JP2008255144A - ポリオキシアルキレンアルコールの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ポリウレタンフォームの機械強度を高めることが可能なポリオキシアルキレンアルコールの製造方法を見出す。
【解決手段】 ホウ素原子もしくはアルミニウム原子を有する特定の一般式で表される触媒(a)および脱水剤(b)の存在下、活性水素含有化合物(c)にアルキレンオキサイド(d)を付加重合させた後、必要により触媒(a)を分解および/又は除去し、必要により脱水剤(b)を除去するポリオキシアルキレンアルコール(A)の製造方法。
【選択図】 なし
【解決手段】 ホウ素原子もしくはアルミニウム原子を有する特定の一般式で表される触媒(a)および脱水剤(b)の存在下、活性水素含有化合物(c)にアルキレンオキサイド(d)を付加重合させた後、必要により触媒(a)を分解および/又は除去し、必要により脱水剤(b)を除去するポリオキシアルキレンアルコール(A)の製造方法。
【選択図】 なし
Description
本発明は、ポリオキシアルキレンアルコールの製造方法およびポリウレタンフォームの製造方法に関する。
通常、ポリオキシアルキレンアルコールは、水酸化カリウム等のアルカリ金属や塩化アルミニウム、三フッ化ホウ素などのルイス酸を触媒として用い、活性水素含有化合物にプロピレンオキサイド(以下POと略記する。)やエチレンオキサイド(以下EOと略記する。)などのアルキレンオキサイドを付加重合させて得られる。
水酸化カリウム等のアルカリ金属を触媒としてPOの開環重合により得られたポリオキシアルキレンアルコールの末端水酸基の1級水酸基化率は、通常5%未満しか存在しない。このアルコールを使用して樹脂を製造した場合、反応性が低すぎるため、反応率を高めるためには、膨大な時間を必要とし、実用的でない。このため、POの開環付加重合に続いてEOの開環付加重合を行い、末端1級水酸基の比率を高めたポリエーテルが用いられることが多い。末端に多量のEOを付加重合したポリエーテルは親水性が増大するため、これを用いた硬化後の樹脂は成型品、接着剤、塗料、フィルム等多くの用途において、吸水性の増大や耐水性の悪化等の好ましくない性質を有し、限られた用途でしか用いることができない。
水酸化カリウム等のアルカリ金属を触媒としてPOの開環重合により得られたポリオキシアルキレンアルコールの末端水酸基の1級水酸基化率は、通常5%未満しか存在しない。このアルコールを使用して樹脂を製造した場合、反応性が低すぎるため、反応率を高めるためには、膨大な時間を必要とし、実用的でない。このため、POの開環付加重合に続いてEOの開環付加重合を行い、末端1級水酸基の比率を高めたポリエーテルが用いられることが多い。末端に多量のEOを付加重合したポリエーテルは親水性が増大するため、これを用いた硬化後の樹脂は成型品、接着剤、塗料、フィルム等多くの用途において、吸水性の増大や耐水性の悪化等の好ましくない性質を有し、限られた用途でしか用いることができない。
一方、トリス(ペンタフルオロフェニル)ボラン、トリス(ペンタフルオロフェニル)アルミニウムなどの触媒を用いることで、PO付加後の1級水酸基化率を70%程度に高めた、耐水性、耐湿性を求められる用途に好適なポリオキシアルキレンアルコールが知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、このような触媒を用いて製造したポリオキシアルキレンアルコールを用いた耐水性、耐湿性に優れたポリウレタンフォームにおいても、その機械物性は、アルカリ金属触媒やルイス酸触媒を用いて製造したポリオキシアルキレンアルコールを用いたウレタンフォームとほぼ同等であり、より高物性が求められる用途においては性能不十分であった。
特開2006−63344号公報
しかしながら、このような触媒を用いて製造したポリオキシアルキレンアルコールを用いた耐水性、耐湿性に優れたポリウレタンフォームにおいても、その機械物性は、アルカリ金属触媒やルイス酸触媒を用いて製造したポリオキシアルキレンアルコールを用いたウレタンフォームとほぼ同等であり、より高物性が求められる用途においては性能不十分であった。
本発明は、ポリウレタンフォームの機械強度を高めることが可能なポリオキシアルキレンアルコールの製造方法を見出すことを目的とする。
本発明者らは、鋭意検討した結果、以下(I)、(II)に示される発明に到達した。
すなわち本発明は、
(I) 下記触媒(a)および脱水剤(b)の存在下、活性水素含有化合物(c)にアルキレンオキサイド(d)を付加重合させた後、必要により触媒(a)を分解および/又は除去し、必要により脱水剤(b)を除去するポリオキシアルキレンアルコール(A)の製造方法。
触媒(a):下記一般式(1)、一般式(2)、および一般式(3)で表される化合物からなる群より選ばれる1種以上の化合物。
X−T3 (1)
F
|
X−T2 (2)
F2
|
X−T (3)
[式(1)、(2)、(3)中、それぞれ、Xはホウ素原子もしくはアルミニウム原子を表す;Fはフッ素原子である;Tは下記一般式(4)で表される(置換)フェニル基および/または下記一般式(5)で表される3級アルキル基を表し、Tが複数ある場合は、複数のTは同一もしくは異なっていてもよい。]
−〔Ar〕−Zk
| (4)
H5-k
[式(4)中、〔Ar〕はベンゼン環、Hは水素原子、Zは炭素数1〜4のアルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、またはシアノ基を表す。kは0〜5の整数を表し、kが2以上のとき、複数のZはそれぞれ同一もしくは異なっていてもよい。]
R1
|
−C−R2 (5)
|
R3
[式(5)中、R1、R2、R3はそれぞれ独立に炭素数1〜4のアルキル基を表す。]
(II) 上記の製造方法により得られたポリオキシアルキレンアルコール(A)および/または(A)中でビニル系モノマー(e)を重合させて得られる重合体アルコール(B)と、ポリイソシアネート成分(C)とを、発泡剤(D)、触媒(E)、および必要によりその他の添加剤(F)の存在下に反応させるポリウレタンフォームの製造方法。
すなわち本発明は、
(I) 下記触媒(a)および脱水剤(b)の存在下、活性水素含有化合物(c)にアルキレンオキサイド(d)を付加重合させた後、必要により触媒(a)を分解および/又は除去し、必要により脱水剤(b)を除去するポリオキシアルキレンアルコール(A)の製造方法。
触媒(a):下記一般式(1)、一般式(2)、および一般式(3)で表される化合物からなる群より選ばれる1種以上の化合物。
X−T3 (1)
F
|
X−T2 (2)
F2
|
X−T (3)
[式(1)、(2)、(3)中、それぞれ、Xはホウ素原子もしくはアルミニウム原子を表す;Fはフッ素原子である;Tは下記一般式(4)で表される(置換)フェニル基および/または下記一般式(5)で表される3級アルキル基を表し、Tが複数ある場合は、複数のTは同一もしくは異なっていてもよい。]
−〔Ar〕−Zk
| (4)
H5-k
[式(4)中、〔Ar〕はベンゼン環、Hは水素原子、Zは炭素数1〜4のアルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、またはシアノ基を表す。kは0〜5の整数を表し、kが2以上のとき、複数のZはそれぞれ同一もしくは異なっていてもよい。]
R1
|
−C−R2 (5)
|
R3
[式(5)中、R1、R2、R3はそれぞれ独立に炭素数1〜4のアルキル基を表す。]
(II) 上記の製造方法により得られたポリオキシアルキレンアルコール(A)および/または(A)中でビニル系モノマー(e)を重合させて得られる重合体アルコール(B)と、ポリイソシアネート成分(C)とを、発泡剤(D)、触媒(E)、および必要によりその他の添加剤(F)の存在下に反応させるポリウレタンフォームの製造方法。
本発明のポリオキシアルキレンアルコールを用いて得られるポリウレタンフォームは、従来のポリオキシアルキレンアルコールを用いて得られる樹脂よりも伸び物性などの機械物性が向上すると共に、アルキレンオキサイドの付加重合を実施する前の減圧加熱脱水が不要となり、生産効率が向上する。
本発明において、触媒(a)として、下記一般式(1)、一般式(2)、および一般式(3)で表される化合物からなる群より選ばれる1種以上の化合物を用いることができる。
X−T3 (1)
F
|
X−T2 (2)
F2
|
X−T (3)
[式(1)、(2)、(3)中、それぞれ、Xはホウ素原子もしくはアルミニウム原子を表す;Fはフッ素原子である;Tは下記一般式(4)で表される(置換)フェニル基および/または下記一般式(5)で表される3級アルキル基を表し、Tが複数ある場合は、複数のTは同一もしくは異なっていてもよい。]
−〔Ar〕−Zk
| (4)
H5-k
[式(4)中、〔Ar〕はベンゼン環、Hは水素原子、Zは炭素数1〜4のアルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、またはシアノ基を表す。kは0〜5の整数を表し、kが2以上のとき、複数のZはそれぞれ同一もしくは異なっていてもよい。]
R1
|
−C−R2 (5)
|
R3
[式(5)中、R1、R2、R3はそれぞれ独立に炭素数1〜4のアルキル基を表す。]
X−T3 (1)
F
|
X−T2 (2)
F2
|
X−T (3)
[式(1)、(2)、(3)中、それぞれ、Xはホウ素原子もしくはアルミニウム原子を表す;Fはフッ素原子である;Tは下記一般式(4)で表される(置換)フェニル基および/または下記一般式(5)で表される3級アルキル基を表し、Tが複数ある場合は、複数のTは同一もしくは異なっていてもよい。]
−〔Ar〕−Zk
| (4)
H5-k
[式(4)中、〔Ar〕はベンゼン環、Hは水素原子、Zは炭素数1〜4のアルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、またはシアノ基を表す。kは0〜5の整数を表し、kが2以上のとき、複数のZはそれぞれ同一もしくは異なっていてもよい。]
R1
|
−C−R2 (5)
|
R3
[式(5)中、R1、R2、R3はそれぞれ独立に炭素数1〜4のアルキル基を表す。]
上記一般式(4)中のZのうち、好ましいのは水素原子、ハロゲン原子、シアノ基であり、さらに好ましくはハロゲン原子、シアノ基である。一般式(4)で表されるフェニル基もしくは置換フェニル基の具体例としては、フェニル基、ペンタフルオロフェニル基、p−メチルフェニル基、p−シアノフェニル基、p−ニトロフェニル基などが挙げられ、好ましいのは、フェニル基、ペンタフルオロフェニル基、p−シアノフェニル基であり、さらに好ましいのはフェニル基、ペンタフルオロフェニル基である。
上記一般式(5)中のR1、R2、R3の具体例としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基などが挙げられる。一般式(5)で表される3級アルキル基の具体例としては、t−ブチル基、t−ペンチル基などが挙げられる。
上記一般式(5)中のR1、R2、R3の具体例としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基などが挙げられる。一般式(5)で表される3級アルキル基の具体例としては、t−ブチル基、t−ペンチル基などが挙げられる。
これらの具体例としては、トリフェニルボラン、ジフェニル−t−ブチルボラン、トリ(t−ブチル)ボラン、トリフェニルアルミニウム、ジフェニル−t−ブチルアルミニウム、トリ(t−ブチル)アルミニウム、トリス(ペンタフルオロフェニル)ボラン、ビス(ペンタフルオロフェニル)−t−ブチルボラン、トリス(ペンタフルオロフェニル)アルミニウム、ビス(ペンタフルオロフェニル)−t−ブチルアルミニウム、ビス(ペンタフルオロフェニル)フッ化ボラン、ジ(t−ブチル)フッ化ボラン、(ペンタフルオロフェニル)2フッ化ボラン、(t−ブチル)2フッ化ボラン、ビス(ペンタフルオロフェニル)フッ化アルミニウム、ジ(t−ブチル)フッ化アルミニウム、(ペンタフルオロフェニル)2フッ化アルミニウム、(t−ブチル)2フッ化アルミニウムなどが挙げられる。
これらの中で、好ましいのはトリフェニルボラン、トリフェニルアルミニウム、トリス(ペンタフルオロフェニル)ボラン、トリス(ペンタフルオロフェニル)アルミニウムであり、さらに好ましいのはトリス(ペンタフルオロフェニル)ボラン、トリス(ペンタフルオロフェニル)アルミニウムから選ばれる一種以上である。
これらの中で、好ましいのはトリフェニルボラン、トリフェニルアルミニウム、トリス(ペンタフルオロフェニル)ボラン、トリス(ペンタフルオロフェニル)アルミニウムであり、さらに好ましいのはトリス(ペンタフルオロフェニル)ボラン、トリス(ペンタフルオロフェニル)アルミニウムから選ばれる一種以上である。
脱水剤(b)としては、活性水素含有化合物(c)の分子より小さく水分子より大きな細孔径を有する吸着剤が脱水性能の点から好ましい。(b)として、活性水素含有化合物(c)より小さく、水分子より大きな細孔径を有するという条件を満たす、細孔径が3オングストローム〜4オングストローム程度のものを使用した場合が、良好な結果となる。
また、吸着剤は、活性水素含有化合物(c)の吸着量と比べて水の吸着量が非常に大きいものであり、具体例としては、シリカゲル、合成ゼオライト、活性白土、モレキュラーシーブなどが挙げられる。これらの中では、モレキュラーシーブが特に好ましい。
(b)の使用量は、生成する開環重合体に対して、好ましくは0.1〜20%、さらに好ましくは0.5〜15%、特に好ましくは0.9〜10%である。0.1%以上であると、ポリウレタンフォームの物性向上により優れ、20%以下であると生産効率が良好である。なお、上記および以下において、%は、特に断りのない限り、重量%を意味する。
また、吸着剤は、活性水素含有化合物(c)の吸着量と比べて水の吸着量が非常に大きいものであり、具体例としては、シリカゲル、合成ゼオライト、活性白土、モレキュラーシーブなどが挙げられる。これらの中では、モレキュラーシーブが特に好ましい。
(b)の使用量は、生成する開環重合体に対して、好ましくは0.1〜20%、さらに好ましくは0.5〜15%、特に好ましくは0.9〜10%である。0.1%以上であると、ポリウレタンフォームの物性向上により優れ、20%以下であると生産効率が良好である。なお、上記および以下において、%は、特に断りのない限り、重量%を意味する。
活性水素含有化合物(c)としては、1価のアルコール、2〜8価の多価アルコール、フェノール類、2〜8価の多価フェノール類、アミノ基含有化合物、カルボキシル基含有化合物、チオール基含有化合物、およびリン酸化合物等が挙げられる。
具体的には、メタノール、エタノール、ブタノール、オクタノールなどの1価のアルコール;エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、3−メチルペンタンジオール、ジエチレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,4−ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン、1,4−ビス(ヒドロキシエチル)ベンゼン、2,2−ビス(4,4’−ヒドロキシシクロヘキシル)プロパンなどの2価アルコール;グリセリン、トリメチロールプロパンなどの3価アルコール;ペンタエリスリトール、ジグリセリン、α−メチルグルコシド、ソルビトール、キシリット、マンニット、ジペンタエリスリトール、グルコース、フルクトース、ショ糖等の4〜8価のアルコール;フェノール、クレゾール等のフェノール類;ピロガロール、カテコール、ヒドロキノンなどの多価フェノール;ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールSなどのビスフェノール類;ポリブタジエンアルコール;ひまし油系アルコール;ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートの(共)重合体、ポリビニルアルコール類などの多官能(2〜100)アルコール等が挙げられ、炭素数1〜20のものが好ましい。
なお、ポリブタジエンアルコールとしては、1,2−ビニル構造を有するもの、1,2−ビニル構造と1,4−トランス構造とを有するもの、および1,4−トランス構造を有するものが挙げられる。1,2−ビニル構造と1,4−トランス構造の割合は種々にかえることができ、例えばモル比で100:0〜0:100である。またポリブタジエングリコ―ル(4)にはホモポリマ―およびコポリマ―(スチレンブタジエンコポリマ―、アクリロニトリルブタジエンコポリマ―等)、並びにこれらの水素添加物(水素添加率:例えば20〜100%)が含まれる。
また、ひまし油系アルコールとしては、ひまし油および変性ひまし油(トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等の多価アルコールで変性されたひまし油等)が挙げられる。
具体的には、メタノール、エタノール、ブタノール、オクタノールなどの1価のアルコール;エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、3−メチルペンタンジオール、ジエチレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,4−ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン、1,4−ビス(ヒドロキシエチル)ベンゼン、2,2−ビス(4,4’−ヒドロキシシクロヘキシル)プロパンなどの2価アルコール;グリセリン、トリメチロールプロパンなどの3価アルコール;ペンタエリスリトール、ジグリセリン、α−メチルグルコシド、ソルビトール、キシリット、マンニット、ジペンタエリスリトール、グルコース、フルクトース、ショ糖等の4〜8価のアルコール;フェノール、クレゾール等のフェノール類;ピロガロール、カテコール、ヒドロキノンなどの多価フェノール;ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールSなどのビスフェノール類;ポリブタジエンアルコール;ひまし油系アルコール;ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートの(共)重合体、ポリビニルアルコール類などの多官能(2〜100)アルコール等が挙げられ、炭素数1〜20のものが好ましい。
なお、ポリブタジエンアルコールとしては、1,2−ビニル構造を有するもの、1,2−ビニル構造と1,4−トランス構造とを有するもの、および1,4−トランス構造を有するものが挙げられる。1,2−ビニル構造と1,4−トランス構造の割合は種々にかえることができ、例えばモル比で100:0〜0:100である。またポリブタジエングリコ―ル(4)にはホモポリマ―およびコポリマ―(スチレンブタジエンコポリマ―、アクリロニトリルブタジエンコポリマ―等)、並びにこれらの水素添加物(水素添加率:例えば20〜100%)が含まれる。
また、ひまし油系アルコールとしては、ひまし油および変性ひまし油(トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等の多価アルコールで変性されたひまし油等)が挙げられる。
アミノ基含有化合物としては、モノもしくはポリアミン類、およびアミノアルコール類があげられる。
モノもしくはポリアミン類としては、具体的には、アンモニア、アルキルアミン類(ブチルアミン等)、アニリン等のモノアミン類;エチレンジアミン、トリメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジエチレントリアミン等の脂肪族ポリアミン;ピペラジン、N−アミノエチルピペラジンおよびその他特公昭55−21044号公報記載の複素環式ポリアミン類;ジシクロヘキシルメタンジアミン、イソホロンジアミン等の脂環式ポリアミン;フェニレンジアミン、トリレンジアミン、ジエチルトリレンジアミン、キシリレンジアミン、ジフェニルメタンジアミン、ジフェニルエ−テルジアミン、ポリフェニルメタンポリアミンなどの芳香族ポリアミン;ポリアミドポリアミン[例えばジカルボン酸(ダイマー酸等)と過剰の(酸1モル当り2モル以上の)ポリアミン類(上記アルキレンジアミン、ポリアルキレンポリアミン等)との縮合により得られる低分子量ポリアミドポリアミン];ポリエーテルポリアミン[ポリエーテルアルコール(ポリアルキレングリコール等)のシアノエチル化物の水素化物];シアノエチル化ポリアミン[例えばアクリロニトリルとポリアミン類(上記アルキレンジアミン、ポリアルキレンポリアミン等)との付加反応により得られるシアノエチル化ポリアミン、例えばビスシアノエチルジエチレントリアミン等];ヒドラジン類(ヒドラジン、モノアルキルヒドラジン等)、ジヒドラジッド類(コハク酸ジヒドラジッド、アジピン酸ジヒドラジッド、イソフタル酸ジヒドラジッド、テレフタル酸ジヒドラジッド等)、グアニジン類(ブチルグアニジン、1−シアノグアニジン等);およびジシアンジアミド等;並びにこれらの2種以上の混合物が挙げられ、炭素数1〜20のものが好ましい。
アミノアルコール類としては、アルカノールアミン類、例えばモノ−、ジ−およびトリ−のアルカノールアミン(モノエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、モノブタノールアミン、トリエタノールアミン、トリプロパノールアミン等);これらのアルキル(C1〜C4)置換体〔N,N−ジアルキルモノアルカノールアミン(N,N−ジメチルエタノールアミン、N,N−ジエチルエタノールアミン等)、N−アルキルジアルカノールアミン(N−メチルジエタノールアミン、N−ブチルジエタノールアミン等)〕;およびこれらのジメチル硫酸あるいはベンジルクロリド等の4級化剤による窒素原子4級化物が挙げられ、炭素数1〜20のものが好ましい。
モノもしくはポリアミン類としては、具体的には、アンモニア、アルキルアミン類(ブチルアミン等)、アニリン等のモノアミン類;エチレンジアミン、トリメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジエチレントリアミン等の脂肪族ポリアミン;ピペラジン、N−アミノエチルピペラジンおよびその他特公昭55−21044号公報記載の複素環式ポリアミン類;ジシクロヘキシルメタンジアミン、イソホロンジアミン等の脂環式ポリアミン;フェニレンジアミン、トリレンジアミン、ジエチルトリレンジアミン、キシリレンジアミン、ジフェニルメタンジアミン、ジフェニルエ−テルジアミン、ポリフェニルメタンポリアミンなどの芳香族ポリアミン;ポリアミドポリアミン[例えばジカルボン酸(ダイマー酸等)と過剰の(酸1モル当り2モル以上の)ポリアミン類(上記アルキレンジアミン、ポリアルキレンポリアミン等)との縮合により得られる低分子量ポリアミドポリアミン];ポリエーテルポリアミン[ポリエーテルアルコール(ポリアルキレングリコール等)のシアノエチル化物の水素化物];シアノエチル化ポリアミン[例えばアクリロニトリルとポリアミン類(上記アルキレンジアミン、ポリアルキレンポリアミン等)との付加反応により得られるシアノエチル化ポリアミン、例えばビスシアノエチルジエチレントリアミン等];ヒドラジン類(ヒドラジン、モノアルキルヒドラジン等)、ジヒドラジッド類(コハク酸ジヒドラジッド、アジピン酸ジヒドラジッド、イソフタル酸ジヒドラジッド、テレフタル酸ジヒドラジッド等)、グアニジン類(ブチルグアニジン、1−シアノグアニジン等);およびジシアンジアミド等;並びにこれらの2種以上の混合物が挙げられ、炭素数1〜20のものが好ましい。
アミノアルコール類としては、アルカノールアミン類、例えばモノ−、ジ−およびトリ−のアルカノールアミン(モノエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、モノブタノールアミン、トリエタノールアミン、トリプロパノールアミン等);これらのアルキル(C1〜C4)置換体〔N,N−ジアルキルモノアルカノールアミン(N,N−ジメチルエタノールアミン、N,N−ジエチルエタノールアミン等)、N−アルキルジアルカノールアミン(N−メチルジエタノールアミン、N−ブチルジエタノールアミン等)〕;およびこれらのジメチル硫酸あるいはベンジルクロリド等の4級化剤による窒素原子4級化物が挙げられ、炭素数1〜20のものが好ましい。
カルボキシル基含有化合物としては、炭素数1〜20のカルボン酸が挙げられ、酢酸、プロピオン酸などの脂肪族モノカルボン酸;安息香酸などの芳香族モノカルボン酸;コハク酸、アジピン酸などの脂肪族ポリカルボン酸;フタル酸、テレフタル酸、トリメリット酸などの芳香族ポリカルボン酸;アクリル酸の(共)重合物等のポリカルボン酸重合体(官能基数2〜100)等が挙げられる。
チオール基含有化合物のポリチオール化合物としては、2〜8価の多価チオールが挙げられる。具体的にはエチレンジチオール、プロピレンジチオール、1,3−ブチレンジチオール、1,4−ブタンジチオール、1、6−ヘキサンジチオール、3−メチルペンタンジチオール等が挙げられる。
リン酸化合物としては燐酸、亜燐酸、ホスホン酸等が挙げられる。
チオール基含有化合物のポリチオール化合物としては、2〜8価の多価チオールが挙げられる。具体的にはエチレンジチオール、プロピレンジチオール、1,3−ブチレンジチオール、1,4−ブタンジチオール、1、6−ヘキサンジチオール、3−メチルペンタンジチオール等が挙げられる。
リン酸化合物としては燐酸、亜燐酸、ホスホン酸等が挙げられる。
これら活性水素含有化合物(c)のうち好ましいものは水酸基含有化合物であり、より好ましいものは2〜8価の多価アルコールである。
なお、(c)として、上記活性水素含有化合物に、アルカリ金属触媒等の(a)以外の触媒の存在下に後述のアルキレンオキサイド(d)を付加させて得られたポリオキシアルキレンアルコールを用いることもできる。
なお、(c)として、上記活性水素含有化合物に、アルカリ金属触媒等の(a)以外の触媒の存在下に後述のアルキレンオキサイド(d)を付加させて得られたポリオキシアルキレンアルコールを用いることもできる。
活性水素含有化合物(c)に付加重合させるアルキレンオキサイド(d)としては、炭素数1〜10のものが好ましく、具体例としては、EO、PO、1,2−、1,3−、1,4−、および2,3−ブチレンオキサイド、並びにスチレンオキサイド等が挙げられる。これらのうち好ましいものは、POおよび/またはEOであり、さらに好ましくはPOである。
活性水素含有化合物(c)へのアルキレンオキサイド(d)の付加モル数は、活性水素1モルに対して好ましくは0.5〜300モル、より好ましくは0.7〜250モル、特に好ましくは1〜160モルである。
(d)を付加する方法は、単独付加、二種以上の(d)を用いる場合のランダム付加、ブロック付加等が挙げられるが限定はない。
活性水素含有化合物(c)へのアルキレンオキサイド(d)の付加モル数は、活性水素1モルに対して好ましくは0.5〜300モル、より好ましくは0.7〜250モル、特に好ましくは1〜160モルである。
(d)を付加する方法は、単独付加、二種以上の(d)を用いる場合のランダム付加、ブロック付加等が挙げられるが限定はない。
アルキレンオキサイド(d)の付加条件については、通常行われる方法でよく、例えば、生成する開環重合体に対して、好ましくは0.00001〜10%、さらに好ましくは0.0001〜1%の(a)を用い、好ましくは0〜250℃、さらに好ましくは20〜180℃で反応させる。
触媒(a)は付加重合完了後、必要により分解および/または除去してもよい。分解方法としては、水及び/又はアルコール化合物と、必要によりアルカリ化合物やアミン化合物などの塩基性物質を加える方法がある。
アルコール化合物としては、前述の(c)として用いるアルコール類、およびフェノール類から選ばれる1種以上を用いることができる。
アルカリ化合物としてはアルカリ金属水酸化物(水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化セシウム等)、アルカリ金属アルコラート(カリウムメチラート、ナトリウムメチラート等)、およびこれら2種類以上の混合物が挙げられる。これらのうち好ましいものは、アルカリ金属水酸化物である。
アミン化合物としては前述したアミノ基含有化合物から選ばれる1種以上を用いることができる。
アルコール化合物としては、前述の(c)として用いるアルコール類、およびフェノール類から選ばれる1種以上を用いることができる。
アルカリ化合物としてはアルカリ金属水酸化物(水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化セシウム等)、アルカリ金属アルコラート(カリウムメチラート、ナトリウムメチラート等)、およびこれら2種類以上の混合物が挙げられる。これらのうち好ましいものは、アルカリ金属水酸化物である。
アミン化合物としては前述したアミノ基含有化合物から選ばれる1種以上を用いることができる。
分解に際して、温度は好ましくは10℃〜180℃、さらに好ましくは80〜150℃である。分解は密閉状態で行ってもよく、真空源に接続して排気しながら行ってもよく、あるいは水またはアルコール化合物を連続して添加しながら行ってもよい。添加する水またはアルコールは、液体の状態で添加してもよく、蒸気あるいは固体状態で添加してもよい。
水、またはアルコール化合物の使用量は、付加生成物に対して通常0.1〜100%、好ましくは1〜20%である。アルカリ化合物やアミン化合物の使用量は、付加生成物に対して通常0〜10%、好ましくは0〜2%である。
除去方法としては、通常知られているいずれの方法で実施してもよい。例えば、ハイドロタルサイト系吸着剤(例えば、キョーワード500、キョーワード1000、キョーワード2000等<いずれも協和化学工業社製>)や珪藻土等のろ過助剤(例えば、ラヂオライト600、ラヂオライト800、ラヂオライト900<いずれも昭和化学工業社製>)などを用いることができる。ろ過は、加圧ろ過、減圧ろ過のどちらでもよいが、酸素の混入を防止しやすいので加圧ろ過が好ましい。フィルターの材質は特に限定されない。例えば、紙、ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエステル、ポリフェニレンサルファイド、アクリル、メタアラミドなどが挙げられるが紙が好ましい。また、フィルターの保留粒子径は0.1〜10μmのものが好ましく。1〜5μmのものがさらに好ましい。
水、またはアルコール化合物の使用量は、付加生成物に対して通常0.1〜100%、好ましくは1〜20%である。アルカリ化合物やアミン化合物の使用量は、付加生成物に対して通常0〜10%、好ましくは0〜2%である。
除去方法としては、通常知られているいずれの方法で実施してもよい。例えば、ハイドロタルサイト系吸着剤(例えば、キョーワード500、キョーワード1000、キョーワード2000等<いずれも協和化学工業社製>)や珪藻土等のろ過助剤(例えば、ラヂオライト600、ラヂオライト800、ラヂオライト900<いずれも昭和化学工業社製>)などを用いることができる。ろ過は、加圧ろ過、減圧ろ過のどちらでもよいが、酸素の混入を防止しやすいので加圧ろ過が好ましい。フィルターの材質は特に限定されない。例えば、紙、ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエステル、ポリフェニレンサルファイド、アクリル、メタアラミドなどが挙げられるが紙が好ましい。また、フィルターの保留粒子径は0.1〜10μmのものが好ましく。1〜5μmのものがさらに好ましい。
脱水剤(b)は必要に応じ除去してもよい。除去方法は通常知られているいずれの方法で実施してもよく、必要により、ハイドロタルサイト系吸着剤(例えば、キョーワード500、キョーワード1000、キョーワード2000等<いずれも協和化学工業社製>)や珪藻土等のろ過助剤(例えば、ラヂオライト600、ラヂオライト800、ラヂオライト900<いずれも昭和化学工業社製>)などを用いることができる。ろ過は、加圧ろ過、減圧ろ過のどちらでもよいが、酸素の混入を防止しやすいので加圧ろ過が好ましい。フィルターの材質は特に限定されない。例えば、紙、ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエステル、ポリフェニレンサルファイド、アクリル、メタアラミドなどが挙げられるが紙が好ましい。また、フィルターの保留粒子径は0.1〜10μmのものが好ましく。1〜5μmのものがさらに好ましい。
水分の含有量が高い場合は、続いて、減圧下(100kPa以下)、90〜160℃で脱水する。方法としてはバッチ式でもよいし、シャワーリング方式でもよい。
水分の含有量が高い場合は、続いて、減圧下(100kPa以下)、90〜160℃で脱水する。方法としてはバッチ式でもよいし、シャワーリング方式でもよい。
いずれの工程においても、酸素不存在下で行うことが好ましく、酸素濃度が好ましくは1000ppm以下、更に好ましくは500ppm以下で行う。1000ppm以下であるとポリエーテルが酸化されにくくその結果着色されにくい。酸素濃度の低減は、ろ過装置中に窒素ガス、アルゴンガスなどの不活性ガスを通入することで実施することが望ましい。
本発明における重合体アルコール(B)は、本発明の製造方法により得られたポリオキシアルキレンアルコール(A)(好ましくは2価以上のポリオール)中でビニルモノマー(e)を通常の方法で重合して製造することができる。例えば、上記に示した(A)中で、ラジカル重合開始剤の存在下、ビニルモノマー(e)が重合され、得られた(e)の重合体が安定分散されたものが挙げられる。重合方法の具体例としては、米国特許第3383351号明細書、特公昭39−25737号公報等に記載の方法が挙げられる。
ラジカル重合開始剤としては、遊離基を生成して重合を開始させるものが使用でき、例えば、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)等のアゾ化合物;ジベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパーイキサイドおよび過コハク酸等の有機過酸化物;過硫酸塩および過ホウ酸塩等の無機過酸化物などが挙げられる。なお、これらは2種以上を併用することができる。
(e)としては、芳香族ビニル単量体(e1)、不飽和ニトリル類(e2)、(メタ)アクリル酸エステル類(e3)、その他のビニル単量体(e4)、およびこれらの2種以上の混合物が挙げられる。
(e1)としては、スチレン、α−メチルスチレン、ヒドロキシスチレン、クロルスチレン等が挙げられる。
(e2)としては、アクリロニトリル、メタアクリロニトリル等が挙げられる。
(e3)としては、C、HおよびO原子から構成されるもの、例えば、(メタ)アクリル酸アルキルエステル類(アルキル基の炭素数が1〜24)〔例えば、メチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、ノニル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート、エイコシル(メタ)アクリレート、ドコシル(メタ)アクリレート〕、ヒドロキシアルキル(炭素数2〜5)(メタ)アクリレート〔例えば、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート〕、およびヒドロキシポリオキシアルキレンモノ(メタ)アクリレート類〔例えば、アルキレン基の炭素数2〜4、ポリオキシアルキレン鎖の数平均分子量200〜1000〕が挙げられる。
(e1)としては、スチレン、α−メチルスチレン、ヒドロキシスチレン、クロルスチレン等が挙げられる。
(e2)としては、アクリロニトリル、メタアクリロニトリル等が挙げられる。
(e3)としては、C、HおよびO原子から構成されるもの、例えば、(メタ)アクリル酸アルキルエステル類(アルキル基の炭素数が1〜24)〔例えば、メチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、ノニル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート、エイコシル(メタ)アクリレート、ドコシル(メタ)アクリレート〕、ヒドロキシアルキル(炭素数2〜5)(メタ)アクリレート〔例えば、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート〕、およびヒドロキシポリオキシアルキレンモノ(メタ)アクリレート類〔例えば、アルキレン基の炭素数2〜4、ポリオキシアルキレン鎖の数平均分子量200〜1000〕が挙げられる。
(e4)としては、エチレン性不飽和カルボン酸およびその誘導体、具体的には(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリルアミドなど;脂肪族もしくは脂環式炭化水素単量体、具体的にはアルケン(エチレン、プロピレン、ノルボルネン等)、アルカジエン(ブタジエン等)など;フッ素系ビニル単量体、具体的には、フッ素含有(メタ)アクリレート(パーフルオロオクチルエチルメタクリレート、パーフルオロオクチルエチルアクリレート等)など;塩素系ビニル単量体、具体的には塩化ビニリデンなど;上記以外の窒素含有ビニル単量体、具体的には窒素含有(メタ)アクリレート(ジアミノエチルメタクリレート、モルホリノエチルメタクリレート等)など;およびビニル変性シリコーンなどが挙げられる。
これら(e)中で好ましいものは、(e1)および(e2)であり、さらに好ましくはスチレンおよび/またはアクリロニトリルである。
これら(e)中で好ましいものは、(e1)および(e2)であり、さらに好ましくはスチレンおよび/またはアクリロニトリルである。
ビニルモノマー(e)中の、(e1)、(e2)、(e3)および(e4)の重量比率は、要求されるポリウレタンの物性等に応じて変えることができ、特に限定されていないが、一例を示すと次の通りである。
(e1)および/または(e2)は、好ましくは50〜100%、さらに好ましくは80〜100%である。(e1)と(e2)の重量比はとくに限定されないが、好ましくは0/100〜80/20である。(e3)は、好ましくは0〜50%、さらに好ましくは0〜20%である。(e4)は、好ましくは0〜10%、さらに好ましくは0〜5%である。
また、(e)中に少量(好ましくは0.05〜1%)の2官能以上(好ましくは2〜8官能)の多官能ビニルモノマー(e5)を用いることにより、重合体の強度をさらに向上させることができる。(e5)としては、例えば、ジビニルベンゼン、エチレンジ(メタ)アクリレート、ポリアルキレン(アルキレン基の炭素数2〜8、重合度:2〜10)グリコールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリアリルエーテル、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
(e1)および/または(e2)は、好ましくは50〜100%、さらに好ましくは80〜100%である。(e1)と(e2)の重量比はとくに限定されないが、好ましくは0/100〜80/20である。(e3)は、好ましくは0〜50%、さらに好ましくは0〜20%である。(e4)は、好ましくは0〜10%、さらに好ましくは0〜5%である。
また、(e)中に少量(好ましくは0.05〜1%)の2官能以上(好ましくは2〜8官能)の多官能ビニルモノマー(e5)を用いることにより、重合体の強度をさらに向上させることができる。(e5)としては、例えば、ジビニルベンゼン、エチレンジ(メタ)アクリレート、ポリアルキレン(アルキレン基の炭素数2〜8、重合度:2〜10)グリコールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリアリルエーテル、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
重合体アルコール(A)中の(e)の重合体の含量は、好ましくは10〜60%、さらに好ましくは、下限は15%、上限は55%である。重合体の含量が10%以上では十分なフォーム硬さが発現でき、55%以下では重合体アルコールの粘度が低くなり取扱いが容易である。
本発明のポリウレタンフォームの製造方法は、ポリオール成分とポリイソシアネート成分(C)とを、発泡剤(D)、触媒(E)、および必要によりその他の添加剤(F)の存在下に反応させてポリウレタンフォームを形成させる際に、ポリオール成分として、前記ポリオキシアルキレンアルコール(A)(好ましくは2価以上のポリオール)および/または重合体アルコール(B)を用いる。
本発明におけるポリイソシアネート成分(C)としては、通常ポリウレタンフォームに使用されるものは全て使用でき、芳香族ポリイソシアネート、脂肪族ポリイソシアネート、脂環式ポリイソシアネート、これらの変性物(例えば、ウレタン基、カルボジイミド基、アロファネート基、ウレア基、ビューレット基、イソシヌアレート基、またはオキサゾリドン基含有変性物など)、およびこれらの2種以上の混合物が挙げられる。
芳香族ポリイソシアネートとしては、炭素数(NCO基中の炭素を除く;以下のイソシアネートも同様)6〜16の芳香族ジイソシアネート、炭素数6〜20の芳香族トリイソシアネートおよびこれらのイソシアネートの粗製物などが挙げられる。具体例としては、1,3−および1,4−フェニレンジイソシアネート、2,4−および2,6−トリレンジイソシアネート(TDI)、粗製TDI、ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニレンポリイソシアネートおよび/またはそれらの変性物(これらをMDI系イソシアネートと総称する)、ナフチレン−1,5−ジイソシアネート、トリフェニルメタン−4,4’,4’’−トリイソシアネートなどが挙げられる。
脂肪族ポリイソシアネートとしては、炭素数6〜10の脂肪族ジイソシアネートなどが挙げられる。具体例としては、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイソシアネートなどが挙げられる。
脂肪族ポリイソシアネートとしては、炭素数6〜10の脂肪族ジイソシアネートなどが挙げられる。具体例としては、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイソシアネートなどが挙げられる。
脂環式ポリイソシアネートとしては、炭素数6〜16の脂環式ジイソシアネートなどが挙げられる。具体例としては、イソホロンジイソシアネート、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、1,4−シクロヘキサンジイソシアネート、ノルボルナンジイソシアネートなどが挙げられる。
芳香脂肪族ポリイソシアネートとしては、炭素数8〜12の芳香脂肪族ジイソシアネートなどが挙げられる。具体例としては、キシリレンジイソシアネート、α,α,α’,α’−テトラメチルキシリレンジイソシアネートなどが挙げられる。
変性ポリイソシアネートの具体例としては、ショ糖変性TDI、ひまし油変性TDIなどが挙げられる。
これらのうちで好ましいものは、芳香族ポリイソシアネートであり、さらに好ましくは、TDI、および粗製TDI、ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニレンポリイソシアネート、とくにTDI、ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニレンポリイソシアネートで、これらか選ばれる1種以上を用いることができる。
芳香脂肪族ポリイソシアネートとしては、炭素数8〜12の芳香脂肪族ジイソシアネートなどが挙げられる。具体例としては、キシリレンジイソシアネート、α,α,α’,α’−テトラメチルキシリレンジイソシアネートなどが挙げられる。
変性ポリイソシアネートの具体例としては、ショ糖変性TDI、ひまし油変性TDIなどが挙げられる。
これらのうちで好ましいものは、芳香族ポリイソシアネートであり、さらに好ましくは、TDI、および粗製TDI、ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニレンポリイソシアネート、とくにTDI、ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニレンポリイソシアネートで、これらか選ばれる1種以上を用いることができる。
本発明における発泡剤(D)としては、水、水素原子含有ハロゲン化炭化水素、低沸点炭化水素、液化炭酸ガス等が用いられる。水の使用量は、ポリオール成分100重量部(以下重量部は単に部と略記する。)に対して好ましくは0.1〜10部である。下限はさらに好ましくは0.2部、とくに好ましくは0.5部であり、上限はさらに好ましくは7部、とくに好ましくは6部である。0.1部以上であると低密度のフォームが得られ、10部以下であると発泡安定性に優れたフォームが得られる。
水素原子含有ハロゲン化炭化水素系発泡剤の具体例としてHCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)タイプのもの(例えばHCFC−123、HCFC−141b、HCFC−22およびHCFC−142b);HFC(ハイドロフルオロカーボン)タイプのもの(例えばHFC−134a、HFC−152a、HFC−356mff、HFC−236ea、HFC−245ca、HFC−245fa、およびHFC−365mfc)等が挙げられる。
これらのうち好ましいものは、HCFC−141b、HFC−134a、HFC−356mff、HFC−236ea、HFC−245ca、HFC−245fa、およびHFC−365mfcおよびこれらの2種以上の混合物である。
水素原子含有ハロゲン化炭化水素を用いる場合の使用量は、ポリオール成分〔(A)および/または(B)〕100部当たり、好ましくは50部以下、さらに好ましくは5〜45部である。
これらのうち好ましいものは、HCFC−141b、HFC−134a、HFC−356mff、HFC−236ea、HFC−245ca、HFC−245fa、およびHFC−365mfcおよびこれらの2種以上の混合物である。
水素原子含有ハロゲン化炭化水素を用いる場合の使用量は、ポリオール成分〔(A)および/または(B)〕100部当たり、好ましくは50部以下、さらに好ましくは5〜45部である。
低沸点炭化水素は、通常沸点が−5〜70℃の炭化水素であり、その具体例としては、ブタン、ペンタン、シクロペンタンおよびこれらの混合物が挙げられる。
低沸点炭化水素を用いる場合の使用量は、ポリオール成分100部当たり、好ましくは30部以下、さらに好ましくは25部以下である。
また、液化炭酸ガスを用いる場合の使用量は、ポリオール成分100部あたり、好ましくは30部以下、さらに好ましくは25部以下である。
低沸点炭化水素を用いる場合の使用量は、ポリオール成分100部当たり、好ましくは30部以下、さらに好ましくは25部以下である。
また、液化炭酸ガスを用いる場合の使用量は、ポリオール成分100部あたり、好ましくは30部以下、さらに好ましくは25部以下である。
本発明における触媒(E)としては、ウレタン化反応を促進する通常の触媒はすべて使用でき、例として、トリエチレンジアミン、トリエチルアミン、ビス(N,N−ジメチルアミノ−2−エチル)エ−テル、N,N,N’,N’−テトラメチルヘキサメチレンジアミン、トリエタノールアミン、N,N−ジメチルアミノプロピルジプロパノールアミン等の三級アミンおよびそのカルボン酸塩;酢酸カリウム、オクチル酸カリウム、スタナスオクトエート、ジブチルチンジラウレート等のカルボン酸金属塩等の有機金属化合物が挙げられる。
(E)の使用量(純分)は、ポリオール成分100部に対して、好ましくは0.05〜4部、さらに好ましくは0.1〜3部である。
(E)の使用量(純分)は、ポリオール成分100部に対して、好ましくは0.05〜4部、さらに好ましくは0.1〜3部である。
必要により用いるその他の添加剤(F)のうち、整泡剤としては、通常のポリウレタンフォームの製造に用いられるものはすべて使用でき、例として、ジメチルシロキサン系整泡剤〔例えば、トーレダウコーニングシリコーン(株)製の「SRX−253」等〕、ポリエーテル変性ジメチルシロキサン系整泡剤〔例えば、日本ユニカー(株)製の「L−540」、「L−520」、「L−5309」、「SZ−1311」、トーレダウコーニングシリコーン(株)製の「SF−2972」、「SRX−274C」等〕等のシリコーン整泡剤が挙げられる。(F)の使用量は、ポリオール成分100部に対して、好ましくは3部以下、さらに好ましくは2部以下である。
その他の添加剤(F)として、さらに、着色剤(染料、顔料)、難燃剤(リン酸エステル類、ハロゲン化リン酸エステル類等)、老化防止剤(トリアゾール系、ベンゾフェノン系)、抗酸化剤(ヒンダードフェノール系、ヒンダードアミン系等)、接着剤(変性カプロラクトンポリオール等)等の公知の添加剤が挙げられる。ポリオール成分100部に対するこれらの添加剤(F)の使用量に関しては、着色剤は、好ましくは1部以下である。難燃剤は、好ましくは5部以下、さらに好ましくは2部以下である。老化防止剤は、好ましくは1部以下、さらに好ましくは0.5部以下である。抗酸化剤は、好ましくは1部以下、さらに好ましくは0.01部〜0.5部である。接着剤は好ましくは5部以下、さらに好ましくは0.5〜3部である。また、(F)の合計使用量は、好ましくは10部以下、さらに好ましくは0.01〜5部である。
本発明の製造方法において、ポリウレタンフォームの製造に際してのイソシアネート指数〔(NCO基/活性水素原子含有基)の当量比×100〕(インデックス)は、好ましくは65〜130,さらに好ましくは70〜120、とくに好ましくは95〜115である。イソシアネート指数が65以上であるとフォーム硬さが良好であり、125以下であるとフォームのキュア時間を短縮できる。
以下、実施例により本発明をさらに説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。なお、実施例中の部は重量部である。
実施例中、末端水酸基の1級水酸基化率は、予め試料をエステル化の前処理をした後に1H−NMR法により算出する。1H−NMR法の詳細を以下に具体的に説明する。
実施例中、末端水酸基の1級水酸基化率は、予め試料をエステル化の前処理をした後に1H−NMR法により算出する。1H−NMR法の詳細を以下に具体的に説明する。
<試料調製法>
測定試料約30mgを直径5mmの1H−NMR用試料管に秤量し、約0.5mlの重水素化溶媒を加え溶解させる。その後、約0.1mlの無水トリフルオロ酢酸を添加し25℃で約5分間放置して、アルコールをトリフルオロ酢酸エステルとし、分析用試料とする。
測定試料約30mgを直径5mmの1H−NMR用試料管に秤量し、約0.5mlの重水素化溶媒を加え溶解させる。その後、約0.1mlの無水トリフルオロ酢酸を添加し25℃で約5分間放置して、アルコールをトリフルオロ酢酸エステルとし、分析用試料とする。
ここで重水素化溶媒とは、重水素化クロロホルム、重水素化トルエン、重水素化ジメチルスルホキシド、重水素化ジメチルホルムアミド等であり、試料を溶解させることのできる溶媒を適宜選択する。
<NMR測定>
通常の条件で1H−NMR測定を行う。
通常の条件で1H−NMR測定を行う。
<末端水酸基の1級水酸基化率の計算方法>
1級水酸基の結合したメチレン基由来の信号は4.3ppm付近に観測され、2級水酸基の結合したメチン基由来の信号は5.2ppm付近に観測されるから、末端水酸基の1級水酸基化率は下式により算出する。
1級水酸基の結合したメチレン基由来の信号は4.3ppm付近に観測され、2級水酸基の結合したメチン基由来の信号は5.2ppm付近に観測されるから、末端水酸基の1級水酸基化率は下式により算出する。
1級水酸基化率(%)=[r/(r+2s)]×100
ただし、
r:4.3ppm付近の1級水酸基の結合したメチレン基由来の信号の積分値
s:5.2ppm近の2級水酸基の結合したメチン基由来の信号の積分値
ただし、
r:4.3ppm付近の1級水酸基の結合したメチレン基由来の信号の積分値
s:5.2ppm近の2級水酸基の結合したメチン基由来の信号の積分値
<実施例1>
250mlの撹拌装置、温度制御装置付きのステンレス製オートクレーブに、グリセリン6.0部とトリス(ペンタフルオロフェニル)ボラン0.009部、モレキュラーシーブス3A10.0部とを仕込み、PO205.0部を反応温度が65〜75℃を保つように制御しながら、10時間かけて滴下した後、70℃で5時間熟成した。水を15部加えて105〜110℃で4時間常圧留去した後、温度を90〜100℃、圧力を30〜50torrに保って、連続的に水蒸気を通入しながら5時間減圧留去した。水蒸気の通入を停止した後、さらに3時間、温度を130℃まで上げ、圧力を50torr以下に保って脱水し、液状のグリセリンPO付加物(A−1)199.0部を得た。収率は94%、水酸基価は55.9、末端水酸基の1級化率は71%であった。
250mlの撹拌装置、温度制御装置付きのステンレス製オートクレーブに、グリセリン6.0部とトリス(ペンタフルオロフェニル)ボラン0.009部、モレキュラーシーブス3A10.0部とを仕込み、PO205.0部を反応温度が65〜75℃を保つように制御しながら、10時間かけて滴下した後、70℃で5時間熟成した。水を15部加えて105〜110℃で4時間常圧留去した後、温度を90〜100℃、圧力を30〜50torrに保って、連続的に水蒸気を通入しながら5時間減圧留去した。水蒸気の通入を停止した後、さらに3時間、温度を130℃まで上げ、圧力を50torr以下に保って脱水し、液状のグリセリンPO付加物(A−1)199.0部を得た。収率は94%、水酸基価は55.9、末端水酸基の1級化率は71%であった。
<実施例2>
250mlの撹拌装置、温度制御装置付きのステンレス製オートクレーブに、グリセリン6.0部と水酸化カリウム0.1部を加えて、3時間、温度を130℃まで上げ、圧力を50torr以下に保って脱水した。PO176.0部を、反応温度が100〜110℃を保つように制御しながら、10時間かけて滴下した後、130℃で2時間熟成した。引き続き、EO10.2部を、反応温度が125〜135℃を保つように制御しながら、3時間かけて滴下した後、130℃で2時間熟成した。4.0部のキョーワード600(協和化学社製;合成珪酸塩)と2.0部の水を加えて90℃で1時間処理した。オートクレーブより取り出した後、ろ紙を用いてろ過した後、減圧脱水し、液状のグリセリンPO・EO付加物を得た。250mlのオートクレーブに、この付加物とトリス(ペンタフルオロフェニル)ボラン0.009部、モレキュラーシーブス3A10.0部とを仕込み、PO17.1部を反応温度が65〜75℃を保つように制御しながら、3時間かけて滴下した後、70℃で3時間熟成した。水蒸気の通入を停止した後、さらに3時間、温度を130℃まで上げ、圧力を50torr以下に保って脱水し、液状のグリセリンPO・EO・PO付加物(A−2)181.0部を得た。収率は91%、水酸基価は56.3、末端水酸基の1級化率は41%であった。
250mlの撹拌装置、温度制御装置付きのステンレス製オートクレーブに、グリセリン6.0部と水酸化カリウム0.1部を加えて、3時間、温度を130℃まで上げ、圧力を50torr以下に保って脱水した。PO176.0部を、反応温度が100〜110℃を保つように制御しながら、10時間かけて滴下した後、130℃で2時間熟成した。引き続き、EO10.2部を、反応温度が125〜135℃を保つように制御しながら、3時間かけて滴下した後、130℃で2時間熟成した。4.0部のキョーワード600(協和化学社製;合成珪酸塩)と2.0部の水を加えて90℃で1時間処理した。オートクレーブより取り出した後、ろ紙を用いてろ過した後、減圧脱水し、液状のグリセリンPO・EO付加物を得た。250mlのオートクレーブに、この付加物とトリス(ペンタフルオロフェニル)ボラン0.009部、モレキュラーシーブス3A10.0部とを仕込み、PO17.1部を反応温度が65〜75℃を保つように制御しながら、3時間かけて滴下した後、70℃で3時間熟成した。水蒸気の通入を停止した後、さらに3時間、温度を130℃まで上げ、圧力を50torr以下に保って脱水し、液状のグリセリンPO・EO・PO付加物(A−2)181.0部を得た。収率は91%、水酸基価は56.3、末端水酸基の1級化率は41%であった。
<実施例3>
250mlの撹拌装置、温度制御装置付きのステンレス製オートクレーブに、グリセリン6.0部とトリス(ペンタフルオロフェニル)ボラン0.009部、モレキュラーシーブス3A10.0部とを仕込み、PO204.0部を反応温度が65〜75℃を保つように制御しながら、10時間かけて滴下した後、70℃で5時間熟成した。水を15部加えて105〜110℃で4時間常圧留去した後、温度を90〜100℃、圧力を30〜50torrに保って、連続的に水蒸気を通入しながら5時間減圧留去した。水蒸気の通入を停止した後、さらに3時間、温度を130℃まで上げ、圧力を50torr以下に保って脱水した。4.0部のキョーワード600(協和化学社製;合成珪酸塩)と2.0部の水を加えて90℃で1時間処理した。オートクレーブより取り出した後、ろ紙を用いてろ過した後、減圧脱水し、液状のグリセリンPO付加物(A−3)184.5部を得た。収率は92%、水酸基価は55.7、末端水酸基の1級化率は70%であった。
250mlの撹拌装置、温度制御装置付きのステンレス製オートクレーブに、グリセリン6.0部とトリス(ペンタフルオロフェニル)ボラン0.009部、モレキュラーシーブス3A10.0部とを仕込み、PO204.0部を反応温度が65〜75℃を保つように制御しながら、10時間かけて滴下した後、70℃で5時間熟成した。水を15部加えて105〜110℃で4時間常圧留去した後、温度を90〜100℃、圧力を30〜50torrに保って、連続的に水蒸気を通入しながら5時間減圧留去した。水蒸気の通入を停止した後、さらに3時間、温度を130℃まで上げ、圧力を50torr以下に保って脱水した。4.0部のキョーワード600(協和化学社製;合成珪酸塩)と2.0部の水を加えて90℃で1時間処理した。オートクレーブより取り出した後、ろ紙を用いてろ過した後、減圧脱水し、液状のグリセリンPO付加物(A−3)184.5部を得た。収率は92%、水酸基価は55.7、末端水酸基の1級化率は70%であった。
<実施例4>
250mlの撹拌装置、温度制御装置付きのステンレス製オートクレーブに、グリセリン6.0部とトリス(ペンタフルオロフェニル)ボラン0.009部、モレキュラーシーブス3A10.0部とを仕込み、PO203.0部を反応温度が65〜75℃を保つように制御しながら、10時間かけて滴下した後、70℃で5時間熟成した。4.0部のキョーワード600(協和化学社製;合成珪酸塩)と2.0部の水を加えて90℃で1時間処理した。オートクレーブより取り出した後、ろ紙を用いてろ過した後、減圧脱水し、液状のグリセリンPO付加物(A−4)186.1部を得た。収率は92%、水酸基価は56.0、末端水酸基の1級化率は70%であった。
250mlの撹拌装置、温度制御装置付きのステンレス製オートクレーブに、グリセリン6.0部とトリス(ペンタフルオロフェニル)ボラン0.009部、モレキュラーシーブス3A10.0部とを仕込み、PO203.0部を反応温度が65〜75℃を保つように制御しながら、10時間かけて滴下した後、70℃で5時間熟成した。4.0部のキョーワード600(協和化学社製;合成珪酸塩)と2.0部の水を加えて90℃で1時間処理した。オートクレーブより取り出した後、ろ紙を用いてろ過した後、減圧脱水し、液状のグリセリンPO付加物(A−4)186.1部を得た。収率は92%、水酸基価は56.0、末端水酸基の1級化率は70%であった。
<実施例5>
グリセリンPO付加物(A−1)中でアクリロニトリルを通常の方法で重合させて、重合体アルコール(B−1)(重合体含量20%)を得た。
グリセリンPO付加物(A−1)中でアクリロニトリルを通常の方法で重合させて、重合体アルコール(B−1)(重合体含量20%)を得た。
<比較例1>
モレキュラーシーブス3Aを用いない以外は実施例1と同様の方法で製造し、液状のグリセリンPO付加物(r−1)192.0部を得た。収率は91%、水酸基価は55.9、末端水酸基の1級化率は71%であった。
モレキュラーシーブス3Aを用いない以外は実施例1と同様の方法で製造し、液状のグリセリンPO付加物(r−1)192.0部を得た。収率は91%、水酸基価は55.9、末端水酸基の1級化率は71%であった。
<比較例2>
モレキュラーシーブス3Aを用いない以外は実施例2と同様の方法で製造し、液状のグリセリンPO・EO・PO付加物(r−2)194.0部を得た。収率は92%、水酸基価は56.2、末端水酸基の1級化率は40%であった。
モレキュラーシーブス3Aを用いない以外は実施例2と同様の方法で製造し、液状のグリセリンPO・EO・PO付加物(r−2)194.0部を得た。収率は92%、水酸基価は56.2、末端水酸基の1級化率は40%であった。
<比較例3>
モレキュラーシーブス3Aを用いない以外は実施例3と同様の方法で製造し、液状のグリセリンPO付加物(r−3)191.5部を得た。収率は91%、水酸基価は55.9、末端水酸基の1級化率は69%であった。
モレキュラーシーブス3Aを用いない以外は実施例3と同様の方法で製造し、液状のグリセリンPO付加物(r−3)191.5部を得た。収率は91%、水酸基価は55.9、末端水酸基の1級化率は69%であった。
<比較例4>
モレキュラーシーブス3Aを用いない以外は実施例4と同様の方法で製造し、液状のグリセリンPO付加物(r−4)192.0部を得た。収率は92%、水酸基価は55.9、末端水酸基の1級化率は71%であった。
モレキュラーシーブス3Aを用いない以外は実施例4と同様の方法で製造し、液状のグリセリンPO付加物(r−4)192.0部を得た。収率は92%、水酸基価は55.9、末端水酸基の1級化率は71%であった。
<比較例5>
モレキュラーシーブス3Aを用いずトリス(ペンタフルオロフェニル)ボランの代わりに水酸化カリウムを用いること以外は実施例1と同様の方法で製造し、液状のグリセリンPO付加物(s−1)191.0部を得た。収率は91%、水酸基価は55.9、末端水酸基の1級化率は2%であった。
モレキュラーシーブス3Aを用いずトリス(ペンタフルオロフェニル)ボランの代わりに水酸化カリウムを用いること以外は実施例1と同様の方法で製造し、液状のグリセリンPO付加物(s−1)191.0部を得た。収率は91%、水酸基価は55.9、末端水酸基の1級化率は2%であった。
<比較例6>
トリス(ペンタフルオロフェニル)ボランの代わりに水酸化カリウムを用いること以外は実施例2と同様の方法で製造し、液状のグリセリンPO・EO・PO付加物(s−2)194.0部を得た。収率は93%、水酸基価は56.2、末端水酸基の1級化率は1%であった。
トリス(ペンタフルオロフェニル)ボランの代わりに水酸化カリウムを用いること以外は実施例2と同様の方法で製造し、液状のグリセリンPO・EO・PO付加物(s−2)194.0部を得た。収率は93%、水酸基価は56.2、末端水酸基の1級化率は1%であった。
<比較例7>
モレキュラーシーブス3Aを用いずトリス(ペンタフルオロフェニル)ボランの代わりに水酸化カリウムを用いること以外は実施例3と同様の方法で製造し、液状のグリセリンPO付加物(s−3)193.0部を得た。収率は92%、水酸基価は55.9、末端水酸基の1級化率は2%であった。
モレキュラーシーブス3Aを用いずトリス(ペンタフルオロフェニル)ボランの代わりに水酸化カリウムを用いること以外は実施例3と同様の方法で製造し、液状のグリセリンPO付加物(s−3)193.0部を得た。収率は92%、水酸基価は55.9、末端水酸基の1級化率は2%であった。
<比較例8>
トリス(ペンタフルオロフェニル)ボランの代わりに水酸化カリウムを用いること以外は実施例4と同様の方法で製造し、液状のグリセリンPO付加物(s−4)192.0部を得た。収率は92%、水酸基価は55.9、末端水酸基の1級化率は2%であった。
トリス(ペンタフルオロフェニル)ボランの代わりに水酸化カリウムを用いること以外は実施例4と同様の方法で製造し、液状のグリセリンPO付加物(s−4)192.0部を得た。収率は92%、水酸基価は55.9、末端水酸基の1級化率は2%であった。
<比較例9>
グリセリンPO付加物(r−1)中でアクリロニトリルを通常の方法で重合させて、重合体アルコール(i−1)(重合体含量20%)を得た。
グリセリンPO付加物(r−1)中でアクリロニトリルを通常の方法で重合させて、重合体アルコール(i−1)(重合体含量20%)を得た。
<比較例10>
グリセリンPO付加物(s−1)中でアクリロニトリルを通常の方法で重合させて、重合体アルコール(i−2)(重合体含量20%)を得た。
グリセリンPO付加物(s−1)中でアクリロニトリルを通常の方法で重合させて、重合体アルコール(i−2)(重合体含量20%)を得た。
表1〜3に示した発泡処方に従って、ポリウレタンスラブフォームを発泡し、一昼夜放置後、ポリウレタンスラブフォームを圧縮残留歪率の測定の場合は5cm×5cm×3cm、その他の測定には22cm×22cm×5cmに切断して、その物性を測定した。その結果を表1〜3に示す。
・有機ポリイソシアネート(C)
(C−1):TDI、NCO%=48.3
(商品名:コロネートT−80、日本ポリウレタン工業(株)製)
・発泡剤(D)
(D−1):水
・触媒(E)
(E−1):オクチル酸錫
(商品名:ネオスタンU−28、日東化成(株)製)
(E−2):TEDA
(トリエチレンジアミン)
・整泡剤(F)
(F−1):ジメチルシロキサン系整泡剤
(商品名:L−540、日本ユニカー(株)製)
(発泡条件)
BOX SIZE:350mm×350mm×300mm
材質 :木材
ミキシング方法 :ハンドミキシング
ミキシング時間 :6秒
撹拌羽回転数 :5000回転/分
原料温度 :25±1℃
BOX SIZE:350mm×350mm×300mm
材質 :木材
ミキシング方法 :ハンドミキシング
ミキシング時間 :6秒
撹拌羽回転数 :5000回転/分
原料温度 :25±1℃
・フォーム物性の測定方法及び単位を以下に示す。
コアー密度 :JIS K6400:1997に準拠
単位はkg/m3
硬さ(25%−ILD):JIS K6400に準拠、単位はkgf
反発弾性 :JIS K6400に準拠、単位は%
圧縮残留歪率 :JIS K6400に準拠、単位は%
引張強度:JIS K6400に準拠、単位はkgf/cm2
引裂強度:JIS K6400に準拠、単位はkgf/cm
伸び:JIS K6400に準拠、単位は%
コアー密度 :JIS K6400:1997に準拠
単位はkg/m3
硬さ(25%−ILD):JIS K6400に準拠、単位はkgf
反発弾性 :JIS K6400に準拠、単位は%
圧縮残留歪率 :JIS K6400に準拠、単位は%
引張強度:JIS K6400に準拠、単位はkgf/cm2
引裂強度:JIS K6400に準拠、単位はkgf/cm
伸び:JIS K6400に準拠、単位は%
本発明の製造方法により得られるポリオキシアルキレンアルコールを用いて製造されたポリウレタンフォームは、機械強度に優れるため、高樹脂物性が要求される各種フォームの原料として有用である。
Claims (4)
- 下記触媒(a)および脱水剤(b)の存在下、活性水素含有化合物(c)にアルキレンオキサイド(d)を付加重合させた後、必要により触媒(a)を分解および/又は除去し、必要により脱水剤(b)を除去するポリオキシアルキレンアルコール(A)の製造方法。
触媒(a):下記一般式(1)、一般式(2)、および一般式(3)で表される化合物からなる群より選ばれる1種以上の化合物。
X−T3 (1)
F
|
X−T2 (2)
F2
|
X−T (3)
[式(1)、(2)、(3)中、それぞれ、Xはホウ素原子もしくはアルミニウム原子を表す;Fはフッ素原子である;Tは下記一般式(4)で表される(置換)フェニル基および/または下記一般式(5)で表される3級アルキル基を表し、Tが複数ある場合は、複数のTは同一もしくは異なっていてもよい。]
−〔Ar〕−Zk
| (4)
H5-k
[式(4)中、〔Ar〕はベンゼン環、Hは水素原子、Zは炭素数1〜4のアルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、またはシアノ基を表す。kは0〜5の整数を表し、kが2以上のとき、複数のZはそれぞれ同一もしくは異なっていてもよい。]
R1
|
−C−R2 (5)
|
R3
[式(5)中、R1、R2、R3はそれぞれ独立に炭素数1〜4のアルキル基を表す。] - 脱水剤(b)が活性水素含有化合物(c)の分子より小さく水分子より大きな細孔径を有する吸着剤である請求項1記載の製造方法。
- 脱水剤(b)がシリカゲル、合成ゼオライト、活性白土、モレキュラーシーブから選ばれる1種以上の化合物である請求項1または2記載の製造方法。
- 請求項1〜3のいずれか記載の製造方法により得られたポリオキシアルキレンアルコール(A)および/または(A)中でビニル系モノマー(e)を重合させて得られる重合体アルコール(B)と、ポリイソシアネート成分(C)とを、発泡剤(D)、触媒(E)、および必要によりその他の添加剤(F)の存在下に反応させるポリウレタンフォームの製造方法。
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JP2007095905A JP2008255144A (ja) | 2007-03-31 | 2007-03-31 | ポリオキシアルキレンアルコールの製造方法 |
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2007
- 2007-03-31 JP JP2007095905A patent/JP2008255144A/ja active Pending
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