JPH10197938A - ピントの合う距離範囲を表示するカメラ - Google Patents

ピントの合う距離範囲を表示するカメラ

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JPH10197938A
JPH10197938A JP8359010A JP35901096A JPH10197938A JP H10197938 A JPH10197938 A JP H10197938A JP 8359010 A JP8359010 A JP 8359010A JP 35901096 A JP35901096 A JP 35901096A JP H10197938 A JPH10197938 A JP H10197938A
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Japan
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distance
display
distance range
aperture
focus
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Application number
JP8359010A
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English (en)
Inventor
Shigeo Mizukawa
繁雄 水川
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Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピントの合う距離範囲が正確に把握でき、し
かも撮影者の感等に頼ることなく、目測の不正確な距離
判断でも安心して撮影ができるようにする。 【解決手段】 カメラの各駆動部の駆動位置を検出する
絞り位置検出部11、フォーカス位置検出部12、ズー
ム位置検出部13を設けると共に、ファインダ内におい
てピントの合う距離適正範囲を表示するために、短冊状
の小さな表示体を距離目盛17に沿って並べた表示素子
16を設ける。そして、マイコン15は、上記の検出デ
ータに基づいて算出した距離適正範囲を表示素子16に
より表示するように制御する。また、この距離適正範囲
の表示機構を鏡胴部に配置することもでき、更にこれら
の距離適正範囲の表示は、遠近法で表現することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピントが合う撮影
距離を合焦点だけではなく幅のある範囲で示すようにし
たカメラの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラの撮影において、人間の目でピン
ぼけと感じない写真が得られる実際の距離は、最小錯乱
円の直径で決定されるある範囲(被写界深度)を持って
おり、この距離範囲に被写体があれば、ピントが合うこ
ととなる。
【0003】図10には、従来のカメラで絞り及び距離
を一定としたときのピントの合う範囲が示されており、
これは、撮影レンズ1に配置された絞り2の値をF2.
8とし、撮影距離を5mに設定したものである。図
(A)は、設定距離の5mにある被写体3に焦点が合っ
ている状態であり、この状態では結像の合焦位置がピン
ト面(フィルム面)4に一致する。そして、このピント
面4を中心とした最小錯乱円の直径(一般に、0.03
φ)で決定される焦点深度Dの範囲内に、被写体3の合
焦位置があれば、その被写体3はピント面4においてピ
ントが合うことになる。
【0004】例えば、図(B)に示されるように、4m
の被写体3の合焦位置は焦点深度Dの撮影レンズ1側の
端部にあり、図(C)に示されるように、7mの被写体
3の合焦位置も上記焦点深度Dの反対側の端部に存在す
る。従って、絞り2をF2.8、撮影距離を5mとした
条件では、4mから7mの範囲にある被写体3をピント
が合った状態でピント面4に結像させることができるこ
とになり、ピンぼけのない写真を得ることが可能とな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
各種のカメラでは、ピントが合う撮影(焦点)距離の表
示が合焦点の一点だけで示されており、焦点深度により
実際にピントの合う範囲が不明確であるという問題があ
った。図11には、従来のファインダ内での距離表示状
態が示されており、例えば現在の合焦点が5mの距離に
あれば、ファインダ5内の下側に配置された目盛の5
(m)の位置を表示素子6で差し示すことになる。従っ
て、この場合は、5mにピントが合うことは判断できる
が、この5mの近傍においてどの程度の距離までピント
が合うかが把握できなかった。
【0006】また、手動で行う距離合せでは、被写界深
度分の余裕があることを認識していても、撮影距離をあ
る程度厳密に判断せざるを得なかった。即ち、ピントが
合う距離範囲(被写界深度)は、絞り値、距離設定値、
ズーム設定値によって変化するものであり、また撮影距
離を目測で正確に判断することも困難なことであり、撮
影が撮影者の勘や判断に影響されるという問題があっ
た。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、ピントの合う距離範囲が分かり易
く直感的に把握でき、しかも撮影者の勘等に頼ることな
く、例えば目測の不正確な距離判断でも安心して撮影を
行うことが可能となるピントの合う距離範囲を表示する
カメラを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1請求項の発明に係るピントの合う距離範囲を表
示するカメラは、撮影距離の設定状態及び絞りの設定値
に基づいて算出されるピントの合う距離適正範囲(被写
界深度)を、距離目盛に対応させて表示するように構成
したことを特徴とする。第2請求項に係る発明は、ファ
インダ内に上記距離目盛に対応して上記距離適正範囲を
点灯表示するための表示素子と、上記距離適正範囲を撮
影距離の設定状態及び絞りの設定値に基づいて算出し、
この算出データに基づいて上記表示素子を表示制御する
制御回路と、を含んでなることを特徴とする。第3請求
項に係る発明は、上記距離適正範囲を表示するための開
口部を有する絞り操作部材と、この絞り操作部材の移動
に連動して上記開口部の幅を拡大/縮小させる方向へ移
動し、当該絞り操作部材で設定された絞り値に対応した
上記距離適正範囲を上記開口部の幅で示すための補助部
材と、上記開口部を距離目盛に対応して所定位置に移動
させるように、上記絞り操作部材に接続されたフォーカ
ス操作部材と、を含んでなることを特徴とする。第4請
求項に係る発明は、上記表示素子及び上記絞り部材の開
口部の距離適正範囲の表示は、遠近法で表現したことを
特徴とする。
【0009】上記第1及び第2請求項記載の構成によれ
ば、上記の表示素子として、短冊状の小さな多数の表示
体を距離目盛方向に並べたものが用いられ、この表示素
子の表示体で距離適正範囲(ピントの合う距離範囲)が
表示される。即ち、この距離適正範囲は、撮影距離の設
定状態であるフォーカスレンズの合焦距離や絞り値に基
づき、またズームレンズが配置されている場合は、ズー
ムの焦点距離設定値を加えて算出される。そして、この
距離適正範囲に対応した上記表示素子の表示体が点灯さ
れるので、点灯部分の距離目盛から距離適正範囲を知る
ことができる。
【0010】上記第3請求項記載の構成によれば、絞り
操作部材を例えば回転操作すると、補助部材も連動して
上記開口部の幅を変化させることになり、これにより、
距離適正範囲を距離目盛に沿って表示することができ
る。また、フォーカス操作部材を回転操作すると、上記
開口部は距離目盛に沿って移動する。従って、この目盛
上の移動と上記開口部の幅の変化によって、距離適正範
囲が表示されることになる。
【0011】上記第4請求項記載の構成によれば、上記
表示素子による表示及び上記絞り部材の開口部内の表示
において、目盛配置方向に垂直の方向の表示幅が距離が
遠くなる程小さくなるような遠近法で表現されることに
なり、距離適正範囲の距離が感覚的に理解できるという
利点がある。
【0012】
【発明の実施の形態】図1には、実施形態の第1例であ
るピントの合う距離範囲を表示するカメラの構成(表示
に関するもの)が示され、図2及び図5には距離適正範
囲の表示状態が示されている。図1において、当該カメ
ラには、絞り値検出部11、フォーカス位置検出部1
2、ズーム位置検出部13、測距計14等が配置されて
おり、上記絞り値検出部11は自動又は手動で絞りリン
グ等を駆動したときの絞り部材の動作位置を検出し、上
記フォーカス位置検出部12は自動又は手動でフォーカ
スリング等を駆動したときのフォーカスレンズの動作位
置を検出する。上記ズーム位置検出部13は自動又は手
動でズームリング等を駆動したときのズームレンズの焦
点距離(動作)位置を検出し、上記測距計14はオート
フォーカス制御時に被写体までの距離を測距する。
【0013】また、上記の各検出部11〜13の検出
値、測距計14の測定値を入力するマイコン15が設け
られ、このマイコン15は、上記検出値により絞り値の
制御、フォーカスレンズ及びズームレンズの移動を制御
すると共に、後述する距離適正範囲の表示制御を含んだ
カメラの全体の制御を行う。
【0014】そして、ファインダ内に上記距離適正範囲
(ピントの合う距離範囲)を表示するための表示素子1
6が設けられる。この表示素子16は、図示されるよう
に、分割された短冊状の小さな表示体を距離目盛17に
沿って並べると共に、遠近法表示となるように、当該表
示体の横方向の長さを距離が遠くなる程、短くする。ま
た、表示体の長さは同じとしてマスクを付けて短く見え
るようにしてもよい。一方、距離目盛17も、短くした
表示体に合せて遠い距離の目盛程、小さな文字・記号と
している。
【0015】この表示素子16の各表示体は、上記マイ
コン15により点灯制御され、距離目盛17に沿って複
数の表示体を点灯させることにより、ピントが合う距離
点ではなく、ピントが合う距離範囲を表示することがで
きる。しかも、遠近法表示により、距離適正範囲、即ち
撮影距離範囲が近距離側、中距離部又は遠距離側のどの
領域にあるかを感覚的にかつ即座に理解できるようにな
っている。
【0016】図2及び図3には、図1のカメラによるフ
ァインダ内の表示状態が示されており、図2は、絞り部
材により絞り値がF22に設定され、フォーカスレンズ
により撮影距離(距離適正範囲)が2.5〜∞(無限
大)mに設定されている状態である。即ち、絞り値検出
部11で検出された絞り値(F22)とフォーカス位置
検出部12で検出されたフォーカスレンズの駆動位置に
基づいて、マイコン15により距離適正範囲が算出され
る。
【0017】図2の場合は、合焦点で考えると、フォー
カスレンズが約6mの距離に焦点合せされており、最小
錯乱円(図10)内にある被写界深度が、2.5〜∞m
となる。そして、上記マイコン15はこの算出データに
基づいて、上記表示素子16の距離目盛2.5から∞ま
での該当する複数の表示体を点灯し、これにより図2の
ファインダ20内に示される距離適正範囲の表示(斜線
部)がなされることになる。なお、このファインダ20
の表示板には距離表示枠21が付されている。
【0018】図3(A)は、絞り値がF16に設定さ
れ、撮影距離が1.5〜3m(合焦距離約1.8m)に
設定されたときのファインダ20の表示状態であり、図
3(B)は、絞り値がF5.6に設定され、撮影距離が
5〜10m(合焦距離約7m)に設定されたときの表示
状態である。このように、距離適正範囲の距離表示によ
れば、手動操作又はオートフォーカスの自動操作の何れ
であっても、ピントの合う被写体の距離が点ではなく、
範囲(被写界深度)で分かることになり、撮影対象に適
切な撮影条件を選択し易くなるという利点がある。
【0019】なお、第1例では、図1のズーム位置検出
部13によりズームレンズの駆動位置から焦点距離も検
出されており、上記の距離適正範囲の算出では、このズ
ーム位置も条件として加えられる。例えば、望遠側の位
置に設定される場合は、距離適正範囲が狭くなり、広角
側の位置に設定される場合は、距離適正範囲が広くな
る。
【0020】図4及び図5には、上記図1の構成とは異
なる表示形態とした例が示されており、図4はファイン
ダ22内の下側に表示部を設け、距離表示枠23に対応
した形状の表示素子(図1と同様)を設ける。そして、
この距離表示枠23に沿って距離目盛24を設け、これ
らの表示枠23及び目盛24は遠近法で表現する。
【0021】図5は、ファインダ26内の左側に表示部
を設け、上下に付した距離目盛27の横に、図示の点灯
表示28が表示されるように表示素子を設ける。この場
合は、表示素子として、同一幅の分割表示体を設けるこ
とにより、遠近法によらない表現ではあるが、上記と同
様に、複数個の表示体の点灯により、距離適正範囲の表
示が可能となる。なお、上記の距離目盛27及び点灯表
示28は、図11のように横方向の表示とすることがで
きる。
【0022】また、上記第1例では、従来の合焦距離の
点表示も合せて行うことができる。即ち、図1の表示素
子16の各表示体の間に、点表示となる幅の表示体を介
挿したり、或いは上記表示素子16に並列に点表示をす
る別個の表示素子を配置することにより、合焦距離点を
表示するようにしてもよい。更に、第1例ではズーム機
能を有するカメラについて説明したが、ズーム機能のな
いカメラでも、固定焦点距離として本発明を同様に適用
できる。
【0023】図6には、実施形態の第2例の構成が示さ
れており、この第2例は、鏡胴部において距離適正範囲
を表示するようにしたものである。図6において、鏡胴
30に配置された固定リング31(の外表面)に、距離
目盛32が付されており、この固定リング31に隣接し
て絞りリング33とフォーカスリング34が所定角度を
回動自在に配置される。上記絞りリング33の外表面に
は、図示のように絞り目盛が付され、この絞り目盛を指
す指標がフォーカスリング34の外表面に配置される。
【0024】また、上記絞りリング33に、距離適正範
囲を示すための開口部Kが形成され、当該リング33の
内側には、上記開口部Kの幅を変えるための補助リング
35が配置される。そして、この補助リング35の内側
の支持部36に、所定の色(例えば赤色)が付された表
示帯37が取り付けられ、この表示帯37は遠距離側
(図の右側)が細くなる三角形状(同一の縦幅としても
よい)となっている。
【0025】上記絞りリング33には、第1ラック39
が設けられ、上記補助リング35には上記第1ラック
(ギヤ)39に対向するように第2ラック(ギヤ)40
が設けられ、この第1ラック39と第2ラック40の両
者に直接噛み合うように、ピニオン(ギヤ)41が配置
される。そして、このピニオン41は回転自在とした状
態でフォーカスリング34に固定される。
【0026】このような第2例の構成によれば、絞りリ
ング33を例えば図の右側に回動させると、上記ラック
39,40及びピニオン41の噛み合いにより、補助リ
ング35が図の左側に回動し、開口部Kの開口幅を縮小
する。逆に、絞り絞りリング33を図の左側に回動させ
ると、補助リング35が図の右側に回動し、開口部Kの
開口幅を拡大することになり、この開口部Kの幅でピン
ト適正距離範囲が表示できる。
【0027】図7乃至図9には、上記開口部Kによる表
示状態が示されており、図7に示されるように、絞り値
をF22、F16、F11、F8、F5.6、F4に合
せたとき、絞りリング33の開口部Kが図示の開口幅に
設定される。即ち、絞り値が大きい程(絞り開口が小さ
い程)、焦点深度は深くなるので、大きな開口幅とな
り、この開口幅は内側の赤の表示帯37で明確に認識で
きることになる。なお、この第2例では、絞り値により
上記開口幅(距離適正範囲)が一定の幅となるように、
距離目盛32における各目盛の配置間隔を調整してお
り、絞り値が同じであれば、焦点距離領域を変化させて
も距離適正範囲の表示幅は一定となる。
【0028】図8には、上記絞り値をF22に固定・設
定して、フォーカスリング34で焦点距離を変化させた
場合の表示例が示されており、図(A)は撮影距離(距
離適正範囲)が2.8〜∞mに設定された場合、図
(B)は1.2〜2mに設定された場合、図(C)は1
〜1.3mに設定された場合の表示状態である。即ち、
上記フォーカスリング34を図7の状態から遠距離側へ
回動させることにより、上記図(A)の表示状態とな
り、フォーカスリング34を近距離側へ回動させること
により、上記図(B),(C)の表示状態となる。
【0029】図9には、絞り値と撮影距離を変化させた
場合の表示例が示されており、図(A)は絞り値がF4
で、撮影距離(距離適正範囲)が∞mに設定された場
合、図(B)は絞り値がF11で、撮影距離が3〜10
mに設定された場合、図(C)は絞り値がF16で、撮
影距離が2〜5mに設定された場合の表示状態となる。
【0030】上記第2例の開口部Kの開口幅(距離適正
範囲)の可変機構は、鏡胴30のリング状の操作部材に
適用したが、これら操作部材として、スライド部材をカ
メラ本体側等に設け、このスライド部材のスライド動作
に基づいて、上記開口部と同様の構成で距離適正範囲を
表示させることも可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮影距離の設定状態及び絞りの設定値に基づいて算出さ
れるピントの合う距離適正範囲を、距離目盛に対応させ
て表示するようにしたので、ピントの合う距離が合焦点
ではなく奥行のある範囲により分かり易く、直感的に把
握できることになる。従って、目測の大まかな距離判断
で安心して撮影を行うことが可能となる。
【0032】第2請求項に係る発明によれば、ファイン
ダ内に距離目盛に対応して上記距離適正範囲を点灯表示
するようにしたので、ファインダ内で被写体を観察しな
がら、ピントの合う範囲を瞬時に判断することができる
という利点がある。
【0033】第3請求項に係る発明によれば、鏡胴部に
おいて絞りリング等の目盛と共に、距離目盛に沿った開
口部の幅で距離適正範囲(被写界深度)を容易に把握す
ることが可能となる。第4請求項に係る発明によれば、
上記距離適正範囲の表示が遠近法で表現されるので、現
在設定されている撮影距離範囲が近距離側、中距離部又
は遠距離側のどの領域にあるかを感覚的に即座に判断で
きるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の第1例に係るピントの合う
距離範囲を表示するカメラの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のカメラのファインダ内での距離適正範囲
の表示状態を示す図である。
【図3】図1のカメラのファインダ内での距離適正範囲
の他の表示状態を示す図である。
【図4】第1例と同様の構成の他のカメラにおけるファ
インダ内の距離適正範囲の表示状態を示す図である。
【図5】第1例と同様の構成の他のカメラにおけるファ
インダ内の距離適正範囲の表示状態を示す図である。
【図6】実施形態の第2例に係るピントの合う距離範囲
を表示するカメラの構成(鏡胴部)を示す図である。
【図7】第2例のカメラ鏡胴部において絞り値を変化さ
せた場合の表示状態を示す図である。
【図8】第2例において絞り値を一定とし距離を変化さ
せた場合の表示状態を示す図である。
【図9】第2例において絞り値及び距離を変化させた場
合の表示状態を示す図である。
【図10】従来のカメラで絞り及び撮影距離を一定とし
たときのピントの合う距離範囲を示す図である。
【符号の説明】
15 … マイコン、 16 … 表示素子、 17,24,27,32 … 距離目盛、 33 … 絞りリング、 34 … フォーカスリング、 35 … 補助リング、 37 … 表示帯、 K … 開口部。
【手続補正書】
【提出日】平成9年2月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の第1例に係るピントの合う
距離範囲を表示するカメラの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のカメラのファインダ内での距離適正範囲
の表示状態を示す図である。
【図3】図1のカメラのファインダ内での距離適正範囲
の他の表示状態を示す図である。
【図4】第1例と同様の構成の他のカメラにおけるファ
インダ内の距離適正範囲の表示状態を示す図である。
【図5】第1例と同様の構成の他のカメラにおけるファ
インダ内の距離適正範囲の表示状態を示す図である。
【図6】実施形態の第2例に係るピントの合う距離範囲
を表示するカメラの構成(鏡胴部)を示す図である。
【図7】第2例のカメラ鏡胴部において絞り値を変化さ
せた場合の表示状態を示す図である。
【図8】第2例において絞り値を一定とし距離を変化さ
せた場合の表示状態を示す図である。
【図9】第2例において絞り値及び距離を変化させた場
合の表示状態を示す図である。
【図10】従来のカメラで絞り及び撮影距離を一定とし
たときのピントの合う距離範囲を示す図である。
【図11】従来のカメラのファインダ内での距離表示状
態を示す図である。
【符号の説明】 15 … マイコン、 16 … 表示素子、 17,24,27,32 … 距離目盛、 33 … 絞りリング、 34 … フォーカスリング、 35 … 補助リング、 37 … 表示帯、 K … 開口部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影距離の設定状態及び絞りの設定値に
    基づいて算出されるピントの合う距離適正範囲を、距離
    目盛に対応させて表示するように構成したピントの合う
    距離範囲を表示するカメラ。
  2. 【請求項2】 ファインダ内に上記距離目盛に対応して
    上記距離適正範囲を点灯表示するための表示素子と、 上記距離適正範囲を撮影距離の設定状態及び絞りの設定
    値に基づいて算出し、この算出データに基づいて上記表
    示素子を表示制御する制御回路と、を含んでなることを
    特徴とする上記第1請求項記載のピントの合う距離範囲
    を表示するカメラ。
  3. 【請求項3】 上記距離適正範囲を表示するための開口
    部を有する絞り操作部材と、 この絞り操作部材の移動に連動して上記開口部の幅を拡
    大/縮小させる方向へ移動し、当該絞り操作部材で設定
    された絞り値に対応した上記距離適正範囲を上記開口部
    の幅で示すための補助部材と、 上記開口部を距離目盛に対応して所定位置に移動させる
    ように、上記絞り操作部材に接続されたフォーカス操作
    部材と、を含んでなることを特徴とする上記第1及び第
    2請求項記載のピントの合う距離範囲を表示するカメ
    ラ。
  4. 【請求項4】 上記表示素子及び上記絞り部材の開口部
    の距離適正範囲の表示は、遠近法で表現したことを特徴
    とする上記第1乃至第3請求項記載のピントの合う距離
    範囲を表示するカメラ。
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