JPH10190601A - 圧縮伸長システム - Google Patents

圧縮伸長システム

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JPH10190601A
JPH10190601A JP35014496A JP35014496A JPH10190601A JP H10190601 A JPH10190601 A JP H10190601A JP 35014496 A JP35014496 A JP 35014496A JP 35014496 A JP35014496 A JP 35014496A JP H10190601 A JPH10190601 A JP H10190601A
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control signal
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audio
video
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JP35014496A
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Kenji Fukuhara
健志 福原
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像信号を符号化する符号化器の入力側と、
圧縮映像信号を復号化する復号化器の出力側に設けられ
たフレームメモリの書き込み速度と読み出し速度が異な
ることにより、遅延差が変化し、音声と映像の遅延量が
変化してしまう。 【解決手段】 差分検出器4はSG2よりの書き込みア
ドレスと、SG6よりの読み出しアドレスとの差分を検
出する。SG7は音声データをメモリ10に書き込ませ
た後、検出差分値に応じた遅延量に、固定遅延値発生器
11よりの映像と音声の符号化による固定遅延差を補正
するための固定遅延値を加算した遅延量だけ書き込み制
御信号に対して遅延した読み出し制御信号を発生してメ
モリ10に供給して記憶音声データを読み出させる。こ
れにより、メモリ10からは、符号化による映像と音声
との遅延差だけでなく、フレームメモリ3による映像と
音声の遅延差が補正されたタイミングで音声データが読
み出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧縮伸長システムに
係り、特に映像信号及び音声信号を圧縮して伝送し、受
信側で伸長して映像信号と音声信号の同期をとって復元
する圧縮伸長システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の圧縮伸長システムの一例の
ブロック図で、同図(A)は圧縮装置、同図(B)は伸
長装置を示す。まず、圧縮装置では、アナログ映像信号
はA/D変換器41に供給されてディジタル信号に変換
される一方、制御信号発生回路(SG)42に供給され
て書き込み制御信号に変換される。フレームメモリ43
はA/D変換器41よりのディジタル映像信号の1フレ
ーム分をSG42よりの書き込み制御信号に基づいて記
憶する。
【0003】水晶発振器46より出力された一定周波数
の信号は、制御信号発生回路(SG)45に供給され
て、ここで読み出し制御信号を発生させる。この読み出
し制御信号は、フレームメモリ43に入力されて、その
記憶ディジタル映像信号を読み出す。ディジタル映像信
号は、符号化器44に供給されて圧縮される。
【0004】一方、アナログ音声信号はA/D変換器4
7に供給されてディジタル信号に変換された後、メモリ
49に供給され、ここで制御信号発生回路(SG)48
よりの書き込み制御信号に基づいてメモリ49に格納さ
れる。SG48は映像と音声の符号化による固定遅延差
を補正するための固定遅延値発生器51からの固定遅延
値に基づいて、書き込み制御信号と読み出し制御信号の
遅延差を定めて、書き込み制御信号と読み出し制御信号
を発生する。メモリ49はこの読み出し制御信号に基づ
いて記憶ディジタル音声信号を読み出し、これを符号化
器50に供給して符号化圧縮させる。
【0005】符号化器44から出力された映像圧縮信号
はスイッチ52の一方の端子に入力され、符号化器50
から出力された音声圧縮信号はスイッチ52の他方の端
子に入力され、このスイッチ52により時分割多重され
て出力信号として送信される。
【0006】一方、受信側では、上記の圧縮装置から出
力された時分割多重信号は、スイッチ60を介して時分
割分離され、復号化器61及びSG62に供給される一
方、復号化器63に供給される。復号化器61により復
号された映像圧縮信号は、SG62よりの書き込み制御
信号に基づいてフレームメモリ63に書き込まれる。水
晶発振器66により発生された一定周波数の信号はSG
65に供給されて読み出し制御信号を発生させる。
【0007】フレームメモリ63は上記の読み出し制御
信号に基づいて、記憶映像圧縮信号を読み出してD/A
変換器64に供給され、ここでアナログ信号である映像
信号に変換されて出力される。
【0008】また、復号化器67により復号化された音
声圧縮信号は、メモリ69に供給されてSG68よりの
書き込み制御信号に基づいて書き込まれる。SG68は
映像と音声の復号化による固定遅延差を補正するための
固定遅延値発生器71からの固定遅延値に基づいて、書
き込み制御信号と読み出し制御信号の遅延差を定めて、
書き込み制御信号と読み出し制御信号を発生する。メモ
リ69はこの読み出し制御信号に基づいて記憶音声圧縮
信号を読み出してD/A変換器70に供給し、ここでデ
ィジタル−アナログ変換されてアナログ信号である音声
信号に復元される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の圧縮伸長システムでは、映像信号を符号化する符号化
器44の入力側と、圧縮映像信号を復号化する復号化器
61の出力側のそれぞれにフレームメモリ43、63が
設けられているのに対し、音声信号を符号化する符号化
器50の入力側と、圧縮音声信号を復号化する復号化器
67の出力側のそれぞれには映像と音声の符号化・復号
化による遅延時間を補正するためのメモリ49、69が
あるだけのため、フレームメモリ43、63の書き込み
と読み出しのタイミングが異なり、かつ、書き込み制御
信号と読み出し制御信号の両周波数が必ずしも同一では
ないことにより、圧縮装置で0〜1フレーム、伸長装置
で0〜1フレームの遅延をそれぞれ生じ、音声の遅延量
とトータルで0〜2フレームの遅延差が生じてしまう。
【0010】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
映像のフレームメモリの遅延量を検出し、音声の遅延量
をそれと同期して合わせることにより、映像・音声の完
全同期をとることができる圧縮伸長システムを提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、映像信号と音声信号を別々の符号化器によ
り圧縮符号化を行って得られた圧縮映像データと圧縮音
声データとを時分割多重して伝送する圧縮装置と、入力
された時分割多重信号から圧縮映像データと圧縮音声デ
ータとを分離して、それぞれ別々の復号化器により伸長
復号して復号映像データと復号音声データとを生成した
後、アナログ信号に変換して元の映像信号と音声信号を
出力する伸長装置とからなる圧縮伸長システムにおい
て、圧縮装置と伸長装置の少なくとも一方を、その音声
用メモリ手段を書き込み時よりも映像用符号化器と音声
用符号化器との固定時間差又は映像用復号化器と音声用
復号化器との固定時間差の補正用の固定遅延値と、映像
用メモリ手段の書き込みと読み出しとの時間差に相当す
る差分値とを加算した遅延量だけ遅延して読み出すよう
にしたものである。
【0012】すなわち、本発明は圧縮装置を、映像信号
を映像データに変換してから格納する第1のメモリ手段
と、映像信号に同期した書き込み制御信号を発生して第
1のメモリ手段に供給する第1の制御信号発生回路と、
第1のメモリ手段に格納されている映像データを読み出
すための読み出し制御信号を発生する第2の制御信号発
生回路と、第1のメモリ手段から読み出された映像デー
タを圧縮符号化して圧縮映像データを出力する第1の符
号化器と、音声信号を音声データに変換してから格納す
る第2のメモリ手段と、第1及び第2の制御信号発生回
路からの書き込みアドレスと読み出しアドレスの差分を
検出する第1の差分検出器と、第2のメモリ手段から読
み出された音声データを圧縮符号化して圧縮音声データ
を出力する第2の符号化器と、第1及び第2の符号化器
による固定遅延差を補正するための固定遅延値を発生す
る第1の発生器と、書き込み時よりも固定遅延値と第1
の差分検出器からの差分値とを加算した遅延量だけ遅延
して第2のメモリ手段の記憶音声データを読み出すよう
に、第2のメモリ手段を制御する第3の制御信号発生回
路と、第1及び第2の符号化器の出力圧縮映像データ及
び圧縮音声データを時分割多重して出力する時分割多重
手段とにより構成する。
【0013】あるいは、本発明は伸長装置を、時分割多
重信号から圧縮映像データと圧縮音声データとを分離す
る分離手段と、分離された圧縮映像データを復号する第
1の復号化器と、第1の復号化器の出力復号映像データ
を格納する第3のメモリ手段と、分離された圧縮映像デ
ータに同期した書き込み制御信号を発生して第3のメモ
リ手段に供給する第4の制御信号発生回路と、第3のメ
モリ手段に格納されている復号映像データを読み出すた
めの読み出し制御信号を発生する第5の制御信号発生回
路と、第3のメモリ手段から読み出された復号映像デー
タをアナログ映像信号に変換して出力する第1のD/A
変換器と、分離された圧縮音声データを復号する第2の
復号化器と、第2の復号化器の出力復号音声データを格
納する第4のメモリ手段と、第4及び第5の制御信号発
生回路からの書き込みアドレスと読み出しアドレスの差
分を検出する第2の差分検出器と、第1及び第2の復号
化器による固定遅延差を補正するための固定遅延値を発
生する第2の発生器と、書き込み時よりも固定遅延値と
第2の差分検出器からの差分値とを加算した遅延量だけ
遅延して第4のメモリ手段の記憶復号音声データを読み
出すように、第4のメモリ手段を制御する第6の制御信
号発生回路と、第4のメモリ手段から読み出された復号
音声データをアナログ音声信号に変換して出力する第2
のD/A変換器とにより構成したことを特徴とする。
【0014】本発明では、圧縮装置及び伸長装置の一方
又は両方において、音声用メモリ手段を書き込み時より
も映像用符号化器と音声用符号化器との固定時間差、又
は映像用復号化器と音声用復号化器との固定時間差の補
正用の固定遅延値と、映像用メモリ手段の書き込みと読
み出しとの時間差に相当する差分値とを加算した遅延量
だけ遅延して読み出すようにしたため、映像用メモリ手
段の書き込みと読み出しとの時間差も補正することがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。
【0016】図1は本発明になる圧縮伸長システムの一
実施の形態のブロック図を示す。この実施の形態は、図
1(A)に示す圧縮装置と、同図(B)に示す伸長装置
とからなる。圧縮装置は、アナログ映像信号をディジタ
ル映像信号に変換するA/D変換器1と、書き込み制御
信号を発生する制御信号発生回路(SG)2と、ディジ
タル映像信号を書き込み制御信号に基づいて書き込み、
読み出し制御信号に基づいて読み出すフレームメモリ3
と、読み出し制御信号を発生するための水晶発振器5及
び制御信号発生回路(SG)6と、書き込みアドレスと
読み出しアドレスとの差分を検出する差分検出器4と、
フレームメモリ3の出力データを圧縮する符号化器8
と、アナログ音声信号をディジタル音声信号に変換する
A/D変換器9と、ディジタル音声信号を書き込み制御
信号に基づいて書き込み、読み出し制御信号に基づいて
読み出すメモリ10と、映像信号及び音声信号の符号化
による固定遅延差を補正するための固定遅延値を発生す
る固定遅延値発生器11と、検出された差分の遅延量を
基にそれと同量の遅延量を発生して上記の固定遅延値と
加算してメモリ10の書き込み制御信号と読み出し制御
信号を発生する制御信号発生回路(SG)7と、メモリ
10の出力データを圧縮する符号化器12と、符号化器
8及び12の出力符号化データを時分割多重化するスイ
ッチ13とからなる。
【0017】一方、伸長装置は図1(B)に示すよう
に、時分割多重信号を時分割分離するスイッチ20と、
入力データを復号する復号化器21及び29と、入力デ
ータから書き込み制御信号を発生する制御信号発生回路
(SG)22と、復号化器21からの復号映像データを
書き込み制御信号に基づいて書き込み、読み出し制御信
号に基づいて読み出すフレームメモリ23と、フレーム
メモリ23の読み出し制御信号を発生するための水晶発
振器25及び制御信号発生回路(SG)26と、書き込
みアドレスと読み出しアドレスとの差分を検出する差分
検出器24と、フレームメモリ23の出力データをアナ
ログ映像信号に変換するD/A変換器28と、復号化器
29よりの復号音声データを書き込み制御信号に基づい
て書き込み、読み出し制御信号に基づいて読み出すメモ
リ30と、映像信号及び音声信号の復号化による固定遅
延差を補正するための固定遅延値を発生する固定遅延値
発生器31と、検出された差分の遅延量を基にそれと同
量の遅延量を発生して上記の固定遅延値と加算してメモ
リ30の書き込み制御信号と読み出し制御信号を発生す
る制御信号発生回路(SG)27と、メモリ30の出力
データをアナログ音声信号に変換するD/A変換器32
とからなる。
【0018】次に、この実施の形態の動作について説明
する。図1(A)の圧縮装置において、アナログ映像信
号及びアナログ音声信号は、それぞれ対応して設けられ
たA/D変換器1及び9に供給されてディジタル映像信
号(映像データ)及びディジタル音声信号(音声デー
タ)に変換される。また、アナログ映像信号はSG2に
供給され、ここで同期信号に基づいて書き込み制御信号
(書き込み制御パルス及び書き込みアドレスなど)が生
成される。書き込み制御信号はフレームメモリ3に供給
され、A/D変換器1よりの映像データをフレームメモ
リ3に書き込ませる。
【0019】また、水晶発振器5から出力された一定周
波数の信号に同期して、SG6により読み出し制御信号
(読み出し制御パルス及び読み出しアドレスなど)が生
成され、この読み出し制御信号がフレームメモリ3に供
給されて、その記憶映像データを読み出させる。読み出
された映像データは、符号化器8に供給されて例えばM
PEG1あるいはMPEG2に準拠した符号化方式に従
って可変長圧縮された後、スイッチ13の一方の端子に
入力される。ここで、フレームメモリ3により映像デー
タは0〜1フレーム遅延される。
【0020】また、差分検出器4はSG2よりの書き込
みアドレスと、SG6よりの読み出しアドレスとの差分
を検出して、その検出差分値をSG7に供給する。SG
7は書き込み制御信号を発生してメモリ10に供給して
A/D変換器9よりの音声データをメモリ10に書き込
ませる。続いて、SG7は差分検出器4よりの検出差分
値に応じた遅延量を発生すると共に、この発生遅延量に
固定遅延値発生器11よりの映像と音声の符号化による
固定遅延差を補正するための固定遅延値を加算した遅延
量だけ書き込み制御信号に対して遅延した読み出し制御
信号を発生してメモリ10に供給し、メモリ10から記
憶音声データを読み出させる。
【0021】すなわち、フレームメモリ3の遅延量0〜
1フレーム(0〜33msec)は、差分検出器4によ
り差分値(これをAとする)として検出されてSG7に
渡され、固定遅延値発生器11よりの固定遅延値(これ
をBとする)に、この差分値Aが加算される。音声遅延
用メモリ10のアドレスの関係は、読み出しアドレスが
A+Bとなる。
【0022】これにより、メモリ10からは、符号化に
よる映像と音声との遅延差だけでなく、フレームメモリ
3による映像と音声の遅延差が補正されたタイミングで
音声データが読み出される。この読み出し音声データ
は、符号化器12に供給されてMPEG1あるいはMP
EG2に準拠した所定の符号化方式に従って圧縮された
後、スイッチ13の他方の端子に入力される。スイッチ
13は上記のメモリ10の書き込み/読み出し制御によ
り同期がとられた、圧縮映像データと圧縮音声データを
所定のタイミングで切り換えて時分割多重し、その時分
割多重信号を出力する。
【0023】次に、伸長装置の動作について説明する。
記録媒体あるいは電波伝搬路などの伝送路を経て入力さ
れた圧縮映像データと圧縮音声データとの時分割多重信
号は、スイッチ20に供給されて時分割分離される。こ
の時分割分離の詳細は本発明の要旨ではないので省略す
るが、圧縮映像データか圧縮音声データかを示すヘッダ
などの情報に基づいて周知の方法で行われる。
【0024】分離された圧縮映像データは復号化器21
に、また分離された圧縮音声データは復号化器29に供
給されてそれぞれ復号されて元の時間軸の映像データ及
び音声データに戻される。また、分離された圧縮映像デ
ータはSG22に供給され、ここで書き込み制御信号
(書き込み制御パルス及び書き込みアドレスなど)が生
成される。書き込み制御信号はフレームメモリ23に供
給され、復号化器21よりの復号映像データをフレーム
メモリ23に書き込ませる。
【0025】また、水晶発振器25から出力された一定
周波数の信号に同期して、SG26により読み出し制御
信号(読み出し制御パルス及び読み出しアドレスなど)
が生成され、この読み出し制御信号がフレームメモリ2
3に供給されて、その記憶復号映像データを読み出させ
る。ここで、フレームメモリ23により復号映像データ
は0〜1フレーム遅延される。読み出された復号映像デ
ータは、D/A変換器28によりディジタル−アナログ
変換されてアナログ映像信号に変換されて出力される。
【0026】また、差分検出器24はSG22よりの書
き込みアドレスと、SG26よりの読み出しアドレスと
の差分を検出して、その検出差分値をSG27に供給す
る。SG27は書き込み制御信号を発生してメモリ30
に供給して、復号化器29よりの復号音声データをメモ
リ30に書き込ませる。続いて、SG27は差分検出器
24よりの検出差分値に応じた遅延量を発生すると共
に、この発生遅延量に固定遅延値発生器31よりの映像
と音声の復号化による固定遅延差を補正するための固定
遅延値を加算した遅延量だけ書き込み制御信号に対して
遅延した読み出し制御信号を発生してメモリ30に供給
し、メモリ30から記憶音声データを読み出させる。
【0027】すなわち、伸長装置も圧縮装置と同様に、
フレームメモリ23の遅延量0〜1フレーム(0〜33
msec)は、差分検出器24により差分値として検出
されてSG27に渡され、固定遅延値発生器31よりの
固定遅延値に、この差分値が加算され、音声遅延用メモ
リ30の読み出しアドレスとされる。
【0028】これにより、メモリ30からは、復号化に
よる映像と音声との遅延差だけでなく、フレームメモリ
23による映像と音声の遅延差が補正されたタイミング
で音声データが読み出される。この読み出し音声データ
は、D/A変換器32によりディジタル−アナログ変換
されてアナログ音声信号に変換される。このアナログ音
声信号は、上記のメモリ30の書き込み/読み出し制御
により、出力アナログ映像信号と同期がとられた状態で
出力される。
【0029】なお、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、圧縮装置と伸長装置の少なくとも一
方が実施の形態の構成であってもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
映像用符号化器と音声用符号化器との固定時間差、又は
映像用復号化器と音声用復号化器との固定時間差の補正
用の固定遅延値と、映像用メモリ手段の書き込みと読み
出しとの時間差に相当する差分値とを加算した遅延量だ
け、音声用メモリ手段を書き込み時よりも遅延して読み
出すことにより、映像用メモリ手段の書き込みと読み出
しとの時間差も補正するようにしたため、映像用符号化
器の出力圧縮映像データと音声用符号化器の出力圧縮音
声データを完全に同期させることができ、また、伸長装
置の出力映像信号と音声信号も完全に同期させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図2】従来の一例のブロック図である。
【符号の説明】
1、9 A/D変換器 2、6、7、22、26、27 制御信号発生回路(S
G) 3、23 映像信号用フレームメモリ 4、24 差分検出器 5、25 水晶発振器 8、12 符号化器 10、30 音声信号用メモリ 11、31 固定遅延値発生器 13、20 スイッチ 21、29 復号化器 28、32 D/A変換器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号と音声信号を別々の符号化器に
    より圧縮符号化を行って得られた圧縮映像データと圧縮
    音声データとを時分割多重して伝送する圧縮装置と、入
    力された時分割多重信号から前記圧縮映像データと圧縮
    音声データとを分離して、それぞれ別々の復号化器によ
    り伸長復号して復号映像データと復号音声データとを生
    成した後、アナログ信号に変換して元の映像信号と音声
    信号を出力する伸長装置とからなる圧縮伸長システムに
    おいて、 前記映像信号を映像データに変換してから格納する第1
    のメモリ手段と、 前記映像信号に同期した書き込み制御信号を発生して前
    記第1のメモリ手段に供給する第1の制御信号発生回路
    と、 前記第1のメモリ手段に格納されている前記映像データ
    を読み出すための読み出し制御信号を発生する第2の制
    御信号発生回路と、 前記第1のメモリ手段から読み出された前記映像データ
    を圧縮符号化して前記圧縮映像データを出力する第1の
    符号化器と、 前記音声信号を音声データに変換してから格納する第2
    のメモリ手段と、 前記第1及び第2の制御信号発生回路からの書き込みア
    ドレスと読み出しアドレスの差分を検出する第1の差分
    検出器と、 前記第2のメモリ手段から読み出された前記音声データ
    を圧縮符号化して前記圧縮音声データを出力する第2の
    符号化器と、 前記第1及び第2の符号化器による固定遅延差を補正す
    るための固定遅延値を発生する第1の発生器と、 書き込み時よりも前記固定遅延値と前記第1の差分検出
    器からの差分値とを加算した遅延量だけ遅延して前記第
    2のメモリ手段の記憶音声データを読み出すように、前
    記第2のメモリ手段を制御する第3の制御信号発生回路
    と、 前記第1及び第2の符号化器の出力圧縮映像データ及び
    圧縮音声データを時分割多重して出力する時分割多重手
    段とにより前記圧縮装置を構成したことを特徴とする圧
    縮伸長システム。
  2. 【請求項2】 時分割多重信号から前記圧縮映像データ
    と圧縮音声データとを分離する分離手段と、 分離された前記圧縮映像データを復号する第1の復号化
    器と、 前記第1の復号化器の出力復号映像データを格納する第
    3のメモリ手段と、 分離された前記圧縮映像データに同期した書き込み制御
    信号を発生して前記第3のメモリ手段に供給する第4の
    制御信号発生回路と、 前記第3のメモリ手段に格納されている前記復号映像デ
    ータを読み出すための読み出し制御信号を発生する第5
    の制御信号発生回路と、 前記第3のメモリ手段から読み出された前記復号映像デ
    ータをアナログ映像信号に変換して出力する第1のD/
    A変換器と、 分離された前記圧縮音声データを復号する第2の復号化
    器と、 前記第2の復号化器の出力復号音声データを格納する第
    4のメモリ手段と、 前記第4及び第5の制御信号発生回路からの書き込みア
    ドレスと読み出しアドレスの差分を検出する第2の差分
    検出器と、 前記第1及び第2の復号化器による固定遅延差を補正す
    るための固定遅延値を発生する第2の発生器と、 書き込み時よりも前記固定遅延値と前記第2の差分検出
    器からの差分値とを加算した遅延量だけ遅延して前記第
    4のメモリ手段の記憶復号音声データを読み出すよう
    に、前記第4のメモリ手段を制御する第6の制御信号発
    生回路と、 前記第4のメモリ手段から読み出された前記復号音声デ
    ータをアナログ音声信号に変換して出力する第2のD/
    A変換器とにより前記伸長装置を構成したことを特徴と
    する請求項1記載の圧縮伸長システム。
  3. 【請求項3】 映像信号と音声信号を別々の符号化器に
    より圧縮符号化を行って得られた圧縮映像データと圧縮
    音声データとを時分割多重して伝送する圧縮装置と、入
    力された時分割多重信号から前記圧縮映像データと圧縮
    音声データとを分離して、それぞれ別々の復号化器によ
    り伸長復号して復号映像データと復号音声データとを生
    成した後、アナログ信号に変換して元の映像信号と音声
    信号を出力する伸長装置とからなる圧縮伸長システムに
    おいて、 時分割多重信号から前記圧縮映像データと圧縮音声デー
    タとを分離する分離手段と、 分離された前記圧縮映像データを復号する第1の復号化
    器と、 前記第1の復号化器の出力復号映像データを格納する第
    1のメモリ手段と、 分離された前記圧縮映像データに同期した書き込み制御
    信号を発生して前記第1のメモリ手段に供給する第1の
    制御信号発生回路と、 前記第1のメモリ手段に格納されている前記復号映像デ
    ータを読み出すための読み出し制御信号を発生する第2
    の制御信号発生回路と、 前記第1のメモリ手段から読み出された前記復号映像デ
    ータをアナログ映像信号に変換して出力する第1のD/
    A変換器と、 分離された前記圧縮音声データを復号する第2の復号化
    器と、 前記第2の復号化器の出力復号音声データを格納する第
    2のメモリ手段と、 前記第1及び第2の制御信号発生回路からの書き込みア
    ドレスと読み出しアドレスの差分を検出する差分検出器
    と、 前記第1及び第2の復号化器による固定遅延差を補正す
    るための固定遅延値を発生する発生器と、 書き込み時よりも前記固定遅延値と前記差分検出器から
    の差分値とを加算した遅延量だけ遅延して前記第1のメ
    モリ手段の記憶復号音声データを読み出すように、前記
    第1のメモリ手段を制御する第3の制御信号発生回路
    と、 前記第2のメモリ手段から読み出された前記復号音声デ
    ータをアナログ音声信号に変換して出力する第2のD/
    A変換器とにより前記伸長装置を構成したことを特徴と
    する圧縮伸長システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6745610B2 (en) 2000-12-05 2004-06-08 Kabushiki Kaisha Somic Ishikawa Method of manufacturing arm
JP2005210449A (ja) * 2004-01-23 2005-08-04 Sanyo Electric Co Ltd 再生システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6745610B2 (en) 2000-12-05 2004-06-08 Kabushiki Kaisha Somic Ishikawa Method of manufacturing arm
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