JPH10191224A - カメラ一体型ビデオレコーダ - Google Patents

カメラ一体型ビデオレコーダ

Info

Publication number
JPH10191224A
JPH10191224A JP8355447A JP35544796A JPH10191224A JP H10191224 A JPH10191224 A JP H10191224A JP 8355447 A JP8355447 A JP 8355447A JP 35544796 A JP35544796 A JP 35544796A JP H10191224 A JPH10191224 A JP H10191224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
disk
disk device
main body
video
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8355447A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenzo Nakagawa
謙三 中川
Yoshiaki Takano
義明 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP8355447A priority Critical patent/JPH10191224A/ja
Priority to US08/991,504 priority patent/US6741802B1/en
Priority to EP97310323A priority patent/EP0851422B1/en
Priority to DE69731063T priority patent/DE69731063T2/de
Priority to KR1019970072211A priority patent/KR100615339B1/ko
Priority to CNB971085722A priority patent/CN1192612C/zh
Publication of JPH10191224A publication Critical patent/JPH10191224A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B31/00Arrangements for the associated working of recording or reproducing apparatus with related apparatus
    • G11B31/006Arrangements for the associated working of recording or reproducing apparatus with related apparatus with video camera or receiver
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/04Arrangements for preventing, inhibiting, or warning against double recording on the same blank or against other recording or reproducing malfunctions
    • G11B19/041Detection or prevention of read or write errors
    • G11B19/042Detection or prevention of read or write errors due to external shock or vibration
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/125Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
    • G11B7/127Lasers; Multiple laser arrays
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1372Lenses
    • G11B7/1374Objective lenses

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐振性や耐衝撃性を著しく向上させること。 【解決手段】 内蔵したディスク装置7を複数のインシ
ュレータ14によって弾性的に支持し、光学ディスク8
と光学ピックアップ10のキャリッジ送り機構27の送
り方向を撮像レンズ3の光軸Fとほぼ平行に配置したも
の。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影した映像情報
の記録装置を内蔵したビデオカムコーダと称されるカメ
ラ一体型ビデオレコーダの技術分野に属するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラ一体型ビデオレコーダ(以
下、ビデオカムコーダと記載する)は、撮像レンズによ
って撮影した映像情報を内蔵したビデオテープレコーダ
の磁気テープに記録し、再生するものであった。このビ
デオテープレコーダは振動に対して強いために、特に、
放送、業務用ビデオカムコーダによるニュース取材等の
過酷な条件下でのビデオ録画には最適である。しかし、
ビデオテープレコーダでは磁気テープに記録した映像情
報の高速アクセスを行えないために、映像情報の迅速な
収録、編集、転送等を行えなかった。そこで、近時、例
えば本発明の出願人による先願例(例えば、特開平8−
65619号公報)に見られるように、光ディスクや光
磁気ディスク等のいわゆる光学ディスクを用いたディス
ク装置をビデオカメラに内蔵し、撮像レンズによって撮
影した映像情報を光学ディスクに記録し、再生するよう
にしたビデオカムコーダが開発されている。そして、デ
ィスク装置は光学ディスクに記録した映像情報の高速ア
クセスが可能であることから、映像情報の迅速な収録、
編集、転送等を行える利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ディスク装置
は、ビデオテープレコーダに比べて振動に対して弱く、
ビデオ録画中に振動や衝撃等が加えられて、光学ディス
クに集光されているレーザビームのトラッキングがずれ
た場合には、録画済みの映像情報が破壊されてしまう問
題がある。そこで、上記の先願例では、ビデオカメラに
内蔵したディスク装置の耐振性の向上を図っているが、
更なる耐振性や耐衝撃性の向上が要求されている。
【0004】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、内蔵したディスク装置の耐振性や
耐衝撃性を著しく向上できるようにしたカメラ一体型ビ
デオレコーダを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のカメラ一体型ビデオレコーダは、内蔵した
ディスク装置を複数のインシュレータによって弾性的に
支持したり、ディスク状記録媒体とピックアップの送り
方向を共に撮像レンズの光軸とほぼ平行に配置したもの
である。
【0006】上記のように構成された本発明のカメラ一
体型ビデオレコーダは、複数のインシュレータによって
ディスク装置を弾性的に支持したり、ディスク状記録媒
体とピックアップの送り方向を共に撮像レンズの光軸と
ほぼ平行に配置したので、ディスク装置の耐振性や耐衝
撃性を著しく向上させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したビデオカ
ムレコーダの実施の形態を図を参照して説明する。
【0008】「ビデオカムコーダの概要」まず、ビデオ
カムコーダの概要について説明する。即ち、図1〜図3
に示すように、このビデオカムコーダ1はカメラ本体2
の前面2aに撮像レンズ3を取り付け、そのカメラ本体
2の前面2a側の内部で、撮像レンズ3の光軸F上にC
CD等の撮像装置4が内蔵され、そのカメラ本体2の上
部2bにはハンドリング用の把手5が取り付けられ、カ
メラ本体2の下面2cにはショルダーパッド6が取り付
けられていて、カメラ本体2の後面2dに必要に応じて
バッテリーや電源コード等が脱着可能に取り付けられ
る。そして、このビデオカムコーダ1では、映像情報の
記録装置としてディスク装置7を用いたものであり、カ
メラ本体2又はそのカメラ本体2の後面2b側に脱着さ
れるアダプターの内部にディスク装置7を内蔵したもの
(以下、単に、カメラ本体2に内蔵するとのみ記載し、
アダプターについての記載を省略する。)である。そし
て、このディスク装置7はディスク状記録媒体である光
ディスクや光磁気ディスク等のいわゆる光学ディスク8
を裸のまま、或いはディスクカートリッジ9内に収納し
て装着し、その光学ディスク8に映像情報を記録し、再
生するピックアップである光学ピックアップ10を備え
たものである。
【0009】従って、このビデオカムコーダ1は、撮像
レンズ3によって撮影した映像を撮像装置4によって映
像情報(映像信号)に変換し、その映像情報を内蔵され
たディスク装置7の光学ディスク8に光学ピックアップ
10によって記録し、再生することができるものであ
る。そして、このディスク装置7はコンパクトであり、
映像情報をデジタル信号によって光学ディスク8に記録
するデジタル信号処理方式の採用により、この光学ディ
スク8の記録容量は著しく増大されている。そして、こ
のディスク装置7は光学ピックアップ10によって光学
ディスク8に映像情報を非接触状態で記録し、再生する
ので、その記録した映像情報の高速アクセスが可能であ
り、撮影した映像情報の収録、編集、転送等を迅速に行
えることから、特に、放送、業務用のビデオカムコーダ
として最適なものを得ることができる。
【0010】「インシュレータ」次に、カメラ本体2の
内部にディスク装置7を弾性的に支持して取り付けてい
る複数のインシュレータについて説明する。即ち、図1
及び図3に示すように、カメラ本体2の内部には一側面
が開放された筐状で立て型のカメラ本体シャーシ12が
配置されていて、ディスク装置7がそのカメラ本体シャ
ーシ12内に立て型(垂直に立てること)に収容されて
いる。そして、ディスク装置シャーシ13の外周が複数
のインシュレータ14によってカメラ本体シャーシ12
の内部に前後方向X、上下方向Y、左右方向Zの全方向
において弾性的に支持して取り付けられていて、これら
のインシュレータ14の多くは、バネ要素15と、ダッ
シュポット要素16が組み込まれたものに構成されてい
る。
【0011】即ち、ディスク装置シャーシ13の前後両
面13a、13b、下面13c及び一側面13eを支持
する複数のインシュレータ14には、ディスク装置シャ
ーシ13の荷重が直接加えられることから、これらのイ
ンシュレータ14は、例えば、図4に示すように、バネ
要素15を構成している圧縮コイルバネ17と、ダッシ
ュポット要素16を構成しているゴム等の弾性部材18
とによって構成されている。
【0012】この際、図4では、ディスク装置シャーシ
13に一対の止ネジ19によってピン取付板20を取り
付け、そのピン取付板20の中央に中心ピン21をビス
止めや加締め等によって直角状に植立し、その中心ピン
21の外周に挿入した円筒状の弾性部材18をカメラ本
体シャーシ12にバーリング加工等によって一体に設け
た円筒部22内に初期圧縮応力を加えた状態で挿入し
て、その弾性部材18のフランジ部18aをカメラ本体
シャーシ12とディスク装置シャーシ13との間に初期
圧縮応力を加えた状態で挟み込み、そのフランジ部18
aの外周でカメラ本体シャーシ12とディスク装置シャ
ーシ13との間に圧縮コイルバネ17を初期圧縮応力を
加えた状態で挟み込んだものである。なお、弾性部材1
8内に液体を封入すれば、圧縮コイルバネ17を省略す
ることも可能である。
【0013】また、ディスク装置シャーシ13の上面1
3dを支持する複数のインシュレータ14には、ディス
ク装置シャーシ13の荷重が通常直接には加えられない
ことから、図5に示すように、バネ要素15又はダッシ
ュポット要素16の何れか一方を省略した簡易型を使用
することができる。そして、図5では、弾性部材18の
みを用い、圧縮コイルバネ17が省略されていて、その
弾性部材18は図4に示した中心ピン21によって同様
に支持されている。
【0014】従って、このように構成された複数のイン
シュレータ14はそのバネ要素15とダッシュポット要
素16とによってカメラ本体シャーシ12に加えられる
外部振動や衝撃を素早く吸収、収束することができて、
緩衝効果が非常に高く、その外部振動や衝撃がディスク
装置シャーシ13に伝わりにくく、ディスク装置7の耐
振性や耐衝撃性を著しく向上することができる。
【0015】「ディスク装置の概要」次に、ディスク装
置7の概要について説明する。即ち、図1〜図3に示す
ように、ディスク装置7は光学ディスク8が直角状に装
着されて回転駆動されるスピンドルモータ24を有し、
光学ピックアップ10は対物レンズ25を搭載したキャ
リッジ26を有している。そして、このキャリッジ26
によって対物レンズ25を光学ディスク8の中心からの
放射線に沿って移動する送り機構であるキャリッジ送り
機構27が備えられている。そして、図11に示すよう
に、スピンドルモータ24によって光学ディスク8を高
速で回転駆動し、光学ピックアップ10の対物レンズ2
5によってレーザビームLBのスポットを光学ディスク
8に直角状に照射する。そして、キャリッジ送り機構2
7によってキャリッジ26と一体に対物レンズ25を光
学ディスク8と平行な方向に移動することによって、レ
ーザビームLBのスポットを光学ディスク8の中心から
の放射線に沿ってシーク及びトラッキングしながら、映
像情報を光学ディスク8に記録し、再生するものであ
る。
【0016】この際、図10に示すように、光学ピック
アップ10は、半導体レーザ29から照射したレーザビ
ームLBを光学系30を通して対物レンズ25に照射
し、その対物レンズ25によってレーザビームLBのス
ポットが光学ディスク8に直角状に照射される。そし
て、対物レンズ25がキャリッジ16に搭載された2軸
アクチュエータ31によってフォーカス方向(矢印Z方
向)及びトラッキング方向(矢印X方向)に駆動され
て、光学ディスク8に対するレーザビームLBのスポッ
トのフォーカス調整及びトラッキング調整が行われる。
なお、この際、光学ディスク8で反射されたレーザビー
ムLBの反射光を光学系30を通してフォトダイオード
等の受光素子32で受光し、サーボ回路32によって2
軸アクチュエータ31を制御して、レーザビームLBの
スポットのフォーカス調整及びトラッキング調整を瞬時
に行うことができる。なお、サーボ回路32は、具体的
には図11に示すように、フォーカス及びトラッキング
の誤差を誤差信号検出回路33で検出し、位相補償ドラ
イブアンプ34によって2軸アクチュエータ31を駆動
する。
【0017】「光学ディスク及びキャリッジ送り機構の
送り方向の配置」次に、光学ディスク8及び送り機構2
7による対物レンズ25の送り方向について説明する。
即ち、図1〜図3に示すように、カメラ本体2の内部に
内蔵されたディスク装置7の光学ディスク8は、スピン
ドルモータ24に直角状に装着された状態で、撮像レン
ズ3の光軸Fと平行に配置されている。即ち、光学ディ
スク8は光軸Fと平行な鉛直平面内で回転駆動されるよ
うに構成されている。次に、対物レンズ25は光学ディ
スク8の中心からの放射線であって、光軸Fと平行な水
平基準線P上において、光学ディスク8にレーザービー
ムLBのスポットを直角状に照射するように構成されて
いる。そして、キャリッジ送り機構27による対物レン
ズ25の送り方向が光軸Fと平行な方向であるカメラ本
体2の前後方向Xに配置されている。
【0018】従って、このディスク装置7によれば、図
2に示すように、スピンドルモータ24によって光学デ
ィスク8を鉛直平面内で高速で回転駆動しながら、対物
レンズ25によってレーザビームLBのスポットを光学
ディスク8に水平横方向である矢印Z方向から照射し、
光学ディスク8の水平線P上に集光させる。そして、送
り機構27によって対物レンズ25を前後方向Xに移送
することによって、レーザビームLBのスポットを水平
基準線P1 に沿って前後方向Xにシーク及びトラッキン
グしながら、光学ディスク8に映像情報を記録し、再生
することになるので、そのレーザビームLBのスポット
によって光学ディスク8の水平基準線Pに記録される記
録トラックTRはその水平基準線P1 に対して直角な垂
直基準線P2 に沿った上下方向Yとなる。但し、レーザ
ビームLBのスポットのフォーカシング方向は前後方向
Zとなる。
【0019】ところで、この種ビデオカムコーダ1のビ
デオ録画時における姿勢は、図12に示すように、カメ
ラ本体2をショルダーパッド6によってカメラマンの肩
に載せ、撮像レンズ3の側面に付設されているレンズグ
リップ36を右手等で握持し、ビューファインダー37
を右目等で覗くことになる。従って、図12の(A)に
示すように、歩行や走行しながらビデオ録画を行う時に
は、このビデオカムコーダ1には鉛直方向である上下方
向Yに重力加速度による大きな振動や衝撃等が発生し、
図12の(B)に示すように、チルト時には重力加速度
や遠心力による上下方向Yや前後方向Xに弱い振動や衝
撃等が発生する。なお、図12の(C)に示すように、
パン時には重力加速度や遠心力による水平方向Zや前後
方向Xに弱い振動や衝撃等が発生することになる。
【0020】しかし、図2で説明したように、光学ディ
スク8の水平基準線P1 上における記録トラックTRは
上下方向Yとなっているので、ビデオ録画時に上下方向
Yの大きな振動や衝撃等が発生しても、レーザビームL
Bのスポットがその記録トラックTRに沿って上下方向
に振動するだけであり、そのレーザビームLBのスポッ
トのトラックずれは殆んど発生せず、前述した複数のイ
ンシュレータ14による緩衝効果との相乗効果により、
トラッキングに対して非常に有利なもの、即ち、耐振性
及び耐衝撃性の非常に高いものとなっている。なお、ビ
デオ録画時に発生する前後方向Xや水平方向Zの弱い振
動や衝撃等は複数のインシュレータ14によって殆んど
吸収することができる上に、前述した2軸アクチュエー
タ31によるフォーカス調整やトラッキング調整の能力
範囲内で十分に対応することができる。
【0021】「送り機構」次に、キャリッジ送り機構2
7について説明する。即ち、図6及び図7に示すよう
に、このキャリッジ送り機構27は、前述したように、
キャリッジ26によって対物レンズ25を光学ディスク
8の水平基準線P1 に沿って光軸Fと平行な方向である
前後方向Xに移送するものであり、光軸Fと平行なガイ
ド軸39に沿ってキャリッジ26を案内しながら、モー
タによってキャリッジ26をそのガイド軸39に沿って
前後方向Xに駆動する機構を備えている。そして、この
際のモータとしては、磁気回路を用いて、キャリッジ2
6を非接触型構造で駆動するリニアモータを採用するこ
とも可能であるが、前述したビデオ録画時に発生する前
後方向の弱い振動や衝撃等によるレーザビームLBのス
ポットのトラックずれを極力防止する目的からは、次の
ようなキャリッジ送り機構27を採用することが好まし
い。
【0022】即ち、図6に示すキャリッジ送り機構27
は、ガイド軸39と平行な送りネジ40にキャリッジ2
6をナット41を介して螺合させ、直流モータ42によ
ってギアトレイン43を介して送りネジ40を正逆回転
駆動することによってキャリッジ26をガイド軸39に
沿って前後方向Xにネジ送りするネジ送り機構44を用
いたものである。また、図7に示す送り機構27は、一
対の平行なガイド軸39で案内されるキャリッジ26
に、ガイド軸39と平行なラック45を取り付け、その
ラック45に噛合されたピニオン46を直流モータ42
によってギアトレイン43を介して正逆回転駆動するこ
とによって、ラック45を介してキャリッジ26をガイ
ド軸39に沿って前後方向Xに移送するラック・ピニオ
ン機構47を用いたものである。そして、これらネジ送
り機構44やラック・ピニオン機構47は、直流モータ
42とキャリッジ26との間を機械的に結合した接触型
構造となっている。
【0023】「2軸アクチュエータ」次に、キャリッジ
26に搭載される2軸アクチュエータ31について説明
する。即ち、前述したビデオ録画時に発生する振動や衝
撃等による対物レンズ25の振動を極力防止する目的か
らは、2軸アクチュエータ31として、図8に示すよう
な均衡型(軸摺動型)を用いるのが好ましい。即ち、こ
の均衡型の2軸アクチュエータ31は、ベースヨーク5
1上にシャフト52を左右方向Zと平行に植立し、対物
レンズ25が偏心位置に固着された円形のボビン53を
シャフト52に沿って左右方向Zと平行な方向にスライ
ド自在及び前後方向Xに回転自在に取り付け、そのボビ
ン53の外周に接着したフォーカシングコイル54及び
トラッキングコイル55と、ベースヨーク51上に固着
されて、ボビン53の内外に円弧状に配置されたマグネ
ット56及びヨーク57との間で形成される磁気回路に
よってボビン53と一体に対物レンズ25をシャフト5
2に沿って左右方向Zにフォーカス調整し、対物レンズ
25をシャフト52を中心に前後方向Xにトラッキング
調整するように構成したものである。従って、この均衡
型の2軸アクチュエータ31は全方向に対して強く、特
に、上下方向Y、前後方向X、左右方向Zの全方向の振
動や衝撃等をシャフト52で受け止めることができて、
耐振性や耐衝撃性を著しく向上させることができる。
【0024】なお、図9は不均衡型(板バネ型)の2軸
アクチュエータ31を示したものであり、ベースヨーク
59の一端上にネジ止め等にてブロック60を固着し、
このブロック60に四連リンク機構を構成する4枚の平
行板バネ61の一端を固着し、その平行板バネ61の他
端が固着されたボビン62の中央位置に対物レンズ25
を固着し、そのボビン62の外周に接着されたフォーカ
シングコイル54及びトラッキングコイル55と、ベー
スヨーク51上に固着されて、ボビン62の内外に配置
されたマグネット56及びヨーク57との間で形成され
る磁気回路によって、平行板バネ61の撓みを利用しな
がら、ボビン62と一体に対物レンズ25を左右方向Z
にフォーカス調整し、前後方向Xにトラッキング調整す
るように構成したものである。従って、この均衡型の2
軸アクチュエータ31は、平行板バネ61の長さ方向に
のみ強いが、その平行板バネ61の長さ方向を上下方向
Yに設定することによって、上下方向Yの振動や衝撃等
を平行板バネ61によって受け止めることができて、こ
の不均衡型の2軸アクチュエータ31によっても、耐振
性や耐衝撃性を向上させることもできる。
【0025】以上、本発明のカメラ一体型ビデオレコー
ダの実施の形態について説明したが、本発明は上記した
実施の形態に限定されることなく、本発明の技術的思想
に基づいて各種の変更が可能である。例えば、ディスク
装置のディスク状記録媒体は光ディスクや光磁気ディス
ク等の光学ディスクに限定されることなく、磁気ディス
クであっても良い。また、本発明のカメラ一体型ビデオ
レコーダは、ビデオカムコーダに限定されることなく、
電子スチルカメラやその他の各種撮像装置に適用可能で
ある。
【0026】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のカメラ
一体型ビデオレコーダは、次のような効果を奏する。
【0027】請求項1は、内蔵したディスク装置を複数
のインシュレータによって弾性的に支持したので、耐振
性や耐衝撃性を著しく向上させることができて、ビデオ
録画中等に発生する振動や衝撃に伴うトラックずれ等に
よって録画済みの映像情報が破壊されること等を未然に
防止することができて、高精度、高信頼性の録画、再生
を行うことができる。
【0028】請求項2は、内蔵したディスク装置のディ
スク状記録媒体とピックアップの送り方向を共に撮像レ
ンズの光軸とほぼ平行に配置したので、特に、ビデオ録
画中に頻繁に加えられる上下方向(光軸に対して直交す
る方向)の振動や衝撃に対して非常に強くなり、そのビ
デオ録画中に発生する上下方向の振動や衝撃に伴うトラ
ックずれ等によって録画済みの映像情報が破壊されるこ
と等を未然に防止することができて、高精度、高信頼性
の録画、再生を行うことができる。
【0029】請求項3は、バネ要素とダッシュポット要
素とをインシュレータに備えたので振動や衝撃を素早く
吸収、収束することができて、耐振性や耐衝撃性を著し
く向上させることができる。
【0030】請求項4は、ピックアップの送り機構を、
モータとキャリッジとの間が機械的に結合された接触型
構造に構成したので、前後方向(光軸と平行な方向)の
耐振性や耐衝撃性を著しく向上させることができる。
【0031】請求項5は、映像情報を光学ディスクに光
学ピックアップによって記録し、再生するディスク装置
を内蔵したので、コンパクトで、高精度、高信頼性の録
画、再生を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したビデオカムコーダの実施の形
態を説明する全体の透視斜視図である。
【図2】光学ディスクとその送り方向が光軸と平行であ
ることを説明する斜視図である。
【図3】内蔵したディスク装置を弾性的に支持するイン
シュレータを説明する概略側面図である。
【図4】インシュレータのバネ要素とダッシュポット要
素を説明する具体例の断面側面図である。
【図5】インシュレータの簡易型の具体例の断面側面図
である。
【図6】キャリッジ送り機構のネジ送り構造を説明する
側面図である。
【図7】キャリッジ送り機構のラック・ピニオン構造を
説明する側面図である。
【図8】均衡型の2軸アクチュエータを示した斜視図で
ある。
【図9】不均衡型の2軸アクチュエータを示した分解斜
視図である。
【図10】光学ピックアップを説明する図面である。
【図11】光学ピックアップのサーボ回路を説明する図
面である。
【図12】ビデオカムコーダのビデオ録画姿勢を説明す
る図面である。
【符号の説明】 1はカメラ一体型ビデオレコーダであるビデオカムコー
ダ、2はカメラ本体、3は撮像レンズ、7はディスク装
置、8はディスク状記録媒体である光学ディスク、10
はピックアップである光学ピックアップ、12はカメラ
本体シャーシ、13はディスク装置シャーシ、14はイ
ンシュレータ、15はバネ要素、16はダッシュポット
要素、24はスピンドルモータ、25は対物レンズ、2
7は送り機構であるキャリッジ送り機構、42は直流モ
ータ、43はギアトレイン、44はネジ送り機構、47
はラック・ピニオン機構、Fは光軸、LBはレーザビー
ム、Xは前後方向、Yは上下方向、Zは左右方向、P1
は水平基準線、P2 は垂直基準線である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像レンズを備えたカメラ本体と、 上記撮像レンズで撮影した映像情報をディスク状記録媒
    体に記録し、再生するディスク装置と、 上記ディスク装置を上記カメラ本体又はそのカメラ本体
    に脱着されるアダプターの内部に弾性的に支持させて取
    り付ける複数のインシュレータを備えたことを特徴とす
    るカメラ一体型ビデオレコーダ。
  2. 【請求項2】撮像レンズを備えたカメラ本体と、 上記カメラ本体又はそのカメラ本体に脱着されるアダプ
    ターの内部に設置されて、上記撮像レンズで撮像された
    映像情報をディスク状記録媒体に記録し、再生するディ
    スク装置を備え、 上記ディスク装置のディスク状記録媒体とピックアップ
    の送り方向を共に上記撮像レンズの光軸とほぼ平行に配
    置したことを特徴とするカメラ一体型ビデオレコーダ。
  3. 【請求項3】上記インシュレータはバネ要素と、ダッシ
    ュポット要素とを備えていることを特徴とする請求項1
    又は請求項2記載のカメラ一体型ビデオレコーダ。
  4. 【請求項4】上記ピックアップの送り機構を、モータと
    キャリッジとの間が機械的に結合された接触型構造に構
    成したことを特徴とする請求項2記載のカメラ一体型ビ
    デオレコーダ。
  5. 【請求項5】上記ディスク状記録媒体を光学ディスクに
    構成し、上記ピックアップを光学ピックアップに構成し
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3
    又は請求項4記載のカメラ一体型ビデオレコーダ。
JP8355447A 1996-12-24 1996-12-24 カメラ一体型ビデオレコーダ Pending JPH10191224A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8355447A JPH10191224A (ja) 1996-12-24 1996-12-24 カメラ一体型ビデオレコーダ
US08/991,504 US6741802B1 (en) 1996-12-24 1997-12-16 Elastic support assembly for disk device for disk recording apparatus with video camera
EP97310323A EP0851422B1 (en) 1996-12-24 1997-12-19 Disk recording apparatus
DE69731063T DE69731063T2 (de) 1996-12-24 1997-12-19 Plattenaufnahmegerät
KR1019970072211A KR100615339B1 (ko) 1996-12-24 1997-12-23 비디오카메라일체형디스크기록장치
CNB971085722A CN1192612C (zh) 1996-12-24 1997-12-24 摄像机用的盘记录装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8355447A JPH10191224A (ja) 1996-12-24 1996-12-24 カメラ一体型ビデオレコーダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10191224A true JPH10191224A (ja) 1998-07-21

Family

ID=18444010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8355447A Pending JPH10191224A (ja) 1996-12-24 1996-12-24 カメラ一体型ビデオレコーダ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6741802B1 (ja)
EP (1) EP0851422B1 (ja)
JP (1) JPH10191224A (ja)
KR (1) KR100615339B1 (ja)
CN (1) CN1192612C (ja)
DE (1) DE69731063T2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4192355B2 (ja) 1999-09-29 2008-12-10 ソニー株式会社 光ディスクカムコーダー
JP2004343364A (ja) * 2003-05-15 2004-12-02 Hitachi Ltd 光ディスクビデオカメラ
JP2005063558A (ja) 2003-08-12 2005-03-10 Sony Corp ディスク記録及び/又は再生装置
JP2005063560A (ja) * 2003-08-12 2005-03-10 Sony Corp ディスク記録及び/又は再生装置
JP2006140751A (ja) * 2004-11-12 2006-06-01 Hitachi Ltd ディスクビデオカメラ
US20060152591A1 (en) * 2005-01-13 2006-07-13 Sheng-Feng Lin Automatic focus mechanism of an image capturing device
KR101694046B1 (ko) 2015-08-12 2017-01-09 현대자동차주식회사 차량용 클러치케이블의 유격 조정장치
CN106681083B (zh) * 2017-01-16 2022-07-12 天芯宜智能网络科技(天津)有限公司 抗冲击碰撞摄像装置

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57142078A (en) 1981-02-27 1982-09-02 Hitachi Denshi Ltd Television pickup recorder
US4475130A (en) * 1981-05-19 1984-10-02 Datacopy Corporation Method and means for the real-time storage of images captured by an electronic scanning camera
JPS5991431A (ja) 1982-11-18 1984-05-26 Nippon Kogaku Kk <Nikon> 電子スチルカメラ
JPS62266986A (ja) 1986-05-15 1987-11-19 Nec Home Electronics Ltd 可般型電子カメラ
KR910006609B1 (ko) * 1986-12-18 1991-08-29 가시오 게이상기 가부시기가이샤 전자 스틸 카메라
JPH055740Y2 (ja) 1986-12-18 1993-02-15
US4967278A (en) * 1988-08-08 1990-10-30 Steve Greenbaum Video camera with a transverse tilt detector and indicator comprising an ordered array of light-emitting diodes
JPH03266567A (ja) 1990-03-16 1991-11-27 Olympus Optical Co Ltd 電子スチルカメラ
JP2848999B2 (ja) * 1992-04-02 1999-01-20 株式会社日本コンラックス 対物レンズの駆動装置
JP3154141B2 (ja) * 1992-06-05 2001-04-09 ソニー株式会社 緩衝装置及び緩衝装置を用いた円盤状記録媒体用の記録及び/又は再生装置
JPH06119770A (ja) * 1992-08-18 1994-04-28 Sony Corp 防振機構
JPH06325558A (ja) 1993-05-17 1994-11-25 Sony Corp カメラ一体型ビデオレコーダー装置
KR100280591B1 (ko) * 1993-09-13 2001-02-01 이데이 노부유끼 디스크장치 및 헤드캐리지 구동용 전달기구의 조립방법
US5809201A (en) * 1994-06-24 1998-09-15 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Specially formatted optical disk and method of playback
JPH0865619A (ja) 1994-08-22 1996-03-08 Sony Corp ディスク記録装置
US6108163A (en) * 1994-10-12 2000-08-22 International Business Machines Corporation Sensitive sensor internally mounted shock for a disk drive
US5721723A (en) * 1994-11-18 1998-02-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Objective lens driving device, data recording device, and data reproducing device, all having driver force selectively 120 tutine and positioning the objective lenses
US5999406A (en) * 1995-02-23 1999-12-07 Avid Technology, Inc. Dockable electronic equipment container
US5917795A (en) * 1995-04-28 1999-06-29 Mitsumi Electric Co., Ltd. Disk device having a drive unit and a cam plate which moves up and down relative to a disk holder for providing a thin structure
JP3716453B2 (ja) * 1995-05-31 2005-11-16 ソニー株式会社 ディスクプレーヤ装置
JPH10188547A (ja) * 1996-12-20 1998-07-21 Sony Corp ダンパ

Also Published As

Publication number Publication date
DE69731063T2 (de) 2005-10-06
US6741802B1 (en) 2004-05-25
KR100615339B1 (ko) 2007-04-11
CN1192612C (zh) 2005-03-09
EP0851422A1 (en) 1998-07-01
CN1196637A (zh) 1998-10-21
EP0851422B1 (en) 2004-10-06
KR19980064492A (ko) 1998-10-07
DE69731063D1 (de) 2004-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6052357A (en) Compact optical disk apparatus having a swing-motion optical head
JPH0668843B2 (ja) 光学ピツクアツプ装置
JPH0319624B2 (ja)
JPH05342830A (ja) 緩衝装置及び緩衝装置を用いた円盤状記録媒体用の記録及び/又は再生装置
JPH10191224A (ja) カメラ一体型ビデオレコーダ
JP4192355B2 (ja) 光ディスクカムコーダー
US8199613B2 (en) Objective lens actuator and a thin-sized optical pickup with magnetic circuit having different lengthed magnets
JP2000348478A (ja) ディスクドライブ装置及び光ディスク装置
US6351445B1 (en) Optical pickup device
US20060190953A1 (en) Disk recording/reproducer and method for fixing pickup of disc recorder/reproducer
JP3386695B2 (ja) 光ディスク装置
US7203137B2 (en) Optical pickup unit and optical disc device
JPH0865619A (ja) ディスク記録装置
JP2637292B2 (ja) 光学式情報記録再生装置
JPH11316963A (ja) 光ピックアップ
JPS63244481A (ja) 情報処理装置
US20080159090A1 (en) Optical pickup and disk drive device
KR0181819B1 (ko) 모터 구동방식 광픽업 구동장치
JP3536415B2 (ja) ディスクカメラ
KR20060036810A (ko) 픽업 액츄에이터의 방열장치
JPH05266495A (ja) 光ディスク装置
JP2001101776A (ja) 光ディスクカムコーダー
JP2001101675A (ja) 光ディスクカムコーダー
JPH11175998A (ja) ピックアップ装置
JPS59142782A (ja) 光学的記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050117

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050208