JPH10193440A - 静電密着装置 - Google Patents

静電密着装置

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JPH10193440A
JPH10193440A JP9365230A JP36523097A JPH10193440A JP H10193440 A JPH10193440 A JP H10193440A JP 9365230 A JP9365230 A JP 9365230A JP 36523097 A JP36523097 A JP 36523097A JP H10193440 A JPH10193440 A JP H10193440A
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roll
take
electrostatic adhesion
voltage
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JP9365230A
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Uwe Zimmermann
ツィメルマン ウヴェ
Harald Mueller
ミュエレル ハラルド
Detlef Wacker
ヴァケル デトレフ
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Mitsubishi Polyester Film GmbH
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Mitsubishi Polyester Film GmbH
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Publication date
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    • B29D7/00Producing flat articles, e.g. films or sheets
    • B29D7/01Films or sheets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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    • B29C48/9135Cooling of flat articles, e.g. using specially adapted supporting means
    • B29C48/915Cooling of flat articles, e.g. using specially adapted supporting means with means for improving the adhesion to the supporting means
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来技術の静電密着装置に比して束縛気泡が極
めて減少した静電密着装置を提供する。 【解決手段】引取ロール(1)表面に平行かつ近接して
配置された電圧印加可能な少なくとも1つの電極(4)
を有する、スロットダイ(2)から押し出されたシート
(3)を引取ロール(1)上に密着させる静電密着装置
において、前記少なくとも1つの電極(4)に加え、1
つ以上の更なる電極(5)を引取ロール(1)表面から
離間して配置し、当該電極(5)に前記電極(4)に印
加された電圧と同一又は異なる電圧を印加することによ
り、前記電極(4)によって形成された電界に更なる電
界を付加することを特徴とする静電密着装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電密着装置に関
し、詳しくは、引取ロール(回転冷却ロール)表面に平
行かつ近接して配置された電圧印加可能な少なくとも1
つの電極を有する、スロットダイから押し出されたシー
トを引取ロール上に密着させる静電密着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フィルム、特に1〜30μmの膜厚を有
する延伸極薄および薄厚フィルムの製造においては、先
ず、押出機内でプラスチック粒子を溶融し、次いで、押
し出されたプラスチック溶融物をスロットダイに供給す
る。スロットダイから押し出されたシートは、引き取り
・冷却ロール上に密着させて搬送する。この引取ロール
を離れたシートは、延伸フレームに供給され、シート搬
送方向およびそれに直交する方向に延伸される。
【0003】従来技術においては、引取ロールにシート
を確実に密着させるため、スロットダイの排出部と引取
ロールとの接触点間の領域でシートに作用力を与える方
法が採用されていた。この様な作用力を付加する方法と
しては、エアーナイフからのエアージェットをシートに
対して吹き付ける方法、シートが引取ロールに接する手
前の位置でシートと引取ロール間に形成される三角形状
空間に水スプレーを噴出する方法、引取ロール上に水皮
膜を形成する方法、界磁線が引取ロール表面に向かう様
に高電圧印加電極によって電界を形成する方法などが挙
げられる。これらの方法によって付加される作用力は、
シートと引取ロールとの接点手前のシート下側の当該三
角形状空間、すなわち、引取ロール表面とシート下面
(引取ロール対向面側)間に封止された空気を横方向外
側に移動させ、これによってシートを所定の巻き付け角
で引取ロール上に安定して密着する。密着が充分でない
場合は、引取ロール表面とシート下面間に多かれ少なか
れ所謂ピンニングバブル(束縛気泡)が生じて、引取ロ
ール上で冷却されるシート及び後続の工程で形成される
二軸延伸フィルムの滑らかさ及び品質を損なう。
【0004】電極としてステンレススチールから成る金
属ストリップ電極(所謂ブレード電極)を使用し、これ
を引取ロールに平行に配置することが知られている。こ
の金属ストリップ電極は、通常、膜厚約20μm、幅1
0mmの金属フォイルから打ち抜き又は切断によって形
成される。しかしながら、このタイプの金属ストリップ
電極は、十分な固定力によって保持し得ないと言う欠点
を有する。この様な固定力は、金属ストリップ電極を引
取ロールから一定の距離で正確に配置するために必要と
される。更に、切断または打ち抜きによって形成された
金属ストリップ電極は、不規則なエッジ部を有し、この
結果、金属ストリップ電極と引取ロール間の電界に歪み
が生じる。更に、この様な電界の歪みは、引取ロール表
面から金属ストリップ電極への帰還界磁空間が不規則な
ため一層増幅されてしまう。この様な電界の歪みは、一
方で、電気的フラッシュオーバーを生じてシートを破損
する恐れがあり、また、他方でシートを引取ロール上に
均一に密着できなくなり、シートと引取ロール間に束縛
気泡がトラップされるという欠点を生じる。この電界歪
みにより、結果的には、所望のフィルム品質が得られな
くなる。
【0005】PCT出願公報WO95/21735号
(ドイツ実用新案G9402027号)には、フィル
ム、特に薄厚または極薄フィルムの製造装置が開示され
ている。この装置は、回転ロールを備え、このロールに
よって、スロットダイから供給された塑性変形可能なシ
ートを搬送し、延伸する。更に、当該装置は、ロールと
これに平行かつ近接して配置された金属ストリップ電極
間に電圧を印加する。供給シートは電圧を横切る様にロ
ール上に配置される。この装置においては、金属ストリ
ップ電極は、その長手方向で、ロールに近接かつこれに
対向して設けられたシャープエッジを有する。この長手
方向のシャープエッジは、金属ストリップ電極の鋭角的
なテイパー領域におけるカッティングエッジの形状に形
成され、この際、金属ストリップ電極は、ロールから6
mm未満の距離で近接して設けられる。鋭角的なテイパ
ー領域の中心線は、ロール中心と整合する。斯かる金属
ストリップ電極の使用により、束縛気泡の径がより小さ
くなり、数も減少するが、充分とは言えず、従って、所
望される充分なシート品質の向上を達成することが出来
ない。
【0006】米国特許第5494619号明細書には、
押出ダイと引取ロール間にワイヤー電極を配置した静電
密着法が開示されている。また、この特許には、バイア
ス印加されるシールド電極が押出ダイとワイヤー電極間
に配置されている。シールド電極に印加されるバイアス
電圧は1〜10kVであり、一方、ワイヤー電極には6
〜15kVの電圧が印加される。この方法においては、
シールドが接地される構成に比し、引取ロールに密着さ
せるシートに対し最高限度の静電荷を付与することが必
須である。シールドに印加するバイアス電圧には最適値
が存在し、このバイアス電圧はワイヤー電極に印加する
電圧に応じて決定され、ワイヤー電極電圧および接地電
圧からは非常に相違する値となっている。シートに対し
て付与される正味電流または静電荷は、ワイヤー電極か
らの電流とシールドに向かう前もって得られた測定電流
との差によって決定される。この電流差は、シールド及
び接地ワイヤー電極に電圧を印加することにより得られ
る。ワイヤー電極に所定の電圧を印加した際、シールド
が低電圧であるため、高電流と共に多数の界磁線が発生
するが、界磁線の大部分はシールドではなくシート上に
終端を有している。シールドの印加電圧を大きくした場
合、電流は減少するが、多くの界磁線はシート上に未だ
に終端しており、この結果、主たる電流はシートに偏向
して流れる。すなわち、この方法の場合、電気的にバイ
アスされたシールドは、ワイヤー電極からシールドに向
かう界磁線をシート方向に偏向する様に作用しており、
2つの静電界の重畳は行われていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の従来装置を改良し、これら従来技術の静電密着装置に
比して束縛気泡が極めて減少した静電密着装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、引取ロール表面に平行かつ近接して配置された電
圧印加可能な少なくとも1つの電極を有する、スロット
ダイから押し出されたシートを引取ロール上に密着させ
る静電密着装置において、前記少なくとも1つの電極
(4)に加え、1つ以上の更なる電極(5、8、16)
を引取ロール表面から離間して配置し、当該電極(5、
8、16)に前記電極(4)に印加された電圧と同一又
は異なる電圧を印加することにより、前記電極(4)に
よって形成された電界に更なる電界を付加することを特
徴とする静電密着装置によって達成される。本発明の静
電密着装置において、電極(4、5)には、金属ストリ
ップ電極(所謂ブレード電極)が好適に使用される。
【発明の実施の形態】
【0009】本発明の一実施態様の静電密着装置は、2
つの電極がダブルストリップを形成すると共に同一の電
源に接続され、夫々が引取ロール表面に向かうテイパー
状のストリップエッジを有する。本発明によれば、電極
のストリップエッジ間の離間距離が0.1〜15mmで
あり、ダブルストリップに印加される電圧が4〜12k
Vである。ダブルストリップを有する静電密着装置は、
更に、付加電極を当該ダブルストリップ上方に配置する
ことが出来る。この付加電極には、2つの電極の電圧に
加えて更なる電圧が印加される。この付加電極に印加す
る電圧は5〜15kVの範囲が好適である。
【0010】本発明によれば、付加電極が10〜100
mm径を有する断面円形の環状電極から構成され且つシ
ートと引取ロールの接触点から垂直上方に3〜30mm
離間して配置される。付加電極は75mm径を有する断
面円形の環状電極から構成される。
【0011】本発明の更なる特徴によれば、上記3つの
電極の代わりに、単に2つの電極を使用した静電密着装
置が提供される。この場合、電極の電圧に加えて更なる
電圧を印加可能である付加電極がスロットダイと電極か
ら成る単一電極間に配置される。この付加電極は、シー
トと引取ロールの接触点から垂直上方に3〜30mm離
間して配置される。この付加電極は、好適には、断面円
形の環状電極から構成され且つその直径が10〜100
mmの範囲である。
【0012】また、本発明の更なる実施態様によれば、
上記の付加電極はディスク状電極より構成される。当該
ディスク状電極は、リブ状インシュレーターに結合され
た中間部材に対し円筒形ネジによってネジ止めされる。
リブ状インシュレーターは、第2の円筒ネジによって長
リンク部材に固定され、その短リンク部材は、高さ調節
可能かつ水平位置調節可能なキャリッジに取り付けたホ
ルダーに結合される。
【0013】本発明によれば、引取ロール上にシートを
密着させるため、例えば、第一の電極に加えて第2及び
第3の電極を使用して付加的電界を形成することによ
り、束縛気泡の数量を大幅に減少し得ると共に、単一電
界のみを使用する場合に比して個々のバブル径を平均で
約23〜39%も減少させるという長所が得られる。
【0014】以下、本発明を図面に基づき詳述する。
【0015】図1は、本発明に従った密着装置の第1の
実施態様を示す模式図であり、図中の引取ロール(1)
は600〜1800mmの直径Dを有する。シート
(3)は、スロットダイ(2)から押し出された後、ス
ロットダイ(2)のスロット出口と引取ロール(1)表
面の接触点(P)との間で放物線状の軌跡を描いて搬送
される。シート(3)は、0.015〜2.5mmの膜
厚およびは3m以下の幅を有する。更に、このシート
(3)は、同時に冷却ロールとしても作用する引取ロー
ル(1)上を搬送され、延伸フレーム(図示せず)に供
給され、そこで装置のシート搬送方向およびこれと直交
する方向に延伸される。スロットダイ(2)のスロット
幅は、通常0.2〜2.9m、好ましくは2mである。
【0016】スロットダイ(2)の軸は、引取ロール
(1)の頂点を通る垂線(S)に対し角度(α)だけ傾
斜して配置される。傾斜角(α)は、通常20〜40
゜、好ましくは約30゜である。スロットダイ(2)の
スロット出口と引取ロール(1)の頂点との距離
(ds)は、通常15〜90mm、好ましくは約70m
mである。スロットダイ(2)のスロット出口と垂線
(S)との水平距離(dh)は、通常0〜90mm、好
ましくは約70mmである。引取ロール(1)表面から
3〜6mm離間した位置には、引取ロール(1)の回転
方向(R)から見て、接触点(P)の前方に電極として
供する2つの金属ストリップ電極(4)及び(5)が配
置される。これら2つの金属ストリップ電極(4)及び
(5)は、所謂ダブルストリップ(9)を構成する。2
つの金属ストリップ電極(4)及び(5)は、同一タイ
プであり、互いに平行に配置されると共に同一の電源
(25)に接続される。この電源(25)は、直流高圧
電源であり、1〜10mAの電流容量を有する4〜12
kVの直流電圧を2つの金属ストリップ電極(4)及び
(5)に印加する。ストリップエッジ(6)及び(7)
間の距離(dka)は、通常0.10〜15mm、好まし
くは約3mmである。ダブルストリップ(9)又は2つ
の金属ストリップ電極(4)及び(5)は、引取ロール
(1)の頂点を通る垂線(S)に対し角度(β)だけ傾
斜して配置される。傾斜角(β)は、通常20〜40
゜、好ましくは約30゜である。垂線(S)側の金属ス
トリップ(4)と垂線(S)間の水平距離(dp)は、
通常30〜100mm、好ましくは90〜95mmであ
る。
【0017】第一の金属ストリップ電極(4)から発生
する電界と共に第2の金属ストリップ電極(5)からシ
ートに印加される付加的電界がシートの束縛気泡の状態
に及ぼす影響と単一の金属ストリップ電極(4)の電界
がシートに及ぼす影響とを比較した。その結果は、図6
(A)〜(B)を参照して以下で詳述する。
【0018】図2は、本発明に従った静電密着装置の第
2の実施態様を示す模式図である。第2の実施態様に従
った静電密着装置が第1の実施態様の装置と相違する点
は、ダブルストリップ(9)と共に付加電極(8)が設
けられたことだけである。この付加電極(8)は、別の
高電圧源(26)に接続され、5.0〜15kVの電圧
が印加される。付加電極(8)は、直径10〜100m
m、好ましくは約75mmを有する断面円形の環状電極
から構成される。上記の付加電極(8)は、シートと引
取ロール(1)表面の接触点(P)から垂直上方に通常
5〜30mm、好ましくは約20mm離間して配置され
る。付加電極(8)と引取ロール(1)間の距離は、そ
の付加電極(8)に印加される高電圧の大きさに応じて
決定され、シートの品質劣化を起こすフラッシュオーバ
ーを充分に防止し得る様にその値を選択する。なお、ス
ロットダイ(2)から引取ロール(1)表面の接触点
(P)に至る溶融シートの搬送軌跡は、付加電極(8)
によって付加的電界を印加された際にも変化しない。付
加電極(8)により印加される付加的電界により、溶融
シートに作用する密着力が増加し、その結果、束縛気泡
に基因するシートの品質劣化が明白に改良される。この
付加的電界は、束縛気泡の数だけでなくそのサイズ減少
にも明らかに効果がある。
【0019】図3は、単一の金属ストリップ電極(4)
と付加電極(8)との組み合わせから成る静電密着装置
を使用した第3の実施態様を示す。この実施態様におい
ては、引取ロール(1)に接する前の溶融シートの密着
力が、付加電極(8)から印加される付加的電界によっ
て高められる。第2の実施態様に従った静電密着装置の
場合と同様に、付加電極(8)には、高電圧源(26)
により、通常5.0〜15kVの直流電圧が印加され
る。また、金属ストリップ電極(4)は、高電圧源(2
5)に接続され、通常4〜12kVの直流電圧が印加さ
れる。付加電極(8)は、同様に、断面円形の環状電極
として形成され、シート(3)と引取ロール(1)との
接触点(P)から垂直上方に、通常3〜30mm、好ま
しくは約20mm離間して配置される。付加電極(8)
の断面直径は、通常10〜100mm、好ましくは約7
5mmである。
【0020】図4は、本発明に従った静電密着装置の第
4の実施態様を示す。この実施態様の静電密着装置は、
金属ストリップ電極(4)と、この金属ストリップ電極
(4)の直前に配置したディスク状電極(16)とから
成る。ディスク状電極(16)と引取ロール(1)表面
間の距離は、通常3〜12mmの範囲で調整し得る。こ
のディスク状電極(16)は、リブ状インシュレーター
(19)と結合した中間部材(18)に、円筒状ネジ
(17)によってネジ止めされる。ディスク状電極(1
6)の固定手段として供する一つの部材は、長リンク部
材(21)と短リンク部材(22)から成るリンクによ
り構成される。リブ状インシュレーター(19)は、更
なる円筒状ネジ(20)によって長リンク部材(21)
にネジ止めされる。短リンク部材(22)は、ホルダー
(23)に結合され、ホルダー(23)は、更に、高さ
調節可能かつ水平位置調節可能なキャリッジ(24)に
取り付けられる。キャリッジ(24)は、装置のシート
搬送方向に沿って配置されたレール上を移動する。ディ
スク状電極(16)は、高圧電源(図示せず)によって
通常5〜15kVの直流電圧が印加される。ディスク状
電極(16)と引取ロール(1)表面間の距離は、図示
された実施態様においては3〜12mmである。
【0021】図5に示す本発明の静電密着装置の第5の
実施態様は、単に、電極(4)及び(16)の相対位置
においてのみ図4に示す実施態様と相違する。図4では
ディスク状電極(16)が金属ストリップ電極(4)の
前方に配置されるのに対し、第5の実施態様では、ディ
スク状電極(16)が金属ストリップ電極(4)の上方
に配置される。ディスク状電極(16)と引取ロール
(1)表面間の距離は、通常15〜30mmに調整され
ると共に、ディスク状電極(16)には、通常12〜2
5kVの電圧が印加される。金属ストリップ電極(4)
は、引取ロール(1)表面から通常3〜12mm離間し
て配置され、通常4〜12kVの電圧が印加される。
【0022】図6(A)、(B)及び図7(A)、
(B)は、単一金属ストリップ電極を有する静電密着装
置を使用した場合と、図1に示す第1の実施態様に従っ
た2つの金属ストリップ電極から成るダブルストリップ
を有する静電密着装置を使用した場合における、シート
試料上の束縛気泡(ピンニングバブル)の状態を示す。
【0023】シートの走行速度は、毎分100m及び毎
分120とした。静電密着装置の更なるパラメーターに
関する情報および実験試料の詳細は、以下の表1及び表
2に示す。なお、表1には単一金属ストリップ電極を有
する静電密着装置を使用した場合の値を示す。表2には
2つの金属ストリップ電極(4)及び(5)から成るダ
ブルストリップ(9)を有す静電密着装置を使用した場
合の値を示す。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】単一金属ストリップ電極を使用してシート
走行速度を毎分100mとした場合、印加される高電圧
は5.8〜7kV、電流強度は0.95〜2mAの範囲
である。また、シート走行速度を毎分120mとした場
合、印加される高電圧は5.5〜6.2kV、電流強度
は1〜1.6mAの範囲である。
【0027】一方、ダブルストリップ(9)を使用して
シート走行速度を毎分100mとした場合、ダブルスト
リップに印加される高電圧は6.5〜7kV、電流強度
は1〜2mAの範囲である。また、シート走行速度を毎
分120mとした場合、ダブルストリップ(9)に印加
される高電圧は6.5〜7.2kV、電流強度は1〜2
mAの範囲である。シート走行速度が増加するに従い、
ダブルストリップ(9)に印加される高電圧も増加す
る。ダブルストリップ(9)に印加される高電圧は、通
常4〜12kV、好ましくは6.5〜7.5kVの範囲
である。
【0028】表1及び2から選択したシート試料(3)
及び(11)並びに(8)及び(16)の束縛気泡の状
態を夫々図6(A)及び(B)並びに図7(A)及び
(B)に比較して示した。図6a及び6bにおいて、束
縛気泡の平均径は夫々13.8μm及び10.6μmで
ある。これは、単一金属ストリップ電極の代わりに、2
つの金属ストリップ電極から成るダブルストリップを使
用することにより、23〜23.2%の大幅な平均径の
減少が達成されたことを示している。更に、これらの図
から明らかな様に、ダブルストリップにより付加的電界
を印加することにより、束縛気泡の平均径だけでなくそ
の数も290から12へ大幅に減少している。
【0029】更に、図6c及び6dに示す様に、束縛気
泡の平均径は夫々19.2μm及び11.8μmであ
る。これはダブルストリップを使用した場合、単一金属
ストリップ電極に比し約38.5〜39%の平均径の減
少が達成されたことを示している。
【0030】単一金属ストリップ電極から成る静電密着
装置と、図3に示す第3の実施態様に従った単一金属ス
トリップ電極と付加電極を組み合わせた静電密着装置の
夫々のパラメーターを表3に示す。シート走行速度を毎
分100mとした場合、金属ストリップ電極に印加され
る高電圧は6.8〜7.0kV、電流強度は1.5mA
である。単一金属ストリップ電極と付加電極(例えば環
状電極)を組み合わせた静電密着装置の場合は、金属ス
トリップ電極に印加される高電圧は6.8kV、電流強
度は1.4mAである。この場合、付加電極に印加され
る高電圧は6kV、電流強度は実質的にゼロとなる。
【0031】表3のシート試料(20)及び(21)に
関する束縛気泡の状態を夫々図8(A)及び(B)に示
す。図8(A)に示す束縛気泡の平均径は12.4μm
であるのに対し、図8(B)に示す束縛気泡の平均径は
8.9μmである。これは、図8(B)の束縛気泡の平
均径が、図8(A)に示す束縛気泡の平均径より約2
8.2%減少したことを示す。束縛気泡の数は、付加電
極を非作動とした場合に比して作動させた場合は113
から7に減少している。なお、表3の値は、単一金属ス
トリップ電極を使用した静電密着装置および金属ストリ
ップ電極および付加電極を組み合わせた静電密着装置に
関する値である。表4の値は、単一金属ストリップ電極
とディスク状付加電極を組み合わせた静電密着装置に関
する値である。
【0032】
【表3】
【0033】
【表4】
【0034】図5に示す本発明の第5の実施態様に従っ
た単一金属ストリップ電極とディスク状付加電極とを組
み合わせた静電密着装置を使用した場合における、表4
のシート試料(22)及び(24)に関する束縛気泡の
状態を夫々図9(A)及び(B)に示す。シート走行速
度を毎分100mとした場合、金属ストリップ電極に印
加される高電圧は6.0〜7.0kV、電流強度は1.
2〜2.0mAである。一方、ディスク状付加電極に印
加される高電圧は0〜10kV、電流強度は実質的にゼ
ロである。
【0035】
【表5】
【0036】表5の値は、2つの金属ストリップ電極か
ら成るダブルストリップを使用した静電密着装置および
ダブルストリップとディスク状付加電極を組み合わせた
静電密着装置に関する値である。
【0037】ダブルストリップ(9)を使用した静電密
着装置(図1参照)及びダブルストリップ(9)とディ
スク状付加電極(16)を組み合わせた静電密着装置を
使用した場合における、表5のシート試料(28)及び
(29)に関する束縛気泡の状態を夫々図10(A)及
び10(B)に示す。但し、後者の組み合わせ静電密着
装置に関しては、図示しないが、ダブルストリップ
(9)を単一金属ストリップ電極(4)の代わりに使用
している以外は、その形状、サイズ、各部の離間距離等
に関しては、図5で示す実施態様と同様である。シート
の走行速度は、何れも毎分100mとした。何れの場合
も、ダブルストリップ(9)に印加される高電圧は5.
8kVであり、また、ディスク状付加電極に印加される
高電圧は6.0kVである。この様に、ディスク状付加
電極(16)の電界に、更に、ダブルストリップ(9)
の電界を付加重畳することにより、束縛気泡の数は69
〜35に減少した。この場合、束縛気泡の平均径は、1
1.7μmから11.8μmへ僅かに変化したのみであ
った。
【0038】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、第一の電
極に加え、更に1つ以上の第2の電極を引取ロール表面
から離間して配置し、第2の電極に、第1の電極に印加
した電圧と同一か又は異なる大きさの電圧を印加し、こ
れにより、第1の電極により形成された電界に更なる電
界を付加することによって従来技術の静電密着装置に比
し束縛気泡が極めて減少した静電密着装置を提供するこ
とが出来、その結果、高品質のシートを製造することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】2つの金属ストリップ電極から成るダブルスト
リップを使用した、本発明の静電密着装置の第1の実施
態様を示す模式図
【図2】ダブルストリップに加えて付加電極を使用し
た、本発明の静電密着装置の第2の実施態様を示す模式
【図3】単一金属ストリップ電極と付加電極から成る本
発明の静電密着装置の第3の実施態様を示す模式図
【図4】単一金属ストリップ電極と図3の付加電極の改
良型電極とから成る本発明の静電密着装置の第4の実施
態様を示す図
【図5】図4の電極配置の変更例を示す本発明の静電密
着装置の第5の実施態様を示す模式図
【図6】単一金属ストリップ電極と2つの金属ストリッ
プ電極から成るダブルストリップとを夫々使用した、引
取ロール上に密着されたシートの写真
【図7】単一金属ストリップ電極と2つの金属ストリッ
プ電極から成るダブルストリップとを夫々使用した、図
6と異なるシート走行速度における引取ロール上に密着
されたシートの写真
【図8】単一金属ストリップ電極を使用した場合と1つ
の金属ストリップ電極と環状付加電極を組み合わせて使
用した場合の、同一シート走行速度における引取ロール
上に密着されたシートの写真
【図9】単一金属ストリップ電極を使用した場合と1つ
の金属ストリップ電極とディスク状付加電極とを組み合
わせて使用した場合の、同一シート走行速度における引
取ロール上に密着されたシートの写真
【図10】2つの金属ストリップ電極から成るダブルス
トリップを使用した場合と2つの金属ストリップ電極か
ら成るダブルストリップとディスク状付加電極とを組み
合わせて使用した場合の、引取ロール上に密着されたシ
ートの写真
【符号の説明】
1:引取ロール 2:スロットダイ 3:シート 4:電極 5:電極 8:電極 16:電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デトレフ ヴァケル ドイツ連邦共和国、D−55129、マインツ、 ドレスドネル、ストラッセ・21

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引取ロール(1)表面に平行かつ近接し
    て配置された電圧印加可能な少なくとも1つの電極を有
    する、スロットダイ(2)から押し出されたシート
    (3)を引取ロール上に密着させる静電密着装置におい
    て、前記少なくとも1つの電極(4)に加え、1つ以上
    の更なる電極(5、8、16)を引取ロール表面から離
    間して配置し、当該電極(5、8、16)に前記電極
    (4)に印加された電圧と同一又は異なる電圧を印加す
    ることにより、前記電極(4)によって形成された電界
    に更なる電界を付加することを特徴とする静電密着装
    置。
  2. 【請求項2】 2つの金属ストリップ電極(4、5)が
    ダブルストリップ(9)を形成すると共に同一の電源
    (25)に接続され、夫々が引取ロール(1)表面に向
    かうテイパー状のストリップエッジ(6、7)を有する
    請求項1に記載の静電密着装置。
  3. 【請求項3】 電極(4、5)のストリップエッジ
    (6、7)間の離間距離が0.1〜15mmであり、ダ
    ブルストリップ(9)に印加される電圧が4〜12kV
    である請求項2に記載の静電密着装置。
  4. 【請求項4】 ダブルストリップ(9)上方に加えて更
    なる電圧を印加する付加電極(8)を設けた請求項2に
    記載の静電密着装置。
  5. 【請求項5】 付加電極(8)に印加する電圧が5〜1
    5kVの範囲である請求項4に記載の静電密着装置。
  6. 【請求項6】 付加電極(8)が10〜100mm径を
    有する断面円形の環状電極から構成され且つシート
    (3)と引取ロール(1)の接触点から垂直上方に3〜
    30mm離間して配置されている請求項4に記載の静電
    密着装置。
  7. 【請求項7】 付加電極(8)が75mm径を有する断
    面円形の環状電極から構成されている請求項6に記載の
    静電密着装置。
  8. 【請求項8】 スロットダイ(2)と引取ロール(1)
    の頂点間の水平および垂直距離が夫々15〜90mmの
    範囲であり、スロットダイ(2)の軸が引取ロール
    (1)の頂点を通る垂線Sに対し20〜40゜の角度で
    傾斜して配置され、引取ロール(1)の直径(D)が6
    00〜1800mmである請求項2に記載の静電密着装
    置。
  9. 【請求項9】 ダブルストリップ(9)が引取ロール
    (1)の頂点を通る垂線Sに対し20〜40゜の角度で
    傾斜して配置され、垂線S側の電極(4)と垂線S間の
    距離が30〜100mmである請求項2に記載の静電密
    着装置。
  10. 【請求項10】 電極(4)の電圧に加えて更なる電圧
    を印加可能であると共にスロットダイ(2)と電極
    (4)から成る単一電極間に配置された電極(8、1
    6)から構成され、当該電極(8、16)がシート
    (3)と引取ロール(1)の接触点から垂直上方に3〜
    30mm離間して配置されることを特徴とする、請求項
    1に記載の静電密着装置。
  11. 【請求項11】 電極(8)に印加される電圧が5〜1
    5kVの範囲である請求項9に記載の静電密着装置。
  12. 【請求項12】 電極(8)が断面円形の環状電極から
    構成され且つその直径が10〜100mmの範囲である
    請求項10に記載の静電密着装置。
  13. 【請求項13】 電極(16)がディスク状電極より構
    成され且つリブ状インシュレーター(19)に結合され
    た中間部材(18)に対し円筒形ネジ(17)によって
    ネジ止めされ、リブ状インシュレーター(19)が第2
    の円筒ネジ(20)によって長リンク部材(21)に固
    定され、その短リンク部材(22)が高さ調節可能かつ
    水平位置調節可能なキャリッジ(24)に取り付けたホ
    ルダー(23)に結合されている請求項9に記載の静電
    密着装置。
  14. 【請求項14】 ディスク状電極(16)に5〜15k
    Vの電圧が印加され、引取ロール(1)表面と当該電極
    (16)間の距離が3〜30mmである請求項12に記
    載の静電密着装置。
  15. 【請求項15】 ディスク状電極(16)がダブルスト
    リップ(9)上方に配置され、ダブルストリップ(9)
    に4〜12kVの電圧が印加され、ディスク状電極(1
    6)に5〜15kVの電圧が印加される請求項2に記載
    の静電密着装置。
JP9365230A 1996-12-20 1997-12-19 静電密着装置 Withdrawn JPH10193440A (ja)

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