JPH10200737A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH10200737A
JPH10200737A JP9004952A JP495297A JPH10200737A JP H10200737 A JPH10200737 A JP H10200737A JP 9004952 A JP9004952 A JP 9004952A JP 495297 A JP495297 A JP 495297A JP H10200737 A JPH10200737 A JP H10200737A
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JP9004952A
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Inventor
Yoshiharu Hibi
吉晴 日比
Atsushi Kitagawara
淳志 北川原
Tooru Misaizu
亨 美斉津
Toshio Yamazaki
寿夫 山崎
Hitoshi Kokatsu
斉 小勝
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/6094Colour correction or control depending on characteristics of the input medium, e.g. film type, newspaper
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/409Edge or detail enhancement; Noise or error suppression
    • H04N1/4092Edge or detail enhancement

Abstract

(57)【要約】 【課題】 世代複製において、色再現・階調再現に優
れ、シャープネスなどの過強調の少ない、良好な画像形
成を実現するカラー画像形成装置を提供する。 【解決手段】 画像処理パラメータ記憶部5は、各処理
ブロックで原稿モードに対応した処理を行なうためのパ
ラメータを記憶している。画像処理パラメータ検知部1
1は原稿モードを検知し、原稿モード指定TAGとして
各部に供給する。このとき、世代複製が指定されている
場合には、設定されている原稿モードに対応した世代複
製モードを設定し、画像処理パラメータ記憶部5に対し
て設定された世代複製モードに対応する各種のパラメー
タの設定を指示する。これにより、各画像処理モジュー
ルにおける動作が設定された世代複製モードに切り替わ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー複写機、カ
ラーファックスなど、カラー画像を走査して得た色分解
信号を画像処理して、カラー画像を形成するカラー画像
形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カラープリンタや、カラー画像を
扱えるパーソナルコンピュータの普及により、一般のユ
ーザがカラー画像を容易に形成できるようになり、カラ
ーのプリント原稿が増加してきている。また、カラー複
写機等のカラー画像形成装置自体も普及してきており、
これまでのようにカラー印刷原稿や、カラー写真原稿を
複製するだけでなく、カラープリント原稿や、カラー複
写機による複製原稿を、再度複製することが多くなって
きている。
【0003】複製のために設定されている画像処理パラ
メータの多くは、色再現性や階調再現性を向上させるた
め、想定された原稿種類に応じて用意している。例え
ば、一般的なインクセットを使用して印刷されている印
刷原稿を想定した「印刷写真」、写真原稿を想定した
「印画紙写真」などのメニューを用意し、複写時により
複製物の再現をよくしたい場合には、その原稿のタイプ
を選択することにより、所定の階調特性、色特性の補正
を行なうことができるようになっている。
【0004】画像処理パラメータとしては、例えば「印
画紙写真」の場合は、その再現特性上、連続階調であり
(網点などの面積階調ではない)、シャープネス、スク
リーンの設計に自由度があることから自然なフィルター
特性、スクリーン特性を選択することができる。また、
画像入力装置の色分解特性と印画紙の色材とにマッチし
た色変換特性を設定するように構成することができる。
【0005】一方、「印刷写真」原稿の場合は、再現特
性上、網点スクリーンによる面積階調であることから、
読み込み時のサンプリング周波数との干渉や、出力再現
スクリーンとの干渉によるモアレを避けるように、空間
フィルターやスクリーン特性を調整するのが一般的であ
る。また、画像入力装置の色分解特性と印刷インクの色
特性とにマッチした色変換特性を設定している。
【0006】このような原稿のタイプによって画像処理
パラメータを変更する技術は従来より考えられており、
例えば特開平7−276711号公報では入力原稿に応
じて色補正テーブルを選択している。また、特公平6−
69211号公報では画像の種別に応じて濃度変換テー
ブルの補正濃度データを書き換えている。さらに、この
ような原稿に応じた画像処理パラメータを求める方法と
して、例えば特開昭60−19359号公報や特公平6
ー100861号公報などに記載されているように、所
定のパターンや原稿などを一旦出力させ、それを読み取
ってもとのパターンや原稿と対比して決定している。
【0007】ところで、あるカラープリンタによる出力
原稿を再度、原稿にして複製する(今後、世代複製と呼
ぶ)場合は、「印刷写真」原稿の場合のような考慮すべ
き特性に加え、その前世代の出力時におけるモード再現
特性をあらかじめ把握して、処理することが必要にな
る。なぜならば、一般的に1世代目の複製は、原稿に忠
実に再現するため、色再現、階調再現ともに、原稿とま
ったく同一にすることをねらいとすることが一般的では
あるものの、入力装置、出力装置の特性、さらには画像
処理の構成などの制限から、通常原稿とまったく同一に
することはできない。従って、原稿に対して、色を若干
強めに再現する、あるいはシャープネスの強調を若干強
めにするなどの考慮をして再現している場合が多い。ま
た、原稿の紙と複製の紙などの特性の違いなどから、ハ
イライトの再現状態に対して微妙な制御が必要となった
りする。さらには、種々の原稿モード、たとえば、文字
原稿モードや地図原稿モードなど、特殊な原稿に対応す
るモードでは、忠実再現よりは、むしろ複製物の見栄え
を考慮して、シャープネスや階調特性などを原稿より強
調気味に設定する場合もある。このようなモードの処理
を世代複製で続けていくと、強調されるところはより強
調され、かつ弱まるところはより弱まるといった、画質
上非常にアンバランスな特性にかたよっていくという不
具合があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、世代複製に
おいて、色再現・階調再現に優れ、シャープネスなどの
過強調の少ない、良好な画像形成を実現するカラー画像
形成装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、カラー画像を複数の画像処理手段により画像処理を
行なって出力するカラー画像形成装置において、複写条
件が特定された少なくとも1回は複写された複製原稿で
あることを検知する検知手段と、少なくとも複製原稿用
に用意された前記複数の画像処理手段用のパラメータを
記憶するパラメータ記憶手段を有し、前記検知手段によ
って前記複製原稿の複写を行なうことが検知されたとき
前記複製原稿に対応して特定された前記複写条件に基づ
いて前記パラメータ記憶手段に記憶されている前記パラ
メータを前記複数の画像処理手段に設定して前記画像処
理を行なうことを特徴とするものである。
【0010】請求項2に記載の発明は、カラー画像を複
数の画像処理手段により画像処理を行なって出力するカ
ラー画像形成装置において、前記カラー画像形成装置か
ら出力されたプリント条件が特定されたプリント原稿で
あることを検知する検知手段と、少なくともプリント原
稿用に用意された前記複数の画像処理手段用のパラメー
タを記憶するパラメータ記憶手段を有し、前記検知手段
によって前記プリント原稿の複写を行なうことが検知さ
れたとき前記プリント原稿に対応して特定された前記プ
リント条件に基づいて前記パラメータ記憶手段に記憶さ
れている前記パラメータを前記複数の画像処理手段に設
定して前記画像処理を行なうことを特徴とするものであ
る。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載のカラー画像形成装置において、前記複数の画
像処理手段は、色変換処理、空間フィルタ処理、階調変
換処理のうちの少なくとも1つを含んでいることを特徴
とするものである。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2に記載のカラー画像形成装置において、前記検知手段
は、前記複製原稿または前記プリント原稿に該原稿作成
時に記された特定のパターンを認識することを特徴とす
るものである。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のカラー画像形成
装置の実施の一形態を示す概略構成図である。図中、1
は画像入力部、2は入力階調補正部、3は第1の信号変
換部、4は第2の信号変換部、5は画像処理パラメータ
記憶部、6は主走査縮小拡大部、7は空間フィルタ処理
部、8は出力階調補正部、9は出力スクリーン切り替え
部、10は画像出力部、11は画像処理パラメータ検知
部、12はプリントコントロール部である。
【0014】画像入力部1は、原稿上の画像を所定の画
素密度で例えばR,G,B各8ビットの色信号に分解
し、画素順次に入力階調補正部2に送出する。入力階調
補正部2で画像入力部1に依存した階調変換を行ない、
第1の色信号変換部3に送出する。第1の色信号変換部
3では、RGB色信号をL* ,a* ,b* 各8ビットの
色信号に変換し、第2の色信号変換部4に送出する。
【0015】第2の色信号変換部4において、出力用装
置の色特性や、黒色(K)の版を考慮したGCR(Gr
ey Component Replacement)
量に合わせて、L* * * 信号をKCMY信号に色変
換する。ここでは、画像出力部10がK/Y/M/Cの
各色を順に記録してゆく記録方式であるものとし、各色
の現像サイクルにあわせて、K/Y/M/C各色順番に
* * * 信号を色変換して、送出するものとする。
【0016】第2の色信号変換部4から出力されるK/
Y/M/Cの各色の信号は、主走査縮小拡大部6にて主
走査方向に所定の倍率に変換し、空間フィルタ処理部7
へ送出する。なお、副走査方向の拡大縮小は、画像入力
装置1の副走査方向の走査速度を変化させて行なうこと
ができる。その後、空間フィルタ処理部7で例えば鮮鋭
化処理やノイズ除去などの処理を行ない、出力補正部8
で画像出力部10に応じた階調変換を行ない、出力スク
リーン切り替え部9で原稿モード信号に従った出力スク
リーンを選択してこれを用い、出力画像を構成して画像
出力部10で画像を形成する。
【0017】画像処理パラメータ検知部11では、設定
されている原稿モードを検知する。このとき、世代複製
であるか否かも検知する。検知した原稿モードを原稿モ
ード指定TAGとして各部に供給する。画像処理パラメ
ータ記憶部5では、各処理ブロックで処理を施すために
参照するパラメータを記憶しており、画像処理パラメー
タ検知部11で検知した原稿モードなどに従い、必要に
応じて各処理ブロックにパラメータをロードする。
【0018】プリントコントロール部12には、例えば
ネットワークに接続されたコンピュータなど、他の機器
からのプリント指示をうけて、画像出力部10に画像を
出力させる機能が備えられている。この機能により、カ
ラー複写機の画像出力部10をカラープリンタとして使
用することもできる。
【0019】図2は、原稿モードの一例の説明図であ
る。原稿の種類に応じて最適な再現を行なうために、こ
こでは印刷写真モード、印画紙写真モード、文字モー
ド、地図モードの4つのモードを備えているとする。図
2に示す原稿において、21は印刷写真モード領域、2
2は印画紙写真モード領域、23は文字モード領域、2
4は地図モード領域を示している。これらの領域および
原稿モードは、例えば図示しない編集指定手段(エディ
タパッドあるいはホストコンピュータからの指示など)
により指示できるようになっている。なお、モードの選
択が意図的になされないときは、予め設定してある印刷
写真モードが適用されることとする。したがって図2に
示す原稿において、モード選択がなされない領域には、
印刷写真モードが適用される。図2に示す例では、各モ
ードの選択を矩形領域に対して行なっているが、矩形領
域に限るものではなく、円形、あるいは任意形状でもか
まわない。
【0020】印刷写真モードは、通常の印刷物などを複
写する場合に使用される。上述のように、通常のカラー
印刷物では、網点スクリーンによる面積階調によって各
インクの濃度を調節し、種々の色を形成する。そのた
め、読み込み時のサンプリング周波数やその後の処理に
おける空間周波数、出力時のスクリーン特性等によって
モアレが発生しないように処理を行なう必要がある。ま
た、色再現性や階調再現性が重視されるモードである。
【0021】印画紙写真モードは、印画紙原稿を想定
し、一般的な写真プリントの特性に対応したモードであ
る。印画紙原稿では、画像は連続階調であり、印刷物の
ような網点による面積階調ではないので、より自然な画
像が再現が可能である。このモードも原稿の忠実な再現
が要求されるモードである。
【0022】文字モードは、文字やビジネスグラフィッ
クスなどを記録するのに好適なモードである。この原稿
モードでは、忠実な色再現よりも、濃くはっきりとした
再現が望まれるモードである。
【0023】地図モードは、一部または全てが特色で刷
られていることが多い地図などに対して有効なモードで
ある。特色とは、通常の印刷がCMYKの4色のインク
の重ね刷り(プロセスカラー)であるのに対し、赤、
緑、グレー、薄いピンクなどといった再現したい色を直
接、色材の種類や含有率、または色材の混合により、1
色のインクとして作り、使用した特色の数だけ重ねる印
刷方法である。このようなインクの特徴として、プロセ
スカラーよりも色再現範囲(色域)が広いことが挙げら
れる。したがって、色域圧縮が重要となり、類似色が十
分識別可能なように色域圧縮を行なう必要がある。特
に、明るく彩度の高めの色は従来の色相を保ち明度を保
存する色域圧縮などより、再現すべき色が赤系統の色な
らシアンといった不用色がより少ない方が好まれるとい
った傾向がある。すなわち、地図モードでは、色域外の
色であれば鮮やかな印象を受ける色再現にする、あるい
は、同系色で塗り分けられている場合に色識別性が劣化
しない、また、細かい文字の可読性が高いなどが重視さ
れるモードである。
【0024】ここで、図2に示すように同一ページ内に
複数の原稿タイプを指定した動作に対応するためには、
各部において、原稿モード指定TAG信号に応じて処理
画素ごとにパラメータを切り替えられるように構成して
おく必要がある。例えば入力階調補正部2は、一般的に
1次元のルックアップテーブルで構成される。8bit
の入力信号に対して、256個のテーブルデータを原稿
モードの数の分だけ用意し、原稿モード指定TAG信号
によりアドレスを切り替えるようにしておけばよい。こ
のように、種々の画像処理モジュールにおいて、パラメ
ータを原稿モード指定TAG信号に応じて、画素ごとに
切り替えられるように構成しておくことによって、原稿
の同一ページ内に複数の原稿タイプを指定可能となる。
【0025】図3は、画像処理パラメータ記憶部に記憶
されている各原稿モードに対応した画像処理パラメータ
の一例の説明図である。画像処理パラメータ記憶部5
は、図3に示すような、各画像モードに対する画像処理
パラメータを記憶している。ここで、各列は図1に示す
画像処理を行なう各部(以下、画像処理ブロックと呼
ぶ)を示し、各行は各原稿モードを示している。各原稿
モードに対してそれぞれ画像処理ブロックに設定するパ
ラメータセットを有していることを示す。欄内の“Ty
peN”(N=1〜8)は、各画像処理ブロックにおい
てパラメータ種類が異なることを示すものである。例え
ば入力階調補正部の欄の“Type1”と第1の色信号
変換部の欄の“Type1”は、同じパラメータを示し
ているものではなく、各画像処理ブロックごとにその原
稿モードにおいて適合したパラメータを示していること
に注意されたい。
【0026】ここで、それぞれのモードに‘G’がつい
た原稿モードを示している。例えば文字Gモードは、文
字モードで複製された原稿、もしくは原稿部に対して世
代複製時に設定されるパラメータセットを示している。
また、プリントモードとは本装置をカラープリンタとし
て用いる場合を示している。プリントGモードは、カラ
ープリンタとして出力されたプリント原稿を世代複製す
る場合を想定したモードであり、プリントGモードも世
代複製の1種として考えている。
【0027】次に、各モードと各画像処理ブロックに設
定されるタイプに関しての具体例を図4ないし図7を用
いながら説明する。図4、図6は、空間フィルタ特性を
説明する概念図である。縦軸はMTF(Modulat
ion TransferFunction)を示して
おり、また横軸は1mmあたりに配置された白と黒のパ
ターンの信号数(linepair=lp)を示し、入
力の空間周波数に対する増幅の度合いを示している。M
TFのゲインが1より高い場合は強調、1より低い場合
はその周波数域の信号成分が弱まることを示す尺度であ
る。なお、厳密には2次元方向にMTFが規定される
が、説明のため簡略化している。また、図5、図7は、
階調特性を説明する概念図である。例えば平坦な濃度パ
ッチを有するグレースケールチャートの明るさに相当す
る入力信号に対応する、出力信号の階調を示している。
45度より傾きが大きい場合、入力信号より濃く再現す
ることを示している。
【0028】まず印刷写真モードについて説明する。印
刷写真モードは、上述のように、通常の印刷物などを複
写する場合に使用される。一般的なアート紙やプロセス
インクで印刷された原稿に対して、画像入力部1の特性
と照らして基準のL* * * 色空間の信号に変換する
ように、入力階調補正部2、第1の色信号変換部3にT
ype1を設定する。また、第2の色信号変換部4で
は、忠実な再現を狙いとして、Type1の格子点デー
タを設定する。さらに、空間フィルタ処理部7には一般
的な印刷物のスクリーン線数である、133線〜175
線と干渉モアレを発生させないようなパラメータTyp
e1に設定する。そのために、空間フィルタの特性とし
ては、図4(A)に示すように例えば5lp/mm付近
の特定周波数の領域を落とし込むようなパラメータを設
定する。出力階調補正部8においても忠実なトーン再現
を狙ったType1を設定する。また、出力スクリーン
切り替え部9は、階調特性に優れるType1スクリー
ンを選ぶ。システムを通しての階調再現性を図5(A)
に示す。このグラフのように、ほぼ入力階調にリニアな
再現性を有している。
【0029】次に、印画紙写真モードについて述べる。
印画紙写真モードは、上述のように印画紙原稿を想定し
ている。一般的な写真プリントの紙や色材の特性に対し
て、画像入力部1の特性と照らして基準のL* * *
色空間の信号に変換するように、入力階調補正部2、第
1の色信号変換部3にType2を設定する。第2の色
信号変換部4、出力階調補正部8においては、Type
1と同様、忠実な再現を狙いとする。しかし、印画紙と
の色再現域の違いを考慮して、色再現域外の色のマッピ
ング手法を考慮したパラメータType2を設定する。
また空間フィルタ処理部7には特に原稿のスクリーンと
の干渉を気にすることのないフィルタ特性Type2を
設定すればよい。例えば図4(B)に示すように、特に
ピークゲインを上げることなくバランス良く強調する。
また、出力スクリーン切り替え部9も、階調特性に優れ
るType1スクリーンを選ぶ。システムを通しての階
調再現性は、図5(A)に示すようにほぼ入力階調にリ
ニアな再現となる。
【0030】次に文字モードについて説明する。文字モ
ードは、上述のようにビジネス原稿と呼ばれる、色付き
のグラフや、パターン、文字中心の原稿に対して、再現
画像がくっきりとなるような再現を考慮するモードであ
る。入力階調補正部2および第1の色信号変換部3にお
ける色変換は、例えば印刷写真原稿を想定して、Typ
e1と同様にし、後段の第2の色信号変換部4、出力階
調補正部8にてコントラストを高めるようなパラメータ
Type3を設定する。また、空間フィルタ処理部7に
おいては、線画が中心であることから、文字、グラフな
どの細線、黒文字がしっかり再現されるようにやや強調
したフィルタ特性Type3を設定する。例えば図4
(C)に示すようにピークをやや高い周波数によせ、か
つゲインも大きく設定する。また、出力スクリーン切り
替え部9は、解像度特性に優れるType2スクリーン
を選ぶ。システムを通しての階調再現性は、図5(B)
に示ように、入力階調に対してコントラストが高くなる
ように再現される。
【0031】地図モードについて説明する。地図モード
は、上述のように、淡い色や、特色などで色分けされた
地図原稿に対して、特色の見分けやすさ、淡い色合いの
再現を考慮するモードである。入力階調補正部2および
第1の色信号変換部3における色変換では、特色インク
などに対して画像入力部1の特性と照らして見分けが付
きやすいように色のコントラストを強調するようなパラ
メータType3を設定する。第2の色信号変換部4、
出力階調補正部8では、特に出力の色再現域を越えるよ
うな特色の再現などを考慮して、色再現域外の色のマッ
ピングを考慮したパラメータType4を設定する。ま
た、空間フィルタ処理部7においては、薄い線、等高線
などの線再現がしっかり再現されるようなフィルタ特性
Type4を設定する。例えば図4(D)に示すよう
に、図4(C)ほどのゲイン特性まではいかないが、高
い周波数を強調する。また、出力スクリーン切り替え部
9は解像度特性に優れるType2スクリーンを選ぶ。
システムを通しての階調再現性は、図5(C)に示すよ
うに、入力階調に対して明るい部分のコントラストが高
くなるように再現される。
【0032】プリントモードについて説明する。プリン
タとしての出力に関しては、出力のための各種処理はプ
リントコントロール部12の内部で行なわれていること
を想定して、出力スクリーン切り替え部9において、解
像度特性に優れるType2スクリーンを選択してプリ
ントアウトされる。
【0033】次に、世代複製を考慮した、各種の原稿モ
ードに関しての具体例を説明する。世代複製を考慮した
モードにおいては、原稿が自機で複製されたものと仮定
することによって、複製された紙、インク、あるいはト
ナーに関しては既知であるものと想定できる。従って、
画像入力部1の色特性との関係をもとにL* * *
空間の信号へ色変換する際には、前記世代複製を考慮し
ないモードに比べてパラメータの種類を増やす必要はな
いというメリットがある。例えば、印画紙写真モードや
地図モードにおいては、特色のインクなど画像出力部1
0の色再現外の色のマッピングを考慮しているが、世代
複製時においては、原稿自身の色再現域が基本的に画像
出力部10の色再現域と等しいことから、色再現外の色
のマッピングパラメータに特に考慮する必要がなくな
る。従って、例えば後述する世代複製時の入力階調補正
部2、第1の色信号変換部3の特性は、上述の特性を考
慮したType5パラメータを共通に使ってもよい。ま
た、世代複製された原稿のスクリーンに関しても基本的
に幅広く対応する必要はなくなる。なぜなら、例えばこ
の具体例での画像出力部10においては、2種類のタイ
プのスクリーンを使用しているのみであるから、この2
種類のスクリーンの特性を考慮すればよい。このような
事項を考慮して、各原稿モードにおける世代複製時の動
作を説明する。
【0034】まず、印刷写真Gモードについて説明す
る。この印刷写真Gモードは、印刷写真モードで複製さ
れた原稿に対しての世代複製を行なう際のモードであ
る。この時には、第2の色信号変換部4、出力階調補正
部8においても、基本的に色再現域内の入力色に対して
忠実な再現を狙ったType5を設定する。また、空間
フィルタ処理部7には、複製原稿を生成時に使用したス
クリーンType1と、印刷写真モードに使用した空間
フィルタ処理部7のフィルタ特性Type1を考慮した
フィルタ特性Type5を設定する。例えば、空間フィ
ルタの特性としては、図6(A)に示すように、図4
(A)のゲインのピークとなる部分の強調を弱めたよう
なパラメータを設定する。出力階調補正部8においては
忠実なトーン再現を狙ったType5を設定する。出力
スクリーン切り替え部9は、階調特性に優れるType
1スクリーンを選ぶ。システムを通しての階調再現性
は、図7(A)に示すように、ほぼ入力階調にリニアな
再現となる。
【0035】次に、印画紙写真Gモードについて説明す
る。基本的に印刷写真Gモードに準じる。ただし、空間
フィルタ処理部7には、スクリーンType1に、印刷
写真モードに使用した空間フィルタ処理部7のフィルタ
特性Type1を考慮したフィルタ特性Type6を設
定する。例えば、空間フィルタの特性としては、図6
(A)に示すように図4(B)のゲインのピーク部分の
強調を弱めたようなパラメータを設定する。出力階調補
正部8においては忠実なトーン再現を狙ったType5
を設定する。出力スクリーン切り替え部9は、階調特性
に優れるType1スクリーンを選ぶ。システムを通し
ての階調再現性は図7(A)に示すように、ほぼ入力階
調にリニアな再現となる。
【0036】文字Gモードについて説明する。文字Gモ
ードは、文字モードで複製された原稿に対しての世代複
製を行なう際のモードである。第2の色信号変換部4、
出力階調補正部8にて、ややコントラストを高めるよう
なパラメータType6を設定する。また、空間フィル
タ処理部7においては、線画が中心であることからやや
強めのフィルタ特性Type7を設定する。しかしなが
ら、前の複製時に既に強調処理が施されているため、強
調度合いは少なく設定する。例えば図6(C)に示すよ
うにピークを低い周波数に寄せ、かつゲインを低く設定
する。出力スクリーン切り替え部9は解像度特性に優れ
るType2スクリーンを選ぶ。システムを通しての階
調再現性は図7(B)に示すように、入力階調に対して
ややコントラストの高い再現となる。
【0037】地図Gモードについて説明する。地図モー
ドで複製された原稿に対しての世代複製時には、第2の
色信号変換部4、出力階調補正部8においても基本的
に、色再現域内の入力色に対して忠実な再現を狙ったT
ype7を設定する。ここでは、スクリーンが印刷写真
モードおよび印画紙写真モードと異なることから、Ty
peを異ならせているが、狙いはほぼ同じである。ま
た、空間フィルタ処理部7においては、前の複製時に既
に強調処理が施されているため、強調度合いを少なくし
たフィルタ特性Type8を設定する。例えば図6
(D)に示すようにピークを低い周波数に寄せ、かつゲ
インを低く設定する。出力スクリーン切り替え部9は解
像度特性に優れるType2スクリーンを選ぶ。システ
ムを通しての階調再現性は図7(A)に示すように、ほ
ぼ入力階調にリニアな再現となる。
【0038】最後に、プリントGモードについて説明す
る。プリンタとして出力された原稿に関しては、プリン
トモードにおいてスクリーン以外の処理を特に規定して
いないことから、ここでは例えば、地図Gモードと同様
の設定を行なうように設定している。
【0039】上述のように、世代複製時において、その
原稿がどのようなモードで複製されたかによって、処理
あるいは設定するパラメータを変更することによって、
より良好な画質を得ることができる。もちろん、原稿モ
ードの種類やパラメータの設定内容は、上述の例に限定
されるものではなく、それ以外の原稿モードを増やした
り、あるいは減らしたり、他の原稿モードに変更したり
することは可能である。例えば、インクジェット原稿モ
ード、感熱転写原稿モードなど出力デバイスの種類を想
定したり、印画紙写真においても各種メーカの色再現性
の違いを考慮すべく、より細かい範囲で分類した原稿モ
ードを追加することもできる。また、パラメータの設定
内容においても、図3に示した設定内容は一例であっ
て、その設定内容は特性に応じて種々の設定が可能であ
ることはいうまでもない。
【0040】また、使用する画像処理モジュールに関し
ても、図1に示した構成以外でもよく、既知の種々の画
像処理モジュールに適用してもなんら本発明の主旨と異
なるわけではない。例えば、原稿内の文字、線画部と写
真部を認識するような文字写真分離処理などもよく使わ
れるが、この処理のパラメータとして本発明のような世
代複製時の特性を考慮したパラメータを設定可能に構成
することができる。また、原稿の白地を認識して信号を
補正する下地補正処理等に本発明を適用することも可能
である。この場合、たとえば原稿の白(紙)特性がすで
に分かっていることから、あらかじめ下地量を設定する
ことが可能になる。
【0041】次に、画像処理パラメータ検知部11にお
いて特定の種類の原稿であることを検知する方法につい
て説明する。ここでは、複製時あるいはプリント時に、
1ページ内において1種類の原稿モードで複製するもの
とする。図8は、操作パネルの一例の説明図である。3
1は世代複製指定ボタン、32は指定表示パネル、33
は縮拡倍率指定ボタン、34はスタートボタン、35は
ストップボタンである。従来より、例えばカラー複写機
の操作パネルには、各種の指示を与えたり、各種の情報
を表示するための指定表示パネル32(例えば液晶表示
板)が設けられ、さらに縮拡倍率指定ボタン33やスタ
ートボタン34、ストップボタン35など各種のボタン
やLED等が配置されている。種々の原稿モードの指定
は、例えば図8の上部に示したように、指定表示パネル
32に原稿モードなどを表示し、選択するように構成さ
れている。例えば図8では原稿モードとして印刷写真モ
ードが選択されている。ここで、ユーザが例えば文字モ
ードを指定した場合には、画像処理パラメータ検知部1
1はこれを検知し、各画像処理モジュールに対して文字
モードを指定する原稿モード指定TAG信号を送るとと
もに、画像処理パラメータ記憶部5に対して文字モード
に対応する各種のパラメータの設定を指示し、各画像処
理モジュールにおける動作が文字モードに切り替わる。
【0042】図8に示した操作パネルには、世代複製指
定ボタン31が設けられている。ユーザは、世代複製時
にはこの世代複製指定ボタン31を操作し、世代複製の
指示を行なえばよい。このとき、原稿を複製した際の原
稿モードを指定表示パネル32において指定する。画像
処理パラメータ検知部11は世代複製指定ボタン31の
操作状態を検知し、世代複製が指定されている場合に
は、設定されている原稿モードに対応した世代複製モー
ドを設定し、各画像処理モジュールに対して原稿モード
指定TAG信号を送るとともに、画像処理パラメータ記
憶部5に対して設定された世代複製モードに対応する各
種のパラメータの設定を指示し、各画像処理モジュール
における動作が設定された世代複製モードに切り替わ
る。
【0043】図9は、操作パネルの別の例の説明図であ
る。この例では、あらかじめ指示表示パネル32の表示
面に、各原稿モードに対応する世代複製モードを指定の
ためのボタンを表示させた例を示している。このように
各世代複製モードのボタンを用意することによって、ユ
ーザは1回の操作で所望の世代複製モードを選択するこ
とができる。また、世代複製時に原稿モード指定を忘れ
ることもなくなる。
【0044】更に、図2に示したように、複製時に部分
領域に分けて原稿モードを指定して複製された原稿に対
しては、複製時と同様に、図示しないエディットパネル
などの部分領域指定手段を用いて、領域と原稿モードを
逐次指定するように構成すればよい。
【0045】このように、特定の種類の複製原稿である
ことを検知することによって、世代複製に適した良好な
画像再現処理を実行することが可能になる。上述のよう
な各種の世代複製モードを特定することが困難な場合な
どでは、例えば世代複製における処理として、印刷写真
Gモードなどを代表のモードに設定しておき、世代複製
時には印刷写真Gモードで処理するように構成してもよ
い。この場合、世代複製時のモード数を減らして簡易化
を図ることができ、制御ソフトウエア、表示用ソフトウ
エアの規模の削減や、ユーザの操作の簡素化などの点で
有効である。このように実施した場合でも、想定される
インクや紙などの特性がわかっているので、階調特性、
色変換特性の効果や、空間フィルター特性などをある程
度想定できることから、大部分の世代複製時の効果は得
られる。
【0046】画像処理パラメータ検知部11における特
定の種類の原稿であることを検知する方法の別の例とし
て、カラー複写機動作において一般的に行なわれるプリ
スキャン動作時に、原稿中に存在するパターン情報を検
知し、その情報に基づいて、世代複製の動作モードを設
定することもできる。このように構成することによって
ユーザにボタン操作などの面倒な手続を省略させうるこ
とから、有効な手段である。
【0047】カラー複写機による複製時には、偽造防止
策として、複製時に複写情報をパターン化し、目立ちに
くいトナー(たとえばイエロー)などで、複製と同時に
印刷している。このようなパターン情報に、複製時の原
稿モード、スクリーン方向などの情報を入れておくこと
によって、世代複製時にパターンを解読して原稿モード
設定を自動的に行なうことが可能になる。1ページ内の
原稿モードが同一の場合には比較的容易に対応できると
考えられるし、また図2に示すように部分領域ごとに原
稿モードを設定する場合には、位置情報を含めてパター
ン情報とすればよい。また、パターン情報として、用紙
先頭などにバーコードなどの形式で埋め込み、それを認
識するといった方法も、複写情報として許される場合に
は有効である。
【0048】図10は、操作パネルのさらに別の例の説
明図である。図中、36は世代複製指定プリスキャンボ
タンである。上述のプリスキャンによる自動検知を実行
する際に、ユーザの意図により自動検知して欲しい場合
と、そうでない場合を考慮するように構成することもで
きる。例えば図10に示したように、世代複製指定プリ
スキャンボタン36などを操作パネルに配置し、この世
代複製指定プリスキャンボタンが有効になっている場合
に限り、プリスキャンによる認識、検知動作を行なうよ
うに構成してもよい。この世代複製指定プリスキャンボ
タンは、もちろん指示表示パネル32内の画面に用意し
ても同様である。なお、プリスキャンによる自動検知の
実行を指示しなかった場合のために、指示表示パネル3
2には図9に示すような世代複製モードをユーザが指定
できる機能も有しているとよい。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、世代複製であることを検知する手段により、
世代複製であることを検知し、世代複製の特性を考慮し
たパラメータを各画像処理手段に対して設定し、画像処
理を実行するので、世代複製であっても色再現、階調再
現に優れ、シャープネスの過強調の少ない、良好な画像
を出力することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のカラー画像形成装置の実施の一形態
を示す概略構成図である。
【図2】 原稿モードの一例の説明図である。
【図3】 画像処理パラメータ記憶部に記憶されている
各原稿モードに対応した画像処理パラメータの一例の説
明図である。
【図4】 空間フィルタ特性を説明する概念図である。
【図5】 階調特性を説明する概念図である。
【図6】 空間フィルタ特性を説明する概念図である。
【図7】 階調特性を説明する概念図である。
【図8】 操作パネルの一例の説明図である。
【図9】 操作パネルの別の例の説明図である。
【図10】 操作パネルのさらに別の例の説明図であ
る。
【符号の説明】
1…画像入力部、2…入力階調補正部、3…第1の信号
変換部、4…第2の信号変換部、5…画像処理パラメー
タ記憶部、6…主走査縮小拡大部、7…空間フィルタ処
理部、8…出力階調補正部、9…出力スクリーン切り替
え部、10…画像出力部、11…画像処理パラメータ検
知部、12…プリントコントロール部、21…印刷写真
モード領域、22…印画紙写真モード領域、23…文字
モード領域、24…地図モード領域、31…世代複製指
定ボタン、32…指定表示パネル、33…縮拡倍率指定
ボタン、34…スタートボタン、35…ストップボタ
ン、36…世代複製指定プリスキャンボタン。
フロントページの続き (72)発明者 山崎 寿夫 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 小勝 斉 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい富士ゼロックス株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像を複数の画像処理手段により
    画像処理を行なって出力するカラー画像形成装置におい
    て、複写条件が特定された少なくとも1回は複写された
    複製原稿であることを検知する検知手段と、少なくとも
    複製原稿用に用意された前記複数の画像処理手段用のパ
    ラメータを記憶するパラメータ記憶手段を有し、前記検
    知手段によって前記複製原稿の複写を行なうことが検知
    されたとき前記複製原稿に対応して特定された前記複写
    条件に基づいて前記パラメータ記憶手段に記憶されてい
    る前記パラメータを前記複数の画像処理手段に設定して
    前記画像処理を行なうことを特徴とするカラー画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 カラー画像を複数の画像処理手段により
    画像処理を行なって出力するカラー画像形成装置におい
    て、前記カラー画像形成装置から出力されたプリント条
    件が特定されたプリント原稿であることを検知する検知
    手段と、少なくともプリント原稿用に用意された前記複
    数の画像処理手段用のパラメータを記憶するパラメータ
    記憶手段を有し、前記検知手段によって前記プリント原
    稿の複写を行なうことが検知されたとき前記プリント原
    稿に対応して特定された前記プリント条件に基づいて前
    記パラメータ記憶手段に記憶されている前記パラメータ
    を前記複数の画像処理手段に設定して前記画像処理を行
    なうことを特徴とするカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の画像処理手段は、色変換処
    理、空間フィルタ処理、階調変換処理のうちの少なくと
    も1つを含んでいることを特徴とする請求項1または2
    に記載のカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記検知手段は、前記複製原稿または前
    記プリント原稿に該原稿作成時に記された特定のパター
    ンを認識することを特徴とする請求項1または2に記載
    のカラー画像形成装置。
JP9004952A 1997-01-14 1997-01-14 カラー画像形成装置 Pending JPH10200737A (ja)

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