JP5211615B2 - 映像・音声信号伝送方法及びその伝送装置 - Google Patents

映像・音声信号伝送方法及びその伝送装置 Download PDF

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Description

本発明は、デジタル・ビデオに使用されているような信号中の映像信号及び音声信号についての多重及び分離を行う処理方法と装置とに関するものである。
従来、映像信号と音声信号をそれぞれ別々に処理することにより生じる遅延時間の差を補正して、映像信号と音声信号の時間を合わせる技術としては、例えば、下記のような特許文献等に記載されるものがあった。
特許2002−185936号公報 特開2006−229788号公報
民生用及び放送局スタジオ用デジタルオーディオ機器で音声信号をデジタル化して伝送又は記録を行う際に利用される標準的なデジタルオーディオインタフェースは、電子情報技術産業協会のJEITA CP−1212で、一般にAES/EBU(以下「AES」という。)と呼ばれる標準規格中で規定され、主として放送やスタジオ等の業務用途で広く使用されている。
又、ビデオ機器の同軸ケーブルを行き来するようなシリアルデジタル映像信号を伝送するいわゆるSDIインタフェースは、米国規格協会のANSI/SMPTE259Mに規定されている。更に、このデジタル化映像(以下、「SDI」という。)信号の補助信号領域に、AESの規格で規定されたデジタル音声信号を多重して1つのSDI信号として伝送及び記録する方式として、ANSI/SMPTE272M及び放送技術開発協議会(BTA)の規格BTA F−1002が規定されている。
特許文献1には、映像と音声との遅延時間を補正し、リップシンクを行う為に、符号器側で映像信号及び音声信号にそれぞれマーカを付加して送信し、復号器側で受信した映像信号及び音声信号の各マーカを検出してリップシンクを行う為の技術が記載されている。特許文献2には、映像信号及び音声信号の処理による遅延時間の差を補正する為に、映像信号処理部への入力データと出力データとを比較することで、テレビ等の画面の1コマであるフレーム単位毎の時間差を検出して音声信号を遅延時間の補正に関する技術がそれぞれ記載されている。
更に、データ圧縮する為の高能率符号化によるデータ伝送の規格には、動画像の符号化方法、オーディオの符号化方法、及び、動画像とオーディオの多重方法である技術標準規格、例えば、MPEG−2がある。その伝送には、符号部側の送信部で映像信号と音声信号とに分離した後に、映像と音声とを別々に符号化し、それら符号化された映像信号と音声信号とを多重して伝送し、復号部側の受信部で符号化映像信号と符号化音声信号とに分離し、それぞれの復号後に、映像信号と音声信号とを再度多重して出力することが一般的に行われている。
特許文献1及び2に記載された技術では、映像信号と音声信号とを別々に処理することによる各遅延時間の差を補正する方法が種々提案され、人が知覚できる範囲でのリップシンクの為の補正は可能である。
しかしながら、特許文献1及び2に記載された従来の技術では、送信部における入力された映像信号及び音声信号の多重信号と、受信部における映像信号と音声信号とを再び多重した多重信号とで、映像と音声の間の遅延時間、及び、音声信号と映像信号との多重位置を完全に一致することが保障されておらず、更に、映像信号及び音声信号について、遅延時間検出用に付加したマーカを送信することがマーカを要す期間に必要であり、リアルタイムで遅延を補正できず、多重処理がある場合の遅延の補正が考慮されていなかった。
本発明の映像・音声信号伝送方法及びその伝送装置は、分離部が映像信号に音声信号が多重された多重信号から前記映像信号と前記音声信号とを分離して第1の映像信号と第1の音声信号とを生成する分離処理を行っている。挿入部が前記第1の音声信号に対しては、前記多重信号における前記音声信号の多重位置を示す位置情報を前記第1の音声信号に入して入済音声信号を生成する入処理を行っている。更に、送信部が前記第1の映像信号と前記位置情報が入された前記入済音声信号とを送信する送信処理を行っている。
受信処理では、受信部が前記第1の映像信号及び前記挿入済音声信号を受信して前記第1の映像信号と前記入済音声信号とを分離して第2の映像信号と第2の音声信号とを生成している。更に、検出処理は、検出部が前記第2の音声信号から前記位置情報を検出している。多重処理は、多重部が前記検出処理で検出された前記位置情報に基づき、所定のタイミングで、前記第2の音声信号を前記第2の映像信号に多重する処理を行なっている。
本発明の映像・音声信号伝送方法及びその伝送装置によれば、送信側にて、映像信号と音声信号とが多重された多重信号から、第1の映像信号と第1の音声信号とに分離し、第1の音声信号に第1の映像信号の位置情報を挿入して挿入済音声信号を生成すると共に、受信側にて、位置情報を検出し、検出された位置情報に基づいて、映像信号と音声信号とを多重している。これにより、受信側で映像信号と音声信号とを再多重する際に、送信側における音声信号の多重位置を正確に再現できる。
本発明の映像・音声信号伝送方法及びその伝送装置は、音声信号に映像信号の位置情報を插入し、映像信号と音声信号とをパケット状にして送信する插入送信部に、シリアル/パラレル変換部と、分離部と、映像信号符号化部と、插入部と、音声信号符号化部と、送信部とを有している。
又、パケット状の映像信号及び音声信号を受信し、音声信号から位置情報を検出する受信検出部には、受信部と、映像信号復号部と、音声信号復号部と、補正部と、検出部と、調整部と、バッファメモリと、多重部と、パラレル/シリアル変換部とを有している。
前記シリアル・パラレル変換部は、シリアルのデジタル信号をパラレル信号に変換し、第1の映像音声多重信号を出力する。前記分離部は、前記第1の映像音声多重信号から第1の映像信号及び第1の音声信号を分離し、出力する。前記映像信号符号化部は、第1の映像信号を高効率符号化等を行い、第1の映像符号化信号を出力する。前記插入部は、前記第1の音声信号のユーザビットへ、前記第1の映像信号の位置情報が插入され、插入済音声信号を出力する。前記音声信号符号化部は、前記插入済音声信号に非圧縮の符号化を行い、插入済音声符号化信号を出力する。前記送信部は、前記第1の映像符号化信号及び前記插入済音声符号化信号をパケット状にして送信信号を送信する。
前記受信部は、パケット状の送信信号から第2の映像符号化信号と第2の音声符号化信号とに分離する。前記映像信号復号部は、前記第2の映像符号化信号を第2の映像信号に復号する。前記音声信号復号部は、前記第2の音声符号化信号を第2の音声信号に復号する。前記補正部は、前記第2の映像信号と前記第2の音声信号との前記多重部における多重のタイミングを回路や素子により決まる所定の値だけで補正する為に、補正音声信号を出力するものである。
又、前記検出部は、前記第2の音声信号からユーザビットを検出し、検出信号を出力する。前記調整は、前記検出信号及び第2の映像信号から前記第2の映像信号と前記第2の音声信号との多重するタイミングを調整し、調整信号を出力する。前記補正部を介した前記バッファメモリは、前記調整信号により、前記補正音声信号をより適正に補正する微補正音声信号S27を出力する。多重部は、前記第2の映像信号と前記微補正音声信号とを多重して第2の映像音声多重信号を出力する。前記パラレル・シリアル変換部は、前記第2の映像音声多重信号をシリアル信号に変換し、出力している。
(実施例1の構成)
図1は、本発明の実施例1を示す映像・音声信号伝送装置の概略の構成図である。
この映像・音声信号伝送装置は、SDIインタフェースを有するデジタルビデオ機器で使用されるような映像信号と音声信号とが多重された270Mbpsのシリアルデジタル信号である第1のSDI信号S1が入力されている。插入送信部10は、前記映像信号及び前記音声信号を別々に符号化した映像符号化信号S13と音声符号化信号S15とを国際規格のISO/IEC13818−1で規定されているTSパケットのようにパケット状にした送信信号Stを送信する。このTS(トランスポートストリーム)パケットは、映像音声信号の多重伝送方式として、日本だけでなく国際的に広く採用されているものである。
受信検出部20は、前記符号化データDを導線、光ファイバ及び無線設備等を介して受信し、第2の映像信号S22及び微補正音声信号S27を多重し、シリアル信号の第2のSDI信号S2に変換して出力している。
插入送信部10は、第1のSDI信号S1が入力され、放送技術開発協議会(BTA)の規格BTA F−1002で規定されたフォーマットの10ビットのパラレル信号である第1の映像音声多重信号S11に変換して出力し、SDIインタフェースであるシリアル・パラレル変換部11を有している。シリアル・パラレル変換部11の出力側には、映像音声多重信号S11から第1の映像信号Sv及び第1の音声信号Saを分離する分離部12が接続されている。分離部12の映像信号Svの出力側には、情報圧縮するMPEG−2等の方法で高效率符号化を行い、第1の映像符号化信号S13を出力する映像信号符号化部13が接続されている。
又、分離部12の音声信号Saの出力側には、插入部14が接続されている。插入部14は、音声信号Sa中の所定位置のユーザビットUへ、映像部分のフィールドのライン番号(以下「No.」という。)に合わせて音声信号Saの位置を示す情報を插入し、插入済音声信号S14を出力するものであり、この出力側に音声信号符号化部15が接続されている。
更に、插入送信部10の映像信号符号化部13の出力側には、送信部16が接続されている。音声信号符号化部15は、設定済音声信号S14を符号化し、第1の音声符号化信号S15を出力するものであり、この出力側には、送信部16が接続されている。送信部16は、映像符号化信号S13と音声符号化信号S15とを、映像及び音声のそれぞれをTSパケットと呼ばれる188バイト長の分割し、そのTSパケットが連続する符号化信号Stとして出力するものであり、この出力側に、受信側である復号部20が、光ファイバケーブルのような有線や無線伝送手段を介して接続されている。
受信検出部20は、符号化信号Stが入力され、第2の映像符号化S21vと第2の音声符号化信号S21aとに分離するTSパケット受信部である受信部21を有している。受信部21の出力側には、映像符号化データS21vが入力される映像信号復号部22と、音声符号化信号S21aが入力される音声信号復号部23とが接続されている。映像信号復号部22は、高能率符号化された映像符号化データS21vを復号して第2の映像信号S22を出力するものである。音声信号復号部23は、符号化された音声符号化信号S21aを復号して第2の音声信号S23を出力するものであり、この出力側に補正部24及び検出部25が接続されている。補正部24は、本実施例1の映像・音声信号伝送装置の回路及び素子等で決まる一定の補正値で、音声信号S23を調整し、粗補正音声信号S24を出力するものである。検出部25は、音声信号S23からユーザビットUを検出し、検出信号S25を出力するものであり、この出力側に調整部26が接続されている。
又、映像信号復号部22の出力側には、調整部26が接続されている。調整部26は、音声信号S22及び検出信号S25に基づき、映像信号S22と多重する為に調整信号S26を出力するものであり、この出力側にバッファメモリ27が接続されている。バッファメモリ27は、記憶素子で構成され、調整信号S26により、粗補正音声信号S24をより適正に調整させた微補正音声信号S27を出力するものであり、この出力側に多重部28が接続されている。
更に、映像信号復号部22の出力側には、多重部28が接続されている。多重部28は、映像信号S22へ微補正音声信号S27を多重して10ビットのパラレル信号である信号S28を出力するものであり、この出力側にパラレル/シリアル変換部29が接続されている。パラレル/シリアル変換部29は、SDIインタフェースであり、第2の映像音声多重信号S28をパラレル/シリアル変換して第1のSDI信号S1と同様の第2のSDI信号S2を出力するものである。
(実施例1の映像・音声信号伝送方法)
図2は、図1に示す信号を説明する為の模式図である。
図2の(1)に示すように、第1のSDI信号S1は、音声信号Saと映像信号Svとが交互に連続して配置されたものである。
図2の(2)に示す第1の映像音声多重信号S11は、シリアル/パラレル変換部11の出力信号であり、例えば、図3のライン番号(以下「No.」)525には、サンプルNo.1440〜1444に同期信号、同No.1444〜1711に音声信号、同No.1711〜1715に同期信号、及び、同No.0〜1439に映像信号がある。このラインは、テレビ画面の一回の走査のデータに相当する。音声信号は、前の走査が終了して次の走査が始まるまでの空き時間を利用して多重されるものである。
図2の(3)の音声信号Saは、図示したような音声信号(音声データパケット)の構造を有し、前記の位置情報がユーザビットUに挿入される。例えば、そのビットUは、図4の音声データのビット割付のUの欄に示したものである。
図2の(4)の符号化信号Stは、パケット化されているので、単に、SDI信号S1と同様ではないが、映像信号と音声信号とが交互に配置されていることを示す。
図2の(5)の第2の映像音声多重信号S28は、第1の映像音声多重信号S11と同様の構造を持つものである。その異なる点は、位置情報が挿入され、映像信号符号化部13で高能率符号化を経ていることである。
図2の(6)の第2のSDI信号S2は、第1のSDI信号S1と同様の構造として、再現されることを示している。
図3は、図2に示した前記規格BTA F−1002において、前記AES規格に準拠した音声パケットフォーマット及び音声信号の多重可能補助信号領域(BTA F1002による)を示す図であり、デジタル・テレビ等で使用されるような映像音声多重信号中の1つの画面に相当するフレーム信号の全体構造、及び、音声信号の映像信号への多重位置が示されている。上から下に各行が並び、各行の左端から右端に各サンプルが示されている。以下のような割当で規定されている。
ラインNo.1では、サンプルNo.1440〜1444までが10ビット・4ワードで、音声信号の先頭の同期信号、同No.1444〜1711までが音声信号、同No.1711〜1714までが音声信号と同様に映像信号の先頭の同期信号、及び、同No.0〜1439までが映像信号の区間である。各ラインNo.9及び272のサンプルNo.1689〜1711までは、共に、音声信号の終わりを検出する区間EDHである。各ラインNo.10及び273は、例えば、テレビの番組およびコマーシャルの切替ポイントであり、各ラインNo.11及び274は、共に、音声信号を挿入してはならない区間である。更に、各サンプルNo.1440及び1711は、それぞれ映像信号の終わりをEAV、及び、映像信号の始まりをSAVで示されている。又、ラインNo.20〜263には、2回の飛び越し走査(インタレース・スキャン)で一回目の画面を構成するフィールド1、及び、ラインNo.283〜525には、次の跳び越し走査で2回目の画面を構成するフィールド2として映像信号が示されている。
図4は、前記規格BTA F−1002において、前記AES規格の多重音声データパケットの構造、及び音声データのビット割付を示す図である。ユーザビットには、記号Uが付され、音声データのビット割付欄中のビット番号b6行及びX+2列のところに示されている。更に、ユーザビットUは、コンパクトディスクフォーマット及びデジタルオーディオテープレコーダフォーマット等を除き、ユーザが自由に使用できるビットである。
特に、Zは、音声信号の塊であるブロックの開始点で論理レベルが「1」を示し、それ以外で同レベルが「0」で同期を取るためのZシンクフラグである。aud(0−19)は、20個の音声データである。左端上の3つのADFは、補助信号フラグであり、例えば、映像を輝度、同期及び色等の信号に分解して扱う映像信号等で動作するビデオカメラやテレビモニタ等のコンポーネント装置において、左から000h(hは16進数を示す),3FFh及び3FFhとなる。DIDは、音声の塊(グループ)を識別するデータ識別番号である。
図5は、插入部14におけるユーザビット插入方法の例を示す図である。
この図5では、図4にあるビット番号がb6行のX+2列に示されているユーザビットUが次のように設定されている。例えば、図3に示されているラインNo.12及び275の音声データパケット毎の各サンプルX+2におけるユーザビットUは、左端から8回連続で論理レベルがU=1で、その9回目から16回目まで、図の途中から右端が省略してあるがU=0であり、その他のラインでは、左端から4回連続U=1で、5回目から16回まで同様に省略してあるがU=0であることを示されている。このことによって、前記位置情報が插入される。
図6は、図1の映像・音声信号伝送装置のフローチャートである。
図6を用いて図1に示す映像・音声信号伝送方法を説明する。
ステップP1において、映像・音声信号伝送方法の処理が開始されると、ステップP2のシリアル/パラレル変換処理において、SDI信号S1がシリアル/パラレル変換部11でパラレルに変換されて第1の映像音声多重信号S11となる。ステップP3の分離処理は、分離部12で映像音声多重信号S11を第1の映像信号Svと第1の音声信号Saとに分離する。ステップP4の映像信号符号化処理では、映像信号符号化部13で、映像信号S12を高能率符号化して第1の映像符号化信号S13を生成する。
ステップP5は、插入部14で、音声信号Saに映像音声多重信号S11における前記位置情報を、音声信号のデータパケットのユーザビットUに插入する。ステップP6は、音声信号Saの非圧縮符号化を音声信号符号化部15で行い、第1の音声符号化信号S15を生成する。ステップP7は、送信部16で、映像符号化信号S13と音声符号化信号S15とをTSパケットとして送信信号Stを出力する。
ステップP8は、受信部21で、送信信号Stを受信し、第2の映像符号化信号S21vと第2の音声符号化信号S21aとに分離する。ステップP9は、映像信号復号部22で、映像符号化信号S21vから第2の映像信号S22を生成する。ステップP10は、音声信号復号部23で、音声符号化信号S21aから第2の音声信号S23を生成する。ステップP11は、補正部24で、音声信号S23から粗補正音声信号S24を生成する。ステップP12は、検出部24で、音声信号S23から位置情報の検出信号S25を生成する。ステップP13は、調整部26で、検出信号S25と第2の映像信号S22とに基づき、調整信号S26を生成する。
ステップP14は、バッファメモリ27で、粗補正音声信号S24と調整信号S26とに基づき、微補正音声信号S27を生成する。ステップP15は、多重部28で、映像信号S22と微補正音声信号S27とを多重して、第2の映像音声多重信号S28を生成する。ステップP16は、パラレル/シリアル変換部29で、映像音声多重信号S28をシリアル信号の第2のSDI信号S2に変換して出力する。ステップP17において、この映像音声信号伝送方法の処理を終了する。
(実施例1の効果)
本実施例1によれば、映像信号Svと音声信号Saとに分離した際、設定済音声信号S14中のユーザビットUに、信号S11又は映像信号Svに対する音声信号Saが多重された位置を保持しているので、再度、多重する場合、音声信号Saの多重位置を正確に再現でき、これにより映像及び音声の動きを一致させるリップシンクが容易にできる。
又、本実施例1による映像・音声信号伝送装置を2台揃えて、一方の装置を常時使用に、他方の装置を予備として運用する場合、両装置の映像と音声の遅延時間差を無くすことができるので、仮に一方が故障し、映像と音声との多重信号のまま、他方の装置に切り替えても信号の不連続や雑音が発生することなくスムーズな切り替えが可能となる。
更に、既存の信号フォーマットを使用し、特別な時間差情報を生成したり、付加したりする必要がないので、その分、構成を簡単にできる。
(変形例)
本発明は、上記実施例1に限定されず、図示以外の種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)〜(d)のようなものがある。
(a)実施例1における映像音声信号伝送方法は、画面のライン本数が626本のコンポーネントシステムをはじめ、NTSC及びPALのコンポジットシステム、SMPTE−292M及びSMPTE−299M等で規定されたHDTV(いわゆるハイビジョンテレビ)システムにおいても、適用が可能であり、適用されるならば、既述の同様の効果が得られる。
(b)バッファメモリ27は、補正部24の機能を兼ねることが可能である。これにより、装置の構成が、一層、簡潔となる。
(c)調整部26は、バッファメモリ27の機能を取り込むことが可能である。これにより、一層簡潔な装置構成となる。
(d)送信部16及び受信部21の間の距離は、無線又は有線か等に関わりなく、設備次第であり、制限されるものではない。
本発明の実施例1を示す映像・音声信号伝送装置の概略の構成図である。 図1に示す信号を説明する為の模式図である。 図2の音声パケットフォーマット及び音声多重領域(BTA F1002による)を示す図である。 図3の多重音声データパケットの構造、及び音声データのビット割付を示す図である。 図1の実施例1の插入部14におけるユーザビット插入方法を示す図である。 図1の映像・音声信号伝送装置のフローチャートである。
符号の説明
10 插入送信部
20 受信検出部
11 シリアル・パラレル変換部
12 分離部
13 映像信号符号化部
14 插入部
15 音声信号符号化部
16 送信部
21 受信部
22 映像信号復号部
23 音声信号復号部
24 補正部
25 検出部
26 調整部
27 バッファメモリ
28 多重部
29 パラレル・シリアル変換部

Claims (2)

  1. 分離部が、映像信号に音声信号が多重された多重信号から前記映像信号と前記音声信号とを分離して第1の映像信号と第1の音声信号とを生成する分離処理と、
    挿入部が、前記第1の音声信号に対して、前記多重信号における前記音声信号の多重位置を示す位置情報を前記第1の音声信号に入して入済音声信号を生成する入処理と、
    送信部が、前記第1の映像信号と前記入済音声信号とを送信する送信処理と、
    受信部が、前記第1の映像信号及び前記挿入済音声信号を受信して前記第1の映像信号と前記入済音声信号とを分離して第2の映像信号と第2の音声信号とを生成する受信処理と、
    検出部が、前記第2の音声信号における前記位置情報を検出する検出処理と、
    多重部が、前記検出処理で検出された前記位置情報に基づき、所定のタイミングで、前記第2の音声信号を前記第2の映像信号に多重する多重処理と、
    を有する映像・音声信号伝送方法であって、
    前記挿入処理は、
    前記挿入部が、前記第1の映像信号におけるライン毎の先頭を示すフラグと、前記第1の映像信号におけるフィールド単位の先頭を示すフラグとに基づき、前記位置情報を前記第1の音声信号におけるユーザビットに挿入することを特徴とする映像・音声信号伝送方法。
  2. 多重信号から映像信号と音声信号とを分離して第1の映像信号と第1の音声信号とを生成する分離部と、
    前記第1の音声信号に対して、前記多重信号における前記音声信号の多重位置を示す位置情報を前記第1の音声信号に挿入して挿入済音声信号を生成する挿入部と、
    前記第1の映像信号と前記挿入済音声信号とを送信する送信部と、
    前記第1の映像信号及び前記挿入済音声信号を受信して前記第1の映像信号と前記挿入済音声信号とを分離して第2の映像信号と第2の音声信号とを生成する受信部と、
    前記第2の音声信号における前記位置情報を検出する検出部と、
    前記検出部で検出された前記位置情報に基づき、所定のタイミングで、前記第2の音声信号を前記第2の映像信号に多重する多重部と、
    を有する映像・音声信号伝送装置であって、
    前記挿入部は、
    前記第1の映像信号におけるライン毎の先頭を示すフラグと、前記第1の映像信号におけるフィールド単位の先頭を示すフラグとに基づき、前記位置情報を前記第1の音声信号中のユーザビットに挿入することを特徴とする映像・音声信号伝送装置。
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