JPH1195636A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1195636A
JPH1195636A JP9255271A JP25527197A JPH1195636A JP H1195636 A JPH1195636 A JP H1195636A JP 9255271 A JP9255271 A JP 9255271A JP 25527197 A JP25527197 A JP 25527197A JP H1195636 A JPH1195636 A JP H1195636A
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JP
Japan
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control circuit
signal
image forming
forming apparatus
polygon mirror
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JP9255271A
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Tsunao Honpo
本保  綱男
Nobuyuki Watabe
信之 渡部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキャナモータの回転速度が短時間で安定
し、定常状態で安定した回転速度が維持できる画像形成
装置を提供する。 【解決手段】 クロック信号CLKを分周器201で分
周した入力信号を、メインモータの回転位相を示すIT
OP信号により同期化し、PLL制御部203へ入力す
る。この同期化の際、入力信号の位相が変動し、ポリゴ
ンミラー駆動パルスモータ111の回転速度が変動す
る。そこで選択信号によりスイッチSW1をオフしてP
LL制御回路の応答性を高めて、回転速度を短時間に安
定化し、定常状態になるとスイッチSW1をオンして応
答性を低めて安定性を維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特にそのスキャナモータの回転制御に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式での画像形成装置に
おいては、感光体上にレーザ光を走査させ、画素ごとに
レーザ光の強度や、点灯時間を入力信号の値に応じて変
調させて感光体上に静電潜像を形成する。この感光体上
の静電潜像は現像器により現像され記録媒体に転写,定
着、もしくは現像を一旦中間転写体に転写した後、記録
媒体に転写,定着される電子写真プロセスを経て最終出
力画像となる。
【0003】従来、レーザ光を走査するスキャナモータ
と、感光体や転写体を駆動するメインモータは互いに非
同期に動作していたが、複数色のトナーを重ねてカラー
画像を形成するカラープリンタの場合、前述のように構
成しているので、各色の画像形成位置を一致させること
ができず、色ずれという異常画像が生じる場合があっ
た。この解決手段の一例として、転写体の回転に同期し
て発生する回転制御信号を検出後、その検出のタイミン
グを基準にしてスキャナモータの回転位相を制御してレ
ーザ走査のタイミングを制御する方式等が提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、回転位相制
御開始直後はスキャナモータの回転速度が変動し、再び
所定の回転速度に戻るまである程度の時間が必要であ
る。このように、回転が不安定な状態から安定するまで
の時間を以下収束時間という。この収束時間を短縮する
ためには、スキャナモータの制御回路であるPLL(位
相同期ループ)制御回路の応答性を改善すれば良いが、
回転速度変動時のみに注目して、PLL制御回路の応答
性を設定すると、スキャナモータが所定の回転速度で回
転している定常状態においては、僅かな外乱にも反応す
る不安定な制御系になってしまう不具合があった。
【0005】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、スキャナモータの回転速度が短時間で安定
し、定常状態で安定した回転速度が維持できる画像形成
装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、画像形成装置を次の(1)〜(6)の
とおりに構成する。
【0007】(1)スキャナモータを駆動するPLL制
御回路と、このPLL制御回路の動作状態に応じてPL
L制御回路の応答特性を変更する応答特性変更手段とを
備えた画像形成装置。
【0008】(2)応答特性変更手段は、PLL制御回
路の入力信号とスキャナモータからのフィードバック信
号との位相差が所定値より大きいとき定常時の応答特性
を変更するものである前記(1)記載の画像形成装置。
【0009】(3)応答特性変更手段は、PLL制御回
路の入力信号が外部信号により同期化された時から所定
の時間だけ定常時の応答特性を変更するものである前記
(1)記載の画像形成装置。
【0010】(4)PLL制御回路の入力信号は、クロ
ック信号を感光体,転写体等を駆動するメインモータの
回転に同期化したものである前記(1)〜(3)のいず
れかに記載の画像形成装置。
【0011】(5)レーザ光をポリゴンミラーを介して
感光体上に照射して潜像を形成し、この潜像を現像し転
写体に転写する画像形成装置であって、前記ポリゴンミ
ラーの回転と前記感光体,転写体の回転の位相を合わせ
る手段と、この手段による位相合わせ制御中に、前記ポ
リゴンミラーの回転を制御するPLL制御回路の定数を
変更する手段とを有する制御回路を備えた画像形成装
置。
【0012】(6)レーザ光をポリゴンミラーを介して
感光体上に照射して潜像を形成し、この潜像を現像し転
写体に転写する画像形成装置であって、前記ポリゴンミ
ラーの回転と前記感光体,転写体の回転の位相を合わせ
る手段と、この手段による位相合わせ制御中に、前記ポ
リゴンミラーの回転を制御するPLL制御回路のフィル
タの次数を変更する手段とを有する制御回路を備えた画
像形成装置。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態をカラー
複写機の実施例により詳しく説明する。本発明は、複写
機に限らず、プリンタ,ファクシミリ等の適宜の画像形
成装置で実施することができる。
【0014】
【実施例】
(実施例1)図3に実施例1である“カラー複写機”の
概略断面を示す。
【0015】本実施例は、上部にデジタルカラー画像リ
ーダ部、下部にデジタルカラー画像プリンタ部を有す
る。リーダ部において、原稿30を原稿台ガラス31上
に載せ、露光ランプ32により露光走査することによ
り、原稿30からの反射光像を、レンズ33によりフル
カラーセンサ34に集光し、カラー色分解画像信号を得
る。カラー色分解画像信号は、不図示の増幅回路を経
て、不図示のビデオ処理ユニットにて処理を施され、プ
リンタ部に送出される。
【0016】プリンタ部において、像担持体である感光
ドラム(感光体)1は矢印方向に回転自在に担持され、
感光ドラム1の周りに前露光ランプ11、コロナ帯電器
2、レーザ露光光学系3、電位センサ12、色の異なる
4個の現像器4y,4c,4m,4Bk、ドラム上光量
検知手段13、転写装置5、クリーニング器6を配置す
る。
【0017】レーザ露光光学系3において、リーダ部か
らの画像信号は、不図示のレーザ出力部にて光信号に変
換され、変換されたレーザ光がポリゴンミラー3aで反
射され、レンズ3b及びミラー3cを通って、感光ドラ
ム1の面に投影される。
【0018】プリンタ部画像形成時には、感光ドラム1
を矢印方向に回転させ、前露光ランプ11で除電した後
の感光ドラム1を帯電器2により一様に帯電させて、各
分解色ごとに光像Eを照射し、潜像を形成する。
【0019】次に、所定の現像器を動作させて、感光ド
ラム1上の潜像を現像し、感光ドラム1上に樹脂を基体
としたトナー画像を形成する。現像器は、偏心カム24
y,24c,24m,24Bkの動作により、各分解色
に応じて択一的に感光ドラム1に接近するようにしてい
る。
【0020】さらに、感光ドラム1上のトナー画像を、
記録材カセット7より搬送系及び転写装置5を介して感
光ドラム1と対向した位置に供給された記録材に転写す
る。転写装置5は、本実施例では転写ドラム5a,転写
帯電器5b,記録材を静電吸着させるための吸着帯電器
5cと対向する吸着ローラ5g,内側帯電器5d,外側
帯電器5eとを有し、回転駆動されるように軸支された
転写ドラム5aの周面開口域には誘電体からなる記録材
担持シート5fを円筒状に一体に張設している。記録材
担持シート5fは、ポリカーボネートフィルム等の誘電
体シートを使用している。
【0021】ドラム状とされる転写装置、つまり転写ド
ラム5aを回転させるに従って感光ドラム1上のトナー
像は転写帯電器5bにより記録材担持シート5fに担持
された記録材上に転写する。
【0022】このようにして記録材担持シート5fに吸
着搬送される記録材には所望数の色画像が転写され、フ
ルカラー画像を形成する。
【0023】フルカラー画像形成の場合、このようにし
て4色のトナー像の転写を終了すると記録材を転写ドラ
ム5aから分離爪8a,分離押し上げコロ8b及び分離
帯電器5hの作用によって分離し、熱ローラ定着器9を
介してトレイ10に排紙する。他方、転写後感光ドラム
1は、表面の残留トナーをクリーニング器6で清掃した
後再度画像形成工程に供する。
【0024】記録材の両面に画像を形成する場合には、
定着器9を排出後、すぐに搬送パス切替ガイド19を駆
動し、搬送縦パス20を経て、反転パス21aにいった
ん導いた後、反転ローラ21bの逆転により、送り込ま
れた際の後端を先頭にして送り込まれた方向と反対向き
に退出させ、中間トレイ22に収納する。その後再び前
述した画像形成工程によってもう一方の面に画像を形成
する。
【0025】また、転写ドラム5aの記録材担持シート
5f上の粉体の飛散付着、記録材上のオイルの付着等を
防止するために、ファーブラシ14と記録材担持シート
5fを介して該ブラシ14に対向するバックアップブラ
シ15や、オイル除去ローラ16と記録材担持シート5
fを介して該ローラ16に対向するバックアップブラシ
17の作用により清掃を行う。このような清掃は画像形
成前もしくは後に行い、また、ジャム(紙づまり)発生
時には随時行う。
【0026】また、本実施例においては、所望のタイミ
ングで偏心カム25を動作させ、転写ドラム5fと一体
化しているカムフォロワ5iを作動させることにより、
記録材担持シート5aと感光ドラム1とのギャップを任
意に設定可能な構成としている。例えば、スタンバイ中
または電源オフ時には、転写ドラム5と感光ドラム1の
間隔を離す。
【0027】図1は、本実施例のカラー複写機におけ
る、レーザ光照射により潜像を形成し、現像,転写する
部分の概略図である。感光ドラム1は、図示しない帯電
装置により、表面が一様に帯電され、レーザ光源102
より射出されたレーザ光により露光されて画像情報に応
じた静電潜像が形成される。前記レーザ光はポリゴンミ
ラー3a,f・θレンズ104を介して感光ドラム1上
を走査する。感光ドラム1の一端近くにはフォトセンサ
105を配置され、ポリゴンミラー3aの1面毎に反射
されるレーザ光により、走査開始の基準信号(以下BD
信号という)を発生する。従ってBD信号の周期はポリ
ゴンミラー3aの回転周期で定めることができる。ポリ
ゴンミラー3aは、ポリゴンミラー駆動パルスモータ
(スキャナモータ)111の回転軸に連結され、パルス
モータ111はその制御回路112によって駆動されて
いる。ポリゴンミラー駆動パルスモータ制御回路112
はPLL方式のフィードバック制御を行い、基準クロッ
ク113を備えている。ポリゴンミラー駆動パルスモー
タ制御回路112は、パルスモータ111の回転速度が
安定領域に達したときに、ready信号を画像書き出
しタイミング制御回路110へ出力する。また、選択信
号は図示しない制御部によりポリゴンミラー駆動パルス
モータ制御回路112内のPLL制御回路の定数の切り
替えを行うものである。
【0028】また、感光ドラム1の周囲には転写ドラム
5a及び図示せぬ現像色毎の現像器が設けられ、現像器
で現像されたトナー像は転写ドラム5aに保持された記
録用紙107に転写位置で転写器5dによって転写され
る。転写ドラム5aの端部には基準位置を示すマーク1
09があり、該マーク109の移動軌跡上の所定の基準
位置にはセンサ109aが配置されている。センサ10
9aからの出力ITOPによって用紙の基準位置の通過
時刻がわかるようになっている。転写ドラム5aは、転
写ドラム駆動パルスモータ(メインモータ)114の回
転軸に連結され、このパルスモータ114は転写ドラム
駆動パルスモータ制御回路115によって駆動されてい
る。この制御回路115はPLL方式のフィールドバッ
ク制御を行い、基準クロック116をもっている。
【0029】BD信号,ITOP信号は画像書き出しタ
イミング制御回路110に入力され、以下に示すように
誤差時間Teの補正されたタイミングで、同じく画像書
き出しタイミング制御回路110に入力する画像信号を
レーザ変調光として感光ドラム1へ照射する。
【0030】ポリゴンミラー駆動パルスモータ111
は、図2に示されるようにパルスモータ111の回転速
度を検出するためのエンコーダ206を備え、PLL駆
動系の制御回路で制御される。すなわち基準クロックC
LKを適切な周波数に分周し、該周波数パルスをITO
P信号と同期させて、さらにパルスモータ111に備え
られたエンコーダ206からのパルス信号との偏差をな
くすようにパルスモータ111を駆動している。
【0031】次に、ITOPとクロック113との同期
合わせが開始され、ポリゴンミラー駆動パルスモータ1
11の回転速度が変化し、それに応じてポリゴンミラー
駆動パルスモータ制御回路112の周波数応答を変える
方法を図2を用いて説明する。
【0032】分周器201は入力されるCLK信号をP
LL制御しやすい周期に変換する。同期回路202は分
周器201により分周されたCLK信号の位相をITO
P信号の位相と所定の関係にして出力する。PLL制御
部203は、主に位相比較器204とループフィルタ2
05より構成されている。位相比較器204はポリゴン
ミラー駆動パルスモータ111の回転検出機構であるエ
ンコーダ206出力とCLK信号との位相差を検出し、
それに応じたパルス状の信号を出力する。ループフィル
タ205は位相比較器204の出力を、それを構成する
抵抗器やコンデンサの定数により決定された遮断周波数
以上の高周波成分を除去したモータ駆動信号に変換す
る。ちなみに図示したループフィルタは一般的な2次の
アクティブローパスフィルタで、この場合、フィルタの
遮断周波数(fc1)は次の式で求められる。
【0033】 fc1=1/(2π√(C1・R1・C2・R2)) (1) C3は選択信号により制御されるスイッチSW1のON
によりC2と並列に接続されるコンデンサである。この
コンデンサC3が接続された場合のループフィルタ20
5の遮断周波数(fc2)は次の式で求められる。
【0034】 fc2=1/(2π√(C1・R1・(C2+C3)・R2)) (2) また、レディ信号は、CLK信号とエンコーダ206の
出力であるFG信号とが所定の関係にある場合に論理H
で出力され、それ以外の場合は論理Lで出力される。
【0035】ITOP信号が入力されるまでは、スイッ
チSW1はON状態であり、ループフィルタ205の遮
断周波数は(2)式で求められるものである。次にIT
OP信号がポリゴンミラー駆動パルスモータ制御回路1
12に入力されると、CLK信号の位相がITOP信号
が入力される前のそれに比べて急激に変化するため、位
相比較器205に入力されているFG信号との所定の位
相関係が崩れ、これを修復するためにパルスモータ11
1の回転速度が変化し、レディ信号はHからLに変化す
る。それを検知し、図示しない制御部により、ループフ
ィルタ205のスイッチSW1をOFFように選択信号
が制御される。このときのループフィルタ205の遮断
周波数は(1)式のものへと変化する。
【0036】一般的に、急激に位相が変化した場合PL
L制御部の周波数応答を高めることによりパルスモータ
の回転速度の収束時間が小さくなることが知られてい
る。よって、 fc1>fc2 の関係になるように、ループフィルタ205の定数を設
定することにより、CLK信号とFG信号との位相差が
急激に変化するような場合、前述のような制御をするこ
とによりポリゴンミラー駆動パルスモータ111の回転
速度の変動時間を短縮することができる。
【0037】パルスモータ111が所定の回転数に復帰
した場合、レディ信号がLからHに変わることを検知
し、再びスイッチSW1をONすることにより定常状態
に最適なループフィルタ205の特性に戻す。
【0038】また、スイッチSW1の制御方法として、
ITOP信号の入力を検知してOFFし、所定の時間後
に再びONするような制御でも同様の効果が得られる。
【0039】ループフィルタの定数を変更する手段をコ
ンデンサの値を変更することで実現したが、抵抗値の値
を変更することでも同様であることは言うまでもない。
【0040】以上説明したように、本実施例によれば、
ポリゴンミラー駆動パルスモータは、収束時間が短く、
定常状態で安定に回転する。
【0041】(実施例2)実施例1においては、ループ
フィルタの定数を変更する制御を行ったが、ポリゴンミ
ラー駆動パルスモータ制御回路内のループフィルタが複
数の独立したフィルタから構成されている場合、その構
成をかえる手段で同様の作用,効果が期待できる。な
お、前記ポリゴンミラー駆動パルスモータ制御回路以外
のハードウエアの構成は、実施例1と同様であり説明を
省略する。
【0042】図4は、本実施例の“カラー複写機”にお
ける、ポリゴンミラー駆動パルスモータ制御回路の構成
図である。分周器301は入力されるCLK信号をPL
L制御しやすい周期に変換する。同期回路302は分周
器301により分周されたCLK信号の位相をITOP
信号の位相と所定の関係にして出力する。PLL制御部
303は主に位相比較器304とループフィルタ305
より構成されている。位相比較器304はポリゴン駆動
パルスモータ111の回転検出機構であるエンコーダ2
06の出力とCLK信号との位相差を検出し、それに応
じたパルス状の信号を出力する。ループフィルタ305
は位相比較器304の出力を、それを構成する抵抗器や
コンデンサの定数により決定された遮断周波数以上の高
周波成分を除去したパルスモータ駆動信号に変換する。
ループフィルタ305は、図示のようにフィルタ1 3
06とフィルタ2 307が直列に接続されて構成され
ている。
【0043】スイッチSW2は、選択信号により制御さ
れるスイッチで、ループフィルタ305はスイッチSW
2がONの場合は、フィルタ1のみの特性、OFFの場
合はフィルタ1 306とフィルタ2 307が直列に
接続されたときの特性になる。それぞれのフィルタの遮
断周波数は、前者がfc3、後者がfc4とし、 fc3>fc4 の関係になっている。
【0044】ITOP信号が入力されるまでは、スイッ
チSW2はOFF状態であり、ループフィルタ305の
遮断周波数はfc4である。
【0045】次にITOP信号がポリゴンミラー駆動パ
ルスモータ制御回路112−2に入力されると、CLK
信号の位相がITOP信号が入力される前のそれに比べ
て急激に変化するため、位相比較器305に入力されて
いるFG信号との所定の位相関係が崩れ、これを修復す
るためにパルスモータ111の回転速度が変化し、レデ
ィ信号はHからLに変化する。それを検知し、図示しな
い制御部により、ループフィルタ305のスイッチSW
2をONするように選択信号が制御される。このときの
ループフィルタ305の遮断周波数はfc3へと変化す
る。
【0046】パルスモータ111が所定の回転数に復帰
した場合、レディ信号がLからHに変わることを検知
し、再びスイッチSW2をOFFすることにより定常状
態に最適なループフィルタの特性に戻す。
【0047】また、スイッチSW2の制御方法として、
ITOP信号の入力を検知してONし、所定の時間後に
再びOFFするような制御でも同様の効果が得られる。
【0048】以上説明したように、本実施例においても
実施例1と同様の効果が得られる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スキャナモータの回転速度の収束時間を短縮し、かつ定
常状態でスキャナモータを安定した回転速度に維持する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1における現像,転写部分の斜視図
【図2】 ポリゴンミラー駆動パルスモータ制御回路の
構成を示す図
【図3】 実施例1の断面図
【図4】 実施例2におけるポリゴンミラー駆動パルス
モータ制御回路の構成を示す図
【符号の説明】
111 ポリゴンミラー駆動パルスモータ 112 ポリゴンミラー駆動パルスモータ制御回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキャナモータを駆動するPLL制御回
    路と、このPLL制御回路の動作状態に応じてPLL制
    御回路の応答特性を変更する応答特性変更手段とを備え
    たことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 応答特性変更手段は、PLL制御回路の
    入力信号とスキャナモータからのフィードバック信号と
    の位相差が所定値より大きいとき定常時の応答特性を変
    更するものであることを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 応答特性変更手段は、PLL制御回路の
    入力信号が外部信号により同期化された時から所定の時
    間だけ定常時の応答特性を変更するものであることを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 PLL制御回路の入力信号は、クロック
    信号を感光体,転写体等を駆動するメインモータの回転
    に同期化したものであることを特徴とする請求項1〜請
    求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 レーザ光をポリゴンミラーを介して感光
    体上に照射して潜像を形成し、この潜像を現像し転写体
    に転写する画像形成装置であって、前記ポリゴンミラー
    の回転と前記感光体,転写体の回転の位相を合わせる手
    段と、この手段による位相合わせ制御中に、前記ポリゴ
    ンミラーの回転を制御するPLL制御回路の定数を変更
    する手段とを有する制御回路を備えたことを特徴とする
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 レーザ光をポリゴンミラーを介して感光
    体上に照射して潜像を形成し、この潜像を現像し転写体
    に転写する画像形成装置であって、前記ポリゴンミラー
    の回転と前記感光体,転写体の回転の位相を合わせる手
    段と、この手段による位相合わせ制御中に、前記ポリゴ
    ンミラーの回転を制御するPLL制御回路のフィルタの
    次数を変更する手段とを有する制御回路を備えたことを
    特徴とする画像形成装置。
JP9255271A 1997-09-19 1997-09-19 画像形成装置 Withdrawn JPH1195636A (ja)

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