JPH0959374A - 臭気の弱い高分子量ポリエーテルポリオール、その製造方法、並びにポリエーテルポリオールから合成されるポリマー、化粧品及び医薬品の製造における使用 - Google Patents
臭気の弱い高分子量ポリエーテルポリオール、その製造方法、並びにポリエーテルポリオールから合成されるポリマー、化粧品及び医薬品の製造における使用Info
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- JPH0959374A JPH0959374A JP8231270A JP23127096A JPH0959374A JP H0959374 A JPH0959374 A JP H0959374A JP 8231270 A JP8231270 A JP 8231270A JP 23127096 A JP23127096 A JP 23127096A JP H0959374 A JPH0959374 A JP H0959374A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 臭気の弱い高分子量ポリエーテルポリオール
を製造すること。 【解決手段】 ポリエーテルポリオールを、5〜30重
量%の水を液体粒子直径約5〜100μの微細分割形態
で1〜5時間の計量添加時間にわたり精製すべきポリエ
ーテルポリオール中に添加しながら、温度110〜15
0℃、圧力10〜70hPaで精製することによって解
決される。
を製造すること。 【解決手段】 ポリエーテルポリオールを、5〜30重
量%の水を液体粒子直径約5〜100μの微細分割形態
で1〜5時間の計量添加時間にわたり精製すべきポリエ
ーテルポリオール中に添加しながら、温度110〜15
0℃、圧力10〜70hPaで精製することによって解
決される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、臭気の弱い高分子
量ポリエーテルポリオール、その製造方法、並びにポリ
エーテルポリオールから合成されるポリマー、化粧品及
び医薬品の製造における使用に関する。
量ポリエーテルポリオール、その製造方法、並びにポリ
エーテルポリオールから合成されるポリマー、化粧品及
び医薬品の製造における使用に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエーテルポリオールの工業的製造は
通常、ツェレウィチノフ活性水素原子を含む適当な出発
化合物のアルコキシル化によって行われる。この反応
は、ポリエーテルポリオールを含む反応混合物を生成す
る。しかしながら該反応混合物は、中和し、脱水し、次
いで濾過して無機塩を除去しなければならない。得られ
るポリエーテルポリオールは、使用する手順に応じて、
約0.1〜2重量%の残留水と、約2重量%以下の溶媒
(通常は有機溶媒)と、臭気を放つ物質、例えばアルデ
ヒド、ジオキソラン、ジオキサン、アリルアルコール並
びにモノ−、ジ−及びトリプロピレングリコールアリル
エーテルとを含む。これらの臭気を放つ物質は通常は少
量存在するだけであるが、それでも特徴的な強い芳香族
臭をポリエーテルポリオールに与える。そこで、ポリエ
ーテルポリオールの製造で生じる望ましくない副産物を
ポリエーテルポリオールから除去するために種々の精製
方法が当業界で開発され、開示された。例えばドイツ特
許出願公開明細書第2,755,089号には、問題と
なる副産物を除去するための改善された方法が記載され
ている。この方法は特に、螺旋管蒸発器(spiral
tube evaporator)を用いる少量の水
及び溶媒の除去に関するものであり、低分子量グリコー
ル及び臭気の強い物質の除去にも関する。しかしながら
この方法は、存在する有機溶媒を完全には除去せず、臭
気の強い物質を僅かしか除去しないという欠点を有す
る。このドイツ特許に開示されている方法はまた、必要
な装置の値段が高いという欠点も有する。
通常、ツェレウィチノフ活性水素原子を含む適当な出発
化合物のアルコキシル化によって行われる。この反応
は、ポリエーテルポリオールを含む反応混合物を生成す
る。しかしながら該反応混合物は、中和し、脱水し、次
いで濾過して無機塩を除去しなければならない。得られ
るポリエーテルポリオールは、使用する手順に応じて、
約0.1〜2重量%の残留水と、約2重量%以下の溶媒
(通常は有機溶媒)と、臭気を放つ物質、例えばアルデ
ヒド、ジオキソラン、ジオキサン、アリルアルコール並
びにモノ−、ジ−及びトリプロピレングリコールアリル
エーテルとを含む。これらの臭気を放つ物質は通常は少
量存在するだけであるが、それでも特徴的な強い芳香族
臭をポリエーテルポリオールに与える。そこで、ポリエ
ーテルポリオールの製造で生じる望ましくない副産物を
ポリエーテルポリオールから除去するために種々の精製
方法が当業界で開発され、開示された。例えばドイツ特
許出願公開明細書第2,755,089号には、問題と
なる副産物を除去するための改善された方法が記載され
ている。この方法は特に、螺旋管蒸発器(spiral
tube evaporator)を用いる少量の水
及び溶媒の除去に関するものであり、低分子量グリコー
ル及び臭気の強い物質の除去にも関する。しかしながら
この方法は、存在する有機溶媒を完全には除去せず、臭
気の強い物質を僅かしか除去しないという欠点を有す
る。このドイツ特許に開示されている方法はまた、必要
な装置の値段が高いという欠点も有する。
【0003】原則として、ポリエーテルポリオールの精
製には落膜蒸発器(fallingfilm evap
orator)も使用し得る。しかしながら該装置は、
前記ドイツ特許に開示されている螺旋管蒸発器による精
製処理と同じ欠点を有する。日本国特許出願公開明細書
第56/104,936号には、pH>6.5で、 1)粗ポリエーテルポリオールを減圧下、高温で蒸留す
るか、又は2)水、蒸気もしくは窒素を同じく減圧下高
温で粗ポリエーテルポリオールに通すことからなる、ポ
リエーテルポリオール精製方法が開示されている。しか
しながら、この日本国特許出願公開明細書の比較実施例
2が示しているように、粗ポリエーテルポリオール混合
物に水を通した場合には、望ましくない臭気発生物質は
不十分な程度にしか除去されない。これは、対応する分
析結果及び臭気試験で明らかにされている。更に、比較
実施例2で得られたポリエーテルポリオールは耐久性が
低かった。即ち、許容し得ない臭気と同様に、ポリエー
テルポリオールのアルデヒド含量が増加した。
製には落膜蒸発器(fallingfilm evap
orator)も使用し得る。しかしながら該装置は、
前記ドイツ特許に開示されている螺旋管蒸発器による精
製処理と同じ欠点を有する。日本国特許出願公開明細書
第56/104,936号には、pH>6.5で、 1)粗ポリエーテルポリオールを減圧下、高温で蒸留す
るか、又は2)水、蒸気もしくは窒素を同じく減圧下高
温で粗ポリエーテルポリオールに通すことからなる、ポ
リエーテルポリオール精製方法が開示されている。しか
しながら、この日本国特許出願公開明細書の比較実施例
2が示しているように、粗ポリエーテルポリオール混合
物に水を通した場合には、望ましくない臭気発生物質は
不十分な程度にしか除去されない。これは、対応する分
析結果及び臭気試験で明らかにされている。更に、比較
実施例2で得られたポリエーテルポリオールは耐久性が
低かった。即ち、許容し得ない臭気と同様に、ポリエー
テルポリオールのアルデヒド含量が増加した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ポリ
エーテルポリオールが実質的に無臭となるように、臭気
発生副産物を最大限に除去したポリエーテルポリオール
を提供することにあった。このような実質的に無臭のポ
リエーテルポリオールは、特に家具又はマットレスの製
造に使用されるポリウレタン及びPU軟質フォームの製
造に使用する場合には、現在の要件を満たす。また、化
粧品産業、食品包装産業及び医薬産業で使用されるポリ
エーテルポリオールの純度には厳しい条件が課せられて
いるが、本発明のポリエーテルポリオールはこれらの条
件、特に無味であるという条件を満たすことができる。
エーテルポリオールが実質的に無臭となるように、臭気
発生副産物を最大限に除去したポリエーテルポリオール
を提供することにあった。このような実質的に無臭のポ
リエーテルポリオールは、特に家具又はマットレスの製
造に使用されるポリウレタン及びPU軟質フォームの製
造に使用する場合には、現在の要件を満たす。また、化
粧品産業、食品包装産業及び医薬産業で使用されるポリ
エーテルポリオールの純度には厳しい条件が課せられて
いるが、本発明のポリエーテルポリオールはこれらの条
件、特に無味であるという条件を満たすことができる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、臭気の弱い高
分子量ポリエーテルポリオールの製造方法に関する。こ
の方法は、ポリエーテルポリオールを、約110〜15
0℃、好ましくは約115〜140℃の温度、約10〜
70hPa、好ましくは約20〜50hPaの圧力で、
存在するポリエーテルポリオールの量の約5.0〜3
0.0重量%、好ましくは約7.0〜25.0重量%の
水を加えながら精製することからなり、前記水を、約
5.0〜100μ、好ましくは約7〜50μの液体粒子
直径で微細分割した形態で、約1時間〜5時間、好まし
くは約2時間〜4時間の計量添加時間にわたり、精製す
べきポリエーテルポリオールに通す。本発明は、一官能
価又は多官能価であり、分子量が約750〜18,00
0、好ましくは約1,000〜15,000、最も好ま
しくは約2,000〜12,000、25℃の粘度が約
40〜25,000、好ましくは約50〜10,000
mPa.s.である、臭気の弱いポリエーテルポリオー
ルにも関する。これらのポリエーテルポリオールは、
(存在するポリエーテルポリオールの量の)約5〜30
重量%の水を約1時間〜約5時間にわたってポリエーテ
ルポリオールに計量添加しながら、約110〜150℃
の温度、約10〜70hPaの圧力でポリエーテルポリ
オールを精製することにより製造される。ポリエーテル
ポリオールに計量添加する水は微細分割形態を有し、液
体粒子直径が約5〜100μである。この方法では、
a)1.5ppm未満、好ましくは0.2ppm未満の
2−メチル−2−ペンテナル、b)1.0ppm未満、
好ましくは0.2ppm未満のアリルアルコール、c)
15ppm未満、好ましくは5.0ppm未満のアリル
オキシプロパノール、d)50ppm未満、好ましくは
0.5ppm未満のジプロピレングリコールアリルエー
テル、及びe)1.0ppm未満、好ましくは0.2p
pm未満のプロピオンアルデヒドを含む精製ポリエーテ
ルポリオールが得られる。
分子量ポリエーテルポリオールの製造方法に関する。こ
の方法は、ポリエーテルポリオールを、約110〜15
0℃、好ましくは約115〜140℃の温度、約10〜
70hPa、好ましくは約20〜50hPaの圧力で、
存在するポリエーテルポリオールの量の約5.0〜3
0.0重量%、好ましくは約7.0〜25.0重量%の
水を加えながら精製することからなり、前記水を、約
5.0〜100μ、好ましくは約7〜50μの液体粒子
直径で微細分割した形態で、約1時間〜5時間、好まし
くは約2時間〜4時間の計量添加時間にわたり、精製す
べきポリエーテルポリオールに通す。本発明は、一官能
価又は多官能価であり、分子量が約750〜18,00
0、好ましくは約1,000〜15,000、最も好ま
しくは約2,000〜12,000、25℃の粘度が約
40〜25,000、好ましくは約50〜10,000
mPa.s.である、臭気の弱いポリエーテルポリオー
ルにも関する。これらのポリエーテルポリオールは、
(存在するポリエーテルポリオールの量の)約5〜30
重量%の水を約1時間〜約5時間にわたってポリエーテ
ルポリオールに計量添加しながら、約110〜150℃
の温度、約10〜70hPaの圧力でポリエーテルポリ
オールを精製することにより製造される。ポリエーテル
ポリオールに計量添加する水は微細分割形態を有し、液
体粒子直径が約5〜100μである。この方法では、
a)1.5ppm未満、好ましくは0.2ppm未満の
2−メチル−2−ペンテナル、b)1.0ppm未満、
好ましくは0.2ppm未満のアリルアルコール、c)
15ppm未満、好ましくは5.0ppm未満のアリル
オキシプロパノール、d)50ppm未満、好ましくは
0.5ppm未満のジプロピレングリコールアリルエー
テル、及びe)1.0ppm未満、好ましくは0.2p
pm未満のプロピオンアルデヒドを含む精製ポリエーテ
ルポリオールが得られる。
【0006】本明細書で使用する分子量という用語は、
数平均分子量を意味する。これはポリエーテルポリオー
ルのOH数及び官能価に基づくものであり、下記の式:
数平均分子量を意味する。これはポリエーテルポリオー
ルのOH数及び官能価に基づくものであり、下記の式:
【数1】 〔式中、MWはポリエーテルポリオールの数平均分子量
を表し、Fはポリエーテルポリオールの官能価を表し、
OH♯はポリエーテルポリオールのOH数を表す〕に従
って容易に計算できる。本明細書中の粘度は、ヘプラー
粘度計をDIN53015に従って使用して測定したも
のである。
を表し、Fはポリエーテルポリオールの官能価を表し、
OH♯はポリエーテルポリオールのOH数を表す〕に従
って容易に計算できる。本明細書中の粘度は、ヘプラー
粘度計をDIN53015に従って使用して測定したも
のである。
【0007】本発明の方法で精製すべきポリエーテルポ
リオールは、当業者に公知のように、エチレンオキシ
ド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、テトラヒ
ドロフラン、スチレンオキシド又はエピクロルヒドリン
のようなエポキシドを、例えば酸の存在下で互いに重合
させるか、又はこれらのエポキシドを、反応性水素原子
を含む出発成分に、触媒としての酸もしくは好ましくは
強塩基の存在下で、好ましくは混合状態で、もしくは順
に加えることによって製造する。前記出発成分の具体例
としては、n−ブタノール、n−ヘキサノール、フェノ
ール、水、エチレングリコール、1,2−及び1,3−
プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、4,
4’−ジヒドロキシジフェニルプロパン、グリセリン、
トリメチロールプロパン、エリトリトール、ソルビトー
ル、アンモニア、エチレンジアミン、アニリン、エタノ
ールアミン及びトリエタノールアミンのような化合物が
挙げられる。例えばドイツ特許公告公報第1,176,
358号及び第1,064,938号に記載のようなス
クロースポリエーテル、並びにビニルポリマーで改質し
たポリエーテル、例えばポリエーテルの存在下でスチレ
ン及びアクリロニトリルを重合させることによって製造
したようなもの(例えばDE−B第1,152,536
号並びにその開示が本明細書に参考として包含される米
国特許発明明細書第3,383,351号、第3,30
4,273号、第3,523,093号及び第3,11
0,695号に記載のもの)も本発明の方法で精製でき
る。好ましいポリエーテルポリオールは、エチレンオキ
シド及び/又はプロピレンオキシドをベースとし、ヒド
ロキシル基を1〜8、好ましくは2〜6個含み、上述の
範囲の分子量及び粘度を有するものである。
リオールは、当業者に公知のように、エチレンオキシ
ド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、テトラヒ
ドロフラン、スチレンオキシド又はエピクロルヒドリン
のようなエポキシドを、例えば酸の存在下で互いに重合
させるか、又はこれらのエポキシドを、反応性水素原子
を含む出発成分に、触媒としての酸もしくは好ましくは
強塩基の存在下で、好ましくは混合状態で、もしくは順
に加えることによって製造する。前記出発成分の具体例
としては、n−ブタノール、n−ヘキサノール、フェノ
ール、水、エチレングリコール、1,2−及び1,3−
プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、4,
4’−ジヒドロキシジフェニルプロパン、グリセリン、
トリメチロールプロパン、エリトリトール、ソルビトー
ル、アンモニア、エチレンジアミン、アニリン、エタノ
ールアミン及びトリエタノールアミンのような化合物が
挙げられる。例えばドイツ特許公告公報第1,176,
358号及び第1,064,938号に記載のようなス
クロースポリエーテル、並びにビニルポリマーで改質し
たポリエーテル、例えばポリエーテルの存在下でスチレ
ン及びアクリロニトリルを重合させることによって製造
したようなもの(例えばDE−B第1,152,536
号並びにその開示が本明細書に参考として包含される米
国特許発明明細書第3,383,351号、第3,30
4,273号、第3,523,093号及び第3,11
0,695号に記載のもの)も本発明の方法で精製でき
る。好ましいポリエーテルポリオールは、エチレンオキ
シド及び/又はプロピレンオキシドをベースとし、ヒド
ロキシル基を1〜8、好ましくは2〜6個含み、上述の
範囲の分子量及び粘度を有するものである。
【0008】本発明の方法では、水の計量添加を、温度
が蒸留温度の下限を下回らないように、且つ圧力の上限
を超えないように、ポリエーテルポリオールの精製中に
実施することが重要である。これは、計測速度(met
ered rate)でポリエーテルポリオールに添加
すべき水の計量添加に必要な時間を予め決定することに
よって達成される。予め決定した蒸留条件が守られない
と、ポリエーテルポリオール中の臭気発生物質は不十分
にしか除去されないことになる。前述のように、本発明
の精製ポリエーテルポリオールを得るためには、水を極
めて小さい液体粒子の形態でポリエーテルポリオール中
に導入することも重要である。これは、例えば毛管、焼
結金属フリット、又は細い圧力ノズルもしくは空気式二
流体ノズルを使用することによって達成される。導入し
た水が精製すべきポリエーテルポリオールと密着するよ
うに、蒸留混合物の十分な混合が生起することが好まし
い。そのためには、公知のミキサー装置、例えばクロス
アーム撹拌器、グリッド撹拌器又はウルトラソラックス
(ultrathorax)ミキサーを使用し得る。本
発明の方法は、公知のポリエーテルポリオール製造プロ
セスの下流に別個の精製ステップとして配置することが
できる。勿論、市販のポリエーテルポリオールを実質的
に無臭形態で得るために、未精製形態の市販のポリエー
テルポリオールを、後で、本発明の方法を用いる精製に
かけることもできる。本発明の臭気の弱いポリエーテル
ポリオールは、ポリエーテルポリオールから合成される
臭気放出の少ない(low−emission)ポリマ
ー、例えばポリウレタン、特にポリウレタン軟質フォー
ム、もしくはエラストマーの製造、又は化粧品、医薬品
及び食品包装製品の製造に使用することができる。
が蒸留温度の下限を下回らないように、且つ圧力の上限
を超えないように、ポリエーテルポリオールの精製中に
実施することが重要である。これは、計測速度(met
ered rate)でポリエーテルポリオールに添加
すべき水の計量添加に必要な時間を予め決定することに
よって達成される。予め決定した蒸留条件が守られない
と、ポリエーテルポリオール中の臭気発生物質は不十分
にしか除去されないことになる。前述のように、本発明
の精製ポリエーテルポリオールを得るためには、水を極
めて小さい液体粒子の形態でポリエーテルポリオール中
に導入することも重要である。これは、例えば毛管、焼
結金属フリット、又は細い圧力ノズルもしくは空気式二
流体ノズルを使用することによって達成される。導入し
た水が精製すべきポリエーテルポリオールと密着するよ
うに、蒸留混合物の十分な混合が生起することが好まし
い。そのためには、公知のミキサー装置、例えばクロス
アーム撹拌器、グリッド撹拌器又はウルトラソラックス
(ultrathorax)ミキサーを使用し得る。本
発明の方法は、公知のポリエーテルポリオール製造プロ
セスの下流に別個の精製ステップとして配置することが
できる。勿論、市販のポリエーテルポリオールを実質的
に無臭形態で得るために、未精製形態の市販のポリエー
テルポリオールを、後で、本発明の方法を用いる精製に
かけることもできる。本発明の臭気の弱いポリエーテル
ポリオールは、ポリエーテルポリオールから合成される
臭気放出の少ない(low−emission)ポリマ
ー、例えばポリウレタン、特にポリウレタン軟質フォー
ム、もしくはエラストマーの製造、又は化粧品、医薬品
及び食品包装製品の製造に使用することができる。
【0009】以下に実施例を挙げて本発明をより詳細に
説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されない。
尚、部及び%は特に断りがない限りいずれも重量部及び
重量%である。
説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されない。
尚、部及び%は特に断りがない限りいずれも重量部及び
重量%である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下の実施例では、種々のポリエ
ーテルポリオール(後述)1000gを120℃に加熱
した。水200g(20重量%)を、18hPaの圧力
で、細い導入管(直径0.2mm)を介して、温度が1
20℃を下回らず且つ圧力が40hPaを超えないよう
な速度で導入した。前記水は、3時間かけて未精製ポリ
エーテルポリオールに加えた。水蒸気泡の平均直径は7
〜50μであった。これらの実施例では、二官能価及び
三官能価のPO−及びPO/EOポリエーテルを使用し
た。使用したポリエーテルポリオール中の不純物に対す
る本発明の精製の効果は第1表から明らかである。精製
後は、特に臭気発生作用を有する望ましくない副産物が
大々的に除去されていることが明白に知見される。ヘッ
ドスペース(head−space)ガスクロマトグラ
フィーで分析を行った。ポリエーテルポリオール1: グリセリンを出発材料と
する分枝鎖エチレンオキシド/プロピレンオキシドポリ
エーテル、OH数約46、分子量約3660、粘度約5
60mPa.s.。ポリエーテルポリオール2: プロピレングリコールを
出発材料とする直鎖プロピレンオキシドポリエーテル、
OH数約112、分子量約1000、粘度約140mP
a.s.。ポリエーテルポリオール3: プロピレングリコールを
出発材料とする直鎖プロピレンオキシドポリエーテル、
OH数約56、分子量約2000、粘度約310mP
a.s.。ポリエーテルポリオール4: トリメチロールプロパン
を出発材料とする分枝鎖プロピレンオキシド/エチレン
オキシドポリエーテル、OH数約28、分子量約600
0、粘度約1120mPa.s.。
ーテルポリオール(後述)1000gを120℃に加熱
した。水200g(20重量%)を、18hPaの圧力
で、細い導入管(直径0.2mm)を介して、温度が1
20℃を下回らず且つ圧力が40hPaを超えないよう
な速度で導入した。前記水は、3時間かけて未精製ポリ
エーテルポリオールに加えた。水蒸気泡の平均直径は7
〜50μであった。これらの実施例では、二官能価及び
三官能価のPO−及びPO/EOポリエーテルを使用し
た。使用したポリエーテルポリオール中の不純物に対す
る本発明の精製の効果は第1表から明らかである。精製
後は、特に臭気発生作用を有する望ましくない副産物が
大々的に除去されていることが明白に知見される。ヘッ
ドスペース(head−space)ガスクロマトグラ
フィーで分析を行った。ポリエーテルポリオール1: グリセリンを出発材料と
する分枝鎖エチレンオキシド/プロピレンオキシドポリ
エーテル、OH数約46、分子量約3660、粘度約5
60mPa.s.。ポリエーテルポリオール2: プロピレングリコールを
出発材料とする直鎖プロピレンオキシドポリエーテル、
OH数約112、分子量約1000、粘度約140mP
a.s.。ポリエーテルポリオール3: プロピレングリコールを
出発材料とする直鎖プロピレンオキシドポリエーテル、
OH数約56、分子量約2000、粘度約310mP
a.s.。ポリエーテルポリオール4: トリメチロールプロパン
を出発材料とする分枝鎖プロピレンオキシド/エチレン
オキシドポリエーテル、OH数約28、分子量約600
0、粘度約1120mPa.s.。
【0011】
【表1】
【0012】
【表2】
【0013】以上、本発明を例示の目的で詳細に説明し
たが、この詳細は単に例示の目的に過ぎず、特許請求の
範囲によって限定される以外は、本発明の思想及び範囲
を逸脱することなく各種の改変が当業者によってなされ
得るものとする。
たが、この詳細は単に例示の目的に過ぎず、特許請求の
範囲によって限定される以外は、本発明の思想及び範囲
を逸脱することなく各種の改変が当業者によってなされ
得るものとする。
【0014】以下、本発明の実施態様を要約すれば次の
通りである: 1. 一官能価又は多官能価であり得、分子量が約75
0〜18,000、25℃の粘度が約40〜25,00
0mPa.s.である臭気の弱いポリエーテルポリオー
ルの製造方法であって、1)ポリエーテルポリオール
を、存在するポリエーテルポリオールの量の約5〜3
0.0重量%の水を液体粒子直径5〜100μの微細分
割形態で約1時間〜5時間かけて前記ポリエーテルポリ
オール中に計量添加しながら、約110〜150℃の温
度、約10〜70hPaの圧力で精製することからな
り、その結果得られるポリエーテルポリオールが、a)
約1.5ppm未満の2−メチル−2−ペンテナル、
b)約1.0ppm未満のアリルアルコール、c)約1
5ppm未満のアリルオキシプロパノール、d)約50
ppm未満のジプロピレングリコールアリルエーテル、
及びe)約1.0ppm未満のプロピオンアルデヒドを
含む前記製造方法。 2. 前記ポリエーテルポリオールの分子量が約100
0〜約15,000、25℃の粘度が約50〜10,0
00mPa.s.である上記1項に記載の方法。 3. 前記ポリエーテルポリオールの分子量が約200
0〜約12,000である上記2項に記載の方法。 4. 存在するポリエーテルポリオールの量の約7〜2
5重量%の水を約2〜4時間かけて前記ポリエーテルポ
リオール中に計量添加し、前記水の液体粒子直径が約7
〜50μである上記1項に記載の方法。 5. 前記蒸留を約115〜140℃の温度、約20〜
50hPaの圧力で実施する上記1項に記載の方法。
通りである: 1. 一官能価又は多官能価であり得、分子量が約75
0〜18,000、25℃の粘度が約40〜25,00
0mPa.s.である臭気の弱いポリエーテルポリオー
ルの製造方法であって、1)ポリエーテルポリオール
を、存在するポリエーテルポリオールの量の約5〜3
0.0重量%の水を液体粒子直径5〜100μの微細分
割形態で約1時間〜5時間かけて前記ポリエーテルポリ
オール中に計量添加しながら、約110〜150℃の温
度、約10〜70hPaの圧力で精製することからな
り、その結果得られるポリエーテルポリオールが、a)
約1.5ppm未満の2−メチル−2−ペンテナル、
b)約1.0ppm未満のアリルアルコール、c)約1
5ppm未満のアリルオキシプロパノール、d)約50
ppm未満のジプロピレングリコールアリルエーテル、
及びe)約1.0ppm未満のプロピオンアルデヒドを
含む前記製造方法。 2. 前記ポリエーテルポリオールの分子量が約100
0〜約15,000、25℃の粘度が約50〜10,0
00mPa.s.である上記1項に記載の方法。 3. 前記ポリエーテルポリオールの分子量が約200
0〜約12,000である上記2項に記載の方法。 4. 存在するポリエーテルポリオールの量の約7〜2
5重量%の水を約2〜4時間かけて前記ポリエーテルポ
リオール中に計量添加し、前記水の液体粒子直径が約7
〜50μである上記1項に記載の方法。 5. 前記蒸留を約115〜140℃の温度、約20〜
50hPaの圧力で実施する上記1項に記載の方法。
【0015】6. 上記1項に記載の方法で製造した臭
気の弱い一官能価又は多官能価ポリエーテルポリオー
ル。 7. 分子量が1000〜15,000であり、25℃
の粘度が50〜10,000mPa.s.である上記6
項に記載のポリエーテルポリオール。 8. a)前記2−メチル−2−ペンテナルが約0.2
ppm未満の量で存在し、b)前記アリルアルコールが
約0.2ppm未満の量で存在し、c)前記アリルオキ
シプロパノールが約5.0ppm未満の量で存在し、
d)前記ジプロピレングリコールアリルエーテルが約
0.5ppm未満の量で存在し、e)前記プロピオンア
ルデヒドが約0.2ppm未満の量で存在する上記6項
に記載のポリエーテルポリオール。 9. ポリイソシアナート重付加プロセスによってポリ
イソシアナートをイソシアナート反応性成分と反応させ
ることからなるポリウレタンの製造方法において、前記
イソシアナート反応性成分が上記6項に記載の臭気の弱
い一官能価又は多官能価ポリエーテルポリオールからな
ることを改良点とする前記方法。
気の弱い一官能価又は多官能価ポリエーテルポリオー
ル。 7. 分子量が1000〜15,000であり、25℃
の粘度が50〜10,000mPa.s.である上記6
項に記載のポリエーテルポリオール。 8. a)前記2−メチル−2−ペンテナルが約0.2
ppm未満の量で存在し、b)前記アリルアルコールが
約0.2ppm未満の量で存在し、c)前記アリルオキ
シプロパノールが約5.0ppm未満の量で存在し、
d)前記ジプロピレングリコールアリルエーテルが約
0.5ppm未満の量で存在し、e)前記プロピオンア
ルデヒドが約0.2ppm未満の量で存在する上記6項
に記載のポリエーテルポリオール。 9. ポリイソシアナート重付加プロセスによってポリ
イソシアナートをイソシアナート反応性成分と反応させ
ることからなるポリウレタンの製造方法において、前記
イソシアナート反応性成分が上記6項に記載の臭気の弱
い一官能価又は多官能価ポリエーテルポリオールからな
ることを改良点とする前記方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジヨエル・ロリダン ベルギー国ベー2018 アントヴエルペン、 ドラーク・シユトラート 18
Claims (3)
- 【請求項1】 一官能価又は多官能価であり得、分子量
が約750〜18,000、25℃の粘度が約40〜2
5,000mPa.s.である臭気の弱いポリエーテル
ポリオールの製造方法であって、1)ポリエーテルポリ
オールを、存在するポリエーテルポリオールの量の約5
〜30.0重量%の水を液体粒子直径5〜100μの微
細分割形態で約1時間〜5時間かけて前記ポリエーテル
ポリオール中に計量添加しながら、約110〜150℃
の温度、約10〜70hPaの圧力で精製することから
なり、その結果得られるポリエーテルポリオールが、
a)約1.5ppm未満の2−メチル−2−ペンテナ
ル、b)約1.0ppm未満のアリルアルコール、c)
約15ppm未満のアリルオキシプロパノール、d)約
50ppm未満のジプロピレングリコールアリルエーテ
ル、及びe)約1.0ppm未満のプロピオンアルデヒ
ドを含む前記製造方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の方法で製造した臭気の
弱い一官能価又は多官能価ポリエーテルポリオール。 - 【請求項3】 ポリイソシアナート重付加プロセスによ
ってポリイソシアナートをイソシアナート反応性成分と
反応させることからなるポリウレタンの製造方法におい
て、前記イソシアナート反応性成分が請求項2に記載の
臭気の弱い一官能価又は多官能価ポリエーテルポリオー
ルからなることを改良点とする前記方法。
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