JPH10202944A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10202944A
JPH10202944A JP9008555A JP855597A JPH10202944A JP H10202944 A JPH10202944 A JP H10202944A JP 9008555 A JP9008555 A JP 9008555A JP 855597 A JP855597 A JP 855597A JP H10202944 A JPH10202944 A JP H10202944A
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JP
Japan
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image
signal
scanning direction
synchronization signal
light beam
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JP9008555A
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English (en)
Inventor
Tsunao Honpo
本保  綱男
Nobuyuki Watabe
信之 渡部
Junichi Noguchi
淳市 野口
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像書込み位置合わせ制御のためのレーザ光
発光による不要な画像の形成を確実に防止して、像担持
体周辺への汚損または異常画像の形成を阻止することで
ある。 【解決手段】 信号BDと信号itopとの位相差量に
基づいてポリゴンモータ制御回路112がポリゴンミラ
ー103の回転速度が所定速度となるようにポリゴン駆
動モータ111の駆動を制御する際に、前記所定速度に
収束したことを検出して信号readyを受信するまで
の間、前記画像書込みタイミング制御手段が前記光ビー
ムの発光を制限する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力される画像情
報に基づいて変調される光ビームを回転多面体鏡により
偏向走査して像担持体に結像し、該結像された潜像を色
別の現像剤により順次現像される顕像を転写体に面順次
で重ね転写してカラー画像を形成する画像形成装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式での画像形成装置に
おいて、感光体上にレーザ光を走査させ、画素ごとにレ
ーザ光の強度や、点灯時間を入力信号の値に応じて変調
させて感光体上に静電潜像を形成する。この感光体上の
静電潜像は現像器により現像され記録媒体に転写,定
着、もしくは現像を一旦中間転写体に転写した後、記録
媒体に転写,定着される電子写真プロセスを経て最終出
力画像となる。
【0003】従来、レーザを走査するスキャナモータ,
感光体や転写体を駆動するモータは互いに非同期に動作
していたが、複数色のトナーを重ねてカラー画像を形成
するカラープリンタの場合、上記の原因により各色の画
像形成位置を一致させることができず、色ずれという異
常画像が生じる場合があった。この解決手段の一例とし
て、特開平4−321067号公報のように、転写体の
回転に同期して発生する回転制御信号を検出後、その検
出のタイミングを基準にしてスキャナモータの回転位相
を制御してレーザ走査のタイミングを制御する方法等が
提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の場合、位相合わ
せの制御が開始されると、制御対象であるスキャナモー
タや、感光体を駆動するモータなどの回転速度が一時的
に変化する。そのため、回転位相制御はレーザ光を照射
して、感光体上に潜像を形成している最中や、潜像を現
像器で現像したトナー画像を記録用紙や中間転写体に転
写している時などは画像に影響がでるため行われず、紙
間や現像器交換時等の画像形成過程で画像に影響のでな
いときを選んで行われる。
【0005】しかし、この間もレーザ光は一定の周期で
点滅しているため、回転位相制御時にスキャナモータの
回転速度が変化することにより、スキャナミラーからの
反射光が所定の位置以外に照射される。それが感光体上
に潜像として形成されることによるドラムメモリや、そ
の潜像が現像され予期しないトナー像が形成され、機内
汚れや異常画像などの原因になっていた。
【0006】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第5の発明
の目的は、光ビームを像担持体に偏向走査させる回転多
面体鏡を回転駆動する駆動系の速度制御期間中における
レーザ光の発光を所定時間あるいは計測した回転速度誤
差に基づく誤差時間が経過するまで制限することによ
り、画像書込み位置合わせ制御のためのレーザ光発光に
よる不要な画像の形成を確実に防止して、像担持体周辺
への汚損または異常画像の形成を阻止できる画像形成装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、入力される画像情報に基づいて変調される光ビーム
を回転多面体鏡により偏向走査して像担持体に結像し、
該結像された潜像を色別の現像剤により順次現像される
顕像を転写体に面順次で重ね転写してカラー画像を形成
する画像形成装置において、前記回転多面体鏡を回転駆
動する第1の駆動手段と、前記転写体を回転駆動する第
2の駆動手段と、回転駆動する前記転写体の所定位置を
検出して副走査方向の同期信号を出力する第1の検出手
段と、前記回転多面体鏡により偏向走査される前記光ビ
ームを検知して主走査方向の同期信号を出力する第2の
検出手段と、前記主および副走査方向の同期信号に基づ
いて前記画像情報に基づく画像書き出しタイミングを制
御する画像書込みタイミング制御手段と、前記主走査方
向の同期信号と副走査方向の同期信号との位相差量に基
づいて前記回転多面体鏡の回転速度が所定速度となるよ
うに前記第1の駆動手段の駆動を制御し、かつ前記所定
速度に収束したことを検出して画像書込み制御許可信号
を出力する駆動制御手段とを有し、前記画像書込みタイ
ミング制御手段は、前記駆動制御手段から前記画像書込
み制御許可信号が出力されるまで、前記光ビームの発光
を制限するものである。
【0008】本発明に係る第2の発明は、前記画像書込
みタイミング制御手段は、前記画像書込み制御許可信号
を受信するまで、前記主走査方向の同期信号の検出を休
止するものである。
【0009】本発明に係る第3の発明は、前記画像書込
みタイミング制御手段は、前記主走査方向の同期信号の
検出の休止に伴って所定のエラー処理も休止するもので
ある。
【0010】本発明に係る第4の発明は、入力される画
像情報に基づいて変調される光ビームを回転多面体鏡に
より偏向走査して像担持体に結像し、該結像された潜像
を色別の現像剤により順次現像される顕像を転写体に面
順次で重ね転写してカラー画像を形成する画像形成装置
において、前記回転多面体鏡を回転駆動する第1の駆動
手段と、前記転写体を回転駆動する第2の駆動手段と、
回転駆動する前記転写体の所定位置を検出して副走査方
向の同期信号を出力する第1の検出手段と、前記回転多
面体鏡により偏向走査される前記光ビームを検知して主
走査方向の同期信号を出力する第2の検出手段と、前記
主および副走査方向の同期信号に基づいて前記画像情報
に基づく画像書き出しタイミングを制御する画像書込み
タイミング制御手段と、前記主走査方向の同期信号と副
走査方向の同期信号との位相差量に基づいて前記回転多
面体鏡の回転速度が所定速度となるように前記第1の駆
動手段の駆動を制御し、かつ前記所定速度に収束したこ
とを検出して画像書込み制御許可信号を出力する駆動制
御手段と、前記駆動制御手段から前記画像書込み制御許
可信号が出力されるまでの第1の誤差時間を測定する第
1の測定手段と、前記第1の測定手段が測定した前記第
1の誤差時間を記憶する記憶手段とを有し、前記画像書
込みタイミング制御手段は、画像書込み時に、前記第1
の検出手段から出力される副走査方向の同期信号を受け
てから前記記憶手段に記憶された前記第1の誤差時間経
過するまで前記光ビームの発光を制限するものである。
【0011】本発明に係る第5の発明は、入力される画
像情報に基づいて変調される光ビームを回転多面体鏡に
より偏向走査して像担持体に結像し、該結像された潜像
を色別の現像剤により順次現像される顕像を転写体に面
順次で重ね転写してカラー画像を形成する画像形成装置
において、前記回転多面体鏡を回転駆動する第1の駆動
手段と、前記転写体を回転駆動する第2の駆動手段と、
回転駆動する前記転写体の所定位置を検出して副走査方
向の同期信号を出力する第1の検出手段と、前記回転多
面体鏡により偏向走査される前記光ビームを検知して主
走査方向の同期信号を出力する第2の検出手段と、前記
主および副走査方向の同期信号に基づいて前記画像情報
に基づく画像書き出しタイミングを制御する画像書込み
タイミング制御手段と、前記主走査方向の同期信号と副
走査方向の同期信号との位相差量に基づいて前記回転多
面体鏡の回転速度が所定速度となるように前記第1の駆
動手段の駆動を制御し、かつ前記所定速度に収束したこ
とを検出して画像書込み制御許可信号を出力する駆動制
御手段と、前記回転多面体鏡の回転速度制御時に、前記
第2の検出手段から出力される前記主走査方向の同期信
号の周期が所定周期に安定するまでの第2の誤差時間を
測定する第2の測定手段と、前記第2の測定手段が測定
した前記第2の誤差時間を記憶する記憶手段とを有し、
前記画像書込みタイミング制御手段は、画像書込み時
に、前記第1の検出手段から出力される副走査方向の同
期信号を受けてから前記記憶手段に記憶された前記第2
の誤差時間経過するまで前記光ビームの発光を制限する
ものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕以下、図面を参照して本発明の実施形
態を詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の第1実施形態を示す画像
形成装置の概略構成を説明する断面図である。
【0014】本例は、上部にデジタルカラー画像リーダ
部、下部にデジタルカラー画像プリンタ部を有する。リ
ーダ部Rにおいて、原稿30を原稿台ガラス31上に載
せ、露光ランプ32により露光走査することにより、原
稿30からの反射光像を、レンズ33によりフルカラー
センサ34に集光し、カラー色分解画像信号を得る。カ
ラー色分解画像信号は、(図示しない)増幅回路を経
て、(図示しない)ビデオ処理ユニットにて処理を施さ
れ、プリンタ部Pに送出される。
【0015】プリンタ部Pにおいて、像担持体である感
光ドラム1は矢印方向に回転自在に担持され、感光ドラ
ム1の周りに前露光ランプ11,コロナ帯電器2,レー
ザ露光光学系3,電位センサ12,色の異なる4個の現
像器4Y,4C,4M,4Bk,ドラム上光量検知手段
13,転写装置5,クリーニング器6を配置する。
【0016】レーザ露光光学系3において、リーダ部R
からの画像信号は、レーザ出力部(不図示)にて光信号
に変換され、変換されたレーザ光がポリゴンミラー3a
で反射され、レンズ3b及びミラー3cを通って、感光
ドラム1の面に投影される。
【0017】プリンタ部Pの画像形成時には、感光ドラ
ム1を矢印方向に回転させ、前露光ランプ11で除電し
た後の感光ドラム1を帯電器2により一様に帯電させ
て、各分解色ごとに光像Eを照射し、潜像を形成する。
【0018】次に、所定の現像器を動作させて、感光ド
ラム1上の潜像を現像し、感光ドラム1上に樹脂を基体
としたトナー画像を形成する。現像器は、偏心カム24
Y,24C,24M,24Bkの動作により、各分解色
に応じて択一的に感光ドラム1に近接するようにしてい
る。
【0019】さらに、感光ドラム1上のトナー画像を、
記録材カセット7より搬送系及び転写装置5を介して感
光ドラム1と対向した位置に供給された記録材に転写す
る。転写装置5は、本例では転写ドラム5a,転写帯電
器5b,記録材を静電吸着させるための給電帯電器5c
と対向する吸着ローラ5g,内側帯電器5d,外側帯電
器5eとを有し、回転駆動されるように支軸された転写
ドラム5aの周面開口域には誘電体からなる記録材担持
シート5fを円筒状に一体的に張設している。記録材担
持シート5fはポリカーボネートフィルム等の誘電体シ
ートを使用している。
【0020】ドラム状とされる転写装置5、つまり転写
ドラム5aを回転させるに従って感光ドラム1上のトナ
ー像は転写帯電器5bにより記録材担持シート5fに担
持された記録材上に転写する。
【0021】このように記録材担持シート5fに吸着搬
送される記録材には所望数の色画像が転写され、フルカ
ラー画像を形成する。
【0022】フルカラー画像形成の場合、このようにし
て4色のトナー像の転写を終了すると記録材を転写ドラ
ム5aから分離爪8a,分離押し上げコロ8b及び分離
帯電器5hの作用によって分離し、熱ローラ定着器9を
介してトレイ10に排紙する。他方、転写後感光ドラム
1は、表面の残留トナーをクリーニング器6で清掃した
後再度画像形成工程に供する。
【0023】記録材の両面に形成する場合には、定着器
9を排出後、すぐに搬送パス切替ガイド19を駆動し、
搬送縦パス20を経て、反転パス21aに一旦導いた
後、反転ローラ21bの逆転により、送り込まれた際の
後端を先頭にして送り込まれた方向と反対向きに退出さ
せ、中間トレイ22に収納する。その後、再び上述した
画像形成工程によってもう一方の面に画像を形成する。
【0024】また、転写ドラム5aの記録材担持シート
5f上の粉体の飛散付着,記録材上のオイルの付着等を
防止するために、ファーブラシ14と記録材担持シート
5fを介して該ブラシ14に対向するバックアップブラ
シ15や、オイル除去ローラ16と記録材担持シート5
fを介して該ローラ16に対向するバックアップブラシ
17の作用により清掃を行う。このような清掃は画像形
成前もしくは後に行い、また、ジャム(紙づまり)発生
時には随時行う。
【0025】また、本例においては、所望のタイミング
で偏心カム25を動作させ、転写ドラム5aと一体化し
ているカムフォロワ5iを作動させることにより、記録
材担持シート5fと感光ドラム1とのギャップを任意に
設定可能な構成としている。例えば、スタンバイ中また
は電源オフ時には、転写ドラム5aと感光ドラム1の間
隔を離す。
【0026】図2は、図1に示したカラー画像形成装置
の要部概略図であり、レーザ照射系を含む光により潜像
を形成し現象,転写する部分に対応する。以下、図3に
示すタイミングチャートおよび図4,図5に示すブロッ
ク図を参照して各部の動作について説明する。
【0027】図3は、図2に示す各信号の動作状態を説
明するタイミングチャートであり、図4は、図2に示し
たポリゴンモータ制御回路112の詳細構成を説明する
ブロック図である。
【0028】感光体101は図示しない帯電装置によ
り、表面が一様に帯電されレーザ発光源102により照
射されたレーザ光により感光体101が露光されて画像
情報に応じた静電潜像が形成される。前記レーザ光はポ
リゴンミラー103,f−θレンズ104を介して感光
体101上を走査する。感光体101の一端にはフォト
センサ105が配置され、ポリゴンミラー103の1面
毎に反射されるレーザ光により、走査開始の基準信号
(信号BD)を発生する。
【0029】従って、信号BDの周期はポリゴンミラー
103の回転周期で定めることができる。ポリゴンミラ
ー103は、ポリゴン駆動モータ111の回転軸に連結
され、ポリゴン駆動モータ111はそのポリゴンモータ
制御回路112によって駆動されている。
【0030】ポリゴンモータ制御回路112はPLL方
式のフィードバック制御を行うための基準クロック(C
LK)113を備え、ポリゴン駆動モータ111の回転
速度が所定の安定領域に達したときに、信号ready
を画像書き出しタイミング制御回路110へ出力する。
【0031】また、感光体101の周囲には転写ドラム
106及び、図示せぬ現像色毎の現像器が設けられ、現
像器で現像されたトナー像は転写ドラム106に保持さ
れた記録用紙107に転写位置で転写器108によって
転写される。転写ドラム106の端部には基準位置を示
すマークがあり、該マークの移動軌跡上の所定の基準位
置にはセンサ109aが配置されている。センサ109
aからの出力信号itopによって用紙の基準位置の通
過時刻がわかるようになっている。転写ドラム106
は、転写体駆動モータ114の回転軸に連結され、この
転写体駆動モータ114はその転写体駆動モータ制御回
路115によって駆動されている。転写体駆動モータ制
御回路115はPLL方式のフィードバックを行い、基
準クロック(CLK)116をもっている。
【0032】これらのセンサの出力、すなわち信号B
D、信号itopは画像書き出しタイミング制御回路1
10に入力され、以下に示すように誤差時間Te(カウ
ンタ110Aが計時する所定時間)で補正されたタイミ
ングで、同じく画像書き出しタイミング制御回路110
のレーザ駆動回路110Bに入力する画像信号をレーザ
変調光として感光体101へ照射する。
【0033】また、ポリゴンモータ制御回路112より
出力される信号readyによりレーザ駆動信号の出力
が制御される。即ち、図3に示されるように、ポリゴン
駆動モータ111が所定の回転数で回転している場合、
信号readyは「H」レベルの状態であり、この時レ
ーザ駆動信号は画像信号に応じて出力される。また、ポ
リゴン駆動モータ111が所定の回転数で回転していな
い場合、信号readyは「L」レベルとなり、この時
にレーザ駆動信号は出力されない。ポリゴン駆動モータ
111は、図4に示されるように駆動モータ111Aの
回転速度を検出するためのエンコーダ111Bを備え、
PLL駆動系のPLL制御回路112Cで制御される。
すなわち、基準クロックCLKを分周器112Aにより
適切な周波数に分周し、該周波数パルスを同期回路11
2Bにより信号itopに同期させて、さらにモータ1
11Aに備えられたエンコーダ111Bからのパルス信
号との偏差をなくすようにモータ111Aを駆動してい
る。
【0034】また、ポリゴン駆動モータ111及び転写
体駆動モータ114はパルスモータであるから、該パル
スモータに供給する駆動パルスの波形によりモータの回
転速度を自在に変化させることができる。
【0035】以下、図5を参照してレーザ駆動回路の動
作について説明する。
【0036】図5は、図2に示した画像書き出しタイミ
ング制御回路110の詳細構成を説明する図であり、
(a)は制御構成に対応し、(b)は、画像書き出しタ
イミング制御回路110中のレーザ駆動回路110Bの
一例を示し、(c)は、(b)に示すレーザ駆動回路1
10Bの駆動電流を説明する図であり、縦軸は発光強度
に対応し、横軸は順方向電流に対応する。
【0037】本実施形態におけるレーザ駆動回路110
Bは、図5の(b)に示すように構成され、半導体レー
ザLDにはトランジスタTr1と抵抗器R1系によるド
ライブ電流ID が印加され、かつトランジスタTr2と
抵抗器R2オペレータアンプAmp1,抵抗器R3,R
4系によるバイアス電流IB が印加される構成となって
いる。なお、トランジスタTr1のベース側にはアンド
ゲートANDを介して画像信号LDRと強制OFF信号
が印加される。
【0038】このように構成されたレーザ駆動回路11
0Bにおいて、半導体レーザLDに印加される電流値が
ドライブ電流ID とバイアス電流IB とが同時に印加さ
れる場合には、感光体に静電潜像を形成可能な発光強度
(図5の(c)のレーザ発光領域)のレーザ光が発射さ
れることとなる。
【0039】一方、半導体レーザLDに印加される電流
値がバイアス電流IB のみが印加される場合には、図5
の(c)のLED発光領域(感光体に照射されるレーザ
光では静電潜像を形成できる程度の電位変化が生じない
発光レベル領域)のみ発光となる。そして、本実施形態
では、上述した位相制御中には、図5の(a)に示した
レーザ102に対して、バイアス電流IB のみが印加さ
せ、感光体上に走査されるレーザでは現像されない程度
に点灯させている。従って、上記位相制御に伴って感光
体101上に意図しない潜像が形成されてしまうことは
ない。
【0040】以上により、ポリゴン駆動モータ111が
所定の回転数で回転している状態において、ポリゴンモ
ータ制御回路112に信号itopが入力され、その信
号itopとポリゴンモータ制御回路112の基準クロ
ック113との位相制御が開始され、カウンタ110A
により所定の値が計数された後、ポリゴン駆動モータ1
11の回転が変化している時はレーザ駆動信号が遮断さ
れ、レーザが点灯することがなく、感光体101上に意
図しない潜像が形成されてしまうことを確実に防止でき
る。
【0041】以下、本実施形態と第1〜第3の発明の各
手段との対応及びその作用について図2〜図5等を参照
しながら説明する。
【0042】第1,第2の発明は、入力される画像情報
に基づいて変調される光ビームを回転多面体鏡(ポリゴ
ンミラー103)により偏向走査して像担持体(感光体
101)に結像し、該結像された潜像を色別の現像剤に
より順次現像される顕像を転写体に面順次で重ね転写し
てカラー画像を形成する画像形成装置において、前記回
転多面体鏡を回転駆動する第1の駆動手段(ポリゴン駆
動モータ111)と、前記転写体を回転駆動する第2の
駆動手段(転写体駆動モータ114)と、回転駆動する
前記転写体の所定位置を検出して副走査方向の同期信号
(信号itop)を出力する第1の検出手段(センサ1
09a)と、前記回転多面体鏡により偏向走査される前
記光ビームを検知して主走査方向の同期信号(信号B
D)を出力する第2の検出手段(フォトセンサ105)
と、前記主および副走査方向の同期信号に基づいて前記
画像情報に基づく画像書き出しタイミングを制御する画
像書込みタイミング制御手段(画像書き出しタイミング
制御回路110)、前記主走査方向の同期信号と副走査
方向の同期信号との位相差量に基づいて前記回転多面体
鏡の回転速度が所定速度となるように前記第1の駆動手
段の駆動を制御し、かつ前記所定速度に収束したことを
検出して画像書込み制御許可信号(信号ready)を
出力する駆動制御手段(ポリゴンモータ制御回路11
2)とを有し、信号BDと信号itopとの位相差量に
基づいてポリゴンモータ制御回路112がポリゴンミラ
ー103の回転速度が所定速度となるようにポリゴン駆
動モータ111の駆動を制御する際に、前記所定速度に
収束したことを検出して信号readyを受信するまで
の間、前記画像書込みタイミング制御手段が前記光ビー
ムの発光を制限するので、回転多面体鏡の回転速度が所
定の速度に安定しないで変化している間は、常に、光ビ
ームの発光が制限されるので、画像書込みタイミング信
号となる主走査方向の同期信号検知が休止され、その期
間における異常画像となり得る潜像形成を阻止し、不要
な画像が現像されて像担持体周辺の汚損を防止できる。
【0043】第3の発明は、前記画像書込みタイミング
制御手段(画像書き出しタイミング制御回路110)
は、前記主走査方向の同期信号の検出の休止に伴って所
定のエラー処理(BD周期エラーに伴う装置動作の停止
処理,エラー表示処理等)も休止するので、回転多面体
鏡の回転速度が所定の速度に安定しないで変化している
間におけるエラー処理を誤って実行してしまう事態を確
実に回避することができる。
【0044】このように、ドラム回転によって発生する
ITOP(副走査同期信号)にポリゴンミラースキャナ
モータの回転位相を合わせるような制御を行う場合、所
定時間ポリゴンミラースキャナモータの回転速度が変化
する。言い換えれば、信号BDを検出するためにレーザ
を点灯させるタイミングにおける、ポリゴンミラーの角
度が、所定角度と異なる事態が発生する。このような場
合、ポリゴンミラーに反射したレーザ光はBD検出セン
サの位置より外れてしまうので、信号BDが所定の周期
で検出できないというエラー状態になるが、上記第3の
発明により、位相制御が開始(信号itopが入力)さ
れてから所定の時間内に発生するこのような状態を装置
エラーとしないことにより、不要なエラー処理の実行に
伴う処理負担や不具合の発生を確実に制限することがで
きる。
【0045】〔第2実施形態〕図6は、本発明の第2実
施形態を示す画像形成装置の要部構成を説明する図であ
り、レーザ照射により潜像を形成し現像,転写する部分
に対応する。以下、図7,図9に示す要部詳細ブロック
図および図8に示すタイミングチャートを参照して各部
の動作について説明する。
【0046】図6に示すように、感光体501は図示し
ない帯電装置により、表面が一様に帯電されレーザ発光
源502により照射されたレーザ光により感光体501
が露光されて画像情報に応じた静電潜像が形成される。
前記レーザ光はポリゴンミラー503,f−θレンズ5
04を介して感光体501上を走査する。感光体501
の一端にはフォトセンサ505が配置され、ポリゴンミ
ラー503の1面毎に反射されるレーザ光により、走査
開始の基準信号(信号BD)を発生する。
【0047】従って、信号BDの周期はポリゴンミラー
503の回転周期で定めることができる。ポリゴンミラ
ー503は、ポリゴン駆動モータ511の回転軸に連結
され、ポリゴン駆動モータ511はそのポリゴンモータ
制御回路512によって駆動されている。ポリゴンモー
タ制御回路512はPLL方式のフィードバック制御を
行い、基準クロック513を備えポリゴン駆動モータ5
11の回転速度が所定の安定領域に達したときに、信号
readyを画像書き出しタイミング制御回路510へ
出力する。
【0048】また、感光体501の周囲には転写ドラム
506及び、図示せぬ現像色毎の現像器が設けられ、現
像器で現像されたトナー像は転写ドラム506に保持さ
れた記録用紙507に転写位置で転写器508によって
転写される。転写ドラム506の端部には基準位置を示
すマークがあり、該マークの移動軌跡上の所定の基準位
置にはセンサ509aが配置されている。センサ509
aからの出力信号itopによって用紙の基準位置の通
過時刻がわかるようになっている。転写ドラム506
は、転写体駆動モータ514の回転軸に連結され、この
転写体駆動モータ514はその転写体駆動モード制御回
路515によって駆動されている。転写体駆動モータ制
御回路515はPLL方式のフィードバック制御を行
い、基準クロック516をもっている。
【0049】これらのセンサの出力、すなわち信号B
D,信号itopは画像書き出しタイミング制御回路5
10に入力され、カウンタ510A(後述する)により
所定の値が計数された後、同じく画像書き出しタイミン
グ制御回路510に入力する画像信号をレーザ変調光と
して感光体501へ照射する。
【0050】ポリゴン駆動モータ511は、図7に示さ
れるように駆動モータ511Aの回転速度を検出するた
めのエンコーダ511Bを備え、PLL駆動系のPLL
制御回路512Cで制御される。すなわち、分周器51
2Aが基準クロックを適切な周波数に分周し、該周波数
パルスを同期回路512Bが信号itopと同期させ
て、さらにモータ511Aに備えられたエンコーダ51
1Bからのパルス信号との偏差をなくすようにモータ5
11Aを駆動している。
【0051】また、ポリゴン駆動モータ511及び転写
体駆動モータ514はパルスモータであるから図3に示
されるようにパルスモータに供給する駆動パルスの波形
によりモータの回転速度を自在に変化させることができ
る。
【0052】図6に示したポリゴンモータ制御回路51
2には収束時間測定回路517が接続されている。この
回路はポリゴンモータ制御回路512が信号itopと
基準クロックCLKとの同期制御中のポリゴン駆動モー
タ511の回転の乱れが収束するまでの時間を測定し、
該測定した収束時間を記憶しレーザ光を制御するもので
ある。
【0053】次に、図6に示した収束時間測定回路51
7の構成および動作について図7を参照して説明する。
【0054】図7は、図6に示したカラー画像形成装置
の要部詳細制御構成を説明するブロック図であり、図6
と同一のものには同一の符号を付してある。以下、構成
および動作について説明する。
【0055】図示しない装置操作部より収束時間測定モ
ードが選択されると、スイッチSW1はb側の接点に切
り替わり、スイッチSW2はオープンになる。このとき
ポリゴンモータ511Aは所定の回転数で回転してい
る。さらに装置操作部より測定開始の信号startが
擬似itop発生回路515Aに入力される。このと
き、擬似itop発生回路515Aより信号itopと
同等の擬似信号itop′が発生し、ポリゴンモータ制
御回路512の同期回路512Bに入力される。このと
き、同期回路512Bにて分周器512Aの出力と擬似
信号itop′とで所定の同期合わせの制御が行われ
る。この瞬間から、ポリゴンモータ511Aの回転速度
が乱れPLL制御回路512Cより出力される信号re
adyが図3に示すように、「H」レベルから「L」レ
ベルへ変化する。カウンタ515Bはこの信号read
yの変化に応じて、所定のクロックレートでカウント動
作を開始する。
【0056】やがて、ポリゴンモータ511Aの回転速
度が安定すると信号readyが「L」レベルから
「H」レベルへ変化する。この信号readyの変化を
受けてカウンタ515Bは停止し、カウント値に所定の
値を加算してレーザオフ時間データとして記憶回路51
5Cに格納される。
【0057】以上の動作にて測定が終了すると、スイッ
チSW1は接点aに切り替わり、スイッチSW2の接点
は閉じ、このモードは終了する。
【0058】次に、実際のコピー動作時の動作について
図8に示すタイミングチャートを参照して説明する。
【0059】図8は、図6に示した画像書き出しタイミ
ング制御回路510の要部構成を説明するブロック図で
あり、図6と同一のものには同一の符号を付してある。
【0060】図において、510Aはカウンタで、入力
される信号BDと信号itopとのカウントにより、レ
ーザ駆動回路510Bに対する画像書き出しタイミング
(カウンタ510Aにより所定の値が計数された後、)
を決定している。
【0061】図9は、図8に示したレーザ駆動回路51
0Bの動作を説明するタイミングチャートである。
【0062】コピー動作が開始されると、一定の周期で
信号itopがポリゴンモータ制御回路512と記憶回
路515Cに入力される。このとき記憶回路515Cは
信号itopに同期して、レーザオフ信号をレーザオフ
時間データに応じた期間、「L」レベルの状態にする。
【0063】このとき以外レーザオフ信号は、図8に示
すように、「H」レベルの状態になっている。レーザオ
フ信号LOFFは図8に示すように画像書き出しタイミ
ング制御回路510のレーザ駆動回路510Bに入力さ
れて、レーザオフ信号が「L」の状態においては、図8
に示すようにレーザ駆動信号を遮断し、レーザ発光源5
02を点灯させないように制御する。
【0064】以上により、ポリゴン駆動モータ511が
所定の回転数で回転している状態において、ポリゴンモ
ータ制御回路512に信号itopが入力され、その信
号itopとポリゴンモータ制御回路512の基準クロ
ックとの位相制御が開始され、所定の時間ポリゴン駆動
モータ511の回転が変化している時はレーザ駆動信号
が遮断され、レーザ発光源502が点灯することがな
く、感光体501上に意図しない潜像が形成されてしま
うことを確実に防止できる。
【0065】以下、本実施形態と第4の発明の各手段と
の対応及びその作用について図6〜図9等を参照しなが
ら説明する。
【0066】第4の発明は、入力される画像情報に基づ
いて変調される光ビームを回転多面体鏡(ポリゴンミラ
ー503)により偏向走査して像担持体(感光体50
1)に結像し、該結像された潜像を色別の現像剤により
順次現像される顕像を転写体に面順次で重ね転写してカ
ラー画像を形成する画像形成装置において、前記回転多
面体鏡を回転駆動する第1の駆動手段(ポリゴン駆動モ
ータ511)と、前記転写体を回転駆動する第2の駆動
手段(転写体駆動モータ制御回路515)と、回転駆動
する前記転写体の所定位置を検出して副走査方向の同期
信号を出力する第1の検出手段(センサ509a)と、
前記回転多面体鏡により偏向走査される前記光ビームを
検知して主走査方向の同期信号を出力する第2の検出手
段(フォトセンサ505)と、前記主および副走査方向
の同期信号に基づいて前記画像情報に基づく画像書き出
しタイミングを制御する画像書込みタイミング制御手段
(画像書き出しタイミング制御回路510)と、前記主
走査方向の同期信号と副走査方向の同期信号との位相差
量に基づいて前記回転多面体鏡の回転速度が所定速度と
なるように前記第1の駆動手段の駆動を制御し、かつ前
記所定速度に収束したことを検出して画像書込み制御許
可信号を出力する駆動制御手段(ポリゴンモータ制御回
路512)と、前記駆動制御手段から前記画像書込み制
御許可信号が出力されるまでの第1の誤差時間を測定す
る第1の測定手段(収束時間測定回路517)と、前記
第1の測定手段が測定した前記第1の誤差時間を記憶す
る記憶手段と(収束時間測定回路517内の記憶回路5
15C)を有し、信号BDと信号itopとの位相差量
に基づいてポリゴンミラー503の回転速度が所定速度
となるようにポリゴン駆動モータ511の駆動を制御
し、かつ前記所定速度に収束したことを検出して画像書
込み制御許可信号をポリゴンモータ制御回路512から
受信するまでの第1の誤差時間を収束時間測定回路51
7内のカウンタ515Bが測定し、該測定した前記第1
の誤差時間を記憶回路515Cに記憶しておき、画像書
込み時に、画像書き出しタイミング制御回路510が信
号itopを受けてから前記記憶回路515Cに記憶さ
れた前記第1の誤差時間経過するまで前記光ビームの発
光を制限するので、画像書込み時において、主走査方向
の同期信号と副走査方向の同期信号との位相差量に基づ
いて前記回転多面体鏡の回転速度が所定速度となるよう
に前記第1の駆動手段の駆動を制御する際に、光ビーム
の発光を制限する時間を一義的に決定しながら、該第1
の誤差時間が経過するまでは、常に、光ビームの発光が
制限されるので、画像書込みタイミング信号となる主走
査方向の同期信号検知が休止され、その期間における異
常画像となり得る潜像形成を阻止し、不要な画像が現像
されて像担持体周辺の汚損を防止できる。
【0067】〔第3実施形態〕図10は、本発明の第3
実施形態を示す画像形成装置の構成を説明する図であ
り、レーザ照射により潜像を形成し現像,転写する部分
に対応する。以下、構成および動作について説明する。
【0068】感光体901は図示しない帯電装置によ
り、表面が一様に帯電されレーザ発光源902により照
射されたレーザ光により感光体901が露光されて画像
情報に応じた静電潜像が形成される。
【0069】前記レーザ光はポリゴンミラー903,f
−θレンズ904を介して感光体901上を走査する。
感光体901の一端にはフォトセンサ905が配置さ
れ、ポリゴンミラー903の1面毎に反射されるレーザ
光により、走査開始の基準信号(信号BD)を発生す
る。
【0070】従って、信号BDの周期はポリゴンミラー
903の回転周期で定めることができる。ポリゴンミラ
ー903は、ポリゴン駆動モータ911の回転軸に連結
され、ポリゴン駆動モータ911はポリゴンモータ制御
回路912によって駆動されている。ポリゴンモータ制
御回路912はPLL方式のフィードバック制御を行
い、基準クロック913を備えている。ポリゴンモータ
制御回路912は、ポリゴン駆動モータ911の回転速
度が所定の安定領域に達した時に、信号readyを画
像書き出しタイミング制御回路910へ出力する。
【0071】また、感光体901の周囲には転写ドラム
906及び、図示せぬ現像色毎の現像器が設けられ、現
像器で現像されたトナー像は転写ドラム906に保持さ
れた記録用紙907に転写位置で転写器908によって
転写される。転写ドラム906の端部には基準位置を示
すマークがあり、該マークの移動軌跡上の所定の基準位
置にはセンサ909aが配置されている。
【0072】センサ909aからの出力信号itopに
よって用紙の基準位置の通過時刻がわかるようになって
いる。転写ドラム906は転写体駆動モータ914の回
転軸に連結され、この転写体駆動モータ914はその転
写体駆動モータ制御回路915によって駆動されてい
る。転写体駆動モータ制御回路915はPLL方式のフ
ィードバック制御を行い、基準クロック916を備えて
いる。
【0073】これらのセンサの出力、すなわち信号B
D,信号itopは画像書き出しタイミング制御回路9
10に入力され、カウンタにより所定の値が計数された
後、同じく画像書き出しタイミング制御回路910に入
力する画像信号をレーザ変調光として感光体901へ照
射する。
【0074】ポリゴン駆動モータ911は、内部に駆動
モータの回転速度を検出するためのエンコーダ(図4に
示されるエンコーダと同等)を備え、PLL駆動系の制
御回路(ポリゴンモータ制御回路912)で制御され
る。すなわち、基準クロックを適切な周波数に分周し、
該周波数パルスを信号itopと同期させて、さらにポ
リゴン駆動モータ911に備えられたエンコーダからの
パルス信号との偏差をなくすようにポリゴン駆動モータ
911を駆動している。
【0075】また、ポリゴン駆動モータ911及び転写
体駆動モータ914はパルスモータであるから図5に示
されるようにパルスモータに供給する駆動パルスの波形
によりモータの回転速度を自在に変化させることができ
る。
【0076】図10に示したポリゴンモータ制御回路9
12には収束時間測定回路920が接続されている。こ
の収束時間測定回路920はポリゴンモータ制御回路9
12が信号itopと基準クロックCLKとの同期制御
中のポリゴン駆動モータ911の回転の乱れが収束する
までの時間を信号BDに基づいて測定し、該測定した収
束時間を記憶しレーザ光の発光状態を制御するものであ
る。
【0077】次に、図11を参照して収束時間測定回路
920の構成および動作について説明する。
【0078】図11は、図10に示した収束時間測定回
路920の詳細構成を説明するためのブロック図であ
り、図10と同一のものには同一の符号を付してある。
【0079】図示しない装置操作部より収束時間測定モ
ードが選択されると、信号startが発生し記憶回路
920Eに入力される。このとき記憶回路920Eの内
容はリセットされ、新たなデータの書き込みが可能とな
る。さらにレーザは所定の発光強度で点灯し続ける。
【0080】次に、転写ドラム906が所定の速度で回
転し、それにより信号itopがラインカウンタ920
Aに入力される。このときラインカウンタ920Aはカ
ウント値がリセットされて、そこから入力される信号B
Dの数のカウントを始める。信号BDはさらに周期カウ
ンタ920Bにも入力されて所定のクロックレートにて
信号BDの周期が測定され、測定値が出力される。BD
周期測定値は基準データ発生器920Dに格納された、
あらかじめ決められたBD周期に相当するデータと比較
器920Cにて比較される。この比較器920CではB
D周期測定値が基準データに対して所定の範囲内であれ
ば比較信号をラインカウンタ920Aへ出力する。比較
信号を受信したラインカウンタ920Aはカウント動作
を停止し、カウント値を記憶回路920Eへ格納する。
【0081】すなわち、信号itopとポリゴン駆動モ
ータ911のクロックを同期合わせ制御することによる
ポリゴン駆動モータ911の回転速度の乱れはBD周期
の変化に反映される。ポリゴン駆動モータ911の回転
速度が安定する時間をBD周期を測定することにより検
出し、それをラインカウンタ920Aのカウント値とし
て記憶回路920Eに格納する。
【0082】実際のコピー動作時には、信号itopに
同期して記憶回路920Eに格納されたカウント値を読
み出し、レーザ制御信号発生部920Fにて、カウンタ
値に応じた時間レーザ出力を遮断するレーザオフ信号L
OFFが生成される。レーザオフ信号LOFFは図9に
示すように画像書き出しタイミング制御回路910に入
力されて、レーザオフ信号がLの状態においては、図8
に示すタイミングでレーザ駆動信号を遮断しレーザを点
灯させないように制御する。
【0083】以上により、ポリゴン駆動モータ911が
所定の回転数で回転している状態において、ポリゴンモ
ータ制御回路912に信号itopが入力され、その信
号itopとポリゴンモータ制御回路912の基準クロ
ックとの位相制御が開始され、所定の時間(記憶回路9
20Eに記憶される時間が経過するまで)ポリゴン駆動
モータ911の回転が変化している時はレーザ駆動信号
が遮断され、レーザ発光源902が点灯することがな
く、感光体901上に意図しない潜像が形成されてしま
うことを確実に防止できる。
【0084】以下、本実施形態と第5の発明の各手段と
の対応及びその作用について図10,図11等を参照し
ながら説明する。
【0085】第5の発明は、入力される画像情報に基づ
いて変調される光ビームを回転多面体鏡(ポリゴンミラ
ー903)により偏向走査して像担持体(感光体90
1)に結像し、該結像された潜像を色別の現像剤により
順次現像される顕像を転写体(転写ドラム906)に面
順次で重ね転写してカラー画像を形成する画像形成装置
において、前記回転多面体鏡を回転駆動する第1の駆動
手段(ポリゴン駆動モータ911)と、前記転写体を回
転駆動する第2の駆動手段(転写体駆動モータ914)
と、回転駆動する前記転写体の所定位置を検出して副走
査方向の同期信号(信号itop)を出力する第1の検
出手段(センサ909a)と、前記回転多面体鏡により
偏向走査される前記光ビームを検出して主走査方向の同
期信号(信号BD)を出力する第2の検出手段(フォト
センサ905)と、前記主および副走査方向の同期信号
に基づいて前記画像情報に基づく画像書き出しタイミン
グを制御する画像書込みタイミング制御手段(画像書き
出しタイミング制御回路910)と、前記主走査方向の
同期信号と副走査方向の同期信号との位相差量に基づい
て前記回転多面体鏡の回転速度が所定速度となるように
前記第1の駆動手段の駆動を制御し、かつ前記所定速度
に収束したことを検出して画像書込み制御許可信号を出
力する駆動制御手段(ポリゴンモータ制御回路912)
と、前記回転多面体鏡の回転速度制御時に、主走査方向
の信号の周期が所定周期に安定するまでの第2の誤差時
間を測定する第2の測定手段(収束時間測定回路92
0)と、前記第2の測定手段が測定した前記第2の誤差
時間を記憶する記憶手段(収束時間測定回路920内の
記憶回路920E)とを有し、信号BDと信号itop
との位相差量に基づいてポリゴンモータ制御回路912
がポリゴンミラー903の回転速度が所定速度となるよ
うにポリゴン駆動モータ911の駆動を制御する時に、
フォトセンサ905から出力される信号BDの周期が所
定周期に安定するまでの第2の誤差時間を収束時間測定
回路920が測定し、該測定した前記第2の誤差時間を
記憶回路920Eに記憶しておき、画像書込み時に、画
像書き出しタイミング制御回路910が信号itopを
受けてから記憶回路920Eに記憶された前記第2の誤
差時間経過するまで前記光ビームの発光を制限するの
で、画像書込み時において、主走査方向の同期信号と副
走査方向の同期信号との位相差量に基づいて前記回転多
面体鏡の回転速度が所定速度となるように前記第1の駆
動手段の駆動を制御する際に、光ビームの発光を制限す
る時間を一義的に決定しながら、主走査方向の同期信号
で計時された第2の誤差時間が経過するまでは、常に、
光ビームの発光が制限されるので、画像書込みタイミン
グ信号となる主走査方向の同期信号検知が休止され、そ
の期間における異常画像となり得る潜像形成を阻止し、
不要な画像が現像されて像担持体周辺の汚損を防止でき
る。
【0086】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0087】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0088】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0089】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0090】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0091】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0092】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第
1,第2の発明によれば、第1または第2の検出手段の
出力である前記主走査方向の同期信号と副走査方向の同
期信号との位相差量に基づいて駆動制御手段が前記回転
多面体鏡の回転速度が所定速度となるように前記第1の
駆動手段の駆動を制御する際に、前記所定速度に収束し
たことを検出して画像書込み制御許可信号を受信するま
での間、前記画像書込みタイミング制御手段が前記光ビ
ームの発光を制限するので、回転多面体鏡の回転速度が
所定の速度に安定しないで変化している間は、常に、光
ビームの発光が制限されるので、画像書込みタイミング
信号となる主走査方向の同期信号検知が休止され、その
期間における異常画像となり得る潜像形成を阻止し、不
要な画像が現像されて像担持体周辺の汚損を防止でき
る。
【0094】第3の発明によれば、前記画像書込みタイ
ミング制御手段は、前記主走査方向の同期信号の検出の
休止に伴って所定のエラー処理も休止するので、回転多
面体鏡の回転速度が所定の速度に安定しないで変化して
いる間におけるエラー処理を誤って実行してしまう事態
を確実に回避することができる。
【0095】第4の発明によれば、第1または第2の検
出手段の出力である前記主走査方向の同期信号と副走査
方向の同期信号との位相差量に基づいて駆動制御手段が
前記回転多面体鏡の回転速度が所定速度となるように前
記第1の駆動手段の駆動を制御する際に、前記所定速度
に収束したことを検出して画像書込み制御許可信号を受
信するまでの間、前記画像書込みタイミング制御手段が
前記光ビームの発光を制限するので、前記主走査方向の
同期信号と副走査方向の同期信号との位相差量に基づい
て前記回転多面体鏡の回転速度が所定速度となるように
前記第1の駆動手段の駆動を制御し、かつ前記所定速度
に収束したことを検出して画像書込み制御許可信号を駆
動制御手段から受信するまでの第1の誤差時間を第1の
測定手段が測定し、該測定した前記第1の誤差時間を記
憶手段に記憶しておき、画像書込み時に、前記画像書込
みタイミング制御手段が前記第1の検出手段から出力さ
れる副走査方向の同期信号を受けてから前記記憶手段に
記憶された前記第1の誤差時間経過するまで前記光ビー
ムの発光を制限するので、画像書込み時において、主走
査方向の同期信号と副走査方向の同期信号との位相差量
に基づいて前記回転多面体鏡の回転速度が所定速度とな
るように前記第1の駆動手段の駆動を制御する際に、光
ビームの発光を制限する時間を一義的に決定しながら、
該第1の誤差時間が経過するまでは、常に、光ビームの
発光が制限されるので、画像書込みタイミング信号とな
る主走査方向の同期信号検知が休止され、その期間にお
ける異常画像となり得る潜像形成を阻止し、不要な画像
が現像されて像担持体周辺の汚損を防止できる。
【0096】第5の発明によれば、第1または第2の検
出手段の出力である前記主走査方向の同期信号と副走査
方向の同期信号との位相差量に基づいて駆動制御手段が
前記回転多面体鏡の回転速度が所定速度となるように前
記第1の駆動手段の駆動を制御する前記回転多面体鏡の
回転速度制御時に、前記第2の検出手段から出力される
前記主走査方向の同期信号の周期が所定周期に安定する
までの第2の誤差時間を第2の測定手段が測定し、該測
定した前記第2の誤差時間を記憶手段に記憶しておき、
画像書込み時に、前記画像書込みタイミング制御手段が
前記第1の検出手段から出力される副走査方向の同期信
号を受けてから前記記憶手段に記憶された前記第2の誤
差時間経過するまで前記光ビームの発光を制限するの
で、画像書込み時において、主走査方向の同期信号と副
走査方向の同期信号との位相差量に基づいて前記回転多
面体鏡の回転速度が所定速度となるように前記第1の駆
動手段の駆動を制御する際に、光ビームの発光を制限す
る時間を一義的に決定しながら、主走査方向の同期信号
で計時された第2の誤差時間が経過するまでは、常に、
光ビームの発光が制限されるので、画像書込みタイミン
グ信号となる主走査方向の同期信号検知が休止され、そ
の期間における異常画像となり得る潜像形成を阻止し、
不要な画像が現像されて像担持体周辺の汚損を防止でき
る。
【0097】従って、画像書込み位置合わせ制御のため
のレーザ光発光による不要な画像の形成を確実に防止し
て、像担持体周辺への汚損または異常画像の形成を阻止
できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像形成装置の概
略構成を説明する断面図である。
【図2】図1に示したカラー画像形成装置の要部概略図
である。
【図3】図2に示す各信号の動作状態を説明するタイミ
ングチャートである。
【図4】図2に示したポリゴンモータ制御回路の詳細構
成を説明するブロック図である。
【図5】図2に示した画像書き出しタイミング制御回路
の詳細構成を説明するブロック図である。
【図6】本発明の第2実施形態を示す画像形成装置の要
部構成を説明する図である。
【図7】図6に示したカラー画像形成装置の要部詳細制
御構成を説明するブロック図である。
【図8】図6に示した画像書き出しタイミング制御回路
の要部構成を説明するブロック図である。
【図9】図8に示したレーザ駆動回路の動作を説明する
タイミングチャートである。
【図10】本発明の第3実施形態を示す画像形成装置の
構成を説明する図である。
【図11】図10に示した収束時間測定回路の詳細構成
を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
101 感光体 102 レーザ発光源 106 転写ドラム 110 画像書き出しタイミング制御回路 111 ポリゴン駆動モータ 112 ポリゴンモータ制御回路 114 転写体駆動モータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される画像情報に基づいて変調され
    る光ビームを回転多面体鏡により偏向走査して像担持体
    に結像し、該結像された潜像を色別の現像剤により順次
    現像される顕像を転写体に面順次で重ね転写してカラー
    画像を形成する画像形成装置において、 前記回転多面体鏡を回転駆動する第1の駆動手段と、 前記転写体を回転駆動する第2の駆動手段と、 回転駆動する前記転写体の所定位置を検出して副走査方
    向の同期信号を出力する第1の検出手段と、 前記回転多面体鏡により偏向走査される前記光ビームを
    検知して主走査方向の同期信号を出力する第2の検出手
    段と、 前記主および副走査方向の同期信号に基づいて前記画像
    情報に基づく画像書き出しタイミングを制御する画像書
    込みタイミング制御手段と、 前記主走査方向の同期信号と副走査方向の同期信号との
    位相差量に基づいて前記回転多面体鏡の回転速度が所定
    速度となるように前記第1の駆動手段の駆動を制御し、
    かつ前記所定速度に収束したことを検出して画像書込み
    制御許可信号を出力する駆動制御手段とを有し、 前記画像書込みタイミング制御手段は、前記駆動制御手
    段から前記画像書込み制御許可信号が出力されるまで、
    前記光ビームの発光を制限することを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像書込みタイミング制御手段は、
    前記画像書込み制御許可信号を受信するまで、前記主走
    査方向の同期信号の検出を休止することを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像書込みタイミング制御手段は、
    前記主走査方向の同期信号の検出の休止に伴って所定の
    エラー処理も休止することを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 入力される画像情報に基づいて変調され
    る光ビームを回転多面体鏡により偏向走査して像担持体
    に結像し、該結像された潜像を色別の現像剤により順次
    現像される顕像を転写体に面順次で重ね転写してカラー
    画像を形成する画像形成装置において、 前記回転多面体鏡を回転駆動する第1の駆動手段と、 前記転写体を回転駆動する第2の駆動手段と、 回転駆動する前記転写体の所定位置を検出して副走査方
    向の同期信号を出力する第1の検出手段と、 前記回転多面体鏡により偏向走査される前記光ビームを
    検知して主走査方向の同期信号を出力する第2の検出手
    段と、 前記主および副走査方向の同期信号に基づいて前記画像
    情報に基づく画像書き出しタイミングを制御する画像書
    込みタイミング制御手段と、 前記主走査方向の同期信号と副走査方向の同期信号との
    位相差量に基づいて前記回転多面体鏡の回転速度が所定
    速度となるように前記第1の駆動手段の駆動を制御し、
    かつ前記所定速度に収束したことを検出して画像書込み
    制御許可信号を出力する駆動制御手段と、 前記駆動制御手段から前記画像書込み制御許可信号が出
    力されるまでの第1の誤差時間を測定する第1の測定手
    段と、 前記第1の測定手段が測定した前記第1の誤差時間を記
    憶する記憶手段とを有し、 前記画像書込みタイミング制御手段は、画像書込み時
    に、前記第1の検出手段から出力される副走査方向の同
    期信号を受けてから前記記憶手段に記憶された前記第1
    の誤差時間経過するまで前記光ビームの発光を制限する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 入力される画像情報に基づいて変調され
    る光ビームを回転多面体鏡により偏向走査して像担持体
    に結像し、該結像された潜像を色別の現像剤により順次
    現像される顕像を転写体に面順次で重ね転写してカラー
    画像を形成する画像形成装置において、 前記回転多面体鏡を回転駆動する第1の駆動手段と、 前記転写体を回転駆動する第2の駆動手段と、 回転駆動する前記転写体の所定位置を検出して副走査方
    向の同期信号を出力する第1の検出手段と、 前記回転多面体鏡により偏向走査される前記光ビームを
    検知して主走査方向の同期信号を出力する第2の検出手
    段と、 前記主および副走査方向の同期信号に基づいて前記画像
    情報に基づく画像書き出しタイミングを制御する画像書
    込みタイミング制御手段と、 前記主走査方向の同期信号と副走査方向の同期信号との
    位相差量に基づいて前記回転多面体鏡の回転速度が所定
    速度となるように前記第1の駆動手段の駆動を制御し、
    かつ前記所定速度に収束したことを検出して画像書込み
    制御許可信号を出力する駆動制御手段と、 前記回転多面体鏡の回転速度制御時に、前記第2の検出
    手段から出力される前記主走査方向の同期信号の周期が
    所定周期に安定するまでの第2の誤差時間を測定する第
    2の測定手段と、 前記第2の測定手段が測定した前記第2の誤差時間を記
    憶する記憶手段とを有し、 前記画像書込みタイミング制御手段は、画像書込み時
    に、前記第1の検出手段から出力される副走査方向の同
    期信号を受けてから前記記憶手段に記憶された前記第2
    の誤差時間経過するまで前記光ビームの発光を制限する
    ことを特徴とする画像形成装置。
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