JPH10195362A - 水堅牢性を改良するためのエマルジョンポリマー添加剤を含有するインクジェットインク - Google Patents

水堅牢性を改良するためのエマルジョンポリマー添加剤を含有するインクジェットインク

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JPH10195362A
JPH10195362A JP9359222A JP35922297A JPH10195362A JP H10195362 A JPH10195362 A JP H10195362A JP 9359222 A JP9359222 A JP 9359222A JP 35922297 A JP35922297 A JP 35922297A JP H10195362 A JPH10195362 A JP H10195362A
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    • Y10S260/00Chemistry of carbon compounds
    • Y10S260/38Ink

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェット印刷に使用する顔料及びポリ
マー分散剤を含有するインクについて、インクジェット
プリンターペンの作動を損なうほど粘度を増加させるこ
となく、インクで印刷された画像の水耐久度を改良する
添加剤が求められている。 【解決手段】 水性担体媒質及び不溶性着色剤を含有す
るインクにおいて、前記インクが画像の保全性を改良す
るための有効量のコアシェル又はテトラフルオロエチレ
ンエマルジョンポリマーを含有させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明はインクジェットプリンター用水
性インクに関し、そしてより詳しくは適用されたインク
の水堅牢性を改良するための添加剤としてコアシェル又
はテトラフルオロエチレンエマルジョンポリマーを含有
する水性インクに関する。
【0002】
【発明の背景】インクジェット印刷はインクの液滴が電
子信号に応答して紙又は透明フィルムのような基体上に
付着するノンインパクトプリント方法である。比較的ノ
イズのない作動とともに低価格で高品質の出力により、
インクジェットプリンターはコンピュータに使用する他
の型のプリンターより人気の高い商品となっている。染
料及び顔料はインクジェットプリンターでの使用に適合
するインクに着色剤として使用される。染料は一般に印
刷直後は優れた色特性を与えるが、光感受性であり、印
刷した画像は褪色する傾向がある。染料は又、印刷後も
水溶性のままであり、水分と接触すると印刷画像を汚
す。顔料着色剤は染料に比べて優れた光堅牢性及び水堅
牢性を与える。インクの中で顔料粒子の安定な分散体を
形成させるためにポリマー分散剤が使用される。この目
的に提案されている代表的な分散剤にはポリビニルアル
コール、セルロース系物質、エチレンオキシド変性フェ
ノール、及びエチレンオキシド/プロピレンオキシドポ
リマーがある。より最近になり、Ma等への米国特許5,08
5,698に開示されたような構造化ポリマー(structured
polymer)分散剤が市販のインクに使用されている。
【0003】顔料着色剤を含有するインクは一般に優れ
た水堅牢性(染料を含有するインクに比較して)を与え
るが、特に印刷画像が実質的な水分に露出される最終用
途に使用される場合のさらなる改良の達成が望ましい。
Ma等への米国特許5,085,698に開示のように、この目的
のための添加剤として水溶性ポリマーバインダー及びエ
マルジョンが提案されている。しかしながら、そのよう
な添加剤は、強靭な保護膜が形成される十分な高濃度に
添加すると、インクが通常のインクジェットプリンター
ではもはや印刷されないほどインク粘度が増加すること
が判明した。従って、インクジェットプリンターでの使
用に特に適合する顔料分散体を含有するインクの水堅牢
性を改良する特定の添加剤が求められている。
【0004】
【発明の要約】コアシェルエマルジョンポリマー及びテ
トラフルオロエチレンエマルジョンポリマーを不溶性着
色剤を含有するインクに、インクジェットプリンターペ
ンの作動を損なうほどインクの粘度を増加させることな
く、印刷画像の水堅牢性を改良する有効量を添加し得る
ことをこの度見出した。得られるインクは安定性を有
し、優れた印刷品質を示し、優れた水堅牢性、そして好
ましいデキャップ時間が得られる。印刷画像はハイライ
ターで標識を付した後(汚れ(smear))、そして湿っ
た指でこすった後(インクのにじみ(smudge))に対し
て改良された保全性を示す。このインクは種々のインク
ジェットプリンター(例えば連続流れ及び圧電式)で使
用することができ、特にサーマルドロップオンデマンド
プリンターに有用である。このインクはエアブラシ印刷
装置で使用することもできる。
【0005】
【発明の詳述】本発明のインクは種々のプリンターに使
用してよいが、特にサーマルドロップオンデマンドプリ
ンターでの使用によく適する。このインクは水性キャリ
ア媒体を含み、そして不溶性着色剤を含有するが、これ
は分散染料でもよいが好ましくは顔料である。分散剤、
好ましくは構造化ポリマーが水性キャリア媒体中で着色
剤の安定な分散体を形成するために使用される。本発明
において、インクはその印刷された画像の水堅牢性及び
/又は汚れ堅牢性のような画像永続性を改良するため有
効量のコアシェルエマルジョンポリマー又はテトラフル
オロエチレンエマルジョンポリマーを含有する。このイ
ンクは光安定性、粘度、表面張力、高い光学濃度、及び
クラスト抵抗性の均衡を得るための特定のインクジェッ
トプリンターの必要条件に適合させることができる。
【0006】水性キャリア媒体 水性キャリア媒体は水又は水と一種以上の水溶性有機溶
媒との混合物である。媒体の選択は特定の応用の必要条
件、例えば表面張力と粘度、選択された着色剤、インク
の乾燥時間、そしてインクが印刷される基体の種類に依
存する。選択される代表的な溶媒は米国特許5,085,698
に開示されている。水及び多価アルコール例えばジエチ
レングリコールの混合物が好ましい。水と溶媒の混合物
を使用する場合、水性キャリア媒体は通常約30%から
約95%(好ましくは60〜95%)の水と、残りの水
溶性有機溶媒とを含有する。インクの水性キャリア媒体
の量は有機顔料を選択した場合はインクの全重量に対し
て約70〜99.8%(好ましくは94〜99.8%)、
無機顔料を選択した場合は約25〜97.5%(好まし
くは70〜97.5%)、そして分散染料を選択した場
合は80〜99.8%である。 不溶性着色剤 不溶性着色剤は好ましくは顔料であるが、分散染料でも
よい。分散剤は水性キャリア媒体中で不溶性着色剤の安
定な分散体の形成を助けるために使用される。
【0007】顔料 広範囲の種々の有機又は無機顔料を単独又は組み合わせ
て選択することができる。顔料粒子はインクジェット印
刷装置、特に通常は直径が10〜50ミクロンの射出用
ノズルを通ってインクが自由に流れるような小さいもの
である。粒子の大きさはインクの寿命を通して必要不可
欠である顔料分散体の安定性にも影響を与える。微小粒
子のブラウン運動は粒子の沈降防止を助ける。又微小粒
子の使用は最大の色の濃さを得るためにも望ましい。有
用な粒子サイズの範囲は約0.005ミクロン〜15ミ
クロンである。好ましくは、顔料粒子サイズは0.00
5〜5ミクロンであり、最も好ましくは0.01〜0.3
ミクロンである。選択された顔料は乾燥形態又は湿潤形
態で使用することができる。例えば、顔料は通常水性媒
体中で製造され、従って得られる顔料は水湿潤プレスケ
ーキである。プレスケーキ形態の顔料は乾燥形態におけ
るほど凝集していない。従って、水湿潤プレスケーキ形
態の顔料は乾燥顔料からインクを製造する場合ほど解凝
集を必要としない。本発明の実施に使用してよい代表的
な市販の乾燥及びプレスケーキ顔料は米国特許5,085,69
8に開示されている。
【0008】金属又は金属酸化物の微小粒子も使用して
よく、本明細書では用語「不溶性着色剤」の範疇に入
る。例えば、金属及び金属酸化物は磁性インクジェット
インクの製造に適している。微小粒子サイズの酸化物例
えばシリカ、アルミナ、チタニアなども選択してよい。
さらに、銅、鉄、鋼、アルミニウム及び合金のような微
小金属粒子は適当な応用に選択してよい。有機顔料の場
合、インクは約30重量%までの顔料を含有してよい
が、大部分のサーマルインクジェット印刷適用の場合典
型的には全インク組成物の約1〜15%(好ましくは1
〜8%)の範囲である。無機顔料を選択する場合、一般
に無機顔料は有機顔料より高い比重を有するため、イン
クは有機顔料を使用する同じようなインクより高い重量
百分率で顔料を含む傾向があり、50%の高さであって
もよい。
【0009】分散染料 インクに使用する分散染料の色及び量は選択の問題であ
り、主としてインクによって得られる印刷の所望の色、
染料の純度、及びその色の濃さに依存する。染料が低濃
度では適当な色の鮮やかさを与えないであろう。高濃度
では不十分なプリントヘッドの作動又は容認し難いほど
暗色になることがある。分散染料はインクの全重量に基
づいて0.01〜20重量%、好ましくは0.05〜8重
量%、より好ましくは1〜5重量%の量で存在させてよ
い。本発明の実施に有用と思われる代表的な分散染料は
U.S. 5,053,495、U.S. 5,203,912及びUS. 5,102,448に
開示されている。
【0010】分散剤 適当なポリマー分散剤はランダムポリマー及び構造化ポ
リマー分散剤、例えばブロックコポリマー及び枝分かれ
ポリマーを包含する。ポリマーの性質はアニオン性、カ
チオン性、又は非イオン性でもよい。ランダムポリマー
は顔料分散体の安定化に構造化ポリマーほど有効ではな
く、従って好ましくない。しかしながら、水溶性のため
の親水性部分、顔料との相互作用のための疎水性部分の
両方、そして分散体安定性に寄与する平均分子量を有す
るランダムポリマーを効率よく選択することが可能であ
る。そのようなポリマー分散剤はU.S. 4,597,794に開示
されている。AB、BAB及びABC型の構造のブロッ
クポリマーが好ましい分散剤である。疎水性及び親水性
ブロック、そして分散体安定性に寄与する均衡のとれた
ブロックサイズを有するブロックポリマーは有利に使用
することができる。顔料とポリマー分散剤との間のより
強い特定の相互作用により改良された分散安定性を与え
る官能基を疎水性(顔料結合性)ブロックに組み入れる
ことができる。これらのポリマーは前述の米国特許5,08
5,698、5,272,201及び5,519,085に詳細に記載されてい
る。
【0011】これらの文献に述べられているように、ポ
リマーに含まれる官能基を水性キャリア媒体に可溶性に
するため塩にする必要がある。酸モノマーの塩は有機塩
基例えばモノ−、ジ−、トリ−メチルアミン、モルホリ
ン、n−メチルモルホリン;アルコールアミン例えばジ
メチルエタノールアミン、メチルジエタノールアミン、
モノ−、ジ−、及びトリ−エタノールアミン;ピリジ
ン;水酸化アンモニウム;テトラアルキルアンモニウム
塩例えばテトラメチルアンモニウムヒドロキシド、テト
ラエチルアンモニウムヒドロキシド;アルカリ金属例え
ばリチウム、ナトリウム及びカリウムなどから選択され
る対成分を用いて製造することができる。好ましい中和
剤にはジメチルエタノールアミンそして水酸化ナトリウ
ム及びカリウムが包含され、特に水酸化カリウムがサー
マルインクジェットプリンターでの使用に適するインク
に好ましい。アミノモノマーの塩は有機酸例えば酢酸、
ギ酸、シュウ酸、ジメチロールプロピオン酸;ハロゲン
例えばクロリド、フルオリド及びブロミド;並びに他の
無機酸例えば硫酸、硝酸、リン酸などから選択される対
成分を用いて製造することができる。アミノ基をテトラ
アルキルアンモニウム塩に変換することも可能である。
両性ポリマー(すなわち酸基及びアミノ基の両方を有す
るポリマー)はそのまま使用してよく、又は酸又は塩基
で中和してもよい。
【0012】別法として、その他のポリマー分散剤を選
択してよいが、しかしながら好ましい構造化ポリマーを
使用して達成される信頼し得る特性の均衡のとれたイン
クを処方することは困難であろう。ポリビニルアルコー
ル、セルロース系材料、エチレンオキシド変性フェノー
ル、及びエチレンオキシド/プロピレンオキシドポリマ
ーのような分散剤を適用によっては選択することができ
る。ポリマーの量は構造、分子量及びその他のポリマー
特性、そしてインク組成物の他の成分に依存する。ブロ
ックポリマーは20,000未満、好ましくは10,00
0未満、そして典型的には1,500〜6,000の数平
均分子量を有する。ポリマー分散剤はインク組成物の全
重量に基づいて0.1〜25%(好ましくは0.1〜8
%)の量を存在させる。量が多すぎると望ましいインク
の粘度を維持することが困難であろう。分散体の安定性
は存在するポリマー量が不十分であると悪い影響を受け
るであろう。
【0013】エマルジョンポリマー添加剤 エマルジョンポリマー添加剤はコアシェルエマルジョン
ポリマー又はテトラフルオロエチレンエマルジョンポリ
マーである。コアシェルエマルジョンポリマー 本明細書で使用する用語「コアシェルエマルジョン」は
異なるガラス転移温度(Tg)を有する二つの明瞭な分
離相を含む粒子を意味する。この二つの相は反応容器に
第一のモノマーを供給し、第一のモノマーの完全な反応
による消費を待って、第二のモノマーを添加することに
より得られる。モノマー供給物の1つの重合により生成
するポリマー(混合物であってもよい)は周囲温度より
低いTgを有する。組成物としてはブチル、エチル、エ
チルヘキシル、メチル、ヒドロキシエチル、プロピル、
エトキシエチル、ベンジルなどのようなアクリレート、
及びエチルヘキシル、ラウリル、オクチル、ヘキシル、
アセチルアセトキシ、n−ブチルのようなメタクリレー
ト、及びトリス(トリメチルシロキシ)−シリルプロピ
ルメタクリレートの任意の混合物が包含される。このポ
リマーは少量の架橋剤例えばエチレングリコールジメタ
クリレート及びアリルメタクリレートを含有することも
あり得る。第二のモノマーとして下記に示すようなより
高いTgを有する少量の成分は得られるポリマーの全T
gが周囲温度より低い限り許容される。
【0014】その他のモノマー(混合物であってもよ
い)の重合により生成するポリマーは周囲温度より高い
Tgを有する。組成物としてはスチレン、メチルスチレ
ン、ビニルピロリドン、及びイソブチル、メチル、ヒド
ロキシエチル、イソボルニル、プロピル、ベンジル、エ
チル、シクロヘキシル、ベンジル、グリシジルなどのよ
うなメタクリレートの任意の混合物が含まれる。上記に
示すような低いTgを有する成分は少量ならば得られる
ポリマーの全Tgが周囲温度より高い限り許容される。
これらの2つの異なる供給物は任意の順序で添加してよ
いが、但し第二の供給物の添加は第一の供給物の完全な
変換後においてのみ開始する。低いTgのポリマーセグ
メントの重量比は55〜95%の範囲である。より高い
Tgのポリマーセグメントの重量比は5〜45%の範囲
である。コアシェル添加剤はインク組成物の全重量に基
づいてサーマルインクジェット印刷を用いる場合は固体
重量で0.01〜20%、好ましくは0.01〜5%、そ
して連続流れ、圧電式及びエアブラシ印刷を用いる場合
は固体重量で5.1〜20%の量で存在させてよい。
【0015】テトラフルオロエチレンエマルジョンポリ
マー テトラフルオロエチレンエマルジョンポリマーはコポリ
マー又はホモポリマーエマルジョンであることができ
る。使用するペンの型によっては、ホモポリマーはコポ
リマーと同様に有効である。ポリマーは官能基又は官能
基を有する懸垂側鎖が結合しているフッ素化炭化水素主
鎖を有している。懸垂側鎖は例えば、式
【化3】 (式中RfはF、Cl、又はC1〜C10ペルフルオロアル
キル基であり、そしてWはF、Cl又はOH、好ましく
はFである)の基を含むことができる。典型的には、側
鎖の中の官能基は式
【0016】
【化4】 の末端基で存在する。この種のフッ素化ポリマーは米国
特許3,282,875;3,560,568及び3,718,627に開示されて
いる。より特定すると、このポリマーはフッ素化モノマ
ー又はフッ素置換ビニル化合物から製造することができ
る。ポリマーは少なくとも2つのモノマーから作られ、
このモノマーの少なくとも1つは下記の2つの群の各々
に由来する。少なくとも1つのモノマーはフッ素化ビニ
ル化合物例えばフッ化ビニル、ヘキサフルオロプロピレ
ン、フッ化ビニリデン、トリフルオロエチレン、クロロ
トリフルオロエチレン、ペルフルオロ(アルキルビニル
エーテル)、テトラフルオロエチレン、及びそれらの混
合物である。塩水の電気分解に使用するコポリマーの場
合、前駆物質のビニルモノマーは水素を含まないのが望
ましい。
【0017】第二の群は式
【化5】 (式中Rfは上で定義した通りである)の前駆体基を含
むスルホニル含有モノマーである。別の例は一般式CF
2=CF−Tk−CF2SO2F(Tは炭素原子1〜8個の
二官能性フッ素化基であり、そしてkは0又は1であ
る)で表される。Tにおける置換原子はフッ素、塩素又
は水素を包含するが、一般に水素はクロールアルカリセ
ル中でイオン交換のためにコポリマーを使用する場合は
排除される。最も好ましいのは炭素に結合した水素及び
塩素がいずれもない、すなわち過フッ素化されたポリマ
ーであり、これは苛酷条件下で最大の安定性を有するこ
とによる。上の式の基Tは枝分かれしても又は枝分かれ
しなくてもよく、そして1個以上のエーテル結合を有す
ることができる。スルホニルフルオリド含有コモノマー
のこの基中のビニル基はエーテル結合により基Tに結合
すること、すなわちコモノマーは式CF2=CF−O−
T−CF2−SO2Fを有するのが好ましい。そのような
スルホニルフルオリド含有コモノマーの例は
【0018】
【化6】 である。
【0019】最も好ましいスルホニルフルオリド含有コ
モノマーはペルフルオロ(3,6−ジオキサ−4−メチ
ル−7−オクテンスルホニルフルオリド)
【化7】 である。スルホニル含有コモノマー及びそれらの製造は
米国特許3,282,875;3,041,317;3,718,627及び3,560,5
68に開示されている。
【0020】そのような好ましい種類のポリマーは式
【化8】 (式中、hは3〜15であり、jは1〜10であり、p
は0、1又は2であり、Xは共に4個のフッ素、又は3
個のフッ素と1個の塩素であり、YはF又はCF3であ
り、そしてRfはF、Cl又はC1〜C10ペルフルオロア
ルキル基である)で表される反復単位を有する。最も好
ましいコポリマーはテトラフルオロエチレン及びペルフ
ルオロ(3,6−ジオキサ−4−メチル−7−オクテン
スルホニルフルオリド)のコポリマーである。
【0021】そのようなコポリマーはフッ素化エチレン
の単独重合及び共重合のために開発された一般的な重合
方法、特にテトラフルオロエチレンのために使用される
方法により製造することができ、これらは文献に記載さ
れている。コポリマー製造の非水系技術は米国特許3,04
1,317に記述の方法を含み、この方法は主要モノマー例
えばテトラフルオロエチレン及びスルホニルフルオリド
基を有するフッ素化エチレンの混合物を、遊離基開始剤
好ましくはペルフルオロカーボンペルオキシド又はアゾ
化合物の存在下で、0〜200℃の温度及び105〜2
×107パスカル(1〜200Atm)又はそれより高い圧
力で重合させる。非水系重合は、所望によりフッ素化溶
媒の存在下で実行してよい。適当なフッ素化溶媒は不活
性の液体過フッ素化炭化水素、例えばペルフルオロメチ
ルシクロヘキサン、ペルフルオロジメチルシクロブタ
ン、ペルフルオロオクタン、ペルフルオロベンゼンな
ど、及び不活性の液体クロロフルオロカーボン例えば
1,1,2−トリクロロ−1,2,2−トリフルオロエタン
などである。
【0022】コポリマー製造の水系技術は、米国特許2,
393,967に開示されているモノマーを遊離基開始剤を含
有する水性媒体と接触させて非水湿潤又は顆粒形態のポ
リマー粒子のスラリーを得る方法、又は例えば米国特許
2,559,752及び米国特許2,593,583に開示されているモノ
マーを遊離基開始剤とテロゲン的に不活性の分散剤との
両方を含有する水性媒体と接触させてポリマー粒子の水
性コロイド分散体を得、そして分散体を凝固させる方法
(例えば、米国特許2,559,752及び2,593,583参照)を含
む。その他の代替方法を使用してテトラフルオロエチレ
ンエマルジョンポリマーを製造することもできる。
【0023】本発明の使用に適する別のペルハロゲン
化、ポリフッ素化コポリマーは、米国特許4,851,161に
記述されており、式 −[CF2CFY′]−[CF2CF(Q)]− (式中Y′はF、Cl、Rf又はORF(RfはC1-4ペル
フルオロアルキルである)であり、Qは−CF2OCF2
[CF(CF3)OCF2m−CFYCF2X又は−OC
2[CF(CF3)OCF2q−CFYCF2Xであ
り、mは0又は1〜6であり、qは0又は1〜5であ
り、YはF又はClであり、Xは−SO3R(RはC
1-10アルキルである)を含む官能基である)を有する。
この−SO3R基は加水分解によりスルホン酸又はスル
ホン酸塩基に変換可能である。
【0024】本発明の方法における使用に適する別のポ
リフッ素化イオン交換ポリマーは、欧州特許出願41,735
及び41,737(対応する米国特許なし)に開示されてお
り、TFE及び式 Y′(CF2)a−(CFRF:)b−(CFR′F−O(CF
[CF2X″]CF2O)n−CF=CF2 (式中Y′は−SO2Z′(Z′は−OH、−OM及び−
ORである)であり、Mはアルカリ金属又は第四級アン
モニウムであり、Rはアルキルであり、RF及びR′F
F、Cl、CF3又はCF2Clであり、X″はF、Cl
又はBrであり、a及びbは0又は整数であり、そして
nは少なくとも1である)を有するビニルエーテルのコ
ポリマーである。
【0025】本発明の液体組成物の製造に有用なさらに
別のペルハロゲン化、ポリフッ素化イオン交換ポリマー
には米国特許4,275,225、4,273,728及び4,273,729に開
示のように製造されるポリフルオロアリルオキシ化合物
のコポリマーが包含され、これは式
【化9】 (式中YはF、Cl、Rf又はORF(RfはC1-4ペルフ
ルオロアルキルである)であり、Y′はF又はClであ
り、RFは−CFY″R′CFY″Q又は−[CF2CF
Y″O]nR″Qであり、Y″はF又はCF3であり、
R′はC1-12ペルフルオロアルキレンであり、nは1〜
4であり、R″はペルフルオロアルキレンであり、Qは
スルホン酸又はスルホネート基に加水分解され得る−S
2Fを有する官能基である)を有する。
【0026】本明細書で使用する用語「ペルハロゲン
化」及び「ポリフッ素化」は−SO3M官能基を有する
ポリマーのポリマー主鎖及び側鎖を指すが、−SO3
基自身を指すのではない。米国特許4,433,082は105
0〜1500当量のペルフッ素化イオン交換ポリマーを
含有する液体組成物の製造方法を記載しており、この場
合、水を室温で水と完全に混和する1種以上の有機液体
例えば低級アルコール及びエーテルと混合する。適当な
フルオロポリマーエマルジョンポリマーにはテトラフル
オロエチレンペルフルオロ−3,6−ジオキサ−5−ト
リフルオロメチル−オクト−7−エニルスルホニルフル
オリド(PSEPVE)(ここでスルホニルフルオリド
はスルホン酸又はスルホネート基に加水分解されてい
る)、テトラフルオロエチレンペルフルオロ−4,7−
ジオキサ−5−トリフルオロメチル−ノン−8−エンカ
ルボン酸メチル(EVE)、テトラフルオロエチレン/
PSEPVE,酸形態、テトラフルオロエチレン/ヘキ
サフルオロプロピレン、テトラフルオロエチレン/ペル
フルオロメチルエチルエーテル及びテトラフルオロエチ
レンがある。これらの物質は E. I. du Pont de Nemour
s and Company, Wilmington, DE が製造し、NafionR
ルオロポリマーエマルジョンの商品名で商業的に入手す
ることができる。これらのポリマーは Aldrich Chemica
l Co からも種々の形態、例えばビーズ又はフィルムと
して入手することができる。フルオロポリマーエマルジ
ョンのポリマー添加剤はインク組成物の全重量に対して
0.3〜15重量%、好ましくは1〜7重量%の量で存
在させることができる。
【0027】その他の成分 種々の型の添加剤をインク組成物の特性を特定の適用に
対して最適化するために使用することができる。界面活
性剤は表面張力を変え、そして浸透を最大にするために
使用してよい。しかしながら、使用する界面活性剤の種
類及び量は顔料分散体の安定性又は現在のインクのもつ
長所を失うことのないよう注意深く選択することが必要
である。微生物の増殖を抑えるために殺菌剤をインクに
添加してよい。EDTAのような金属イオン封鎖剤も重
金属不純物の悪影響をなくすために含有させてよい。そ
の他の既知の添加剤、例えば湿潤剤、粘度調整剤及び他
のアクリル系又は非アクリル系ポリマーをインク組成物
の種々の特性を改良するために所望により添加してもよ
い。
【0028】インクの特性及び製造 インク組成物は他のインクジェットインクと同じように
製造される。顔料分散体は先ず、水性キャリア媒体中で
選択した顔料又は分散染料とポリマー分散剤を予備混合
し、次いで顔料又は分散染料を分散又は解凝集させるこ
とにより製造される。
【0029】分散段階は水平ミニミル、ボールミル、ア
トリッターにより、又は混合物を液体ジェット相互作用
チェンバー中で少なくとも5000psiの液体圧力でノ
ズルを通過させて水性キャリア媒体中の顔料粒子の均質
な分散体を作ることにより達成することができる。一般
に顔料分散体は濃縮形態にし、これをその後適当な液体
を用いて、特定の適用のための望ましい粘度、色、色
相、密度及び印刷被覆面積に応じた適当な濃度に希釈す
るのが望ましい。インク液滴の速度、液滴の量及び流れ
安定性はインクの表面張力及び粘度により大きく影響さ
れる。インクジェット印刷装置による使用に適する顔料
添加インクジェットインクは20℃で約20ダイン/cm
から約80ダイン/cm、より好ましくは25ダイン/cm
から約75ダイン/cmの表面張力を持つべきである。許
容される粘度は20℃で20cP以下、そして好ましくは
約1.0cPから約10.0cPである。
【0030】
【実施例】本発明をさらに下記の実施例によって示す
が、これにより限定されるものではなく、又その中で部
及び百分率は別記しない限り重量によるものである。 用語解説 PSEPVE − ペルフルオロ−3,6−ジオキサ−5
−トリフルオロメチル−オクト−7−エニルスルホニル
フルオリド TFE − テトラフルオロエチレン EVE − テトラフルオロエチレンペルフルオロ−4,
7−ジオキサ−5−トリフルオロメチル−ノン−8−エ
ンカルボン酸メチル TritonR X100 界面活性剤 − Union Carbide製, (Indus
trial Chemicals Division, Danbury, Connecticut)
【0031】ポリマー乳化剤の合成 ポリマー乳化剤、BMA//BMA/MAA 10//
5/10を次の手順で製造した。1リッターのフラスコ
に機械式撹拌機、温度計、窒素ガス導入孔、乾燥管出
口、及び添加漏斗を装備した。テトラヒドロフラン(T
HF)88g及びメシチレン0.1gをフラスコに添加
した。次に触媒のテトラブチルアンモニウムm−クロロ
ベンゾエートのTHF中1.0M溶液の230mlを添加
した。開始剤の1,1−ビス(トリメチルシロキシ)−
2−メチルプロペン5.0g(0.02モル)を注入し
た。供給物I(テトラブチルアンモニウムm−クロロベ
ンゾエート、THF中1.0M溶液の230ml)の供給
を開始し、130分かけて添加した。供給物II(トリメ
チルシリルメタクリル酸32.70g及びブチルメタク
リレート13.75g)の供給を0.0分に開始し、30
分かけて添加した。供給物IIの供給完了後(モノマーの
99%以上が反応した)30分に供給物III(ブチルメ
タクリレート27.5g)の供給を開始し、60分かけ
て添加した。供給物IIIの供給完了後60分にメタノー
ル10gを添加した。次にトリメチルメトキシシラン2
4g及び溶媒をストリッピングした。これにより固体含
量40%のBMA//BMA/MAAポリマーが得られ
た。上記ブロックポリマーに45.5%KOH溶液を添
加して80%当量まで中和した。次に中和したポリマー
に脱イオン水を添加して水分散体に転化し、最終分散体
を固体含量20%まで希釈した。得られた水分散体を製
造1〜5に記述のコアシェルエマルジョンポリマーの製
造の際ポリマー乳化剤として使用した。
【0032】コア/シェルエマルジョンの製造1 ポリマー乳化剤(BMA//BMA/MAA 10//
5/10)と一緒に86%のn−ブチルアクリレート及
び14%のメチルメタクリレート並びに2%のn−ブチ
ルメルカプタン連鎖移動剤のコア/シェルポリマーを次
の手順で製造した。樹脂ケトルに滴下用漏斗、窒素導入
孔、凝縮器、温度計、加熱用マントル及び撹拌機を装備
した。
【表1】 前乳化段階 IA 30/70 MMA/BA IB 90/10 BA/MMA n−ブチルアクリレート 36.40g 187.20g メチルメタクリレート 15.60g 20.80g n−ブチルメルカプタン 1.04g 4.16g ポリマー乳化剤 26.00g 104.00g (固体含量20%) (固体量5.2g) (固体量20.8g) 脱イオン水 30.6g 122.4g 合計 109.64g 438.56g 各前乳化混合物について、水及びポリマー乳化剤をケト
ルに添加し、モノマー及びメルカプタンを高速で混合し
ながらそこへゆっくり添加した。撹拌を30分間続ける
と滑らかなエマルジョンが得られた。
【0033】
【表2】 ラテックス重合 成 分 量(g) 供給物IA: 前乳化混合物 109.64 供給物IB: 前乳化混合物 438.56 供給物II: 脱イオン水 20.00 亜硫酸ナトリウム 0.27 供給物III: 脱イオン水 6.30 過硫酸アンモニウム 0.47 供給物IV: 脱イオン水 6.30 過硫酸アンモニウム 0.10 193gの水をケトルに添加し、72℃に加熱した。供
給物IAの全部、供給物IIの10%及び供給物IIIの全
部をケトルに添加し、そして発熱して温度が88℃にな
った。供給物IBの全部及び供給物IIの残りをケトルに
75分かけて供給した。ケトルの温度を80〜85℃に
保った。この段階のほぼ半ば頃、供給物IVの1/3を添
加した。供給物IB及び供給物IIが完了した後、さらに
供給物IVの1/3を添加した。さらに15分後供給物IV
の最後の1/3と100gの水を添加した。反応をさら
に120分間80〜85℃に保った。冷却後生成物を濾
過した。
【0034】コア/シェルエマルジョンの製造2 ポリマー乳化剤(BMA//BMA/MAA 10//
5/10)と一緒に82%のn−ブチルアクリレート及
び18%のメチルメタクリレート並びに2%のn−ブチ
ルメルカプタン連鎖移動剤のコア/シェルポリマーを次
の手順で製造した。樹脂ケトルに滴下用漏斗、窒素導入
孔、凝縮器、温度計、加熱用マントル及び撹拌機を装備
した。
【表3】 前乳化段階 IA 50/50 MMA/BA IB 90/10 BA/MMA n−ブチルアクリレート 26.00g 187.2g メチルメタクリレート 26.00g 20.80g n−ブチルメルカプタン 1.04g 4.16g ポリマー乳化剤 26.00g 104.00g (固体含量20%) (固体量5.2g) (固体量20.8g) 脱イオン水 70.60g 162.4g 合計 109.64g 438.56g 各前乳化混合物について、水及びポリマー乳化剤をケト
ルに添加した。モノマー及びメルカプタンを高速で混合
しながらそこへゆっくり添加した。撹拌を30分間続け
ると滑らかなエマルジョンが得られた。
【0035】
【表4】 ラテックス重合 成 分 量(g) 供給物IA: 前乳化混合物 109.64 供給物IB: 前乳化混合物 438.56 供給物II: 脱イオン水 20.00 亜硫酸ナトリウム 0.27 供給物III: 脱イオン水 6.30 過硫酸アンモニウム 0.47 供給物IV: 脱イオン水 6.30 過硫酸アンモニウム 0.10 163gの水をケトルに添加し、72℃に加熱した。供
給物IAの全部、供給物IIの10%及び供給物IIIの全
部をケトルに添加し、そして発熱して温度が88℃にな
った。供給物IBの全部及び供給物IIの残りをケトルに
75分かけて供給した。ケトルの温度を80〜85℃に
保った。この段階のほぼ半ば頃、供給物IVの1/3を添
加した。供給物IB及び供給物IIが完了した後、さらに
供給物IVの1/3を添加した。さらに15分後供給物IV
の最後の1/3と50gの水とを添加した。反応をさら
に120分間80〜85℃に保った。冷却後生成物を濾
過した。
【0036】コア/シェルエマルジョンの製造3 ポリマー乳化剤(BMA//BMA/MAA 10//
5/10)と一緒に78%のn−ブチルアクリレート及
び22%のメチルメタクリレート並びに2%のn−ブチ
ルメルカプタン連鎖移動剤のコア/シェルポリマーを供
給物IAを次の組成にした以外はコア/シェルエマルジ
ョンの製造2に記述の手順により製造した。
【表5】 IA 70/30 MMA/BA n−ブチルアクリレート 15.60g メチルメタクリレート 36.40g n−ブチルメルカプタン 1.04g ポリマー乳化剤 26.00g (固体含量20%) (固体量5.2g) 脱イオン水 70.60g
【0037】コア/シェルエマルジョンの製造4 ポリマー乳化剤(BMA//BMA/MAA 10//
5/10)と一緒に74%のn−ブチルアクリレート及
び26%のメチルメタクリレート並びに2%のn−ブチ
ルメルカプタン連鎖移動剤のコアシェルポリマーを、供
給物IAを次の組成とした以外はコア/シェルエマルジ
ョンの製造2に記述の手順により製造した。
【表6】 IA 90/10 MMA/BA n−ブチルアクリレート 5.20g メチルメタクリレート 46.80g n−ブチルメルカプタン 1.04g ポリマー乳化剤 26.00g (固体含量20%) (固体量5.2g) 脱イオン水 70.60g
【0038】コア/シェルエマルジョンの製造5 ポリマー乳化剤(BMA//BMA/MAA 10//
5/10)と一緒に72%のn−ブチルアクリレート及
び28%のメチルメタクリレート並びに2%のn−ブチ
ルメルカプタン連鎖移動剤のコアシェルポリマーを、供
給物IAを次の組成とした以外はコア/シェルエマルジ
ョンの製造2に記述の手順により製造した。
【表7】 IA 100 MMA メチルメタクリレート 52.00g n−ブチルメルカプタン 1.04g ポリマー乳化剤 26.00g (固体含量20%) (固体量5.2g) 脱イオン水 70.60g
【0039】コア/シェルエマルジョンの製造6 n−ブチルメタクリレートコア、メチルメタクリレート
シェルエマルジョンのエマルジョンポリマーを次の手順
で製造した。水233g、n−ブチルメタクリレート2
0g、そして Arquad(R) 12-50の7.5gを機械式撹拌
機、熱電対及び添加漏斗を備えた反応容器に充填した。
反応容器の内容物を還流状態にした。別のフラスコで供
給物1(水265g、n−ブチルメタクリレート180
g、Arquad(R) 12-50、42.5g)をエッペンバッハホ
モゲナイザーを使用して緊密に混合した。還流の時点で
供給物1を反応フラスコに90分間にわたって添加し
た。同時に水22.5g、及びVA-044(WAKOより入手)
0.75gを反応フラスコに60分間にわたって添加し
た。供給物1の添加完了後、供給物2(メチルメタクリ
レート50g)を20分かけて添加した。次いで反応フ
ラスコの内容物を還流状態にさらに10分間保ち、その
後水12.5g及びVA-044(WAKOより入手)0.75gの
混合物を反応フラスコに添加した。反応フラスコの内容
物をさらに60分間還流状態に保ち、次いで室温に冷却
した。得られたエマルジョンは固体含量33%であっ
た。
【0040】フルオロポリマーの製造1 ここには(CF2CF2)n(CF2C(OCF2C(CF2)F−
OCF2CF2SO2H)F)エマルジョンの製造を示す。段階1ポリTFE/PSEPVEコロイドの製造 重合媒体は窒素ガスでパージした密閉食品ブレンダーで
製造し、そして脱酸素水50ml、PSEPVE(DuPont
社製)150gからなっていた。激しいブレンダー撹拌
によりPSEPVEを水に懸濁した。次に下表の成分を
添加した。
【表8】 成 分 量(g/ml) nC715CO2NH4(3M,FC−143) 6g 蒸留水 5ml クエン酸 0.28g FeSO4・7H2O 0.31g 水5ml中(NH4)228 1.6g 混合物は泡立ち過ぎないように注意深く撹拌した。撹拌
中の混合物を1リッターの撹拌中のオートクレーブに窒
素ガスにより圧送した。容器を閉じる直前、水10ml中
NaHSO3 1.3gの溶液を添加した。密閉容器を撹
拌しそして125psiのTFEの圧力下に3時間保った
所、この間に100gのTFEが消費された。無色のコ
ロイド状懸濁液は重量が669g、固体含量は26.8
%であった。
【0041】段階2遊離スルホン酸エマルジョンへの
変換 スルホニルフルオリドを、100gの上記コロイドを1
00mlの濃水酸化アンモニウムと混合することにより加
水分解した。室温で1週間後、過剰の水及びアンモニア
(100ml)を蒸発させて除いた。系はなおコロイド状
であった。生成物を濃硫酸1部:水2部の熱混液200
mlに注加して沈殿させた。ゲル様生成物を水に懸濁し次
いで遠心分離し、デカンテーションを洗浄液がpH試験紙
で中性になるまで繰り返すことにより清浄にした。最終
生成物を単純な振盪により水に分散させて固体含量8%
の懸濁液を得た。Triton(R) X100 界面活性剤を補給し
たエマルジョンに界面活性剤10重量%になるように添
加した。水酸化カリウムを添加し、懸濁液を超音波処理
した。最終pHは10.7であった。
【0042】分散体の製造1 ETEGMA//BZMA//MAA 4//15//
12のトリブロックコポリマーを次の手順で製造した。
1リッターのフラスコに機械式撹拌機、温度計、窒素ガ
ス導入孔、乾燥管出口、及び添加漏斗を装備した。テト
ラヒドロフラン(THF)83g及びメシチレン0.1
gをフラスコに充填した。次に触媒のテトラブチルアン
モニウムm−クロロベンゾエートのTHF中1.0M溶
液の230μlを添加した。開始剤の1,1−ビス(ト
リメチルシロキシ)−2−メチルプロペン5.0g(0.
020モル)を注入した。供給物I(テトラブチルアン
モニウムm−クロロベンゾエート、THF中1.0M溶
液の230μl)の供給を開始し、130分かけて添加
した。供給物II[トリメチルシリルメタクリル酸40.
86g(0.250モル)]の供給を0.0分に開始し、
30分かけて添加した。供給物IIの供給完了後(モノマ
ーの99%以上が反応した)30分に供給物III[ベン
ジルメタクリレート56.90g(0.323モル)]の
供給を開始し、60分間添加した。供給物IIIの供給完
了後(モノマーの99%以上が反応した)10分に供給
物IV[エトキシトリエチレングリコールメタクリレート
21.21g(0.0862モル)]の供給を開始し、3
0分かけて添加した。150分後、メタノール12gを
添加した。次に98gの溶媒及びトリメチルメトキシシ
ランをストリッピングし、2−ピロリドン153gで置
き換えた。これにより固体含量40%のETEGMA/
/BZMA//MAA 4//15//12ポリマーが
得られた。上記ブロックポリマーを次の手順で中和し
た。すなわち、上で製造したETEGMA//BZMA
//MAAブロックポリマーを、その溶液に45%水酸
化カリウム水溶液を添加し、均一な溶液が得られるまで
混合することにより80%に中和した。中和後の物質を
脱イオン水で固体含量約10%まで希釈した。
【表9】 成 分 量(g) ポリマー溶液(固体含量40%) 100 水酸化カリウム(脱イオン水中45%溶液) 11 脱イオン水 289 合計 400 固体重量% 10 pH:8
【0043】分散体の製造2 下記はエトキシトリエチレングリコールメタクリレート
ETEGMAのAブロック、ベンジルメタクリレートB
ZMAのBブロック及びメタクリル酸MAAのCブロッ
クからなるABCトリブロックポリマーを製造する実施
例である(ETEGMA//BZMA//MAA 4/
/12//12)。12リッターのフラスコに機械式撹
拌機、温度計、窒素ガス導入孔、乾燥管出口、及び添加
漏斗を装備した。テトラヒドロフラン(THF)370
1g及びメシチレン13.7gをフラスコに充填した。
次に触媒のテトラブチルアンモニウムm−クロロベンゾ
エートのアセトニトリル中1.0M溶液の2.4mlを添加
した。開始剤の1,1−ビス(トリメチルシロキシ)−
2−メチルプロペン180.1g(0.776モル)を注
入した。供給物I(テトラブチルアンモニウムm−クロ
ロベンゾエート、アセトニトリル中1.0M溶液の2.4
ml)の供給を開始し、185分かけて添加した。供給物
II[トリメチルシリルメタクリレート1471g(9.
30モル)]の供給を0.0分に開始し、45分かけて
添加した。供給物IIの供給完了後(モノマーの99%以
上が反応した)180分に供給物III[ベンジルメタク
リレート1639g(9.31モル)]の供給を開始
し、30分間添加した。供給物IIIの供給完了後(モノ
マーの99%以上が反応した)40分に供給物IV[エト
キシトリエチレングリコールメタクリレート765g
(3.10モル)]の供給を開始し、30分間添加し
た。400分後、メタノール720gを上記溶液に添加
して蒸留を開始した。蒸留の第一段階の間に764.0
gの物質が除かれた。次いでさらにメタノール304.
0gを添加し、そしてさらに1992.0gの物質が溜
去された。最後にI−プロパノールを合計480g添加
した。合計2756gの溶媒が除かれた。固体含量4
9.7%であった。ポリマーはETEGMA//BZM
A//MAA 4//12//12の組成であった。分
子量はMn=4,200であった。
【0044】分散体の製造3 この実施例は顔料の分散に使用するカチオン性ポリマー
の製造を示す。それはBzMA//DMAEMA 10
//20ジブロックポリマーである。12リッターのフ
ラスコに機械式撹拌機、温度計、窒素ガス導入孔、乾燥
管出口、及び添加漏斗を装備した。テトラヒドロフラン
(THF)4002g及びp−キシレン7.7gをフラ
スコに充填した。次に触媒のテトラブチルアンモニウム
m−クロロベンゾエートのアセトニトリル中1.0M溶
液の2.0mlを添加した。開始剤の1−メトキシ−1−
トリメチルシロキシ−2−メチルプロペン155.1g
(0.891モル)を注入した。供給物I〔2−ジメチ
ルアミノエチルメタクリレート DMAEMA、280
1g(17.8モル)〕の供給を開始し、45分かけて添加
した。供給物Iの供給完了後(モノマーの99%以上が
反応した)100分に供給物II〔ベンジルメタクリレー
ト1568g(8.91モル)〕の供給を開始し、30分間
添加した。400分に乾燥メタノール310gを上記溶
液に添加して蒸留を開始した。合計1725gの溶媒が
除かれた。蒸留完了後I−プロパノール1783gを添
加した。これにより固体含量49.6%そしてMn=50
00のBZMA//DMAEMA 10//20ジブロ
ックポリマーが得られた。
【0045】顔料分散体の製造1 1リッターのビーカーに機械式撹拌機を取り付けた。ビ
ーカーに分散体1の94g及び水13gを入れた。撹拌
しながら18.7gのFW18 黒色顔料(DegussaCorp製, R
idgefield Park, NJ)少しずつ添加した。混合物が十分
に混合物したら、それをM-110F型マイクロフリューダイ
ザー(Microfluidics Corp., Newton,MA)を5回通し
た。フリュイダイザー処理後の粒子の大きさは108nm
であり、分散体の顔料濃度は15%であった。
【0046】顔料分散体の製造2 この実施例はETEGMA/BzMA/MAA 4/12/12トリブロッ
クポリマー及び2本ロールミルを使用するアニオン性シ
アン顔料分散体の製造を示す。シアン顔料分散体は次の
手順で製造した。下表の成分を混合した。
【表10】 成 分 量(g) 製造2からの分散体ポリマー(固体含量49.7%) 402.4 フタロシアニン顔料 300 ジエチレングリコール 45 次にこの混合物を2本ロールミルに充填し、30分間処
理した。これにより顔料55%及びポリマー36.7%
を含有する顔料分散体を得た。次に2本ロールミルチッ
プを水酸化カリウムを中和剤として使用して溶解し、水
性顔料濃厚物を得た。水性顔料分散体濃厚物は下表の成
分を適度に撹拌しながら混合して製造した。
【表11】 成 分 量(g) 顔料分散体 72.7 KOH45.9%水溶液 9 脱イオン水 318 これによりKOHで中和したポリマーから9.55%の
顔料を含有しそして90モル%の酸性基を有する水性顔
料濃厚物を得た。
【0047】顔料分散体の製造3 この実施例はBzMA//DMAEMA 10//20
ジブロックポリマー及び2本ロールミルを使用するカチ
オン性シアン顔料分散体の製造を示す。シアン顔料分散
体は次の手順で製造した。下表の成分を混合した。
【表12】 成 分 量(g) ポリマー製造3からのポリマー 203.0 Heliogen 7072DD PB15 顔料(BASF から入手) 150.0 1−プロパノール 450.0 次にこの混合物を2本ロールミルに充填し、45分間処
理した。これにより顔料60%及びポリマー40%を含
有する顔料分散体チップを得た。そのP/D=1.5/
1であった。次に2本ロールミルチップをリン酸を中和
剤として使用して水性顔料濃厚物を得た。水性シアン顔
料分散体濃厚物は下表の成分を適度に撹拌しながら混合
して製造した。
【0048】
【表13】 成 分 量(g) シアン顔料分散体(分散体製造2から) 33.3 リン酸(86.0%) 5.47 脱イオン水 161.23 これによりリン酸で中和したポリマーから10%の顔料
及び90モル%のアミン基を含有する水性シアン顔料濃
厚物を得た。
【0049】実施例 1 下表の成分を磁気撹拌により10〜15分間混合してイ
ンクを製造した。
【表14】 成 分 量(g) 顔料分散体1 26.7 2−ピロリドン 6 Liponics(R) EG-1(Lipo Chemical Co製, Paterson, NJ) 8 脱イオン水 62.3
【0050】コアシェルエマルジョン添加物含有インク
及び対照インクの試験方法 エマルジョン製造例1〜5に記述したコアシェルエマル
ジョン添加物3重量%を等しい量の上記インクに添加し
た。このインクをHewlett Packard DeskJet(R)プリンタ
ー(Hewlett Packrd社製, Palo Alto, CA)を使用して
1/8インチの間隔をあけた7本の平行な1/8インチ
の黒色実線のパターンに噴射した。すべての場合、画質
及びペンの作動は優れていた。画像を24時間置き、そ
の後市販の黄色ハイライターペンを用いて2回標識付け
した。紙の画像のない部分への黒色のにじみを測定し
た。エマルジョン製造例1〜5に記述したコアシェルエ
マルジョン(3重量%)を含有するすべてのインクは次
表の結果から分かるようにハイライター汚れの劇的な改
良が認められた。
【0051】
【表15】 インク試料 元の光学濃度 にじみの光学濃度 黒色インク(対照) 1.57 0.250 黒色インク+コアシェル 1.53 0.070 エマルジョン1★ 黒色インク+コアシェル 1.54 0.055 エマルジョン2★ 黒色インク+コアシェル 1.50 0.125 エマルジョン3★ 黒色インク+コアシェル 1.49 0.075 エマルジョン4★ 黒色インク+コアシェル 0.060 エマルジョン5★ ★すべてのエマルジョンは対照インクに3重量%添加した。
【0052】実施例2 インクをシアン顔料分散物から作った。分散体はGTP
で作ったETEGMA//BzMA//MAA 4//
12//12ブロックターポリマーであった。顔料は2
本ロールミル中でこのポリマーで分散させた。インクの
組成は下表の通りであった。
【表16】 成 分 量(重量%) フタロシアニン顔料 2.5 2−ピロリドン 6.5 Liponics(R) EG-1 (Lipo Chemicals社製, Paterson, NJ) 5.0 イソプロパノール 2.0 Multranol(R) 4012 (Miles, Inc製, Pittsburgh, PA) 1.5 実施例のインクはフルオロポリマーエマルジョン製造1
からのPTEE/PSEPVE4.3%を含有してい
た。
【0053】フルオロポリマーエマルジョン添加剤含有
インク及び対照インクの試験方法 これらのインクはHewlett-Pckard 550C プリンターに取
り付けた改良ペンを用いて試験した。液滴重量はペンを
分析用天秤上の皿の中に発射し、平均液滴重量を算出す
ることにより測定した。液量変動はペンの発射エネルギ
ーがその作動の間を通じて変動することによる液滴量に
おける変動である。
【0054】水堅牢性は一連の印刷した線の上に水を滴
下し、乾燥後流出部の光学濃度を測定することにより評
価した。水の滴下は印刷後最初にそして1時間及び24
時間遅らせた後に評価した。ハイライター汚れは酸及び
塩基ハイライターを一連の印刷線上に流し、にじみ出た
インクの光学濃度を測定して評価した。摩擦試験はSuth
erlandインク摩擦試験機を使用して30回こする乾燥摩
擦を実行した。試験は印刷直後行った。こすり落とされ
たインクの最大光学濃度を測定した。
【0055】
【表17】 PTEE/PSEPVEエマルジョンを含有するインク
は液滴量変動から評価して改良されたペンの作動が得ら
れた。エマルジョンなし又はアクリル系エマルジョンを
用いた場合のペンエネルギーの変動より変動の程度が小
さい。これらのインクは印刷直後の改良された開始時の
水堅牢性、並びにポリマー無添加に比べてハイライト試
験における少ない汚れ及び良好な耐摩耗性も示した。
【0056】実施例3 対照インク3 シアンインクを下表の処方により作った。
【表18】 成 分 量(g) 製造3からのシアン分散体 10 2−エチル−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール 18 脱イオン水 72
【0057】実施例インク3 シアンインクを下表の処方により作った。
【表19】 成 分 量(g) シアン分散体濃厚物1 10 2−エチル−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール 18 エマルジョンポリマー6 15 脱イオン水 57 対照インク3及びインク実施例3をギルバートボンド紙
に付着させた。画像の耐水滴下及び2回標識付ハイライ
ター摩耗性を、画像を紙に付着後5分、1時間及び24
時間の間隔で測定した。
【0058】1〜4の評点を使用する。水滴下に対する
耐性については評点1を最良、評点4を最低とする。
【表20】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミラン・ボーフスラーフ・ベツドナーレク アメリカ合衆国デラウエア州19803.ウイ ルミントン.クウインシードライブ1314 (72)発明者 エドワード・ジヨージ・ハワード・ジユニ ア アメリカ合衆国デラウエア州19707.ホツ ケシン.オールドパブリツクロード844 (72)発明者 カスリン・エイミー・パールスタイン アメリカ合衆国デラウエア州19810.ウイ ルミントン.ブランデイウツドドライブ 2134 (72)発明者 スーデベー・トロンソン アメリカ合衆国カリフオルニア州94070. サンカーロス.ロツクリツジロード123

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像の保全性を改良する有効量のコアシ
    ェル又はテトラフルオロエチレンエマルジョンポリマー
    を含有する改良された水性キャリア媒体及び不溶性着色
    剤を含有するインク。
  2. 【請求項2】 エマルジョンポリマーがインクの全重量
    に基づいて0.01〜5重量%の量で存在するサーマル
    インクジェット印刷に適合する請求項1に記載のイン
    ク。
  3. 【請求項3】 アクリレート、メタクリレート及びそれ
    らの混合物からなる群より選ばれるモノマーから製造し
    た周囲温度より低いTgの成分を有するコアシェルエマ
    ルジョンポリマーを含有する請求項2に記載のインク。
  4. 【請求項4】 モノマーがブチル、エチル、エチルヘキ
    シル、メチル、ヒドロキシエチル、プロピル、エトキシ
    エチル及びベンジルアクリレートからなる群より選ばれ
    るアクリレートである請求項3に記載のインク。
  5. 【請求項5】 モノマーがエチルヘキシル、ラウリル、
    オクチル、ヘキシル、アセチルアセトキシ、n−ブチ
    ル、トリス(トリメチルシロキシ)−シリルプロピルメ
    タクリレートからなる群より選ばれるメタクリレートで
    ある請求項3に記載のインク。
  6. 【請求項6】 周囲温度より高いTgの成分を有する請
    求項3に記載のインク。
  7. 【請求項7】 成分がスチレン、メチルスチレン、ビニ
    ルピロリドン、メタクリレート及びそれらの混合物から
    なる群より選ばれるモノマーから製造される請求項6に
    記載のインク。
  8. 【請求項8】 モノマーがイソブチル、メチル、ヒドロ
    キシエチル、イソボルニル、プロピル、ベンジル、エチ
    ル、シクロヘキシル、ベンジル及びグリシジルメタクリ
    レートからなる群より選ばれるメタクリレートである請
    求項7に記載のインク。
  9. 【請求項9】 低いTgセグメントが55〜95重量%
    のコアシェルエマルジョンポリマーを含有し、そして高
    いTgセグメントが5〜45重量%のコアシェルエマル
    ジョンポリマーを含有する請求項6に記載のインク。
  10. 【請求項10】 0.1〜8%の顔料、0.1〜8%のブ
    ロックコポリマー分散剤、及び70〜97.5%の水性
    キャリア媒体を含有し、ここで前記百分率は全インク組
    成物の重量百分率である請求項9に記載のインク。
  11. 【請求項11】 エマルジョンポリマーがインクの全重
    量に基づいて固体含量5.1〜20重量%の量で存在す
    る連続流れ、圧電式、又はエアブラシ印刷用に適合する
    請求項1に記載のインク。
  12. 【請求項12】 アクリレート、メタクリレート及びそ
    れらの混合物からなる群より選ばれるモノマーから製造
    した周囲温度より低いTgの成分を有するコアシェルエ
    マルジョンポリマーを含有する請求項11に記載のイン
    ク。
  13. 【請求項13】 モノマーがブチル、エチル、エチルヘ
    キシル、メチル、ヒドロキシエチル、プロピル、エトキ
    シエチル及びベンジルアクリレートからなる群より選ば
    れるアクリレートである請求項12に記載のインク。
  14. 【請求項14】 モノマーがエチルヘキシル、ラウリ
    ル、オクチル、ヘキシル、アセチルアセトキシ、n−ブ
    チル、トリス(トリメチルシロキシ)−シリルプロピル
    メタクリレートからなる群より選ばれるメタクリレート
    である請求項12に記載のインク。
  15. 【請求項15】 周囲温度より高いTgの成分を有する
    請求項12に記載のインク。
  16. 【請求項16】 成分がスチレン、メチルスチレン、ビ
    ニルピロリドン、メタクリレート及びそれらの混合物か
    らなる群より選ばれるモノマーから製造される請求項1
    5に記載のインク。
  17. 【請求項17】 モノマーがイソブチル、メチル、ヒド
    ロキシエチル、イソボルニル、プロピル、ベンジル、エ
    チル、シクロヘキシル、ベンジル及びグリシジルメタク
    リレートからなる群より選ばれるメタクリレートである
    請求項16に記載のインク。
  18. 【請求項18】 低いTgセグメントが55〜95重量
    %のコアシェルエマルジョンポリマーを含有し、そして
    高いTgセグメントが5〜45重量%のコアシェルエマ
    ルジョンポリマーを含有する請求項15に記載のイン
    ク。
  19. 【請求項19】 0.1〜8%の顔料、0.1〜8%のブ
    ロックコポリマー分散剤、及び70〜97.5%の水性
    キャリア媒体を含有し、ここで前記百分率は全インク組
    成物の重量百分率である請求項18に記載のインク。
  20. 【請求項20】 式 【化1】 (式中、RfはF、Cl、又はC1〜C10ペルフルオロア
    ルキル基であり、そしてWはF、Cl、またはOHであ
    る)の基で表される懸垂側鎖を有するテトラフルオロエ
    チレンエマルジョンポリマーを含有する請求項1に記載
    のインク。
  21. 【請求項21】 懸垂側鎖の中のWがFである請求項1
    2に記載のインク。
  22. 【請求項22】 テトラフルオロエチレンエマルジョン
    ポリマーがフッ素化ビニル化合物を式 【化2】 (式中、RfはF、Cl、又はC1〜C10ペルフルオロア
    ルキル基である)の少なくとも1個の基を有するモノマ
    ーと反応させることにより製造される請求項20に記載
    のインク。
  23. 【請求項23】 テトラフルオロエチレンエマルジョン
    がテトラフルオロエチレン及びペルフルオロ(3,6−
    ジオキサ−4−メチル−7−オクテンスルホニルフルオ
    リド)のコポリマーである請求項22に記載のインク。
  24. 【請求項24】 テトラフルオロエチレンエマルジョン
    がテトラフルオロエチレンと、ペルフルオロ−3,6−
    ジオキサ−5−トリフルオロメチル−オクト−7−エニ
    ルスルホニルフルオリド;メチルペルフルオロ−4,7
    −ジオキサ−5−トリフルオロメチル−ノン−8−エン
    カルボキシレート;PSEPVE、酸形態;ヘキサフル
    オロプロピレン;及びペルフルオロメチルエチルエーテ
    ルからなる群より選ばれる少なくとも1種のモノマーと
    のコポリマーである請求項20に記載のインク。
  25. 【請求項25】 0.1〜8%の顔料、0.1〜8%のブ
    ロックコポリマー分散剤、及び70〜97.5%の水性
    キャリア媒体を含有し、ここで前記百分率は全インク組
    成物の重量百分率である請求項20に記載のインク。
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