JPH10202595A - パンチ装置 - Google Patents
パンチ装置Info
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- JPH10202595A JPH10202595A JP1984797A JP1984797A JPH10202595A JP H10202595 A JPH10202595 A JP H10202595A JP 1984797 A JP1984797 A JP 1984797A JP 1984797 A JP1984797 A JP 1984797A JP H10202595 A JPH10202595 A JP H10202595A
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- 238000004080 punching Methods 0.000 claims abstract description 33
- 239000002699 waste material Substances 0.000 claims description 15
- 238000005553 drilling Methods 0.000 abstract description 4
- 238000005549 size reduction Methods 0.000 abstract 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 5
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000003475 lamination Methods 0.000 description 1
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カ−ドリ−ダにおいて、小型化及び小動力化
を実現できるパンチ装置を提供する。 【解決手段】 プリヘイドカ−ドのような板状部材に円
形の孔をあけるためのパンチ装置において、モ−タ11
と、先端に円形の開口用刃部6aを有し回転自在且つ回
転軸方向にも移動自在に支持された歯車部材5と、該歯
車部材5と歯車結合し上記歯車部材5の回転を上記回転
軸方向の移動に変換するための不動支持されたスクリュ
−2と、上記板状部材を受ける溝部17bを有した受け
台とを備えてなることを要旨とする。
を実現できるパンチ装置を提供する。 【解決手段】 プリヘイドカ−ドのような板状部材に円
形の孔をあけるためのパンチ装置において、モ−タ11
と、先端に円形の開口用刃部6aを有し回転自在且つ回
転軸方向にも移動自在に支持された歯車部材5と、該歯
車部材5と歯車結合し上記歯車部材5の回転を上記回転
軸方向の移動に変換するための不動支持されたスクリュ
−2と、上記板状部材を受ける溝部17bを有した受け
台とを備えてなることを要旨とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリペイドカ−ド
等の使用回数に応じ、そのカ−ドの該当位置に穿孔する
ような用途に用いられるパンチ装置に関する。
等の使用回数に応じ、そのカ−ドの該当位置に穿孔する
ような用途に用いられるパンチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、各種のプリペ−ドカ−ドが使
用されており、このようなプリペイドカ−ドはカ−ドリ
−ダのカ−ド挿入口へ挿入、所定の読取り書込み部の位
置まで搬送し、プリペイドカ−ドの磁気記憶部に記憶さ
れている使用回数等のデ−タを読み取り、今回の使用を
含めカ−ドリ−ダ内部でデ−タ処理等が行われ、必要が
あればその後プリペイドカ−ドは使用回数に応じた位置
のパンチ装置位置に移動し、その所定位置に穿孔が行わ
れ、使用の終了後プリペイドカ−ドはカ−ド排出口より
取りだされるようになっている。このパンチ装置につい
ては、図4で示されるようなプランジャ−方式のものが
汎用されている。図4(a)はカ−ドリ−ダ内におけ
る、パンチ装置21等を示す関係断面図で、ソレノイド
22とプラジャ−23とプランジャ−23の先端に取り
付けられたパンチ部24及びカ−ド25の走行路下に設
けられたパンチダイス26等で構成されている。図4
(b)は図4(a)のA部分の拡大図を示すものであ
る。
用されており、このようなプリペイドカ−ドはカ−ドリ
−ダのカ−ド挿入口へ挿入、所定の読取り書込み部の位
置まで搬送し、プリペイドカ−ドの磁気記憶部に記憶さ
れている使用回数等のデ−タを読み取り、今回の使用を
含めカ−ドリ−ダ内部でデ−タ処理等が行われ、必要が
あればその後プリペイドカ−ドは使用回数に応じた位置
のパンチ装置位置に移動し、その所定位置に穿孔が行わ
れ、使用の終了後プリペイドカ−ドはカ−ド排出口より
取りだされるようになっている。このパンチ装置につい
ては、図4で示されるようなプランジャ−方式のものが
汎用されている。図4(a)はカ−ドリ−ダ内におけ
る、パンチ装置21等を示す関係断面図で、ソレノイド
22とプラジャ−23とプランジャ−23の先端に取り
付けられたパンチ部24及びカ−ド25の走行路下に設
けられたパンチダイス26等で構成されている。図4
(b)は図4(a)のA部分の拡大図を示すものであ
る。
【0002】図4において、ソレノイド22に穿孔の信
号が入力されると、プランジャ−23は吸引され、ばね
27の付勢力を抗して矢印下方向に強力な勢いをもって
パンチ移動する。そして、パンチ部24の先端に設けら
れた刃部24’により、パンチダイス26上にあるカ−
ド25の所定位置を穿孔する。このとき、パンチくず2
5’は図示しない下方のパンチくず収納部へ落下するよ
うにしている。
号が入力されると、プランジャ−23は吸引され、ばね
27の付勢力を抗して矢印下方向に強力な勢いをもって
パンチ移動する。そして、パンチ部24の先端に設けら
れた刃部24’により、パンチダイス26上にあるカ−
ド25の所定位置を穿孔する。このとき、パンチくず2
5’は図示しない下方のパンチくず収納部へ落下するよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなプランジャ
−方式にあっては、硬いカ−ドに対する直線運動として
のパンチ力を高めるため、かなり大きなパワ−が必要と
なる。従って、プランジャ−及びソレノイド等は大型化
と成らざるを得えず、この大型化に伴い動力の増大とい
う問題点もあった。また、パンチとダイスにより穿孔す
る為、両者の位置合わせの必要があった。この位置合わ
せを簡略化する為、カ−ド走行路上下に設けたパンチと
ダイスを1体のフレ−ムで構成するのが一般的である
が、装置の大型化と成らざるを得なかった。
−方式にあっては、硬いカ−ドに対する直線運動として
のパンチ力を高めるため、かなり大きなパワ−が必要と
なる。従って、プランジャ−及びソレノイド等は大型化
と成らざるを得えず、この大型化に伴い動力の増大とい
う問題点もあった。また、パンチとダイスにより穿孔す
る為、両者の位置合わせの必要があった。この位置合わ
せを簡略化する為、カ−ド走行路上下に設けたパンチと
ダイスを1体のフレ−ムで構成するのが一般的である
が、装置の大型化と成らざるを得なかった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あって、装置の小型化及び小動力化を実現することがで
きるパンチ装置を提供することを目的とする。
あって、装置の小型化及び小動力化を実現することがで
きるパンチ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、板状部材に円形の孔をあ
けるためのパンチ装置において、モ−タと、先端に円形
の開口用刃部を有し回転自在且つ回転軸方向にも移動自
在に支持された孔開け部材と、該孔開け部材と歯車結合
し上記孔開け部材の回転を上記回転軸方向の移動に変換
するための不動部材と、上記板状部材を受ける受け台と
を備えてなることを要旨としたものであり、硬い板状部
材等を開口する際に、円形の開口用刃部を有した孔開け
部材が回転しながらパンチするので、そのパンチ力は小
さくて良く、よって、駆動力の低減化と共に駆動装置の
小型化が達成できる。
め、請求項1に記載の発明は、板状部材に円形の孔をあ
けるためのパンチ装置において、モ−タと、先端に円形
の開口用刃部を有し回転自在且つ回転軸方向にも移動自
在に支持された孔開け部材と、該孔開け部材と歯車結合
し上記孔開け部材の回転を上記回転軸方向の移動に変換
するための不動部材と、上記板状部材を受ける受け台と
を備えてなることを要旨としたものであり、硬い板状部
材等を開口する際に、円形の開口用刃部を有した孔開け
部材が回転しながらパンチするので、そのパンチ力は小
さくて良く、よって、駆動力の低減化と共に駆動装置の
小型化が達成できる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明のパンチ装置の実施
の形態を図面に基づいて説明する。なお、プリペイドカ
−ドを用いるカ−ドリ−ダの全体構成については、公知
であるため、説明を省略する。
の形態を図面に基づいて説明する。なお、プリペイドカ
−ドを用いるカ−ドリ−ダの全体構成については、公知
であるため、説明を省略する。
【0007】図1は本発明のパンチ装置が動作する前の
関係側断面図、図2は本発明のパンチ装置が動作し、プ
リペイドカ−ドを穿孔している状態の関係側断面図を示
している。図3は図2に示されるA部の拡大図である。
関係側断面図、図2は本発明のパンチ装置が動作し、プ
リペイドカ−ドを穿孔している状態の関係側断面図を示
している。図3は図2に示されるA部の拡大図である。
【0008】図1に基づき、その構成などにつき説明す
る。1はカ−ドリ−ダに取り付けられている略コ字形状
のフレ−ムで、次の関係部材等を支持している。フレ−
ム1の上方フレ−ム1a側に回動自在に支持されたスク
リュ−2は、そのスクリュ−2の上方部2’部分にカシ
メにより固着されたナット板3と、フレ−ム1の上方フ
レ−ム1a面に挾着された板ばね4により強固に支持さ
れいるが、スクリュ−2をナット板3を用いて強制的に
回すと、フレ−ム1に対し回動可能となっている。スク
リュ−2の形状は円筒状のものであって、その中央には
パンチシャフト6が移動自在に嵌挿され、また、その下
方には雄ネジ部2−aが設けられている。
る。1はカ−ドリ−ダに取り付けられている略コ字形状
のフレ−ムで、次の関係部材等を支持している。フレ−
ム1の上方フレ−ム1a側に回動自在に支持されたスク
リュ−2は、そのスクリュ−2の上方部2’部分にカシ
メにより固着されたナット板3と、フレ−ム1の上方フ
レ−ム1a面に挾着された板ばね4により強固に支持さ
れいるが、スクリュ−2をナット板3を用いて強制的に
回すと、フレ−ム1に対し回動可能となっている。スク
リュ−2の形状は円筒状のものであって、その中央には
パンチシャフト6が移動自在に嵌挿され、また、その下
方には雄ネジ部2−aが設けられている。
【0009】5は円筒状の歯車部材で、その内周はスク
リュ−2の外周を摺接するようになっており、その下方
には雌ネジ部5−aが設けられ、スクリュ−2の雄ネジ
部2−aと噛合している。また、歯車部材5の外周に設
けられた歯車5−bは、フレ−ム1に固定されたモ−タ
11のシャフト11’に固着されたウォ−ム歯車10に
噛合されている。
リュ−2の外周を摺接するようになっており、その下方
には雌ネジ部5−aが設けられ、スクリュ−2の雄ネジ
部2−aと噛合している。また、歯車部材5の外周に設
けられた歯車5−bは、フレ−ム1に固定されたモ−タ
11のシャフト11’に固着されたウォ−ム歯車10に
噛合されている。
【0010】上記円筒状の歯車部材5の下端部5’はパ
ンチシャフト6の外周に固着するように形成されてお
り、よって、パンチシャフト6は歯車部材5と共に可動
するようになっている。8は軸受部材で、パンチシャフ
ト6が摺動自在となるように、フレ−ム1の下方フレ−
ム1b側に取り付けられいる。17はカ−ドリ−ダに形
成されたカ−ド9の走行路で、17aはその走行ガイド
面を示している。また、17bはカ−ド走行路に形成さ
れた略円形の溝部で、17cの押面部と共にパンチ受け
台として、走行ガイド面17aに構成されている。
ンチシャフト6の外周に固着するように形成されてお
り、よって、パンチシャフト6は歯車部材5と共に可動
するようになっている。8は軸受部材で、パンチシャフ
ト6が摺動自在となるように、フレ−ム1の下方フレ−
ム1b側に取り付けられいる。17はカ−ドリ−ダに形
成されたカ−ド9の走行路で、17aはその走行ガイド
面を示している。また、17bはカ−ド走行路に形成さ
れた略円形の溝部で、17cの押面部と共にパンチ受け
台として、走行ガイド面17aに構成されている。
【0011】上記パンチシャフト6は中空の筒体をなす
もので、その一方の上端部6’には排出パイプPが接続
され、他方の下端部6”には円形の開口用刃部6aを備
えている。図3の拡大図で示されるように、パンチシャ
フト6の内径に対して、その先端部6”部分は若干狭め
た形状としている。
もので、その一方の上端部6’には排出パイプPが接続
され、他方の下端部6”には円形の開口用刃部6aを備
えている。図3の拡大図で示されるように、パンチシャ
フト6の内径に対して、その先端部6”部分は若干狭め
た形状としている。
【0012】次に、上記構成に基づき、本発明の動作を
図1に従い説明する。図1はカ−ド9を穿孔する前の待
機状態を示すものである。図において、モ−タ11に穿
孔指示の制御信号による駆動信号が入力されると、モ−
タ11のウォ−ム歯車10は図の矢印B方向に回転す
る。この回転に伴い、固定支持されて不動なスクリュ−
2に対して、その雄ネジ部2−aと歯車部材5の内周に
設けられた雌ネジ5−aが噛合ガイドしているので、ウ
ォ−ム歯車10に噛合している歯車5−bを有する歯車
部材5は下方にパンチシャフト6と共に回動しながら移
動する。そして、パンチシャフト6は下方にあるカ−ド
9の所定位置に、円形の開口用刃部6aをもってパンチ
する。また、パンチ動作が終了すると、モ−タ駆動の逆
転をもって、図1の状態に戻るようになっている。
図1に従い説明する。図1はカ−ド9を穿孔する前の待
機状態を示すものである。図において、モ−タ11に穿
孔指示の制御信号による駆動信号が入力されると、モ−
タ11のウォ−ム歯車10は図の矢印B方向に回転す
る。この回転に伴い、固定支持されて不動なスクリュ−
2に対して、その雄ネジ部2−aと歯車部材5の内周に
設けられた雌ネジ5−aが噛合ガイドしているので、ウ
ォ−ム歯車10に噛合している歯車5−bを有する歯車
部材5は下方にパンチシャフト6と共に回動しながら移
動する。そして、パンチシャフト6は下方にあるカ−ド
9の所定位置に、円形の開口用刃部6aをもってパンチ
する。また、パンチ動作が終了すると、モ−タ駆動の逆
転をもって、図1の状態に戻るようになっている。
【0013】図2は上記パンチシャフト6の下降が終了
し、カ−ド走行路17にあるカ−ド9をパンチし、その
穿孔状態を示している。図でわかるように、歯車部材5
はパンチシャフト6と共にパンチに必要な所定ストロ−
クの下降がなされている。
し、カ−ド走行路17にあるカ−ド9をパンチし、その
穿孔状態を示している。図でわかるように、歯車部材5
はパンチシャフト6と共にパンチに必要な所定ストロ−
クの下降がなされている。
【0014】なお、本発明は上記のような状態にあると
き、停電等による動作停止があっても容易にカ−ドを取
り出せる構造となっている。即ち、スクリュ−2に固着
されているナット板3を図示Cの矢印方向へスパナ等の
器具を用いて回動させると、スクリュ−2が回動し、パ
ンチシャフト6に固定されている歯車部材5は回動しな
がら上昇する。よって、パンチシャフト6の上昇により
カ−ドは容易に取り出すことができる。
き、停電等による動作停止があっても容易にカ−ドを取
り出せる構造となっている。即ち、スクリュ−2に固着
されているナット板3を図示Cの矢印方向へスパナ等の
器具を用いて回動させると、スクリュ−2が回動し、パ
ンチシャフト6に固定されている歯車部材5は回動しな
がら上昇する。よって、パンチシャフト6の上昇により
カ−ドは容易に取り出すことができる。
【0015】次に、図2に示されるA部分の拡大図であ
る図3を参照し、パンチ状態を詳細に説明する。パンチ
シャフト6の下方へのパンチが行われる際には、パンチ
シャフト6の円形の開口用刃部6aがカ−ド9の所定位
置を穿孔し、パンチくず9’を押面部17cにあてなが
ら円形の開口用刃部6aはパンチ受け台の溝部17b内
へ挿入される。
る図3を参照し、パンチ状態を詳細に説明する。パンチ
シャフト6の下方へのパンチが行われる際には、パンチ
シャフト6の円形の開口用刃部6aがカ−ド9の所定位
置を穿孔し、パンチくず9’を押面部17cにあてなが
ら円形の開口用刃部6aはパンチ受け台の溝部17b内
へ挿入される。
【0016】図示のように、カ−ド9を穿孔しているパ
ンチシャフトの下端部6”部分は、その内径をその上方
につながるパンチシャフト6の内径より小径としてい
る。さらに、円形の開口刃部6aは外周端に刃が形成さ
れたテ−パ−形状となっているので、穿孔後のカ−ド9
のパンチくず9’は図示のように押面部17cで上側に
押圧された後、パンチシャフト6の下端部6”部分で、
上方へ彎曲した状態で支持される。
ンチシャフトの下端部6”部分は、その内径をその上方
につながるパンチシャフト6の内径より小径としてい
る。さらに、円形の開口刃部6aは外周端に刃が形成さ
れたテ−パ−形状となっているので、穿孔後のカ−ド9
のパンチくず9’は図示のように押面部17cで上側に
押圧された後、パンチシャフト6の下端部6”部分で、
上方へ彎曲した状態で支持される。
【0017】即ち、何回となく繰り返されるパンチ動作
によってできるパンチくず9’などは、下方に落下する
ことなくパンチくず通路6b側へ積層され、除々に上方
へ移動し、パンチシャフトの下端部6”よりも上方にく
ると内径がパンチくず9’より大の位置になり、フリ−
状態で更に積層が続けられる。この積層されたパンチく
ず9’等は、図1、図2等で示されるように、パンチシ
ャフト6の上端部6’に接続される排出パイプPへと送
られ、任意の場所に排出することができる。さらに、パ
ンチ受け側はパンチ逃げとパンチくずの押し上げのみの
役割の為、パンチとの厳密な位置合わせの必要がなく、
従って、カ−ド走行路上下にわたった1体化の必要もな
く装置の小型化が達成できる。
によってできるパンチくず9’などは、下方に落下する
ことなくパンチくず通路6b側へ積層され、除々に上方
へ移動し、パンチシャフトの下端部6”よりも上方にく
ると内径がパンチくず9’より大の位置になり、フリ−
状態で更に積層が続けられる。この積層されたパンチく
ず9’等は、図1、図2等で示されるように、パンチシ
ャフト6の上端部6’に接続される排出パイプPへと送
られ、任意の場所に排出することができる。さらに、パ
ンチ受け側はパンチ逃げとパンチくずの押し上げのみの
役割の為、パンチとの厳密な位置合わせの必要がなく、
従って、カ−ド走行路上下にわたった1体化の必要もな
く装置の小型化が達成できる。
【0018】以上、本発明は上記の実施形態に基づき具
体的に説明したが、この実施形態に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能で
あることはいうまでもない。例えば、上記実施形態で
は、モ−タ駆動のウォ−ム減速としたが、歯車列による
減速構成としてもよい。また、実施形態として、パンチ
シャフト6と歯車部材5をそれぞれ別体のものを固着さ
せたものを開示しているが、両者一体形成のものであっ
てもよい。
体的に説明したが、この実施形態に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能で
あることはいうまでもない。例えば、上記実施形態で
は、モ−タ駆動のウォ−ム減速としたが、歯車列による
減速構成としてもよい。また、実施形態として、パンチ
シャフト6と歯車部材5をそれぞれ別体のものを固着さ
せたものを開示しているが、両者一体形成のものであっ
てもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のパンチ装
置にあっては、カ−ド等の板状部材に円形の孔をあける
ために、モ−タと、先端に円形の開口用刃部を有し回転
自在、且つ回転軸方向にも移動自在に支持された孔開け
部材と、該孔開け部材と歯車結合し上記孔開け部材の回
転を上記回転軸方向の移動に変換するための不動部材
と、上記板状部材を受ける受け台とを備えているので、
従来の直線のみのパンチ力でなく、回動力の加わったパ
ンチ力となっているため駆動パワ−を小さくでき、よっ
て、装置の小型化及び小動力化が図れることになる。
置にあっては、カ−ド等の板状部材に円形の孔をあける
ために、モ−タと、先端に円形の開口用刃部を有し回転
自在、且つ回転軸方向にも移動自在に支持された孔開け
部材と、該孔開け部材と歯車結合し上記孔開け部材の回
転を上記回転軸方向の移動に変換するための不動部材
と、上記板状部材を受ける受け台とを備えているので、
従来の直線のみのパンチ力でなく、回動力の加わったパ
ンチ力となっているため駆動パワ−を小さくでき、よっ
て、装置の小型化及び小動力化が図れることになる。
【0020】また、本発明は、上記不動部材を、フレ−
ムにナット部材を介して回転自在に取り付けると共にバ
ネ部材により上記フレ−ムに圧接し、上記バネ部材の付
勢力は、上記モ−タの回転によっては上記不動部材が回
転しない値に設定したことを特徴としているので、停電
などによりカ−ド等の板状部材を取り出す際には、ナッ
ト部材をスパナ等の器具で不動部材と共に回動させ、連
動する孔開け部材を上方に移動させる。よって、カ−ド
等の板状部材は容易に取りだすことができる。
ムにナット部材を介して回転自在に取り付けると共にバ
ネ部材により上記フレ−ムに圧接し、上記バネ部材の付
勢力は、上記モ−タの回転によっては上記不動部材が回
転しない値に設定したことを特徴としているので、停電
などによりカ−ド等の板状部材を取り出す際には、ナッ
ト部材をスパナ等の器具で不動部材と共に回動させ、連
動する孔開け部材を上方に移動させる。よって、カ−ド
等の板状部材は容易に取りだすことができる。
【0021】さらに、本発明は、上記孔開け部材は中空
の筒体から構成され、該筒体は上記円形の開口用刃部よ
りも大径のパンチくず通路を内部に形成してあり、上記
受け台には、上記円形の開口用刃部の侵入を許容する円
形溝部と上記パンチくずを上記パンチくず通路側に押す
ためのくず押し部を形成したことを特徴としているの
で、パンチくずは下方に落下せず、何回となく繰り返さ
れパンチ動作により作り出されたパンチくずは上記筒体
のパンチくず通路側に除々積層されていく。よって、本
発明は、カ−ド走行路の下方にパンチくずの収納部を不
要とした構成となっているので、装置の薄型化も達成で
きる効果的なものとなっている。
の筒体から構成され、該筒体は上記円形の開口用刃部よ
りも大径のパンチくず通路を内部に形成してあり、上記
受け台には、上記円形の開口用刃部の侵入を許容する円
形溝部と上記パンチくずを上記パンチくず通路側に押す
ためのくず押し部を形成したことを特徴としているの
で、パンチくずは下方に落下せず、何回となく繰り返さ
れパンチ動作により作り出されたパンチくずは上記筒体
のパンチくず通路側に除々積層されていく。よって、本
発明は、カ−ド走行路の下方にパンチくずの収納部を不
要とした構成となっているので、装置の薄型化も達成で
きる効果的なものとなっている。
【図1】本発明のパンチ装置が動作する前の関係側断面
図である。
図である。
【図2】本発明のパンチ装置が動作し、カ−ドを穿孔し
ている状態を示す関係側断面図である。
ている状態を示す関係側断面図である。
【図3】図2に示されるA部の拡大図である。
【図4】従来のカ−ドリ−ダ内における、パンチ装置を
示す関係側断面図である。
示す関係側断面図である。
1 フレ−ム 2 スクリュ−(不動部材) 2−a 雄ネジ部 3 ナット板 4 板ばね 5 円筒状の歯車部材 5−a 雌ネジ部 6 パンチシャフト(孔開け部材) 6a 円形の開口用刃部 6” 下端部 9 カ−ド 17a 走行ガイド面 17b 溝部 17c 押面部
Claims (5)
- 【請求項1】 板状部材に円形の孔をあけるためのパン
チ装置において、モ−タと、先端に円形の開口用刃部を
有し回転自在且つ回転軸方向にも移動自在に支持された
孔開け部材と、該孔開け部材と歯車結合し上記孔開け部
材の回転を上記回転軸方向の移動に変換するための不動
部材と、上記板状部材を受ける受け台とを備えてなるこ
とを特徴とするパンチ装置。 - 【請求項2】 上記孔開け部材は上記モ−タによって回
転されると共に、回転時に上記回転軸方向に移動するよ
うに不動部材に取り付けられたことを特徴とする請求項
1記載のパンチ装置。 - 【請求項3】 上記不動部材は、フレ−ムに回転自在に
取り付けられると共にバネ部材により上記フレ−ムに圧
接され、上記バネ部材の付勢力は、上記モ−タの回転に
よっては上記不動部材が回転しない値に設定したことを
特徴とする請求項2記載のパンチ装置。 - 【請求項4】 上記孔開け部材は中空の筒体から構成さ
れ、該筒体は上記円形の開口用刃部よりも大径のパンチ
くず通路を内部に形成してあり、上記受け台には上記円
形の開口用刃部の侵入を許容する円形溝部と上記パンチ
くずを上記パンチくず通路側に押すためのくず押し部を
形成したことを特徴とする請求項2記載のパンチ装置。 - 【請求項5】 上記板状部材はデ−タ用カ−ドであり、
上記受け台が上記カ−ドのカ−ド通路に形成されてなる
ことを特徴とする請求項2記載のパンチ装置。
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1997
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