JPH1019983A - バウンダリスキャンテスト方法 - Google Patents

バウンダリスキャンテスト方法

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JPH1019983A
JPH1019983A JP8172005A JP17200596A JPH1019983A JP H1019983 A JPH1019983 A JP H1019983A JP 8172005 A JP8172005 A JP 8172005A JP 17200596 A JP17200596 A JP 17200596A JP H1019983 A JPH1019983 A JP H1019983A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
boundary scan
cell
data register
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP8172005A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Kurihara
正大 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8172005A priority Critical patent/JPH1019983A/ja
Publication of JPH1019983A publication Critical patent/JPH1019983A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バウンダリスキャンテストにおいて、シリア
ルに接続されたデータレジスタにデータを送付する場
合、あるいは読出する場合に、データの書き込みが必要
なレジスタのセル以外の不必要なセルにもデータを送付
する必要があり、テスト時間が必要以上に長くなると言
う課題があった。 【解決手段】 バウンダリスキャンテストにおいて、不
必要なデータの書き込み(又は読み出し)をなくすた
め、不必要なデータが書き込まれる(読み出される)レ
ジスタのセル21をバイパスさせることにより、必要な
データのみを書き込み(読み出し)、テスト時間の短縮
を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バウンダリスキャ
ン機能を備えた半導体装置において、バウンダリスキャ
ンによるテスト方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バウンダリスキャンテストは、最近の複
雑で集積度の上がった半導体集積回路における配線の自
己診断として広く使用されるようになってきている。こ
の一般的なバウンダリスキャンテストの方法は、集積回
路の論理入力側と論理出力側に設けられているバウンダ
リスキャンレジスタの全セルをシリアルに接続して実行
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】今まで、バウンダリス
キャンテストにおいて、シリアルに接続されたデータレ
ジスタにデータを送付する場合、あるいは読出する場合
に、データの書き込みが必要なレジスタのセル以外の不
必要なセルにもデータを送付する必要があり、テスト時
間が必要以上に長くなると言う課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、バウンダリスキャンテストにおいて、不
必要なデータの書き込み(又は読み出し)をなくすた
め、不必要なデータが書き込まれる(読み出される)レ
ジスタのセルをバイパスさせることにより、必要なデー
タのみを書き込み(読み出し)、テスト時間の短縮を図
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、バウンダリスキャンの
スタンダードであるIEEE1149.1に準拠したバ
ウンダリスキャンにおいて、バウンダリスキャンのデー
タレジスタのセルに、データのスキャン時にセルをバイ
パスさせる機能を追加した構成になっている。
【0006】図1に、バウンダリスキャンを有する半導
体装置の構成図を示す。バウンダリスキャンのデータレ
ジスタ21は、TDI20より入力され、セルがシリア
ルに接続されたデータレジスタを経由して、TDO22
より出力される。バイパスさせる手順は、バウンダリス
キャンのデータレジスタ21に、バイパスすべきセル
に”1”を、シリアルに接続するセルに”0”を書き込
むことによって行われる。1が書き込まれたデータレジ
スタのセルは、データをバイパスさせる状態にする特定
の命令を実行する。
【0007】この動作を、図2を参照しながら、詳細に
説明する。はじめに、書き込まれたデータレジスタのデ
ータは、フリップフロップ(FF)7にセットされてい
る。つぎに、特定の命令により、制御信号8がアクティ
ブになり、FF7のデータがFF9にセットされる。F
F9は、セレクタ14の制御信号となり、FF9が1の
場合、セレクタ14は信号6をセレクトし、出力16に
出力する。従って、バウンダリスキャンのデータレジス
タのデータをシフトさせる場合に、FF9が1である
と、データレジスタの前段のセルの信号2は、セレクタ
3を通りセレクタの出力信号6に出力される。信号6
は、セレクタ14を通り、セレクタ14の出力信号16
に出力される。すなわち、前段のセルの入力信号2は、
セルのFF7を経由する事なく、このセルをバイパスし
てセルの出力16に出力する。
【0008】はじめに書き込まれたデータレジスタのデ
ータは、FF7にセットされている。FF7のデータが
0の場合は、特定の命令により、FF7のデータがFF
9にセットされる。FF9のデータが0であるので、セ
レクタ14は、信号12をセレクトし、セレクタ14の
出力16に出力する。この場合は、IEEE1149.
1のデータレジスタのセルと同等の機能となる。前段の
セルの入力2は、該当セルのFF7を経由して、次段の
セルに、データを転送する。
【0009】図3は、バウンダリスキャンでロジックの
動作をチェックする場合、バウンダリスキャンのデータ
レジスタの内、ロジックの入力に相当するセルにデータ
をセットし、ロジックの出力に相当するセルはバイパス
させて、データレジスタにデータを書き込む場合の例を
示す。
【0010】図4は、テストされるロジックの入力デー
タをセットした後、ロジックを動作させ、ロジックの出
力が確定した状態で、ロジックをホールド状態にし、こ
の状態でFF9をリセット信号18によりリセットし、
ロジックの入力に相当するデータレジスタのセルをバイ
パスし、出力に相当するセルをシリアルに接続した場合
の例を示す。
【0011】この状態で、ロジックの出力のデータをセ
ルに取り込み、データレジスタの内容を読み出す。この
場合は、ロジックの入力に相当するセルがバイパスされ
ているため、データレジスタ長は、ロジックの出力に相
当するセルのみとなるため、その分、短くなっており、
データレジスタを読み出す時間が短縮される。ロジック
のテストを行う場合、データレジスタの内、ロジックに
データを入力する時には、入力に相当するセルのデータ
をセットし、ロジックの出力結果を読み出すときには、
出力に相当するセルのみを読み出すことにより、バウン
ダリスキャンテストの時間短縮を行うことができる。
【0012】次に、データレジスタの特定のセルをバイ
パスさせる中で、バウンダリスキャンの入力側セルのみ
シリアルに接続し、出力側セルをバイパスさせる場合、
又は、入力側セルをバイパスさせて接続し、出力側セル
をシリアルに接続し、データを転送する場合の他の実施
例を示す。
【0013】この場合、この動作を制御する方法とし
て、図2に示した構成とは異なり、図5に示したような
構成で実行することができる。図5のロジックの入力側
(又は出力側)に使用するセルは、セルのコントロール
信号19が”1”のとき、前段のセルの信号が、当該セ
ルのフリップフロップ(FF)7を経由せず、次段のセ
ルへの出力信号16に直結されて、当該セルをバイパス
する構成になっている。また、セルのコントロール信号
19が”0”のときには、前段のセルの信号2は、当該
セルのフリップフロップ7を経由して、次段のセルへの
出力信号16に出力される。この場合は、セルをシリア
ルに接続した構成となる。
【0014】このように、バウンダリスキャンのデータ
レジスタへのデータの読み出しおよび、書き込みを実行
する前に、セルのコントロール信号19を”1”にする
か、”0”にするかを決める特定の命令を実行すること
により、入力側のセルをシリアルに接続(またはバイパ
ス)し、出力側のセルをバイパス(シリアルに接続)さ
せるようにすることができる。
【0015】以上のように、ロジックの入力に相当する
バウンダリスキャンのデータレジスタのセルにデータを
セットし、ロジックの動作後、その出力データを読み取
りロジックが正常に動作しているか否かをテストする場
合に、バウンダリスキャンのデータレジスタのすべての
セルにデータをシリアルに転送するのでなく、入力側の
セルにのみデータをシリアルに送り、出力側のセルはバ
イパスさせる。また、ロジックの動作後、入力側のセル
をバイパスさせて、ロジックの出力側のセルのみシリア
ルにデータを読み出すことにより、バウンダリスキャン
によるテスト時間の短縮とテストプログラムの作成を容
易にする。
【0016】なお、半導体集積回路装置間の接続テスト
においても、上記に説明した半導体集積回路装置内のロ
ジックのテスト同様に、データレジスタの全セルを接続
せずに、入力側、および出力側セルのみを接続すること
により、データレジスタの読み出し、書き込み時間の短
縮を図ることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、バウンダリスキャンテストに
おいて、不必要なデータの書き込み(又は読み出し)を
なくすため、不必要なデータが書き込まれる(読み出さ
れる)レジスタのセルをバイパスさせることにより、必
要なデータのみを書き込み(読み出し)、テスト時間の
短縮を図ることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバウンダリスキャンを有する半導体装
置の構成図
【図2】本発明のデータレジスタのセル構成図
【図3】本発明のバウンダリスキャンテストの一方法を
示す図
【図4】本発明のバウンダリスキャンテストの一方法を
示す図
【図5】本発明の他のデータレジスタのセル構成図
【符号の説明】
1 セルへの外部入力信号 2 前段セルの入力信号 3、14 セレクタ 7、9 フリップフロップ 6 セレクタの出力信号 8 フリップフロップ9のデータセット信号 16 次段セルへの出力信号 18 フリップフロップ9のリセット信号 19 セレクタの制御信号 20 バウンダリスキャンのデータ入力 21 バウンダリスキャンのデータレジスタ 22 バウンダリスキャンのデータ出力

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置内のテストすべきロジックの
    入力側に接続されるデータレジスタのセルと、出力側に
    接続されるデータレジスタのセルを有するバウンダリス
    キャンの機能を備えた半導体装置において、特定の命令
    により、バウンダリスキャンのデータレジスタの特定の
    セルをバイパスさせて、データをスキャンさせてテスト
    を行うことを特徴とするバウンダリスキャンテスト方
    法。
  2. 【請求項2】 半導体装置内のテストすべきロジックの
    入力側に接続されるデータレジスタのセルと、出力側に
    接続されるデータレジスタのセルを有するバウンダリス
    キャンの機能を備えた半導体装置において、特定の命令
    により、バウンダリスキャンの入力側セルのみシリアル
    に接続し、出力側セルをバイパスさせて接続し、データ
    を転送することを特徴とするバウンダリスキャンテスト
    方法。
  3. 【請求項3】 半導体装置内のテストすべきロジックの
    入力側に接続されるデータレジスタのセルと、出力側に
    接続されるデータレジスタのセルを有するバウンダリス
    キャンの機能を備えた半導体装置において、特定の命令
    により、バウンダリスキャンの入力側セルをバイパスさ
    せて接続し、出力側セルをシリアルに接続し、データを
    転送することを特徴とするバウンダリスキャンテスト方
    法。
JP8172005A 1996-07-02 1996-07-02 バウンダリスキャンテスト方法 Pending JPH1019983A (ja)

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