JP2011179881A - テスト回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】レイアウトが複雑になることを抑える。
【解決手段】テスト対象とされる複数の出力バッファ11のそれぞれに対応してサブテスト回路1aを備える。それぞれのサブテスト回路1aは、前段のサブテスト回路1aの出力が後段のサブテスト回路1aの入力に接続されてチェーン構成をなし、初段のサブテスト回路1aの入力には信号TDIを入力し、最終段のサブテスト回路1aの出力から信号TDOを出力する。サブテスト回路1aは、対応する出力バッファ11の出力値と入力における入力値とが異なる場合に、出力に信号TDIの論理値とは異なる論理値を出力する。
【選択図】図1
【解決手段】テスト対象とされる複数の出力バッファ11のそれぞれに対応してサブテスト回路1aを備える。それぞれのサブテスト回路1aは、前段のサブテスト回路1aの出力が後段のサブテスト回路1aの入力に接続されてチェーン構成をなし、初段のサブテスト回路1aの入力には信号TDIを入力し、最終段のサブテスト回路1aの出力から信号TDOを出力する。サブテスト回路1aは、対応する出力バッファ11の出力値と入力における入力値とが異なる場合に、出力に信号TDIの論理値とは異なる論理値を出力する。
【選択図】図1
Description
本発明は、半導体集積回路のテスト回路に関し、特にDCテストのためのテスト回路に関する。
LSIの集積度が増すにつれ、LSIのピン数も増大している。これに伴い、全ピンをテストする必要のあるDCテストにおいて、半導体テスタのチャンネルリソースを大幅に消費し、テストに係る費用が増大してしまう。そこで、多端子のLSIのDCテストを少数端子のLSIテスタで行うことで、テストにかかる費用を低減するDCテスト回路が特許文献1に開示されている。
このDCテスト回路は、LSIチップの複数の出力バッファに同一の期待値信号を同時に入力する入力手段と、各出力バッファから出力端子に出力される信号と基準電位を比較する比較回路と、複数の各比較回路に基準電位を入力する基準電位入力手段と、複数の比較回路の比較結果の論理積を取るAND回路と、複数の比較回路の比較結果の論理和を取るOR回路と、期待値信号のレベル変化に応じてAND回路又はOR回路のいずれか一方の出力信号を選択してLSIテスタに出力するテスト結果出力手段と、をLSIチップに備える。
以下の分析は本発明において与えられる。
従来技術では、AND回路又はOR回路を内部論理で構成しているため、レイアウト上、LSIチップの周囲に配置される出力バッファに関し、配線性が問題になる。つまり複数の出力バッファからの信号をAND回路又はOR回路にまとめるため、LSIチップのレイアウトにおいてAND回路又はOR回路の部分に配線が集中し、半導体集積回路の配線チャネル(配線リソース)を消費してしまうことになる。
本発明の1つのアスペクト(側面)に係るテスト回路は、テスト対象とされる複数の外部インタフェース回路のそれぞれに対応してサブテスト回路を備え、それぞれのサブテスト回路は、前段のサブテスト回路の出力が後段のサブテスト回路の入力に接続されてチェーン構成をなし、初段のサブテスト回路の入力にはテストデータ入力信号を入力し、最終段のサブテスト回路の出力からテスト結果信号を出力し、対応する外部インタフェース回路の出力値と入力における入力値とが異なる場合に、出力にテストデータ入力信号の論理値とは異なる論理値を出力する判定回路を備える。
本発明によれば、テスト判定結果をチェーン構成でつなぐことで、レイアウトが複雑になることを抑えることができる。
本発明の実施形態に係るテスト回路は、テスト対象とされる複数の外部インタフェース回路のそれぞれに対応してサブテスト回路を備え、それぞれのサブテスト回路は、前段のサブテスト回路の出力が後段のサブテスト回路の入力に接続されてチェーン構成をなし、初段のサブテスト回路の入力にはテストデータ入力信号を入力し、最終段のサブテスト回路の出力からテスト結果信号を出力し、対応する外部インタフェース回路の出力値と入力における入力値とが異なる場合に、出力にテストデータ入力信号の論理値とは異なる論理値を出力する判定回路を備える。
テスト回路において、それぞれの外部インタフェース回路に接続されるそれぞれの外部端子(図1の17に相当)と、外部からテスト用電圧を供給する電圧レベル印加端子(図1の18に相当)と、を備え、それぞれの外部インタフェース回路は、対応する外部端子へ出力信号を出力する出力回路(図1の11に相当)であって、テスト時には、対応するサブテスト回路(図1の1aに相当)の入力(図1の14に相当)をそれぞれの出力回路の入力に接続し、それぞれの判定回路(図1の13に相当)は、それぞれの出力回路の出力電圧とテスト用電圧とを比較する比較回路であって、比較回路の比較結果をそれぞれのサブテスト回路の出力(図1の16に相当)とするようにしてもよい。
テスト回路において、それぞれの外部インタフェース回路に接続されるそれぞれの外部端子(図3の37に相当)と、外部からテスト用電圧を供給する電圧レベル印加端子(図3の18に相当)と、を備え、それぞれの外部インタフェース回路は、対応する外部端子から入力信号を入力する入力回路(図3の31に相当)であって、テスト時には、それぞれの入力回路の入力にテスト用電圧を与え、それぞれの判定回路(図3の36に相当)は、それぞれの入力回路の出力信号に対応する論理値とテスト用電圧に対応する論理値とが一致するか否かを検知し、一致しない場合にテストデータ入力信号の論理値とは異なる論理値をそれぞれのサブテスト回路(図3の1bに相当)の出力に出力するようにしてもよい。
テスト回路において、出力回路(図6の11aに相当)は、出力を活性化または非活性化に制御する出力活性化信号を入力可能とし、それぞれの外部インタフェース回路は、対応する外部端子(図6の57に相当)から入力信号を入力する入力回路(図6の31に相当)をさらに備え、出力回路をテストする場合、出力回路の出力を活性化すると共に、対応するサブテスト回路(図6の1cに相当)の入力をそれぞれの出力回路の入力に接続し、それぞれの判定回路(図6の61に相当)は、比較回路の比較結果をそれぞれのサブテスト回路の出力とし、入力回路をテストする場合、出力回路の出力を非活性化すると共に、それぞれの入力回路の入力にテスト用電圧を与え、判定回路は、入力回路の出力信号に対応する論理値とテスト用電圧に対応する論理値とが一致するか否かを検知し、一致しない場合にテストデータ入力信号の論理値とは異なる論理値をそれぞれのサブテスト回路の出力に出力するようにしてもよい。
テスト回路において、出力回路(図7の11aに相当)は、出力を活性化または非活性化に制御する出力活性化信号を入力可能とし、それぞれの外部インタフェース回路は、対応する外部端子(図7の57に相当)から入力信号を入力する入力回路(図7の31に相当)をさらに備え、出力回路をテストする場合、出力回路の出力を活性化すると共に、対応するサブテスト回路(図7の1dに相当)の入力をそれぞれの出力回路の入力に接続し、それぞれの判定回路は、比較回路の比較結果をそれぞれのサブテスト回路の出力とし、入力回路をテストする場合、出力回路の出力を活性化すると共に、対応するサブテスト回路の入力の論理値とそれぞれの入力回路の出力信号に対応する論理値とが一致するか否かを検知し、検知結果を出力回路を介してテスト用電圧とを比較し、比較結果をそれぞれのサブテスト回路の出力に出力するようにしてもよい。
テスト回路において、それぞれの外部インタフェース回路に接続されるそれぞれの外部端子と、それぞれの外部インタフェース回路の出力に対応するそれぞれの選択回路(図5の51〜53に相当)と、を備え、それぞれの外部インタフェース回路は、対応する外部端子へ出力信号を出力する出力回路(図5の23に相当)および対応する外部端子から入力信号を入力する入力回路(図5の24に相当)のいずれか一方であって、それぞれの選択回路は、出力回路をテストする場合には入力回路をバイパスするように機能し、入力回路をテストする場合には出力回路をバイパスするように機能するようにしてもよい。
半導体集積回路装置は、上記のテスト回路をI/O領域に備えるようにしてもよい。
以上のようなテスト回路によれば、I/O領域が基本的にチップの周回に配置され、サブテスト回路が隣接セルとの接続となることから、チップ内部領域のリソースを必要としない。したがって、レイアウトが容易になる。すなわち、テスト判定結果をデイジーチェーンでつなぐことで、レイアウトが複雑になることを抑えることができる。
以下、実施例に即し、図面を参照して詳しく説明する。
図1は、本発明の第1の実施例に係る半導体集積回路装置の回路図である。図1において、半導体集積回路装置は、I/O領域と内部領域とを有する。I/O領域には、複数の出力端子17、電圧レベル印加端子18、入力端子19、出力端子20、複数の出力バッファ11、入力バッファ21、出力バッファ22、選択回路12a、複数のサブテスト回路1aを備える。内部領域には、図示されないユーザ回路(内部回路)が配置される。
出力バッファ11と出力バッファ11に対応するサブテスト回路1aとあわせたものをそれぞれチェーン構成の各段23_1〜23_nとする。ここで、テスト対象とされる回路は、出力バッファ11である。出力バッファ11は、ユーザ回路からの出力信号を端子15で受け、出力端子17に出力する。
サブテスト回路1aは、選択回路12、判定回路13と、入力端子(テスト入力)14、出力端子(テスト出力)16から構成される。また、テスト回路は、前段のサブテスト回路1aの出力端子16が後段のサブテスト回路1aの入力端子14に接続されたチェーン構成をなしており、チェーンを構成する初段のサブテスト回路1aの入力端子14に入力バッファ21を介して入力端子19が接続され、チェーンを構成する最終段のサブテスト回路1aの出力端子16が選択回路12aおよび出力バッファ22を介して出力端子20に接続されるように構成される。
なお、ここでは、入力端子19から入力される信号(テストデータ入力信号)TDIをユーザ回路でも使用できるように入力バッファ21の出力を内部領域にも接続してある。また、入力端子19から入力される信号TDIは、テストのための設定値(0または1)が設定される。
また、出力端子20から出力される信号(テスト結果信号)TDOをユーザ回路側と共用するために、選択回路12aは、出力端子16からの信号とユーザ回路からの信号とをテスト制御信号TS1の値によって選択可能としている。なお、最終段23_nの出力端子16を選択回路12aを介さずに直接、出力バッファ22に接続する構成としても良い。
選択回路12は、テスト制御信号TS1の値によって、入力端子14の信号、ユーザ回路に接続された端子15の信号のいずれか一方を選択して出力バッファ11に出力する。
判定回路13は、電圧レベル印加端子18から入力される電位と、被テスト回路である出力バッファ11の出力の電位とを比較し、比較結果を出力端子16に出力する。ここでは、判定回路13の一例として差動回路(コンパレータ)で構成したものを示す。被テスト回路である出力バッファ11の出力は、この差動回路の非反転入力端子(+)に接続され、電圧レベル印加端子18から入力される電位はこの差動回路の反転入力端子(−)に接続される。
図2は、選択回路12、12aの具体的な回路例である。選択回路12、12aは、テスト制御信号TS1によって開閉が排他的に制御されるNMOSトランジスタMN1、PMOSトランジスタMP1によるトランスファゲートで構成される。なお、論理情報が伝達できれば良いので、選択回路12、12aをロジック回路で構成しても良い。
ところで、出力バッファ11などの出力レベルは、半導体集積回路の内部領域に形成されたユーザ回路と論理電圧レベルが異なる場合がある。このような場合は、一般に出力バッファ11は、ユーザ回路用の論理電圧レベルを半導体集積回路の外部の論理電圧レベルに変換するレベルシフト機能を有する。本実施例では、これに対応するように、判定回路13が半導体集積回路の外部の論理電圧レベルに対応するものとする。
通常動作時には、ユーザ回路に接続された端子15から入力される信号が選択回路12によって選択されるようにテスト制御信号TS1の値を設定する。また、テスト時には、入力端子14から入力される信号が選択されるようにテスト制御信号TS1の値を設定し、同時に電圧レベル印加端子18に所望のテスト条件に対応する閾値電圧を印加する。
このように設定した上で、
(1)出力の期待値、すなわち、テストがOKであった場合に出力端子16に出力される値(最終的には出力端子20に出力される値)をテスト入力端子19(TDI)に入力する。
(2)デイジーチェーンによって、出力バッファ11にTDIの値が出力される。
(3)出力バッファ11の出力値が、コンパレータ(判定回路13)に入力される。
(4)出力バッファ11の出力の電圧レベルが電圧レベル印加端子18に印加した閾値を満たすことで、判定回路13から、TD1と同値が出力される。
(5)判定回路13の差動出力が、デイジーチェーンを通して隣接の出力バッファ11に次段の期待値として入力される。
以上の(2)〜(5)が縦続接続されるサブテスト回路1aで繰り返される。
(1)出力の期待値、すなわち、テストがOKであった場合に出力端子16に出力される値(最終的には出力端子20に出力される値)をテスト入力端子19(TDI)に入力する。
(2)デイジーチェーンによって、出力バッファ11にTDIの値が出力される。
(3)出力バッファ11の出力値が、コンパレータ(判定回路13)に入力される。
(4)出力バッファ11の出力の電圧レベルが電圧レベル印加端子18に印加した閾値を満たすことで、判定回路13から、TD1と同値が出力される。
(5)判定回路13の差動出力が、デイジーチェーンを通して隣接の出力バッファ11に次段の期待値として入力される。
以上の(2)〜(5)が縦続接続されるサブテスト回路1aで繰り返される。
最終的にテスト出力端子20に出力された信号TDOがテスト入力端子19に入力した信号TDIと同じになることを確認し、テストの合否を判定する。
例えば、初段のサブテスト回路1aに対応する出力バッファ11が「0」固定故障である場合(あるいは「1」出力として認識できる出力電圧レベルを出力できない場合)、テスト入力端子19に期待値「1」(TDI=1)を入力するテストを行う。この場合、出力バッファ11には「1」が入力され、出力バッファ11は本来「1」を出力する。しかしながら、判定回路13によって「0」と判断され、判断された値「0」が後段のサブテスト回路に入力される。つまり、TDIとは異なる値を後段に出力することになる。
この結果、後段のサブテスト回路1aは、あたかも「0」をテストされるものとしてテストが進む。したがって、出力端子20では予定された期待値「1」ではなく「0」(TDO=0)を検出することになり、故障(不良)が発見される。
なお、入力端子19からの信号TDIは、バッファ出力の「0」レベルをテストする際には「0」を、「1」レベルをテストする際には「1」を入力し、電圧レベル印加端子18には、各テストの閾値を入力することで、「0」と「1」のテストを実行することができる。
本実施例では、このようにサブテスト回路1aは、対応する出力バッファ11の出力値と、入力端子14からの入力値とが異なる場合に、出力端子16に入力端子14の信号の値とは異なる値を出力するように構成される。このようにして、出力バッファ11のDCテストが行われ、しかも、入力から出力までがデイジーチェーン構成であるため、回路構成として一本化される。したがって、DCテストのために使用するテスタのピン数を減じつつ、半導体集積回路装置のレイアウトにおける負担が大幅に軽減される。
図3は、本発明の第2の実施例に係る半導体集積回路装置の回路図である。図3において、図1と同一の符号は同一物を表し、その説明を省略する。第1の実施例では、出力バッファのテストに係る説明を行った。第2の実施例に係る半導体集積回路装置は、入力バッファ31と入力バッファ31をテストするサブテスト回路1bを備える。
入力バッファ31と入力バッファ31に対応するサブテスト回路1bとあわせたものをそれぞれチェーン構成の各段24_1〜24_nとする。ここで、テスト対象とされる回路は、入力バッファ31である。入力バッファ31は、半導体集積回路の外部から入力信号IN1を端子37と選択回路34とを通じて受け取り、内部領域に構成されたユーザ回路へ端子35を通じて受け渡す。
サブテスト回路1bは、選択回路34、判定回路36、入力端子14(テスト入力)、出力端子16(テスト出力)から構成される。また、テスト回路は、前段のサブテスト回路1bの出力端子16が後段のサブテスト回路1bの入力端子14に接続されたチェーン構成をなし、チェーンを構成する初段のサブテスト回路1bの入力端子14に入力バッファ21を介して入力端子19が接続され、チェーンを構成する最終段のサブテスト回路1bの出力端子16が出力バッファ22を介して出力端子20に接続されるように構成される。
入力端子19から入力される信号TDIは、テストのための設定値(0または1)が設定される。
選択回路34は、テスト制御信号TS2によって、電圧レベル印加端子18の信号、入力端子37を通じて入力された信号IN1のいずれか一方を選択して入力バッファ31に出力する。なお、選択回路34は、電圧レベル印加端子18よって印加される任意の電圧レベルを扱うため、図4に示すような図2と同様のトランスファゲートを用いる構成であることが望ましい。
判定回路36は、EOR回路32、33を備える。EOR回路33は、入力端子14からの入力と、入力バッファ31の出力との排他的論理和をとり、両者が同一であるか否かを判定する。EOR回路32は、電圧レベル印加端子18から入力される電位(ここではこの電位に応じた論理値)と、EOR回路33の出力との排他的論理和を出力端子16に出力する。EOR回路32は、電圧レベル印加端子18から入力される電位を入力バッファ31が正常な場合に判断する論理値として演算されるように構成する。言い換えると、正常な入力バッファ31がEOR回路32の入力に組み込まれたのと等価な動作をする。あるいは、別系統で正常判断値(期待値)を入力する構成としてもよい。
実施例1で述べたと同様に、入力回路31などは、半導体集積回路の内部領域に形成されたユーザ回路と論理電圧レベルが異なる場合がある。このような場合は、一般に入力回路31などは、半導体集積回路の外部の論理電圧レベルを内部回路用の論理電圧レベルに変換して出力するレベルシフト機能を有する。本実施例では、テスト対象である入力回路31は、半導体集積回路の外部の論理電圧レベルに対応した電圧が入力される。したがって、EOR回路32は、電圧レベル印加端子18から入力される電位を入力バッファ31が正常な場合に判断する論理値として演算されるように構成することが好ましい。
通常動作時には、入力端子37からの信号IN1が選択回路34によって選択されるようにテスト制御信号TS2の値を設定する。また、テスト時には、電圧レベル印加端子18からの入力を選択するようにテスト制御信号TS2の値を設定し、所望のテスト条件に対応する閾値電圧を電圧レベル印加端子18に印加する。つまり、閾値電圧がテスト対象の入力バッファ31に印加され、入力バッファ31でバッファリングされた値が出力された状態とする。
このように設定した上で、
(1)出力の期待値、すなわち、テストがOKであった場合に出力端子16に出力される値(最終的には出力端子20に出力される値)をテスト入力端子19(TDI)に入力する。ここでの期待値は、正常な入力バッファ31が電圧レベル印加端子18に印加される閾値電圧で正しい判定値とする値を設定する。
(2)デイジーチェーンによって、TDIの値と入力バッファ31の出力とがEOR回路33に入力される。同値であれば、PASS判定となり、「0」がEOR回路33から出力される。異値であればFail判定となり、「1」がEOR回路33から出力される。
(3)EOR回路32は、EOR回路33の出力と、電圧レベル印可端子18の値(テスト電圧)との排他的論理和をとり、この出力が次段の期待値となる。
(4)EOR回路32の出力がデイジーチェーンを通して、隣接のバッファのEOR回路33に入力される。
以上の(2)〜(4)が縦続接続されるサブテスト回路1bで繰り返される。
(1)出力の期待値、すなわち、テストがOKであった場合に出力端子16に出力される値(最終的には出力端子20に出力される値)をテスト入力端子19(TDI)に入力する。ここでの期待値は、正常な入力バッファ31が電圧レベル印加端子18に印加される閾値電圧で正しい判定値とする値を設定する。
(2)デイジーチェーンによって、TDIの値と入力バッファ31の出力とがEOR回路33に入力される。同値であれば、PASS判定となり、「0」がEOR回路33から出力される。異値であればFail判定となり、「1」がEOR回路33から出力される。
(3)EOR回路32は、EOR回路33の出力と、電圧レベル印可端子18の値(テスト電圧)との排他的論理和をとり、この出力が次段の期待値となる。
(4)EOR回路32の出力がデイジーチェーンを通して、隣接のバッファのEOR回路33に入力される。
以上の(2)〜(4)が縦続接続されるサブテスト回路1bで繰り返される。
最終的にテスト出力端子20に出力された信号TDOがテスト入力端子19に入力した信号TDIと同じになることを確認し、テストの合否を判定する。
つまり、入力バッファ31が正常であり、「1」入力をテストする場合、入力バッファ31の出力は「1」であり、入力端子14からは「1」が入力される。したがって、EOR回路33の出力は「0」となり、EOR回路32は、電圧レベル印可端子18からの「1」、EOR回路33からの「0」によって、出力を「1」として、正常な期待値を後段に出力する。
また、入力バッファ31が正常であり、「0」入力をテストする場合、入力バッファ31の出力は「0」であり、入力端子14からは「0」が入力される。したがって、EOR回路33の出力は「0」となり、EOR回路32は、電圧レベル印可端子18からの「0」、EOR回路33からの「0」によって、出力を「0」とし、正常な期待値を後段に出力する。
一方、入力バッファ31が逆の値を出力するような異常があって、「1」入力をテストする場合、入力バッファ31の出力は「0」となり、入力端子14からは「1」が入力される。したがって、EOR回路33の出力は「1」となり、EOR回路32は、電圧レベル印可端子18からの「1」、EOR回路33からの「1」によって、出力を「0」とし、異常とされた期待値を後段に出力する。
同様に、入力バッファ31が異常であり、「0」入力をテストする場合、入力バッファ31の出力は「1」となり、入力端子14からは「0」が入力される。したがって、EOR回路33の出力は「1」となり、EOR回路32は、電圧レベル印可端子18からの「0」、EOR回路33からの「1」によって、出力を「1」とし、異常とされた期待値を後段に出力する。
したがって、入力端子19からの信号TDIは少なくとも「0」入力、「1」入力の2回行うことが好ましい。これは、初段が「0」固定故障、「1」固定故障の場合、一方のみのテストでは検出できないからである。
本実施例では、実施例1と同様に、サブテスト回路1bは、対応する入力バッファ31の出力値と、入力端子14からの入力値とが異なる場合に、出力端子16に入力端子14の信号の信号値とは異なる値を出力するように構成される。この結果、入力バッファ31のDCテストが行われ、しかも、入力から出力までがデイジーチェーン構成であるため、回路構成として一本化される。したがって、DCテストのために使用するテスタのピン数を減じつつ、レイアウトにおける負担が大幅に軽減される。
図5は、本発明の第3の実施例に係る半導体集積回路装置の回路図である。図5において、半導体集積回路装置は、テスト回路付き出力バッファ23、テスト回路付き入力バッファ24、選択回路51〜53を備える。テスト回路付き出力バッファ23は、図1における出力バッファ11とサブテスト回路1aとの組合せの一段分に相当する。また、テスト回路付き入力バッファ24は、図3における入力バッファ31とサブテスト回路1bとの組合せの一段分に相当する。本実施例は、実施例1、2の混在、すなわち出力バッファ11と入力バッファ31とが半導体集積回路装置に混在した場合に対応する例を示す。
テスト回路付き出力バッファ23とテスト回路付き入力バッファ24とは、1つのデイジーチェーン構成として数珠繋ぎとする。この場合、バッファの種類が同じもののみが選択的に接続されるように、バッファの種類が異なるものをバイパスする構成とされる。すなわち、チェーンの中で前段と後段とのバッファの種類が違う部分に選択回路51〜53を挿入する。選択回路51〜53は、バイパスする回路がテスト回路付き入力バッファ24である場合、テスト回路付き入力バッファ24の出力端子16か、そのテスト回路付き入力バッファ24の前段にあるテスト回路付き出力バッファ23の出力端子16かを選択して出力するように構成する。また、バイパスする回路がテスト回路付き出力バッファ23である場合、テスト回路付き出力バッファ23の出力端子16か、そのテスト回路付き出力バッファ23の前段にあるテスト回路付き入力バッファ24の出力端子16かを選択して出力するように構成する。ここでは、選択回路51〜53は、テスト制御信号TS2を用いて、切替える例を示している。
以上のような出力バッファ11と入力バッファ31とが混在する構成の半導体集積回路装置においても、出力バッファ11および入力バッファ31の一方を選択して実施例1、2と同様のDCテストを行うことができる。
図6は、本発明の第4の実施例に係る半導体集積回路装置の回路図である。図6において、図1、図3と同一の符号は同一物を表し、その説明を省略する。本実施例の半導体集積回路装置は、実施例1における出力バッファ11とサブテスト回路1aとの組合せ、実施例2における入力バッファ31とサブテスト回路1bとの組合せを一段に合成し、双方向バッファとなる出力バッファ11a、入力バッファ31、およびサブテスト回路1cを備える。
入力バッファ31の入力と出力バッファ11aの出力とは、いずれも外部の端子57に接続される。出力バッファ11aは、信号OENに応じて、出力(イネーブル)モードあるいは非活性(ディスイネーブル)モードのいずれかに制御される。非活性状態では、出力バッファ11aの出力をハイインピーダンスとし、出力が実質的に切り離された状態となる。ここで出力バッファ11aは、OEN=1のときにイネーブル、OEN=0のときにディスイネーブルと成るものとする。OEN=1のとき、出力バッファ11aは、内部領域に構成されたユーザ回路からの出力信号を端子15で受けて選択回路12を介して入力し、端子57に出力する。
入力バッファ31は、端子57と選択回路34とを通じて入力信号を受け取り、内部領域に構成されたユーザ回路へ端子35を通じて受け渡す。
なお、本実施例におけるテスト対象バッファは、出力バッファ11aおよび入力バッファ31である。
サブテスト回路1cは、選択回路12、34、56、判定回路61、入力端子14(テスト入力)、出力端子16(テスト出力)から構成される。サブテスト回路1cは、前段のサブテスト回路1cの出力端子16が後段のサブテスト回路の入力端子14に接続されるチェーン構成をなし、チェーンを構成する初段のサブテスト回路の1cの入力端子14に信号TDIが供給され、チェーンを構成する最終段のサブテスト回路1cの出力端子16から信号TDOに出力されるように構成される。
また、選択回路12は、テスト制御信号TS1が「1」である場合には、入力端子14からの信号を選択し、「0」である場合には、ユーザ回路に接続された端子15からの信号を選択して出力バッファ11に出力する。
選択回路34は、テスト制御信号TS2が「0」の時に外部から入力端子57を通じて入力された信号を選択し、「1」の時に電圧レベル印加端子18からの信号を選択して入力バッファ31に出力する。
判定回路61は、判定回路13、EOR回路32、33、選択回路55を備える。判定回路13は実施例1と同様の差動回路である。ただし、比較結果を選択回路55を介して出力端子16に出力する。また、EOR回路32、33は、実施例2と同様である。ただし、EOR回路32の出力を選択回路55を介して出力端子16に出力する。
選択回路55は、図5における選択回路51〜53と同様に機能する。ここでは、出力バッファ11aと入力バッファ31のいずれのテストを行うかによって排他的にチェーンパスを切り替えるものである。ここでも選択回路55の選択制御信号は、テスト制御信号TS2としている。選択回路55は、テスト制御信号TS2が「0」である場合には、判定回路13の出力を選択し、「1」である場合には、EOR回路32からの出力を選択して出力端子16に出力する。
選択回路56は、テスト時に出力バッファ11aのイネーブル選択を内部からの信号OENとするかテスト制御信号TS2とするかを切替えるものである。ここでは、テスト制御信号TS1が「0」である場合には、信号OENが選択され、「1」の時にテスト制御信号TS2が選択されるものとする。なお、テスト制御信号TS2は反転して選択回路56に入力される。
以上のような構成において、テスト制御信号TS1、TS2によって、テスト回路は、通常動作モード、出力バッファ11aのテストモード、入力バッファ31のテストモードをそれぞれ切替える構成である。
[通常動作] テスト制御信号TS1が「0」であり、テスト制御信号TS2が「0」である場合には、通常モードとなり、出力バッファ11a、入力バッファ31ともに通常の動作が行われる。
[出力バッファ11aのテスト動作] テスト制御信号TS1が「1」であり、テスト制御信号TS2が「0」である場合には、選択回路12は入力端子14からの信号を選択し、選択回路55は判定回路13(すなわち出力バッファの判定結果)を選択する。また、選択回路56は、テスト制御信号TS2を選択し反転した値を出力するので信号OENとしては、「1」が出力バッファ11aに入力される。
[入力バッファ31のテスト動作] テスト制御信号TS1が「1」であり、テスト制御信号TS2が「1」である場合には、選択回路55は、EOR回路32(すなわち入力バッファの判定結果)を選択する。また、選択回路12は、入力端子14からの信号を出力バッファ11aに出力するように選択する。この場合、選択回路56が選択したテスト制御信号TS2が「1」の反転出力である「0」であるため、出力バッファ11aをディスイネーブル状態とし、入力バッファ31のテストに影響を与えない。
なお、テスト制御信号TS1が「0」、かつテスト制御信号TS2が「1」である場合には、禁止設定とする。
以上のようにテスト制御信号TS1、TS2によってテストモードが切替えられて、実施例1、2で説明したそれぞれのテストと同等のテストを行うことができる。
以上まとめると、
テスト制御信号TS1=0、テスト制御信号TS2=0 通常動作
テスト制御信号TS1=0、テスト制御信号TS2=1 禁止
テスト制御信号TS1=1、テスト制御信号TS2=0 出力テスト動作
テスト制御信号TS1=1、テスト制御信号TS2=1 入力テスト動作
である。
テスト制御信号TS1=0、テスト制御信号TS2=0 通常動作
テスト制御信号TS1=0、テスト制御信号TS2=1 禁止
テスト制御信号TS1=1、テスト制御信号TS2=0 出力テスト動作
テスト制御信号TS1=1、テスト制御信号TS2=1 入力テスト動作
である。
以上のような出力バッファ11aと入力バッファ31とで双方向バッファを構成する半導体集積回路装置においても、出力バッファ11aおよび入力バッファ31の一方を選択して、実施例1、2と同様のDCテストを行うことができる。
図7は、本発明の第5の実施例に係る半導体集積回路装置の回路図である。図7において、図6と同一の符号は同一物を表し、その説明を省略する。本実施例の半導体集積回路装置は、図6におけるEOR回路32、判定回路13、選択回路55をバッファ(差動・Ex−OR切り替えバッファ)81に置き換え、選択回路56をOR回路59に置き換え、選択回路58を追加している。
図8は、本発明の第5の実施例に係るバッファ81の回路図である。バッファ81は、NMOSトランジスタ91、93、96、98、99、100、PMOSトランジスタ92、94、95、97、101、差動増幅器102を備える。以下では、PMOSトランジスタ、NMOSトランジスタを単にトランジスタと記す。
トランジスタ91〜94のゲートおよびトランジスタ95の一端を端子57に接続する。トランジスタ95〜101のゲートにテスト制御信号TS2を与える。トランジスタ92、93、97の一端を電圧レベル印加端子18に接続する。トランジスタ91、94、99〜101の一端を共通に接続する。トランジスタ91、92の他端をトランジスタ96の一端に接続する。トランジスタ93、94の他端をトランジスタ98の一端に接続する。トランジスタ95、96の他端を差動増幅器102の非反転入力端子(+)に接続する。トランジスタ97、98の他端を差動増幅器102の反転入力端子(−)に接続する。トランジスタ99の他端を電源VDDに接続する。トランジスタ100、101の他端を接地する。差動増幅器102は、テスト制御信号TS1が1の場合に活性化され、出力信号を出力端子16に出力する。
ここで、テスト制御信号TS1が「1」であり、テスト制御信号TS2が「0」である場合(出力バッファ11aのテスト時)、トランジスタ95、97、101がオンとなり、トランジスタ96、98、99、100がオフとなる。したがって、出力バッファ11aからの信号、すなわち端子57の信号がトランジスタ95を介して差動増幅器102の非反転入力端子(+)に入力され、電圧レベル印加端子18からの信号がトランジスタ97を介して差動増幅器102の反転入力端子(−)に入力され、出力バッファ11aのテストが行われる。このときテスト制御信号TS1が1であることで、差動増幅器102は、動作状態であり、比較結果を出力端子16に出力する。
テスト制御信号TS1が「1」であり、テスト制御信号TS2が「1」である場合には、トランジスタ99、100が共にオンとなり、この両トランジスタがシリアル接続されVDD−GND間に配された状態になる。したがって、トランジスタ99と100との接点は、1/2・VDDとなり、トランジスタ91、94の一端に入力される。一方、トランジスタ92、93の一端には、電圧レベル印加端子18の信号が供給される。
ここで差動増幅器102の非反転入力端子(+)、反転入力端子(−)に入力する信号は、それぞれ1/2VDDレベル、電圧レベル印加端子18のレベルであって、接続関係が外部端子57の信号レベル、すなわち出力バッファ11aの値(ここでは入力バッファのテスト結果)によって排他的に切替えられる。つまり、出力バッファ11aの値によって、差動入力の±を反転させ、差動増幅器102に電圧印加端子とトランジスタのON抵抗分割による1/2VDDが入力されることで、入力信号と、電圧レベル印加端子18の信号との排他的論理和回路を構成している。したがって、テスト結果が電圧レベル印加端子18のレベルを本来正しく判定したか否かを差動増幅器102として判定して出力する。この時、テスト制御信号TS1が「1」であることで差動増幅器102は動作状態にある。
なお、テスト制御信号TS1が「0」である場合には、差動増幅器102はオフする。
実施例1、2で述べた理由と同じく、入力バッファ31、出力バッファ11aを含む入出力回路は、半導体集積回路の内部領域に形成されたユーザ回路と論理電圧レベルが異なる場合がある。これに対応するために、図3では、EOR回路32が、電圧レベル印加端子18から入力される電位を入力バッファ31が正常な場合に判断する論理値として演算されるように構成する。本実施例では、このように構成する代わりに、電圧レベル印加端子18から入力される電位の比較対象を出力バッファ11aの出力とすることで対応している。
このため、第4の実施例と比較して、EOR回路33から判定回路61への信号パスを出力バッファ11aを経由する構成にするとともに、テスト制御信号TS1、TS2による選択を変更している。具体的には、選択回路56をOR回路59に変更し、EOR回路33の出力を選択回路58を介して出力バッファ11aに入力するようにしている。
選択回路58は、テスト制御信号TS2が「0」の時に入力端子14からの信号を選択し、「1」の時にEOR回路33から出力される信号を選択し、選択回路12に出力する。
このように構成することによって、
[通常動作] テスト制御信号TS1が「0」であり、テスト制御信号TS2が「0」である場合には、通常モードとなり、入力バッファ31、出力バッファ11aともに通常の動作が行われる。
[通常動作] テスト制御信号TS1が「0」であり、テスト制御信号TS2が「0」である場合には、通常モードとなり、入力バッファ31、出力バッファ11aともに通常の動作が行われる。
[出力バッファ11aのテスト動作] テスト制御信号TS1が「1」であり、テスト制御信号TS2が「0」である場合には、選択回路12、58によって入力端子14からの信号を選択して出力バッファ11aに出力する。出力バッファ11aのテスト結果は、判定回路として機能するバッファ81に入力され、電圧レベル印加端子18からの信号による判定が行われる。この場合、OR回路59は、テスト制御信号TS1が「1」であるため、出力バッファ11aを終始イネーブル状態にする。
[入力バッファ31のテスト動作] テスト制御信号TS1が「1」であり、テスト制御信号TS2が「1」である場合には、選択回路12、58によってEOR回路33の出力を選択して出力バッファ11aに出力する。出力バッファ11aを経由した入力バッファ31のテスト結果は、判定回路81に入力され、電圧レベル印加端子18からの信号による判定が行われる。この場合、OR回路59は、テスト制御信号TS1が「1」であるため、出力バッファ11aを終始イネーブル状態にする。
なお、テスト制御信号TS1が「0」であり、テスト制御信号TS2が「1」である場合には、禁止設定とされる。
以上のようにテスト制御信号TS1、TS2によってテストモードが切替えられ、実施例4で説明したそれぞれのテストと同様のテストを行うことができる。
なお、前述の特許文献等の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
11、11a、22 出力バッファ
12、12a、34、51〜53、55、56 選択回路
13、36、61 判定回路
14、19 入力端子
16、17、20 出力端子
18 電圧レベル印加端子
1a、1b、1c、1d サブテスト回路
21、31 入力バッファ
23 テスト回路付き出力バッファ
23_1〜23_n、24_1〜24_n チェーン構成の各段
24 テスト回路付き入力バッファ
32、33 EOR回路
15、35、37、57 端子
59 OR回路
81 バッファ
91、93、96、98、99、100、MN1 NMOSトランジスタ
92、94、95、97、101、MP1 PMOSトランジスタ
102 差動増幅器
12、12a、34、51〜53、55、56 選択回路
13、36、61 判定回路
14、19 入力端子
16、17、20 出力端子
18 電圧レベル印加端子
1a、1b、1c、1d サブテスト回路
21、31 入力バッファ
23 テスト回路付き出力バッファ
23_1〜23_n、24_1〜24_n チェーン構成の各段
24 テスト回路付き入力バッファ
32、33 EOR回路
15、35、37、57 端子
59 OR回路
81 バッファ
91、93、96、98、99、100、MN1 NMOSトランジスタ
92、94、95、97、101、MP1 PMOSトランジスタ
102 差動増幅器
Claims (7)
- テスト対象とされる複数の外部インタフェース回路のそれぞれに対応してサブテスト回路を備え、
それぞれの前記サブテスト回路は、
前段の前記サブテスト回路の出力が後段の前記サブテスト回路の入力に接続されてチェーン構成をなし、初段の前記サブテスト回路の入力にはテストデータ入力信号を入力し、最終段の前記サブテスト回路の出力からテスト結果信号を出力し、
対応する前記外部インタフェース回路の出力値と入力における入力値とが異なる場合に、出力に前記テストデータ入力信号の論理値とは異なる論理値を出力する判定回路を備えることを特徴とするテスト回路。 - それぞれの前記外部インタフェース回路に接続されるそれぞれの外部端子と、
外部からテスト用電圧を供給する電圧レベル印加端子と、
を備え、
それぞれの前記外部インタフェース回路は、対応する前記外部端子へ出力信号を出力する出力回路であって、
テスト時には、対応する前記サブテスト回路の入力をそれぞれの前記出力回路の入力に接続し、
それぞれの前記判定回路は、それぞれの前記出力回路の出力電圧と前記テスト用電圧とを比較する比較回路であって、前記比較回路の比較結果をそれぞれの前記サブテスト回路の出力とすることを特徴とする請求項1記載のテスト回路。 - それぞれの前記外部インタフェース回路に接続されるそれぞれの外部端子と、
外部からテスト用電圧を供給する電圧レベル印加端子と、
を備え、
それぞれの前記外部インタフェース回路は、対応する前記外部端子から入力信号を入力する入力回路であって、
テスト時には、それぞれの前記入力回路の入力に前記テスト用電圧を与え、
それぞれの前記判定回路は、それぞれの前記入力回路の出力信号に対応する論理値と前記テスト用電圧に対応する論理値とが一致するか否かを検知し、一致しない場合に前記テストデータ入力信号の論理値とは異なる論理値をそれぞれの前記サブテスト回路の出力に出力することを特徴とする請求項1記載のテスト回路。 - 前記出力回路は、出力を活性化または非活性化に制御する出力活性化信号を入力可能とし、
それぞれの前記外部インタフェース回路は、対応する前記外部端子から入力信号を入力する入力回路をさらに備え、
前記出力回路をテストする場合、前記出力回路の出力を活性化すると共に、対応する前記サブテスト回路の入力をそれぞれの前記出力回路の入力に接続し、それぞれの前記判定回路は、前記比較回路の比較結果をそれぞれの前記サブテスト回路の出力とし、
前記入力回路をテストする場合、前記出力回路の出力を非活性化すると共に、それぞれの前記入力回路の入力に前記テスト用電圧を与え、前記判定回路は、前記入力回路の出力信号に対応する論理値と前記テスト用電圧に対応する論理値とが一致するか否かを検知し、一致しない場合に前記テストデータ入力信号の論理値とは異なる論理値をそれぞれの前記サブテスト回路の出力に出力することを特徴とする請求項2記載のテスト回路。 - 前記出力回路は、出力を活性化または非活性化に制御する出力活性化信号を入力可能とし、
それぞれの前記外部インタフェース回路は、対応する前記外部端子から入力信号を入力する入力回路をさらに備え、
前記出力回路をテストする場合、前記出力回路の出力を活性化すると共に、対応する前記サブテスト回路の入力をそれぞれの前記出力回路の入力に接続し、それぞれの前記判定回路は、前記比較回路の比較結果をそれぞれの前記サブテスト回路の出力とし、
前記入力回路をテストする場合、前記出力回路の出力を活性化すると共に、対応する前記サブテスト回路の入力の論理値とそれぞれの前記入力回路の出力信号に対応する論理値とが一致するか否かを検知し、検知結果を前記出力回路を介して前記テスト用電圧とを比較し、比較結果をそれぞれの前記サブテスト回路の出力に出力することを特徴とする請求項2記載のテスト回路。 - それぞれの前記外部インタフェース回路に接続されるそれぞれの外部端子と、
それぞれの前記外部インタフェース回路の出力に対応するそれぞれの選択回路と、
を備え、
それぞれの前記外部インタフェース回路は、対応する前記外部端子へ出力信号を出力する出力回路および対応する前記外部端子から入力信号を入力する入力回路のいずれか一方であって、
それぞれの前記選択回路は、前記出力回路をテストする場合には前記入力回路をバイパスするように機能し、前記入力回路をテストする場合には前記出力回路をバイパスするように機能することを特徴とする請求項1記載のテスト回路。 - 請求項1乃至6のいずれか一に記載のテスト回路をI/O領域に備えることを特徴とする半導体集積回路装置。
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