JPH10195191A - ポリオキシアルキレンポリオールならびにポリマー分散ポリオールの製造方法 および それを用いた軟質ポリウレタン発泡体の製造方法 - Google Patents

ポリオキシアルキレンポリオールならびにポリマー分散ポリオールの製造方法 および それを用いた軟質ポリウレタン発泡体の製造方法

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JPH10195191A
JPH10195191A JP9005725A JP572597A JPH10195191A JP H10195191 A JPH10195191 A JP H10195191A JP 9005725 A JP9005725 A JP 9005725A JP 572597 A JP572597 A JP 572597A JP H10195191 A JPH10195191 A JP H10195191A
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polymer
polyoxyalkylene polyol
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flexible polyurethane
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JP9005725A
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Kazuhiko Okubo
和彦 大久保
Masashi Obata
雅司 小幡
Satoshi Yamazaki
聡 山崎
Seijiro Sakai
誠二郎 境
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Mitsui Chemicals Inc
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Mitsui Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 ポリオキシアルキレンポリオールを下記
のA,B,Cの方法から選ばれた1種または2種以上を
用いて精製するポリオキシアルキレンポリオールの製造
方法。 A:温度60℃〜160℃で、減圧条件下、不活性ガス
をポリオキシアルキレンポリオールの液中および/また
は気相部に導入する方法。 B:温度60℃〜160℃で薄膜蒸発機を用いる方法。 C:モレキュラーシーブスおよび/または活性炭をポリ
オキシアルキレンポリオールに接触させ、濾過によりモ
レキュラーシーブスおよび/または活性炭を除去する方
法。 【効果】 ポリオキシアルキレンポリオールとポリマー
分散ポリオールから臭いの原因となる揮発成分を効率良
く、経済的に除去することが出来、さらに上記ポリオー
ルを用いて無臭の軟質ポリウレタン発泡体を得ることが
出来、不快な臭いの無い快適な使用条件を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリオキシアルキレ
ンポリオールの精製方法およびポリマー分散ポリオール
の精製・製造方法に関する。さらにそれらを用いた軟質
ポリウレタン発泡体の製造方法に関する。詳しくは本発
明はポリウレタン樹脂や発泡体、界面活性剤の原料とし
て用いられるポリオキシアルキレンポリオールの精製方
法、およびポリウレタン発泡体の原料として用いられる
ポリマー分散ポリオールの精製・製造方法に関するもの
である。さらに車両用シートパッド、家具、寝具等に広
く用いられている軟質ポリウレタン発泡体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ポリウレタン原料に用いられているポリ
オキシアルキレンポリオールは、通常、活性水素化合物
開始剤にアルカリ金属重合触媒等のアルカリ性触媒の存
在下アルキレンオキシドを開環付加重合して得られる。
これらは通常、アルカリ金属重合触媒を含む粗製ポリオ
キシアルキレンポリオールに水と鉱酸または有機酸から
なる中和剤を加える中和工程、次いで得られた液を脱水
乾燥後、析出したアルカリ金属塩を濾過する脱塩工程を
へて生産されている。
【0003】また、ポリマー分散ポリオールはポリオキ
シアルキレンポリオール中でアゾビスイソブチロニトリ
ル(以下AIBNと略記する)を開始剤として不飽和結
合を有する化合物をラジカル重合させて得られる。この
ポリマー分散ポリオールは反応機内で加熱・減圧下に未
反応の不飽和結合を有する化合物やAIBN、AIBN
の分解生成物であるテトラメチルサクシノニトリル等を
除去して製造される。この除去には薄膜蒸発機も用いら
れる。これらの公知のポリマー分散ポリオールの製造方
法は特公昭57−5835号公報に詳細に記載されてい
る。
【0004】これら従来の製造方法で製造されたポリオ
キシアルキレンポリオールやポリマー分散ポリオール
は、使用に際して化学的、物理的観点からの大きな問題
は無かったが、その製品に臭いが有ることが近年問題と
なってきている。さらにそれらを用いて製造された界面
活性剤や樹脂、発泡体等のウレタン製品の臭いも問題で
ある。この臭いは製造あるいは使用時に人に不快感を与
えることにより快適な製造あるいは使用を妨げる。
【0005】また、軟質ポリウレタン発泡体はポリオキ
シアルキレンポリオールやポリマー分散ポリオールおよ
びそれらの混合物に発泡剤としての水、必要により架橋
剤、シリコーン整泡剤、触媒その他助剤を加えて混合
し、さらにトルイレンジイソシアネートやジフェニルメ
タンジイソシアネートの誘導体等を反応させて発泡硬化
させて製造されているが、この軟質ポリウレタン発泡体
は特に車両などの比較的狭く密閉性の高い空間でシート
パッドとして使用される場合には、その臭いが大きな問
題となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ポリ
オキシアルキレンポリオールとポリマー分散ポリオール
から臭いの原因となる揮発成分を効率良く、経済的に除
去する方法を提供し、さらに臭い成分を低減したポリオ
キシアルキレンポリオールとポリマー分散ポリオールを
用いて大幅に臭いが低減された軟質ポリウレタン発泡体
およびその製造方法を提供し、不快な臭いの無い快適な
製造および使用環境を確保することにある。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明者らは、上記目的を
解決する為に鋭意検討した結果、特定の方法によってポ
リオキシアルキレンポリオールとポリマー分散ポリオー
ルを精製または製造することによって臭いの原因となる
揮発成分を効率良く、経済的に除去し得ること、並びに
このポリオキシアルキレンポリオールとポリマー分散ポ
リオールを用いて得られた軟質ポリウレタン発泡体の臭
いが低減できることを見出し、遂に本発明を完成させる
に至った。
【0008】即ち本発明は、ポリオキシアルキレンポリ
オールを下記のA,B,Cの方法から選ばれた1種また
は2種以上の方法で精製処理することを特徴とするポリ
オキシアルキレンポリオールの製造方法である。 A:温度60℃〜160℃で、減圧条件下、不活性ガス
をポリオキシアルキレンポリオールの液中および/また
は気相部に導入する方法。 B:温度60℃〜160℃で薄膜蒸発機を用いる方法。 C:モレキュラーシーブスおよび/または活性炭をポリ
オキシアルキレンポリオールに接触させた後、濾過によ
りモレキュラーシーブスおよび/または活性炭を除去す
る方法。
【0009】さらにこの方法で精製したポリオキシアル
キレンポリオール中で不飽和結合を有する化合物をラジ
カル重合することを特徴とするポリマー分散ポリオール
の製造方法であり、製造されたポリマー分散ポリオール
に上記のA,B,Cから選ばれた1種または2種以上を
用いた精製工程を行うポリマー分散ポリオールの製造方
法であり、製品として既に製造されたポリマー分散ポリ
オールを再度薄膜蒸発機を用いて精製することを特徴と
するポリマー分散ポリオールの製造方法である。
【0010】また、ポリマー分散ポリオール中の揮発成
分の総量が800ppm以下であるポリマー分散ポリオ
ールを用いることを特徴とする軟質ポリウレタン発泡体
およびその製造方法であり、ポリオキシアルキレンポリ
オール中の揮発成分の総量が800ppm以下であるポ
リオキシアルキレンポリオールを用いることを特徴とす
る軟質ポリウレタン発泡体およびその製造方法である。
【0011】すなわち本発明は以下の(1)〜(9)を
提供するものである。 (1) ポリオキシアルキレンポリオールを下記のA,
B,Cの方法から選ばれた1種または2種以上の方法で
精製処理することを特徴とするポリオキシアルキレンポ
リオールの製造方法。 A:温度60℃〜160℃で、減圧条件下、不活性ガス
をポリオキシアルキレンポリオールの液中および/また
は気相部に導入する方法。 B:温度60℃〜160℃で薄膜蒸発機を用いる方法。 C:モレキュラーシーブスおよび/または活性炭をポリ
オキシアルキレンポリオールに接触させた後、濾過によ
りモレキュラーシーブスおよび/または活性炭を除去す
る方法。 (2) (1)記載の方法で精製したポリオキシアルキ
レンポリオール中で不飽和結合を有する化合物をラジカ
ル重合することを特徴とするポリマー分散ポリオールの
製造方法。 (3) ポリマー分散ポリオールに(1)記載のA,
B,Cから選ばれた1種または2種以上の方法で精製処
理を行うことを特徴とするポリマー分散ポリオールの製
造方法。 (4) ポリオキシアルキレンポリオール中の揮発成分
の総量が800ppm以下であるポリオキシアルキレン
ポリオールを用いることを特徴とする軟質ポリウレタン
発泡体。
【0012】(5) ポリマー分散ポリオール中の揮発
成分の総量が800ppm以下であるポリマー分散ポリ
オールを用いることを特徴とする軟質ポリウレタン発泡
体。 (6) (1)記載のポリオキシアルキレンポリオール
と、(2)および/または(3)記載のポリマー分散ポ
リオールのいずれか一方もしくは両方を用いることを特
徴とする軟質ポリウレタン発泡体。 (7) ポリオキシアルキレンポリオールを精製処理し
て、該ポリオキシアルキレンポリオール中の揮発成分の
総量を800ppm以下としてから使用することを特徴
とする軟質ポリウレタンの製造方法。 (8) ポリマー分散ポリオールを精製処理して、該ポ
リマー分散ポリオール中の揮発成分の総量を800pp
m以下としてから使用することを特徴とする軟質ポリウ
レタン発泡体の製造方法。 (9) (1)記載のポリオキシアルキレンポリオール
と、(2)および/または(3)記載のポリマー分散ポ
リオールのいずれか一方もしくは両方を用いることを特
徴とする軟質ポリウレタン発泡体の製造方法。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明をさらに詳しく説明
する。本発明におけるポリオキシアルキレンポリオー
ル、すなわち粗製ポリオキシアルキレンポリオールとし
ては、活性水素化合物開始剤にアルカリ金属化合物重合
触媒存在下、アルキレンオキシドを付加重合して得られ
るあらゆる分子量のものが挙げられる。活性水素化合物
開始剤としては、公知のもので差し支えなく、例えばメ
タノール、エタノール、ブタノール等の1価アルコー
ル、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール等
の2価アルコール、グリセリン、ペンタエリスリトー
ル、ソルビトール、砂糖等の多価アルコール、モノエタ
ノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールア
ミン等のアルカノールアミン類、エチレンジアミン等の
脂肪族アミン類、アニリン、トルエンジアミン、ジフェ
ニルメタンジアミン等の芳香族アミン類、ビスフェノー
ルA、ノボラック等のフェノール化合物 および 水が
ある。また、これら活性水素化合物開始剤に公知の方法
でアルキレンオキシドを付加させて得られるポリオキシ
アルキレンポリオールも活性水素化合物開始剤として使
用できる。
【0014】本発明において使用するアルキレンオキサ
イドとしては、プロピレンオキシド、エチレンオキシ
ド、ブチレンオキシド、スチレンオキシド等の公知のも
のが挙げられ、これらは2種類以上併用して用いること
もできる。また、アルキレンオキシドの付加量として
は、特に限定されないが通常、活性水素化合物中の水酸
基1モルに対して1〜90モルの範囲が好ましい。ま
た、これらの付加重合は、公知の方法及び条件下で行う
ことができる。
【0015】本発明におけるアルカリ金属化合物重合触
媒としては、金属ナトリウム、水酸化ナトリウム、金属
カリウム、水酸化カリウム、金属ルビジウム、水酸化ル
ビジウム、金属セシウム、水酸化セシウムまたはその1
水和物が挙げられる。これらの触媒は、活性水素化合物
開始剤あるいはポリオキシアルキレンポリオールに添加
した後、加熱脱水または脱水素し、活性水素化合物をア
ルコラート化してアルキレンオキシド付加重合を行うの
が望ましいが、場合によりそのまま用いてもよい。アル
カリ金属重合触媒量としては、アルキレンオキシド付加
重合後のポリオキシアルキレンポリオール100重量部
に対して0.01〜5重量部の範囲が好ましい。
【0016】上記の方法により得られた粗製ポリオキシ
アルキレンポリオール中のアルカリ金属化合物重合触媒
は中和除去することが必要である。この中和方法として
は、50〜120℃の条件下で水、リン酸等の中和剤を
添加することにより行うことができる。水は工業用水、
イオン交換水、蒸留水等が目的に応じて使用され、添加
量としては0.05%〜30wt%が好ましい。中和剤
としては、具体的には鉱酸では、例えば、リン酸、塩
酸、硫酸、亜硫酸等が、有機酸では、ぎ酸、シュウ酸、
コハク酸、酢酸、マレイン酸等が挙げられる。これらの
中和剤は、単独使用することもできるが2種以上混合使
用してもよい。
【0017】また、場合により上記中和処理後に、必要
に応じ吸着剤を用いて吸着処理することもできる。吸着
剤としては合成ケイ酸マグネシウムが好ましく用いら
れ、トミックス−AD600NS、トミックス−AD6
00B、トミックスAD−300(富田製薬社製)、キ
ョーワード400、キョーワード600(協和化学工業
社製)等各種の商品名で市販されている。
【0018】本発明におけるポリオキシアルキレンポリ
オールの精製方法A,B,Cについて以下に詳しく解説
する。最初に、Aとしては、 A:温度60℃〜160℃で窒素等の不活性ガスを0.
01m3〜10m3/時の流量でポリオキシアルキレンポ
リオールまたはポリマー分散ポリオール中に導入し残存
する微量の揮発成分(臭いの原因物質)を除去する。こ
の時の圧力は特に限定はされないが0.1〜50mmH
gが望ましい。この不活性ガスは、例えば窒素ガス、ヘ
リウムガス等が挙げられるが、中でも窒素ガスが好まし
く用いられる。
【0019】次にBとしては、 B:温度60℃〜160℃、窒素雰囲気下、0.1〜5
0mmHgで薄膜蒸発機で揮発成分を除去する方法であ
る。最後にCとしては、 C:モレキュラーシーブスおよび/または活性炭とポリ
オキシアルキレンポリオールを接触させて低分子量の揮
発成分を除去する方法である。このときの温度は特に限
定されないが10℃〜150℃が好ましい。接触の方法
は特に限定はされないが、通常ポリオキシアルキレンポ
リオール中にモレキュラーシーブスおよび/または活性
炭を投入し撹拌した後、濾過する方法や、カラム状の容
器にモレキュラーシーブスおよび/または活性炭を充填
しそこにポリオキシアルキレンポリオールを流通させる
方法等が挙げられる。モレキュラーシーブスとしては通
常ゼオライト製のものが用いられ、空孔のサイズは目的
に応じて3Aまたは4A等が単独または組み合わせて用
いられる。
【0020】これら、上記のA,B,Cの精製方法は単
独で用いても、または2種以上組み合わせて用いても良
く、本発明の主旨に適合する。さらに、アルカリ金属化
合物重合触媒以外の触媒、例えば複合金属シアノ錯体、
ホスファゼン系化合物等を用いて重合されたポリオキシ
アルキレンポリオールにもこのA,B,Cの精製方法を
単独または2種以上組み合わせて用いても差し支えな
い。
【0021】本発明の方法で除去される臭いの原因とな
るものとして、以下に説明する揮発成分が主たる原因物
質である。この揮発成分とは、その詳細な組成や成分は
特定されないが、沸点が150℃未満、分子量500以
下の低分子化合物であり、具体的には芳香族または脂肪
族のアルデヒド化合物、アルコール化合物、カルボン酸
化合物、アクリロニトリル単量体やオリゴマー、スチレ
ン単量体やオリゴマー、AIBN、テトラメチルサクシ
ノニトリルおよびその誘導体等を指すが、本発明の主旨
はここに例示した化合物に限定されるものではない。こ
れらの臭いの原因となる低分子量化合物からなる揮発成
分は従来の製造方法のみでは完全に除去できず、本発明
により初めて実質的に除去することが可能となったもの
であり、まさに画期的なものである。これらの揮発成分
を除去したポリオキシアルキレンポリオールはポリマー
分散ポリオールの合成に用いても臭いを軽減することが
できる。
【0022】本発明におけるポリマー分散ポリオールと
は、ポリオキシアルキレンポリオールにアクリロニトリ
ルやスチレンのような不飽和結合を有する化合物を、必
要により連鎖移動剤や、分散安定化剤とともに混合し、
AIBNのようなラジカル開始剤で不飽和単量体をラジ
カル重合させることにより得られる。このときの不飽和
単量体のポリオキシアルキレンポリオール中の濃度は通
常5〜60重量%である。反応温度としては60℃〜1
60℃である。圧力は常圧から10kg/cm 2であ
る。反応が終了したポリマー分散ポリオールはその後、
反応機内で加熱(60〜160℃)、減圧(窒素雰囲気
下で圧力0.1〜50mmHg)するか、スミス蒸発機
等の薄膜蒸発機(60〜160℃、窒素雰囲気下で圧力
0.1〜50mmHg)で未反応の不飽和結合含有化合
物とAIBN、およびAIBN分解生成物を除去して製
品となる。得られた製品中の重合体の濃度は、ポリマー
分散ポリオール中に通常2〜55重量%である。
【0023】しかし、このような通常の方法で製造され
たポリマー分散ポリオールには臭いが残るので、このポ
リマー分散ポリオールに対して本発明の精製法A、B,
Cから選ばれた1種または2種を行うことにより実質的
に無臭化することが可能になる。ここで精製法Bを用い
る場合には、既に製造されたポリマー分散ポリオールを
再度薄膜蒸発機を用いて処理しても良いし、薄膜蒸発機
を製造設備に増設し、多段で揮発成分を除去するという
臭いの低減方法も好ましく使用される。さらに前述した
多段化された薄膜蒸発機と、精製法Aおよび/またはC
を組み合わせて用いることもまた有効であり、好ましい
方法である。
【0024】本発明の精製・製造方法を実施しないポリ
オキシアルキレンポリオールやポリマー分散ポリオール
中には、前記したように成分は特定されないが、ガスク
ロマトグラフ測定等の分析方法により1000ppmま
たは場合によりそれ以上の臭いの原因となる揮発成分が
存在するので、本発明の方法等によりこれら揮発成分を
800ppm以下にすることが好ましい。さらに好まし
くは600ppm以下、最も好ましくは400ppm以
下である。
【0025】本発明における軟質ポリウレタン発泡体に
ついて以下に説明する。前記したこれらのポリオキシア
ルキレンポリオール、ポリマー分散ポリオールを用い
て、水、シリコーン界面活性剤、触媒、必要により架橋
剤の存在下にイソシアネートと混合することにより軟質
ポリウレタン発泡体を製造する。水は発泡剤として使用
するが、使用量はポリオキシアルキレンポリオール、ポ
リマー分散ポリオール、またはその混合物の重量の和を
100部としたとき1〜6重量部である。
【0026】シリコーン界面活性剤としては公知のもの
が使用可能であり、具体的には、例えば、日本ユニカー
社製のL−5309、L−540、東レ・ダウ・コーニ
ング社製SRX−274C等が挙げられ、その使用量は
0.5部〜5部程度用いられる。触媒としては、具体的
には、例えば活材ケミカル社製L−1020、TMDA
等の他、オクタン酸スズ等の金属触媒等の従来公知のも
のが使用でき、その量としては0.001〜3部程度が
使用できる。
【0027】架橋剤は必要により使用することができ
る。具体的には例えば、従来公知のものとしてジエタノ
ールアミン、トリエタノールアミン、グリセリン等が挙
げられる。その使用量は0.5〜10部程度である。ま
た必要に応じて公知の難燃剤、顔量等を添加してもなん
ら差し支え無い。
【0028】本発明に用いるイソシアネートとしては、
具体的には、例えばトルイレンジイソシアネート、ポリ
メリックジフェニルメタンジイソシアネート、ジフェニ
ルメタンジイソシアネートおよびそのウレタン変性体、
カルボジイミド変性体等の誘導体が単独または複数種混
合して用いられる。これら軟質ポリウレタン発泡体の製
造方法としては上部が解放された容器で自由に発泡硬化
される、いわゆるスラブフォームとして製造される他、
金型内で発泡硬化する、いわゆるモールドフォームとし
て製造される。
【0029】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明について説明す
る。実施例、比較例中の百分率や部はそれぞれ重量%、
重量部(ポリオキシアルキレンポリオールとポリマー分
散ポリオールの和を100部としたときの重量部)であ
り、水酸基価、総不飽和度はJIS K1557に準拠
して測定された数値である。
【0030】比較例1 グリセリン1molに対して水酸化セシウム0.23m
olを加え、100℃で6時間減圧脱水後、プロピレン
オキシドを反応温度80℃、最大反応圧力3.5kg/
2で付加重合し、反応終了後系内の未反応POを減圧
除去し、粗製ポリオキシアルキレンポリオール(以下粗
ポリオールと省略)を得た。次に、粗ポリオールに10
重量%の水と水酸化セシウムと当モルの燐酸を加え中和
を行った。中和後、添加水を脱水除去して析出したセシ
ウム塩を濾過しポリオキシアルキレンポリオールを得
た。得られたポリオキシアルキレンポリオールの水酸基
価は28mgKOH/g、粘度1100cps/25℃
であった。このポリオキシアルキレンポリオールをポリ
オキシアルキレンポリオールAとする。
【0031】得られたポリオキシアルキレンポリオール
Aの揮発成分の分析は以下のようにして行った。密閉容
器にポリオキシアルキレンポリオールを秤量後、100
℃、30分の条件で加熱し、気相部のガスを高純度ヘリ
ウムと共に吸着剤テナックスTA(GLサイエンス社
製)充填カラムに流し、揮発成分を吸着させる。その
後、加熱脱着装置を設置したガスクロマトグラフ装置
(GLサイエンス社製)にて揮発成分の定量を行った。
カラムはキャピラリーカラム(10m)を用い、キャリ
アーガスはヘリウムであり、30℃〜150℃まで昇
温、150℃で温度保持40分、150℃〜300℃の
昇温モードの条件で行い、150℃保持終了までの揮発
成分のピーク面積から揮発成分の総量を算出したところ
900ppmであった。この時の官能試験による臭い評
価は、「臭い有り」であった。
【0032】実施例1 比較例1のポリオキシアルキレンポリオールAを温度1
00℃で窒素ガスを0.5m3/時の流量でポリオキシ
アルキレンポリオールA4kg中に導入し残存する微量
の揮発成分(臭いの原因物質)を常圧で3時間除去し
た。揮発成分の総量は520ppmであり、官能試験結
果ではほとんど臭いが無い程度であった。このポリオキ
シアルキレンポリオールをポリオキシアルキレンポリオ
ールIとする。
【0033】比較例2 比較例1の方法に準じて、触媒として50%水酸化カリ
ウム水溶液を用いて、グリセリンにPO付加した。反応
終了後系内の未反応POを減圧除去し、次いでエチレン
オキシド(以下EOと略称)を付加し(15mol
%)、粗製ポリオキシアルキレンポリオール(以下粗ポ
リオールと省略)を得た。次に、粗ポリオールに5重量
%の水と水酸化カリウムと当モルの燐酸を加え中和を行
い、中和後、添加水を脱水除去して析出したカリウム塩
を濾過しポリオキシアルキレンポリオールを得た。得ら
れたポリオキシアルキレンポリオールは、水酸基価28
mgKOH/g、粘度1300cps/25℃、揮発成
分860ppmであり、臭いの有るポリオールであっ
た。このポリオキシアルキレンポリオールをポリオキシ
アルキレンポリオールBとする。
【0034】実施例2 比較例2のポリオキシアルキレンポリオールBから温度
130℃で窒素雰囲気下に1mmHgの減圧下、0.4
5m2の表面積を持つスミス薄膜蒸発機で揮発成分を除
去した。得られたポリオキシアルキレンポリオールの揮
発成分は10ppmであり、官能試験では無臭であっ
た。このポリオキシアルキレンポリオールをポリオキシ
アルキレンポリオールIIとする。
【0035】実施例3 モレキュラーシーブス4Aを両端に濾紙を組み込んだカ
ラムに充填し、1kg/cm2の圧力で60℃の比較例
2のポリオキシアルキレンポリオールBをポンプでカラ
ム内に圧入し、ポリオキシアルキレンポリオールBとモ
レキュラーシーブを接触させ、揮発成分を除去した。得
られたポリオキシアルキレンポリオールの揮発成分は4
50ppmであり、官能試験では無臭であった。このポ
リオキシアルキレンポリオールをポリオキシアルキレン
ポリオールIIIとする。
【0036】実施例4 比較例1のポリオキシアルキレンポリオールA4kgを
温度100℃で窒素ガスを0.3m3/時の流量でポリ
オキシアルキレンポリオールA中に導入し残存する微量
の揮発成分(臭いの原因物質)を常圧で3時間除去し
た。次いで、容器に50gの活性炭を加え60℃で3時
間撹拌後、遠心分離(15000rpm×3時間)と濾
過により活性炭を除去し、ポリオキシアルキレンポリオ
ールを得た。得られたポリオキシアルキレンポリオール
の揮発成分は230ppmであり、官能試験では無臭で
あった。このポリオキシアルキレンポリオールをポリオ
キシアルキレンポリオールIVとする。
【0037】比較例3 比較例2のポリオキシアルキレンポリオールBに22重
量%のアクリロニトリルを加え、AIBNを0.35w
t%添加して窒素雰囲気下に撹拌しながら120℃に昇
温し、2時間反応させた。その後1mmHgで3時間未
反応のアクリロニトリルとAIBN、およびその分解生
成物を除去しポリマー分散ポリオールを得た。このポリ
マー分散ポリオールは水酸基価22mgKOH/g、粘
度4200cps/25℃、ポリマー分20重量%であ
った。臭い官能評価では強い臭いが有り、揮発成分は1
800ppmであった。このポリマー分散ポリオールを
ポリマー分散ポリオールAとする。
【0038】実施例5 比較例3のポリマー分散ポリオールAから温度130℃
で窒素雰囲気下に1mmHgの減圧下、0.45m2
表面積を持つスミス薄膜蒸発機で揮発成分を除去した。
得られたポリマー分散ポリオールの揮発成分は110p
pmであり、官能試験では無臭であった。このポリマー
分散ポリオールをポリマー分散ポリオールIとする。
【0039】比較例4 比較例2のポリオキシアルキレンポリオールBに22重
量%のアクリロニトリルを加え、AIBNを0.35w
t%添加して窒素雰囲気下に撹拌しながら120℃に昇
温し、2時間反応させた。その後、温度130℃で窒素
雰囲気下に1mmHgの減圧下、0.45m2の表面積
を持つスミス薄膜蒸発機で揮発成分を除去した。このポ
リマー分散ポリオールは水酸基価22mgKOH/g、
粘度4100cps/25℃、ポリマー分20重量%で
あった。臭い官能評価では臭いが有り、揮発成分は12
00ppmであった。このポリマー分散ポリオールをポ
リマー分散ポリオールBとする。
【0040】実施例6 比較例4のポリマー分散ポリオールBから温度130℃
で窒素雰囲気下に1mmHgの減圧下、0.45m2
表面積を持つスミス薄膜蒸発機で再度揮発成分を除去し
た。得られたポリマー分散ポリオールの揮発成分は80
ppmであり、官能試験では無臭であった。このポリマ
ー分散ポリオールをポリマー分散ポリオールIIとす
る。
【0041】実施例7 実施例1のポリオキシアルキレンポリオールIに22重
量%のアクリロニトリルを加え、AIBNを0.35w
t%添加して窒素雰囲気下に撹拌しながら120℃に昇
温し、2時間反応させた。その後、温度130℃で窒素
雰囲気下に1mmHgの減圧下、0.45m2の表面積
を持つスミス薄膜蒸発機で揮発成分を除去した。このポ
リマー分散ポリオールは水酸基価22mgKOH/g、
粘度4100cps/25℃、ポリマー分20重量%で
あった。官能評価では微かに臭いが有り、揮発成分は7
80ppmであった。このポリマー分散ポリオールをポ
リマー分散ポリオールIIIとする。
【0042】比較例5 比較例2のポリオキシアルキレンポリオールB60重量
部、比較例3のポリマー分散ポリオールA40重量部、
水3重量部、シリコーン界面活性剤L−5309(日本
ユニカー社製)1.0重量部、触媒L−1020(活材
ケミカル社製:触媒の商品名)0.4重量部、触媒TM
DA(活材ケミカル社製:触媒の商品名)0.1重量
部、架橋剤ジエタノールアミン1.5重量部を混合し、
トルイレンジイソシアネート(2,4−体と2,6−体
の比率は80対20)80部とポリメリックジフェニル
メタンジイソシアネート(三井東圧化学社製:商品名コ
スモネートM−200)20部の混合物であるコスモネ
ートTM−20(三井東圧化学社製:NCO%44.8
%)を39.5部混合した。この反応混合物を3リット
ルのPP製カップに入れて室温で発泡硬化させ軟質ポリ
ウレタン発泡体(スラブ発泡体)を得た。24時間後に
軟質ポリウレタン発泡体の中心部から100mm×10
0mm×50mmの大きさのサンプルを切り出し、4リ
ットルの密閉できる金属製容器に入れ、1時間後に臭い
の官能評価を行った結果、臭いが感じられ、「臭い有
り」の評価であった。
【0043】同様にして得られた反応混合物を60℃の
400mm×400mm×100mmのアルミニュウム
製の金型に注入し発泡充填硬化させて得られた、軟質ポ
リウレタン発泡体(モールド発泡体)も同様に臭い評価
を行ったが、やはり臭いが有った。
【0044】実施例8 実施例2のポリオキシアルキレンポリオールII 60
重量部、実施例5のポリマー分散ポリオールI 40重
量部を用い、その他は比較例5と同様の方法でスラブ発
泡体とモールド発泡体を製造し、その臭い官能評価を行
った。どちらの軟質ポリウレタン発泡体も無臭であっ
た。
【0045】実施例9 実施例4のポリオキシアルキレンポリオールIV 60
重量部、比較例4のポリマー分散ポリオールB 40重
量部を用い、その他は比較例5と同様の方法でスラブ発
泡体とモールド発泡体の臭い官能評価を行った。どちら
の軟質ポリウレタン発泡体も無臭であった。
【0046】実施例10 比較例2のポリオキシアルキレンポリオールB 60重
量部、実施例6のポリマー分散ポリオールII 40重
量部を用い、その他は比較例5と同様の方法でスラブ発
泡体とモールド発泡体の臭い官能評価を行った。どちら
の軟質ポリウレタン発泡体も無臭であった。
【0047】
【発明の効果】本発明の方法によれば、ポリオキシアル
キレンポリオールおよびポリマー分散ポリオールの臭い
を低減あるいは無臭化でき、それから得られる軟質ポリ
ウレタン発泡体もその臭いを低減あるいは無臭化できる
ため、不快な臭気が無く快適な使用条件が確保される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI //(C08G 18/00 101:00) (72)発明者 境 誠二郎 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオキシアルキレンポリオールを下記
    のA,B,Cの方法から選ばれた1種または2種以上の
    方法で精製処理することを特徴とするポリオキシアルキ
    レンポリオールの製造方法。 A:温度60℃〜160℃で、減圧条件下、不活性ガス
    をポリオキシアルキレンポリオールの液中および/また
    は気相部に導入する方法。 B:温度60℃〜160℃で薄膜蒸発機を用いる方法。 C:モレキュラーシーブスおよび/または活性炭をポリ
    オキシアルキレンポリオールに接触させた後、濾過によ
    りモレキュラーシーブスおよび/または活性炭を除去す
    る方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法で精製したポリオキ
    シアルキレンポリオール中で不飽和結合を有する化合物
    をラジカル重合することを特徴とするポリマー分散ポリ
    オールの製造方法。
  3. 【請求項3】 ポリマー分散ポリオールに請求項1記載
    のA,B,Cから選ばれた1種または2種以上の方法で
    精製処理を行うことを特徴とするポリマー分散ポリオー
    ルの製造方法。
  4. 【請求項4】 ポリオキシアルキレンポリオール中の揮
    発成分の総量が800ppm以下であるポリオキシアル
    キレンポリオールを用いることを特徴とする軟質ポリウ
    レタン発泡体。
  5. 【請求項5】 ポリマー分散ポリオール中の揮発成分の
    総量が800ppm以下であるポリマー分散ポリオール
    を用いることを特徴とする軟質ポリウレタン発泡体。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のポリオキシアルキレンポ
    リオールと、請求項2および/または3記載のポリマー
    分散ポリオールのいずれか一方もしくは両方を用いるこ
    とを特徴とする軟質ポリウレタン発泡体。
  7. 【請求項7】 ポリオキシアルキレンポリオールを精製
    処理して、該ポリオキシアルキレンポリオール中の揮発
    成分の総量を800ppm以下としてから使用すること
    を特徴とする軟質ポリウレタンの製造方法。
  8. 【請求項8】 ポリマー分散ポリオールを精製処理し
    て、該ポリマー分散ポリオール中の揮発成分の総量を8
    00ppm以下としてから使用することを特徴とする軟
    質ポリウレタン発泡体の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1記載のポリオキシアルキレンポ
    リオールと、請求項2および/または3記載のポリマー
    分散ポリオールのいずれか一方もしくは両方を用いるこ
    とを特徴とする軟質ポリウレタン発泡体の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006115056A1 (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Sumitomo Seika Chemicals Co., Ltd. ポリエチレンオキシド中の残留エチレンオキシドモノマーの除去方法
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CN113439096A (zh) * 2019-02-07 2021-09-24 陶氏环球技术有限责任公司 用于制备共聚物多元醇的方法

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