JPH10198080A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10198080A
JPH10198080A JP35849796A JP35849796A JPH10198080A JP H10198080 A JPH10198080 A JP H10198080A JP 35849796 A JP35849796 A JP 35849796A JP 35849796 A JP35849796 A JP 35849796A JP H10198080 A JPH10198080 A JP H10198080A
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recording paper
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JP35849796A
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Eiichiro Toyoshima
英一郎 豊嶋
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録用シートの両面搬送時に、画像印画率が
高いことによって生じる記録用シートのジャムを有効に
防止することができる画像形成装置10を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 記録用シートの裏面に対する印字を可能
とする両面搬送機構127と、前記両面搬送機構127
を制御する両面搬送制御部2と、記録用シートへの画像
印画率を検出する印画率カウンタ5とを有し、印画率カ
ウンタ5によって検出された画像印画率を両面搬送制御
部2に報知する。これにより、画像印画率に基づく正確
なカール量を求めることで、正確なカール取りが実施で
き、また記録紙ジャムの発生を防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来例としての多色画像形成
装置の構造を示す断面図である。以下、本図を参照し
て、従来の画像形成装置の構造および作用について説明
する。
【0003】まず、像担持体100上に光学ユニット1
07により各色毎に形成された潜像は、各色現像器D
y、Dc、Dm、Dkにより可視像化され、転写ベルト
103の外周上に複数回転写されて、多色画像が形成さ
れる。ここで、転写ベルト103上に高圧を印加し、ト
ナーを転写ベルト103上に転写している。
【0004】次に、給紙部101または給紙トレー10
6から給紙された記録紙102は、紙パス(図17参
照)により搬送され、転写ベルト103から多色画像を
再転写される。その後、記録紙102は搬送ローラ11
1により搬送され、定着ユニット104で定着され、排
紙トレー部108または排紙部109に排出される。
【0005】ここで、各色現像器は、その両端に回転支
軸を有し、各々が該支軸を中心に回転可能に現像器機構
部110に保持され、各現像器は現像器選択のための回
転がなされる。
【0006】また、クリーニングユニット112は、転
写ベルト103上のトナーを清掃するものであり、廃ト
ナーユニット113は、像担持体100からの廃トナー
を保持するためのものである。
【0007】ジャムセンサ120、121は、記録紙ジ
ャムを検出するためのジャムセンサである。ジャムセン
サ120は、給紙部のジャムを検出する給紙部ジャムセ
ンサであり、ジャムセンサ121は、定着ユニットのジ
ャムを検出する排紙部ジャムセンサである。また、給紙
部には記録紙サイズを検知する記録紙サイズセンサ11
4が設けられている。
【0008】図13は、以上のような従来例の画像形成
装置10における画像形成および記録紙搬送の制御系の
構成を示すブロック図である。なお、図13は、画像形
成および記録紙搬送に関係する制御を主に示したもの
で、その他のシーケンス制御等は示していない。
【0009】この画像形成装置10において、制御部2
1は、コントローラ3より画像クロック信号および画像
信号を受け取り、記録紙搬送および画像形成のためのレ
ーザを発光させる制御を行うものである。
【0010】ホストコンピュータ4は、本画像形成装置
10へ信号S7により画像データを送出するものであ
り、コントローラ3は、本画像形成装置10内にあり、
送出された画像データを展開し、この展開した画像デー
タを信号S5により制御部21に送出する。
【0011】また、制御部21は、記録紙サイズセンサ
114より大まかな記録紙サイズの情報を受け取る。ま
た、コントローラ3は、S5と同時に、画像クロック信
号S4を制御部21に送出する。またコントローラ3
は、制御部21に対して記録紙サイズ指定情報S9を送
出する。
【0012】記録紙搬送制御部22は、制御部21より
信号S10によって送られてきた記録紙搬送信号によ
り、モータ23を駆動して記録紙搬送の制御を行う。モ
ータ23は、記録紙を搬送するためのローラ25等を機
械的に駆動する。
【0013】光学ユニット107は、制御部21より信
号S11によって送られてきたレーザON/OFF信号
により発光を行い、像担持体100に画像を形成するも
のである。
【0014】また、制御部21は、ジャム検知制御部3
1からの信号により、記録紙移動動作を停止する。
【0015】図14は、コントローラ3から送出される
画像形成時の画像クロック(S4)および画像データ
(S5)およびレーザON/OFF(S31)と、記録
紙102上に印画される印画画像(横方向)との関係を
示す説明図である。
【0016】コントローラ3上では、画像クロックの立
ち下がりで画像データを送出し、制御部21は、画像ク
ロックの立ち上がりで画像データを受け取り、それを基
にレーザのON/OFFを設定する。具体的には、信号
S31が1のときにレーザが発光する。
【0017】図15は、画像クロック信号S4および記
録紙搬送を制御する制御部21の動作を示すフローチャ
ートである。
【0018】まず、装置全体の電源を投入すると(ST
300)、画像形成装置10がコントローラ3から信号
S4、S5を受け取れる状態になるまで待機する(ST
301)。これは主に定着ユニットのウォームアップ等
の待ち時間のためである。
【0019】次に、記録紙サイズセンサ114が記録紙
サイズを検知する(ST302)。そして、コントロー
ラ3が画像信号S5を送出するまで待機し(ST30
3)、画像信号S5を送出したならば、信号S10によ
り記録紙搬送制御部22に記録紙搬送命令を送出し(S
T304)、画像クロック信号S4および画像信号S5
により画像を形成し(ST305)、コントローラ3か
らの画像データの送出が終了したかどうかを判定し(S
T306)、終了したならば、信号S10により記録紙
搬送部22に記録紙搬送停止命令を送出する(ST30
7)。また、ST306で画像形成が終了していなけれ
ば、前記ST305へ進む。
【0020】図16は、記録紙搬送制御部22の動作を
示すフローチャートでぁる。
【0021】まず、電源を投入すると(ST300)、
制御部21から記録紙搬送信号S10を受け取るまで待
機し、受け取った後(ST311)、所定速度でモータ
23を回転させ(ST312)、制御部21から記録紙
搬送停止信号S10を受け取ったかどうか判定し(ST
313)、受け取っていれば、モータ23を停止する
(ST314)。また、ST313において受け取って
いなければ、前記ST312へ進む。
【0022】次に、図17は、上記従来例の画像形成装
置に両面ユニットを装着した状態を示す断面図である。
【0023】図示のように、この画像形成装置には、両
面ユニット115、記録紙の両面ユニット内の紙パス1
16、本体排紙切り換え機構130、本体排紙切替機構
駆動用ソレノイド131、カール取りローラ132、第
1の両面ユニットジャムセンサ140、第2の両面ユニ
ットジャムセンサ141が設けられている。
【0024】表面の画像形成を終えた記録紙102は、
本体排紙切り換え機構130により両面ユニット115
に搬送され、この両面ユニット115内において折り返
され、再び給紙ジャムセンサ120の手前で画像形成装
置に搬送される。
【0025】図18は、上記従来例の画像形成装置にお
ける両面ユニット記録紙搬送の制御系の構成を示すブロ
ック図である。なお、同図は、両面ユニット115の記
録紙搬送に関係する制御のみを示したもので、その他の
シーケンス制御等は示していない。
【0026】両面記録紙搬送制御部125は、制御部2
1より信号S19によって送られた記録紙搬送信号によ
り排紙切り替えソレノイド131および、モータ126
を駆動し、記録紙搬送の制御を行う。モータ126は記
録紙を搬送するためのローラ等127を機械的に駆動す
る。また、制御部135は、両面ユニット内記録紙のジ
ャム検知を行う制御部である。
【0027】図19は、両面記録紙搬送制御部125の
動作を示すフローチャートである。電源を投入すると
(ST300)、制御部21から記録紙搬送信号S19
を受け取るまで待機し、受け取った後(ST321)、
排紙切り替えソレノイド131を両面側へ変更し(ST
322)、所定速度でモータ23を回転させる(ST3
23)。
【0028】そして、制御部21から記録紙搬送停止信
号S19を受け取ったかどうか判定し(ST324)、
受け取っていれば、モータ23を停止し(ST32
5)、排紙切り替えソレノイド131を本体排紙に切り
替える(ST326)。前記ST324において受け取
っていなければ、前記ST323へ進む。
【0029】図20は、上記従来例の画像形成装置の両
面ユニット内記録紙ジャム検知系の構成を示すブロック
図である。
【0030】ジャム検知制御部135は、記録紙ジャム
検知を行うものである。制御部135は、第1の両面ユ
ニットジャムセンサ140と第2の両面ユニットジャム
センサ141の信号S26と信号S27と、制御部12
5から送出される記録紙サイズ信号と、タイマカウンタ
136からの時間とによりジャム検知を行い、制御部2
1に報知する。このタイマカウンタ136は、一定時間
毎にカウントアップを行う。制御部21は、ジャムが発
生した場合、記録紙搬送および画像形成を停止する。
【0031】図21は、ジャム検知制御部135の第1
の両面ユニットジャムセンサ140におけるジャム検知
制御を示すフローチャートである。
【0032】まず、両面ユニットジャム検知がスタート
すると(ST330)、制御部125より用紙サイズ情
報を受け取り(ST331)、所定時間の設定を行う。
次に、両面ユニットジャムセンサ140に記録紙先端が
到達したかどうかを判定し(ST332)、到達してい
なければ、待機し(ST332)、到達してしいれば、
記録紙先端が両面ユニットジャムセンサ140を通過し
たときのタイマカウンタ136の値を保持する(ST3
33)。
【0033】次に、記録紙先端が所定時間経過したかど
うかを判定し(ST334)、所定時間経過していたな
らば、用紙ジャムを報知する(ST335)。用紙後端
が両面ユニットジャムセンサ140を通過したかどうか
を判断し(ST336)、通過していれば、両面ユニッ
トジャム140の検知を終了する(ST339)。
【0034】また、通過していなければ、記録紙先端が
通過してがら所定時間経過しているかどうか判定し(S
T337)、経過していれば、記録紙ジャム報知(ST
338)を行い、終了する。また、経過していなけれ
ば、ST334に移行する。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
においては、画像の印画内容にかかわらず、通常の両面
搬送を行っていた。
【0036】しかしながら、画像印画率が高い場合、定
着器104の通紙時に、記録紙108に大きなカールが
発生し、カール取りローラ132ではカールを完全に取
り除くことができない。このため、両面ユニット115
内で記録紙が丸まり、ジャムが発生率が高くなる。特に
多色のトナーを印画し、画像印画率が高い場合には、カ
ールが顕著に発生する。
【0037】本発明は、記録用シートの両面搬送時に、
画像印画率が高いことによって生じる記録用シートのジ
ャムを有効に防止することができる画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0038】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1による
画像形成装置は、記録用シートの裏面に対する印字を可
能とする両面搬送機構と、前記両面搬送機構を制御する
両面搬送制御手段と、記録用シートへの画像印画率を検
出する画像印画率検出手段とを有し、前記画像印画率検
出手段によって検出された画像印画率を前記両面搬送制
御手段に報知することを特徴とする。
【0039】また、本発明の請求項2による画像形成装
置は、記録用シートの裏面に対する印字を可能とする両
面搬送機構と、前記両面搬送機構を制御する両面搬送制
御手段と、前記記録用シートへの画像印画率を検出する
画像印画率検出手段と、前記両面搬送機構内における記
録用シートの搬送不良を検出する搬送不良検出手段とを
有し、前記画像印画率検出手段によって検出された画像
印画率に基づいて、前記搬送不良検出手段の搬送不良検
出タイミングを変更することを特徴とする。
【0040】また、本発明の請求項3による画像形成装
置は、記録用シートの裏面に対する印字を可能とする両
面搬送機構と、前記両面搬送機構を制御する両面搬送制
御手段と、前記記録用シートへの画像印画率を検出する
画像印画率検出手段と、前記記録用シートの裏面に対す
る印画を中止する裏面印画中止手段とを有し、前記記録
用シートの表面に対する印画の後、前記画像印画率検出
手段によって検出された画像印画率が所定値以上の場合
には、前記裏面印画中止手段によって記録用シートの裏
面に対する印画を中止することを特徴とする。
【0041】また、本発明の請求項4による画像形成装
置は、前記請求項3による裏面印画中止手段によって記
録用シートの裏面に対する印画を中止する場合、前記記
録用シートの表面に対する印画の後、強制的に排紙を行
うことを特徴とする。
【0042】また、本発明の請求項5による画像形成装
置は、記録用シートの裏面に対する印字を可能とする両
面搬送機構と、前記両面搬送機構を制御する両面搬送制
御手段と、前記記録用シートへの画像印画率を検出する
画像印画率検出手段とを有し、前記記録用シートの裏面
に対する印画中に、前記画像印画率検出手段によって検
出された画像印画率に基づいて、前記両面搬送機構の搬
送速度を可変制御することを特徴とする。
【0043】また、本発明の請求項6による画像形成装
置は、請求項1、3、5において、前記画像印画率は、
各色の印画率を加算する多色画像形成装置であることを
特徴とする。
【0044】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の第
1実施例における画像形成装置の画像形成および記録紙
搬送の制御系の構成を示すブロック図である。
【0045】この第1実施例の画像形成装置10は、上
述した図18に示す制御系の構成に加えて、印画率カウ
ンタ5を設けるとともに、上述した従来例の両面記録紙
搬送制御部125とは異なる制御方式を有する両面記録
紙搬送制御部2を設けたものである。
【0046】以下、本実施例について、従来例との相違
点を中心に説明する。印画率カウント部5は、制御部1
からの信号S41およびコントローラからの信号S4、
S5から、画像印画率を計算し、制御部1に報知するも
のである。制御部1は、信号S42を両面記録紙搬送制
御部2に送る。ここで、一般的に、画像印画率が高いほ
ど、カールが多く発生する。
【0047】図2は、印画率カウント部5における画像
形成時の画像クロック(S4)および画像データ(S
5)およびレーザON/OFF(S31)と、記録紙1
02上に印画される印画画像(横方向)と画像印画率の
関係を示す説明図である。
【0048】上述のように、コントローラ3上では、画
像クロックの立ち下がりで画像データを送出し、制御部
1は画像クロックの立ち上がりで画像データを受け取
り、それを基にレーザON/OFFを設定する。具体的
には、信号S31が1のとき、レーザが発光する。
【0049】そして、印画カウント部5は、画像クロッ
ク信号および画像デー夕のON信号により、印画率をカ
ウントして制御部1に報知する。
【0050】図3は、印画カウント部5の動作を示すフ
ローチャートである。
【0051】まず、画像形成開始信号S41がONにな
るまで待機し(ST101)、画像クロック信号S4の
立ち上がりかどうか判定し(ST102)、画像クロッ
ク信号S4の立ち上がりならば、画像トータルカウンタ
を加算し(ST103)、そのときの画像データ信号S
5がONならば(ST104)、印画カウンタを加算す
る(ST105)。
【0052】次に、画像形成開始信号S41がONなら
ば(ST106)、ST102に進み、画像形成信号S
41がOFFの場合はST107に進む。そして、ST
107では、画像印画率=印画カウント値/トータルカ
ウント値の計算を行い(ST107)、この計算結果を
信号S42によって制御部1に報知する(ST10
8)。
【0053】図4は、両面記録紙搬送制御部2の動作を
示すフローチャートである。
【0054】まず、電源を投入すると(ST120)、
制御部1から記録紙搬送信号S19を受け取るまで待機
し(ST121)、この信号S19を受け取った後、記
録紙印画率信号S1を判定する(ST122)。ここ
で、記録紙印画率が、所定以上の印画率である場合、両
面ユニット搬送を禁止し(ST123)、ST121で
待機する。
【0055】また、所定以下の印画率である場合、排紙
切替えソレノイドを両面ユニット側に切り替え(ST1
24)、所定速度でモータ126を回転させ(ST12
5)、制御部1から記録紙搬送停止信号S19を受け取
ったかどうか判定し(ST126)、この信号S19を
受け取っていれば、モータ23を停止し(ST12
7)、排紙切り替えソレノイド131を本体排紙側に切
り替え(ST128)、ST121に移行する。
【0056】前記ST126において停止信号S19を
受け取っていなければ、前記ST126で待機する。
【0057】なお、以上の第1実施例において、印画率
=印画カウント/トータルカウントとしているが、多色
画像形成装置の場合、各色の印画率を加算したものを用
いて判定してもよい。
【0058】また、上記第1実施例では、印画率を両面
記録紙搬送制御部2に渡していたが、制御部1が印画率
を判定し、両面記録紙搬送制御部2には搬送開始信号を
出さない構成にしてもよい。すなわち、本発明の請求項
1における両面搬送制御手段とは、両面記録紙搬送制御
部2と制御部1とを含むものである。
【0059】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0060】図5は、本発明の第2実施例における画像
形成装置の画像形成および記録紙搬送の制御系の構成を
示すブロック図である。以下、第1実施例の図1と異な
る部分について説明する。
【0061】制御部153は、本実施例の装置全体を制
御する制御部である。そして、印画率カウント部5は、
制御部153からの信号S41およびコントローラから
の信号S4、S5から、画像印画率を計算し、制御部1
53に報知する。ここで、制御部153は、信号S42
を両面記録紙搬送制御部154に送る。また、制御部1
53は、ジャム検知制御部150からの信号により、記
録紙移動動作を停止する。
【0062】図6は、この第2実施例における両面ユニ
ット内記録紙ジャム検知系の構成を示すブロック図であ
る。
【0063】制御部150は、記録紙ジャム検知を行う
ジャム検知制御部である。この制御部150は、第1の
両面ユニットジャムセンサ140および第2の両面ユニ
ットジャムセンサ141の信号S26および信号S27
と、制御部154から送出される記録紙サイズ信号と、
制御部150から制御部154を経由して送出される印
画率情報と、タイマカウンタ136からの時間とによ
り、ジャム検知を行い、制御部153に報知する。この
タイマカウンタ136は、一定時間毎にカウントアップ
を行う。制御部153は、ジャムが発生した場合、記録
紙搬送および画像形成を停止する。
【0064】図7は、ジャム検知制御部150の第1の
両面ユニットジャムセンサ140におけるジャム検知制
御の動作を示すフローチャートである。
【0065】両面ユニットジャム検知がスタートすると
(ST140)、制御部154より用紙サイズ情報を受
け取り(ST141)、制御部154より印画率情報を
受け取り(ST142)、この2つよりROM151か
ら所定時間の設定を行う(ST143)。
【0066】次に、両面ユニットジャムセンサ140に
記録紙先端が到達したかどうかを判定し(ST14
4)、到達していなければ、待機し(ST144)、到
達していれば、記録紙先端が両面ユニットジャムセンサ
140を通過したときのタイマカウンタ136の値を保
持する(ST145)。
【0067】次に、記録紙先端が所定時間TS経過した
かどうかを判定し(ST146)、所定時間経過してい
たならば、用紙ジャムを報知する(ST147)。次
に、用紙の後端が両面ユニットジャムセンサ140を通
過したかどうかを判断し(ST148)、通過していれ
ば、第1の両面ユニットジャムの検知を終了する(ST
151)。
【0068】また、通過していなければ、記録紙先端が
通過してから所定時間経過しているかどうか判定し(S
T149)、経過していれば、記録紙ジャムの報知(S
T150)を行い終了する。また、経過していなけれ
ば、ST146に進む。
【0069】図8は、ROM151内に保持された印画
率とジャム検知時間の対応表を示す説明図である。
【0070】ここで、Tsは、用紙が第1の両面ジャム
センサ140に到達してからジャム検知を行う時間であ
る。また、T1〜T8は、印画率に対応した時間でT1
<T8である。また、印画率が100%以上になる理由
として、多色画像形成装置の場合、各色が100%であ
り、これを加算した印画率を用いるためである。
【0071】本実施例では、図示のように、印画率にし
たがってジャム検知時間2(記録紙後端ジャム検知時
間)を変化させるようにする。
【0072】なお、本実施例では、1つのジャムセンサ
について示したが、他のジャムセンサについても同様に
ジャム検知を行うことが可能である。
【0073】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。
【0074】図9は、本発明の第3実施例における画像
形成装置の画像形成および記録紙搬送の制御系の構成を
示すブロック図である。以下、第1実施例の図1と異な
る部分について説明する。
【0075】制御部160は、本実施例の装置全体を制
御する制御部である。そして、印画率カウント部5は、
制御部153からの信号S41およびコントローラから
の信号S4、S5から、画像印画率を計算し、制御部1
60に報知する。ここで、制御部160は、信号S42
を両面記録紙搬送制御部161に送る。
【0076】両面記録紙搬送制御部161は、制御部1
60から受け取った画像印画率の情報により、ROM1
63からモータ126の速度を読み出し、モータ126
の速度を決定する。このようにモータ126の速度を可
変とすることにより、カール取りローラ132の速度が
可変となり、カール量に応じたカール取りが可能とな
る。
【0077】図10は、両面ユニット駆動制御部161
の駆動制御を示すフローチャートである。
【0078】まず、両面ユニット駆動検知がスタートす
ると(ST160)、制御部160からの搬送開始信号
を受け取るまで待機し(ST161)、制御部160よ
り画像印画率情報を受け取り(ST162)、ROM1
63からモータ速度の設定を行う(ST163)。
【0079】次に、モータ126を決定した速度で回転
させ(ST164)、モータ駆動停止信号を受け取るま
で待機し(ST165)、モータ停止信号を受け取る
と、モータ126を停止し(ST166)、ST161
に進む。
【0080】図11は、ROM151内に保持された印
画率とモータ駆動速度の対応表を示す説明図である。
【0081】ここで、V1〜V8は、印画率に対応した
モータ速度でV1<V8である。モータを遅く回転させ
るほど、カール取り量が多くなる。本実施例では、図示
のように、印画率にしたがって、モータ126を変化さ
せるようにする。
【0082】なお、本実施例において、記録紙全体の印
画率を計算してモータ速度を決定していたが、記録紙の
一部分について印画率を計算し、1枚の記録紙搬送中で
モータ速度を可変としてもよい。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像印画率を検知し、正確なカール量を求めることによ
り、正確なカール取りが実施でき、あるいは記録紙ジャ
ムの発生を防ぐことができ、あるいは、記録紙ジャム検
知時間においても、余分のマージンをとらなくてよいた
め、記録紙ジャムの発生率を減少させることが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における画像形成装置の画
像形成および記録紙搬送の制御系の構成を示すブロック
図である。
【図2】上記第1実施例における印画率のカウント方法
を示す説明図である。
【図3】上記第1実施例における印画カウント部の印画
カウント動作を示すフローチャートである。
【図4】上記第1実施例における両面記録紙搬送制御部
の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2実施例における画像形成装置の画
像形成および記録紙搬送の制御系の構成を示すブロック
図である。
【図6】上記第2実施例における両面ユニット内記録紙
ジャム検知系の構成を示すブロック図である。
【図7】上記第2実施例におけるジャム検知制御を示す
フローチャートである。
【図8】上記第2実施例における印画率とジャム検知時
間の対応表を示す説明図である。
【図9】本発明の第3実施例における画像形成装置の画
像形成および記録紙搬送の制御系の構成を示すブロック
図である。
【図10】上記第3実施例における両面ユニット駆動制
御部の駆動制御を示すフローチャートである。
【図11】上記第3実施例における印画率とモータ駆動
速度の対応表を示す説明図である。
【図12】従来例としての多色画像形成装置の構造を示
す断面図である。
【図13】上記従来例における画像形成および記録紙搬
送の制御系の構成を示すブロック図である。
【図14】上記従来例における画像形成時の画像クロッ
ク、画像データおよびレーザON/OFFと、記録紙上
の印画画像との関係を示す説明図である。
【図15】上記従来例における制御部の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図16】上記従来例における記録紙搬送制御部の動作
を示すフローチャートでぁる。
【図17】上記従来例の画像形成装置に両面ユニットを
装着した状態を示す断面図である。
【図18】上記従来例の画像形成装置における両面ユニ
ット記録紙搬送の制御系の構成を示すブロック図であ
る。
【図19】上記従来例における両面記録紙搬送制御部の
動作を示すフローチャートである。
【図20】上記従来例の画像形成装置の両面ユニット内
記録紙ジャム検知系の構成を示すブロック図である。
【図21】上記従来例におけるジャム検知制御部の第1
の両面ユニットジャムセンサにおけるジャム検知制御を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…制御部、 2…両面記録紙搬送制御部、 3…コントローラ、 4…ホストコンピュータ、 5…印画率カウンタ、 10…画像形成装置、 127…両面記録紙搬送部、 131…排紙切替ソレノイド、 140、141…両面ユニットジャムセンサ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録用シートの裏面に対する印字を可能
    とする両面搬送機構と;前記両面搬送機構を制御する両
    面搬送制御手段と;記録用シートへの画像印画率を検出
    する画像印画率検出手段と;を有し、 前記画像印画率検出手段によって検出された画像印画率
    を前記両面搬送制御手段に報知することを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 記録用シートの裏面に対する印字を可能
    とする両面搬送機構と;前記両面搬送機構を制御する両
    面搬送制御手段と;前記記録用シートへの画像印画率を
    検出する画像印画率検出手段と;前記両面搬送機構内に
    おける記録用シートの搬送不良を検出する搬送不良検出
    手段と;を有し、 前記画像印画率検出手段によって検出された画像印画率
    に基づいて、前記搬送不良検出手段の搬送不良検出タイ
    ミングを変更することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 記録用シートの裏面に対する印字を可能
    とする両面搬送機構と;前記両面搬送機構を制御する両
    面搬送制御手段と;前記記録用シートへの画像印画率を
    検出する画像印画率検出手段と;前記記録用シートの裏
    面に対する印画を中止する裏面印画中止手段と;を有
    し、 前記記録用シートの表面に対する印画の後、前記画像印
    画率検出手段によって検出された画像印画率が所定値以
    上の場合には、前記裏面印画中止手段によって記録用シ
    ートの裏面に対する印画を中止することを特徴とする画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記裏面印画中止手段によって記録用シートの裏面に対
    する印画を中止する場合、前記記録用シートの表面に対
    する印画の後、強制的に排紙を行うことを特徴とする画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】 記録用シートの裏面に対する印字を可能
    とする両面搬送機構と;前記両面搬送機構を制御する両
    面搬送制御手段と;前記記録用シートへの画像印画率を
    検出する画像印画率検出手段と;を有し、 前記記録用シートの裏面に対する印画中に、前記画像印
    画率検出手段によって検出された画像印画率に基づい
    て、前記両面搬送機構の搬送速度を可変制御することを
    特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、3、5のいずれか1項におい
    て、 前記画像印画率は、各色の印画率を加算することを特徴
    とする多色画像形成装置。
JP35849796A 1996-12-27 1996-12-27 画像形成装置 Pending JPH10198080A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8600285B2 (en) 2009-10-20 2013-12-03 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US8936340B2 (en) 2012-03-30 2015-01-20 Brother Kogyo Kabushiki Droplet ejection apparatus and method of controlling the apparatus

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US8600285B2 (en) 2009-10-20 2013-12-03 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
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