JPH10185627A - 計器照明装置 - Google Patents
計器照明装置Info
- Publication number
- JPH10185627A JPH10185627A JP34482096A JP34482096A JPH10185627A JP H10185627 A JPH10185627 A JP H10185627A JP 34482096 A JP34482096 A JP 34482096A JP 34482096 A JP34482096 A JP 34482096A JP H10185627 A JPH10185627 A JP H10185627A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dial
- panel
- instrument
- light
- measuring instrument
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Details Of Measuring Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 各計器による照明の明るさがばらつくこと無
く略均一に照明できる計器照明装置を提供するととも
に、文字板及び指針を柔らかい光で文字板前面から照射
して視認者の目の疲労を緩和できる商品性の高い計器を
低いコストで提供する。 【解決手段】 光透過性の指標部５を有する文字板６
と、この文字板６の背面側に設けられた複数の計器本体
２と、この計器本体２の回転軸３に固定され文字板６上
を回動して指標部５を指示する指針４と、各計器本体２
に対応して設けられる指標部５の位置に対応して文字板
６の裏面に設けられたＥＬパネル７とからなり、一つの
ＥＬパネル７によって複数の指標部５を照明可能に設け
る。また、このＥＬパネル７から一体に形成されるとと
もに文字板６の裏面側から前面側に引き廻されて文字板
６及び指針４を照明可能に設けたＥＬ延長部１１を設け
る。
く略均一に照明できる計器照明装置を提供するととも
に、文字板及び指針を柔らかい光で文字板前面から照射
して視認者の目の疲労を緩和できる商品性の高い計器を
低いコストで提供する。 【解決手段】 光透過性の指標部５を有する文字板６
と、この文字板６の背面側に設けられた複数の計器本体
２と、この計器本体２の回転軸３に固定され文字板６上
を回動して指標部５を指示する指針４と、各計器本体２
に対応して設けられる指標部５の位置に対応して文字板
６の裏面に設けられたＥＬパネル７とからなり、一つの
ＥＬパネル７によって複数の指標部５を照明可能に設け
る。また、このＥＬパネル７から一体に形成されるとと
もに文字板６の裏面側から前面側に引き廻されて文字板
６及び指針４を照明可能に設けたＥＬ延長部１１を設け
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、夜間等における走
行速度等の測定値を良好に判断するために文字板及び指
針を明るく照明する計器照明装置に関するものである。
行速度等の測定値を良好に判断するために文字板及び指
針を明るく照明する計器照明装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、この種の指針照明装置として
は、夜間等における走行速度等の測定値を良好に判断す
るため、例えば図３及び図４に示すように、ケースＡ内
に計器本体Ｂを設け、この計器本体Ｂの回転軸Ｃに指針
Ｄを固定し計器本体Ｂの前面側には透光性の基板に文
字，目盛等を除いて遮光性印刷層を形成することで文
字，目盛等を光透過性とした指標部Ｅを形成した文字板
Ｆを備え、この指標部Ｅの形成された文字板Ｆ上に指針
Ｄを回動させて指針Ｄと指標部Ｅとの対比判読によって
走行速度等の測定値を表示する計器装置に対し、この計
器装置を夜間等において照明するために文字板Ｆの裏面
にエレクトロルミネセンスパネル（以下ＥＬパネルとい
う）Ｇを接着して設け、発光するＥＬパネルＧの光を前
記光透過性の指標部Ｅから文字板Ｆ前面に向けて透過さ
せ、指標部Ｅである文字，記号等を照明するようにして
いる。
は、夜間等における走行速度等の測定値を良好に判断す
るため、例えば図３及び図４に示すように、ケースＡ内
に計器本体Ｂを設け、この計器本体Ｂの回転軸Ｃに指針
Ｄを固定し計器本体Ｂの前面側には透光性の基板に文
字，目盛等を除いて遮光性印刷層を形成することで文
字，目盛等を光透過性とした指標部Ｅを形成した文字板
Ｆを備え、この指標部Ｅの形成された文字板Ｆ上に指針
Ｄを回動させて指針Ｄと指標部Ｅとの対比判読によって
走行速度等の測定値を表示する計器装置に対し、この計
器装置を夜間等において照明するために文字板Ｆの裏面
にエレクトロルミネセンスパネル（以下ＥＬパネルとい
う）Ｇを接着して設け、発光するＥＬパネルＧの光を前
記光透過性の指標部Ｅから文字板Ｆ前面に向けて透過さ
せ、指標部Ｅである文字，記号等を照明するようにして
いる。
【０００３】この場合ケースＡ内には、速度計，エンジ
ン回転計，燃料計，水温計等複数の計器が設けられてお
り、これに対応して複数の指標部Ｅを設けている。そし
て、各計器はそれぞれの計器が個別にユニット化されて
計器本体Ｂ及び文字板Ｆを備え、これに合わせてＥＬパ
ネルＧもこれら計器の数だけ配設し、これらのＥＬパネ
ルＧは電源を供給するためのインバータＨと各々電線Ｉ
によって並列に電気接続される。
ン回転計，燃料計，水温計等複数の計器が設けられてお
り、これに対応して複数の指標部Ｅを設けている。そし
て、各計器はそれぞれの計器が個別にユニット化されて
計器本体Ｂ及び文字板Ｆを備え、これに合わせてＥＬパ
ネルＧもこれら計器の数だけ配設し、これらのＥＬパネ
ルＧは電源を供給するためのインバータＨと各々電線Ｉ
によって並列に電気接続される。
【０００４】また、この種の計器装置にあっては、文字
板Ｆ表面及び指針Ｄを文字板Ｆ前面からの光によって柔
らかく照明するタイプの照明構造をとることがあるが、
従来においては、文字板Ｆの指標部Ｅを透過照明する光
源とは別に例えばケースＡ内に白熱電球からなる光源Ｊ
を配設して、この光源Ｊからの光を透明なアクリル等か
らなる導光部材ＫによってケースＡの内壁に沿って文字
板Ｆ前面側に案内し、ケースの穴部Ｌからこの導光部材
Ｋの端部を露出させ、導光部材Ｋに設けられた反射面Ｍ
により光を文字板Ｆ表面側へ反射させて文字板Ｆ及び指
針Ｄを照明するようにしている。
板Ｆ表面及び指針Ｄを文字板Ｆ前面からの光によって柔
らかく照明するタイプの照明構造をとることがあるが、
従来においては、文字板Ｆの指標部Ｅを透過照明する光
源とは別に例えばケースＡ内に白熱電球からなる光源Ｊ
を配設して、この光源Ｊからの光を透明なアクリル等か
らなる導光部材ＫによってケースＡの内壁に沿って文字
板Ｆ前面側に案内し、ケースの穴部Ｌからこの導光部材
Ｋの端部を露出させ、導光部材Ｋに設けられた反射面Ｍ
により光を文字板Ｆ表面側へ反射させて文字板Ｆ及び指
針Ｄを照明するようにしている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の計器照明装置にあっては、各計器に対応して各
計器の数だけＥＬパネルＧを設けているため、各ＥＬパ
ネルＧとインバータＨとを繋ぐ電線Ｉの数が増し、電線
Ｉの接続や引き廻し配設が困難になり易いといった欠点
を有していた。
た従来の計器照明装置にあっては、各計器に対応して各
計器の数だけＥＬパネルＧを設けているため、各ＥＬパ
ネルＧとインバータＨとを繋ぐ電線Ｉの数が増し、電線
Ｉの接続や引き廻し配設が困難になり易いといった欠点
を有していた。
【０００６】また、各計器に対し設けられるＥＬパネル
Ｇはそれぞれ発光特性が各ＥＬパネルＧによって微妙に
異なることは避けられず、発光輝度や色味にばらつきを
生じ易く、複合された計器全体として指標部Ｅの明るさ
や色彩感が各計器によって異なるおそれがあった。
Ｇはそれぞれ発光特性が各ＥＬパネルＧによって微妙に
異なることは避けられず、発光輝度や色味にばらつきを
生じ易く、複合された計器全体として指標部Ｅの明るさ
や色彩感が各計器によって異なるおそれがあった。
【０００７】また、文字板Ｆ表面及び指針Ｄを文字板Ｆ
前面からの光によって照明するタイプの照明構造をとる
場合には、指標部Ｅを透過照明する為の光源とは別の光
源Ｊを配設する必要が有るとともに、この光源Ｊからの
光を文字板Ｆ前面側に案内する導光部材Ｋを設ける必要
もあり部品点数が増しコストを増大させる要因となって
いた。
前面からの光によって照明するタイプの照明構造をとる
場合には、指標部Ｅを透過照明する為の光源とは別の光
源Ｊを配設する必要が有るとともに、この光源Ｊからの
光を文字板Ｆ前面側に案内する導光部材Ｋを設ける必要
もあり部品点数が増しコストを増大させる要因となって
いた。
【０００８】そこで本発明は、各計器による照明の明る
さや色味がばらつくこと無く、略均一に照明できる計器
照明装置を提供することを第１の目的とし、文字板及び
指針を柔らかい光で文字板前面から照射して視認者の目
の疲労を緩和できる商品性の高い計器を低いコストで提
供することを第２の目的とする。
さや色味がばらつくこと無く、略均一に照明できる計器
照明装置を提供することを第１の目的とし、文字板及び
指針を柔らかい光で文字板前面から照射して視認者の目
の疲労を緩和できる商品性の高い計器を低いコストで提
供することを第２の目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、光透過性の指標部を有する文字板と、この文
字板の背面側に設けられた複数の計器本体と、この計器
本体の回転軸に固定され前記文字板上を回動して前記指
標部を指示する指針と、前記各計器本体に対応して設け
られる前記指標部の位置に対応して前記文字板の裏面に
設けられたＥＬパネルとからなり、一つの前記ＥＬパネ
ルによって複数の前記指標部を照明可能に設けたもので
ある。
するため、光透過性の指標部を有する文字板と、この文
字板の背面側に設けられた複数の計器本体と、この計器
本体の回転軸に固定され前記文字板上を回動して前記指
標部を指示する指針と、前記各計器本体に対応して設け
られる前記指標部の位置に対応して前記文字板の裏面に
設けられたＥＬパネルとからなり、一つの前記ＥＬパネ
ルによって複数の前記指標部を照明可能に設けたもので
ある。
【００１０】また、前記ＥＬパネルから一体に形成され
るとともに前記文字板の裏面側から前面側に引き廻され
て前記文字板及び前記指針を照明可能に設けたＥＬ延長
部を設けたものである。
るとともに前記文字板の裏面側から前面側に引き廻され
て前記文字板及び前記指針を照明可能に設けたＥＬ延長
部を設けたものである。
【００１１】また、光透過性の指標部を有する文字板
と、この文字板の背面側に設けられた計器本体と、この
計器本体の回転軸に固定され前記文字板上を回動して前
記指標部を指示する指針と、前記指標部の位置に対応し
て前記文字板の裏面に設けられたＥＬパネルと、前記Ｅ
Ｌパネルから一体に形成されるとともに前記文字板の裏
面側から前面側に引き廻されて前記文字板及び前記指針
を照明可能に設けたＥＬ延長部を設けたものである。
と、この文字板の背面側に設けられた計器本体と、この
計器本体の回転軸に固定され前記文字板上を回動して前
記指標部を指示する指針と、前記指標部の位置に対応し
て前記文字板の裏面に設けられたＥＬパネルと、前記Ｅ
Ｌパネルから一体に形成されるとともに前記文字板の裏
面側から前面側に引き廻されて前記文字板及び前記指針
を照明可能に設けたＥＬ延長部を設けたものである。
【００１２】
【発明の実施の形態】ケース内には、例えば速度，エン
ジン回転数，燃料量，ラジエター水温に対応して複数の
計器本体を設け、これら各計器本体の回転軸には指針を
固設し、計器本体の前面側には、透光性の基板に文字，
目盛等を除いて遮光性印刷層を形成することで文字，目
盛等を光透過性とした指標部を各計器に対応して形成し
た文字板を備える。
ジン回転数，燃料量，ラジエター水温に対応して複数の
計器本体を設け、これら各計器本体の回転軸には指針を
固設し、計器本体の前面側には、透光性の基板に文字，
目盛等を除いて遮光性印刷層を形成することで文字，目
盛等を光透過性とした指標部を各計器に対応して形成し
た文字板を備える。
【００１３】文字板の裏面には可撓性のＥＬパネルが積
層状態で設けられ、このＥＬパネルは前述した速度計，
エンジン回転数計，燃料計，水温計の各計器の指標部を
一枚のＥＬパネルにて照明するように構成されており、
略均一に発光するＥＬパネルによって各計器の指標部を
略均一な明るさと色味で透過照明することができる。
層状態で設けられ、このＥＬパネルは前述した速度計，
エンジン回転数計，燃料計，水温計の各計器の指標部を
一枚のＥＬパネルにて照明するように構成されており、
略均一に発光するＥＬパネルによって各計器の指標部を
略均一な明るさと色味で透過照明することができる。
【００１４】また、本発明では文字板の表面及び指針を
文字板の前面側から照明するために、文字板の指標部を
透過照明するＥＬパネルから一体に形成されるとともに
前記文字板の裏面側から前面側に引き廻されたＥＬ延長
部を設けている。このＥＬ延長部は文字板の裏面から文
字板の前面側に向けてケースの内壁に沿って折り返され
て見返し板の穴部から文字板前面側に露出することによ
り、文字板及び指針を柔らかな光で照明可能に構成され
る。
文字板の前面側から照明するために、文字板の指標部を
透過照明するＥＬパネルから一体に形成されるとともに
前記文字板の裏面側から前面側に引き廻されたＥＬ延長
部を設けている。このＥＬ延長部は文字板の裏面から文
字板の前面側に向けてケースの内壁に沿って折り返され
て見返し板の穴部から文字板前面側に露出することによ
り、文字板及び指針を柔らかな光で照明可能に構成され
る。
【００１５】こうすることによって、一枚のＥＬパネル
が、複数の計器の指標部を文字板の裏面側から透過照明
する照明手段であるとともに、文字板及び指針を文字板
の前面側から直接照明する照明手段を兼ね備えているの
で、光源への電源供給構造を単純化でき、電気的引き廻
しが容易でかつコストの低い計器照明装置を提供できる
とともに、ほぼ全面に渡って均一に発光する光源である
ＥＬパネルを採用したので、各計器の組み合わされた状
態にあっても各計器による照明の明るさのばらつきを少
なく抑えることができ見栄えも良好となる。
が、複数の計器の指標部を文字板の裏面側から透過照明
する照明手段であるとともに、文字板及び指針を文字板
の前面側から直接照明する照明手段を兼ね備えているの
で、光源への電源供給構造を単純化でき、電気的引き廻
しが容易でかつコストの低い計器照明装置を提供できる
とともに、ほぼ全面に渡って均一に発光する光源である
ＥＬパネルを採用したので、各計器の組み合わされた状
態にあっても各計器による照明の明るさのばらつきを少
なく抑えることができ見栄えも良好となる。
【００１６】
【実施例】以下図面を基にして本発明の実施例を説明す
る。図１及び図２は、本発明の一実施例を示すものであ
る。ケース１内には、例えば速度，エンジン回転数，燃
料の量，ラジエター水温を図示しないセンサにより検出
しこれに応じた電気信号によって回転駆動する複数の計
器本体２を設け、これら各計器本体２の回転軸３の先端
部には指針４を固設し、計器本体２の前面側には透光性
の基板に文字，目盛等を除いて遮光性印刷層を形成する
ことで文字，目盛等を光透過性とした指標部５を各計器
に対応して形成した文字板６を備える。指針４はこの文
字板６上を回動可能に設けられ文字板６に形成された文
字や目盛等からなる指標部５との対比判読によって測定
量を指示するものである。
る。図１及び図２は、本発明の一実施例を示すものであ
る。ケース１内には、例えば速度，エンジン回転数，燃
料の量，ラジエター水温を図示しないセンサにより検出
しこれに応じた電気信号によって回転駆動する複数の計
器本体２を設け、これら各計器本体２の回転軸３の先端
部には指針４を固設し、計器本体２の前面側には透光性
の基板に文字，目盛等を除いて遮光性印刷層を形成する
ことで文字，目盛等を光透過性とした指標部５を各計器
に対応して形成した文字板６を備える。指針４はこの文
字板６上を回動可能に設けられ文字板６に形成された文
字や目盛等からなる指標部５との対比判読によって測定
量を指示するものである。
【００１７】文字板６の裏面には蛍光体層，背面電極，
透明電極を透明な防湿フイルムでラミネート成形した周
知の可撓性のＥＬパネル７が設けられ、それぞれ回転軸
３挿通用の穴部が設けられており、発光面側を文字板６
の裏面に対向させた状態で両面テープ等の固定手段によ
って接着され、ＥＬパネル７と文字板６とは積層状態に
設けられている。このＥＬパネル７は前述した速度計，
エンジン回転数計，燃料計，水温計の指標部５を一枚の
ＥＬパネル７にて文字板の６裏面側から照明するように
ＥＬパネル７の全面積にわたって蛍光体層を施した発光
部を設けており、複数の各計器が収納される複合計器の
外形形状に合わせて裁断されている。ＥＬパネル７の下
端部には電源供給用のリード部８が引き出されており、
このリード部８とインバータ９とが電線１０により電気
接続されている。こうして全域に渡って略均一に発光す
るＥＬパネル７の光を文字板６の裏面側から指標部５を
介して文字板６の前面側に透過させるものであり、各計
器の指標部５を略均一な明るさで透過照明することがで
きる。
透明電極を透明な防湿フイルムでラミネート成形した周
知の可撓性のＥＬパネル７が設けられ、それぞれ回転軸
３挿通用の穴部が設けられており、発光面側を文字板６
の裏面に対向させた状態で両面テープ等の固定手段によ
って接着され、ＥＬパネル７と文字板６とは積層状態に
設けられている。このＥＬパネル７は前述した速度計，
エンジン回転数計，燃料計，水温計の指標部５を一枚の
ＥＬパネル７にて文字板の６裏面側から照明するように
ＥＬパネル７の全面積にわたって蛍光体層を施した発光
部を設けており、複数の各計器が収納される複合計器の
外形形状に合わせて裁断されている。ＥＬパネル７の下
端部には電源供給用のリード部８が引き出されており、
このリード部８とインバータ９とが電線１０により電気
接続されている。こうして全域に渡って略均一に発光す
るＥＬパネル７の光を文字板６の裏面側から指標部５を
介して文字板６の前面側に透過させるものであり、各計
器の指標部５を略均一な明るさで透過照明することがで
きる。
【００１８】また、本発明では文字板６の表面及び指針
４を文字板６の前面側から照明するために、ＥＬパネル
７上部から一体に形成されるとともに前記文字板６の裏
面側から前面側に引き廻されたＥＬ延長部１１を設けて
いる。文字板６の前面側には文字板６周縁の非表示箇所
を隠蔽する見返し板１２が設けられており、この見返し
板１２は、文字板６の周縁部を隠蔽し文字板６と平行に
対設される水平部１２Ａと文字板６の上端側で文字板と
垂直方向に立ち上がり形成した湾曲状の垂直壁部１２Ｂ
とからなり、この垂直壁部１２Ｂとケース１内壁との間
にＥＬ延長部１１を挿通してＥＬ延長部１１を文字板６
の前面側に配置するものである。垂直壁部１２Ｂには穴
部１３が形成され、この穴部１３によりＥＬ延長部１１
の発光面が文字板６の前面側に露出することにより、Ｅ
Ｌ延長部１１は文字６板の表面及び指針４を照明可能に
設けられる。
４を文字板６の前面側から照明するために、ＥＬパネル
７上部から一体に形成されるとともに前記文字板６の裏
面側から前面側に引き廻されたＥＬ延長部１１を設けて
いる。文字板６の前面側には文字板６周縁の非表示箇所
を隠蔽する見返し板１２が設けられており、この見返し
板１２は、文字板６の周縁部を隠蔽し文字板６と平行に
対設される水平部１２Ａと文字板６の上端側で文字板と
垂直方向に立ち上がり形成した湾曲状の垂直壁部１２Ｂ
とからなり、この垂直壁部１２Ｂとケース１内壁との間
にＥＬ延長部１１を挿通してＥＬ延長部１１を文字板６
の前面側に配置するものである。垂直壁部１２Ｂには穴
部１３が形成され、この穴部１３によりＥＬ延長部１１
の発光面が文字板６の前面側に露出することにより、Ｅ
Ｌ延長部１１は文字６板の表面及び指針４を照明可能に
設けられる。
【００１９】ＥＬパネル７は可撓性を有し、取り付け箇
所の形状に合わせて折曲げ可能であるが、本実施例にあ
っては更にＥＬパネル７とＥＬ延長部１１との境目には
その両側部に切欠部１４を設けることによりＥＬ延長部
１１を文字板６の裏面側から前面側に引き廻し配設する
際にＥＬ延長部１１が柔軟に折曲げられるよう構成され
るとともに、垂直壁部１２Ｂの形状、つまりこの例にあ
っては湾曲形状に沿わせてＥＬ延長部１１の両側部を曲
げることができるようになっている。この場合ＥＬパネ
ル７の蛍光体層や電極の機械的強度を考慮すると、曲げ
の際に応力集中が起こらぬようＥＬパネル７の折曲げは
緩やかな形状をもって行われることが望ましく、このた
めには前述した切欠部１４の形状にあっても緩やかな角
度及び滑らかな曲線で形成されることが望ましい。
所の形状に合わせて折曲げ可能であるが、本実施例にあ
っては更にＥＬパネル７とＥＬ延長部１１との境目には
その両側部に切欠部１４を設けることによりＥＬ延長部
１１を文字板６の裏面側から前面側に引き廻し配設する
際にＥＬ延長部１１が柔軟に折曲げられるよう構成され
るとともに、垂直壁部１２Ｂの形状、つまりこの例にあ
っては湾曲形状に沿わせてＥＬ延長部１１の両側部を曲
げることができるようになっている。この場合ＥＬパネ
ル７の蛍光体層や電極の機械的強度を考慮すると、曲げ
の際に応力集中が起こらぬようＥＬパネル７の折曲げは
緩やかな形状をもって行われることが望ましく、このた
めには前述した切欠部１４の形状にあっても緩やかな角
度及び滑らかな曲線で形成されることが望ましい。
【００２０】ＥＬ延長部１１は、ＥＬパネル７から一体
に設けられるとともに文字板６の裏面から文字板６の前
面側に向けてケース１の内壁に沿って折り返されて見返
し板１２の穴部１３から文字板６の前面側に露出するこ
とにより、何等個別の光源を設けること無く文字板６及
び指針４をＥＬ特有の柔らかい光で照明可能に構成され
る。
に設けられるとともに文字板６の裏面から文字板６の前
面側に向けてケース１の内壁に沿って折り返されて見返
し板１２の穴部１３から文字板６の前面側に露出するこ
とにより、何等個別の光源を設けること無く文字板６及
び指針４をＥＬ特有の柔らかい光で照明可能に構成され
る。
【００２１】こうすることによって、一枚のＥＬパネル
７が、複数の計器の指標部５を透過照明する照明手段で
あるとともに、文字板６及び指針４を文字板６の前面側
から直接照明する照明手段を兼ね備えているので、光源
の数を増すこと無く、光源への結線の単純化を可能に
し、電気的引き廻しが容易でコストの低い計器照明装置
を提供できる。また、文字板６及び指針４を文字板６の
前面側からＥＬの柔らかい光で照明するので視認者の目
の負担を軽減することができる。
７が、複数の計器の指標部５を透過照明する照明手段で
あるとともに、文字板６及び指針４を文字板６の前面側
から直接照明する照明手段を兼ね備えているので、光源
の数を増すこと無く、光源への結線の単純化を可能に
し、電気的引き廻しが容易でコストの低い計器照明装置
を提供できる。また、文字板６及び指針４を文字板６の
前面側からＥＬの柔らかい光で照明するので視認者の目
の負担を軽減することができる。
【００２２】また、全面に渡って略均一に発光する単一
の光源であるＥＬパネル７を採用したので、各計器が組
み合わされた複合計器の状態にあっても各計器の指標部
５の明るさのばらつきを少なく抑えることができ見栄え
も良好となる。
の光源であるＥＬパネル７を採用したので、各計器が組
み合わされた複合計器の状態にあっても各計器の指標部
５の明るさのばらつきを少なく抑えることができ見栄え
も良好となる。
【００２３】なお、本実施例にあっては、ＥＬパネル７
及びＥＬ延長部１１に対しほぼ全面に渡って発光部を設
けたものを例にして説明したが、文字板６の指標部５と
の対応位置のみ、または見返し板１２の穴部１３との対
応位置のみに合わせて発光部を形成して他の部分は発光
部の無い連結部分として構成されたものであってもよ
い。
及びＥＬ延長部１１に対しほぼ全面に渡って発光部を設
けたものを例にして説明したが、文字板６の指標部５と
の対応位置のみ、または見返し板１２の穴部１３との対
応位置のみに合わせて発光部を形成して他の部分は発光
部の無い連結部分として構成されたものであってもよ
い。
【００２４】
【発明の効果】以上、本発明によれば、各計器による照
明の明るさや色味がばらつくこと無く略均一に照明でき
る計器照明装置を提供するとともに、文字板及び指針を
柔らかい光で文字板前面から照射して視認者の目の疲労
を緩和できる商品性の高い計器を低いコストで提供する
ことが可能となる。
明の明るさや色味がばらつくこと無く略均一に照明でき
る計器照明装置を提供するとともに、文字板及び指針を
柔らかい光で文字板前面から照射して視認者の目の疲労
を緩和できる商品性の高い計器を低いコストで提供する
ことが可能となる。
【図１】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図２】本発明の一実施例の要部を示す図である。
【図３】本発明の一実施例の構成を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図４】従来例を示す断面図である。
【図５】従来例における構成説明図である。
２ 計器本体 ３ 回転軸 ４ 指針 ５ 指標部 ６ 文字板 ７ ＥＬパネル １１ ＥＬ延長部
Claims (3)
- 【請求項１】 光透過性の指標部を有する文字板と、こ
の文字板の背面側に設けられた複数の計器本体と、この
計器本体の回転軸に固定され前記文字板上を回動して前
記指標部を指示する指針と、前記各計器本体に対応して
設けられる前記指標部の位置に対応して前記文字板の裏
面に設けられたＥＬパネルとからなり、一つの前記ＥＬ
パネルによって複数の前記指標部を照明可能に設けたこ
とを特徴とする計器照明装置。 - 【請求項２】 前記ＥＬパネルから一体に形成されると
ともに前記文字板の裏面側から前面側に引き廻されて前
記文字板及び前記指針を照明可能に設けたＥＬ延長部を
設けたことを特徴とする請求項１記載の計器照明装置。 - 【請求項３】 光透過性の指標部を有する文字板と、こ
の文字板の背面側に設けられた計器本体と、この計器本
体の回転軸に固定され前記文字板上を回動して前記指標
部を指示する指針と、前記指標部の位置に対応して前記
文字板の裏面に設けられたＥＬパネルと、前記ＥＬパネ
ルから一体に形成されるとともに前記文字板の裏面側か
ら前面側に引き廻されて前記文字板及び前記指針を照明
可能に設けたＥＬ延長部を設けたことを特徴とする計器
照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34482096A JPH10185627A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 計器照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34482096A JPH10185627A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 計器照明装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10185627A true JPH10185627A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18372230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34482096A Pending JPH10185627A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 計器照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10185627A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004033999A1 (ja) * | 2002-09-20 | 2004-04-22 | Yazaki Corporation | 文字板モジュールおよびその製造方法並びにｌｅｄ表示素子、ディスプレイモジュール、ムーブメントモジュール、コネクタモジュールおよびこれらを用いたメータ |
-
1996
- 1996-12-25 JP JP34482096A patent/JPH10185627A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004033999A1 (ja) * | 2002-09-20 | 2004-04-22 | Yazaki Corporation | 文字板モジュールおよびその製造方法並びにｌｅｄ表示素子、ディスプレイモジュール、ムーブメントモジュール、コネクタモジュールおよびこれらを用いたメータ |
| JP2004200704A (ja) * | 2002-09-20 | 2004-07-15 | Yazaki Corp | Ｌｅｄ表示素子およびこれを用いたメータ |
| CN1318823C (zh) * | 2002-09-20 | 2007-05-30 | 矢崎总业株式会社 | 文字板组件及其制造方法 |
| KR100899345B1 (ko) | 2002-09-20 | 2009-05-26 | 야자키 소교 가부시키가이샤 | 문자판 모듈, 그 제조 방법, 및 이들을 이용한 미터 |
| US7699624B2 (en) | 2002-09-20 | 2010-04-20 | Yazaki Corporation | Dial module and process for manufacturing the same, LED display element, display module, movement module, connector module and meter employing the same |
| US7952274B2 (en) | 2002-09-20 | 2011-05-31 | Yazaki Corporation | Dial module and process for manufacturing the same, LED display element, display module, movement module, connector module and meter employing the same |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20060158320A1 (en) | Display device having decorative member on screen | |
| JP4075242B2 (ja) | 指針計器 | |
| JP4329061B2 (ja) | 計器装置 | |
| US8579449B2 (en) | Pointer type measuring instrument | |
| JP2006208081A (ja) | 指示計器 | |
| JPH10133607A (ja) | 導光ユニット及び車両用表示装置 | |
| JP5938174B2 (ja) | 指針の照明構造 | |
| JPH10185627A (ja) | 計器照明装置 | |
| JP3136395B2 (ja) | 透過照明式指示計器 | |
| JP3855954B2 (ja) | 車両用指針計器 | |
| JP4352528B2 (ja) | 車両用メータの照明装置 | |
| JPH04273019A (ja) | ブラックフェイス計器の指針 | |
| JP3747464B2 (ja) | 計器の照明構造 | |
| JP2765430B2 (ja) | 計器装置 | |
| JP4737494B2 (ja) | 計器装置 | |
| JPH0740174Y2 (ja) | 計器の照明装置 | |
| JP2002296079A (ja) | 照明装置 | |
| JP3136589B2 (ja) | 発光指針及びその照明装置 | |
| JP3052868B2 (ja) | 計器照明装置 | |
| JP2002002329A (ja) | 指示計器装置 | |
| JP4268553B2 (ja) | 計器装置 | |
| JP2003344119A (ja) | メータ装置 | |
| JPH10288539A (ja) | 計器の照明装置 | |
| JP2000038054A (ja) | 表示装置 | |
| JPH08327410A (ja) | 指針式計器 |