガイド部材4の間に金属板材8を設けたものである。この金属板材8は図示しない両面テープによって載置部材2に接着されており、ガイド部材4によって上から押圧されることによって載置部材2に密着している。
また、金属板材8のスリットガラス3側は上方に屈曲される屈曲部8aが設けられており、この屈曲部8aがスリットガラス3とガイド部材4の間に介装されることによって、ガイド部材4とスリットガラス3の間に進入した紙粉9を屈曲部8aによって遮ることができ、スリットガラス3と載置部材2の間を通って画像読取装置の本体1内に進入するのを防止することができる(例えば、特許文献2参照)。
上述した画像形成装置は、スリットガラス3とガイド部材4を接着することなく、紙粉の侵入を防止することができるため、画像読取装置の組立て作業が複雑になるのを防止することができるとともに、スリットガラス3やガイド部材4のメンテナンス作業を単体で容易に行うことができる。
これに加えて、例えば、スリットガラス3に傷が付いてスリットガラス3だけを交換したい場合に、ガイド部材4も同時に交換するのを不要にでき、ランニングコストが増大してしまうのを防止することができる。
特開2002−354191号公報 特開2003−295357号公報
しかしながら、このような従来の画像読取装置にあっては、薄型弾性部材5または金属板材8をガイド部材4によって載置部材2に押え付けるようにしているため、載置部材2が必要になってしまう。このため、載置部材2を設ける分だけ、部品点数が増大してしまい、画像読取装置の製造コストが増大してしまい、未だ改善の余地がある。
これに加えて、載置部材2の上に薄型弾性部材5または金属板材8を載置しているため、載置部材2の板厚分だけ、画像読取装置の高さが高くなってしまい、未だ改善の余地がある。
特に、画像読取装置では、第1ミラー等が副走査方向に移動したときに、スリットガラス3等に衝突しないように十分な高さを確保する必要があるため、画像読取装置の高さが高くなる傾向がある。したがって、画像形成装置の高さを低くする工夫が必要となる。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、簡素化、小型化および低コスト化を実現することができるようにして、紙粉等の異物が装置本体内に侵入するのを防止することができる画像読取装置および画像形成装置を提供するものである。
本発明の画像読取装置は、搬送中の原稿の画像面を読取る画像読取手段と、前記画像読取手段に対向して設けられ、前記原稿が搬送される搬送面を有するスリットガラスと、前記スリットガラスに対して原稿の搬送方向下流側に前記スリットガラスに隣接して設けられ、前記スリットガラスから原稿を掬い上げるように原稿の搬送方向下流側に向かって上方に傾斜する傾斜面を有するガイド部材と、前記スリットガラスの下面の一端縁から突出して設けられ、前記スリットガラスの長手方向に亘って延在する弾性部材とを備えた画像読取装置において、前記スリットガラスに対向する前記ガイド部材の一端縁に凹部を設け、前記凹部は、前記弾性部材の上下面を覆うように前記弾性部材を挟み込むものから構成されている。
この構成により、スリットガラスの下面の一端縁から突出する弾性部材をガイド部材の一端縁に設けられた凹部に挿通し、凹部によって弾性部材の上下面を覆うように弾性部材を挟み込むようにしたので、スリットガラスとガイド部材の間で弾性部材と凹部が重なり合い、スリットガラスとガイド部材の間から紙粉等の異物が装置本体内に侵入するのを防止することができる。この結果、画像読取手段に異物が付着してすじ画像が発生するのを防止することができる。
また、凹部によって弾性部材の上下面を覆うように弾性部材を挟み込むことにより、弾性部材をガイド部材に保持させることができるため、従来のような板金性の載置部材を廃止することができ、部品点数を少なくすることができる。このため、画像読取装置の構成を簡素化することができるとともに、製造コストを低減することができる。また、画像読取装置の高さを低くすることができ、画像読取装置を小型化することができる。
さらに、弾性部材を凹部に挿通したり、凹部から抜き出すことにより、スリットガラスとガイド部材を一体化して装置本体に対して着脱することができるため、画像読取装置の組立性およびメンテナンス性を良好にすることができる。
また、本発明の画像読取装置は、前記弾性部材の突出方向先端部が、前記スリットガラスの下面の一端縁に対して上方に位置しているものから構成されている。
この構成により、弾性部材の突出方向先端部をスリットガラスの下面の一端縁に対して上方に位置させたので、スリットガラスとガイド部材の隙間から凹部内に侵入した異物を弾性部材の上方への傾斜を利用してスリットガラス側に寄せることができる。このため、凹部と弾性部材の間の隙間を通ってスリットガラスとガイド部材の間から紙粉等の異物が装置本体内に侵入するのをより一層防止することができる。
また、本発明の画像読取装置は、前記凹部が、前記弾性部材の上下面を覆う底板および上板を有し、前記底板が原稿の搬送方向下流側に向かうに従って上方に傾斜する傾斜面を有するものから構成されている。
この構成により、ガイド部材の凹部が原稿の上下面を覆う底板および上板を有し、底板が原稿の搬送方向下流側に向かうに従って上方に傾斜する傾斜面を有するので、スリットガラスとガイド部材の隙間から凹部内に侵入した異物が底板の傾斜面によって凹部の奥側に侵入し難くすることができる。このため、凹部と弾性部材の間の隙間を通ってスリットガラスとガイド部材の間から紙粉等の異物が装置本体内に侵入するのをより一層防止することができる。
また、本発明の画像読取装置は、前記弾性部材の突出長さが、前記凹部の深さよりも長く形成され、前記弾性部材の突出方向先端部が、上方に屈曲するものから構成されている。
この構成により、弾性部材の突出長さを凹部の深さよりも長く形成し、弾性部材の突出方向先端部を上方に屈曲させたので、弾性部材を凹部に挿通したときに弾性部材の先端部を凹部の奥に衝突させて先端部を上方に反った方向に撓ませることができる。
このため、スリットガラスとガイド部材の隙間から凹部内に侵入した異物を弾性部材の先端部によって凹部の奥側に侵入し難くすることができる。したがって、凹部と弾性部材の間の隙間を通ってスリットガラスとガイド部材の間から紙粉等の異物が装置本体内に侵入するのをより一層防止することができる。
また、本発明の画像読取装置は、前記凹部の底板が延在部を有し、前記延在部は、前記凹部の上板に対して前記スリットガラス側に延在し、前記延在部に前記スリットガラスが載置されるものから構成されている。
この構成により、凹部の底板に延在部を設け、この延在部を凹部の上板に対してスリットガラス側に延在させて延在部にスリットガラスを載置するようにしたので、ガイド部材の浮き上がりを防止することができ、原稿を安定して搬送することができる。
すなわち、ガイド部材は、スリットガラスに近接して設けられるコンタクトガラスに両面テープ等で接着されているが、接着が剥がれたり、光源からの熱によって変形してガイド部材がコンタクトガラスから浮き上がってしまうと、ガイド部材の傾斜面のスリットガラス側端縁の位置がスリットガラスの上面より高くなってしまい、スリットガラスに原稿の先端部が引っ掛かって原稿を安定して搬送し難くなる。
本発明では、延在部を凹部の上板に対してスリットガラス側に延在させて延在部にスリットガラスを載置するようにしたので、スリットガラスの下側にガイド部材の底板を位置させることができ、ガイド部材の浮き上がりを防止して原稿を安定して原稿することができる。
また、ガイド部材が浮き上がるのを防止することができるため、スリットガラスの上面とガイド部材の傾斜面との段差を小さく設定することができる。換言すれば、スリットガラスの上面とガイド部材の傾斜面との段差をガイド部材の浮き上がりを考慮して大きく設定する必要がなく、その分だけ画像読取装置の高さを低くすることができる。
また、本発明の画像読取装置は、前記ガイド部材の傾斜面の前記スリットガラス側端縁が、原稿の搬送方向上流側に向かって上方に傾斜するものから構成されている。
この構成により、ガイド部材の傾斜面のスリットガラス側端縁を原稿の搬送方向上流側に向かって上方に傾斜させるようにしたので、ガイド部材のスリットガラス側端縁に対してガイド部材の下流側の傾斜面との間に窪みを形成することができる。
このため、スリットガラスとの摩擦接触によって発生する原稿の紙粉等の異物を窪みに溜めることができ、異物がスリットガラスとガイド部材の間に移動するのを遅らせることができ、スリットガラスとガイド部材の間から紙粉等の異物が装置本体内に侵入するのをより一層防止することができる。
また、本発明の画像読取装置は、前記弾性部材が、表面に粘着性を有する粘着性弾性体を有するものから構成されている。
この構成により、表面に粘着性を有する粘着性弾性体を弾性部材に設けたので、異物を粘着性弾性体に吸着することができ、スリットガラスとガイド部材の間から紙粉等の異物が装置本体内に侵入するのをより一層防止することができる。
また、本発明の画像形成装置は、記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、上述した画像読取装置とを備えたものから構成されている。
この構成により、スリットガラスとガイド部材の間で弾性部材と凹部が重なり合い、スリットガラスとガイド部材の間から紙粉等の異物が装置本体内に侵入するのを防止することができる。この結果、画像読取手段に異物が付着してすじ画像が発生するのを防止することができる。
また、スリットガラスの下面の一端縁から突出する弾性部材をガイド部材の凹部に挿通して、凹部によって弾性部材の上下面を覆うように弾性部材を挟み込むことにより、弾性部材をガイド部材に保持させることができるため、従来のような板金性の載置部材を廃止することができ、部品点数を少なくすることができる。このため、画像形成装置の構成を簡素化することができるとともに、製造コストを低減することができる。また、画像形成装置の高さを低くすることができ、画像形成装置を小型化することができる。
さらに、弾性部材を凹部に挿通したり、凹部から抜き出すことにより、スリットガラスとガイド部材を一体化して装置本体に対して着脱することができるため、画像形成装置の組立性およびメンテナンス性を良好にすることができる。
以上説明したように、簡素化、小型化および低コスト化を実現することができるようにして、紙粉等の異物が装置本体内に侵入するのを防止することができる画像読取装置および画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
図1〜図5は本発明に係る画像読取装置および画像形成装置の第1の実施の形態を示す図であり、本実施の形態では、画像形成装置を複写機に適用した例を示している。
なお、画像形成装置としては複写機以外にファクシミリ装置、プリンタ装置、複写機能とファクシミリ機能等を備えた複合機等に適用することができる。また、画像読取装置としては、スキャナ装置、ファクシミリ装置、複写機能とファクシミリ機能等を備えた複合機等に適用することができる。
まず、構成を説明する。
図1において、画像形成装置としての複写機11は、記録媒体にトナー像を形成する画像形成手段12と、この画像形成手段12によって形成された記録媒体上のトナー像を、その記録媒体に定着する定着装置13と、画像形成手段12に記録媒体を給送する記録媒体搬送装置14と、画像形成手段12、定着装置13および記録媒体搬送装置14を収容する第1の装置本体15と、原稿画像を読取る画像読取手段16と、画像読取手段16を収容する第2の装置本体17と、原稿を搬送する開閉体として圧板の機能を有する自動原稿搬送装置(以下、単にADFという)18とを備えており、図2に示すようにADF18は第2の装置本体17にヒンジ機構19を介して第2の装置本体17に開閉自在に搭載されている。
ADF18は、原稿束を載置可能な原稿載置台20と、原稿載置台20に載置された原稿束の上面に当接して原稿束を送り出す当接位置および原稿束から離隔する離隔位置の間で移動するピックアップローラ21と、ピックアップローラ21によって送り出された原稿束から原稿を1枚ずつ分離して読取位置であるスリットガラス36に向かって搬送する給紙ベルト22、リバースローラ23、搬送ローラ対24からなる原稿搬送手段25と、読取位置で読取りが終了した原稿を原稿排紙台26に排紙する搬送ローラ対27および排紙ローラ対28からなる原稿排紙手段29とを備えている。
また、排紙ローラ対28は、駆動ローラ28aと、駆動ローラ28aに摺接する従動ローラ28bおよび従動ローラ28cとを備えており、排紙ローラ対28の近傍には切換爪30が設けられている。
切換爪30は、第1の切換位置と第2の切換位置との間で移動するようになっており、切換爪30が第1の切換位置に切換えられると、駆動ローラ28aおよび従動ローラ28bによって原稿が原稿排紙台26に排紙されるようになっている。
また、切換爪30が第2の切換位置に切換えられると、駆動ローラ28aおよび従動ローラ28cによって原稿がスイッチバック通路31に搬送されるようになっている。
スイッチバック通路31には正逆回転自在なスイッチバックローラ対32が設けられており、スイッチバック通路31に搬送される原稿は、スイッチバックローラ対32によって図1中、右方向に搬送された後、スイッチバックローラ対32が逆転駆動することにより、再搬送経路を介して搬送ローラ対24に搬送される。このため、原稿が反転されて読取位置に搬送される。
また、画像読取手段16は、それ自体周知のように、光学系34を収容した第2の装置本体17と、第2の装置本体17の上部に固定配置されたコンタクトガラス35およびスリットガラス36とを備えている。
この画像読取手段16にあっては、閉じられた原稿や本等からなる原稿をコンタクトガラス35上に原稿を載置して、その原稿PをADF18によって押圧することにより、原稿を読取ることができる。また、ADF18によって自動搬送される原稿はスリットガラス36の読取位置で読取られるようになっている。
すなわち、画像読取手段としての光学系34は、光源37と第1ミラー38とを有する第1走行体39と、第2ミラー40および第3ミラー41を有する第2走行体42と、結像レンズ43と、CCDイメージセンサ44とを備えており、第1走行体39および第2走行体42は、図1に示した位置から右方に移動し、このとき、光源37から出射する光によって原稿を照明し、その反射光を第1ミラー38、第2ミラー40および第3ミラー41の順に反射した後、結像レンズ43を通してCCDイメージセンサ44に入射する。このようにして原稿画像がCCDイメージセンサ44に結像されることにより、原稿の画像が読取られる。
また、ADF18によって原稿を読取る場合には、図1中、右方に示す位置に第1走行体39および第2走行体42を固定した状態で上述した手順で走行する原稿を読取る。
また、画像形成手段12は、ドラム状の感光体からなる第1像担持体45Y、第2像担持体45C、第3像担持体45Mおよび第4像担持体45BKを備えており、これら第1〜第4像担持体45Y〜45BKには、複数の支持ローラに巻き掛けられた無端ベルトからなる中間転写ベルト46が対向配置されている。
また、第1〜第4像担持体45Y〜45BKは、それぞれ図1における時計方向に回転駆動されるようになっており、中間転写ベルト46は図1中、矢印A方向に回転駆動される。このとき、第1像担持体45Yは、帯電ローラ47によって所定の極性に帯電される。
また、光書き込みユニット48からは、上述した原稿の読取り結果に応じた画信号に基づいて光変調されたレーザビームLが出射されるようになっており、第1像担持体45Yの帯電面にそのレーザビームLが照射されることによって第1像担持体45Yに静電潜像が形成され、この静電潜像は現像装置49によってイエロートナー像として可視像化される。
また、一次転写ローラ50には、転写電圧が印加されることによって、第1像担持体45Y上に形成されたトナー像が図1中、矢印A方向に回転する中間転写ベルト46上に一次転写される。
トナー像転写後の第1像担持体45Y上に付着する転写残トナーは、クリーニング装置52によって除去される。本実施の形態の複写機11においては、第1像担持体45Yと、その周囲に配設された帯電ローラ47と、現像装置49と、クリーニング装置52とによって一体的なプロセスカートリッジが構成されている。
また、現像装置49は、粉体状のトナーを収容した現像容器53を有し、そのトナーによって静電潜像が可視像化される。また、現像容器53内のトナー量が減少したとき、トナーボトル54Yから現像容器53にトナーが補給される。
一方、クリーニング装置52は、第1像担持体45Yから除去されたトナーを受け入れるクリーニング容器55を備えており、クリーニング容器55内のトナーは、トナー搬送装置によって、図示していない廃トナー容器に搬送される。このように、現像容器53、トナーボトル54Y、クリーニング容器55および廃トナー容器にはトナーが収容されている。
また、上述した動作と同様にして、第2像担持体45C、第3像担持体45Mおよび第4像担持体45BK上にシアントナー像、マゼンタトナー像およびブラックトナー像がそれぞれ形成され、これらのトナー像がイエロートナー像の転写された中間転写ベルト46上に順次重ねて一次転写される。
これらの第2像担持体45C、第3像担持体45M、第4像担持体45BKにトナー像を形成する現像装置の現像容器内のトナー量が減少したときも、各トナーボトル54C、54M、54BKから、その各現像容器にトナーが補給される。
このようにして、中間転写ベルト46上に転写された重ねトナー像は、二次転写ローラ56の作用によって記録媒体に二次転写され、その転写後の中間転写ベルト46上に付着する転写残トナーは、ベルト用のクリーニング装置52により除去される。このクリーニング装置52のクリーニング容器55にもトナーが収容され、そのトナーは図示していない廃トナー容器に搬送される。
また、記録媒体搬送装置14は中間転写ベルト46の下方に配置されており、この記録媒体搬送装置14は、転写紙または樹脂シート等からなる記録媒体Sを収容した給紙カセット57と、最上位の記録媒体Sに接触する給紙ローラ58と、レジストローラ対59とを有し、給紙ローラ58の回転によって最上位の記録媒体Sが図1中、矢印B方向に送り出される。送り出された記録媒体Sは、レジストローラ対59の回転によって、所定のタイミングで中間転写ベルト46と、中間転写ベルト46に対向配置された二次転写ローラ56との間に給送される。
この記録媒体Sが中間転写ベルト46と二次転写ローラ56との間を通過するとき、二次転写ローラ56には転写電圧が印加されることによって中間転写ベルト46上の重ねトナー像が記録媒体に二次転写される。このようにして、画像形成手段12により、記録媒体上にトナー像が形成されるのである。
また、トナー像が形成された記録媒体は定着装置13を通過し、このとき画像形成手段12によって形成された記録媒体上のトナー像がその記録媒体に定着される。また、定着装置13によって画像が定着された記録媒体Sは排紙ローラ対60によって記録媒体排紙台61上に排紙される。
この記録媒体排紙台61は、画像形成手段12を収納する第1の装置本体15と画像読取手段16を収納する第2の装置本体17の間に形成されており、本実施の形態では、排紙ローラ対60による記録媒体Sの排紙方向下流側の第1の装置本体15および第2の装置本体17の間が開放される胴内排紙型の複写機11となっている。
また、排紙ローラ対42の上流側には切換レバー62が設けられており、この切換レバー62は記録媒体の表面の複写が終了したときに、記録媒体Sの裏面に複写を行うときに、反転通路63側に切換えられるようになっている。
すなわち、記録媒体Sの後端が排紙ローラ対60に挟持されると、排紙ローラ対60が逆転駆動するとともに、切換レバー62が反転通路63に連通する位置に切換えられ、記録媒体Sが反転通路63に向かって搬送される。
この反転通路63には反転ローラ対64が設けられており、この反転ローラ対64によって反転通路63を搬送される記録媒体は、二次転写ローラ56側に搬送される。
一方、スリットガラス36上には反射ガイド板65が設けられており、この反射ガイド板65は原稿の読取時の白基準を構成するとともに、光源37からの光を反射するようになっている。
また、コンタクトガラス35とスリットガラス36の間には図3に示すようなガイド部材71が設けられており、このガイド部材71は、スリットガラス36を通過した原稿を掬い上げて搬送ローラ対27に向かって案内するようになっている。
このガイド部材71の上面は、スリットガラス36から原稿を掬い上げるように原稿の搬送方向下流側に向かって上方に傾斜する傾斜面71aを有しており、ガイド部材71の下面側にはコンタクトガラス35に載置される載置面71bが形成され、この載置面71bが図示しない両面テープによってコンタクトガラス35に固定されている。
なお、載置面71bには原稿読取時の白基準となる白板をコンタクトガラス35に対して貼り付け、さらにガイド部材71を接着固定する構成でもよい。このような構成をとると白基準用の白板と原稿が接触せず、汚れにくいという長所がある。また、この白板をガイド部材71に貼り付け、ガイド部材71をコンタクトガラス35に対して接着固定してもよい。
また、スリットガラス36の下面にはポリエステルフィルムやポリマーフィル等から構成される弾性部材としての薄型弾性部材72が装着されており、この薄型弾性部材72は、スリットガラス36の一端縁から突出して設けられているとともに、スリットガラス36の長手方向に亘って延在している(図4(a)参照)。
この薄型弾性部材72は、図示しない両面粘着テープや接着剤等でスリットガラス36に密着するようにしてスリットガラス36に結合されている。なお、薄型弾性部材72は、ポリエステルフィルムやポリマーフィルムでなくともよく、また、スリットガラス36と一体成形であってもよい。
また、図3、図4(b)に示すように、ガイド部材71には凹部71cが設けられており、この凹部71cは、図3(b)に示すように、スリットガラス36に対向して薄型弾性部材72の上下面を覆うように薄型弾性部材72を挟み込むようになっている。
また、図5に示すように、ガイド部材71は、載置面71bがコンタクトガラス35の一端縁の上面に載置された状態で複写機11の第1の装置本体15に取付けられるようになっている。また、スリットガラス36は、薄型弾性部材72がガイド部材71の凹部71cに挿通された状態で第1の装置本体15に載置されるようになっている。
そして、押え部材73の中央部に設けられた押え部73aによってスリットガラス36が第1の装置本体15に押圧されるとともに、押え部材73の両端部に設けられた腕部73b、73cによってガイド部材71が第1の装置本体15に押圧された状態で、押え部材73を図示しないネジによって第1の装置本体15に固定されることにより、スリットガラス36およびガイド部材71が第1の装置本体15に固定される。
このような構成を有する複写機11にあっては、原稿載置台20に載置された原稿束がピックアップローラ21によって給紙ベルト22に向かって送り出されると、共に反時計方向に回転する給紙ベルト22およびリバースローラ23によって原稿束の最上位の原稿が1枚分離される。
この分離された原稿は、搬送ローラ対24によってスリットガラス36上の読取位置に搬送された後、ガイド部材71によって掬い上げられて搬送ローラ対27に向かって搬送される。
スリットガラス36を原稿が通過する際に、原稿がスリットガラス36に摩擦接触するため、紙粉が発生し、原稿の搬送が繰り返し行われるうちに、紙粉がスリットガラス36とガイド部材71の間の窪み74に溜まって来る。また、スリットガラス36に付着したゴミ等も窪み74に溜まって来る。
本実施の形態では、スリットガラス36の下面の一端縁から突出する薄型弾性部材72をガイド部材71の一端縁に設けられた凹部71cに挿通し、凹部71cによって薄型弾性部材72の上下面を覆うように薄型弾性部材72を挟み込むようにしたので、スリットガラス36とガイド部材71の間で薄型弾性部材72と凹部71cが重なり合い、スリットガラス36とガイド部材71の間から紙粉等の異物が第1の装置本体15内に侵入するのを防止することができる。この結果、第1ミラー38や光源37に異物が付着してすじ画像が発生するのを防止することができる。
また、スリットガラス36の下面の一端縁から突出する薄型弾性部材72をガイド部材71の凹部71cに挿通して、凹部71cによって薄型弾性部材72の上下面を覆うように薄型弾性部材72を挟み込むことにより、薄型弾性部材72をガイド部材71に保持させることができるため、従来のようにスリットガラスやガイド部材を載置する板金性の載置部材を廃止することができ、部品点数を少なくすることができる。
このため、複写機11の構成を簡素化することができるとともに、製造コストを低減することができる。また、複写機11の高さを低くすることができ、複写機11を小型化することができる。特に、本実施の形態のような胴内排紙型の複写機11の場合には、原稿排紙台26の上方の空間を広く確保することが可能になり、排紙原稿の取り出し性を良好にすることができる。
また、板金性の載置部材を廃止することができるため、光源37から発生する高周波が載置部材から複写機の電子機器に伝達されて電子機器に悪影響を及ぼすのを防止することができる。
さらに、本実施の形態では、薄型弾性部材72を凹部71cに挿通したり、凹部71cから抜き出すことにより、スリットガラス36とガイド部材71を一体化して第1の装置本体15に対して着脱することができるため、複写機11の組立性およびメンテナンス性を良好にすることができる。
(第2の実施の形態)
図6は、本発明に係る画像読取装置および画像形成装置の第2の実施の形態を示す図であり、第1の実施の形態と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
図6において、弾性部材としての薄型弾性部材81の突出方向先端部81aは、スリットガラス36の下面の一端縁に対して上方に位置している。すなわち、薄型弾性部材81は、突出方向の任意の位置から上方に屈曲されており、スリットガラス36の一端縁側の取付け面に対して突出方向先端部81aが上方に位置している。
本実施の形態では、このように薄型弾性部材81の突出方向先端部81aをスリットガラス36の下面の一端縁に対して上方に位置させたので、スリットガラス36とガイド部材71の隙間から凹部71c内に侵入した異物を薄型弾性部材81の上方への傾斜を利用してスリットガラス36側に寄せることができる。このため、凹部71cと薄型弾性部材81の間の隙間を通ってスリットガラス36とガイド部材71の間から紙粉等の異物が第1の装置本体15内に侵入するのをより一層防止することができる。
(第3の実施の形態)
図7は、本発明に係る画像読取装置および画像形成装置の第3の実施の形態を示す図であり、第1の実施の形態と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
図7において、ガイド部材71の凹部71cが、原稿の上下面を覆う底板82aおよび上板82bを備えており、底板82aが原稿の搬送方向下流側に向かうに従って上方に傾斜する傾斜面82cを有している。
本実施の形態では、スリットガラス36とガイド部材71の隙間から凹部71c内に侵入した異物が底板82aの傾斜面82cによって凹部71cの奥側、すなわち、底板82aおよび上板82bの奥側に侵入し難くすることができる。
このため、凹部71cと薄型弾性部材72の間の隙間を通ってスリットガラス36とガイド部材71の間から紙粉等の異物が第1の装置本体15内に侵入するのをより一層防止することができる。
(第4の実施の形態)
図8は、本発明に係る画像読取装置および画像形成装置の第4の実施の形態を示す図であり、第1の実施の形態と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
図8において、薄型弾性部材83の突出長さaが、凹部73cの深さbよりも長く形成されており、薄型弾性部材83の突出方向先端部83aが上方に屈曲するように構成されている。
本実施の形態では、薄型弾性部材83を凹部71cに挿通したときに薄型弾性部材83の突出方向先端部83aを凹部71cの奥に衝突させて突出方向先端部83aを上方に反った方向に撓ませることができる。
このため、スリットガラス36とガイド部材71の隙間から凹部71c内に侵入した紙粉等の異物を薄型弾性部材83の突出方向先端部83aによって凹部71cの奥側に侵入し難くすることができる。
したがって、凹部71cと薄型弾性部材83の間の隙間を通ってスリットガラス36とガイド部材71の間から紙粉等の異物が第1の装置本体15内に侵入するのをより一層防止することができる。
(第5の実施の形態)
図9は、本発明に係る画像読取装置および画像形成装置の第5の実施の形態を示す図であり、第1の実施の形態および第3の実施の形態と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
図9において、凹部71cの底板82aは、延在部82dを有しており、この延在部82dは、凹部71cの上板82bに対してスリットガラス36側に延在している。また、この延在部82dにはスリットガラス36が載置されている。
本実施の形態では、延在部82dにスリットガラス36を載置するようにしたので、ガイド部材71の浮き上がりを防止することができ、原稿を安定して搬送することができる。
すなわち、ガイド部材71は、スリットガラス36に近接して設けられるコンタクトガラス35に両面テープ等で接着されているが、接着が剥がれたり、光源37からの熱によって変形してガイド部材71がコンタクトガラス35から浮き上がってしまうと、ガイド部材71の傾斜面71aのスリットガラス36側端縁の位置がスリットガラス36の上面より高くなってしまい、スリットガラス36に原稿の先端部が引っ掛かって原稿を安定して搬送し難くなる。
本実施の形態では、延在部82dを凹部71cの上板82bに対してスリットガラス36側に延在させて延在部82dにスリットガラス36を載置するようにしたので、スリットガラス36の下側にガイド部材71の底板82aを位置させることができ、ガイド部材71の浮き上がりを防止して原稿を安定して原稿することができる。
また、本実施の形態では、ガイド部材71が浮き上がるのを防止することができるため、スリットガラス36の上面とガイド部材71の傾斜面71aとの段差を小さく設定することができる。換言すれば、スリットガラス36の上面とガイド部材71の傾斜面71aとの段差をガイド部材71の浮き上がりを考慮して大きく設定する必要がなく、その分だけ複写機11の高さを低くすることができる。
また、第1の実施の形態に示すように、白基準用の白板をガイド部材71に貼り付けてからコンタクトガラス35に接着するような構成をとった場合に、接着面積が小さくなってしまうおそれがある。
これに対して、本実施の形態では、延在部82dがスリットガラス36を載置するようにしているので、延在部82dをスリットガラス36の下側に位置させることができ、ガイド部材71がコンタクトガラス35から剥がれようとした場合でも、延在部82dがスリットガラス36に引っ掛かる。このため、ガイド部材71をコンタクトガラス35に確実に接着させることができ、ガイド部材71がコンタクトガラス35から剥がれてしまうのを確実に防止することができる。
(第6の実施の形態)
図10は、本発明に係る画像読取装置および画像形成装置の第6の実施の形態を示す図であり、第1の実施の形態および第3の実施の形態と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
図10において、ガイド部材71の傾斜面71aのスリットガラス36側端縁には原稿の搬送方向上流側に向かって上方に傾斜する傾斜面71fが形成されており、ガイド部材71のスリットガラス36側端縁に対してガイド部材71の下流側の傾斜面71aとの間、すなわち、傾斜面71aと傾斜面71fの間には窪みを84が形成されている。
したがって、本実施の形態では、スリットガラス36との摩擦接触によって発生する原稿の紙粉やスリットガラスに付着したゴミ等の異物を窪み84に溜めることができ、異物がスリットガラス36とガイド部材71の間に移動するのを遅らせることができ、スリットガラス36とガイド部材71の間から紙粉等の異物が第1の装置本体15内に侵入するのをより一層防止することができる。
(第7の実施の形態)
図11は、本発明に係る画像読取装置および画像形成装置の第7の実施の形態を示す図であり、第1の実施の形態と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
図11において、薄型弾性部材72の上面には粘着性弾性体85が設けられており、この粘着性弾性体85は、例えば、表面に接着剤が薄く塗布されることにより、異物を吸着可能になっている。
本実施の形態では、薄型弾性部材72の上面に、表面に粘着性を有する粘着性弾性体85を設けたので、異物を粘着性弾性体85に吸着することができ、スリットガラス36とガイド部材71の間から紙粉等の異物が第1の装置本体15内に侵入するのをより一層防止することができる。
以上のように、本発明に係る画像読取装置および画像形成装置は、簡素化、小型化および低コスト化を実現することができるようにして、紙粉等の異物が装置本体内に侵入するのを防止することができるという効果を有し、スリットガラスに搬送される原稿を露光走査し、原稿の画像を読取る画像読取装置および画像形成装置等として有用である。
本発明に係る画像読取装置および画像形成装置の第1の実施の形態を示す図であり、画像形成装置としての複写機の概略構成図である。 第1の実施の形態のADFを開放した状態を示す複写機の要部斜視図である。 (a)は、第1の実施の形態の薄型弾性部材とガイド部材を離隔した状態を示す図、(b)は、薄型弾性部材をガイド部材の凹部に挿通した状態を示す図である。 (a)は、スリットガラスの正面図、(b)は、ガイド部材の正面図である。 第1の実施の形態のスリットガラス、ガイド部材、コンタクトガラスおよび押え部材を複写機の本体に装着する前の状態を示す図である。 本発明に係る画像読取装置および画像形成装置の第2の実施の形態を示す図であり、(a)は、薄型弾性部材とガイド部材を離隔した状態を示す図、(b)は、薄型弾性部材をガイド部材の凹部に挿通した状態を示す図である。 本発明に係る画像読取装置および画像形成装置の第3の実施の形態を示す図であり、(a)は、薄型弾性部材とガイド部材を離隔した状態を示す図、(b)は、薄型弾性部材をガイド部材の凹部に挿通した状態を示す図である。 本発明に係る画像読取装置および画像形成装置の第4の実施の形態を示す図であり、(a)は、薄型弾性部材とガイド部材を離隔した状態を示す図、(b)は、薄型弾性部材をガイド部材の凹部に挿通した状態を示す図である。 本発明に係る画像読取装置および画像形成装置の第5の実施の形態を示す図であり、(a)は、薄型弾性部材とガイド部材を離隔した状態を示す図、(b)は、薄型弾性部材をガイド部材の凹部に挿通した状態を示す図である。 本発明に係る画像読取装置および画像形成装置の第6の実施の形態を示す図であり、(a)は、薄型弾性部材とガイド部材を離隔した状態を示す図、(b)は、薄型弾性部材をガイド部材の凹部に挿通した状態を示す図である。 本発明に係る画像読取装置および画像形成装置の第7の実施の形態を示す図であり、(a)は、薄型弾性部材とガイド部材を離隔した状態を示す図、(b)は、薄型弾性部材をガイド部材の凹部に挿通した状態を示す図である。 従来の画像読取装置の要部側断面図である。 従来のスリットガラス、ガイド部材、コンタクトガラス、押え部材および載置部材を画像形成装置の本体に装着する前の状態を示す図である。 従来の他の画像読取装置の要部側断面図である。
符号の説明
11 複写機(画像形成装置)
12 画像形成手段
16 画像読取手段
36 スリットガラス
71 ガイド部材
71a 傾斜面
71c 凹部
71f、82c 傾斜面
72、81、83 薄型弾性部材(弾性部材)
81a、83a 突出方向先端部
82a 底板
82b 上板
82c 傾斜面
82d 延在部
85 粘着性弾性体

Claims (8)

  1. 搬送中の原稿の画像面を読取る画像読取手段と、前記画像読取手段に対向して設けられ、前記原稿が搬送される搬送面を有するスリットガラスと、前記スリットガラスに対して原稿の搬送方向下流側に前記スリットガラスに隣接して設けられ、前記スリットガラスから原稿を掬い上げるように原稿の搬送方向下流側に向かって上方に傾斜する傾斜面を有するガイド部材と、前記スリットガラスの下面の一端縁から突出して設けられ、前記スリットガラスの長手方向に亘って延在する弾性部材とを備えた画像読取装置において、
    前記スリットガラスに対向する前記ガイド部材の一端縁に凹部を設け、前記凹部は、前記弾性部材の上下面を覆うように前記弾性部材を挟み込むことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記弾性部材の突出方向先端部が、前記スリットガラスの下面の一端縁に対して上方に位置していることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記凹部が、前記弾性部材の上下面を覆う底板および上板を有し、前記底板が原稿の搬送方向下流側に向かうに従って上方に傾斜する傾斜面を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記弾性部材の突出長さが、前記凹部の深さよりも長く形成され、前記弾性部材の突出方向先端部が、上方に屈曲することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の画像読取装置。
  5. 前記凹部の底板が延在部を有し、前記延在部は、前記凹部の上板に対して前記スリットガラス側に延在し、前記延在部に前記スリットガラスが載置されることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の画像読取装置。
  6. 前記ガイド部材の傾斜面の前記スリットガラス側端縁が、原稿の搬送方向上流側に向かって上方に傾斜することを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の画像読取装置。
  7. 前記弾性部材が、表面に粘着性を有する粘着性弾性体を有することを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の画像読取装置。
  8. 記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の画像読取装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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