JPH10199218A - トレイルーレット制御方法及びその装置、並びにディスク交換機 - Google Patents

トレイルーレット制御方法及びその装置、並びにディスク交換機

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JPH10199218A
JPH10199218A JP9258543A JP25854397A JPH10199218A JP H10199218 A JPH10199218 A JP H10199218A JP 9258543 A JP9258543 A JP 9258543A JP 25854397 A JP25854397 A JP 25854397A JP H10199218 A JPH10199218 A JP H10199218A
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electrode
tray roulette
roulette
tray
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JP9258543A
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Inventor
Dong-Kyun Park
東鈞 朴
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WiniaDaewoo Co Ltd
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Daewoo Electronics Co Ltd
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    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B17/22Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records
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  • Automatic Disk Changers (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 より一層簡素化された探索過程を通じて、ト
レイルーレットの回転を迅速に制御して、目標ディッシ
ュを正確に検出し得るトレイルーレット制御方法及びそ
の装置を提供する。 【解決手段】 トレイルーレット制御方法によれば、ト
レイルーレット11内の3個のディッシュ14,15,
16のうちの目標ディッシュの探索する命令を受取り、
トレイルーレット11を回転させ、トレイルーレット1
1の回転の際、スキャナ電極400がID電極404、
開始電極407及び終了電極410と接触する間に一定
電圧を発生し、各電極から受取った一定電圧を変換して
IDコード、開始コード及び終了コードを発生し、各コ
ードを用いて、トレイルーレット11を駆動、停止させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク交換機
に関し、特に、トレイルーレット(tray roulette)の回
転を制御して目標ディッシュを正確に選択するトレイル
ーレット制御方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ディスクプレーヤ(以下、「デ
ィスクプレーヤ」と称す)は、光ディスク(以下、単に
「ディスク」と称す)に記録されたビデオ信号及び/ま
たはオーディオ信号を再生して、該信号を表示装置及び
/またはスピカに出力するもので、CDP(コンパクト
ディスクプレーヤ)、LDP(レーザディスクプレー
ヤ)、CDGP(コンパクトディスクグラフィックプレ
ーヤ)などから構成される。CDPは典型的にオーディ
オ信号のみを再生し得、LDP及びCDGPは、ビデオ
信号及びオーディオ信号ともを同時に再生し得る。ま
た、VCDP(ビデオコンパクトディスクプレーヤ)は
ビデオ信号及びオーディオ信号ともを再生し得る。
【0003】これらのディスクプレーヤは、例えば、高
い信号対雑音比、低雑音、微少な歪み及びゴースト像の
ないという高性能の特性により幅広く使わられるように
なってきている。しかしながら、動き画像フィルム等の
幾つかの応用分野においては、単一のディスク上にデー
タ量(例えば、動き画像フィルムの全体データの量)を記
録するにはデータ量が非常に多くて、データを幾つかの
ディスクに分けて格納しなければならない。ディスク交
換機はユーザの命令に応じて、トレイルーレットに複数
のディスクを装荷して、該当ディスク上の情報を順次的
にまたは選択的に再生し得る。
【0004】図1には、一回に3枚のディスクをローデ
ィングし得る、従来のディスク交換機のトレイルーレッ
トの模式図が示されている。このディスク交換機は、3
枚のディッシュ14、15及び16を有するトレイルー
レット11を支持するベース10と、トレイルーレット
の回転軸としてのスピンドル12と、ベース10に取付
けられ各ディッシュを識別するセンサ13とから構成さ
れ、各ディッシュはロードされたディスク、例えば、3
枚のディスク17、18及び19を支える。
【0005】特有の(ユニークな)識別コード(IDコ
ード)が例えば、ディッシュ14にはID1、ディッシ
ュ15にはID2、ディッシュ16にはID3と各々割
当てられている。このような各IDコードを用いて、目
標ディッシュを容易に検出することができる。ここで、
目標ディッシュは、ディスク上に記録されたデータを再
生するため、トレイルーレットにロードされたディスク
のうちユーザの望むディスクを保持しているディッシュ
である。センサ13は、ピックアップ点Yを横切る放射
線に対して反時計方向に予め決められた角度に位置し
て、各IDコードを感知する働きを果たす。ピックアッ
プ点Yは目標ディッシュ上のデータが再生される位置、
即ち、光ピックアップ装置が目標ディッシュから読み取
ったデータを取り出し得る位置を表す。
【0006】光ピックアップ装置が目標ディッシュに格
納されているデータを読み取るため、トレイルーレット
11はスピンドル12を中心に回転する。回転の際に、
センサ13は判別されるべき各ディッシュのIDコード
を表すパルス信号を発生して、通過するディッシュのI
Dコードをチェックする。
【0007】図2には、従来のトレイルーレット制御器
の概略的なブロック図が示されている。マイコン(マイ
クロコンピュータ)21の制御の下でモータ23に適切
な電力を供給してモータ23を駆動させるモータ駆動器
22によって、レイルーレット11はスピンドル12を
中心に回転する。マイコン21はマイクロプロセッサと
ROM、RAM、I/O装置などの基本的な周辺機器と
を備える信号処理装置である。
【0008】図3に示したように、トレイルーレット1
1が回転する間、センサ13は第1ディッシュ14に単
一パルスAを、第2ディッシュ14に二つのパルスB
を、第3ディッシュ14に3つのパルスCを各々発生す
る。マイコン21は、センサ13から入来するパルスの
数をカウントして各ディッシュのIDを識別する。
【0009】また、図3には、各IDパルス群A、B及
びCの間に、連続する四つのパルスからなる開始/終了
パルス信号が示されている。この開始/終了パルス信号
は、トレイルーレット11の回転を制御するのに用いら
れる。四つのパルスのうちの二つは開始コードSと、残
余の二つは終了コードEと呼ばれる。トレイルーレット
11が時計方向に回転する間、目標ディッシュのIDを
チェックするため、マイコン21は開始コードS以後に
発生するパルスの数をカウントする。
【0010】IDコードの以後に終了コードEが検出さ
れると、トレイルーレット11は回転を終了して、目標
ディッシュをピックアップ点Yに正確に位置させる。例
えば、目標ディッシュがID2のディッシュ15と仮定
する。開始コードS以後に二つのパルスが検出されたと
したら、現在、ピックアップ点Yに接近しているディッ
シュのIDはID2として識別される。ID2のパルス
以後、終了コードEが検出されると、直にトレイルーレ
ット11の回転は終了する。かくして、ID2のディッ
シュ(即ち、ディッシュ15)はピックアップ点Yに正
確に位置するようになる。
【0011】また、容易な検出のため、開始/終了パル
ス及びIDパルスの幅は互いに異なって設定されてい
る。トレイルーレット11が正常速度で回転する場合、
IDパルスのパルス幅は例えば、20msecであり、
開始/終了パルスの幅は例えば、60msecであり、
IDパルスと開始/終了パルスとの間の間隔は例えば、
350msec程度に大きく維持される。従って、パル
ス幅のみチェックすることによって、検出パルスがID
パルスであるか開始/終了パルスであるか否かを識別す
ることができる。
【0012】目標ディッシュを見出すユーザの命令が入
力されると、マイコン21は目標ディッシュのIDを受
け取って、目標ディッシュのIDと現在ピックアップ点
Yに位置したディッシュのIDとを比較する。両IDが
一致しないと、マイコン21は駆動信号をモータ駆動器
22に供給して、モータ23を回転させる。一旦、トレ
イルーレット11が回転すると、マイコン21はまずセ
ンサ13を用いて開始コードを検出した後、IDパルス
を受取る。トレイルーレット11が回転し続ける間、終
了パルスEの開始点である第1パルスの立ち下がり縁を
検出する。立ち下がり縁を検出すると、マイコン21は
モータ23の回転速度を減らす予め決められたデューテ
ィ比を有するパルス幅変調(PWM)信号をモータ駆動
器22に出力する。ここで、PWM信号は可変的なデュ
ーティ比を有する連続パルスの列からなる。
【0013】しかる後、マイコン21が終了パルスEの
端を表す第2パルスの立上がり縁を検出すると、反対極
性の単一ショットパルスをモータ駆動器22に供給し
て、トレイルーレット11の回転を終了させる。ここ
で、反対極性の単一ショットパルスはモータ23の回転
を終了させて、回転方向を逆にする時トルクを発生する
のに用いられる信号である。
【0014】従来のディスクプレーヤによるトレイルー
レット11を制御するには、マイコン21はセンサ13
からの受信コードに基づいて、受信コードにおけるパル
スの数をカウントし、パルスのデューティ比をチェック
して、受信コードを識別すると共に、該受信コードとユ
ーザから入力された目標ディッシュのコードとを比較し
て、駆動信号及び反対極性の単一ショットパルスをモー
タ駆動器22に供給する。しかしながら、上記のマイコ
ン21のプロセス段階が複雑であるので、目標ディッシ
ュを検出するには相当な時間が掛かるという不都合があ
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主な
目的は、より一層簡素化されたマイクロプロセッサの探
索過程を通じて、トレイルーレットの回転を迅速に制御
して、目標とするディッシュを正確に検出し得るトレイ
ルーレット制御方法及びその装置を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の一実施例によれば、ユーザの命令によっ
て、ロードされたディスクを順序的にまたは選択的に再
生するディスク交換機に用いられ、各々が該当ディスク
を支えるM個のディッシュを有するトレイルーレットの
回転の際、該トレイルーレットの外側縁部に取り付けら
れたスキャナ電極がID電極、開始電極及び終了電極と
接触する時発生されたIDコード、開始コードと終了コ
ードを用いて、該トレイルーレットの回転を制御するト
レイルーレット制御方法であって、前記ID電極、開始
電極及び終了電極は前記トレイルーレットを支持するベ
ースの内側縁部に取り付けられ、前記IDコードはNビ
ットの論理データよりなり、各々が固有であるIDコー
ドの個数は前記ディッシュの個数と同一であり、Mは1
より大きい正の整数であり、前記トレイルーレットに組
み込まれた前記M個のディッシュのうち、ユーザが望む
目標ディッシュの探索命令を受取る第1段階と、前記ユ
ーザの探索命令に応じて、前記トレイルーレットを回転
させる第2段階と、前記トレイルーレットの回転の際、
前記スキャナ電極が前記ID電極、前記開始電極及び前
記終了電極と接触する間、一定電圧を発生する第3段階
と、前記ID電極、前記開始電極及び前記終了電極から
受取った前記一定電圧を変換して前記IDコード、前記
開始コード及び前記終了コードを発生する第4段階と、
前記IDコード、前記開始コード及び前記終了コードを
用いて、前記トレイルーレットを駆動、停止させる第5
段階とを含むことを特徴とするトレイルーレット制御方
法が提供される。
【0017】本発明の他の実施例によれば、ディスク交
換機に用いられ、各ディッシュに割り当てられた固有の
IDコードと、開始コードと、終了コードとを発生し
て、各々が該当ディスクを支える複数のディッシュのう
ち、ユーザがピックアップ点で再生しようとする目標デ
ィッシュを探索するトレイルーレット制御装置であっ
て、前記目標ディッシュが決定されると、前記目標ディ
ッシュに割り当てられたIDコードを出力し、前記トレ
イルーレットの回転及び回転方向を決定するための論理
信号の組を発生する制御手段と、前記トレイルーレット
の回転の際に発生された前記IDコードと、前記制御手
段によって供給された前記目標ディッシュの前記IDコ
ードとを比較する比較手段と、前記目標ディッシュが前
記ピックアップ点に接近する前の所定位置に到達した場
合、前記トレイルーレットの回転速度を減らすためのパ
ルス幅変調(PWM)信号を発生するPWM信号発生手
段と、前記目標ディッシュが前記ピックアップ点に到達
した場合、反対極性の単一ショットパルスを発生して前
記トレイルーレットの回転を停止させる単一ショットパ
ルス発生手段と、前記制御手段からの駆動信号または前
記PWM信号発生手段からのPWM信号のうちのいずれ
か一つを選択的に出力する多重化手段と、前記単一ショ
ットパルス発生手段からの単一ショットパルス及び前記
多重化手段からの出力に応じて、モータを回転または停
止させる駆動手段と、前記目標ディッシュが決定される
場合は、駆動信号を選択し、前記目標ディッシュが前記
ピックアップ点に接近する前の所定位置に到達した場合
には、前記PWM信号を選択し、前記目標ディッシュが
前記ピックアップ点に正確に到達した場合には、前記反
対極性の単一ショットパルスを選択するように、前記多
重化手段を制御する停止制御手段とを含むことを特徴と
するトレイルーレット制御装置が提供される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施例につい
て図面を参照しながらより詳しく説明する。図4には、
本発明によるトレイルーレット制御装置の構造図が示さ
れている。このトレイルーレット制御装置はトレイルー
レット11の回転の際、IDコード、開始コード及び終
了コードを発生し、これらのコードを処理してトレイル
ーレットに接続されているモータを駆動させる。
【0019】図5には、図4中の線X−XI に沿ったト
レイルーレットの断面図が示されている。図4及び図5
に示したように、本発明によるトレイルーレット制御装
置は、ベース10と、トレイルーレット11と、スピン
ドル12と、3つのディッシュ14、15及び16と、
3つのIDコード発生器401、402及び403と、
3つのID電極404、405及び406と、3つの開
始電極407、408及び409と、3つの終了電極4
10、411及び412と、3つのIDコードと、回転
制御器420と、モータ駆動器430と、モータ440
とから構成されている。
【0020】ベース10は、スピンドル12を用いてト
レイルーレット11を支持する。ベース10上に取り付
けられたトレイルーレット11は、該当ディスクを支え
る3つのディッシュ14、15及び16を有し、モータ
440の回転に基づいてスピンドル12を中心に回転す
る。トレイルーレット11の側面に取り付けられたスキ
ャナ電極400は、トレイルーレット11が回転する
間、ID電極、開始電極及び終了電極を接触させ、一定
電圧を接触された電極に供給する。
【0021】各ID電極がスキャナ電極400と接触す
る間、各ID電極404、405及び406は各ディッ
シュのIDコードを発生する。ここで、各ID電極はト
レイルーレット11のスピンドル12を中心とする放射
線上に各々120°だけ隔たって位置する。
【0022】各IDコード発生器401、402及び4
03は、各ID電極404、405及び406からの一
定電圧を受取り、該当電圧値をIDコードに変換する。
各開始電極407、408及び409と各終了電極41
0、411及び412とは、スキャナ電極400に接触
して、トレイルーレット11が回転する間、モータ44
0の駆動及び終了を制御するための開始コード及び終了
コードを発生する。ここで、開始電極及び終了電極より
なる各組は等間隙に隔たっており、各ID電極404、
405及び406の間に位置する。
【0023】回転制御器420は、IDコード発生器4
01、402及び403からのIDコードと、各開始電極
407、408及び409からの開始コードと、各終了
電極410、411及び412からの終了コードとを用
いて、モータ440の回転制御用駆動信号をモータ駆動
器430に供給する。モータ駆動器430は、回転制御
器420の制御下に電源をモータ440に供給してモー
タ440を駆動させる。
【0024】図6、図7、及び図8には、図4に示した
IDコード発生器401、402及び403と各ID電
極404、405及び406との詳細な回路図が示され
ている。各ID電極404、405及び406は、5つ
のコード電極T2、T3、T4、T5及びT6と、2つ
のクリア電極T1及びT7とを備える。5つのコード電
極T2、T3、T4、T5及びT6は等間隙に隔たっ
て、並んでベース10の側面に取り付けられ、スキャナ
電極400からの一定電圧(例えば、5V)をコーダ
(符号器)61に供給する。ここで、電圧5Vは「ロジ
ック1」として定義する。
【0025】第1クリア電極T1及び第2クリア電極T
7は、各クリア電極がスキャナ電極400と接触する
際、各ラッチ64、65及び66を無効化するに用いら
れる。各クリア電極T1及びT7の電圧は、ORゲート
612、614及び616に入力されるため、クリア電
極のうち一つがスキャナ電極400に接触する毎に、各
ラッチ64、65及び66をクリアする。
【0026】ANDゲート611、613及び615の
入力端子は、5Vの電圧信号を各各ラッチ64、65及
び66に出力するコード電極に接続されている。即ち、
スキャナ電極400が5Vの電圧信号を各ラッチ64、
65及び66に出力し得るコード電極に接触する場合
に、各ANDゲート611、613及び615が各ラッ
チ64、65及び66をイネーブルさせる。
【0027】ここで、各コード電極T2、T3、T4、
T5及びT6とクリア電極T1及びT7の相対的な大き
さ及び間隔は、スキャナ電極400が各ID電極40
4、405及び406のうち同時に五つの電極と接触し
得るように設定されている。各ラッチ64、65及び6
6は暫く保持した後、格納された特有のコードを出力す
る。各コーダ61、62及び63は、受け取った一定電
圧を5ビットからなる特有のコードに変換する。この特
有のコードは各ディッシュ14、15及び16に関連し
ている。
【0028】IDコード発生器401のコーダ61は、
コード電極T2をラッチ64に接続するラインL1と、
一端がコード電極T2に接続され、他端が接地されるレ
ジスタR1と、一端がコード電極T3に接続され、他端
がラッチ64に接続されているレジスタR2と、コード
電極T4をラッチ64に接続するラインL2と、一端が
コード電極T4に接続され、他端が接地されているレジ
スタR3と、一端がコード電極T5に接続され、他端が
ラッチ64に接続されているレジスタR4と、コード電
極T6をラッチ64に接続するラインL3と、一端がコ
ード電極T6に接続され、他端が接地されているレジス
タR5とを含む。
【0029】同様な方法にて、IDコード発生器402
における各レジスタR6、R7、R8、R9及びR10
の一端は、コード電極T2、T3、T4、T5及びT6
に各々接続され、各レジスタR7、R8及びR9の他端
はラッチ65に接続され、両レジスタR6及びR10の
他端は接地されている。ラインL4はコード電極T3を
ラッチ65に、ラインL5はコード電極T6をラッチ6
5に各々直接接続する。
【0030】また、IDコード発生器403における各
レジスタR11、R12、R13、R14及びR15の
一端は、コード電極T2、T3、T4及びT5に各々接
続されており、各レジスタの他端はラッチ66に接続さ
れ、両レジスタR12及びR14の他端は接地されてい
る。ラインL6はコード電極T3をラッチ66に、ライ
ンL8はコード電極T5をラッチ66に各々直接接続す
る。
【0031】以下、本発明による各ID電極404、4
05及び406及び各IDコード発生器401、402
及び403の動作について説明する。スキャナ電極40
0はトレイルーレットの回転に応じて回転して、各ID
電極404、405及び406と、開始電極407、4
08及び409と、終了電極410、411及び412
とに接触する。詳述すると、スキャナ電極400はコー
ド電極T2、T3、T4、T5及びT6と両クリア電極
T1及びT7にも接触する。
【0032】最初、トレイルーレット11が時計方向に
回転する場合を説明する。トレイルーレット11の回転
の際、スキャナ電極400はID電極404の第1イネ
ーブル電極T1と接触する場合、スキャナ電極400の
一定電圧がクリア電極T1及びORゲート612を介し
てラッチ64に供給されることによって、ラッチ64が
クリアされる。ラッチ64は、スキャナ電極400が各
コード電極T2、T4及びT6に同時に接触する間のみ
イネーブルされる。回転の際、スキャナ電極400が各
コード電極T2、T4及びT6に同時に接触する場合、
コーダ61はコード「10101」を発生する。この
時、ラッチ64はイネーブルされ、該コード「1010
1」を回転制御器420に出力する。
【0033】スキャナ電極がさらに前進するのに従っ
て、スキャナ電極400が第2クリア電極T7に接触す
るためラッチ64はクリアされる。結局、ラッチ64の
コードは「10101」になる。同様に、図7を参照し
て、IDコード発生器402におけるラッチ65はコー
ド「10001」を発生する。
【0034】上記と同様な方法にて、図8において、I
Dコード発生器403におけるラッチ66はコード「0
1110」を発生する。上記の説明から分かるように、
特有のコード「10101」は他のIDコード発生器4
02及び403からは発生されず、IDコード発生器4
01のみ発生され、特有のコード「10001」はID
コード発生器402のみ発生され、IDコード発生器4
01及び403から発生されず、特有のコード「011
10」もIDコード発生器403のみ発生されIDコー
ド発生器401及び402から発生されない。
【0035】従って、コード「10101」の発生はI
D2のディッシュ15が現在ピックアップ点Yに接近
し、コード「10001」の発生はID1のディッシュ
14が現在ピックアップ点Yに接近し、コード「011
10」の発生はID3のディッシュ16が現在ピックア
ップ点Yに接近していることを表す。
【0036】IDコード発生器401において、コード
「10101」の発生の後トレイルーレット11の順次
的な回転に応じて、スキャナ電極400が開始電極40
9と終了電極412との間に位置する場合にID2のデ
ィッシュ15がピックアップ点Yに正確に位置するよう
構成されている。コード「10001」の発生の後、ト
レイルーレット11の順次的な回転に応じて、スキャナ
電極400が開始電極407と終了電極410との間に
位置する場合に、ID1のディッシュ14がピックアッ
プ点Yに正確に位置するよう構成されている。
【0037】また、同様に、コード「01110」の発
生の後、トレイルーレット11の順次的な回転に応じ
て、スキャナ電極400が開始電極408と終了電極4
11との間の位置する場合、ID3のディッシュ16が
ピックアップ点Yに正確に位置するよう構成されてい
る。
【0038】第二に、上記とは反対に、トレイルーレッ
ト11が反時計方向に回転する場合には、スキャナ電極
400は上記時計方向への回転とは逆順に、ID電極、
開始電極及び終了電極に接触する。即ち、開始電極と終
了電極との間の役割、イネーブル電極とクリア電極との
間の役割が各々切替えられるべきである。開始電極及び
終了電極が互いに同一であるため(即ち、優先順位がな
い)、トレイルーレット11が時計方向にまたは反時計
方向に回転するかは問題にならない。また、IDコード
「10101」、「10001」及び「01110」が
対称的に設計されており、図6、図7及び図8に示した
ように、クリア電極T1及びT7の接触の順も差がない
ため、コード電極及びクリア電極の場合にも回転方向は
問題にならない。
【0039】従って、コード「10101」の発生はI
D1のディッシュ14が現在ピックアップ点Yに、コー
ド「10001」の発生はID3のディッシュ16が現
在ピックアップ点Yに、コード「01110」の発生は
ID2のディッシュ15が現在ピックアップ点Yに接し
ていることを表す。
【0040】IDコード発生器401において、コード
「10101」の発生の後、トレイルーレット11の順
次的な回転に応じて、スキャナ電極400が開始電極4
07と終了電極410との間に位置する場合にID1の
ディッシュ14がピックアップ点Yに正確に位置するよ
う構成されている。
【0041】同様に、コード「10001」の発生の
後、トレイルーレット11の順次的な回転に応じて、ス
キャナ電極400が開始電極408と終了電極411と
の間に位置する場合にID3のディッシュ16がピック
アップ点Yに正確に位置するよう構成されている。
【0042】また、コード「01110」の発生の後、
トレイルーレット11の順次的な回転に応じて、スキャ
ナ電極400が開始電極409と終了電極412との間
の位置する場合にID2のディッシュ15がピックアッ
プ点Yに正確に位置するよう構成されている。
【0043】図9を参照すると、図4中の回転制御器4
20の詳細なブロック図が示されている。この回転制御
器420は比較部700、終了制御部710、コントロ
ーラ720、駆動部730、PWM信号発生部740、
単一ショットパルス発生部750及びマルチプレクサ
(MUX)760を含む。
【0044】比較部700は、スキャナ電極400がI
D電極404、405及び406のうちのいずれか一つ
と接触する際に発生されたIDコードと、コントローラ
720により供給された目標ディッシュのIDコードと
を比較する。
【0045】終了制御部710は終了コード及び比較部
700からの比較出力を用いて、MUX760の選択動
作とPWM信号及び単一ショットパルスの出力タイミン
グとを制御する。コントローラ720はユーザの命令に
よって、目標ディッシュのIDコードとトレイルーレッ
トの回転及びモータ440の回転方向を決定する駆動信
号とを発生する。
【0046】駆動部730はコントローラ720、単一
ショットパルス発生部750及びMUX760の出力に
応じて、トレイルーレット11が任意の回転方向に回転
し、ピックアップ点Yで停止し得るように、モータ(図
示せず)を駆動、停止させる。PWM信号発生部740
は、目標ディッシュがピックアップ点Y前に予め定めら
れた位置に至った後、トレイルーレット11の回転速度
を減らすPWM信号を発生する。
【0047】単一ショットパルス発生部750は、目標
ディッシュがピックアップ点Yに位置した場合、反対極
性の単一ショットパルスを発生する。MUX760はコ
ントローラ720からの駆動信号とPWM信号発生部7
40からのPWM信号とを選択的に出力する。
【0048】ここで、比較部700はコンパレータ70
1及びラッチ702を備える。コンパレータ701は、
各IDコード発生器401、402及び403からのI
Dコードのうちのいずれか一つとラッチ702によって
供給された目標ディッシュのIDコードとを比較し、両
コードが互いに同一である場合、整合信号を発生する。
ラッチ702は、各IDコード発生器401、402及
び403からのIDコードがコンパレータ701に入力
されるまで、マイコン723から受取られた目標ディッ
シュのIDコードを保持し、該当目標ディッシュのID
コードをコンパレータ701に送り出す。
【0049】終了制御部710は、フリップフロップ7
12、ANDゲート711及びインバータ713を備え
る。フリップフロップ712はANDゲート711に接
続され、制御信号が入力されるまでコンパレータ701
の出力を保持する。ANDゲート711は、フリップフ
ロップ712からの出力と終了コードとを論理積演算し
て、該当結果をPWM信号発生部740、MUX76
0、フリップフロップ712及びインバータ713に各
々供給する。インバータ713はANDゲート711か
らの出力を論理的に反転させ、該反転出力を通じて単一
ショットパルス発生部750を制御する。
【0050】コントローラ720は、マイコン723、
ORゲート722及びフリップフロップ721を備え
る。マイコン723は、ユーザからの目標ディッシュの
サーチ開始命令と各開始電極407、408及び409
からの開始コードとを受取った後、目標ディッシュのI
Dコードをラッチ702に、2ビットの論理信号を、ト
レイルーレット11を予め定められた方向に回転させる
駆動部730及びORゲート722に各々供給する。O
Rゲート722は、マイコン723からの2ビットの論
理信号を論理和演算して駆動信号を発生する。ここで、
2ビットの論理信号はマイコン723とORゲート72
2とを接続させる2つのラインからの信号である。フリ
ップフロップ721は、ANDゲート711の出力がフ
リップフロップ721をイネーブルさせるまでに、OR
ゲート722の出力を一時的に保持して、該当出力をM
UX760に送る
【0051】駆動部730は、第1ディマルチプレクサ
(de-multiplexer;DMUX)731及び第2DMUX
732を備える。第1DMUX731はMUX760か
らの駆動信号またはPWM信号のうちのいずれか一つに
応じて、モータ440を所定の方向に回転するよう駆動
させる。第2DMUX732は単一ショットパルス発生
部750からの反対極性の単一ショットパルスに応じ
て、マイコン723の制御下に、モータ440の回転を
停止させる停止信号を発生する。
【0052】PWM信号発生部740はPWM信号発生
器741及びANDゲート742を備える。PWM信号
発生器741は、モータ440の回転速度を減らすPW
M信号を発生し、ANDゲート742は、PWM信号発
生器741からの出力とANDゲート711からの出力
とを論理積演算して、該結果をMUX760に伝送す
る。
【0053】以下、図9及び図10を参照して、回転制
御器420の動作について詳しく説明する。一旦、マイ
コン723が目標ディッシュの再生命令をユーザからを
受取ると、マイコン723は目標ディッシュのIDコー
ドを時刻t1でラッチ702に供給すると共に、図10
(A)及び(B)に示したように、2ビットの論理信号
(例えば、10)をORゲート722、2つの第1DM
UX731及び第2DMUX732に供給する。ここ
で、2ビットの論理信号は、モータの「駆動または停
止」及び「時計方向または反時計方向」の回転方向を決
定する。
【0054】例えば、2ビットの論理信号が「00」ま
たは「11」である場合は、モータが駆動しないので回
転方向もない。一方、2ビットの論理信号が「10」で
ある場合には、モータを時計方向に駆動させ、停止の際
には反時計方向のトルクを提供し、論理信号が「01」
である場合にはモータを反時計方向に駆動させ、停止の
際には時計方向のトルクを提供する。
【0055】その後、ORゲート722は、図10
(A)及び(B)示したような両論理信号の組を論理和
演算して、図10(C)示した駆動信号を発生し、その
結果(例えば、駆動信号1)をフリップフロップ721
に出力する。しかる後、フリップフロップ721は駆動
信号をMUX760に供給する。
【0056】終了制御部710内のANDゲート711
は、終了コードがまだANDゲート711に供給されな
かったので、ローレベルの論理信号をMUX760に供
給する。その後、MUX760はフリップフロップ72
1からの駆動信号(図10(C))を選択する。ここ
で、ローレベルの論理信号はMUX760において選択
信号として用いられる。MUX760はANDゲート7
11からの選択信号に応じて、駆動信号を第1DMUX
731に供給する。第1DMUX731は、駆動信号を
モータ駆動器430に出力する。モータの回転方向は、
マイコン723からの2ビット論理信号によって決定さ
れる。例えば、マイコン723からの2ビット論理信号
が図10(A)及び(B)に示したように、「10」で
ある場合、モータの回転方向は時計方向であり、2ビッ
ト論理信号が「01」である場合には、反時計方向であ
る。
【0057】トレイルーレット11の回転によりIDコ
ードが発生される。電極の接触によって発生されたID
コードは、IDコード発生器401、402及び403
を介してコンパレータ701に入力される。その後、ラ
ッチ702に格納されたマイコン723からの目標ディ
ッシュのIDコードは、コンパレータ701に供給され
る。この時、コンパレータ701はラッチ702からの
IDコードとIDコード発生器401、402及び40
3からのIDコードとを比較し、例えば、時刻t2にお
いて、両比較信号が図10(D)に示したように互いに
同一である場合、ハイレベルの論理信号「1」を出力す
る。両信号が同一であるということは、ピックアップ点
Yに現在接近するディッシュが目標ディッシュとして見
なされることを表す。
【0058】続いて、コンパレータ701からのハイレ
ベルの論理信号は、図10(D)に示したように、時刻
t2においてフリップフロップ712に入力される。こ
のフリップフロップ712は図10(E)示した信号を
発生し、該信号をANDゲート711に供給する。ここ
で、フリップフロップ712は他の入力なしに該出力状
態を変換しない。終了コードがトレイルーレット11の
順次的な回転によって時刻t3にて発生される場合、図
10(F)に示した終了コード(ハイレベルの論理信号
「1」)がANDゲート711に入力される。
【0059】従って、ANDゲート711は目標ディッ
シュがピックアップ点Yに位置する際に発生された終了
コードに応じて、図10(F)に示したハイレベルの論
理信号「1」を出力する。ANDゲート711の出力信
号はANDゲート742に供給され、MUX760に対
する選択制御信号として用いられる。また、ANDゲー
ト711の出力はフリップフロップ712、フリップフ
ロップ721及びコンパレータ701に供給されると共
に、インバータ713によって反転された後、単一ショ
ットパルス発生部750にも供給される。
【0060】図10(F)に示したように、ANDゲー
ト711の出力は、終了コードが存在する場合にのみハ
イレベルの論理信号「1」を保持する。図10(F)に
示したように、ANDゲート711の出力の立ち上がり
縁(エッジ)は、コンパレータ701のクリア信号とし
て用いられる。即ち、コンパレータ701は時刻t3の
後ローレベルの論理信号「0」を出力する。図10
(D)に示したコンパレータ701の出力が、その比較
結果が同一である間、ハイレベルの論理信号「1」を維
持していても、ANDゲート711の出力を時刻t3に
てコンパレータ701のリセット信号として用いた理由
は、有意な次の比較のためには、コンパレータの確かな
初期化が必要であるためである。一方、時刻t4におい
て、図10(C)及び(E)に示したANDゲート71
1の出力の立ち下がり縁は、両フリップフロップ712
及び721に対するクリア信号として用いられる。即
ち、両フリップフロップ712及び721は、時刻t4
の後ローレベルの論理信号を出力する。
【0061】ANDゲート742は、図10(F)に示
したANDゲート711の出力とPWM信号発生器74
1からのPWM信号とを論理積演算して、図10(H)
に示した該結果をMUX760に供給する。このMUX
760は、図10(C)に示したフリップフロップ721
からの出力信号または図10(H)に示したANDゲー
ト742からの出力信号を選択的に出力する。即ち、M
UX760は、ANDゲート711の出力がローレベル
「0」である場合には、フリップフロップ712からの
信号を出力し、ANDゲート711の出力が図10
(K)のようにハイレベル「1」である場合には、AN
Dゲート742からの信号を出力する。
【0062】詳述すると、一旦目標ディッシュが決定さ
れると、MUX760は駆動信号を第1DMUX731
に供給し、目標ディッシュがピックアップ点Yに向けて
接近する間に発生された終了コードに応じて、PWM信
号を第1DMUX731に供給する。第1DMUX73
1はMUX760からの駆動信号に応じて、駆動するた
めの信号をモータ駆動器430に供給し、PWM信号を
用いてモータ440の回転速度を減らす。
【0063】単一ショットパルス発生部750は、時刻
t4において、図10(I)に示したようなインバータ
713による制御信号の立ち上がり縁にて図10(J)
に示した単一ショットパルスを発生する。
【0064】インバータ713の出力信号の立ち上がり
縁において、単一ショットパルス発生部750は、反対
極性の単一ショットパルスをマイコン723及び第2D
MUX732に各々供給する。モータの駆動の際とは反
対に、モータのトルクの方向は、マイコン723からの
2ビットの論理信号が「10」である場合は反時計方向
であり、「01」である場合には時計方向である。反対
極性の単一ショットパルスの立ち下がり縁に応じて、マ
イコン723は目標ディッシュのコード及び2ビットの
論理信号の出力を終了する。
【0065】第2DMUX732は、現回転方向とは逆
にモータ440のトルクの発生に用いられる論理信号を
モータ駆動器730に供給することによって、モータ4
40の回転を停止させる。上記において、本発明の好適
な実施の形態について説明したが、本発明の請求範囲を
逸脱することなく、当業者は種々の改変をなし得るであ
ろう。
【0066】
【発明の効果】従って、本発明によれば、従来のマイコ
ンによるソフトウェア的な制御の変わりに、各ディッシ
ュのIDコードと、MUX、DMUX、ANDゲート並
びにフリップフロップのような論理デバイスとを用い
て、トレイルーレットの回転を制御するので、従来のマ
イコンに比べて、マイコンによるソフトウェアプロセス
の所要時刻を大きく減らし得、制御時刻も幅広く減らす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一回に3枚のディスクをローディングし得る、
従来のディスク交換機のトレイルーレットの模式図であ
る。
【図2】従来のトレイルーレット制御器の概略的なブロ
ック図である。
【図3】図1中のセンサにより発生されたコードの波形
図である。
【図4】本発明によるトレイルーレット制御器の模式図
である。
【図5】図4中の線X−XI に沿ったトレイルーレット
制御器の断面図である。
【図6】図4中のIDコード発生器及びID電極の詳細
なブロック図である。
【図7】図4中のIDコード発生器及びID電極の詳細
なブロック図である。
【図8】図4中のIDコード発生器及びID電極の詳細
なブロック図である。
【図9】図4中の回転制御器の詳細なブロック図であ
る。
【図10】回転制御器の説明するため各部から発生され
たパルスの波形図である。
【符号の説明】 10 ベース 11 トレイルーレット 12 スピンドル 13 センサ 14、15、16 ディッシュ 17、18、19 ディスク 21、723 マイコン 22 モータ駆動器 23 モータ 400 スキャナ電極 401、402、403 IDコード発生器 404、405、406 ID電極 407、408、409 開始電極 410、411、412 終了電極 420 回転制御器 430 モータ駆動器 440 モータ 61、62、63 コーダ 64、65、66、702 ラッチ 611、613、615、742 ANDゲート 612、614、 616、722 ORゲート 700 比較部 701 コンパレータ 710 終了制御部 711 ANDゲート 712、721 フリップフロップ 713 変換器 720 コントローラ 730 駆動部 731 第1DMUX 732 第2DMUX 740 PWM信号発生部 741 PWM信号発生器 750 単一ショットパルス発生部 760 MUX Y ピックアップ点

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザの命令によって、ロードされたデ
    ィスクを順序的にまたは選択的に再生するディスク交換
    機に用いられ、各々が該当ディスクを支えるM個のディ
    ッシュを有するトレイルーレットの回転の際、該トレイ
    ルーレットの外側縁部に取り付けられたスキャナ電極が
    ID電極、開始電極及び終了電極と接触する時発生され
    たIDコード、開始コードと終了コードを用いて、該ト
    レイルーレットの回転を制御するトレイルーレット制御
    方法であって、前記ID電極、開始電極及び終了電極は
    前記トレイルーレットを支持するベースの内側縁部に取
    り付けられ、前記IDコードはNビットの論理データよ
    りなり、各々が固有であるIDコードの個数は前記ディ
    ッシュの個数と同一であり、Mは1より大きい正の整数
    であり、 前記トレイルーレットに組み込まれた前記M個のディッ
    シュのうち、ユーザが望む目標ディッシュの探索命令を
    受取る第1段階と、 前記ユーザの探索命令に応じて、前記トレイルーレット
    を回転させる第2段階と、 前記トレイルーレットの回転の際、前記スキャナ電極が
    前記ID電極、前記開始電極及び前記終了電極と接触す
    る間、一定電圧を発生する第3段階と、 前記ID電極、前記開始電極及び前記終了電極から受取
    った前記一定電圧を変換して前記IDコード、前記開始
    コード及び前記終了コードを発生する第4段階と、 前記IDコード、前記開始コード及び前記終了コードを
    用いて、前記トレイルーレットを駆動、停止させる第5
    段階とを含むことを特徴とするトレイルーレット制御方
    法。
  2. 【請求項2】 ディスク交換機に用いられ、各ディッシ
    ュに割り当てられた固有のIDコードと、開始コード
    と、終了コードとを発生して、各々が該当ディスクを支
    える複数のディッシュのうち、ユーザがピックアップ点
    で再生しようとする目標ディッシュを探索するトレイル
    ーレット制御装置であって、前記目標ディッシュが決定
    されると、前記目標ディッシュに割り当てられたIDコ
    ードを出力し、前記トレイルーレットの回転及び回転方
    向を決定するための論理信号の組を発生する制御手段
    と、 前記トレイルーレットの回転の際に発生された前記ID
    コードと、前記制御手段によって供給された前記目標デ
    ィッシュの前記IDコードとを比較する比較手段と、 前記目標ディッシュが前記ピックアップ点に接近する前
    の所定位置に到達した場合、前記トレイルーレットの回
    転速度を減らすためのパルス幅変調(PWM)信号を発
    生するPWM信号発生手段と、 前記目標ディッシュが前記ピックアップ点に到達した場
    合、反対極性の単一ショットパルスを発生して前記トレ
    イルーレットの回転を停止させる単一ショットパルス発
    生手段と、 前記制御手段からの駆動信号または前記PWM信号発生
    手段からのPWM信号のうちのいずれか一つを選択的に
    出力する多重化手段と、 前記単一ショットパルス発生手段からの単一ショットパ
    ルス及び前記多重化手段からの出力に応じて、モータを
    回転または停止させる駆動手段と、 前記目標ディッシュが決定される場合は、駆動信号を選
    択し、前記目標ディッシュが前記ピックアップ点に接近
    する前の所定位置に到達した場合には、前記PWM信号
    を選択し、前記目標ディッシュが前記ピックアップ点に
    正確に到達した場合には、前記反対極性の単一ショット
    パルスを選択するように、前記多重化手段を制御する停
    止制御手段とを含むことを特徴とするトレイルーレット
    制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段が、 前記目標ディッシュのIDコードを前記比較手段に、前
    記2ビット論理信号を前記駆動手段に供給するマイコン
    と、 前記マイコンからの前記2ビット論理信号を論理和演算
    して、前記駆動信号を発生する論理和演算手段と、 前記論理和演算手段からの出力を他のトリガが入力され
    るまで保持した後、該出力を前記多重化出力に伝送する
    フリップフロップとを有することを特徴とする請求項2
    に記載のトレイルーレット制御装置。
  4. 【請求項4】 前記比較手段が、 前記制御手段によって供給された前記目標ディッシュの
    IDコードを保持、出力するラッチと、 前記トレイルーレットの回転の際に発生されたIDコー
    ドが前記ラッチによって供給された前記目標ディッシュ
    のIDコードと一致である場合、一致信号を発生する比
    較器とを有することを特徴とする請求項2に記載のトレ
    イルーレット制御装置。
  5. 【請求項5】 前記PWM信号発生手段が、 前記PWM信号を発生するPWM信号発生器と、 前記PWM発生器からの出力と前記停止制御手段からの
    出力とを論理積演算して、該当出力を前記多重化手段に
    伝送する論理積演算手段とを有することを特徴とする請
    求項2に記載のトレイルーレット制御装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動手段が、 前記駆動信号または前記PWM信号が前記多重化手段か
    ら入力される場合、前記所定の方向に前記モータを駆動
    させる第1多重分離手段と、 前記単一ショットパルス発生手段から反対極性の単一シ
    ョットパルスが入力される場合、前記モータの回転を停
    止させる第2多重分離手段とを有することを特徴とする
    請求項2に記載のトレイルーレット制御装置。
  7. 【請求項7】 前記終了制御手段が、 前記比較手段からの出力を保持、出力するフリップフロ
    ップと、 前記フリップフロップからの出力と、前記トレイルーレ
    ットの回転の際に発生された前記PWM信号発生手段及
    び前記多重化手段の制御のための終了コードとを論理積
    演算する論理積演算手段と、 前記単一ショットパルス発生手段を制御するため、前記
    論理積演算手段からの出力を反転させる反転器とを有す
    ることを特徴とする請求項2に記載のトレイルーレット
    制御装置。
  8. 【請求項8】 ディスク交換機であって、 Mが1より大きい正の整数である時、各々が該当ディス
    クを支えるM個のディッシュを有するトレイルーレット
    と、 前記トレイルーレットを支持するベースと、 前記ベースの内側に、原点を中心にして、各々が360
    /M度毎に等間隔に配置されたM個のID電極と、 各対が前記ベースの内側に取り付けられた開始電極及び
    終了電極を有し、前記ID電極の間に、原点を中心にし
    て360/M度毎に等間隔に配置されたM対の電極と、 前記トレイルーレットの外側に取り付けられたスキャナ
    電極と、 各々が前記各ディッシュに固有に割り当てられた複数の
    IDコードを発生するM個のIDコード発生器と、 前記IDコード、前記開始コード及び前記終了コードを
    用いて、前記トレイルーレットの回転を制御する回転制
    御器と、 スピンドルを用いて前記トレイルーレットに組み込まれ
    て、前記トレイルーレットを駆動させるモータと、 前記回転制御器の制御によって前記モータに電力を供給
    するモータ駆動器とを含み、 前記トレイルーレットが前記スピンドルを中心にして回
    転する時、前記スキャナ電極が前記ID電極、前記開始
    電極及び前記終了電極をスライド可能に接触すると共
    に、前記モータを回転、減速及び停止させるために前記
    回転制御器に入力された前記IDコード、前記開始コー
    ド及び前記終了コードを発生することを特徴とするディ
    スク交換機。
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