JPH101964A - マンホール保護ブロック - Google Patents

マンホール保護ブロック

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Publication number
JPH101964A
JPH101964A JP8175891A JP17589196A JPH101964A JP H101964 A JPH101964 A JP H101964A JP 8175891 A JP8175891 A JP 8175891A JP 17589196 A JP17589196 A JP 17589196A JP H101964 A JPH101964 A JP H101964A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
manhole
ring body
protection block
manhole frame
ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP8175891A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Ito
俊夫 伊藤
Junichi Nikaido
淳一 二階堂
Katsuhiko Kanesaka
勝彦 兼坂
Kazuki Hidaka
一樹 日高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YABUZUKA KENZAI KOGYO KK
Original Assignee
YABUZUKA KENZAI KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by YABUZUKA KENZAI KOGYO KK filed Critical YABUZUKA KENZAI KOGYO KK
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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な作業で保護することができ、マンホー
ル枠体周囲の状況に応じて適応した形状のものと簡便に
交換することができ、施工期間を短縮化して工事費用を
低廉化することができるマンホール保護ブロックを提供
すること。 【解決手段】 輪体6が内側がマンホール枠体1の外周
形状とほぼ同一形状で、かつ内側から外側に向けて下り
傾斜の斜面を有し地面からの突出高さと同一高さとなる
厚みに形成されているので、簡便な作業で設置すること
ができ、設置された後はマンホール枠体の周囲が傾斜面
で形成されるので歩行者や車輌にとっても安全であり、
また正規のアスファルト舗装の際には簡単に取り外すこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路等の補修また
は新規の工事において、地面より突出したマンホール枠
体の外周に外側下り斜面を有する輪体を挿嵌、設置して
該マンホール枠体を保護すると共に交通の安全を図るマ
ンホール保護ブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】新規または改装の道路工事に際し、アス
ファルト舗装前においては少なくとも該アスファルト舗
装の厚み分の高さに相当するマンホール枠体が地面より
突出される。
【0003】このように突出されたマンホール枠体は、
歩行の際に躓いたり乗用車等の車輌のボデイを擦って損
傷させれるなどの危険性を有し交通の妨げとなってい
る。
【0004】このため従来は、突出したマンホール枠体
の周囲を常温合材(アスファルト)を盛上げて傾斜面を
形成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなアスファルトの盛上げにより傾斜面の形成作業は、
手間がかかり、またこのアスファルトは舗装用アスファ
ルトと強度が異なるため、道路舗装時には重機(ショベ
ルカー)などで除去する作業が必要となり、このため施
工期間を長期化し工事費用が嵩む等の要因となってい
た。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、突出したマンホール枠体に挿嵌させるだ
けの簡単な作業で設置することができ、マンホール枠体
周囲の状況に応じて適応した形状のものと簡便に交換す
ることができ、施工期間を短縮化して工事費用を低廉化
することができるマンホール保護ブロックを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のマンホール保護
ブロックは、内側がマンホール枠体の外周形状とほぼ同
一形状の輪体であって、上面が内側から外側に向けて下
り傾斜の斜面に形成され、前記輪体をマンホール枠体に
挿嵌させて設置した際該輪体が前記マンホール枠体の地
面からの突出高さと同一高さとなる厚みに形成されるこ
とを特徴としている。この特徴により、内側がマンホー
ル枠体の外周形状とほぼ同一形状で、かつ内側から外側
に向けて下り傾斜の斜面を有し地面からの突出高さと同
一高さとなる厚みに形成されているので、簡便な作業で
設置することができ、設置された後はマンホール枠体の
周囲が傾斜面で形成されるので歩行者や車輌にとっても
安全であり、また正規のアスファルト舗装の際には簡単
に取り外すことができる。
【0008】本発明のマンホール保護ブロックは、前記
輪体が、該輪体の厚みが前記マンホール枠体の高さの範
囲内で複数種類の厚みさに形成されていることことが好
ましい。このようにすることで、地面から突出するマン
ホール枠体の高さが道路工事の内容によって異なる場合
には、突出高さに適合した厚みの輪体を選択することが
でき設置作業の能率を向上させることができる。
【0009】本発明のマンホール保護ブロックは、前記
輪体が、内周面に複数の凸部が配設されていることが好
ましい。このようにすることで、該輪体が例えば鉄筋コ
ンクリートなどで形成されて内周部に比較的小さな凹凸
部が形成されていたり寸法誤差が生じていても、この複
数の凸部により調整することができる。
【0010】本発明のマンホール保護ブロックは、前記
輪体が、該輪体の内側上面を閉塞して凹部を形成し該凹
部を前記マンホール枠体に装着してその上部が被覆され
る蓋体に形成されていることが好ましい。このようにす
ることで、輪体外周とこれに挿嵌されるマンホール枠体
内周とで形成される間隙にアスファルトやゴミなどの侵
入を防止することができ、輪体の抜き出し作業を容易に
することができる。
【0011】本発明のマンホール保護ブロックは、前記
輪体が、傾斜面または上面に複数の凹溝または凸部を配
設して滑り止めとなすことが好ましい。このようにする
ことで、歩行者や車輌が傾斜面または上面でのスリップ
が防止され安全性が向上する。
【0012】本発明のマンホール保護ブロックは、前記
輪体が、内周面に前記マンホール枠体の外周に形成され
た複数のフィンに挿嵌可能な複数の凹溝が形成されてい
ることが好ましい。このようにすることで、複数のフィ
ンに凹溝を挿嵌するだけで輪体に形成された長孔がマン
ホール枠体の複数のボルト孔に適合させることが出来、
位置決め作業が容易になると共にボルトの取り付け作業
も簡単に行うことができる。
【0013】本発明のマンホール保護ブロックは、傾斜
面にマンホール枠体のフランジに形成されたボルト孔に
対応させて所定深さの長孔を複数個配設し、該長孔底部
の内側端部に前記マンホール枠体のフランジに形成され
たボルト孔に一致するボルト用の貫通孔を穿設し、前記
長孔底部の外側端部に前記マンホール枠体のフランジの
外側に位置するクサビ用の貫通孔が穿設されていること
が好ましい。このようにすることで、ボルト孔とクサビ
孔を共有することができるので、クサビがボルトの近傍
でかつマンホール枠体の外周に接近させた位置に打ち込
まれて取付け強度が得られる。
【0014】本発明のマンホール保護ブロックは、前記
輪体が、前記長孔の内側端部および外側端部の各孔にボ
ルトおよびクサビを挿通して頭部を没入させたのち、前
記長孔に外表面に反射板を貼着したキャップを装着する
ことが好ましい。このようにすることで、前記長孔にゴ
ミや土、アスファルトなどが堆積することがなくなり、
キャップ外表面に反射板が貼着されているので、夜間な
どにも光の反射で注意を引くことができ安全性が向上す
る。
【0015】本発明のマンホール保護ブロックは、前記
輪体が、片側の断面が略直角三角形に形成されその頂角
部ならびに外側の底角部の全周に補強板が内装されてい
ることが好ましい。このようにすることで、車輌等の重
量物が乗り上げても角部が保護されので破損が防止され
る。
【0016】本発明のマンホール保護ブロックは、前記
輪体が、内外周の中間を分割して内側および外側の輪体
を形成し、前記分割部の断面が外側に向けて下り傾斜に
形成されていることが好ましい。このようにすること
で、傾斜面の勾配をなだらかに形成することで歩行者や
車輌が乗上げる際の負荷を軽減させることができ、この
ため大型化される外側の輪体が分割されるので設置作業
を容易にすることができる。
【0017】本発明のマンホール保護ブロックは、前記
輪体が、外周に沿って分割された外側の輪体が該輪体の
中心を横切る方向に分割され、該分割部に平面視挿嵌可
能な凹凸部が形成されていることが好ましい。このよう
にすることで、大型化された外側の輪体が分割されるの
で設置作業が容易になり、凹凸部を挿嵌することで位置
決めされ組立て作業が容易になる。
【0018】本発明のマンホール保護ブロックは、前記
輪体が、内外周が円形に形成されていることが好まし
い。このようにすることで、前記輪体の外形がマンホー
ル枠体の外形に合わせて相似的に形成されるので、必要
最小限の材料で作成することができる。
【0019】本発明のマンホール保護ブロックは、前記
輪体が、内外周中間の略円形分割線が非正円の曲線また
は凹凸部に形成されていることが好ましい。このように
することで、分割された内外輪体の位置決めが容易とな
り輪体の設置作業を向上させることができる。
【0020】本発明のマンホール保護ブロックは、前記
輪体が、内外周が矩形に形成されたマンホール枠体の外
周形状とほぼ同一形状の輪体であって、上面が内側から
外側に向けて下り傾斜の斜面に形成されていることが好
ましい。このようにすることで、前記輪体の外形がマン
ホール枠体の外形に合わせて相似的に形成されるので、
必要最小限の材料で作成することができる。
【0021】本発明のマンホール保護ブロックは、前記
輪体が、分割された外側の輪体の横幅が少なくともマン
ホール枠体の外形より大きく内側の輪体より小さい下り
傾斜面を有する一対のブロック体に形成され、該ブロッ
ク体が内側の輪体外周の直径方向前後に接合可能に構成
されていることが好ましい。このようにすることで、外
側輪体の一対のブロック体が車輌の通行方向にのみ設置
されるので傾斜面の勾配を緩く形成することができるの
で、車輌が輪体に乗り上げる際の衝撃を緩和させること
ができ、さらに一対のブロック体が小型に形成されるの
で組立て作業が容易となる。
【0022】本発明のマンホール保護ブロックは、前記
輪体が、分割された内側および外側の輪体が少なくとも
マンホール枠体の外形より大きな幅の長形に形成され、
外側の輪体が下り傾斜面を有する一対のブロック体であ
って前記内側輪体の長手方向前後にを接合可能に構成さ
れていることが好ましい。このようにすることで、外側
輪体の一対のブロック体が車輌の通行方向にのみ設置さ
れるので傾斜面の勾配を少なくすることができると共
に、内側輪体外周の薄肉部が車輌に乗り上げられること
がなくその部分の破損が回避される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を挙げ図面に基
づいて本発明を説明する。
【0024】先ず、本発明のマンホール保護ブロックの
実施形態につき、図1および図2により説明する。
【0025】図1は、通常使用されているマンホール枠
体であって、図1の(a)はマンホール枠体の平面図、
(b)は一部を破断した状態の側面図を示す。
【0026】マンホール枠体は、通常環状形と矩形の2
種類の形状に分類することができる。初めに環状に形成
されたマンホール枠体に使用されるマンホール保護ブロ
ックにつき説明する。
【0027】図1において、マンホール枠体1は、本実
施形態では材料としてゴム素材もしくは合成樹脂で環状
に形成されており、底部周辺には複数の補強フィン3を
配設したフランジ2が形成され、フランジ2の同一円周
上には複数の長孔で形成されるボルト孔4が配設され、
マンホール枠体1の上面は蓋体5で閉塞されている。な
お材料として金属、木材等も含むことは明らかである。
【0028】図2は、本発明のマンホール保護ブロック
の基本的な構成である輪体の斜視図を示し、輪体6は、
内側がマンホール枠体1の外周形状とほぼ同一形状に形
成されて上面が内側から外側に向けて下り傾斜の斜面を
有している。
【0029】そして、輪体6は、図3の(a)および
(b)に示すように地面Gから突出したマンホール枠体
1の高さ(Hおよびh)に合わせたマンホール枠体1の
高さHの範囲内で複数種類の厚みのものが形成されてい
る。
【0030】このように、マンホール枠体1の地面から
の突出高さに適合した厚みの輪体6aまたは6bを選択
することにより、該輪体6aまたは6bをマンホール枠
体1に挿嵌させて設置した際マンホール枠体1の地面か
らの突出高さと同一高さにすることができ、設置作業の
能率を向上させることができる。
【0031】さらに輪体6には、該輪体6の内周面7に
複数の凸部8が配設され、一方、外側に向けて下り傾斜
の斜面上には複数の凹溝9(または凸部)が規則的に配
設されていて、車輌や歩行者が乗り上げた際の滑り止め
を形成している。
【0032】このように、輪体6の内周面7に複数の凸
部8を形成することにより、輪体6が例えば鉄筋コンク
リートなどで製作された場合、内周部7に比較的小さな
凹凸部が形成されていたり寸法誤差が生じていても、こ
の複数の凸部8により調整することができる。
【0033】一方、上面が外側に向けて下り傾斜の斜面
上に複数の凹溝9が形成されることにより、歩行者や車
輌が傾斜面または上面においても不用意にスリップする
危険から回避され安全性を向上させることができる。
【0034】さらに、輪体6の傾斜面には、図2および
図4に示すようにマンホール枠体1のフランジ2に形成
されたボルト孔4に対応させて所定深さに形成された半
径方向に延在する長孔10が同一円周上に配設されてい
て、該長孔10底部の半径方向内側端部には、マンホー
ル枠体1のフランジ2に形成されたボルト孔4に一致す
るボルト13専用の貫通孔11が穿設され、長孔10底
部の外側端部には、マンホール枠体1のフランジ2外側
に位置するクサビ14専用の貫通孔12が穿設されてい
る。
【0035】従って、輪体6は、長孔10のボルト13
用の貫通孔11にボルト13を挿通させてフランジ2の
ボルト孔4に取付けることができ、クサビ14用の貫通
孔12を挿通したクサビ14をマンホール枠体1のフラ
ンジ2外側の地面に打込んで固定することができる。
【0036】このように、長孔10は、ボルト用の貫通
孔11とクサビ用の貫通孔12を共有することができる
ので、クサビ14がボルト13の近傍でかつマンホール
枠体1の外周に接近させた位置に打ち込まれるので取付
け強度が得られる。
【0037】次に、輪体6は、長孔10の内側端部およ
び外側端部の各孔11、12にボルト13およびクサビ
14を挿通して没入させたのち、該長孔10に外表面に
反射板15を貼着したキャップ16が装着される。この
ように、ボルト13およびクサビ14を没入させた長孔
10内にキャップ16が装着されるので、ゴミや土、ア
スファルトなどが堆積することがなくなり、さらにキャ
ップ15の外表面に反射板16が貼着されているので、
夜間などにも光の反射で注意を引くことができ安全性が
向上する。
【0038】なお、この反射板16の代りに光ダイオー
ドなどの発光体をキャップ15内に埋め込んでもよい。
【0039】さらに、図5、6および7に示すように輪
体6は、内周面7にマンホール枠体1の外周に形成され
た複数のフィン3に対応して複数の凹溝17が形成され
ており、これら凹溝17は各フィン3に挿嵌可能に形成
されている。
【0040】このように、複数のフィン3に凹溝17を
挿嵌するだけで輪体6に形成された長孔10がマンホー
ル枠体1の複数のボルト孔4に適合させることが出来、
位置決め作業が容易になると共にボルト13の取り付け
作業も簡単に行うことができる。
【0041】次に、輪体6は、図8に示すように片側の
断面が略直角三角形に形成され、その頂角部Tならびに
外側の底角部B全周に金属等の補強板18および19を
内装して構成される。
【0042】これにより、車輌等の重量物が乗り上げて
も各強度の弱い頂角部Tならびに外側の底角部Bが補強
板18および19で保護されのでこの部分の破損を防止
することができる。
【0043】さらに、図9および図11に示すように環
状の輪体20は、内外周の中間を円周方向に分割して内
側20aおよび外側の輪体20bが形成されている。こ
れら各輪体20a、20bの分割部Sは、その断面が外
側に向けて下り傾斜に形成されている。
【0044】このため、外径が拡大され傾斜面の勾配が
なだらかに形成されるので、歩行者や車輌が乗上げる際
の負荷を軽減させることができ、このため大型化される
外側の輪体が分割されるので設置作業を容易にすること
ができる。
【0045】また、分割される環状の輪体20が、内外
周中間の略円形分割線が非正円の曲線Pまたは凹凸部D
により形成されているこれにより、分割された内外側の
輪体のの位置決めが可能となり、回転移動を防止するこ
ともでき、輪体の設置作業を向上させることができる。
【0046】次に、図12および図13に示すように分
割される環状の輪体20が、外周に沿って分割された外
側の輪体20bが該輪体20の中心を横切る方向に4分
割され、該分割部に平面視挿嵌可能な凹凸部Eが形成さ
れている。
【0047】これにより、大型化された外側の輪体20
bが4分割されるので設置作業が容易になり、凹凸部E
を挿嵌することで位置決めされ組立て作業が容易にな
る。
【0048】ここで、環状の輪体20の分割部Sは、内
側の輪体20a外周は底部が外側に突出し、外側の輪体
20bの内周上部が内側に突出した段付き部を有してお
り、この段付き部を互いに上下に重合させて接合するよ
うになっている。
【0049】この場合、内側の輪体20a外周の段付き
部には円周上に所定間隔で貫通孔21が穿設されてお
り、外側の輪体20b内周の上部段付き部には前記貫通
孔21と同一円周上に同一間隔で貫通孔21より大径の
段付き貫通孔22が穿設されている。
【0050】従って、内外側の輪体20a、20bを接
合部Sで重ねると段付き部に形成されている各貫通孔2
1、22が互いに一致する。
【0051】そこで、クサビ14を各貫通孔21、22
を通して地面に打込むことで内外側の輪体20a、20
bは接合部Sで接合される。
【0052】外側輪体20bの大径貫通孔22はクサビ
14の頭が没入されると、外側に反射板23を貼着した
キャップ23が貫通孔22内部に装着される。
【0053】次に、図14に示す輪体25が、内側上面
を閉塞して底部にマンホール枠体1を挿嵌可能な凹部2
6が形成され、該凹部26をマンホール枠体1に装着す
ると該マンホール枠体1の上部が被覆される蓋体が形成
される。
【0054】これにより、輪体外周とこれに挿嵌される
マンホール枠体1の内周とで形成される間隙にアスファ
ルトや砂利などの侵入を防止して、輪体を抜き出す際に
支障なく抜き出せるようにすることができる。
【0055】次に、別の実施形態である矩形に形成され
ているマンホール枠体に適合させて使用される輪体につ
き説明する。
【0056】外形が矩形に形成されたマンホール枠体使
用される輪体は、今までに述べた環状枠体と同様に構成
されるので、該環状枠体との共通部分は同一符号を付し
詳細な説明を省略する。
【0057】図15は、矩形のマンホール枠体(図示せ
ず)に使用される輪体30は、マンホール枠体1の地面
からの突出高さに適合すべく複数種類の厚みのものが形
成されいる。
【0058】また輪体30の内周面31には複数の凸部
32が配設されており、外側に向けて下り傾斜の斜面上
には滑り止めの複数の凹溝33が形成され、該斜面上に
はマンホール枠体のフランジに形成されたボルト孔に対
応させて所定深さに形成された複数の長孔34が配設さ
れている。該長孔34は、その内部構造が前述した図5
のものと同一構成となっている。
【0059】さらに、長孔34に装着されるキャップ1
5の外表面には図4に示されるような反射板16が貼着
されている。
【0060】そして、矩形の輪体30は、内周面31に
マンホール枠体の外周に形成された複数のフィンに対応
して凹溝35が形成されており、これら凹溝35は各フ
ィンに挿嵌可能に形成されている。
【0061】また輪体30は、図8に示されるように片
側の断面が略直角三角形に形成され、その頂角部Tなら
びに外側の底角部B全周に補強板18および19を内装
して構成される。
【0062】次に、図16に示される輪体36は、内外
周の中間を分割して内側36aおよび外側の輪体36b
を形成したもので、分割部Sの断面が図11に示される
ように外側に向けて下り傾斜に形成されている。
【0063】また、図17に示される輪体38は、該輪
体38の内側上面を閉塞して凹部39が形成され、マン
ホール枠体に凹部39を装着してその上部が被覆される
蓋体を形成したものである。
【0064】さらに、図18に示されるように、輪体4
0は、分割された外側の輪体の横幅が少なくとも環状の
マンホール枠体1の外形より大きく内側の輪体41より
小さい下り傾斜面を有する一対の半円形ブロック体42
a、42bに形成され、該輪体40が内側輪体41外周
の直径方向前後に接合可能に構成されている。
【0065】そして、内側の輪体41の直径方向の両外
周にはそれぞれ直径方向に2個の凸部43が形成され、
この凸部43に一対のブロック体42a、42bが該ブ
ロック体42a、42bに形成された凹部44に挿嵌す
る。
【0066】一対のブロック体42a、42bは、内側
の輪体41との接合部側に図13に示される貫通孔45
が穿設され、クサビ14を介して内側輪体41に接合さ
れる。
【0067】なお、この接合部に形成される貫通孔45
は、この位置に限定されず凸部43に穿設してもよく、
接合部に互いに重合する段付き部が形成されていれば良
い。
【0068】このように、外側輪体42の一対のブロッ
ク体42a、42bが車輌の通行方向にのみ設置される
ので傾斜面の勾配を緩く形成することができるので、車
輌が輪体に乗り上げる際の衝撃を緩和させることがで
き、さらに一対のブロック体が小型に形成されるので組
立て作業が容易となる。
【0069】次に、図19に示される輪体46は、分割
された内側47および外側の輪体48が少なくとも環状
マンホール枠体1の外形より大きな幅の長形に形成さ
れ、外側の輪体48が下り傾斜面を有する一対のブロッ
ク体48a、48bであって内側輪体47の長手方向前
後に接合可能に構成されている。
【0070】内側の輪体47の長手方向の両端には、2
個の凹部49が形成されこの凹部49に一対のブロック
体48a、48bが該ブロック体48a、48bに形成
された凸部50を挿嵌することによって互いに接合され
る。
【0071】一対のブロック体48a、48bは、内側
の輪体47との接合部側に形成された凹凸部49、50
に図13に示される貫通孔51が穿設され、クサビ14
を介して内側輪体47が接合される。
【0072】このように、外側輪体48の一対のブロッ
ク体48a、48bが車輌の通行方向にのみ設置される
ので傾斜面の勾配を少なくすることができると共に、内
側輪体外周の薄肉部が車輌に乗り上げられることがなく
その部分の破損が回避される。
【0073】以上のように構成された輪体は、次のよう
にして設置される。
【0074】先ず、図3に示すように地面から突出され
る環状または矩形のマンホール枠体1の高さにより、所
定厚さの輪体が選択される。
【0075】例えば環状のマンホール枠体1に使用する
場合は、選択された厚さの輪体6は、マンホール枠体1
に挿嵌するに際し、マンホール枠体1の各フィン3に凹
溝17を挿嵌させつつマンホール枠体1に挿嵌させる。
【0076】この挿嵌により輪体6の長孔10は、各フ
ィン3により位置決めされてマンホール枠体1のボルト
孔4に一致する。
【0077】そこで、図4に示すように、長孔10のボ
ルト専用の貫通孔11にボルト13を挿通させてマンホ
ール枠体1のボルト孔4に取付け、同時にクサビ専用の
貫通孔12にクサビ14を挿通させて地面に打ち込むこ
とにより、輪体6を固定することができる。
【0078】次に、長孔10に挿通させてボルト13お
よびクサビ14の頭を没入させたのち該長孔10にキャ
ップ15を装着する。
【0079】また、図9に示すように輪体が内外周に分
割されている場合は、先ず内側の輪体20aを前述した
ような手順でマンホール枠体1に設置する。続いて、外
側の輪体20bを内側の輪体20aに挿嵌させる。
【0080】この挿嵌に際し、内外の輪体は、分割部S
に形成された凹凸部Dの挿嵌によって位置決めされる
と、外側の輪体20bは、この輪体20bの同一円周上
に配設された複数の段付き貫通孔27にクサビ14を挿
通させて地面に打ち込むことにより固定される。
【0081】図10は、内外周に分割されている輪体の
分割部Sが略円形分割線が非正円の曲線Pに形成されて
いるもので、この場合は、外側の輪体20bを内側の輪
体20aに挿嵌する際に非正円の曲線Pによって円周方
向に位置決めすることができる。
【0082】そして、分割部Sは、図11に示すように
断面が外側に向けて下り傾斜に形成されているので、外
側の輪体20bを内側の輪体20aに挿嵌するに際し、
下り傾斜に案内されて中心部への位置決めが容易に行え
る。
【0083】図12は、外側の輪体20bが、該輪体2
0bの中心を横切る方向に4分割されており、内側の輪
体20aに挿嵌させる場合は、半径方向の分割部に形成
された凹凸部Eを互いに挿嵌する。
【0084】これと同時に、図13に示すように、内外
周の輪体20a、20bの接合部に形成された上下に突
出する段付き部を互いに重合させて一致した貫通孔21
および大径の段付き貫通孔22にクサビを通して地面に
打ち込み固定することができる。
【0085】図14は、輪体25の内側上面を閉塞して
底部に凹部26を形成し該凹部26を環状のマンホール
枠体1の上部に装着させるようにしたものである。
【0086】図15から図17は矩形のマンホール枠体
1に使用される輪体を示すもので、これを設置する場合
は、前述した環状マンホール枠体1に使用される輪体を
設置する方法と同一の方法で行われるため詳細な説明は
省略する。
【0087】また、図18に示される輪体10は、内側
の輪体40外周の直径方向前後に、横幅が少なくとも環
状マンホール枠体1の外形より大きく内側の輪体40よ
り小さい下り傾斜面を有する一対のブロック体42a、
42bを接合するもので、環状マンホール枠体1に挿嵌
された内側輪体41に、凹凸部43、44を挿嵌させた
のち、図13に示される構成と同一構成の接合部の貫通
孔45にクサビを挿通して打ち込むことにより接合され
る。
【0088】また、図19に示される輪体46は、分割
された内側および外側の輪体が少なくとも環状マンホー
ル枠体1の外形より大きな幅の長形に形成されているも
ので、この内側輪体47の長手方向前後に下り傾斜面を
有する一対のブロック体48a、48bを接合部に形成
された凹凸49、50部を互いに挿嵌させた状態で、前
述した図13に示される構成と同一構成である接合部の
貫通孔51にクサビを通して接合するものである。
【0089】以上、本発明の実施形態を図面によって説
明してきたが、具体的な構成はこれら実施形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0090】例えば、輪体を構成する材料は鉄筋コンク
リートに限らず硬質ゴムや繊維強化プラスチックでも良
く、材質に限定されるものではない。
【0091】また、滑り止めとして形成される凹溝や凸
部で形成される模様は実施形態に減退されるものではな
く各種のものが考えられる。
【0092】また、図18、19に示される長形の分割
形輪体は、一体形に形成しても良い。
【0093】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0094】(a)請求項1の発明によれば、内側がマ
ンホール枠体の外周形状とほぼ同一形状で、かつ内側か
ら外側に向けて下り傾斜の斜面を有し地面からの突出高
さと同一高さとなる厚みに形成されているので、簡便な
作業で設置することができ、設置された後はマンホール
枠体の周囲が傾斜面で形成されるので歩行者や車輌にと
っても安全であり、また正規のアスファルト舗装の際に
は簡単に取り外すことができる。
【0095】(b)請求項2の発明によれば、地面から
突出するマンホール枠体の高さが道路工事の内容によっ
て異なる場合には、突出高さに適合した厚みの輪体を選
択することができ設置作業の能率を向上させることがで
きる。
【0096】(c)請求項3の発明によれば、内周面に
複数の凸部が配設されていることが好ましい。このよう
にすることで、該輪体が例えば鉄筋コンクリートなどで
形成されて内周部に比較的小さな凹凸部が形成されてい
たり寸法誤差が生じていても、この複数の凸部により調
整することができる。
【0097】(d)請求項4の発明によれば、輪体外周
とこれに挿嵌されるマンホール枠体内周とで形成される
間隙にアスファルトやゴミなどの侵入を防止することが
でき、輪体の抜き出し作業を容易にすることができる。
【0098】(e)請求項5の発明によれば、歩行者や
車輌が傾斜面または上面でのスリップが防止され安全性
が向上する。
【0099】(f)請求項6の発明によれば、複数のフ
ィンに凹溝を挿嵌するだけで輪体に形成された長孔がマ
ンホール枠体の複数のボルト孔に適合させることが出
来、位置決め作業が容易になると共にボルトの取り付け
作業も簡単に行うことができる。
【0100】(g)請求項7の発明によれば、ボルト孔
とクサビ孔を共有することができるので、クサビがボル
トの近傍でかつマンホール枠体の外周に接近させた位置
に打ち込まれて取付け強度が得られる。
【0101】(h)請求項8の発明によれば、長孔にゴ
ミや土、アスファルトなどが堆積することがなくなり、
キャップ外表面に反射板が貼着されているので、夜間な
どにも光の反射で注意を引くことができ安全性が向上す
る。
【0102】(i)請求項9の発明によれば、車輌等の
重量物が乗り上げても角部が保護されので破損が防止さ
れる。
【0103】(j)請求項10の発明によれば、傾斜面
の勾配をなだらかに形成することで歩行者や車輌が乗上
げる際の負荷を軽減させることができ、このため大型化
される外側の輪体が分割されるので設置作業を容易にす
ることができる。
【0104】(k)請求項11の発明によれば、大型化
された外側の輪体が分割されるので設置作業が容易にな
り、凹凸部を挿嵌することで位置決めされ組立て作業が
容易になる。
【0105】(l)請求項12の発明によれば、輪体の
外形がマンホール枠体の外形に合わせて相似的に形成さ
れるので、必要最小限の材料で作成することができる。
【0106】(m)請求項13の発明によれば、分割さ
れた内外輪体の位置決めが容易となり輪体の設置作業を
向上させることができる。
【0107】(n)請求項14の発明によれば、輪体の
外形がマンホール枠体の外形に合わせて相似的に形成さ
れるので、必要最小限の材料で作成することができる。
【0108】(o)請求項15の発明によれば、外側輪
体の一対のブロック体が車輌の通行方向にのみ設置され
るので傾斜面の勾配を緩く形成することができるので、
車輌が輪体に乗り上げる際の衝撃を緩和させることがで
き、さらに一対のブロック体が小型に形成されるので組
立て作業が容易となる。
【0109】(p)請求項16の発明によれば、外側輪
体の一対のブロック体が車輌の通行方向にのみ設置され
るので傾斜面の勾配を少なくすることができると共に、
内側輪体外周の薄肉部が車輌に乗り上げられることがな
くその部分の破損が回避される。
【0110】
【図面の簡単な説明】
【図1】図における(a)は本発明のマンホール保護ブ
ロックで保護されるマンホール枠体の平面図、(b)は
マンホール枠体の側面図である。
【図2】本発明のマンホール保護ブロックを構成する輪
体の斜視図である。
【図3】図における(a)および(b)はマンホール枠
体の突出高さに合わせた厚みの輪体を設置した状態を示
す説明図である。
【図4】輪体の取付け部を示す部分拡大断面図である。
【図5】マンホール枠体のフィンとの挿嵌部を示す拡大
断面図である。
【図6】マンホール枠体のフィンとの挿嵌部を示す図5
のA−A断面図である。
【図7】輪体の底面図である。
【図8】輪体片側の補強部を示す断面図である。
【図9】円周方向に分割される輪体の斜視図である。
【図10】円周方向に分割される輪体の斜視図である。
【図11】円周方向に分割される輪体の縦断面図であ
る。
【図12】外側の輪体が中心を横切る方向に分割される
構成の輪体の斜視図である。
【図13】内外周輪体が接合される接合部の拡大断面図
である。
【図14】内側上面が閉塞された輪体の斜視図である。
【図15】矩形形マンホール枠体に挿嵌される輪体の斜
視図である。
【図16】矩形形マンホール枠体に挿嵌される分割可能
な輪体の斜視図である。
【図17】矩形形マンホール枠体に挿嵌される内側上面
が閉塞された輪体の斜視図である。
【図18】環状マンホール枠体に挿嵌される内側の輪体
の直径方向前後に一対のブロック体を接合した輪体の平
面図である。
【図19】長形に形成され内側輪体の長手方向前後に一
対のブロック体を接合した輪体の平面図である。
【符号の説明】
1 マンホール枠体 2 フランジ 3 補強フィン 4 ボルト孔 5 蓋体 6a、6b 輪体 7 内周面 8 凸部 9 凹溝 10 長孔 11、12 貫通孔 13 ボルト 14 クサビ 15 反射板 16 キャップ 17 凹溝 18、19 補強板 20a 内側輪体 20b 外側輪体 21、22 貫通孔 23 キャップ 24、27 段付き貫通孔 25 輪体 26 凹部 30 輪体 31 内周面 32 凸部 33 凹溝 34 長孔 35 凹溝 36a 内側輪体 36b 外側輪体 38 輪体 39 凹部 40 輪体 41 内側輪体 42a、42b ブロック体 43 凸部 44 凹部 45 貫通孔 46 輪体 47 内側輪体 48a、48b ブロック体 49、50 凹凸部 51 貫通孔 B 底角部 D 凹凸部 E 凹凸部 S 分割部 T 頂角部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日高 一樹 石川県金沢市長坂台7−16

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側がマンホール枠体の外周形状とほぼ
    同一形状の輪体であって、上面が内側から外側に向けて
    下り傾斜の斜面に形成され、前記輪体をマンホール枠体
    に挿嵌させて設置した際該輪体が前記マンホール枠体の
    地面からの突出高さと同一高さとなる厚みに形成される
    ことを特徴とするマンホール保護ブロック。
  2. 【請求項2】 前記輪体は、該輪体の厚みが前記マンホ
    ール枠体の高さの範囲内で複数種類の厚みさに形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載のマンホール保護
    ブロック。
  3. 【請求項3】 前記輪体は、内周面に複数の凸部が配設
    されていることを特徴とする請求項1記載のマンホール
    保護ブロック。
  4. 【請求項4】 前記輪体は、該輪体の内側上面を閉塞し
    て凹部を形成し該凹部を前記マンホール枠体に装着して
    その上部が被覆される蓋体に形成されていることを特徴
    とする請求項1記載のマンホール保護ブロック。
  5. 【請求項5】 前記輪体は、傾斜面または上面に複数の
    凹溝または凸部を配設して滑り止めとなすことを特徴と
    する請求項1または4に記載のマンホール保護ブロッ
    ク。
  6. 【請求項6】 前記輪体は、内周面に前記マンホール枠
    体の外周に形成された複数のフィンに挿嵌可能な複数の
    凹溝が形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    マンホール保護ブロック。
  7. 【請求項7】 前記輪体は、傾斜面にマンホール枠体の
    フランジに形成されたボルト孔に対応させて所定深さの
    長孔を複数個配設し、該長孔底部の内側端部に前記マン
    ホール枠体のフランジに形成されたボルト孔に一致する
    ボルト用の貫通孔を穿設し、前記長孔底部の外側端部に
    前記マンホール枠体のフランジの外側に位置するクサビ
    用の貫通孔が穿設されていることを特徴とする請求項1
    記載のマンホール保護ブロック。
  8. 【請求項8】 前記輪体は、前記長孔の内側端部および
    外側端部の各孔にボルトおよびクサビを挿通して頭部を
    没入させたのち、前記長孔に外表面に反射板を貼着した
    キャップを装着して成る請求項1ないし6のいずれかに
    記載のマンホール保護ブロック。
  9. 【請求項9】 前記輪体は、片側の断面が略直角三角形
    に形成されその頂角部ならびに外側の底角部の全周に補
    強板が内装されていることを特徴とする請求項1記載の
    マンホール保護ブロック。
  10. 【請求項10】 前記輪体は、内外周の中間を分割して
    内側および外側の輪体を形成し、前記分割部の断面が外
    側に向けて下り傾斜に形成されていることを特徴とする
    請求項1記載のマンホール保護ブロック。
  11. 【請求項11】 前記輪体は、外周に沿って分割された
    外側の輪体が該輪体の中心を横切る方向に分割され、該
    分割部に平面視挿嵌可能な凹凸部が形成されていること
    を特徴とする請求項1記載のマンホール保護ブロック。
  12. 【請求項12】 前記輪体は、内外周が円形に形成され
    ていることを特徴とする請求項1ないし11の何れかに
    記載のマンホール保護ブロック。
  13. 【請求項13】 前記輪体は、内外周中間の略円形分割
    線が非正円の曲線または凹凸部に形成されていることを
    特徴とする請求項10または12に記載のマンホール保
    護ブロック。
  14. 【請求項14】 前記輪体は、内外周が矩形に形成され
    たマンホール枠体の外周形状とほぼ同一形状の輪体であ
    って、上面が内側から外側に向けて下り傾斜の斜面に形
    成されていることを特徴とする請求項1ないし11の何
    れかに記載のマンホール保護ブロック。
  15. 【請求項15】 前記輪体は、分割された外側の輪体の
    横幅が少なくともマンホール枠体の外形より大きく内側
    の輪体より小さい下り傾斜面を有する一対のブロック体
    に形成され、該ブロック体が内側の輪体外周の直径方向
    前後に接合可能に構成されていることを特徴とする請求
    項10または12に記載のマンホール保護ブロック。
  16. 【請求項16】 前記輪体は、分割された内側および外
    側の輪体が少なくともマンホール枠体の外形より大きな
    幅の長形に形成され、外側の輪体が下り傾斜面を有する
    一対のブロック体であって前記内側輪体の長手方向前後
    に接合可能に構成されていることを特徴とする請求項1
    0または12に記載のマンホール保護ブロック。
JP8175891A 1996-06-14 1996-06-14 マンホール保護ブロック Pending JPH101964A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1312541C (zh) * 2002-10-11 2007-04-25 夏普株式会社 图象形成系统和图象形成装置
CN109440829A (zh) * 2018-09-06 2019-03-08 国网浙江慈溪市供电有限公司 防沉降电缆井盖

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1312541C (zh) * 2002-10-11 2007-04-25 夏普株式会社 图象形成系统和图象形成装置
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