JPH1123951A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH1123951A
JPH1123951A JP9172041A JP17204197A JPH1123951A JP H1123951 A JPH1123951 A JP H1123951A JP 9172041 A JP9172041 A JP 9172041A JP 17204197 A JP17204197 A JP 17204197A JP H1123951 A JPH1123951 A JP H1123951A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主被写体のうちカメラに最も近い部分を含む
測光領域が最大の重み付け領域として選択されてしまう
と、上記部分よりも遠い位置にある撮影中心部分に対し
て適正露出が得られない。 【解決手段】 複数の測光領域S0〜S18と複数の焦
点検出領域F0〜F4とを有するカメラにおいて、複数
の焦点検出領域の中から特定焦点検出領域(焦点検出状
態が所定の合焦範囲内にある1又は複数の焦点検出領
域)を選択する焦点検出領域選択手段と、この焦点検出
領域選択手段により特定焦点検出領域が複数選択された
ときに、複数の測光領域のうちそれぞれ特定焦点検出領
域に対応する複数の特定測光領域S1,S2の輝度と全
測光領域の輝度又は特定測光領域以外の測光領域の輝度
とを比較し、この比較結果に応じて複数の特定測光領域
の中から所定の重み付けをかける領域を決定する測光領
域決定手段とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写界(ファイン
ダー視野)を複数の領域に分割して測光するカメラに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】被写界を複数の領域に分割し、それぞれ
の領域毎の輝度信号を用いて撮影画面に適正露出を与え
るようにしたカメラが種々提案されている。例えば、特
開平3−223825号公報には、複数の測光領域毎の
輝度を検出する一方、それぞれ独立に焦点検出が可能な
複数の焦点検出領域から少なくとも1つの領域を選択
し、複数の測光領域を選択された焦点検出領域を中心と
した同心円状にグループ化してこれらグループ化された
測光領域の平均輝度に対する重み付けを変えて被写界全
体の測光値を演算するカメラが提案されている。
【0003】また、上記公報等により明らかなように,
撮影主被写体位置に相当する測光領域の決定は、複数の
焦点検出領域からの距離(焦点)情報が得られた場合に
は被写体距離が最も近距離である焦点検出領域が撮影す
べき主被写体位置である、との判断に従ってこの焦点検
出領域に対応した測光領域を選択することによって行わ
れ、さらに決定された測光領域を最重視した重み付け測
光演算を行う測光方式が一般的に用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記測
光方式では、被写界において主被写体がカメラに対し最
も近距離にあることが前提となっており、この前提に合
致しない場合も少なからず発生する。例えば、人物を撮
影しようとした場合、人物の顔を最も最適な露出にする
ため、撮影画面上の人物の顔の位置に対応する測光領域
を、測光演算の最も重み付けが高くなるように設定した
いにもかかわらず、人物の体の一部がたまたま顔よりも
カメラに近いという状況になっていると、カメラに最も
近い体の一部に対応した焦点検出領域の選択がなされる
同時にこの焦点検出領域に対応する測光領域が最大重み
付け領域として決定される。そしてこれにより、人物の
顔とは異なる位置、例えば人物の着ている服を重視した
測光が行われてしまい、服の色や反射率に非常に左右さ
れて人物の顔に対し適正な露出制御が得られない可能性
がある。
【0005】なお、撮影者の視線を検出して撮影者の考
えている撮影すべき主被写体を指定することのできる機
能をカメラに付加すれば、ほぼ正確に焦点検出領域およ
び測光領域を選択することは可能であるが、カメラ製品
としてのコストの上昇やスペース上の制約といった新た
な問題が発生する。
【0006】そこで、本発明は、視線検出機能等を用い
ることなく、撮影画面内の複数の測光領域の中から撮影
すべき主被写体中心に対応した測光領域を選択して、主
被写体を重視した最適な測光を行えるようにしたカメラ
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、複数の測光領域と複数の焦点検出領
域とを有するカメラにおいて、複数の焦点検出領域の中
から特定焦点検出領域(焦点検出状態が所定の合焦範囲
内にある1又は複数の焦点検出領域)を選択する焦点検
出領域選択手段と、この焦点検出領域選択手段により特
定焦点検出領域が複数選択されたときに、複数の測光領
域のうちそれぞれ特定焦点検出領域に対応する複数の特
定測光領域の輝度と全測光領域の輝度又は特定測光領域
以外の測光領域の輝度(例えば、平均輝度)とを比較
し、この比較結果に応じて複数の特定測光領域の中から
所定の重み付けをかける領域を決定する測光領域決定手
段とを設けている。
【0008】具体的には、一般に主被写体のうち撮影中
心部(顔等)の輝度が被写界全体の輝度や主被写体以外
の部分の輝度に対して極端に異なっていることは少ない
と考えられるため、複数の特定測光領域のうち全測光領
域又は特定測光領域以外の領域の輝度との差が最小の輝
度を有する領域を所定の重み付けをかける領域として決
定することにより、カメラに最も近い位置に主被写体の
うち撮影中心部以外の部分があっても、この部分の輝度
に左右されずに撮影中心部の輝度に応じた適正露出が得
られるようにしている。
【0009】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図1〜図3には、本発明の第1実施形
態である一眼レフカメラを示している。図1において、
1は撮影レンズである。なお、図には2枚のレンズ1
a,1bのみを示したが、実際はさらに多数のレンズを
有している。2は主ミラーで、ファインダ系観察状態と
撮影状態とに応じて撮影光路に対し斜設されたり待避さ
れたりする。3はサブミラーで、主ミラー2を透過した
光束をカメラボディの下方へ向けて反射する。
【0010】4はシャッタである。5は感光部材で、銀
塩フィルム又はCCDやMOS型等の固体撮像素子やビ
ディコン等の撮像管より成る。6は焦点検出部であり、
結像面近傍に配置されたフィールドレンズ6a,反射ミ
ラー6b,6c,2次結像レンズ6d,絞り6eおよび
複数のCCDからなるラインセンサ6f等から構成され
ている。
【0011】ここで、本実施形態における焦点検出部6
は周知の位相差方式の焦点検出を行うものであり、図3
のファインダ視野図に示すように、被写界内の複数の焦
点検出領域F0〜F4(マーク70〜74に対応)にて
焦点調節動作が可能に構成されている。
【0012】7は撮影レンズ1の予定結像面に配置され
たピント板、8はファインダ光路変更用のペンタプリズ
ムである。
【0013】9,10はそれぞれ、被写界内の被写体輝
度を測定するための結像レンズと測光センサで、結像レ
ンズ9はペンタプリズム8内の反射光路を介してピント
板7と測光センサ10を共役に関係付けている。
【0014】ここで測光センサ10は、図3に示すよう
に、被写界内を19個の測光領域S0〜S18に分割し
て、各々の領域の輝度を検出することが可能な19個の
領域センサ(図2に示すブロック図上のSPC−0〜S
PC−18)からなる19分割センサである。また、図
3に示すように、上記焦点検出領域F0〜F4はそれぞ
れ測光領域S0〜S4のほぼ重心に配置されている。な
お、図3に示したファインダ視野内の各測光領域の境界
線は測光センサ10の分割状態をファインダ上に投影し
て示した仮想線であって、実際のファインダではこれら
の線は見ることはできない。
【0015】11はペンタプリズム8の射出面後方に配
設された接眼レンズ11であり、撮影者の眼によるピン
ト板7の観察に使用される。そして、主ミラー2、ピン
ト板7、ペンタプリズム8、接眼レンズ11によってフ
ァインダ光学系が構成されている。
【0016】21は明るい被写体の中でも視認できる高
輝度LEDで、中心波長680ナノメータの赤色光を発
光する。さらに、22は前記5個の焦点検出領域F0〜
F4の位置をパターン化したLCD(以下、SI−LC
Dと記す)であり、後述する焦点検出領域選択がなされ
た位置に相当するLCDのパターンのみを透過状態とす
る。LCD後方のLED21から発せられた光は、SI
−LCD22の前記透過パターンのみを通過し、投光レ
ンズ23、ダイクロイックミラ−24を介し接眼レンズ
11を通って撮影者の眼球に到達する。これにより、撮
影者はファインダー画面上で焦点検出領域表示パターン
を目視することができる。つまり、図3に示したファイ
ンダ視野図から分かるように、焦点検出領域F0〜F4
に対応するパターンの少なくとも1つがファインダ視野
内で光り、選択がなされた焦点検出領域を表示させるこ
とができる。
【0017】ここで、ダイクロイックミラー24は波長
680ナノメータ以上の光を反射する特性を有してお
り、SI−LED21の光を効率良く観察者の眼に導く
とともに、撮影レンズからの光をほとんど光量落ちなし
にファインダー被写界像として撮影者に観察させること
ができる。
【0018】25はファインダ視野外に撮影情報を表示
するためのファインダ内LCD(以下、F−LCDと記
す)で、照明用LED26によって照明される。照明用
LED26にて発光した光は、F−LCD25を透過し
三角プリズム27によって図3に示すようにファインダ
視野外に導かれる。これにより、撮影者は各種の撮影情
報を知ることができる。ここで、28はシャッタ速度表
示、29は絞り値表示、30は撮影レンズ1の合焦状態
を示す合焦マークである。
【0019】また、図1に示す31は撮影レンズ1内に
設けられた絞り、32は後述する絞り駆動回路111を
含む絞り駆動装置、33はレンズ駆動用モータ、34は
駆動ギヤ等からなるレンズ駆動部材である。
【0020】35はフォトカプラで、レンズ駆動部材3
4に連動するパルス板36の回転を検知してレンズ焦点
調節回路110に伝える。焦点調節回路110は、この
回転検知情報とカメラ側からのレンズ駆動量の情報とに
基づいてレンズ駆動用モータ33を所定量駆動させ、撮
影レンズ1を合焦位置に移動させる。37は公知のカメ
ラとレンズとのインターフェイスとなるマウント接点で
ある。
【0021】図2には、本実施形態のカメラの電気的構
成を示している。100はカメラ本体に内蔵されたマイ
クロコンピュータの中央処理装置(以下、CPUと記
す)であり、このCPU100には、視線検出回路10
1、測光回路102、自動焦点検出回路103、信号入
力回路104、LCD駆動回路105、LED駆動回路
106、シャッタ制御回路108およびモータ制御回路
109が接続されている。また、CPU100は、撮影
レンズ1内に配置された焦点調節回路110、絞り駆動
回路111とは図1で示したマウント接点37を介して
信号の伝達を行う。
【0022】CPU100にはEEPROM100aが
付随しており、このEEPROM100aは各種調整デ
ータを記憶する記憶機能を有している。
【0023】測光回路102は、測光センサ10から送
られてくる19個の領域センサSPC−0〜SPC−1
8の輝度信号を増幅後、対数圧縮、A/D変換し、各セ
ンサの輝度情報としてCPU100に送信する。
【0024】ラインセンサ6fは、ファインダ画面内の
5個の焦点検出領域F0〜F4に対応した5組のライン
センサCCD−0〜CCD−4によって構成される公知
のCCDラインセンサである。自動焦点検出回路103
は、これらラインセンサ6fから得た電圧をA/D変換
し、CPU100に送る。
【0025】SW−1(12)はレリーズボタンの第1
ストロークでONし、測光、AF、視線検出動作を開始
させる測光スイッチであり、SW−2(13)はレリー
ズボタンの第2ストロークでONするレリーズスイッチ
である。SW−DIAL1とSW−DIAL2(15)
は、不図示の電子ダイヤル内に設けられたダイヤルスイ
ッチで、このスイッチからの信号は信号入力回路104
のアップダウンカウンターに入力され、アップダウンカ
ウンターは電子ダイヤルの回転クリック量をカウントす
る。また、SW−AF(14)は、焦点検出領域選択モ
ードがカメラまかせの自動選択か、撮影者が手動で選択
するかを切り換える焦点検出領域選択スイッチである。
そして、これらスイッチの信号は信号入力回路104に
入力された後、データバスによってCPU100に送信
される。
【0026】105は液晶表示素子LCDを表示駆動さ
せるための公知のLCD駆動回路で、CPU100から
の信号に従って絞り値、シャッタ秒時、設定した撮影モ
ード等の表示を不図示の外部モニタ用LCDとF−LC
D25とスーパーインポーズ用のSI−LCD22とを
同時に制御し、情報を表示させる。LED駆動回路10
6は、F−LED26とSI−LED21を点灯・点滅
制御する。
【0027】シャッタ制御回路108は、通電されると
先幕を走行させるマグネットMGー1と、後幕を走行さ
せるマグネットMG−2とを制御し、感光部材に所定光
量を露光させる。モータ制御回路109は、フィルムの
巻上げ、巻戻しを行なうモータM1と主ミラー2および
シャッタ4のチャージを行なうモータM2とを制御す
る。シャッタ制御回路108およびモータ制御回路10
9によって一連のカメラのレリーズシーケンスが制御さ
れる。
【0028】次に、本実施形態のカメラの動作を図4の
フローチャートに従って説明する。カメラを不作動状態
から所定の撮影モードに設定すると(本実施形態では、
シャッタ優先AEに設定された場合について説明す
る)、カメラの電源がONされ(ステップ#100)、
カメラはレリーズボタンが押し込まれてスイッチSW1
(12)がONされるまで待機する(ステップ#10
1)。
【0029】レリーズボタンが押し込まれスイッチSW
1がONされたことを信号入力回路104が検知する
と、CPU100はカメラに装着されたレンズとの間で
相互通信を行い、カメラが測光やAFを実行するのに必
要なレンズ情報、例えば撮影レンズの開放Fナンバー、
ベストピント位置等の情報がカメラのメモリに転送され
る(ステップ#102)。
【0030】次に、5組のラインセンサCCD−0〜C
CD−4は被写界光の蓄積動作を開始し、現時点での撮
影画面に対応したセンサ各々のデフォーカス量(像ズレ
量)DEF0〜DEF4を算出する(ステップ#10
3)。このデフォーカス量を求める過程は公知であり、
ここでは説明を省略する。
【0031】次に焦点検出を行うために、焦点検出領域
選択スイッチ14が自動モードになっているか手動モー
ドになっているかの設定確認を行う(ステップ#10
4)。ここで焦点検出領域選択が自動モードに設定され
ていたならば、前記5個の焦点検出領域F0〜F4にお
けるデフォーカス量DEF0〜DEF4を基に、焦点検
出領域自動選択サブルーチン(ステップ#105)によ
って特定の焦点検出領域を選択する。
【0032】焦点検出領域自動選択のアルゴリズムとし
てはいくつかの方法が考えられるが、多点AFカメラで
は公知となっている中央焦点検出領域に重み付けを置い
た近点優先アルゴリズムが有効である。なお、焦点検出
領域選択スイッチ14をONすることにより焦点検出領
域選択手動モードに入る。このモードでは、撮影者がス
イッチダイヤル15の操作を通じて5個の焦点検出領域
はF0〜F4のうちの1個を選択する任意選択が可能で
ある(ステップ#106)。
【0033】こうして自動又は手動により焦点検出領域
(特定焦点検出領域の1つ)が確定すると(ステップ#
107)、次に確定した焦点検出領域において自動焦点
検出回路103に焦点検出演算を行わせ、この領域で焦
点検出可能であるか否かを判定する(ステップ#10
8)。焦点検出不可能であれば、CPU100はLCD
駆動回路105に信号を送ってF−LCD25の合焦マ
ーク30を点滅させ、焦点検出が不可能であることを撮
影者に警告する。一方、焦点検出可能であり、所定のア
ルゴリズムで選択された焦点検出領域の焦点検出状態
(デフォーカス量)が合焦状態でなければ、CPU10
0はレンズ焦点調節回路110に信号を送って所定量撮
影レンズ1を駆動させる(ステップ#109)。
【0034】レンズ駆動後、再度焦点検出領域のデフォ
ーカス両を測定し、所定の合焦幅内にピントずれが収ま
っているか否かで撮影レンズ1が合焦しているか否かの
判定を行う(ステップ#110)。確定した焦点検出領
域において撮影レンズ1が合焦していたならば、CPU
100はLCD駆動回路105に信号を送ってF−LC
D25の合焦マーク30を点灯させるとともに、LED
駆動回路106にも信号を送って合焦している焦点検出
領域に対応したSI−LED21を点灯させ、この焦点
検出領域に対応するセグメントを光らせることで合焦表
示させる。また、同時にCPU100は測光回路102
に信号を送信して測光を行なわせる(ステップ#11
1)。このとき、主被写体位置(合焦した焦点検出領
域)に対応した測光領域に重み付けを置いた測光演算を
行うが、測光演算の詳細は後述する。そして、演算結果
をセグメントと小数点を用いて撮影レンズ絞り値(例え
ば、F5.6)29を表示する。
【0035】次に、撮影者が該焦点検出領域でのピント
状態と測光値を容認しているか否かの判定をSW1のO
N,OFFで判定し(ステップ#112)、さらにレリ
ーズボタンが押し込まれてスイッチSW2がONされて
いるかどうかの判定を行なって、スイッチSW2がOF
F状態であれば再びスイッチSW1の状態の確認を行な
う(ステップ#113)。
【0036】スイッチSW2がONされたときは、CP
U100はシャッタ制御回路108、モータ制御回路1
09および絞り駆動回路111にそれぞれ信号を送信す
る。シャッタ制御回路108はモータM2に通電して主
ミラー2をアップ(待避)させ、絞り駆動回路111に
より絞り31が絞り込まれた後、マグネットMG1に通
電してシャッタ4の先幕を開放する。絞り31の絞り値
およびシャッタ4のシャッタスピードは、測光回路10
2にて検知された測光値とフィルム5の感度とから決定
される。
【0037】そして、所定のシャッター秒時(1/12
5秒)経過後、シャッター制御回路108はマグネット
MG2に通電し、シャッタ4の後幕を閉じる。こうして
フィルム5への露光が終了すると、シャッタ制御回路1
08はマグネットM2に再度通電し、ミラーダウン、シ
ャッターチャージを行なうとともにモータ制御回路10
9がモータM1に通電し、フィルムのコマ送りを行な
い、一連のシャッターレリーズシーケンスの動作を終了
する(ステップ#114)。
【0038】この後、カメラは再びスイッチSW1がO
Nされるまで待機する(ステップ#101にリターンす
る)。
【0039】次に、上記測光演算(ステップ#111)
について図5のフローチャートおよび図6のファインダ
ー視野図を用いて詳しく説明する。なお、図6は、本測
光演算が効果を発揮するカメラの撮影シーンの一例を示
したものである。
【0040】図6において、まず主被写体の身体の一部
に相当する焦点検出領域F1がカメラの近点優先の焦点
検出領域自動選択によって決定し、カメラの撮影レンズ
の焦点調節動作はこの焦点検出領域F1に対して行わ
れ、前述したステップ#110にて合焦状態に至る。こ
のとき、以下の測光演算動作を行う。
【0041】まず、CPU100は測光演算を実行する
のに、最初に測光センサ10の測光回路から送られてく
る19個の分割センサ出力(被写体輝度生信号)を取り
込んで出力のAD変換を行う(ステップ#200)。
【0042】次に、ステップ#102のレンズ通信で得
られた撮影レンズ1のレンズ情報である開放Fナンバー
値、周辺光量落ち等のデータを用いて、AD変換された
分割センサ出力に補正を行い、撮影被写体の正しい輝度
信号値に変換する。以降、これら各測光領域S0〜S1
8の補正後の輝度信号値をe0〜e18とする(ステッ
プ#201)。
【0043】次に、焦点検出領域選択スイッチ14がO
Nしているか否かで、焦点検出領域選択モードが自動選
択か手動選択かの判断を行う(ステップ#202)。
【0044】焦点検出領域選択モードが自動選択に設定
されているときは、ステップ#109で行われた撮影レ
ンズ1駆動後のデフォーカス量再測定より得られた焦点
検出領域F0〜F4のデフォーカス量において、ステッ
プ#107で確定した焦点検出領域と他の焦点検出領域
のデフォーカス量とを比較して所定の合焦幅に入ってい
る他の焦点検出領域(もう1つの特定焦点検出領域)を
選択する許容焦点検出領域選択動作を行う(ステップ#
203)。
【0045】図6の例では、まず焦点検出領域F1に対
して焦点調節がなされた状態において、焦点検出領域F
1のデフォーカス量とF1以外の焦点検出領域のデフォ
ーカス量との差をとることで、撮影フィルム面上での各
焦点検出領域のピントずれ量、言い換えれば被写界の距
離情報が算出される。また、撮影レンズ1の開放Fナン
バー値から撮影フィルム面上での許容可能なピントずれ
量、いわゆる深度は、35mm銀塩写真フィルムの場
合、最小錯乱円径を0.035mmとして、±Fナンバ
ー×0.035mmで表すことができるので、この値を
許容合焦幅として焦点検出領域F1以外の焦点検出領域
の選択を行う。この結果、図6においては、主被写体の
顔の位置に相当する焦点検出領域F2がF1以外に新た
に許容された焦点検出領域となっている(ステップ#2
03)。
【0046】次に、許容焦点検出領域として最終的に選
択された焦点検出領域が1つだけか複数かの判定を行い
(ステップ#204)、図6のようにF1とF2の2つ
の場合は、測光領域選択手段を実施する。
【0047】測光領域選択手段では、まず最初に上記
許容焦点検出領域として選択された焦点検出領域F1、
F2に対応する測光領域S1、S2(特定測光領域)が
それぞれ選択される。次に測光領域S1、S2に対応し
た輝度信号値e1、e2と19個の測光領域の輝度値の
平均値であるEavとの差の絶対値が少ない測光領域
が、測光演算を行う上での重要領域として確定される
(ステップ#205)。
【0048】ここでの測光領域の選択は、適正露光を行
いたい撮影対象である主被写体の中心となる領域に相当
する測光領域を選択することを意味している。本来、適
正露光を与えたい主被写体領域が撮影構図の中で全体の
輝度値に対して極端に値が異なっている確率は一般的に
低いと考えられる。従って、主被写体が着ている服の色
が黒あるいは白のように反射率が極端な場合、この服の
位置に相当する測光領域はステップ#205の選択手段
によって排除され、主被写体の顔の位置にある測光領
域が優先的に選択され、主被写体に適正な露光がなされ
ることになる。つまり、図6の例では、 |e1−Eav|>|e2−Eav | ただし Eav=(e0+e1+e2+〜e18)/1
9 という結果が得られ、測光領域選択手段では主被写体
の顔の位置にある測光領域S2が選択される。
【0049】なお、本実施形態では、計算の簡略化のた
めに、選択された複数の測光領域の輝度値を19個の測
光領域の輝度値の平均値であるEavと比較して1つの
測光領域を確定したが、選択された複数の測光領域の各
々の輝度値を除いた平均値と比較した方がその輝度自体
を含まないので、測光領域選択の精度をより高めること
ができる。この場合、図6の例では、 |e1−Eav1|>|e2−Eav2| ただし Eav1=(e0+e2+e3+〜e18)/
18 Eav2=(e0+e1+e3+〜e18)/18 という結果が得られる。一方、ステップ#202で焦点
検出領域選択モードが手動選択に設定されているとき
は、測光領域選択手段に進む(ステップ#206)。
また、ステップ#204において、許容焦点検出領域が
1つのみであるときは、同様に測光領域選択手段に進
む。
【0050】測光領域選択手段においては、焦点検出
領域選択の自動あるいは手動動作によって焦点検出領域
が1個のみ決定しているので、この焦点検出領域に対応
した測光領域が1つだけ無条件に選択される。
【0051】以上のようにしてステップ#205又はス
テップ#206の各測光領域選択手段によって測光領域
S0〜S4のうちいずれか1つが測光演算を行う上での
重要な測光領域として確定される(ステップ#20
7)。
【0052】次に、確定した測光領域に対し最も大きな
重み付けを置いた測光演算を以下の方法で行う。測光演
算式は、上記ステップ#207において最大の重み付け
を置く測光領域が測光領域S0〜S4の中から1つ決定
されることから、結果的に5つの演算式に分類すること
ができる。
【0053】ここでは、上記例に従って、測光領域S2
が確定した場合を想定して説明し、他のS0、S1、S
3、S4の小領域が確定した場合については、最終的な
測光演算式のみを提示する。
【0054】ステップ#207にて測光領域S2が確定
すると、全測光領域S0〜S18は測光演算を行うため
に測光領域S2を中心とした同心円状にA,B,Cの3
つのグループに大別される。まず、測光領域S2のみが
Aグループに、測光領域S2を取り囲む測光領域S0,
S4,S9,S10がBグループに、そしてその他の測
光領域S1,S3,S5〜S8,S11〜S18がCグ
ループに設定される。次に、各測光領域の面積を考慮し
て上記A,B,Cの各グループの重み付けを行う。各測
光領域の概略面積比は、測光センサの受光面積そのもの
であるので以下の通りになる。
【0055】(S0,S1,S2,S3,S4):(S
5,S6,S7,S8,S9,S10):(S11,S
12,S13,S14):(S15,S16,S17,
S18)=3:2:4:12これより上記各グループの
平均輝度:EA2,EB2,EC2は、以下のように求
めることができる。
【0056】 EA2=e2 … EB2={3(e0+e4)+2(e9+e10)}/10 … EC2={3(e1+e3)+2(e5+e6+e7+e8)+4(e11+ e12+e13+e14)+12(e15+e16+e17+e18)}/78 … ここで、e0〜e18はそれぞれ測光領域S0〜S18
に対応した測光出力(輝度)である。
【0057】さらに、主被写体位置がAグループにある
と考えられるため、Aを重視した重み付けをA:B:C
=3:2:1とすることで、主被写体を重視した測光を
行うことができる。
【0058】以上のことより、主被写体を重視した測光
値(露出値):Eを以下の式で得ることができる。
【0059】 E=(3EA+2EB+EC)/6 (単位:BV)… 以上の〜の測光演算式と同様の式を用いれば、ステ
ップ#207により測光領域S2以外のいずれが選択さ
れた場合でも測光値を求めることが可能であり、以下に
その演算式を示す。またいずれの場合も、式は共通で
ある。
【0060】測光領域S0が確定した場合 EA0=e0 EB0={3(e1+e2)+2(e5+e6)}/1
0 EC0={3(e3+e4)+2(e7+e8+e9+
e10)+4(e11+e12+e13+e14)+1
2(e15+e16+e17+e18)}/78 測光領域S1が確定した場合 EA1=e1 EB1={3(e0+e3)+2(e7+e8)}/1
0 EC1={3(e2+e4)+2(e5+e6+e9+
e10)+4(e11+e12+e13+e14)+1
2(e15+e16+e17+e18)}/78 測光領域S3が確定した場合 EA3=e3 EB3={3e1+4(e11+e12)}/11 EC3={3(e0+e2+e4)+2(e5+e6+
e7+e8+e9+e10)+4(e13+e14)+
12(e15+e16+e17+e18)}/77 測光領域S4が確定した場合 EA4=e4 EB4={3e2+4(e13+e14)}/11 EC4={3(e0+e1+e3)+2(e5+e6+
e7+e8+e9+e10)+4(e11+e12)+
12(e15+e16+e17+e18)}/77 また、仮にステップ#205の測光小領域選択手段の
輝度値比較において、 |e1−Eav|=|e2−Eav | という結果が得られた場合は、もともと輝度差の少ない
撮影主被写体であると判断し、ステップ#202で得ら
れた1つの焦点検出領域に対応した測光領域を選択す
る。つまり、図6の例では、測光領域S1が選択され上
記式にて測光値が求められる。
【0061】従って、上記〜式の演算を実行するこ
とで、主被写体の顔の輝度に重み付けを置いた測光演算
値を得ることが可能となり、ステップ#114の撮影動
作において、主被写体の顔の輝度に応じた適正露出を得
ることができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
主被写体に対応する測光領域として選択された複数の特
定測光領域の中から、主被写体のうち撮影中心にしたい
部分に対応する領域を各測光領域の輝度比較によって決
定して、この測光領域に最大の重み付けをかけた測光演
算を行うことができるので、主被写体のうち撮影中心部
以外の部分がカメラに最も近い場合でも、この部分の輝
度に左右されずに、しかも視線検出機能等を用いること
なく、撮影中心部の輝度に応じた適正な露出を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である一眼レフカメラの
概略構成図である。
【図2】上記カメラの電気回路図である。
【図3】上記カメラのファインダー視野図である。
【図4】上記カメラの動作フローチャートである。
【図5】上記カメラの測光演算フローチャートである。
【図6】上記カメラの撮影構図例である。
【符号の説明】
1:撮影レンズ 6:焦点検出部 6f:イメージセンサ 7:ピント板 10:測光センサ 11:接眼レンズ F0〜F4:焦点検出領域 S0〜S18:測光領域 100:CPU 102:測光回路 103:焦点検出回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の測光領域と複数の焦点検出領域と
    を有するカメラにおいて、 前記複数の焦点検出領域の中から特定焦点検出領域を選
    択する焦点検出領域選択手段と、 この焦点検出領域選択手段により特定焦点検出領域が複
    数選択されたときに、前記複数の測光領域のうちそれぞ
    れ前記特定焦点検出領域に対応する複数の特定測光領域
    の輝度と全測光領域の輝度とを比較し、この比較結果に
    応じて前記複数の特定測光領域の中から所定の重み付け
    をかける領域を決定する測光領域決定手段とを有するこ
    とを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】前記焦点検出領域選択手段は、焦点検出状
    態が所定の合焦範囲内にある1又は複数の焦点検出領域
    を特定焦点検出領域として選択することを特徴とする請
    求項1に記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記測光領域決定手段は、前記複数の特
    定測光領域のうち、前記全測光領域の輝度との差が小さ
    い輝度を有する方の領域を前記所定の重み付けをかける
    領域として決定することを特徴とする請求項1又は2に
    記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記測光領域決定手段は、前記複数の特
    定測光領域の輝度と前記全測光領域の平均輝度とを比較
    することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載
    のカメラ。
  5. 【請求項5】 複数の測光領域と複数の焦点検出領域と
    を有するカメラにおいて、 前記複数の焦点検出領域の中から特定焦点検出領域を選
    択する焦点検出領域選択手段と、 前記特定焦点検出領域が複数選択されたときに、前記複
    数の測光領域のうちそれぞれ前記特定焦点検出領域に対
    応する複数の特定測光領域の輝度とこれら特定測光領域
    以外の測光領域の輝度とを比較し、この比較結果に応じ
    て前記複数の特定測光領域の中から所定の重み付けをか
    ける領域を決定する測光領域決定手段とを有することを
    特徴とするカメラ。
  6. 【請求項6】前記焦点検出領域選択手段は、焦点検出状
    態が所定の合焦範囲内にある1又は複数の焦点検出領域
    を特定焦点検出領域として選択することを特徴とする請
    求項5に記載のカメラ。
  7. 【請求項7】 前記測光領域決定手段は、前記複数の特
    定測光領域のうち、前記特定測光領域以外の測光領域の
    輝度との差が小さい輝度を有する方の領域を前記所定の
    重み付けをかける領域として決定することを特徴とする
    請求項5又は6に記載のカメラ。
  8. 【請求項8】 前記測光領域決定手段は、前記複数の特
    定測光領域の輝度とこれら特定測光領域以外の測光領域
    の平均輝度とを比較することを特徴とする請求項5から
    7のいずれかに記載のカメラ。
  9. 【請求項9】 前記測光領域決定手段により決定された
    領域に最大の重み付けをかけて測光演算を行う演算手段
    を有することを特徴とする請求項1から8のいずれかに
    記載のカメラ。
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