JP3565115B2 - テレビ会議端末及びそれに用いる画像・音声再生方法 - Google Patents

テレビ会議端末及びそれに用いる画像・音声再生方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はテレビ会議端末及びそれに用いる画像・音声再生方法に関し、特にテレビ会議端末における画像及び音声の再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビ会議端末を使用して画像と音声とを送信する場合、それぞれの信号が圧縮及び伸長処理のために要する時間が異なるために、圧縮・伸長処理された後では画像と音声とのタイミングが原信号とは異なってしまう。
【0003】
一般的には、画像の方が音声よりも処理量が多いことから、受信側では画像信号が音声信号よりも遅れて処理が終了する。その結果、音声に対して映像が遅れるといった不自然な再生が行われてしまう。
【0004】
従来、この問題を回避するために、受信側で予め決められた何種類かの固定値から音声再生時の遅延量を選択する機能を持つテレビ会議端末が開発されている。この機能を有するテレビ会議端末を使用すれば、ある程度は画像と音声との再生タイミングを一致させることができる。
【0005】
別の技術としては、動画圧縮方式の一つであるMPEG−2(Moving Picture Experts Group phase 2)の画像・音声同期方式がある。
【0006】
MPEG−1(Moving Picture Experts Groupphase 1)及びMPEG−2方式(以下、MPEG方式とする)では、画像パケットと音声パケットとがそれぞれPTS(Presentation Time Stamp)と呼ばれるタイムスタンプを持っている。
【0007】
PTSは送信時にビデオ・パケット及びオーディオ・パケットの先頭(パケット・ヘッダ)に付加され、受信側に伝送される。図6にMPEG−2で画像及び音声がパケットに多重された状態を示す。画像パケット及び音声パケットの先頭にパケット・ヘッダがあり、このパケット・ヘッダにPTSの値が格納されている。
【0008】
一方、受信側には送信側と正確に同期したカウンタ(STC:System Time Clock)があって、デコーダは受信した画像及び音声のパケット・ヘッダに格納されたPTSが受信機のSTCと等しい値になった時に画像及び音声を再生する。
【0009】
すなわち、受信側で同時に再生されるように、PTSの値(再生時刻)を送信時にセットしておけば、画像と音声とが同期した出力が得られる。尚、このMPEG方式については、「最新MPEG教科書」(アスキー出版刊,1995年)に詳述されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のテレビ会議端末では、画像と音声とを送信する場合、圧縮処理及び伸長処理に要する時間が入力信号の内容によって一定ではなく、遅延量が固定されている従来の方式では画像と音声との再生タイミングを常時一致させることはできないという問題がある。
【0011】
また、MPEG方式で採用されたこの画像・音声の同期方式では、画像及び音声の再生タイミングを一致させることができるが、他方で以下のような問題がある。
【0012】
まず、上記の画像・音声の同期方式では、同期再生のための情報量が大きいという問題がある。PTSの値は受信側での設定範囲が長く(24時間以上)とられており、このためPTSのデータ幅は44ビットと大きい。したがって、回路規模が大きくなるとともに、PTSをヘッダに格納しているためにヘッダ長が大きくなる。
【0013】
また、上記の画像・音声の同期方式では、MPEG専用方式であるという問題がある。PTSはMPEG方式固有のパケットのヘッダに格納されるため、PTSを利用することができるのはMPEG方式を用いたシステムだけであって、他の動画符号化方式との互換性がない。
【0014】
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、ヘッダの情報を増やすことなく、また圧縮・伸長方式に依存することなく、画像と音声とが送信側と同じタイミングで再生される自然なテレビ会議を容易に実現することができるテレビ会議端末及びそれに用いる画像・音声再生方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明によるテレビ会議端末は、入力された画像及び音声の各アナログ信号を量子化する量子化手段と、前記量子化手段で量子化した前記画像及び音声の信号に対して予め設定されたマーキング信号を同時かつ周期的に付加するマーキング信号付加手段と、前記マーキング信号付加手段で前記マーキング信号が付加された信号を圧縮して送信する圧縮手段と、受信しかつ圧縮された信号を伸長する伸長手段と、前記伸長手段で伸長された前記画像及び音声の信号各々から前記マーキング信号を検出して前記画像及び音声の信号各々に付加されたマーキング信号の到着時間差を検出するマーキング信号検出手段と、前記伸長手段で伸長された前記画像及び音声の信号各々を前記画像及び音声のアナログ信号各々に再生する再生手段と、前記マーキング信号検出手段の検出結果に応じて前記再生手段で再生された前記画像及び音声のアナログ信号各々のうちの一方の出力を遅延して前記画像及び音声のアナログ信号各々を送信時と同一タイミングで出力する遅延手段とを備え
前記マーキング信号付加手段は、前記量子化手段で量子化した前記画像及び音声の信号の一部のビットをマーキング信号と置換することで前記マーキング信号の付加を行い、
前記圧縮手段及び前記伸長手段は、前記マーキング信号が付加された信号の圧縮及び伸長処理に可逆なアルゴリズムを使用している。
【0016】
本発明によるテレビ会議端末の画像・音声再生方法は、送信側において、入力された画像及び音声の各アナログ信号を量子化し、その量子化した前記画像及び音声の信号に対して予め設定されたマーキング信号を同時かつ周期的に付加し、このマーキング信号が付加された信号を圧縮して送信するとともに、
受信側において、受信しかつ圧縮された信号を伸長し、その伸長された前記画像及び音声の信号各々から前記マーキング信号を検出して前記画像及び音声の信号各々に付加されたマーキング信号の到着時間差を検出し、伸長された前記画像及び音声の信号各々から再生した前記画像及び音声のアナログ信号各々のうちのの一方の出力をこの検出結果に応じて遅延して前記画像及び音声のアナログ信号各々を送信時と同一タイミングで出力し、
前記マーキング信号の付加は、前記量子化手段で量子化した前記画像及び音声の信号の一部のビットをマーキング信号と置換することで行い、
前記マーキング信号が付加された信号の圧縮及び伸長処理に可逆なアルゴリズムを使用している。
【0017】
すなわち、本発明のテレビ会議端末は、送信側の画像と音声との再生タイミングをつねに正確に一致させることで、受信側端末において、映像と音声とを送信時と同じタイミングで再生可能とすることを特徴とする。
【0018】
より具体的に、本発明のテレビ会議端末では、カメラ等からのアナログ画像入力信号を画像A/Dコンバータで量子化し、その後にマーキング信号付加回路を通して画像圧縮回路で伝送路の速度に応じた圧縮処理を受けた後、多重化回路で音声信号と多重化して伝送路に送出する。
【0019】
一方、マイク等からのアナログ音声入力信号は音声A/Dコンバータで量子化され、音声圧縮回路で圧縮され、多重化回路で画像信号と多重化された後に伝送路に送出される。画像圧縮回路及び音声圧縮回路は可逆な符号化アルゴリズムを用いて、量子化された画像及び音声信号を圧縮している。
【0020】
受信側においては通信の相手方から伝送路を通じて受信した信号を分離回路で画像信号と音声信号とに分離し、画像信号を画像伸長回路、マーキング信号検出回路、及びD/Aコンバータを通してアナログ画像出力信号として再生する。
【0021】
同様に、音声信号も音声伸長回路及び音声D/Aコンバータによってアナログ音声出力信号として再生される。画像伸長回路及び音声伸長回路は送信側と逆のアルゴリズムによって圧縮された信号を伸長する。
【0022】
本発明のテレビ会議端末では、入力された画像及び音声の各アナログ信号がA/Dコンバータで量子化された直後、すなわち圧縮されるよりも前の段階において、画像及び音声のそれぞれの量子化された信号に対して、マーキング信号付加回路によって同時かつ周期的にマーキング信号が付加される。マーキング信号の付加は信号の一部のビットをマーキング信号と置換することで行われる。
【0023】
ここで、信号の圧縮及び伸長処理に可逆なアルゴリズムを使用することによって、受信側において圧縮前の信号が完全に再現される。このため、送信側で付加されたマーキング信号を受信側のマーキング信号検出回路において検出し、画像信号に付加されたマーキング信号と音声信号に付加されたマーキング信号との到着時間差tを知ることができる。
【0024】
その結果、画像信号及び音声信号のうち、先に到着した信号の出力を遅延回路において到着時間差tだけ遅らせることによって、画像と音声とを送信時と同じタイミングで再生することが可能になる。すなわち、画像及び音声信号の間で到着する時間に差があった場合でも、受信側テレビ会議端末では常に画像と音声とを送信時と同じタイミングで再生することが可能となる。
【0025】
本発明の方式では、画像信号及び音声信号が量子化された直後あるいはアナログ化される直前にマーキング信号が処理されるので、可逆なアルゴリズムであれば圧縮・伸長方式に依存せずに音声と画像との同期再生機能を提供することが可能となる。
【0026】
本発明に述べたテレビ会議端末では、長いタイムスタンプを使用する代わりに短いマーキング信号を画像信号及び音声信号に直接埋込むため、より少ない情報量で画像と音声との同期再生を行うことが可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態によるテレビ会議端末の構成を示すブロック図である。図1において、テレビ会議端末1は画像A/D(アナログ/ディジタル)コンバータ11と、音声A/Dコンバータ12と、マーキング信号付加回路13と、画像圧縮回路14と、音声圧縮回路15と、多重化回路16と、分離回路17と、画像伸長回路18と、音声伸長回路19と、マーキング信号検出回路20と、画像D/A(ディジタル/アナログ)コンバータ21と、音声D/Aコンバータ22と、遅延回路23とから構成されている。
【0028】
送信側において、図示せぬカメラ等からのアナログ画像入力信号101は画像A/Dコンバータ11で量子化され、マーキング信号付加回路13でマーキング信号が付加され、画像圧縮回路14で伝送路100の速度に応じた圧縮処理を受けた後、多重化回路16で音声信号と多重化されて伝送路100に送出される。
【0029】
一方、図示せぬマイク等からのアナログ音声入力信号102は音声A/Dコンバータ12で量子化され、マーキング信号付加回路13でマーキング信号が付加され、音声圧縮回路15で圧縮された後、多重化回路16で画像信号と多重化されて伝送路100に送出される。
【0030】
マーキング信号付加回路13は画像A/Dコンバータ11及び音声A/Dコンバータ12でそれぞれ量子化された直後、すなわち圧縮されるよりも前の段階において、画像及び音声のそれぞれの量子化された信号に対して同時かつ周期的にマーキング信号を付加する。マーキング信号の付加は信号の一部のビットをマーキング信号と置換することで行われる。
【0031】
画像圧縮回路14及び音声圧縮回路15はマーキング信号付加回路13でマーキング信号が付加された信号を、つまり量子化された画像及び音声信号を可逆な符号化アルゴリズムを用いて圧縮している。
【0032】
受信側において、通信の相手方から伝送路100を通じて受信した信号は分離回路17で画像信号と音声信号とに分離される。画像信号、つまり圧縮された信号は画像伸長回路18で送信側と逆のアルゴリズムによって伸長され、マーキング信号検出回路20を介して画像D/Aコンバータ21に入力され、画像D/Aコンバータ21でアナログ画像出力信号103として再生される。
【0033】
音声信号は、画像信号と同様に、音声伸長回路19で送信側と逆のアルゴリズムによって伸長され、マーキング信号検出回路20を介して音声D/Aコンバータ22に入力され、音声D/Aコンバータ22でアナログ音声出力信号104として再生される。
【0034】
本発明の実施の形態によるテレビ会議端末1では入力された画像及び音声の各アナログ信号が画像A/Dコンバータ11及び音声A/Dコンバータ12で量子化された直後、すなわち圧縮されるよりも前の段階において、画像及び音声のそれぞれの量子化された信号に対してマーキング信号付加回路13によって同時かつ周期的にマーキング信号が付加される。
【0035】
マーキング信号の付加は信号の一部のビットをマーキング信号と置換することで行われる。ここで、信号の圧縮及び伸長処理に可逆なアルゴリズムを使用することによって、受信側において圧縮前の信号が完全に再現される。
【0036】
このため、送信側で付加されたマーキング信号を、受信側のマーキング信号検出回路20において検出し、画像信号に付加されたマーキング信号と音声信号に付加されたマーキング信号との到着時間差tを知ることができる。その結果、画像信号及び音声信号のうち、先に到着した信号の出力を遅延回路23において到着時間差tだけ遅らせることによって、画像と音声とを送信時と同じタイミングで再生することが可能になる。
【0037】
すなわち、画像及び音声信号の間で到着する時間に差があった場合でも、受信側のテレビ会議端末1では常に画像と音声とを送信時と同じタイミングで再生することが可能となる。
【0038】
本発明の実施の形態によるテレビ会議端末1では、画像信号及び音声信号が量子化された直後あるいはアナログ化される直前にマーキング信号が処理されるので、可逆なアルゴリズムであれば圧縮・伸長方式に依存せずに音声と画像との同期再生機能を提供することができる。
【0039】
本発明の実施の形態によるテレビ会議端末1では、長いタイムスタンプを使用する代わりに短いマーキング信号を画像信号及び音声信号に直接埋込むため、より少ない情報量で画像と音声との同期再生を行うことができる。
【0040】
続いて、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図2は本発明の一実施例によるテレビ会議端末の構成を示すブロック図である。図2において、テレビ会議端末3は画像コーデック31と、音声コーデック32と、マーキング回路33と、多重化回路34、分離回路35と、音声遅延回路36とから構成されている。
【0041】
画像コーデック31は画像入力201を量子化・圧縮し、受信した画像信号を伸長・アナログ化して画像出力202として出力する。音声コーデック32は音声入力203を量子化・圧縮し、受信した音声信号を伸長・アナログ化して音声出力204として出力する。
【0042】
マーキング回路33は符号化した画像及び音声信号にマーキング信号を送出し、かつ受信した画像信号及び音声信号から検出したマーキング信号を処理する。多重化回路34は画像コーデック31及び音声コーデック32の出力を多重化して伝送路200に送出する。分離回路35は伝送路200から受信した信号を画像信号と音声信号とに分離する。音声遅延回路36はマーキング回路33の指示にしたがって音声信号の出力を遅延させる。
【0043】
図3は図2の画像コーデック31及び音声コーデック32の構成を示すブロック図である。図3においては、共通な回路構成をとる画像コーデック31及び音声コーデック32の内部構成を示している。
【0044】
コーデック4はA/Dコンバータ41と、マーキング信号付加回路42と、圧縮回路43と、伸長回路44と、マーキング信号検出回路45と、D/Aコンバータ46とから構成されている。
【0045】
圧縮回路43及び伸長回路44は可逆なアルゴリズムによって処理を行う。マーキング信号付加回路42及びマーキング信号検出回路45は図2に示すマーキング回路33に接続されている。マーキング回路33の出力は音声コーデック32の出力に接続された音声遅延回路36を制御する。
【0046】
図4は本発明の一実施例において送信側及び受信側で授受される信号の構成を示す図である。図4において、送信側及び受信側で授受される信号はディジタル化されたデータとマーキング信号とからなり、マーキング信号には通常時に“0”が、時刻T毎に“1”が付加される。
【0047】
これら図2〜図4を参照して本発明の一実施例によるテレビ会議端末3の動作について説明する。まず、送信側での処理について説明する。図示せぬカメラ及びマイクからテレビ会議端末3に入力されたアナログ画像入力信号201及びアナログ音声入力信号203は画像コーデック31及び音声コーデック32内にあるA/Dコンバータ41で量子化された後、それぞれマーキング回路33によってマーキング信号が付加される。
【0048】
マーキング信号は再生時に画像信号の音声信号に対する遅れを測定するために用いられる。本実施例において、マーキング信号は1ビットのディジタル信号であって、通常は“0”挿入されるが、ある一定時間T(例えば、50ミリ秒)毎に“1”が挿入される。
【0049】
マーキング信号付加回路42においてはA/Dコンバータ41で量子化された画像信号及び音声信号のデータの一部がこのマーキング信号に置換される。この置換処理によって、本来の画像信号及び音声信号の情報が大きく損なわれることがないように、置換するビットは量子化された信号の下位ビットとしている。
【0050】
例えば、図4に示すように、8ビットで量子化したデータに対しては最下位の8ビット目をこのマーキング信号で置換し、上位7ビットのデータはそのまま伝送する。
【0051】
マーキング信号を付加された画像信号及び音声信号は、画像コーデック31及び音声コーデック32の内部で可逆なアルゴリズムによって圧縮処理を受ける。可逆なアルゴリズムの例としては、ハフマン符号等を用いる「可変長符号化方式」や、MH符号(Modified Huffman code)等を用いる「ランレングス符号化方式」がある。
【0052】
次に、受信側の処理について説明する。伝送路200から受信された信号は分離回路35で画像信号と音声信号とに分離された後、各々画像コーデック31及び音声コーデック32の内部で伸長処理を受ける。
【0053】
上述したように、可逆な圧縮アルゴリズムを用いているので、伸長処理後にはマーキング信号を含めて圧縮する前のビット列が完全に復元される。この後、マーキング信号検出回路45は各コーデック内部のD/Aコンバータ46においてアナログ信号に復号される前に、画像及び音声データの下位1ビットを監視し、マーキング信号である“1”を検出する。
【0054】
一般に、信号の圧縮及び伸長処理に要する時間は音声信号よりも画像信号の方が大きい。このため、画像信号は音声信号よりも遅れていると考えてよい。したがって、音声信号からマーキング信号“1”を検出した時点でタイマ(図示せず)をスタートさせ、その後に画像信号からマーキング信号“1”を検出した時のタイマの値をtとすると、画像信号は音声信号からtだけ遅れて伝送されてきたことがわかる。
【0055】
そこで、音声コーデック32の再生側の出力に接続されている音声遅延回路36に対して、マーキング回路33から音声出力をtだけ遅延させて出力するように制御することによって、音声に対して画像が遅れることなく出力されるため、臨場感の高いテレビ会議が実現可能となる。
【0056】
このように、画像信号及び音声信号の量子化直後に付加したマーキング信号の到着時間差tを受信側で測定することによって、画像信号及び音声信号の両信号間の到着時間差tを受信側で把握し、画像信号と音声信号とを送信時と同一のタイミングで再生することが可能である。これによって、臨場感の高いテレビ会議を行うことができる。
【0057】
図5は本発明の他の実施例において送信側及び受信側で授受される信号の構成を示す図である。図5では、送信側及び受信側で授受される信号にマーキング信号の置換パターンについて、本発明の一実施例よりもさらに工夫した実施例を示している。
【0058】
尚、本発明の他の実施例で用いるテレビ会議端末は上記の図2に示す本発明の一実施例によるテレビ会議端末3と同様の構成であり、マーキング信号の付加方法のみが異なっている。
【0059】
マーキング回路33は送信時に画像及び音声信号のA/Dコンバータ41の出力の下位2ビットに通常“00”、一定時間T毎、すなわち時刻T1に“01”、T1+Tに“10”、T1+2Tに“11”を順に挿入する。時刻T1+3Tには、再びマーキング信号が“01”となって、同じ挿入サイクルを繰り返す。この様子を図5に示す。
【0060】
マーキング回路33は受信時に音声信号及び画像信号から“01”,“10”,“11”のパターンを検出し、それぞれの間の遅れ時間を上記と同様にして計算する。
【0061】
上述したように、マーキング信号を3種類用意することによって、同一のマーキング信号が3周期毎にのみ出現するようにすることができる。1種類のマーキング信号のみを使用する場合、1周期後には同一のマーキング信号が出現するため、挿入周期以上の遅延を正確に測定することはできない。
【0062】
一方、マーキング信号の挿入周期を長くすると、遅延時間Tが更新される間隔も長くなり、短時間の遅延時間の変化への追随が困難になる。しかるに、複数のマーキング信号を用いるこの方式では、遅延時間測定の周期を延ばすことによる追随性を損なうことなく、画像信号がマーキング信号の挿入周期以上に遅れた場合でも正確に画像信号の遅延量を知ることができる。
【0063】
また、上記の実施例のさらなる拡張として、マーキング信号を3ビットあるいはそれ以上使用してもよい。一般に、nビット(nは正の整数)をマーキング信号に割り当てると、(2 −1)個のマーキング信号を使用することができる。ここで、マーキング信号の挿入間隔をTとすると、(2 −1)×Tの遅れまでを検出することができる。
【0064】
マーキング信号に多くのビット数を割り当てると、原信号の情報がそれだけ失われるため、マーキング信号のビット数は画像及び音声信号の量子化ビット数とデータの一部とをマーキング信号で置き換えることによる画質劣化許容量及び要求される遅延検出の性能との兼ね合いで決定するのがよい。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、送信側において、入力された画像及び音声の各アナログ信号を量子化し、その量子化した前記画像及び音声の信号に対して予め設定されたマーキング信号を同時かつ周期的に付加し、このマーキング信号が付加された信号を圧縮して送信するとともに、受信側において、受信した信号を伸長し、その伸長した信号からマーキング信号を検出して画像及び音声の信号各々に付加されたマーキング信号の到着時間差を検出し、伸長された信号から再生した画像及び音声の各アナログ信号の一方の出力をこの検出結果に応じて遅延することによって、ヘッダの情報を増やすことなく、また圧縮・伸長方式に依存することなく、画像と音声とが送信側と同じタイミングで再生される自然なテレビ会議を容易に実現することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるテレビ会議端末の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例によるテレビ会議端末の構成を示すブロック図である。
【図3】図2の画像コーデック及び音声コーデックの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例において送信側及び受信側で授受される信号の構成を示す図である。
【図5】本発明の他の実施例において送信側及び受信側で授受される信号の構成を示す図である。
【図6】従来例において送信側及び受信側で授受される信号の構成を示す図である。
【符号の説明】
1,3 テレビ会議端末
4 コーデック
11 画像A/Dコンバータ
12 音声A/Dコンバータ
13,42 マーキング信号付加回路
14 画像圧縮回路
15 音声圧縮回路
16,34 多重化回路
17,35 分離回路
18 画像伸長回路
19 音声伸長回路
20,45 マーキング信号検出回路
21 画像D/Aコンバータ
22 音声D/Aコンバータ
23 遅延回路
31 画像コーデック
32 音声コーデック
33 マーキング回路
36 音声遅延回路
41 A/Dコンバータ
43 圧縮回路
44 伸長回路
46 D/Aコンバータ
100,200 伝送路

Claims (6)

  1. 入力された画像及び音声の各アナログ信号を量子化する量子化手段と、前記量子化手段で量子化した前記画像及び音声の信号に対して予め設定されたマーキング信号を同時かつ周期的に付加するマーキング信号付加手段と、前記マーキング信号付加手段で前記マーキング信号が付加された信号を圧縮して送信する圧縮手段と、受信しかつ圧縮された信号を伸長する伸長手段と、前記伸長手段で伸長された前記画像及び音声の信号各々から前記マーキング信号を検出して前記画像及び音声の信号各々に付加されたマーキング信号の到着時間差を検出するマーキング信号検出手段と、前記伸長手段で伸長された前記画像及び音声の信号各々を前記画像及び音声のアナログ信号各々に再生する再生手段と、前記マーキング信号検出手段の検出結果に応じて前記再生手段で再生された前記画像及び音声のアナログ信号各々のうちの一方の出力を遅延して前記画像及び音声のアナログ信号各々を送信時と同一タイミングで出力する遅延手段とを有し、
    前記マーキング信号付加手段は、前記量子化手段で量子化した前記画像及び音声の信号の一部のビットをマーキング信号と置換することで前記マーキング信号の付加を行い、
    前記圧縮手段及び前記伸長手段は、前記マーキング信号が付加された信号の圧縮及び伸長処理に可逆なアルゴリズムを使用することを特徴とするテレビ会議端末。
  2. 前記マーキング信号付加手段は、前記量子化手段で量子化した前記画像及び音声の信号のnビット(nは正の整数)をマーキング信号に割り当てることを特徴とする請求項1記載のテレビ会議端末。
  3. 前記遅延手段は、前記マーキング信号検出手段の検出結果に応じて前記再生手段で再生された音声アナログ信号の出力を遅延することを特徴とする請求項1または請求項2記載のテレビ会議端末。
  4. 送信側において、入力された画像及び音声の各アナログ信号を量子化し、その量子化した前記画像及び音声の信号に対して予め設定されたマーキング信号を同時かつ周期的に付加し、このマーキング信号が付加された信号を圧縮して送信するとともに、
    受信側において、受信しかつ圧縮された信号を伸長し、その伸長された前記画像及び音声の信号各々から前記マーキング信号を検出して前記画像及び音声の信号各々に付加されたマーキング信号の到着時間差を検出し、伸長された前記画像及び音声の信号各々から再生した前記画像及び音声のアナログ信号各々のうちのの一方の出力をこの検出結果に応じて遅延して前記画像及び音声のアナログ信号各々を送信時と同一タイミングで出力し、
    前記マーキング信号の付加は、前記量子化手段で量子化した前記画像及び音声の信号の一部のビットをマーキング信号と置換することで行い、
    前記マーキング信号が付加された信号の圧縮及び伸長処理に可逆なアルゴリズムを使用することを特徴とするテレビ会議端末の画像・音声再生方法。
  5. 前記量子化手段で量子化した前記画像及び音声の信号のnビット(nは正の整数)をマーキング信号に割り当てることを特徴とする請求項4記載のテレビ会議端末の画像・音声再生方法。
  6. 前記アナログ信号の出力の遅延は、前記マーキング信号の検出結果に応じて再生された音声アナログ信号の出力を遅延することを特徴とする請求項4または請求項5記載のテレビ会議端末の画像・音声再生方法。
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