JPH08262552A - 距離情報が表示可能なカメラ - Google Patents

距離情報が表示可能なカメラ

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JPH08262552A
JPH08262552A JP7069131A JP6913195A JPH08262552A JP H08262552 A JPH08262552 A JP H08262552A JP 7069131 A JP7069131 A JP 7069131A JP 6913195 A JP6913195 A JP 6913195A JP H08262552 A JPH08262552 A JP H08262552A
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JP
Japan
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distance
display
shooting
optical system
depth
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Application number
JP7069131A
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English (en)
Inventor
Hidenori Miyamoto
英典 宮本
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/18Signals indicating condition of a camera member or suitability of light
    • G03B17/20Signals indicating condition of a camera member or suitability of light visible in viewfinder

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 正確な距離情報を簡単に表示できるカメラを
提供する。 【構成】 目標被写体に対する合焦位置へ向けて撮影光
学系1,2を駆動する合焦制御装置22,M1と、撮影
光学系1,2が対応可能な撮影距離範囲を予め定められ
た複数の距離領域に分割したときに、目標被写体までの
撮影距離がいずれの距離領域に属するかを合焦制御装置
22,M1の合焦制御との関連で識別する距離領域識別
装置と、複数の表示ブロックの一部の表示態様を変更し
て撮影光学系1,2が対応可能な撮影距離範囲の一部を
指示可能な距離情報表示装置とを具備したカメラにおい
て、距離領域識別装置における距離領域の分割数を距離
情報表示装置の表示ブロックの数の整数倍に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、距離情報表示装置を備
えたカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】距離情報を液晶表示器で表示するカメラ
が特開昭56−128931号公報に開示されている。
この公報記載のカメラでは、撮影者が被写体距離を目測
して距離リングを回転させることにより撮影光学系が合
焦位置まで駆動される。そして、撮影光学系の停止位置
と被写体輝度とがそれぞれ検出されて被写界深度が演算
され、その演算結果が表示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例のカメ
ラでは、撮影者のピント合せが不正確であると、その不
正確な状態を基準として被写体距離や被写界深度が演算
されて表示されるので、表示誤差が生じる。
【0004】本発明の目的は、正確な距離情報を簡単に
表示できるカメラを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1、図
2および図4を参照して説明すると、請求項1の発明
は、目標被写体に対する合焦位置へ向けて撮影光学系
1,2(図示例では第1レンズ群1のみ)を駆動する合
焦制御装置22,40,42,M1と、撮影光学系1,
2が対応可能な撮影距離範囲を予め定められた複数の距
離領域に分割したときに、目標被写体までの撮影距離が
いずれの距離領域に属するかを合焦制御装置22,4
0,42,M1の合焦制御との関連で識別する距離領域
識別装置40と、複数の表示ブロック250の一部の表
示態様を変更して撮影光学系1,2が対応可能な撮影距
離範囲(図示例では0.6m〜∞)の一部を指示可能な
距離情報表示装置44と、を具備し、距離領域識別装置
40における上記複数の距離領域の分割数が距離情報表
示装置44の表示ブロック250の数の整数倍に設定さ
れたカメラにより上述した目的を達成する。請求項2の
発明は請求項1のカメラに適用され、撮影光学系1,2
の絞り値を識別する絞り値識別装置40と、撮影光学系
1,2の焦点距離を識別する焦点距離識別装置43と、
絞り値識別装置40からの絞り値情報と、焦点距離識別
装置43からの焦点距離情報と、合焦制御装置22,4
0,42,M1による撮影光学系1,2の合焦制御過程
で得られる撮影距離情報とに基づいて被写界深度を演算
する演算装置40と、距離情報表示装置44の複数の表
示ブロック250と撮影光学系1,2が対応可能な撮影
距離範囲とを対応づけたとき、演算装置40の演算結果
に基づいて複数の表示ブロック250から被写界深度内
の撮影距離に対応した表示ブロック群を識別する深度表
示位置識別装置40とを具備する。請求項3の発明は請
求項2のカメラに適用され、深度表示位置識別装置40
は、演算された被写界深度内の撮影距離と被写界深度外
の撮影距離の双方を含む表示ブロックを被写体深度内の
撮影距離に対応した表示ブロック群から排除する。請求
項4の発明は、目標被写体までの撮影距離を検出する測
距装置22と、撮影光学系1,2が対応可能な撮影距離
範囲(図4では0.6m〜∞)を予め定められた複数の
距離領域に分割したときに、測距装置22にて検出され
た撮影距離がいずれの距離領域に属するかを識別する距
離領域識別装置40と、距離領域識別装置40の識別結
果に基づいて撮影光学系1,2(図示例では第1レンズ
群1のみ)を駆動する合焦駆動装置M1と、撮影光学系
1,2の絞り値を識別する絞り値識別装置40と、撮影
光学系1,2の焦点距離を識別する焦点距離識別装置4
3と、複数の表示ブロック250の一部の表示態様を変
更して撮影光学系1,2が対応可能な撮影距離範囲の一
部を指示可能な距離情報表示装置44と、絞り値識別装
置40からの絞り値情報と、焦点距離識別装置43から
の焦点距離情報と、測距装置22または距離領域識別装
置40の少なくともいずれか一方で得られる撮影距離情
報とに基づいて被写界深度を演算する演算装置40と、
を具備し、距離領域識別装置40における上記距離領域
の分割数が距離情報表示装置44の表示ブロック250
の数の整数倍に設定され、距離情報表示装置44の複数
の表示ブロック250と撮影光学系1,2が対応可能な
撮影距離範囲とを対応づけたとき、演算装置40の演算
結果に基づいて複数の表示ブロック250から被写界深
度内の撮影距離に対応した表示ブロック群を識別する深
度表示位置識別装置40が設けられたカメラにより上述
した目的を達成する。図11および図12を参照して説
明すると、請求項5の発明は、目標被写体に対する撮影
光学系1,2の位置のずれ量に関連した情報を検出する
焦点検出装置101と、焦点検出装置101が検出した
情報に基づいて撮影光学系1,2(図示例では第1レン
ズ群1のみ)を合焦位置へ駆動する合焦駆動装置M1
と、撮影光学系1,2が対応可能な撮影距離範囲を複数
の距離領域に分割したときに、撮影光学系1,2の合焦
位置が上記複数の撮影距離領域のいずれに属するかを識
別する距離領域識別装置42,50と、撮影光学系1,
2の絞り値を識別する絞り値識別装置40と、撮影光学
系1,2の焦点距離を識別する焦点距離識別装置43
と、複数の表示ブロック250の一部の表示態様を変更
して撮影光学系1,2が対応可能な撮影距離範囲の一部
を指示可能な距離情報表示装置44と、絞り値識別装置
40からの絞り値情報と、焦点距離識別装置43からの
焦点距離情報と、距離領域識別装置42にて識別された
撮影距離情報とに基づいて被写界深度を演算する演算装
置40と、を具備し、距離領域識別装置42における上
記距離領域の分割数が距離情報表示装置44の表示ブロ
ック250の数の整数倍に設定され、距離情報表示装置
44の複数の表示ブロック250と撮影光学系1,2が
対応可能な撮影距離範囲とを対応づけたとき、演算装置
40の演算結果に基づいて複数の表示ブロック250か
ら被写界深度内の撮影距離に対応した表示ブロック群を
識別する深度表示位置識別装置40が設けられたカメラ
により上述した目的を達成する。
【0006】
【作用】請求項1の発明では、合焦制御装置22,4
0,42,M1による撮影光学系1,2の合焦制御過程
で撮影距離情報が得られるので、その情報に基づいて距
離情報表示装置44の表示を制御すれば正確な距離情報
を表示できる。ここで、停止位置の数が表示ブロック2
50の数の整数倍であるから、停止位置と表示ブロック
250との対応付けが容易に行える。請求項2の発明で
は、絞り値識別装置40からの絞り値情報と、焦点距離
識別装置43からの焦点距離情報と、合焦制御装置2
2,40,42,M1による撮影光学系1,2の合焦制
御過程で得られる撮影距離情報とに基づいて被写界深度
が演算され、その演算結果に基づいて複数の表示ブロッ
ク250から被写界深度内の撮影距離に対応した表示ブ
ロック群が識別される。従って、被写界深度に対応する
表示ブロック群の表示態様を他の表示ブロックから変更
させて撮影者に被写界深度を表示できる。請求項3の発
明では、一部にでも被写界深度外の撮影距離を含んでい
る表示ブロック250が、被写体深度内の撮影距離に対
応した表示ブロック群から排除されるので、実際の被写
界深度よりも広い範囲が被写界深度内として表示される
おそれがない。請求項4の発明は、測距装置22にて検
出された被写体距離を距離領域識別装置40にて有限個
の撮影距離領域のいずれに属するか識別し、その識別結
果に基づいて撮影光学系1,2を合焦位置へ駆動するい
わゆるアクティブ測距方式のカメラを対象とするため、
測距装置22および距離領域識別装置40の少なくとも
いずれか一方から撮影距離情報を得ることができ、その
撮影距離情報と、絞り値識別装置40からの絞り値情報
と、焦点距離識別装置43からの焦点距離情報とから被
写界深度を演算して距離情報表示装置44により被写界
深度を表示できる。距離情報表示装置44に設けられた
表示ブロック250の数に対して距離領域識別装置40
における撮影距離領域の分割数が整数倍なので、被写界
深度の演算結果と表示ブロック250との対応付けが容
易に行える。請求項5の発明は、焦点検出装置101に
て検出された撮影光学系1,2の位置のずれ量に基づい
て撮影光学系1,2を合焦位置へ駆動するいわゆるパッ
シブ方式のカメラを対象とするため、焦点検出装置10
1自身からは撮影光学系1,2の撮影距離を特定できな
い。従って、撮影光学系1,2が現在どの撮影距離領域
に属するかを距離領域識別装置42,50で検出し、検
出された撮影距離情報と、絞り値識別装置40からの絞
り値情報と、焦点距離識別装置43からの焦点距離情報
とから被写界深度を演算して距離情報表示装置44によ
り被写界深度を表示する。距離情報表示装置44に設け
られた表示ブロック250の数に対して距離領域識別装
置42における撮影距離領域の分割数が整数倍なので、
被写界深度の演算結果と表示ブロック250との対応付
けが容易に行える。
【0007】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0008】
【実施例】
−第1実施例− 図1〜図7により本発明の第1実施例を説明する。図1
は本実施例のカメラの内部構成を示し、1は第1レンズ
群、2は第2レンズ群である。第1レンズ群1は第1保
持枠3に保持され、第1保持枠3は第1移動枠4内に収
容されている。第1移動枠4にはフォーカシングモータ
M1およびシャッタ10が装着されている。第1保持枠
3に捩じ込まれた送りねじ11をフォーカシングモータ
M1で回転させると、第1移動枠4に固定されたガイド
軸9に沿って第1保持枠3が光軸方向へ移動し、これに
より撮影光学系のピント位置が調整される。第1レンズ
群1がカメラの前方(図1の左方)へ移動するほど撮影
距離が短くなる。
【0009】第1レンズ群1の移動量を検出するため、
フォーカシングモータM1にて回転駆動されるスリット
円板6と、スリット円板6の回転量に対応したパルス列
信号を出力するフォトインタラプタ5とが設けられてい
る。また、第1レンズ群1がカメラ内部に最も後退した
状態からカメラの前方へ繰り出されると、第1移動枠4
に固定されたスイッチ基板7の上を第1保持枠3に固定
されたブラシ8が摺動する。スイッチ基板7の表面には
一対の導体パターン(ハッチング領域)が形成され、こ
れらの導体パターンがブラシ8により導通するとスイッ
チ基板7からの出力信号がHレベルからLレベルに変化
する。
【0010】第2レンズ群2は第2保持枠12に保持さ
れている。第2保持枠12および第1保持枠3にはそれ
ぞれカムフォロア13,14が取付けられ、カムフォロ
ア13,14は固定筒16の直進ガイド溝16aを貫い
てカム筒15のカム溝15a,15bにそれぞれ嵌合す
る。ズームモータM2の回転をギア17を介してカム筒
15の外周のギア15cに伝達するとカム筒15が光軸
の回りに回転し、カム溝15a,15bのリードに従っ
て第1レンズ群1および第2レンズ群2が光軸方向へ移
動して撮影光学系の焦点距離が変化する。カム筒15の
外周にはスイッチ基板19が巻付けられている。カム筒
15が回転するとブラシ18がスイッチ基板19上を摺
動する。図1のカメラの下方に展開図を示したように、
スイッチ基板19には一対の導体パターン(ハッチング
領域)が形成され、これらの導体パターンがブラシ18
により導通するとスイッチ基板19からの出力信号がH
レベルからLレベルへ変化する。ズームモータM2のギ
ア17と反対側にはスリット円板20が取付けられ、そ
の回転量に対応したパルス列信号がフォトインタラプタ
21から出力される。
【0011】22は測距装置、24はファインダ対物レ
ンズ、27はコンデンサレンズ、26はファインダ接眼
レンズ、25は一次結像面に配置された液晶パネルであ
る。液晶パネル25により後述する距離情報がファイン
ダ内表示される。対物レンズ24は2つのレンズ群を有
し、各レンズ群に設けられたフォロア24a,24bが
ファインダカム23のカム溝23a,23bに係合す
る。ファインダカム23はカム筒15のギア15cとギ
ア列28を介して連結され、カム筒15に連動して回転
する。ファインダカム23の回転によりファインダ対物
レンズ24の群間隔が変化して変倍動作が行われる。3
0はカメラ本体、31はフィルム32の平面性を保つ圧
板である。
【0012】図2は本実施例のカメラの制御系のブロッ
ク図を示す。40はマイクロコンピュータおよびその動
作に必要なメモリ等の周辺装置を含んだCPUである。
CPU40には、上述した測距装置22、被写界輝度を
検出する測距装置41、フォーカシングレンズ位置検出
装置(以下、レンズ位置検出装置と略称する。)42、
焦点距離検出装置43、ファインダ表示装置44、モー
タM1,M2を駆動するMDIC45およびフィルム3
2を給送するフィルム給送装置46が接続されている。
測距装置22は、目標被写体に向けて赤外光を発射し、
そのときの反射光の受光位置に基づいて被写体距離を検
出するいわゆるアクティブ方式のものである。測距装置
22にて被写体距離が検出されると、CPU40は検出
された被写体距離(以下、測距値と呼ぶ。)と図3
(a)の距離ステップ表とに基づいて第1レンズ群1の
位置を制御するとともに、ファインダ表示装置44によ
り所定の距離情報の表示を行う。詳細は後述する。
【0013】レンズ位置検出装置42は、上述したフォ
トインタラプタ5およびスイッチ基板7を含み、スイッ
チ基板7の出力信号がHレベルからLレベルに変化した
位置を基準としてフォトインタラプタ5の出力パルス数
をカウントし、そのカウント数を出力する。出力される
カウント数は第1レンズ群1の位置に対応する。焦点距
離検出装置43は、上述したスイッチ基板19およびフ
ォトインタラプタ21を含み、スイッチ基板19からの
出力がHレベルからLレベルに変化した位置を基準とし
てフォトインタラプタ21の出力パルス数をカウント
し、そのカウント数を出力する。出力されるパルス数は
撮影光学系の焦点距離に対応する。ファインダ表示装置
44は、上述した液晶パネル25およびその駆動回路
(不図示)を備える。また、CPU40には、電源スイ
ッチMSWと、不図示のレリーズ釦の半押し操作でオン
する半押しスイッチSW1と、上記レリーズ釦の全押し
操作でオンする全押しスイッチSW2と、遠景スイッチ
SW3も接続されている。遠景スイッチSW3は、撮影
者による遠景釦(不図示)の押し込み操作に応答してオ
ンする。
【0014】図3(a)は撮影光学系の撮影距離(ピン
トが合う被写体距離)と、レンズ位置検出装置42から
出力されるフォトインタラプタ5の出力パルス数とを対
応付けた距離ステップ表を示すものである。表の左端の
フォーカスステップ1〜nが第1レンズ群1の停止位置
を示している。フォーカスステップ1はレンズ位置検出
装置42からの出力パルス数が1、すなわちスイッチ基
板7からの出力信号がHレベルからLレベルに切り換わ
った後にフォトインタラプタ5から1パルスが出力され
た位置である。このとき撮影光学系の撮影距離はL1
ある。ステップ2はレンズ位置検出装置42からの出力
パルス数が2の位置で撮影距はL2、ステップ3はレン
ズ位置検出装置42からの出力パルス数が3の位置で撮
影距離はL3、以降同様に、ステップnはレンズ位置検
出装置からの出力パルス数がNの位置で、そのときの撮
影距離はLnである。図3(b)に示したように、撮影
距離L1,L2,L3……Li……Lnは添字i(1〜n)
が大きいほど小さい値となる。
【0015】図3(a)のフォーカスステップ1は測距
装置22による測距範囲外であり、遠景スイッチSW3
がオンのときに第1レンズ群1がその位置に制御され
る。フォーカスステップ2〜nまでは測距装置22によ
る測距範囲内である。図3(b)にも示したように、フ
ォーカスステップ2〜nに対応した撮影距離L2〜Ln
間にはそれぞれ切り換わり距離C3〜Cnが設定されてい
る。CPU40は、測距装置22の測距値と切り換わり
距離C3〜Cnとを対比して第1レンズ群1の停止位置を
決定する。例えば、測距装置22の測距値が撮影距離L
2,L3の間に設定された切り換わり距離C3よりも大き
いときは撮影距離L2を選択し、レンズ位置検出装置4
2の出力パルス数が2の位置で第1レンズ群1を停止さ
せる。測距値が切り換わり距離C3〜C4の間のときは撮
影距離L4を選択し、レンズ位置検出装置42の出力パ
ルス数が3の位置で第1レンズ群1を停止させる。以
降、同様に測距値とレンズ停止位置とが対応し、測距値
が切り換わり距離Cn未満のときには撮影距離Lnが選択
され、レンズ位置検出装置42の出力パルス数がNの位
置で第1レンズ群1が停止する。
【0016】図4はファインダ表示装置44のファイン
ダ内表示部分の詳細を示す。この例では、ファインダ画
面Fの下方に図3(a)のフォーカスステップ数nと同
数の液晶セグメント250が配列され、それぞれの液晶
セグメント250の上部が被写界深度表示部44a(正
方形状の部分)、下部が撮影距離表示部44b(三角形
状の部分)とされている。なお、図中の破線が液晶セグ
メント250の境界位置であり、この例ではセグメント
数が28個とされている。左端の液晶セグメント250
Lから右端の液晶セグメント250Rまでが図3(a)
のフォーカスステップ1〜nと順に対応する。各液晶セ
グメント250に対応した撮影距離が図3(a)の距離
ステップ表から特定され、それらの撮影距離を指示する
数値および記号がスケール部44cに表示されている。
この例では、距離0.6m(メートル)から∞(無限
大)までがスケール部44cに表示されている。
【0017】上述した図3の距離ステップ表により測距
装置22の測距値に対応する撮影距離が決定されると、
CPU40は決定された撮影距離を撮影距離表示部44
bで表示する。図4の例では撮影距離表示部44bのう
ちステップ16の部分が点灯し、これにより撮影距離1
mが判別できる。また、下記の値に基づいて被写界深度
Dを求め、その結果を被写界深度表示部44aにより表
示する。 L:撮影距離(mm) f:撮影光学系の焦点距離(mm) σ:最小錯乱円径(mm) F:撮影光学系のF値 撮影距離Lは測距装置22の測距値または図3(a)の
距離ステップ表から特定でき、焦点距離fは図2の焦点
距離検出装置43からの情報により特定でき、最小錯乱
円σは予めCPU40に与えておくことができる。ま
た、撮影光学系のF値は撮影者により手動で設定され、
あるいはカメラが自動設定した値を識別すればよい。
【0018】例えば撮影距離Lが1mのとき、被写界深
度が約873mm〜1170mmであったとする。ここ
で、図3(c)に示すようにフォーカスステップ13の
撮影距離L13が1197mm、フォーカスステップ14
の撮影距離L14が1117mm、フォーカスステップ1
3,14の間の切り換わり距離C14が1156mmとす
れば、上記の被写界深度の最大値1170mmはフォー
カスステップ13に対応する。また、フォーカスステッ
プ18の撮影距離L18が886mm、フォーカスステッ
プ19の撮影距離L19が844mm、フォーカスステッ
プ18,19の切り換わり距離C19が864mmである
とすれば、被写界深度の最小値873mmはフォーカス
ステップ18に対応する。しかし、被写界深度表示部4
4aのフォーカスステップ13、18にそれぞれ対応す
る部分を点灯させると、フォーカスステップ13の最小
値C19(=864mm)からフォーカスステップ18の
最大値C13(被写界深度1170mmよりも大きい)ま
で被写界深度であると撮影者が誤解するおそれがある。
そこで、実際の表示では被写界深度表示部44aのう
ち、フォーカスステップ14〜17に対応する部分のみ
を点灯させる。なお、撮影光学系のF値を11に変更し
て被写界深度が増加した場合の表示例を図7に示す。
【0019】次に、CPU40による撮影制御手順を図
5および図6により説明する。図2に示す電源スイッチ
MSWがオンされるとCPU40は図示の処理を開始
し、まずステップS1で半押しスイッチSW1がオンか
否か判断し、オフのときは判断を繰り返す。半押しスイ
ッチSW1がオンされるとステップS2で焦点距離検出
装置43の出力パルス数を読み込み、ステップS3で測
光装置41により測光を行い、ステップS4で測光結果
から露出制御に必要な演算を行い、ステップS5で絞り
値を識別する。なお、絞り値が撮影者により手動設定さ
れるときはその設定値を読み込み、ステップS4で絞り
値が演算されるときはその演算値を読み込む。続くステ
ップS6で遠景スイッチSW3がオンか否を判断する。
遠景スイッチSW3がオフであればステップS7へ進ん
で測距装置22による測距を行い、続くステップS8で
図3(a)の距離ステップ表により測距値に対応するフ
ォーカスステップを決定する。ステップS6で遠景スイ
ッチSW3がオンのときはステップS9へ進み、フォー
カスステップを1に設定する。
【0020】ステップS8またはステップS9の処理後
は図6のステップS10に進み、ステップS2で読み出
した焦点距離情報と、ステップS5で決定した絞り値情
報と、ステップS8で決定したフォーカスステップ値に
対応する撮影距離とに基づいて被写界深度を演算する。
続くステップS11では演算された被写界深度に対応す
るフォーカスステップを深度ステップとして決定する。
このとき、上述したように被写界深度外の撮影距離領域
を含むフォーカスステップは深度ステップから除外す
る。次のステップS12では、図4に示した撮影距離表
示部44bおよび被写界深度表示部44a内の表示マー
クのうち、ステップS8で決定したフォーカスステップ
およびステップS11で決定した深度ステップにそれぞ
れ該当する部分を点灯させて撮影者に撮影距離および被
写界深度を表示する。
【0021】次のステップS13では全押しスイッチS
W2がオンか否か判断し、オンであればステップS14
へ進んで撮影距離表示部44bおよび被写界深度表示部
44aの表示を消灯する。ステップS13で全押しスイ
ッチSW2がオフであればステップS15へ進み、半押
しスイッチSW1がオンか否か判断する。オンであれば
ステップS13へ戻り、オフであればステップS16で
撮影距離表示部44bおよび被写界深度表示部44aの
表示を消灯してステップS1へ戻る。ステップS14に
続くステップS17ではステップS8で決定したフォー
カスステップに対応したパルス数がレンズ位置検出装置
42から出力されるまで第1レンズ群1を駆動し、その
後ステップS18で露出動作を行う。露出完了後はステ
ップS19に進み、フィルム給送装置46でフィルム3
2を1駒給送して処理を終了する。
【0022】本実施例では、第1レンズ群1および第2
レンズ群2が撮影光学系を、測距装置22、CPU4
0、レンズ位置検出装置42およびモータM1が合焦制
御装置を、CPU40が絞り値識別装置、演算装置、深
度表示位置識別装置および距離領域識別装置を、焦点距
離検出装置43が焦点距離識別装置を、モータM1が合
焦駆動装置を、ファインダ表示装置44が距離情報表示
装置を、液晶セグメント250が表示ブロックをそれぞ
れ構成する。
【0023】なお、実施例では撮影距離表示部44bお
よび被写界深度表示部44aの分割数をフォーカスステ
ップ数と一致させたが、フォーカスステップ数が表示領
域の分割数の整数倍であれば両者の関係を適宜変更して
よい。図8はフォーカスステップ数n=28に対して液
晶セグメント250の数を14個とした例である。撮影
距離表示部44bの点灯位置および被写界深度表示部4
4aの点灯範囲の決定に際しては、一つの液晶セグメン
ト250が二つのフォーカスステップに対応すると考え
て上記と同様に行えばよい。また、図9および図10は
撮影距離情報部44dを回転指針47にて構成し、その
指示端47aの移動経路に沿って液晶セグメント250
を並べて被写界深度表示部44eを構成し、その外側に
スケール部44fを設けた例である。この場合の回転被
写界深度表示部44eの点灯範囲の制御も同じである。
これらの例では撮影光学系のF値を表示部48で表示し
ている。従って、F5.6に設定された図9の例よりも
F11に設定された図10の例の方が被写界深度が広い
ことを容易に把握できる。
【0024】−第2実施例− 図11〜図14により本発明の第2実施例を説明する。
図11は第2実施例のカメラの内部構成を示す。図11
から明らかなように、本実施例は、撮影光学系の射出瞳
面の異なる領域を通過した被写体光を焦点検出装置10
1に導き、目標被写体に対する撮影光学系の合焦位置と
現在位置とのずれ量(以下、デフォーカス量と呼ぶ。)
を求めるいわゆるパッシブ方式の一眼レフカメラを対象
とする。なお、図11において図1と共通する部分には
同一符号を付し、説明を省略する。
【0025】図11において101は上述したデフォー
カス量に相関する信号を出力する焦点検出装置、102
は第2レンズ群2から射出された撮影光束をファインダ
光学系に導くメインミラー、103はメインミラー10
2を通過した光束を焦点検出装置101に導くサブミラ
ー、104はフィルム32の感光面と透過な位置に置か
れた焦点板、105は焦点板104に結像した被写体光
をファインダ接眼レンズ106へ導くプリズム、107
はファインダ内に距離情報を表示するための液晶パネル
である。液晶パネル107による表示内容は図4と同じ
である。108はシャッタ、109は絞りである。
【0026】図12は本実施例のカメラの制御系のブロ
ック図を示す。50はマイクロコンピュータおよびその
動作に必要なメモリ等の周辺装置を含んだCPUであ
る。CPU50には、上述した焦点検出装置101、測
距装置41、レンズ位置検出装置42、焦点距離検出装
置43、ファインダ表示装置44、モータM1,M2を
駆動するMDIC45、フィルム32を給送するフィル
ム給送装置46、電源スイッチMSW、半押しスイッチ
SW1および全押しスイッチSW2が接続されている。
本実施例の焦点検出装置101では上述した第1実施例
の測距装置22のように被写体距離を直接検出できな
い。そこで、レンズ位置検出装置42からの出力パルス
数と図3(a)の距離ステップ表とから撮影距離L1
nを決定し、決定された撮影距離を利用して被写界深
度を求める。
【0027】次に、CPU50による撮影制御手順を図
13および図14により説明する。図12に示す電源ス
イッチMSWがオンされるとCPU50は図示の処理を
開始し、まずステップS101で半押しスイッチSW1
がオンか否か判断し、オフのときは判断を繰り返す。半
押しスイッチSW1がオンされるとステップS102で
焦点距離検出装置43の出力パルス数を読み込み、ステ
ップS103で測光装置41により測光を行い、ステッ
プS104で焦点検出装置101の出力信号からデフォ
ーカス量を演算し、ステップS105で演算されたデフ
ォーカス量から非合焦状態か否か判断する。
【0028】非合焦状態のときステップS106へ進
み、モータM1により第1レンズ群1を合焦位置に向け
て駆動する。続くステップS107で全押しスイッチS
W2がオンか否か判断し、オンであれば非合焦状態であ
ってもステップS108でモータM1によるレンズ駆動
を停止し、ステップS109でミラーアップを行い、ス
テップS110で撮影レンズ内の絞り109をステップ
S103の測光結果に対応した位置へ駆動し、ステップ
S111でシャッタ103を開閉駆動して露出を行う。
その後、ステップS112でフィルム32を1駒給送し
て処理を終える。ステップS107で全押しスイッチS
W2がオフのときはステップS113へ進み、半押しス
イッチSW1がオンか否か判断する。オンであればステ
ップS103へ戻り、オフであればステップS114で
モータM1によるレンズ駆動を停止してステップS10
1へ戻る。
【0029】ステップS105で合焦状態と判断したと
きは図14のステップS115へ進み、モータM1によ
るレンズ駆動を停止する。続いてステップS116でレ
ンズ位置検出装置42からの出力パルス数と図3(a)
の距離ステップ表とから撮影距離を算出し、ステップS
117でステップS103の測光結果から露出に必要な
演算を行い、ステップS118で絞り値を決定する。こ
のとき、絞り優先モードであれば絞り値は撮影者が手動
で設定した値、プログラムモードまたはシャッタ速度優
先モードであれば絞り値はステップS117で演算され
た値となるので、露出モードに応じて絞り値の識別を変
更する。続くステップS119では、ステップS102
で読み込んだ焦点距離と、ステップS116で求めた撮
影距離と、ステップS118で識別した絞り値とに基づ
いて被写界深度を演算する。
【0030】続くステップS120では、図4に示した
撮影距離表示部44aおよび被写界深度表示部44a内
の表示マークのうち、ステップS116で求めた撮影距
離およびステップS119で算出した被写界深度にそれ
ぞれ対応する部分を点灯させて撮影者に撮影距離および
被写界深度を表示する。このとき、第1実施例と同様に
被写界深度外の撮影距離を含む部分は点灯させないよう
にする。次のステップS121では合焦状態を確認す
る。合焦状態であればステップS122で全押しスイッ
チSW2がオンか否か判断し、オフであればステップS
123で半押しスイッチSW1がオンか否か判断し、オ
ンであればステップS124で測光を行ってステップS
117へ戻る。この処理により絞り値の変化に連動して
被写界深度の表示が変化する。
【0031】ステップS121で非合焦状態のときはス
テップS125へ進み、撮影距離表示部44aおよび被
写界深度表示部44aの表示を消灯して図13のステッ
プS103へ戻る。図14のステップS122で全押し
スイッチSW2がオンのときはステップS126へ進
み、撮影距離表示部44aおよび被写界深度表示部44
aの表示を消灯して図13のステップS109へ移る。
図14のステップS123で半押しスイッチSW1がオ
フのときは図13のステップS101へ戻る。
【0032】本実施例では、第1レンズ群1および第2
レンズ群2が撮影光学系を、焦点検出装置101、CP
U50、モータM1およびレンズ位置検出装置42が合
焦制御装置を、CPU50が絞り値識別装置、演算装
置、深度表示位置識別装置を、レンズ位置検出装置42
およびCPU50が距離領域識別装置を、焦点距離検出
装置43が焦点距離識別装置を、モータM1が合焦駆動
装置を、ファインダ表示装置44が距離情報表示装置
を、液晶セグメント250が表示ブロックをそれぞれ構
成する。なお、本実施例においても図8〜図10に示す
変形が可能である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮影光学系の合焦制御過程で得られる撮影距離情報に基
づいて正確な距離情報を簡単に表示できる。特に請求項
2の発明では被写界深度を簡単に表示できる。請求項3
の発明では実際の被写界深度よりも広い範囲を被写界深
度として誤って表示するおそれがなく、表示の信頼性が
高まる。請求項4の発明では、いわゆるアクティブ測距
方式のカメラを対象として正確な距離情報を簡単に表示
できる。請求項5の発明では、いわゆるパッシブ方式の
カメラを対象として正確な距離情報を簡単に表示でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のカメラの内部構成を示す
図。
【図2】第1実施例のカメラの制御系のブロック図。
【図3】第1実施例のカメラの撮影距離とフォーカスス
テップとの関係を示す図。
【図4】第1実施例のカメラのファインダ内表示の例を
示す図。
【図5】第1実施例のカメラにて実行される撮影制御手
順を示すフローチャート。
【図6】図5に続くフローチャート。
【図7】図4と比べて撮影光学系のF値が大きな値に変
化したときの表示例を示す図。
【図8】図4の変形例を示す図。
【図9】図4の他の変形例を示す図。
【図10】図9と比べて撮影光学系のF値が大きな値に
変化したときの表示例を示す図。
【図11】本発明の第2実施例のカメラの内部構成を示
す図。
【図12】第2実施例のカメラの制御系のブロック図。
【図13】第2実施例のカメラにて実行される撮影制御
手順を示すフローチャート。
【図14】図13に続くフローチャート。
【符号の説明】
1 第1レンズ群 2 第2レンズ群 5 フォトインタラプタ 22 測距装置 25,107 液晶パネル 40,50 CPU 42 フォーカシングレンズ位置検出装置 43 焦点距離検出装置 44 ファインダ内表示装置 44a 被写界深度表示部 44b 撮影距離表示部 44c スケール部 101 焦点検出装置 250 液晶セグメント M1 合焦用のモータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目標被写体に対する合焦位置へ向けて撮
    影光学系を駆動する合焦制御装置と、 前記撮影光学系が対応可能な撮影距離範囲を予め定めら
    れた複数の距離領域に分割したときに、前記目標被写体
    までの撮影距離がいずれの距離領域に属するかを前記合
    焦制御装置の合焦制御との関連で識別する距離領域識別
    装置と、 複数の表示ブロックの一部の表示態様を変更して前記撮
    影光学系が対応可能な撮影距離範囲の一部を指示可能な
    距離情報表示装置と、を具備し、 前記距離領域識別装置における前記複数の距離領域の分
    割数が前記距離情報表示装置の前記表示ブロックの数の
    整数倍に設定されていることを特徴とする距離情報が表
    示可能なカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の距離情報が表示可能なカ
    メラにおいて、 前記撮影光学系の絞り値を識別する絞り値識別装置と、 前記撮影光学系の焦点距離を識別する焦点距離識別装置
    と、 前記絞り値識別装置からの絞り値情報と、前記焦点距離
    識別装置からの焦点距離情報と、前記合焦制御装置によ
    る前記撮影光学系の合焦制御過程で得られる撮影距離情
    報とに基づいて被写界深度を演算する演算装置と、 前記距離情報表示装置の前記複数の表示ブロックと前記
    撮影光学系が対応可能な撮影距離範囲とを対応づけたと
    き、前記演算装置の演算結果に基づいて前記複数の表示
    ブロックから被写界深度内の撮影距離に対応した表示ブ
    ロック群を識別する深度表示位置識別装置と、を具備す
    ることを特徴とする距離情報が表示可能なカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の距離情報が表示可能なカ
    メラにおいて、 前記深度表示位置識別装置は、演算された被写界深度内
    の撮影距離と被写界深度外の撮影距離の双方を含む表示
    ブロックを前記被写体深度内の撮影距離に対応した表示
    ブロック群から排除することを特徴とする距離情報が表
    示可能なカメラ。
  4. 【請求項4】 目標被写体までの撮影距離を検出する測
    距装置と、 撮影光学系が対応可能な撮影距離範囲を予め定められた
    複数の距離領域に分割したときに、前記測距装置にて検
    出された撮影距離がいずれの距離領域に属するかを識別
    する距離領域識別装置と、 前記距離領域識別装置の識別結果に基づいて撮影光学系
    を駆動する合焦駆動装置と、 前記撮影光学系の絞り値を識別する絞り値識別装置と、 前記撮影光学系の焦点距離を識別する焦点距離識別装置
    と、 複数の表示ブロックの一部の表示態様を変更して前記撮
    影光学系が対応可能な撮影距離範囲の一部を指示可能な
    距離情報表示装置と、 前記絞り値識別装置からの絞り値情報と、前記焦点距離
    識別装置からの焦点距離情報と、前記測距装置または前
    記距離領域識別装置の少なくともいずれか一方で得られ
    る撮影距離情報とに基づいて被写界深度を演算する演算
    装置と、を具備し、 前記距離領域識別装置における前記距離領域の分割数が
    前記距離情報表示装置の表示ブロックの数の整数倍に設
    定され、 前記距離情報表示装置の前記複数の表示ブロックと前記
    撮影光学系が対応可能な撮影距離範囲とを対応づけたと
    き、前記演算装置の演算結果に基づいて前記複数の表示
    ブロックから被写界深度内の撮影距離に対応した表示ブ
    ロック群を識別する深度表示位置識別装置が設けられた
    ことを特徴とする距離情報が表示可能なカメラ。
  5. 【請求項5】 目標被写体に対する撮影光学系の位置の
    ずれ量に関連した情報を検出する焦点検出装置と、 前記焦点検出装置が検出した情報に基づいて撮影光学系
    を合焦位置へ駆動する合焦駆動装置と、 前記撮影光学系が対応可能な撮影距離範囲を複数の距離
    領域に分割したときに、前記撮影光学系の合焦位置が前
    記複数の距離領域のいずれに属するかを識別する距離領
    域識別装置と、 前記撮影光学系の絞り値を識別する絞り値識別装置と、 前記撮影光学系の焦点距離を識別する焦点距離識別装置
    と、 複数の表示ブロックの一部の表示態様を変更して前記撮
    影光学系が対応可能な撮影距離範囲の一部を指示可能な
    距離情報表示装置と、 前記絞り値識別装置からの絞り値情報と、前記焦点距離
    識別装置からの焦点距離情報と、前記距離領域識別装置
    にて識別された撮影距離情報とに基づいて被写界深度を
    演算する演算装置と、を具備し、 前記距離領域識別装置における前記距離領域の分割数が
    前記距離情報表示装置の表示ブロックの数の整数倍に設
    定され、 前記距離情報表示装置の前記複数の表示ブロックと前記
    撮影光学系が対応可能な撮影距離範囲とを対応づけたと
    き、前記演算装置の演算結果に基づいて前記複数の表示
    ブロックから被写界深度内の撮影距離に対応した表示ブ
    ロック群を識別する深度表示位置識別装置が設けられた
    ことを特徴とする距離情報が表示可能なカメラ。
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