JP2005244303A - データ遅延装置及び同期再生装置並びにデータ遅延方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】音声データを所定のサンプリング毎に入力する入力制御部21と、各サンプリング毎の音声データの差分値に対してハフマン符号などの可逆符号化処理を行う可逆符号化部25と、同時に読み書きが可能なメモリ23と、音声データの符号化データをメモリ23に書込むとともに所定の遅延時間の経過後に当該符号化データを読み出すメモリ制御部22と、メモリ制御部22により読み出された符号化データを復号して音声データの差分値を生成する可逆復号部26と、可逆復号部26により生成された音声データの差分値を順次出力する出力制御部24と、を有する。
【選択図】図1
Description
たとえば、同期再生装置の一例として、地上波ディジタル放送を受信するためのTVなどのAV(音声/映像)再生装置は、音声データと映像データとを含んで多重化されたAV多重データを入力して処理する。
その際、AV再生装置は、AV多重データを音声データおよび映像データに分離した後に、各データに対して処理を行うが、一般に、画像データは情報量が多く、かつ、複雑な画像処理を行うため、映像信号に対して実行する処理は、音声信号に対して実行する処理に対し、相対的に時間を要する。従って、AV再生装置は、音声信号を所定時間遅延させることにより、映像信号と同期をとった上で出力するようにしている。
図2に示すAV再生装置において、多重データ分離部10aは、ディジタル音声データとディジタル画像データが多重化されているAV多重データを入力する。AV多重データは、たとえば、所定の規格に準拠されたパケット単位で構成されたフレーム構造のビットストリームである。
なお、画像データは圧縮符号化されているが、音声データは、たとえばLPCM(Linear Pulse Code Modulation)形式により記録された非圧縮データとする。
たとえば、多重データ分離部10aは、AV多重データの各フレームに付加されるフレーム同期信号等によりフレーム毎にAV多重データを各データに分離する。
ここで、画像処理部30aにおいて行われる処理は、画像のフレーム単位(約33msec)で行われるため、フレーム単位の時間に相当するで処理遅延が発生する。
図3に示すように、音声同期再生部20aは、入力制御部21aと、メモリ制御部22aと、メモリ23aと、出力制御部24aとを含んで構成される。
入力制御部21aは、音声データを入力するためのインタフェース回路を含んで構成され、入力した音声データを所定のサンプリングによりメモリ制御部22aへ供給する。
メモリ23aは、読み書きが同時に可能なFIFO(First In First Out)型のメモリ等により構成される。
出力制御部24aは、音声データを出力するためのインタフェース回路を含んで構成され、メモリ制御部22aに読み出された音声データを順次出力する。
画像処理に要する処理時間の増大に伴って、必然的に、同期のため音声データに挿入すべき遅延時間も増大するが、これは音声データを格納するためのメモリ容量を増大させなければならないという不利益につながることになる。たとえば、サンプリング周波数48khzで1サンプルあたり32ビットで表現されている音声データ6チャネル分に100msの遅延時間を挿入するために必要なメモリ容量は、約1Mビットにもなる。
特に、音声同期再生部20aをLSI(大規模集積回路)に実装する際には、メモリサイズがLSIのコストを大きく左右することから、メモリ効率の良い同期再生処理が望まれる。
本発明に係る同期再生装置の一実施形態であるAV再生装置の全体構成は、図2に示すAV再生装置と同様である。すなわち、入力したAV多重データを音声データと画像データとに分離し、画像データに対して画像処理を行い、音声データに対して音声同期再生処理を行った後に、それぞれ出力する。
本実施形態におけるAV再生装置は、データ遅延装置としての音声同期再生部に特徴があるので、かかる部位について、図1に関連付けて以下説明する。
図1に示すように、音声同期再生部20は、入力制御部21と、本発明の制御手段としてのメモリ制御部22と、本発明の記憶手段としてのメモリ23と、出力制御部24と、本発明の可逆符号化手段としての可逆符号化部25と、可逆復号部26とを含んで構成され、図3に示す音声同期再生部20aと対比すると、可逆符号化部25および可逆復号部26が付加されている点で大きく異なる。
以下、音声同期再生部20の各構成要素について説明する。
なお、非可逆符号化処理を行った場合には、さらなるデータ量の圧縮が期待できるが、かかる非可逆符号化処理は、音声データそのものの劣化を伴うため、行わない。
各サンプリング毎の音声データを直接ハフマン符号化のためのシンボルとしてもよいが、サンプリングが隣接する音声データの差分値に対して処理することで符号化効率が向上する。
すなわち、メモリ制御部22aは、ライト命令により、可逆符号化部25により生成された音声データの符号化データをサンプリング順にメモリ23に書込むとともに、所定の遅延時間経過後に、リード命令により、メモリ23に書き込んだ符号化データを読み出す。
なお、上述のように、情報量として圧縮された符号化データがメモリ23に書き込まれるので、図3を用いて説明した従来の音声同期再生部20aにおけるメモリ23aと比較して、記憶容量を約1/2〜2/3程度に低減させることが可能である。
当該復号処理により、音声データの差分値は、全くデータ欠損を起こすことなく再生される。
AV多重データが分離された後、入力制御部21は、分離された音声データをサンプリングして、順次可逆符号化部25へ供給する。
可逆符号化部25は、供給される音声データをバッファリングして隣接するサンプリング間の音声データの差分値を算出するとともに、サンプリング周期で順次ハフマン符号化を施す。
たとえば、メモリ23は、読み書き動作を同時に実行可能にデュアルポートを備え、メモリ制御部22は、各ポートに対して同時にアクセスする。そして、メモリ制御部22は、先にメモリ23に書き込まれた符号化データから順に読み出されていくように、メモリ23を制御する。
また、ハフマン符号により可逆符号化処理を行っているので、入力データを欠落させることなく完全に再生でき、高品質のデータを維持することが可能である。
たとえば、上述した実施形態においては、可逆符号化処理として、ハフマン符号化を適用したが、他の可逆符号化処理として、算術符号化やLempel-Ziv符号化などを用いてもよい。すなわち、遅延させる音声データの情報が欠落しない圧縮方法であれば、適用することが可能である。
すなわち、複数のディジタルデータが多重化された多重化データを処理する上で、1つのディジタルデータ(遅延対象データ)を他のディジタルデータと同期をとるために遅延させる処理を行う場合には、遅延対象データの種類に関わらず可逆符号化処理を実行できるので、本発明を適用することが可能である。
Claims (5)
- 入力した前記ディジタルデータに対して可逆符号化を行う可逆符号化手段と、
前記可逆符号化手段により可逆符号化されたディジタルデータを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段が記憶する前記ディジタルデータを、前記記憶手段が記憶した時から前記所定時間の経過後に復号する制御手段と
を有するデータ遅延装置。 - 第1のディジタルデータと、第2のディジタルデータとを含む多重化データを入力し、前記第2のディジタルデータを遅延させることにより、前記第1のディジタルデータと同期させて出力する同期再生装置であって、
前記多重データを第1のディジタルデータと第2のディジタルデータに分離する多重データ分離手段と、
前記多重データ分離手段に分離された第1のディジタルデータを所定時間毎に処理して出力するデータ処理手段と、
前記多重データ分離手段に分離された第2のディジタルデータを前記所定時間遅延させて出力するデータ遅延手段と
を有し、
前記データ遅延手段は、
第2のディジタルデータに対して可逆符号化を行う可逆符号化手段と、
可逆符号化手段により可逆符号化された第2のディジタルデータを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段が記憶する前記第2のディジタルデータを、前記記憶手段が記憶した時から前記所定時間の経過後に復号する制御手段と
を含む同期再生装置。 - 前記多重化データは、
第1のディジタルデータとして画像データを含み、第2のディジタルデータとして音声データを含む
請求項2記載の同期再生装置。 - 前記データ遅延手段は、音声データを所定のサンプリング時間毎に処理し、
前記可逆符号化手段は、音声データの隣接する前記サンプリング毎の差分値に対して可逆符号化を行う
請求項3記載の同期再生装置。 - 入力した前記ディジタルデータに対して可逆符号化を行うステップと、
可逆符号化されたディジタルデータを記憶するステップと、
記憶した前記ディジタルデータを、記憶した時から前記所定時間の経過後に復号し、出力するステップと
を有するデータ遅延方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004047662A JP2005244303A (ja) | 2004-02-24 | 2004-02-24 | データ遅延装置及び同期再生装置並びにデータ遅延方法 |
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JP2005244303A true JP2005244303A (ja) | 2005-09-08 |
JP2005244303A5 JP2005244303A5 (ja) | 2006-11-30 |
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JP2004047662A Pending JP2005244303A (ja) | 2004-02-24 | 2004-02-24 | データ遅延装置及び同期再生装置並びにデータ遅延方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102571535A (zh) * | 2010-12-22 | 2012-07-11 | 深圳市恒扬科技有限公司 | 一种数据延迟装置、方法及通信系统 |
CN112423120B (zh) * | 2020-01-22 | 2023-09-01 | 上海哔哩哔哩科技有限公司 | 音频时延的检测方法及系统 |
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2004
- 2004-02-24 JP JP2004047662A patent/JP2005244303A/ja active Pending
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