JP2005133361A - 側溝蓋 - Google Patents

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Abstract

【課題】 道路標識を側溝内に強固に設置して道幅の道路等のスペース効率を図るとともに歩行者や車両等に対する安全性を確保する。
【解決手段】 両側面部から突出されてU字溝ブロック2の蓋受け段部9上で隣り合う側溝蓋3の底面に延在される保持凸片24が設けられた鉄枠部材21と、この鉄枠部材21内に成形された鉄筋コンクリート製の蓋体部22と、標識支持ポール10が嵌合される筒部28と標識支持ポール側の支持プレート12を固定するフランジ板部30とからなり蓋体部22に埋設される標識支持ポール取付部材23とから構成される。
【選択図】 図5


























Description

本発明は、U字溝ブロックの開口部を閉塞して設置される側溝蓋に関し、さらに詳しくは側溝の敷設領域内において各種の道路標識やカーブミラー(本明細書においては、標識と総称する。)等を支持する標識支持ポールを設置することを可能とする側溝蓋に関する。
道路には、路肩等に沿って埋設されて立設された支持ポールに様々な道路標識が取り付けられて設置されている。道路標識は、例えば歩道と車道との区分が無い狭い道路等に設置される場合に、支持ポールがさらに道幅を狭めて歩行者や車両の通行の邪魔となっている。また、道路には、路肩に沿って雨水等を排水するU字溝ブロックを埋設してなる側溝が敷設されており、危険防止等を図るためにこのU字溝ブロックの開口部を側溝蓋により閉塞している。
従来、道路標識100は、側溝101が敷設された道幅が狭い道路102に沿って設置される場合に、例えば図6及び図7に示すように道路102側に埋設された支持ポール103の基端部位103aを側溝101側へと曲げて設置されていた。道路標識100は、このように支持ポール103に曲げ加工を施すことによって設置工数が増えるとともに、基端部位103aに曲げ応力が生じて強度が低下するといった問題があった。また、道路標識100は、支持ポール103に曲げ加工を施しても、その基端部位103aが道路101側に飛び出ているために歩行者や自転車がこれを回り込まなければならずきわめて危険であった。
例えば、特許文献1には、内部に埋設された鉄筋を支持部材として支持ポールの基端部が嵌合されるポール支持カップを植設した側溝蓋が開示されている。また、特許文献2にも、側溝蓋を貫通して縦孔を形成するとともにこの縦孔に嵌合されるポール嵌合筒のフランジ部を側溝蓋の底面にボルト止めしてなる側溝蓋が開示されている。この側溝蓋には、フランジ部の四方に隣接するコンクリート蓋の底面縁に掛かる延設部が形成され、これら延設部がアンカーとして働いて隣接するコンクリート蓋を重しとして倒れ防止が図られてなる。これら特許文献1や特許文献2に開示された側溝蓋は、側溝の敷設領域を利用して支持ポールを立設することから、狭い道路幅が有効に利用されるようになる。
実用新案登録第3061501号公報 特開2001−173083号公報
ところで、道路標識は、支持ポールに対して所定の高さ位置に大きな面積を有する標識プレートが取り付けられる構造であることから、全体の荷重とともにポールや標識プレートに当たる風の影響或いは歩行者等がぶっかったりした場合の衝撃等に対しても倒れない充分な機械的強度を保持されて設置されなければならない。また、道路標識においては、例えば支持ポールに対して数個の標識プレートが取り付けらることもあり、極めて大きな設置強度が必要とされる。
上述した特許文献1に開示された側溝蓋においては、ほぼその重量によって道路標識を保持することから、風の強い日等にはU字溝ブロックから浮き上がって倒れ道路を塞いだり歩行者や車両にぶっかる等の虞があり実施化には問題がある。
一方、上述した特許文献2に開示されたコンクリート蓋においては、フランジ部の四方に形成した延設部によって隣接するコンクリート蓋を重しとして倒れ防止を図ってはいるが、強い風等に対して充分な安全性が確保されるに足る設置強度が保持し得ていないといった問題がある。また、コンクリート蓋においては、車両の走行等に伴う振動等によってしばしばコンクリート蓋が側溝に対して移動するために、隣接するコンクリート蓋の重し作用が奏せられなくなってしまうことがある。さらに、コンクリート蓋においては、支持ポールの基端部が嵌合されるポール嵌合筒部もある程度の長さと軸径とを必要とし、コストが大きくなるとともに開口部や固定部からの雨水等の進入により腐食しやすいといった問題もある。
したがって、本発明は、上述した先願と同様に側溝内に道路標識を設置することにより狭い道幅の道路等のスペース効率を図るようにし、道路標識を簡易な作業によって強固に設置して歩行者や車両等に対する安全性を確保する側溝蓋を提供することを目的に提案されたものである。
上述した目的を達成する本発明にかかる側溝蓋は、防さび性を有する鉄材により形成された鉄枠部材と、蓋体部と、標識支持ポール取付部材とから構成される。鉄枠部材は、U字溝ブロックの開口部とほぼ等しい外形形状を有するとともにU字溝ブロックの相対する側面壁の上端部の内面にそれぞれ形成された蓋受け段部の高さとほぼ等しい高さを有する矩形枠体からなり、長手方向の両側面の底辺位置にそれぞれ幅方向に離間して突出されてU字溝ブロックの蓋受け段部上において隣り合って設置される側溝蓋の底面に延在される保持凸片が設けられてなる。蓋体部は、鉄枠部材内に成形された鉄筋コンクリート製の蓋体からなる。標識支持ポール取付部材は、蓋体部に設けられ、標識支持ポールの端部が嵌合される嵌合孔を有する筒部と、標識支持ポールを支持する支持プレートを固定するフランジ板部とからなり、蓋体部内にその主面に嵌合孔を開口させるとともにフランジ板部が略同一面を構成して埋設される。
以上のように構成された本発明にかかる側溝蓋においては、鉄枠部材の内部に複数本の鉄筋と標識支持ポール取付部材とが適宜組み合わされた状態でコンクリートが打設されて蓋体部が成形される。側溝蓋においては、標識支持ポール取付部材が、蓋体部に対してその主面に嵌合孔を開口させるとともにフランジ板部が略同一面を構成して一体化されてなる。側溝蓋においては、鉄枠部材を備えることによって、従来の鉄筋コンクリート製の側溝蓋と比較して大きな重量を以って形成される。側溝蓋においては、側溝に対してその開口部を閉塞するように内側段部上に鉄枠部材の幅方向の両側面を乗せて設置した状態で、各保持凸片が隣り合って設置された側溝蓋の底面に延在することによってこれら側溝蓋が重しとなって設置状態がしっかりと保持される。側溝蓋においては、蓋体部に開口された標識支持ポール取付部材の嵌合孔に標識支持ポールが嵌合されるとともにフランジ板部に支持プレートが固定されることにより、道路標識を側溝の敷設領域内において支持する。側溝蓋においては、U字溝ブロック上に設置した状態で、保持凸片をU字溝ブロックの蓋受け段部上にアンカーボルト等の固定部材を介して固定することから、振動等によって移動することなくより強固な状態で設置される。
以上詳細に説明したように、本発明にかかる側溝蓋によれば、鉄枠部材を備えて大きな重量を有するとともに保持凸片をU字溝ブロックの蓋受け段部上に固定部材を介して固定されることから、振動等による移動が防止され隣接する側溝蓋の重し作用が保持されてU字溝ブロックに強固に設置される。したがって、側溝蓋によれば、複数の道路標識を取り付けた標識支持ポールであっても側溝の敷設領域内において強固に設置することを可能とし、強風や衝撃等に対しても転倒事故の発生が防止されて安全性の向上が図られるようにする。側溝蓋によれば、鉄枠部材が型枠を構成するために脱型工程を不要として工程の合理化が図られるとともに脱型時或いは運搬時等において蓋体部の欠け等の発生が防止されて取り扱いが簡便となる。
以下、本発明の実施の形態として図面に示した側溝蓋20について詳細に説明する。側溝蓋20は、図1及び図2に示すように道路1の路肩等に沿って敷設されたU字溝ブロック2に対して従来一般に用いられている側溝蓋3a、3bとともにその開口部4を閉塞して設置されることにより側溝5を構成する。側溝蓋20は、詳細を後述するように道路標識6を側溝5の領域内において強固に設置する標識設置体を構成する。
U字溝ブロック2は、周知のようにコンクリートによって断面形状を上向き略U字を呈して成形される。U字溝ブロック2には、図3及び図4に示すように、開口部4を構成する両側面部7、7の上端部位8、8の内面に、それぞれ所定幅を有する蓋受け段部9、9が形成されている。U字溝ブロック2には、各側溝蓋3や側溝蓋20が、それぞれその幅方向の両側縁部を蓋受け段部9、9上に支持されて、互いに長さ方向に並べられて設置される。
各側溝蓋3は、周知のようにそれぞれ内部に多数本の鉄筋を格子状に組んだ鉄筋組を設置した型枠にコンクリートを打設し、所定の硬化時間を経て型枠から離型することによって成形されてなる。各側溝蓋3は、各U字溝ブロック2とほぼ同一の長さを有するとともに、蓋受け段部9、9に対してその対向間隔とほぼ等しい幅とその高さとほぼ等しい厚みを有する矩形のブロック体を呈してなる。各側溝蓋3は、幅方向の両側縁部が蓋受け段部9、9上に支持されてU字溝ブロック2に設置されることにより、開口部4を閉塞する。
なお、側溝蓋3には、その一部にU字溝ブロック2の内部に雨水等を流し込む水抜き部が一体に形成されたものも用いられる。側溝5には、複数個の側溝蓋3を設置した状態で所定の間隔を以ってグレーチングも設置される。
道路標識6は、標識支持ポール10と、この標識支持ポール10の上方部に取り付けられた各種の標識プレート11とを備え、後述するように側溝蓋20上に立設される。道路標識6は、図示を省略するが標識支持ポール10に固定したアームに対して、複数の標識プレート11も取り付けられる。道路標識6には、標識支持ポール10の基端部に複数の取付孔が形成された支持プレート12が固定されており、詳細を後述するようにこの支持プレート12を側溝蓋20に対して取付ボルト13によって固定することにより側溝蓋20上に立設される。
なお、道路標識6は、標識支持ポール10が、厚み2.3mmの鋼管(STK材)が用いられ、一般的な標識プレート11用の場合に外径が約60.5mm、カーブミラー用の場合に外径が約76.3mmとされる。道路標識6については、「道路標識設置基準・同解説」に、固定荷重や風荷重の耐性、基礎条件或いは材料の許容応力等の詳細な仕様が規定されている。
側溝蓋20は、詳細を後述するように、防さび処理が施された鋼板等の金属材により形成された鉄枠部材21と、この鉄枠部材21の内部に一体に成形されたコンクリート製の蓋体部22と、この蓋体部22内に一体に埋設された標識支持ポール取付部材23とから構成される。側溝蓋20も、各側溝蓋3と同様に、各U字溝ブロック2とほぼ同一の長さを有するとともに、蓋受け段部9、9に対してその対向間隔とほぼ等しい幅とその高さとほぼ等しい厚みを有する矩形のブロック体を呈してなる。なお、側溝蓋20は、長さが約600mm、幅が約390mm、厚みが約100mmとされる。
鉄枠部材21は、側溝蓋20の外形部材を構成し、図4及び図5に示すように長手方向の両側面部21a、21bの対向間隔がU字溝ブロック2の長さとほぼ同等とされるとともに、幅方向の両側面部21c、21dの対向間隔がU字溝ブロック2の蓋受け段部9、9の対向間隔とほぼ同等に形成されてなる。鉄枠部材21は、各側面部21a乃至21dが、蓋受け段部9、9とほぼ等しい高さに形成されてなる。
鉄枠部材21には、長手方向の一方の側面部21aに一対の保持凸片24a、24bが一体に形成されるとともに、他方の側面部21bに一対の保持凸片24c、24dが一体に形成されている。鉄枠部材21は、保持凸片24a、24bを、側面部21aの底面縁から互いに幅方向に離間して外方に向かって直角に折曲された凸片として形成してなり、同様にして保持凸片24c、24dを、側面部21bの底面縁から互いに幅方向に離間して外方に向かって直角に折曲された凸片として形成してなる。
各保持凸片24a乃至24dは、それぞれがU字溝ブロック2の蓋受け段部9の幅とほぼ同等の幅を有して形成される。各保持凸片24a乃至24dには、アンカーボルト26a乃至26dがねじ込まれる取付孔25a乃至25dがそれぞれ形成されている。各保持凸片24a乃至24dは、外側縁がU字溝ブロック2の上端部位8の内面に突き当てられることによって、鉄枠部材21の横振れを防止する。
なお、各保持凸片24a乃至24dは、具体的には図示を省略するが取付孔25a乃至25dに対向して蓋受け段部9に取付孔を穿孔するとともに各取付孔内にアンカーを嵌合し、これらアンカー内にそれぞれねじ込んだアンカーボルト26a乃至26dによって蓋受け段部9上に固定される。また、取付孔25については、全ての保持凸片24a乃至24dに設ける必要は無く、対角位置にある少なくとも一組の保持凸片24a、24c或いは保持凸片24b、24dに設けるようにしてもよい。
蓋体部22は、上述した鉄枠部材21が型枠材として用いられて、その内部に成形された鉄筋コンクリート製の部位からなる。蓋体部22は、図示しない底板型上に鉄枠部材21を設置するとともにその内部に底面から所定の高さ位置において適宜の保持台上に図4に鎖線で示した多数本の鉄筋を格子状に組んだ鉄筋組27を設置した状態でコンクリートが打設されて成形されてなる。蓋体部22は、所定の硬化時間を経て、鉄枠部材21を底板型から取り外すことによって脱型工程を経ることなく成形される。
蓋体部22は、ほぼ全域に亘って鉄筋組27が芯材として埋設されていることにより、充分な機械的強度を有している。蓋体部22は、鉄枠部材21が型枠を構成するために脱型工程を不要として側溝蓋20の製造工程を合理化することを可能とし、また脱型時或いは運搬時等における衝撃等により外周縁部に欠け等が発生することを防止し取り扱いを簡便とする。
蓋体部22には、上述したように標識支持ポール取付部材23が一体に埋設される。標識支持ポール取付部材23は、防さび処理が施された鋼材等の金属材によって、図4及び図5に示すように嵌合孔29を有する筒部28と、この筒部28の一端側の外周部に周回りに一体に形成されたフランジ板部30とからなる。標識支持ポール取付部材23は、筒部28が蓋体部22の厚みよりもやや大きな軸長を有しており、嵌合孔29が上述した各標識支持ポール10の外径とほぼ等しい内径を有してなる。
標識支持ポール取付部材23には、筒部28とフランジ板部30との間に複数の筋交い部31が設けられることによってフランジ板部30の機械的強度が保持されている。標識支持ポール取付部材23には、図5に示すように筒部28の蓋体部22を貫通した端部の近傍位置に水平方向の軸孔32が形成されている。標識支持ポール取付部材23は、軸孔32に側面側から抜止めボルト33が嵌挿されることによって、後述するように嵌合孔29に嵌合された標識支持ポール10を抜け止めする。
標識支持ポール取付部材23は、フランジ板部30が、その主面を蓋体部22の主面と略同一面を構成するようにして埋設される。標識支持ポール取付部材23は、この状態において筒部28が蓋体部22の主面に開口される。標識支持ポール取付部材23は、フランジ板部30が図4に示すように矩形の板状部からなり、上述した標識支持ポール10に組み付けた支持プレート12の各取付孔に対向して複数の取付孔34が形成されている。フランジ板部30には、各取付孔34に対応してその底面部にそれぞれ袋ナット35が組み付けられている。
側溝蓋20においては、鉄枠部材21内にコンクリートを打設して蓋体部22を成形する前工程として、鉄枠部材21内に鉄筋組27とともに標識支持ポール取付部材23が適宜の治具を用いて所定の位置に位置決めして設置する。側溝蓋20においては、上述したように標識支持ポール取付部材23がフランジ板部30を蓋体部22の主面と略同一面を構成して一体に埋設される。側溝蓋20は、上述したように蓋体部22の外周部位に一体化された鉄枠部材21を備えることによって、通常型の側溝蓋3と比較して大きな重量を有している。
側溝蓋20は、例えば道幅が狭い道路1において道路標識6を側溝5の設置領域内に設置する場合に、通常型の側溝蓋3に代えて設置される。側溝蓋20は、側溝蓋3と同様にして幅方向の両側縁部が蓋受け段部9、9上に支持されてU字溝ブロック2に設置されることにより、開口部4を閉塞する。側溝蓋20は、図4に示すように設置状態において各保持凸部24a乃至24dが長手方向の両側面部21a、21bから蓋受け段部9、9上にそれぞれ突出する。
側溝蓋20においては、この状態で各保持凸部24a乃至24dに形成した取付孔25a乃至25dに対向してU字溝ブロック2の蓋受け段部9、9にマーキングが施されるようにする。U字溝ブロック2には、マーキング部位にドリルによる穿孔を行うとともにそれぞれの孔内にアンカーの埋め込みが行われる。側溝蓋20は、各取付孔25a乃至25dと各アンカーとを位置合わせした状態でアンカーボルト26a乃至26dが打ち込まれることにより、U字溝ブロック2に対してしっかりと固定される。
側溝蓋20においては、U字溝ブロック2に対して、その両側にそれぞれ通常型の側溝蓋3a、3bが設置される。側溝蓋20においては、図5に示すように各保持凸片24a乃至24dがこれら側溝蓋3a、3bの底面に延在することによって重しとして作用することから、U字溝ブロック2に対してより強固に設置される。なお、側溝蓋3a、3bには、その底面に保持凸片24a乃至24dが嵌合される矩形凹部を形成することにより、これら保持凸片24a乃至24dが楔作用を奏して移動が防止されるようになる。
側溝蓋20においては、蓋体部22の主面に開口された標識支持ポール取付部材23の嵌合孔29に標識支持ポール10が嵌合される。側溝蓋20においては、この状態で標識支持ポール取付部材23のフランジ板部30に形成した取付孔34と標識支持ポール10側の支持プレート12に形成した取付孔とが連通し、取付ボルト13が取付孔34を介して袋ナット35にねじ込まれることによってフランジ板部30に対して支持プレート12を固定する。側溝蓋20においては、標識支持ポール10の先端部が標識支持ポール取付部材23の筒部28を貫通し、この貫通部位に対して軸孔32に抜け止めボルト33が取り付けられることによって標識支持ポール10を抜け止めする。
側溝蓋20においては、上述したようにU字溝ブロック2に対する固定工程や、標識支持ポール取付部材23の固定工程を必要とするが、このために設置工程が大幅に増加することも無く、また各工程も簡易に行われる。
側溝蓋20は、上述したように鉄枠部材21を備えることによって重量が大きくかつ機械的強度も大きい部材を構成する。側溝蓋20は、U字溝ブロック2に対して各保持凸片24a乃至24dを固定することによって、全体としても固定される。側溝蓋20は、各保持凸片24a乃至24dが隣り合って設置された側溝蓋3a、3bを重しとしてなる。
したがって、側溝蓋20においては、U字溝ブロック2に対して強固に固定され、道路標識6をしっかりと保持する。側溝蓋20は、強い風が吹いて道路標識6に大きな風荷重をかけた場合でも、U字溝ブロック2から浮き上がることなく設置状態が確実に保持されることで、道路標識6をしっかりと保持する。側溝蓋20は、歩行者や車両等が誤ってぶっかった場合でも道路標識6をしっかりと保持する。側溝蓋20は、車両の走行等によって大きな振動等が加えられた場合でも、U字溝ブロック2に沿って移動することは無く、道路標識6をしっかりと保持する。
側溝蓋に道路標識を設置した側溝の説明図である。 標識支持ポールを設置した側溝の要部斜視図である。 側溝蓋に道路標識を設置する側溝の要部分解断面図である。 側溝蓋の平面図である。 U字溝ブロックに側溝蓋を設置した状態の要部縦断面図である。 従来の道路標識の設置例の説明図である。 標識支持ポールの埋設部位の説明図である。
符号の説明
1 道路、2 U字溝ブロック、3 側溝蓋、4 開口部、5 側溝、6 道路標識、7 側面部、9 蓋受け段部、10 標識支持ポール、11 標識プレート、12 支持プレート、20 側溝蓋、21 鉄枠部材、22 蓋体部、23 標識支持ポール取付部材、24 保持凸片、25 取付孔、26 取付ボルト、27 鉄筋組、28 筒部、29 嵌合孔、30 フランジ板部

Claims (1)

  1. 防さび特性を有する鉄材によって形成され、U字溝ブロックの開口部とほぼ等しい外形形状を有するとともに上記U字溝ブロックの相対する側面壁の上端部にそれぞれ形成された蓋受け段部の高さとほぼ等しい高さを有する矩形枠体からなり、長手方向の両側面の底辺位置にそれぞれ幅方向に離間して突出されて上記蓋受け段部上において隣り合って設置される側溝蓋の底面に延在される保持凸片が設けられた鉄枠部材と、
    上記鉄枠部材内に成形された鉄筋コンクリート製の蓋体部と、
    標識支持ポールの端部が嵌合される嵌合孔を有する筒部と、上記標識支持ポールを支持する支持プレートを固定するフランジ板部とからなり、上記蓋体部に対してその主面に上記嵌合孔を開口させるとともに上記フランジ板部が略同一面を構成して埋設される標識支持ポール取付部材とから構成され、
    対角位置にある少なくとも一組の上記保持凸片を上記U字溝ブロックの蓋受け段部上に固定部材を介して固定することにより上記U字溝ブロックの開口部を閉塞して設置され、上記標識支持ポールを上記標識支持ポール取付部材に取り付けることによって側溝の敷設領域内に設置することを特徴とする側溝蓋。
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