JPH10200448A - スペクトラム拡散無線通信方式における信号受信方法および装置 - Google Patents

スペクトラム拡散無線通信方式における信号受信方法および装置

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JPH10200448A
JPH10200448A JP1316497A JP1316497A JPH10200448A JP H10200448 A JPH10200448 A JP H10200448A JP 1316497 A JP1316497 A JP 1316497A JP 1316497 A JP1316497 A JP 1316497A JP H10200448 A JPH10200448 A JP H10200448A
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    • H04L2027/0024Carrier regulation at the receiver end
    • H04L2027/0026Correction of carrier offset
    • H04L2027/003Correction of carrier offset at baseband only

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない回路規模で、高精度の位相補正を行
う。 【解決手段】 受信機の位相誤差補正回路33は各パス
に対応して設けられており、I成分およびQ成分の逆拡
散出力が印加される。パイロットブロックの受信信号の
位相誤差が位相誤差抽出部1により抽出され、該位相誤
差に基づいて算出された補正ベクトルにより、位相補正
部2において情報シンボルの受信信号の位相誤差が補正
される。補正された受信信号はRAKE合成部25で他
のパスの位相誤差補正回路の出力と合成される。RAK
E合成部25の出力は仮判定部3に入力され、当該情報
シンボルが仮判定される。補正ベクトル修正部4におい
て、仮判定結果に基づいて前記位相誤差が修正され、修
正された位相誤差に基づいて補正ベクトルが算出され
る。このように情報シンボルを仮判定した結果に基づい
て補正ベクトルを順次修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スペクトラム拡散
無線通信方式に使用して好適な信号受信方法および装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】移動無線システムや無線LANなどの無
線通信システムにおいては、基地局から送信された信号
が経路長の異なる複数の伝搬経路を通って受信機に到達
し、それらがコヒーレントに加算されないために、いわ
ゆるマルチパスフェージングが発生する。このようなマ
ルチパスフェージングに対する有効な対策として、直接
スペクトラム拡散信号によるRAKE受信方式が知られ
ている。
【0003】図5(a)に、RAKE受信方式を採用し
た場合における送信データのフレーム構成の一例を示
す。この図に示す例においては、各フレームは、パイロ
ットシンボルブロックP1、P2・・・Pn+1と、情
報シンボルブロックI1、I2・・・Inとが交互に配
列された構成とされている。各パイロットシンボルブロ
ックP1、P2、・・・Pn+1はそれぞれLシンボル
の長さとされており、既知のシンボル列が送信される。
また、各情報ブロックI1、I2・・・Inには、それ
ぞれ所定数(例えば36シンボル)の情報シンボルが配
置されている。
【0004】図5の(b)は、RAKE受信機の要部の
構成を示すブロック図である。この図において、受信ア
ンテナ11において受信されたスペクトラム拡散信号は
高周波受信部12において中間周波信号に変換され、分
配器13により2つの信号に分割されて、それぞれ乗算
器16および17に供給される。14は中間周波数の信
号(cosωt)を発生する発振器であり、該発振器1
4からの出力は、前記乗算器16に直接印加されるとと
もに、その位相をπ/2だけ移相する位相シフト回路1
5を介して前記乗算器17に入力される。前記乗算器1
6において前記分配器13からの中間周波信号と前記発
振器14からの発振出力が乗算され、ローパスフィルタ
を介して同相成分(I成分)のベースバンド信号Riが
出力される。また、前記乗算器17において前記分配器
13からの中間周波信号と前記位相シフト回路15の出
力(sinωt)が乗算され、同様にして直交成分(Q
成分)のベースバンド信号Rqが出力される。このよう
にして受信信号は直交検波される。
【0005】ベースバンド信号RiおよびRqは、複素
型マッチドフィルタ18に入力され、それぞれ、PN符
号生成回路19により発生されるPN符号系列と乗積さ
れ、逆拡散が行なわれる。このマッチドフィルタから出
力される逆拡散出力の同相成分Siと逆拡散出力の直交
成分Sqは、遅延検波回路20、信号レベル検出部22
および位相補正手段24に入力される。
【0006】遅延検波回路20の検波出力はフレーム同
期回路21に入力され、各フレームのタイミングが検出
される。このタイミング信号は、位相補正手段24に入
力される。また、信号レベル検出部22では、I成分の
逆拡散出力SiとQ成分の逆拡散出力Sqとから受信信
号レベルが算出され、マルチパス選択部23において、
受信信号レベルの大きい複数のピークが複数のパスとし
て選択される。このマルチパス選択回路23の出力は位
相補正手段24に入力され、該位相補正手段24におい
て、後述するように各パスに対応した受信信号の位相補
正が行なわれる。この位相補正手段24からの各パスの
位相補正された出力は、RAKE合成部25においてタ
イミングを合わせて合成され、出力回路26に出力され
る。この出力回路26の出力は図示しない後続する判定
回路等に供給され、信号の復調および処理が行なわれる
こととなる。
【0007】図6は、前記位相補正手段24およびRA
KE合成部25の内部構成の一例を示すブロック図であ
る。この図に示すように、位相補正手段24には前記複
素型マッチドフィルタ18から出力される逆拡散された
受信信号SiおよびSqが入力され、それらを前述した
複数のパスにそれぞれ対応する位相補正回路31〜34
に選択的に出力するセレクタ30、および、前記複数の
パスにそれぞれ対応する4つの位相補正回路31〜34
により構成されている。前記複素型マッチドフィルタ1
8の出力は前記セレクタ30により前記位相補正回路3
1〜34にそれぞれ対応するタイミングで入力され、各
位相補正回路31〜34において、それぞれのパスに対
応する逆拡散信号に対して位相補正処理が行なわれる。
各位相補正回路31〜34の出力は、それぞれ対応する
遅延回路35〜38に入力され、タイミングが一致する
ようにそれぞれ対応する遅延時間だけ遅延されて、合成
回路39に入力される。これにより、合成回路39にお
いて、各パスの受信信号が位相及びタイミングを合わせ
て合成され、出力されることとなる。このようにしてパ
スダイバーシティが行なわれる。
【0008】前記図5の(a)に関して説明したよう
に、受信信号にはパイロットシンボルブロックと情報シ
ンボルブロックとが交互に配置されており、前記位相補
正回路31〜34における位相補正処理においては、前
記パイロットシンボルブロックの受信信号中に含まれて
いるパイロット信号の位相回転量(誤差ベクトル)から
算出される補正信号(補正ベクトル)が用いられる。
【0009】この位相補正処理の方法としては、次の2
通りの方法が知られている。第1の方法は前記情報シン
ボルブロックの前後に位置するパイロットシンボルブロ
ックの受信信号から補正ベクトルを算出する方法であ
り、第2の方法は情報ブロックの前に位置するパイロッ
トシンボルブロックから得られた補正ベクトルを用いて
位相補正を行なう方法である。
【0010】図7は、2つのパイロットシンボルブロッ
クから補正ベクトルを算出する前記第1の方法を採用し
た場合における前記位相補正回路31〜34の一構成例
を示すブロック図である。この図において、41は前記
情報シンボルブロックの受信信号を記憶し遅延して出力
するための遅延手段、42は当該情報シンボルブロック
の前後に位置するパイロットシンボルブロックの受信信
号に含まれている位相誤差を抽出し、平均化する位相誤
差抽出手段、43は前記位相誤差抽出手段42から出力
される誤差信号(誤差ベクトル)に基づいて補正信号
(補正ベクトル)を算出し、該補正ベクトルを前記遅延
手段41から出力される当該情報シンボルブロックの受
信信号に対して乗算することにより位相補正を行なう位
相補正部である。
【0011】図示しない送信機から送信された複素数の
パイロットシンボルを(a+j・b)とし、逆拡散後の
受信パイロットシンボルが(Pi+j・Pq)であった
とすると、該パイロットシンボルブロックにおける位相
誤差の平均値Eは、次の式(1)により表わすことがで
きる。
【数1】 ここで、Lはパイロットシンボルブロックに含まれるシ
ンボル数であり、上付きのkはパイロットシンボルの番
号を示している。
【0012】なお、送信されるパイロットシンボル(a
+j・b)は、通常、a=(−1,+1)とb=(−
1,+1)との組合せであるため、前記式(1)に示す
パイロットシンボルの位相誤差Eは、基本的に加算器の
みで算出することができる。
【0013】前記式(1)により算出した情報シンボル
ブロックの両側に位置するパイロットシンボルブロック
の平均位相誤差ベクトルは、次の式(2)および式
(3)のように表わされる。ここで、E(1)は当該情報
シンボルブロックに先行するパイロットシンボルブロッ
クの平均誤差ベクトル、E(2)は当該情報シンボルブロ
ックに後続するパイロットシンボルブロックの平均誤差
ベクトルである。
【数2】
【0014】次に、各情報シンボルの位相誤差を補正す
るための補正ベクトルを次の式(4)のように定義す
る。
【数3】
【0015】この補正ベクトルMは、次の式(5)およ
び式(6)により算出することができる。
【数4】 したがって、補正ベクトルMも基本的に加算器により求
めることができ、乗算回路を使用しないので回路構成を
簡単なものとすることができる。
【0016】このようにして算出された前記式(4)の
補正ベクトルMの共役ベクトルを各情報シンボルの受信
ベクトルDと乗算することによりその位相誤差を補正す
ることができる。このようにして次の式(7)に示す補
正された信号ベクトルを求めることができる。
【数5】 以上に示す式(1)から式(7)までは、ある一つのパ
スについての演算である。実際の場合はマルチパスが受
信されるが、各パスについて、それぞれの逆拡散後の信
号に基づいて式(1)から式(7)の演算で位相誤差を
補正することができる。
【0017】このような位相補正処理を各パスの受信信
号に対して実行し、得られた補正済みの各パスの受信信
号を、タイミングを一致させて加算することにより、R
AKE合成が行なわれ、次の式(8)および式(9)で
示す合成出力が得られる。
【数6】 ここで、上付きのnは1シンボル内の各パスの番号を示
しており、n=1,2,…,Nとなる。Nは例えば4と
されている。
【0018】この第1の方法によれば、情報シンボルブ
ロックの両側に位置するパイロットシンボルブロックの
受信信号の位相誤差に基づいて、当該情報シンボルブロ
ックの受信信号の位相補正を行なっているため、高精度
の補正を行なうことができる。
【0019】次に、情報シンボルブロックの前に位置す
るパイロットシンボルブロックから得られた補正係数を
用いて位相補正処理を行なう前記第2の方法について説
明する。図8はこのための構成の一例を示す図である。
この図において、51はパイロットシンボルの受信信号
から位相誤差を抽出するとともに、それらを平均化する
位相誤差抽出部、52は前記位相誤差抽出部51の出力
に基づいて算出された補正ベクトルと情報シンボルとを
乗算する位相補正部である。
【0020】この第2の方法の場合には、当該情報シン
ボルブロックに先行するパイロットシンボルブロックの
受信信号から抽出された位相誤差に基づいて補正ベクト
ルを算出しており、補正ベクトルMとしては次の式(1
0)および式(11)により算出される値が用いられ
る。
【数7】
【0021】この第2の方法によれば、情報シンボルブ
ロックに先行するパイロットシンボルブロックの受信信
号のみを用いて補正ベクトルを算出しているため、前記
第1の方法のように情報シンボルブロックの受信信号を
記憶しておくための遅延手段が不要となり、回路規模を
小さくすることができる。しかし、補正の精度は第1の
方法より劣る。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の第1の方法によれば、精度が高い受信を行なうことが
できるが、1情報ブロック分の受信データを記憶してお
くための遅延手段が必要となり、回路規模が大きくなる
という問題点がある。このことは携帯無線機などに適用
するときには、大きな問題となる。また、前記第2の方
法によれば、回路規模は小さくすることができるもの
の、補正の精度は前述した第1の方法の場合よりも悪く
なるという問題点がある。
【0023】そこで、本発明は、小さい回路規模で、高
精度の位相補正を行なうことが可能な、信号受信方法お
よび装置を提供することを目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のスペクトラム拡散無線通信方式における信
号受信方法は、パイロットシンボルブロックと情報シン
ボルブロックとが交互に配置されたスペクトラム拡散信
号を受信する方法であって、(1)前記パイロットシン
ボルブロックの受信信号からその受信信号に含まれてい
る位相誤差を算出し、該位相誤差に基づいて位相誤差補
正係数を算出するステップ、(2)該算出した位相誤差
補正係数を使用して前記パイロットシンボルブロックに
後続する情報シンボルブロックの最初のシンボルの受信
信号を補正するステップ、(3)該補正された情報シン
ボルの受信信号に基づいて当該送信情報シンボルを仮判
定し、該仮判定された送信情報シンボルに基づいて当該
情報シンボルに後続する情報シンボルの受信信号に含ま
れている位相誤差を推定するステップ、(4)該推定さ
れた位相誤差に基づいて、前記ステップ(1)において
算出した位相誤差補正係数を修正するステップ、(5)
該修正された位相誤差補正係数に基づいて後続する情報
シンボルの受信信号の位相誤差を補正するステップ、お
よび、(6)当該情報シンボルブロックの信号の受信が
終了するまで、前記ステップ(3)〜(5)を繰り返す
ステップ、を有する信号受信方法である。
【0025】また、前記ステップ(3)における仮判定
は、RAKE合成部の出力を用いて行われるようになさ
れている。さらに、前記ステップ(3)における仮判定
は、遅延検波回路の出力を用いて行われるようになされ
ている。
【0026】さらにまた、本発明のスペクトラム拡散無
線通信方式における信号受信装置は、パイロットシンボ
ルブロックと情報シンボルブロックとが交互に配置され
て送信されるスペクトラム拡散無線通信方式における信
号受信装置であって、受信信号を直交検波する直交検波
部と、該直交検波部からの直交検波出力を逆拡散するマ
ッチドフィルタと、該マッチドフィルタの出力が入力さ
れる遅延検波回路と、前記マッチドフィルタの出力が入
力される位相補正手段と、該位相補正手段の出力が入力
されるRAKE合成部とを有し、前記位相補正手段は、
前記パイロットシンボルブロックの受信信号から位相誤
差を抽出する位相誤差抽出部と、前記位相誤差抽出部か
ら出力される位相誤差あるいは補正ベクトル修正部から
出力される補正された位相誤差に基づいて前記情報シン
ボルブロックの情報シンボルの位相誤差の補正を行なう
位相誤差補正部と、前記位相誤差補正部において補正さ
れた情報シンボルを仮判定する仮判定部と、前記仮判定
部における仮判定結果に基づいて当該情報シンボルの受
信信号に含まれている位相誤差を推定し、この推定した
位相誤差に基づいて前記位相誤差抽出部において抽出さ
れた位相誤差を修正する補正ベクトル修正部とを有する
ものである。
【0027】さらにまた、前記仮判定部は、前記RAK
E合成部の出力により前記情報シンボルに対応する送信
情報シンボルを仮判定するようになされているものであ
る。さらにまた、前記仮判定部は、前記遅延検波回路の
出力により前記情報シンボルに対応する送信情報シンボ
ルを仮判定するようになされているものである。
【0028】パイロットシンボルブロックの受信信号か
ら補正ベクトルを算出するとともに、情報シンボルブロ
ックにおける各情報シンボルの受信信号の仮判定結果を
使用して情報シンボルの受信信号に含まれている位相誤
差ベクトルを推定し、該推定した位相誤差ベクトルに基
づいて前記補正ベクトルを修正し、該修正された補正ベ
クトルを用いて情報シンボルの受信信号の位相補正を行
なうようにしているので、位相誤差の補正を高精度に行
なうことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は本発明の信号受信方法が適
用された前記位相補正回路31〜34の一構成例を示す
ブロック図である。なお、各位相補正回路31〜34は
全て同一の構成とされているので、この図においては位
相補正回路33の内部構成を代表して示している。図1
において、1はパイロットシンボルブロックの受信信号
から位相誤差を抽出し、それらの平均をとる位相誤差抽
出部、2は前記位相誤差抽出部1から出力される位相誤
差ベクトルおよび後述する補正ベクトル修正部4からの
出力に基づいて、補正ベクトルを算出し、情報シンボル
の受信信号に対し位相補正処理を実行する位相補正部で
ある。また、3は、前述した各パスに対応する補正後の
情報シンボルの受信信号をRAKE合成するRAKE合
成部25の出力が入力され、受信された情報シンボルに
対応する送信情報シンボルを仮判定する仮判定部、4は
該仮判定部3により判定された情報シンボルの仮判定結
果に基づいて、当該情報シンボルの受信信号に含まれて
いる位相誤差ベクトルを推定し、該推定した位相誤差ベ
クトルに基づいて、前記パイロットシンボルの受信信号
から算出した補正ベクトルを修正する補正ベクトル修正
部である。
【0030】図2を参照して、このように構成された位
相補正回路の動作について説明する。前記図5の(a)
に関して説明したように、送信局から送信される信号
は、パイロットシンボルブロックと情報シンボルブロッ
クとが交互に配置された構成とされている。したがっ
て、まずパイロットシンボルブロックの信号が受信さ
れ、このとき、前記位相誤差抽出部1において各パイロ
ットシンボルの受信信号に含まれている位相誤差が抽出
され、当該パイロットシンボルブロックにおけるL個の
パイロットシンボルの受信信号に含まれている位相誤差
の平均化処理が行なわれて、平均位相誤差ベクトルE
(1)が算出される(ステップS11)。これは、前述の
式(1)および式(2)に基づいて行われる。
【0031】続いて情報シンボルブロックの信号の受信
が開始されると、この情報シンボルの受信信号に対し
て、前記位相補正部2により位相補正処理が行なわれ
る。すなわち、まず、情報処理シンボルブロックの第1
番目の情報シンボルに対して、前記ステップS11によ
り算出された位相誤差ベクトルE(1)から算出された補
正ベクトルM0を用いて位相補正処理が行なわれる(ス
テップS12)。この補正ベクトルM0は、前述の式
(10)および式(11)により算出されるものであ
り、この補正ベクトルM0の共役ベクトルを前記第1番
目の情報シンボルの受信ベクトルに乗算することによ
り、その位相誤差が補正される。なお、この処理は各パ
スに対応する位相補正回路31〜34においてそれぞれ
対応するパスの受信信号に対して行なわれる。
【0032】このようにして各パス毎にそれぞれの位相
補正部2において位相補正された第1番目の情報シンボ
ルの受信信号はRAKE合成部25に出力され、前述し
たようにRAKE合成される(ステップS13)。該R
AKE合成部25の出力は図示しない判別回路等に出力
されるとともに、前記仮判定部3にも入力され、送信側
における当該送信情報ベクトルがどのようなベクトルで
あったかが仮判定される(ステップS14)。この仮判
定結果は、補正ベクトル修正部4に入力される。
【0033】今、前記ステップS14における仮判定の
結果、当該情報シンボルに対応する送信情報ベクトルが
(c+j・d)であると仮判定されたとし、当該情報シ
ンボルの逆拡散後の受信信号が(Di+j・Dq)であ
ったとする。このとき、当該情報シンボルの受信信号に
含まれている位相誤差ベクトルE1は、次の式(12)
のように求められる。
【数8】 ここで、上付きのkは情報シンボルブロックにおける情
報シンボルの番号を示しており、第1番目の情報シンボ
ルを受信したこの時点においてはk=1である。
【0034】この式(12)により算出された第1番目
の情報シンボルの位相誤差ベクトルE1に基づいて、前
記ステップS11により算出した位相誤差ベクトルE
(1)=補正ベクトルM0を次の式(13)に基づいて修正
し、修正された結果を新たな補正ベクトルM1とする。
【数9】
【0035】ここで、αは1より小さい係数であり、仮
判定結果に基づく位相補正量の重みを決定する係数であ
る。このαの値は、伝搬状態などに応じて任意に設定す
ることができ、例えば、情報シンボルにおける位相誤差
とパイロットシンボルにおける位相誤差を均等に重視す
るときには0.5とすることができ、また、パイロット
シンボルの位相誤差を重視するときは、αを大きな値と
することができる。
【0036】この式(13)により算出された新たな補
正ベクトルM1を用いて、次の情報シンボル(当該情報
ブロックの第2番目のシンボル)の位相誤差の補正が行
なわれる(ステップS12)。
【0037】同様にして、情報シンボルブロックの第2
番目の情報シンボルが受信されたときに、この第2番目
の情報シンボルに対応する送信情報ベクトルが前記仮判
定部3により仮判定される(ステップS13およびS1
4)。そして、前記補正ベクトル修正部4において、こ
の受信データに含まれている位相誤差ベクトルE2を式
(13)に代入して新しい補正ベクトルM2を得る。こ
の場合E(1)=M1になる。この修正された補正ベクトル
2により、次に受信される情報シンボルの受信信号の
位相誤差が補正される(ステップS12)。
【0038】以下、同様にして、順次受信される情報シ
ンボルの仮判定結果に基づいて補正ベクトルMkを順次
修正し、この修正された補正ベクトルMkを用いて、後
続する情報シンボルの位相誤差の補正が行なわれる。
【0039】なお、上記式(13)においては、前記パ
イロットシンボルブロックの受信信号だけから検出され
た位相誤差ベクトルE(1)を各情報シンボルの仮判定に
よる位相誤差ベクトルにより修正するようにしていた
が、これらに限られることはなく、各情報シンボルの仮
判定結果により修正された補正ベクトルMkを後続のパ
イロットシンボル或いは情報シンボルの仮判定結果から
推定される位相誤差ベクトルにより、さらに修正し、そ
の後続の補正用に用いるようにしてもよい。
【0040】このような本発明によれば、情報シンボル
ブロックを遅延するための大規模な遅延回路手段が必要
とされないため、回路規模を小さくすることができる。
また、補正ベクトルを情報シンボルの受信信号に応じて
修正しているため、補正の精度を高めることができる。
【0041】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。前記図1に示した実施の形態においては、R
AKE合成部25の出力を用いて当該送信情報ベクトル
の仮判定を行なっていたが、この第2の実施の形態は、
前記フレーム同期をとるための前記遅延検波回路20の
出力を仮判定結果として用いるものである。
【0042】図3はこの第2の実施の形態における位相
補正回路31〜34の構成を示すブロック図である。こ
の図において、前記図1と同一の構成要素には同一の番
号を付して説明の重複を避けることとする。図示するよ
うに、この実施の形態においては、前記遅延検波回路2
0の出力が仮判定部3に入力されている。前述したよう
に、パイロットシンボルの送信ベクトルは既知であるた
め、前記遅延検波回路20の出力から、情報シンボルブ
ロックの情報シンボルの送信ベクトルが何であるのかを
判定することが可能である。したがって、フレーム同期
用の遅延検波回路20の検波出力を仮判定結果として使
用することができる。
【0043】図4は、この第2の実施の形態における処
理の流れを説明するための図であり、パイロットシンボ
ルブロックの信号の受信時に、前記位相誤差抽出部1
は、各パイロットシンボルの受信信号に含まれている位
相誤差を抽出し、それらの平均をとって位相誤差ベクト
ルE(1)を算出する(ステップS21)。
【0044】一方、前記遅延検波回路20は受信信号を
遅延検波しており、パイロットシンボルブロックに引き
続いて情報シンボルブロックの情報シンボルの受信信号
の遅延検波出力が出力されている。仮判定部3は、遅延
検波回路20から出力される情報シンボルに対応する遅
延検波出力により当該送信情報ベクトルについて仮判定
する(ステップS22)。
【0045】この仮判定結果を用いて、当該情報シンボ
ルの受信信号に含まれている位相誤差ベクトルを前記式
(12)を用いて算出する。そして、この算出された位
相誤差ベクトルにより、前記式(13)を用いて前記ス
テップS21において算出した位相誤差ベクトルE(1)
を修正して、後続する情報シンボルの位相誤差の補正に
使用する補正ベクトルを算出する(ステップS23)。
【0046】ステップS24においては、前記ステップ
S23により算出された補正ベクトルに基づいて情報シ
ンボルの受信信号の位相補正を行なう。前記パイロット
シンボルブロックに引き続いて受信される情報シンボル
ブロックの第1番目の情報シンボルについては、前記ス
テップS22において仮判定結果が出力されていないの
で、前記ステップS21において算出した位相誤差ベク
トルE(1)に基づく補正ベクトルをそのまま用いて当該
情報シンボルの位相誤差を補正する。
【0047】また、情報シンボルブロックの第2番目の
情報シンボルに対しては、前記ステップS22およびS
23において、前記遅延検波回路20から出力される第
1番目の情報シンボルの遅延検波出力に基づいて修正さ
れた補正ベクトルを用いて、位相誤差の補正が行なわれ
る。次に、前記情報シンボルブロックの第3番目の情報
シンボルが受信されたときには、前記遅延検波回路20
からの前記第2番目の情報シンボルの遅延検波出力に基
づいて、前記補正ベクトル修正部4において再び修正さ
れた補正ベクトルを用いて、位相誤差の補正を行なう。
以下同様にして、この情報シンボルブロックの情報シン
ボルに対して順次位相補正を行なう。
【0048】このようにして位相補正部2から順次出力
される位相誤差が補正された情報シンボルの逆拡散信号
は、前記RAKE合成部25に入力され、前述したよう
に、他のパスに対応する位相補正手段33からの出力と
合成されて出力される(ステップS25)。
【0049】なお、以上の説明においては、当該情報シ
ンボルブロックの前に位置するパイロットシンボルブロ
ックの受信信号のみに基づいて補正ベクトルを算出し、
該補正ベクトルを情報シンボルの仮判定結果に基づいて
修正しているが、これに限られることはなく、前述した
第1の従来技術の場合のように当該情報シンボルブロッ
クの前後に位置するパイロットシンボルブロックの受信
信号に基づいて補正ベクトルを算出し、情報シンボルの
仮判定結果から該補正ベクトルを修正するようにするこ
とも可能である。この場合には、1情報シンボルブロッ
クの受信信号を遅延するための回路手段が必要となる
が、前述した従来技術の場合よりも、精度の良い位相補
正を行なうことが可能となる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の信号受信
方法および装置によれば、パイロットシンボルブロック
の受信信号から抽出した位相誤差信号に基づいて算出し
た補正ベクトルを、情報シンボルの受信信号を仮判定す
ることにより推定した情報シンボルの受信信号の位相誤
差により、順次修正しているので、高精度で位相誤差の
修正を行なうことができる。また、当該情報シンボルブ
ロックの前に位置するパイロットシンボルブロックの受
信信号のみから抽出した位相誤差信号を用いる場合に
は、情報シンボルブロックの受信信号を遅延するための
手段を設ける必要がないので、回路規模を増大すること
なく、補正の精度を向上することができる。さらに、R
AKE合成部あるいは遅延検波回路の出力を用いて仮判
定を行なっているので、仮判定を行なうための回路構成
の増加量は少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の方法が適用された位相誤差補正回路
の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示した実施の形態における処理の流れ
を説明するための図である。
【図3】 本発明の方法が適用された位相誤差補正回路
の他の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図4】 図3に示した実施の形態における処理の流れ
を説明するための図である。
【図5】 送信データの構成の一例およびRAKE合成
を行なう受信機の構成の一例を示す図である。
【図6】 従来の位相補正手段の構成の一例を示すブロ
ック図である。
【図7】 従来の位相補正回路の構成の一例を示すブロ
ック図である。
【図8】 従来の位相補正回路の構成の他の例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1、42、51 位相誤差抽出部 2、43、52 位相補正部 3 仮判定部 4 補正ベクトル修正部 11 受信アンテナ 12 高周波受信部 13 分配器 14 発振器 15 位相シフト回路 16、17 乗算器 18 複素型マッチドフィルタ 19 PN符号生成回路 20 遅延検波回路 21 フレーム同期回路 22 信号レベル検出部 23 マルチパス選択部 24 位相補正手段 25 RAKE合成部 26 出力回路 30 選択回路 31〜34 位相補正回路 35〜38 遅延回路 39 合成回路 41 遅延手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイロットシンボルブロックと情報シ
    ンボルブロックとが交互に配置されたスペクトラム拡散
    信号を受信する方法であって、次の(1)〜(6)のス
    テップを有することを特徴とするスペクトラム拡散無線
    通信方式における信号受信方法。 (1)前記パイロットシンボルブロックの受信信号から
    その受信信号に含まれている位相誤差を算出し、該位相
    誤差に基づいて位相誤差補正係数を算出するステップ、 (2)該算出した位相誤差補正係数を使用して前記パイ
    ロットシンボルブロックに後続する情報シンボルブロッ
    クの最初のシンボルの受信信号を補正するステップ、 (3)該補正された情報シンボルの受信信号に基づいて
    当該送信情報シンボルを仮判定し、該仮判定された送信
    情報シンボルに基づいて当該情報シンボルに後続する情
    報シンボルの受信信号に含まれている位相誤差を推定す
    るステップ、 (4)該推定された位相誤差に基づいて、前記ステップ
    (1)において算出した位相誤差補正係数を修正するス
    テップ、 (5)該修正された位相誤差補正係数に基づいて後続す
    る情報シンボルの受信信号の位相誤差を補正するステッ
    プ、 (6)当該情報シンボルブロックの信号の受信が終了す
    るまで、前記ステップ(3)〜(5)を繰り返すステッ
    プ。
  2. 【請求項2】 前記ステップ(3)における仮判定
    は、RAKE合成部の出力を用いて行われることを特徴
    とする前記請求項1記載のスペクトラム拡散無線通信方
    式における信号受信方法。
  3. 【請求項3】 前記ステップ(3)における仮判定
    は、遅延検波回路の出力を用いて行われることを特徴と
    する前記請求項1記載のスペクトラム拡散無線通信方式
    における信号受信方法。
  4. 【請求項4】 パイロットシンボルブロックと情報シ
    ンボルブロックとが交互に配置されて送信されるスペク
    トラム拡散無線通信方式における信号受信装置であっ
    て、 受信信号を直交検波する直交検波部と、該直交検波部か
    らの出力を逆拡散するマッチドフィルタと、該マッチド
    フィルタの出力が入力される遅延検波回路と、前記マッ
    チドフィルタの出力が入力される位相補正手段と、該位
    相補正手段の出力が入力されるRAKE合成部とを有
    し、 前記位相補正手段は、 前記パイロットシンボルブロックの受信信号から位相誤
    差を抽出する位相誤差抽出部と、 前記位相誤差抽出部から出力される位相誤差あるいは補
    正ベクトル修正部から出力される補正された位相誤差に
    基づいて前記情報シンボルブロックの情報シンボルの位
    相誤差の補正を行なう位相誤差補正部と、 前記位相誤差補正部において補正された情報シンボルを
    仮判定する仮判定部と、 前記仮判定部における仮判定結果に基づいて当該情報シ
    ンボルの受信信号に含まれている位相誤差を推定し、こ
    の推定した位相誤差に基づいて前記位相誤差抽出部にお
    いて抽出された位相誤差を修正する補正ベクトル修正部
    とを有するものであることを特徴とするスペクトラム拡
    散無線通信方式における信号受信装置。
  5. 【請求項5】 前記仮判定部は、前記RAKE合成部
    の出力により前記情報シンボルに対応する送信情報シン
    ボルを仮判定するものであることを特徴とする前記請求
    項4記載のスペクトラム拡散通信方式における信号受信
    装置。
  6. 【請求項6】 前記仮判定部は、前記遅延検波回路の
    出力により前記情報シンボルに対応する送信情報シンボ
    ルを仮判定するものであることを特徴とする前記請求項
    4記載のスペクトラム拡散通信方式における信号受信装
    置。
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