JP2592847Y2 - 自動変速機のオイルクーラ - Google Patents

自動変速機のオイルクーラ

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JP2592847Y2
JP2592847Y2 JP1993068249U JP6824993U JP2592847Y2 JP 2592847 Y2 JP2592847 Y2 JP 2592847Y2 JP 1993068249 U JP1993068249 U JP 1993068249U JP 6824993 U JP6824993 U JP 6824993U JP 2592847 Y2 JP2592847 Y2 JP 2592847Y2
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JP
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pipe
oil
automatic transmission
oil cooler
cylindrical
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宗一 川上
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Tokyo Roki Co Ltd
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は自動変速機のオイルク
ーラに関し、特に、自動車のラジエータホースの配管途
中に設置される自動変速機のオイルクーラに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の自動変速機においては、潤滑油
の温度を適度に下げて供給することにより、潤滑油の粘
度を適性に保って良好な潤滑効果を得るため、その潤滑
系統にオイルクーラを配置している。このようなオイル
クーラとして、第3図に示すように、エンジンの冷却水
を放熱するラジエータの下部に一体に取付けることによ
り、潤滑油と冷却水との熱交換によって潤滑油を冷却す
るものがある。同図では、ラジエータ1の下部に設けら
れた水タンク2の内部にオイルクーラ3が装着され、オ
イルクーラ3の接続管4が図示しない自動変速機の潤滑
系統に接続可能となっている点が示されている。このよ
うな構造を有するラジエータ内蔵式オイルクーラとして
は、二重管式または多板式が実用化されている。上記ラ
ジエータ内蔵式オイルクーラのうち、第4図に示す実開
昭57ー190277号公報に記載されたものは、ラジ
エータ1の下部に設けられた水タンク2の内部に積層多
板式のオイルクーラ5が内蔵されてなっている。
【0003】そして、エンジンの冷却水を放熱するラジ
エータの下部に自動変速機のオイルクーラを一体に取付
け、潤滑油と冷却水との熱交換により潤滑油を冷却する
ものがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、エンジ
ンの冷却水を放熱するラジエータの下部へ自動変速機の
オイルクーラを一体に取付ける構造では、ラジエータの
下部へ自動変速機のオイルクーラ用の水タンクを設け、
その中へオイルクーラを挿入することになるが、この構
造ではラジエータがエンジンと道路面との間隔、即ちロ
ードクリアランスに影響する部品であるため、エンジン
ルームを低くして車体を低くするのに弊害となり、ま
た、自動変速機のオイルクーラを単独で働かせることが
できないという不具合があった。
【0005】この考案は、以上の如き問題点に鑑みてな
されたものであって、その目的は、ラジエータとエンジ
ンとを連結するラジエータホースの配管の途中に設置し
やすく、且つ自動変速機のオイルクーラとラジエータと
を切り離してそれぞれを単独で働かせることができる自
動変速機のオイルクーラを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、冷却水の入口管と出口管とを有する円筒
管と、この円筒管の内部に配設されオイルの入口管およ
び出口管と連通する内筒、外筒からなる二重管構造のオ
イル流通管と、このオイル流通管内に配置された冷却フ
ィンとを備えてなる自動変速機のオイルクーラにおい
て、前記円筒管および外筒を軸方向と直交する方向に二
分割された半円形体とし、前記外筒の縁部を外側に向け
て突設し、この縁部を前記円筒管の縁部によって挟持し
て該円筒管とオイル流通管とを同時に接合してなること
を特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成の自動変速機のオイルクーラによれ
ば、ラジエータとエンジンとを連結するラジエータホー
スの配管の途中に設置しやすくしたので、デッドスペー
スであった配管途中の空間部分に自動変速機のオイルク
ーラが設置しやすくなり、車体を低くしてもロードクリ
アランスが確保しやすくなり、また、自動変速機のオイ
ルクーラを単独で働かせることができる。
【0008】
【実施例】以下、この考案の実施例について添付図面を
参考にして詳細に説明する。図1は、この考案に係る自
動変速機のオイルクーラの実施例を示している。同図に
示す自動変速機のオイルクーラは、冷却水の入口管1
と、出口管2とを同軸上に有する円筒管3と、この円筒
管3の前部から直角方向に連結されたにオイル入口管4
と、円筒管3の後部から直角方向に連結されたオイル出
口管5と、円筒管3内部に同軸上に取付けられてオイル
入口管4とオイル出口管5とを連通してその外周部でオ
イルの流通を許容するオイル流通管6とを備えている。
【0009】前記円筒管3は、図2(a),(c)に斜
視図を示すように、二分割した縁部3aを有する上部半
円形体3bと、図2(a),(b)に斜視図を示すよう
に、縁部3aの外側に位置する縁部3cを有する半円形
体3dで構成されている。この円筒管3の内部にはオイ
ル流通管6が設けられ、オイル流通管6は、円筒管3の
内壁との間の一部に狭隘な外側冷却水通路部7を有して
配置した外筒6aおよび内筒6bとからなる二重管構造
となっており、その両端にはオイル通路と冷却水通路と
を仕切る閉鎖板6c、6dが設けられている。外筒6a
は、図2(a),(e),(d)に斜視図を示すよう
に、二分割されて支持部6e,6fを有する上下半円形
体6g,6hとなっており、この支持部6e,6fを二
分割した円筒管3の間部3eで保持して円筒管3と外筒
6aを縁部3のかしめ部3fでかしめることにより、同
時に接合されて位置決めされている。そして、オイル通
路を構成するオイル入口管4とオイル出口管5はそれぞ
れ両管6a,6bの間に連通されているとともに、両管
6a,6bの間には冷却フィン6iが配置されている。
一方、内筒9bの内部には内側冷却水路8或いは内側冷
却水路7に円滑に流通されるための前部案内板6j,後
部案内板6kが設けられている。
【0010】以上の構成の自動変速機のオイルクーラで
は、円筒管3の入口管1および出口管2のそれぞれが、
エンジンとラジエータとを連結するラジエータホースの
途中に接続され、自動変速機の潤滑に用いられたオイル
がオイルの入口管4からオイル流通管6の両筒6a,6
b間を通過してオイル出口管5から排出される。一方、
入口管1から流入した冷却水は前後案内板6j,6kに
よりオイル流通管6の外側冷却水通路部7或いは内側冷
却水通路部8を流れ、オイルがオイル流通管6を流れる
間にオイル流通管6の内部に配置された冷却フィン6i
が有効に働き、オイルと冷却水の熱交換が効率よく行わ
れてオイルが冷却される。オイル流通管6は円筒管3の
湾曲部3aにより簡単な構造で保持される。
【0011】
【考案の効果】以上、実施例で詳細に説明したように、
この考案に係る自動変速機のオイルクーラによれば、オ
イル流通管内をオイルが通過するときにオイルと冷却水
との熱交換が行われてオイルが効率よく冷却される。オ
イルクーラはエンジンとラジエータとを連結するラジエ
ータホースの途中に接続されているため、デッドスペー
スであった空間部分に設置されオイルクーラ用のラジエ
ータの水タンクを省くことにより車体を低くしてもロー
ドクリアランスが確保しやすくなり、また、自動変速機
のオイルクーラを単独で働かせることができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの考案の第一実施例による縦断面図
である。(b)はこの考案の第一実施例による横断面図
である。
【図2】この考案の第二実施例による断面図である。
【図3】従来の自動変速機のオイルクーラ構造のラジエ
ータ斜視図である。
【図4】従来のラジエータ内蔵による自動変速機のオイ
ルクーラの断面図である。
【符号の説明】
1 入口管 2 出口管 3 円筒管 3b 上部半円形体 3d 下部半円形体 4 オイル入口管 5 オイル出口管 6 オイル流通管 6g 上半円形体 6h 下半円形体 7 冷却水通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−160795(JP,A) 特開 平3−71942(JP,A) 実開 昭54−173425(JP,U) 実開 平6−1905(JP,U) 実開 平5−34476(JP,U) 実開 平3−79085(JP,U) 実開 平4−133086(JP,U) 実開 昭57−190277(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 57/00 - 57/04 F28D 7/10 F28F 9/00 F28F 1/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却水の入口管と出口管とを有する円筒
    管と、この円筒管の内部に配設されオイルの入口管およ
    び出口管と連通する内筒、外筒からなる二重管構造のオ
    イル流通管と、このオイル流通管内に配置された冷却フ
    ィンとを備えてなる自動変速機のオイルクーラにおい
    て、前記円筒管および外筒を軸方向と直交する方向に二
    分割された半円形体とし、前記外筒の縁部を外側に向け
    て突設し、この縁部を前記円筒管の縁部によって挟持し
    て該円筒管とオイル流通管とを同時に接合してなること
    を特徴とする自動変速機のオイルクーラ。
JP1993068249U 1993-12-21 1993-12-21 自動変速機のオイルクーラ Expired - Lifetime JP2592847Y2 (ja)

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