JPH10185485A - 一体型熱交換器用タンク - Google Patents

一体型熱交換器用タンク

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JPH10185485A
JPH10185485A JP34523596A JP34523596A JPH10185485A JP H10185485 A JPH10185485 A JP H10185485A JP 34523596 A JP34523596 A JP 34523596A JP 34523596 A JP34523596 A JP 34523596A JP H10185485 A JPH10185485 A JP H10185485A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
heat exchanger
tank body
exchanger
heat
Prior art date
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Pending
Application number
JP34523596A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Nakamura
一三 中村
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Publication date
Application filed by Calsonic Corp filed Critical Calsonic Corp
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Priority to KR1019970038380A priority patent/KR100565818B1/ko
Priority to DE69720347T priority patent/DE69720347T3/de
Priority to US08/909,936 priority patent/US6095239A/en
Priority to EP97113901A priority patent/EP0825404B2/en
Publication of JPH10185485A publication Critical patent/JPH10185485A/ja
Priority to US09/604,098 priority patent/US6364005B1/en
Priority to US10/059,358 priority patent/US6837304B2/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、2つのタンクを一体的に連結して
なる一体型熱交換器用タンクに関し、第1のタンク本体
内の流体と第2のタンク本体内の流体とが相互に熱的影
響を及ぼすことを低減することを目的とする。 【解決手段】 第1の熱交換器用タンク15の第1のタ
ンク本体33と、第2の熱交換器用タンク19の第2の
タンク本体35とを隔壁部37を介して一体的に形成し
てなる一体型熱交換器用タンクにおいて、前記隔壁部3
7に沿って貫通穴37a,37bを形成してなることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つのタンクを一
体的に連結してなる一体型熱交換器用タンクに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、冷房用のコンデンサをラジエータ
の前面に連結したいわゆる一体型熱交換器が開発されて
おり、このような一体型熱交換器として、例えば、実開
平2−14578号公報等に開示されるものが知られて
いる。図6は、この種の一体型熱交換器を示すもので、
この一体型熱交換器では、コンデンサ1がラジエータ2
の前面に配置されている。
【0003】コンデンサ1は、所定間隔を置いて対向配
置される一対の第1の熱交換器用タンク3の間にコア部
4を形成して構成され、また、ラジエータ2は、所定間
隔を置いて対向配置される一対の第2の熱交換器用タン
ク5の間にコア部4を形成して構成されている。そし
て、この一体型熱交換器では、図7に示すように、第1
の熱交換器用タンク3の第1のタンク本体6と、第2の
熱交換器用タンク5の第2のタンク本体7とが、隔壁部
8を介して一体的に形成されている。
【0004】また、第1のタンク本体6と第2のタンク
本体7とは、アルミニウムからなり、押し出し成形によ
り形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の一体型熱交換器用タンクでは、コンデンサ1
用の第1のタンク本体6と、ラジエータ2用の第2のタ
ンク本体7とが、隔壁部8を介して一体的に形成されて
いるため、ラジエータ2用の第2のタンク本体7を流通
する比較的高温の冷却水の熱が、隔壁部8を介して、コ
ンデンサ1用の第1のタンク本体6を流通する比較的低
温の冷媒に伝達され、コンデンサ1の冷却性能が低下す
るという問題があった。
【0006】すなわち、例えば、自動車のエンジンのア
イドリング時には、走行風がコア部4に流入しないた
め、コンデンサ1の冷媒およびラジエータ2の冷却水に
対する冷却性能が低下するが、アイドリング時には、エ
ンジンの回転数が低いため、ラジエータ2の冷却水に対
する冷却性能は比較的問題にならず、コンデンサ1の冷
媒に対する冷却性能が問題になるが、このような時に、
ラジエータ2の冷却水の熱がコンデンサ1の冷媒に伝達
されるとコンデンサ1の冷却性能が極端に低下すること
になる。
【0007】本発明は、かかる従来の問題を解決したも
ので、第1のタンク本体内の流体と第2のタンク本体内
の流体とが相互に熱的影響を及ぼすことを低減すること
ができる一体型熱交換器用タンクを提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の一体型熱交換
器用タンクは、第1の熱交換器用タンクの第1のタンク
本体と、第2の熱交換器用タンクの第2のタンク本体と
を隔壁部を介して一体的に形成してなる一体型熱交換器
用タンクにおいて、前記隔壁部に沿って貫通穴を形成し
てなることを特徴とする。
【0009】請求項2の一体型熱交換器用タンクは、請
求項1記載の一体型熱交換器用タンクにおいて、前記第
1のタンク本体および第2のタンク本体は、アルミニウ
ムの押し出し成形により一体形成されていることを特徴
とする。
【0010】(作用)請求項1の一体型熱交換器用タン
クでは、第1のタンク本体と第2のタンク本体とを一体
的に形成する隔壁部に沿って貫通穴が形成され、この貫
通穴が断熱空間とされる。
【0011】請求項2の一体型熱交換器用タンクでは、
第1のタンク本体および第2のタンク本体が、アルミニ
ウムの押し出し成形により一体形成され、この押し出し
成形時に貫通穴が形成される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて詳細に説明する。
【0013】図1および図2は、本発明の一体型熱交換
器用タンクの第1の実施形態を示しており、図3は、こ
の一体型熱交換器用タンクを用いた一体型熱交換器を示
している。図3に示す一体型熱交換器では、コンデンサ
11がラジエータ13の前面に配置されている。
【0014】コンデンサ11は、所定間隔を置いて対向
配置される一対の第1の熱交換器用タンク15の間にコ
ア部17を形成して構成されている。また、ラジエータ
13は、所定間隔を置いて対向配置される一対の第2の
熱交換器用タンク19の間にコア部17を形成して構成
されている。
【0015】コア部17は、図1に示すように、チュー
ブ21,23とコルゲートフィン25とを交互に配置し
てなり、コルゲートフィン25が共用されている。な
お、図3において符号27,29は、入口パイプおよび
出口パイプを、符号31はラジエータキャップを示して
いる。図1および図2において符号33は、第1の熱交
換器用タンク15の第1のタンク本体を、符号35は第
2の熱交換器用タンク19の第2のタンク本体を示して
いる。
【0016】これ等第1のタンク本体33と第2のタン
ク本体35とは、隔壁部37を介して一体的に形成され
ている。第1のタンク本体33と第2のタンク本体35
とは、アルミニウムからなり、押し出し成形により一体
形成されている。第1のタンク本体33は、円筒状に形
成され、第2のタンク本体35は、矩形筒状に形成され
ている。
【0017】第1のタンク本体33および第2のタンク
本体35の端部は、それぞれアルミニウムからなるエン
ドプレート39,41により密閉されている。そして、
この実施形態では、隔壁部37に沿って断面長孔楕円状
の貫通穴37aが形成され、この貫通穴37aが断熱空
間とされている。以上のように構成された一体型熱交換
器用タンクでは、第1のタンク本体33と第2のタンク
本体35とを一体的に形成する隔壁部37に沿って断熱
空間となる貫通穴37aを形成したので、第1のタンク
本体33内の冷媒と第2のタンク本体35内の冷却水と
が相互に熱的影響を及ぼすことを低減することができ
る。
【0018】従って、ラジエータ13用の第2のタンク
本体35を流通する比較的高温の冷却水の熱が、隔壁部
37を介して、コンデンサ11用の第1のタンク本体3
3を流通する比較的低温の冷媒に伝達されることが低減
され、例えば、自動車のアイドリング時におけるコンデ
ンサ11の冷却性能の低下を有効に低減することができ
る。
【0019】また、上述した一体型熱交換器用タンクで
は、第1のタンク本体33および第2のタンク本体35
を、アルミニウムの押し出し成形により一体形成するよ
うにしたので、この押し出し成形時に貫通穴37aを容
易,確実に形成することができる。図4および図5は、
本発明の一体型熱交換器用タンクの第2の実施形態を示
すもので、この実施形態では、第1のタンク本体33と
第2のタンク本体35との間の隔壁部37には、断面矩
形状の貫通穴37bが形成され、この貫通穴37bが断
熱空間とされている。
【0020】また、貫通穴37bの内面に沿ってフィン
の作用を行う突出部37cが形成されている。さらに、
第1のタンク本体33および第2のタンク本体35の端
部は、アルミニウムからなる一体型のエンドプレート4
3により密閉されている。そして、エンドプレート43
には、貫通穴37bに対応する位置に窓部43aが形成
されている。
【0021】この実施形態の一体型熱交換器用タンクに
おいても、第1の実施形態とほぼ同様の効果を得ること
ができるが、この実施形態では、貫通穴37bの内面に
沿ってフィンの作用を行う突出部37cを形成したの
で、突出部37cの熱が、貫通穴37bの開口部から流
入する空気に有効に放熱され、第1のタンク本体33内
の冷媒と第2のタンク本体35内の冷却水とが相互に熱
的影響を及ぼすことをより低減することができる。
【0022】なお、上述した実施形態では、ラジエータ
とコンデンサとからなる一体型熱交換器用タンクに本発
明を適用した例について説明したが、本発明はかかる実
施形態に限定されるものではなく、例えば、必要により
ラジエータとオイルクーラとからなる一体型熱交換器用
タンクにも適用することができる。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の一体型熱
交換器用タンクでは、第1のタンク本体と第2のタンク
本体とを一体的に形成する隔壁部に沿って断熱空間とな
る貫通穴を形成したので、第1のタンク本体内の流体と
第2のタンク本体内の流体とが相互に熱的影響を及ぼす
ことを低減することができる。請求項2の一体型熱交換
器用タンクでは、第1のタンク本体および第2のタンク
本体を、アルミニウムの押し出し成形により一体形成す
るようにしたので、この押し出し成形時に貫通穴を容
易,確実に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一体型熱交換器用タンクの第1の実施
形態を示す断面図である。
【図2】図1の一体型熱交換器用タンクを示す斜視図で
ある。
【図3】図1の一体型熱交換器用タンクを用いた一体型
熱交換器を示す斜視図である。
【図4】本発明の一体型熱交換器用タンクの第2の実施
形態を示す断面図である。
【図5】図4の一体型熱交換器用タンクを示す斜視図で
ある。
【図6】従来の一体型熱交換器を示す斜視図である。
【図7】図6の一体型熱交換器用タンクを示す断面図で
ある。
【符号の説明】
15 第1の熱交換器用タンク 19 第2の熱交換器用タンク 33 第1のタンク本体 35 第2のタンク本体 37 隔壁部 37a,37b 貫通穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の熱交換器用タンク(15)の第1
    のタンク本体(33)と、第2の熱交換器用タンク(1
    9)の第2のタンク本体(35)とを隔壁部(37)を
    介して一体的に形成してなる一体型熱交換器用タンクに
    おいて、 前記隔壁部(37)に沿って貫通穴(37a,37b)
    を形成してなることを特徴とする一体型熱交換器用タン
    ク。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の一体型熱交換器用タンク
    において、 前記第1のタンク本体(33)および第2のタンク本体
    (35)は、アルミニウムの押し出し成形により一体形
    成されていることを特徴とする一体型熱交換器用タン
    ク。
JP34523596A 1996-08-12 1996-12-25 一体型熱交換器用タンク Pending JPH10185485A (ja)

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JP34523596A JPH10185485A (ja) 1996-12-25 1996-12-25 一体型熱交換器用タンク
EP97113901A EP0825404B2 (en) 1996-08-12 1997-08-12 Integral-type heat exchanger
KR1019970038380A KR100565818B1 (ko) 1996-08-12 1997-08-12 인테그럴 형 열교환기
DE69720347T DE69720347T3 (de) 1996-08-12 1997-08-12 Kombinierter Wärmetauscher
US08/909,936 US6095239A (en) 1996-08-12 1997-08-12 Integral-type heat exchanger
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US09/604,098 US6364005B1 (en) 1996-08-12 2000-06-27 Integral-type heat exchanger
US10/059,358 US6837304B2 (en) 1996-08-12 2002-01-31 Integral-type heat exchanger
US10/979,230 US7108049B2 (en) 1996-08-12 2004-11-03 Integral-type heat exchanger
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JP (1) JPH10185485A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012122369A (ja) * 2010-12-07 2012-06-28 Denso Corp 燃料供給システム
US9976820B2 (en) 2013-05-15 2018-05-22 Mitsubishi Electric Corporation Stacking-type header, heat exchanger, and air-conditioning apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012122369A (ja) * 2010-12-07 2012-06-28 Denso Corp 燃料供給システム
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