JPH10185289A - 空気吹出し装置 - Google Patents

空気吹出し装置

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JPH10185289A
JPH10185289A JP35603196A JP35603196A JPH10185289A JP H10185289 A JPH10185289 A JP H10185289A JP 35603196 A JP35603196 A JP 35603196A JP 35603196 A JP35603196 A JP 35603196A JP H10185289 A JPH10185289 A JP H10185289A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルタユニットの吹出口の周囲の何れの部
分にも空気の淀みを発生せずにクリーンルーム内を迅速
且つ確実に清浄化できる空気吹出し装置を提供する。 【解決手段】 フィルタユニット5の吹出口5dの四隅
に設けられたフランジ5eに吊下ねじ2が螺挿されるナ
ット5gが固着され、吊下ねじ2の中途部にはコイルス
プリング2cが同心状に装着され、4本の吊下ねじ2に
よって中央に無数の通気孔bが穿設された整流板1の四
隅が所定高さに吊下保持される。上記通気孔bから床面
4eに向かって清浄空気が放出され、天井面4dと整流
板1の外周全縁部との間から、天井面4dに沿って36
0°方向に清浄空気が放出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はクリーンルーム用
の空気吹出し装置に関し、特に病院の手術室や半導体チ
ップの製造工場、または精密機器の製造工場等のように
特に高いクリーン度の要求されるクリーンルームに好適
な空気吹出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】乱流(コンベンショナルフロー)方式の
クリーンルームは、天井面4dに対して高性能フィルタ
ーを所定の間隔で複数配し、側壁にリターンダクトの吸
気口を一定の間隔で配置するものである。図11は一般
的な乱流方式のクリーンルーム4を概略的に示す模式図
である。クリーンルーム4の天井4dにはフィルタユニ
ット5を介して給気ダクト4aが接続され、給気ダクト
4aには空気調和機6、および外気をろ過する外気処理
ユニット7が縦列状に接続されている。また、クリーン
ルーム4の側壁には強制的に排気する図示しない排気フ
ァンが設けられ、さらに、室内空気(2次空気)を空気
調和機6の上流側(1次空気)に戻すリターンダクト4
b等が設置されている。
【0003】フィルタユニット5内部の上流側には図示
しない送風ファンが内蔵されており、高性能フィルタ5
aに向けて1次空気を送風するように構成されている。
また、フィルタユニット5の天井4dに臨む部分には、
整流板8が設けられている。図12は従来のフラット型
の整流板8を示す正断面図である。整流板8は無数の吹
出し孔がパンチング加工された平板状の金属板からな
り、清浄空気を天井面4dから床面4eに向けて直線的
に吹き降ろすように構成されている。
【0004】フィルタユニット5同士の間に所定間隔を
設ける乱流方式では直線的な風の流れの周囲に空気の淀
みが発生してしまい効果的な空気の循環が困難であっ
た。空気が淀む範囲には塵埃が残り安く、さらに、この
塵埃は矢印8aのように渦流とともに回転された後に降
下してくる清浄空気に乗って落下する傾向があるため、
室内の清浄状態が確保さらた状態であっても、常に、塵
埃が製品上に落下する虞れが有り望ましいものでは無か
った。このような問題を回避するためにはフィルタユニ
ット5の配設密度を高める必要があり高価な設備となっ
ていた。
【0005】上記のような弊害を無くすために舟型の整
流板9を取付けたフィルタユニット5がある。図13に
示されるフィルタユニット5の整流板9はパンチング加
工された金属板の中央部が下側に向けて膨出されてお
り、周縁部に傾斜された吹出し面9aが形成されてい
る。周縁部の傾斜された吹出し面9aからは斜め外方向
に向けて空気が放出されるので、図12に示されるフラ
ット型の整流板8に比較して空気の淀みが低減され、よ
り効果的な空気清浄が可能となった。しかしながら天井
面4dに沿った部分には清浄空気が吹き付けられないの
で、クリーンルーム4内のクリーン度をさらに高めるこ
とが困難である。
【0006】図14はフィルタユニット5に取付けられ
た別の整流板10を示すものである。図中に示される整
流板10は舟型に形成された金属板の中央面が下側に膨
出され、この中央面には無数の吹出し孔がパンチング加
工されており、さらに、周囲の傾斜面10aにはスロッ
ト形の吹出口10bが形成され,内部には風向きを調節
できるルーバが設けられている。スロット形の吹出口1
0bは四角形状に形成された整流板10の4辺に沿って
形成されており、4つの角部に残された壁部分によりフ
ィルタユニット5側に結合されている。
【0007】整流板10は中央面部分からは床面4eに
向けて鉛直下方に送風が行われ、さらに、周囲の傾斜面
10a部分のスロット形の吹出口10bからは図14お
よび図15に示されるように天井面4dに近接する範囲
に空気を送風することができるように構成されている。
【0008】このように改良が重ねられた整流板10で
あるが、図15に示されるようにスロット形の吹出口1
0bが設けられていない4つの角部からは清浄空気が吹
き出されないので、この放射形状の範囲内10cでは塵
埃が残存しやすく効果的な清浄化が困難である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように乱流方式
のクリーンルームにおいて、フィルタユニット5に取付
けられる整流板は、その吹出口の周囲の何れかの部分に
空気の淀みが発生することが避けられず、この気流の淀
みを無くすことが技術的な課題となっている。したがっ
て、本発明の目的は、吹出口の周囲の何れの部分にも空
気の淀みを発生せずにクリーンルーム内を迅速且つ確実
に清浄化することができる清浄空気用の空気吹出し装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、部屋の天井面に形成された清浄空気吹出
口に取り付けられる空気吹出し装置であって、前記吹出
口の下に吊下部材によって吊下保持される整流板を備
え、前記整流板にはその板厚方向に複数の通気孔が穿設
されており、前記整流板の外周縁部と天井面との間には
前記吹出口から放出された空気を天井面に沿って放出さ
せるための隙間が形成されており、前記吊下部材により
前記隙間の寸法を調節可能としたものである。
【0011】上記構成によれば、整流板の複数の通気孔
から床面に向かって清浄空気が放出される。また整流板
の外周全縁部と天井面との間から天井面に沿って清浄空
気が放出される。さらに調節機能により整流板の外周全
縁部と天井面との間の上下寸法を変更調節できるので、
天井面の吹出口から放出される清浄空気の風量を調節で
きる。
【0012】好ましくは、前記吊下部材が前記整流板を
下側から貫通された複数の吊下ねじと、前記吹出口に固
着されて各吊下ねじが螺挿されるナットと、各吊下ねじ
に同心状に装着されて整流板側とナット側との間で両者
を離間方向に付勢するコイルスプリングとを有する。
【0013】上記構成によれば吊下ねじとコイルスプリ
ングによる比較的低廉で簡素な構造により整流板の上下
調節と吊下支持を容易に実現することができる。また、
分解組立も容易なのでメンテナンス時の作業性が向上す
る。
【0014】また、好ましくは、前記整流板の外周縁部
に前記天井面との間隔を徐々に狭める傾斜部が屈曲形成
される。
【0015】上記構成によれば、天井面の吹出口から放
出された正常空気が整流板の傾斜部によって天井面に向
かって斜め上方向に導かれるので、傾斜部の上縁と天井
面との間のジェットノズル効果により、正常空気を天井
面に沿ってより遠くまで放出させることができる。した
がって、1つの空気吹出し装置によりより広範囲に渡っ
てムラ無く塵埃を除去することができる。
【0016】また好ましくは、前記整流板がヒンジ棒を
介して互いに回動可能に連結された2枚の通気板からな
り、前記ヒンジ棒を支点として両通気板の遊端側が上下
に回動調節可能とされる。
【0017】上記構成によれば2枚の通気板の互いの開
き角度を変更することにより、連結部分を境にして対象
的且つ均質な風の流れを作ることが可能となり、吹出口
の周囲に広範囲に渡って安定した除塵効果を確保するこ
とができる。
【0018】また好ましくは、前記整流板が四角板状に
形成され、その4辺にはそれぞれヒンジ棒を介して整流
翼が傾斜角度調整可能に連結されていることを特徴とす
る。
【0019】上記構成によれば整流翼の傾斜角度を調整
することにより、天井面との間の隙間を減少させて天井
面に沿って流れる風量を変更できる。天井面に沿って流
出する風の状態と床面に向かって下側に放出される風の
状態を様々に調節することができ、吹出口周辺の空気の
淀みを無くすための調節が容易になる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例につき説明する。
【0021】
【実施例】この発明の実施例1について図1〜図5を参
照して説明する。
【0022】図1はクリーンルーム4の天井面4dに設
置されたフィルタユニット5を示す正断面図である。図
中に示されるフィルタユニット5は金属板により形成さ
れた箱状の本体を備え、上部の一側には図示しない吸気
ダクトに接続されるダクト接続口5bが形成され、この
ダクト接続口5b内には吸気量を調整するボリュームダ
ンパー5cが設けられている。
【0023】フィルタユニット5は天井面4dに形成さ
れた四角形状の取付け口4cに対して挿着され、天井4
dに対して結合支持されている。フィルタユニット5は
上記ボリュームダンパ5cの下流側に高性能フィルタ5
aが取付けられており、フィルタユニット5に流入した
空気は全てこの高性能フィルタ5aを通過してクリーン
ルーム4内に供給されるように構成されている。
【0024】さらに、天井面4dに開口されたフィルタ
ユニット5の吹出口5dの四隅内側には平面視三角形状
の吊下用のフランジ5eが形成されている。このフラン
ジ5eには本発明による空気吹出し装置の整流板1を吊
り下げるための吊下ねじ2が挿通される挿通孔5fが穿
設され,この挿通孔5fの上部には吊下ねじ2が螺着さ
れるナット5gが溶接により固着されている。
【0025】フィルタユニット5の吹出口5dの下側に
設けられる整流板1は吹出口5dよりも大きく設定され
た矩形枠状の吊下枠1aと、この吊下枠1aの内側縁に
保持された矩形平板状の通気板1bとを備えている。吊
下枠1aは通気板1bを保持する内側縁部が平板枠状に
形成され、外側縁部が外側ほど上側に傾斜状に折曲され
た整流翼1cとして形成されている。さらに、吊下枠1
aの内側部分の四隅には吊下ねじ2が挿通される取付け
孔aが穿設されている。
【0026】通気板1bは平板状の全面に厚み方向に貫
通する無数の通気孔bが穿設されており、通気板1bの
外周縁部が吊下枠1aの内側縁部に上方から載置され保
持されている。
【0027】上記吊下ねじ2は整流板1全体の上下寸法
よりも長く設定されており、吊下枠1aの下側から座金
2aを介して挿着され、吊下枠1aに貫通された吊下ね
じ2の上側には平座金2bおよびコイルスプリング2c
が順次装着され、吊下ねじ2の先端部はナット5gに螺
挿されている。四隅の吊下ねじ2のナット5gへの螺合
の深さを調節することにより整流板1の高低を調節する
ことができる。
【0028】コイルスプリング2cは吊下用のフランジ
5eと吊下枠1aとを互いに離れる方向に付勢する圧縮
ばねであり、螺合状態の維持や振動防止作用が得られる
ものである。
【0029】以上の如く構成された空気吹出し装置によ
れば、通気板1bを通じて床面4eに向かって直線的に
降下する気流が発生される。また、吊下枠1aの整流翼
1cにより天井面4dに沿ったふく流が発生される。
【0030】さらに、吊下枠1aの四隅の吊下ねじ2の
螺挿深さを調節することにより、整流翼1cと天井面4
dとの間の隙間量を調節することができ、フィルタユニ
ット5の天井面4dに沿った清浄空気のふく流量を調節
することができる。従って、図13に示されるように1
台のフィルタユニット5によって清浄化できる範囲半径
Dを拡大することができる。また、整流翼1cは整流板
1の全周で開放されているので図4に示される様に天井
面4dに沿ったふく流は周囲360°に渡って放出され
ムラの無い風の放出が可能である。
【0031】実施例2は実施例1に説明されたフィルタ
ユニット5の吊下ねじ2の螺挿構造についての変形例を
示すものであり、以下では吊下ねじ2の螺挿構造につい
てのみ説明することとする。図6は吊下ねじ2が螺着部
材3に螺挿された状態を示す要部の正断面図であり、図
7は螺着部材3の構造を拡大して示す正断面図である。
フィルタユニット5の吹出口5dに設けられたフランジ
5eには上下に貫通された挿通孔5fが形成されてお
り、この挿通孔5fに対して吊下ねじ2が挿通される。
吊下ねじ2は先端部に螺着部材3が螺着されている。
【0032】螺着部材3は外形寸法が上記挿通孔5fよ
りも小さな円筒状に形成され、先端側に肉厚に形成され
たナット部3aの内周壁には雌ねじが刻設され、吊下ね
じ2が螺挿されるように構成されている。ナット部3a
の基端側にはコイルスプリング2cに当接すると共に、
フランジ5eに係合するフランジ状の平座面3bが形成
され、上記ナット部3aと平座面3bとの間には他の部
分より肉厚が薄く設定された脆弱部3cが形成されてい
る。
【0033】以上のように構成された螺着部材3を使用
することにより吊下ねじ2を次のように取付けることが
できる。まず、整流板1に挿通され平座金2bおよびコ
イルスプリング2cを挿通した吊下ねじ2の先端部に螺
着部材3を螺合する。この状態にて整流板1に対して吊
下ねじ2が仮組されるので、整流板1のフィルタユニッ
ト5に対する取付け作業が容易になる。整流板1の取付
け作業時に螺着部材3をフィルタユニット5のフランジ
部5eに挿入し、吊下ねじ2を締付方向に回転操作する
ことにより、螺着部材3のナット部3aが下側に移動さ
れる。平座面3bはコイルスプリング2cによりフラン
ジ5eに向けて押し付けられているので、脆弱部3cが
軸方向に圧縮を受る。その結果脆弱部3cは外側に折曲
拡開されて、フランジ5eの上側に係合される。
【0034】脆弱部3cの変形にり、吊下ねじ2はフラ
ンジ5eに吊下保持される。
【0035】なお、脆弱部3cは円筒状の周壁に複数の
縦スリットが形成されたもの等であってもよい。
【0036】以下に整流板の変形例について説明する。
フィルタユニット5の基本的構造は上記実施例1と同一
なので、構成の異なる整流板1についてのみ説明するこ
ととする。
【0037】整流板1は長方形平板状の2枚の通気板1
d,1eが互いの長辺同士を回動自在に連結されること
により構成されている。通気板1d,1eは共に無数の
通気孔bがパンチング加工により穿設されており、互い
の連結部分は交互に1本のヒンジ棒1fを握持する如く
曲げ加工を施され蝶番状に構成されている。さらに、そ
れぞれの通気板1d,1eの4本の吊下ねじ2が挿通さ
れる取付け孔aは、それぞれの短辺に平行な長円状に形
成されており、所定範囲で固定位置を移動調節可能に構
成されている。
【0038】以上のように構成されたことによって、2
枚の通気板1d,1eを互いに一平板状に吊下ることも
可能であり、また、図8に示されるように互いが所定の
開き角を成して傾斜されるように吊下ることも可能とな
る。従って、整流板1を平板状に水平に取付けた場合
と、ヒンジ棒1fを上下に移動して整流板1の中央を所
定角度に折り曲げた状態に取り付けた場合とに各種調節
することが可能となり、各方向に吹き出す風量や風力の
調節を容易に行うことが可能である。
【0039】図10は整流板の他の変形例の要部を示す
正断面図である。図中のフィルタユニット5の基本的構
造は上記実施例1と同一なので、構成のことなる整流板
1についてのみ説明することとする。
【0040】整流板1は四角形枠状に形成された吊下枠
1aを備え、この吊下枠1aの内側には平板状の通気板
1bが載置されている。通気板1bには無数の通気孔b
が穿設されており床面4eに向けて風を放出するように
構成されている。また吊下枠1aの四隅側の吊下ねじ2
が挿通される部分には取付け孔aが穿設されている。吊
下枠1aの外側の4辺それぞれには整流翼1gが設けら
れている。吊下枠1aと整流翼1gの連結部分は交互に
1本のヒンジ棒1fをしまりばめ状に握持する如く曲げ
加工が施され蝶番状に回動可能に構成されている。
【0041】従って吊下ねじ2の螺挿深さを調節するこ
とにより通気板1bの高低を調節することができると共
に、整流翼1gの連結部分を直接操作することにより整
流翼1gの角度調節を行うことができる。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によればフィルタユニットの吹出口の周囲の何れの部
分にも空気の淀みを発生せずにクリーンルーム内を迅速
且つ確実に清浄化することができる空気吹出し装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クリーンルームの天井に設置されたフィルタユ
ニットと本発明の一実施例による空気吹出し装置を示す
縦断面図である。
【図2】図1の空気吹出し装置の要部を示す縦断面図で
ある。
【図3】図1の実施例における清浄空気の吹出し状態を
示す縦断面図である。
【図4】図1の実施例における清浄空気の吹出し状態を
示す底面図である。
【図5】図2の分解斜視図である。
【図6】吊下ねじの他の螺着構造を示す要部の縦断面図
である。
【図7】図6の要部を拡大して示す縦断面図である。
【図8】本発明のさらに他の実施例を示すフィルタユニ
ットと空気吹出し装置の縦断面図である。
【図9】図8の空気吹出し装置の整流板を展開した状態
を示す平面図である。
【図10】他の整流板を示す要部の縦断面図である。
【図11】乱流方式のクリーンルームの構成を示す模式
図である。
【図12】フィルタユニットに設けられた従来の別の空
気吹出し装置を示す縦断面図である。
【図13】フィルタユニットに設けられた従来の別の空
気吹出し装置を示す縦断面図である。
【図14】フィルタユニットの吹出口に設けられた従来
の別の空気吹出し装置を示す縦断面図である。
【図15】図14の空気吹出し装置から清浄空気が放出
される様子を示す下面図である。
【符号の説明】
1 整流板 1a 吊下枠 a 取付け孔 1b 通気板 b 通気孔 1c 整流翼 1d,1e 通気板 1f ヒンジ棒 1g 整流翼 2 吊下ねじ 2a 座金 2b 平座金 2c コイルスプリング 3 螺着部材 3a ナット部 3b 平座面 3c 脆弱部 4 クリーンルーム 4a 給気ダクト 4b リターンダクト 5 フィルタユニット 5a 高性能フィルタ 5d 吹出口 5e フランジ 5f 挿通孔 5g ナット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部屋の天井面に形成された清浄空気放出
    用の吹出口に取り付けられる空気吹出し装置であって、
    前記吹出口の下に吊下部材によって吊下保持される整流
    板を備え、前記整流板にはその板厚方向に複数の通気孔
    が穿設されており、前記整流板の外周縁部と天井面との
    間には前記吹出口から放出された空気を天井面に沿って
    放出させるための隙間が形成されており、前記吊下部材
    により前記隙間の寸法を調節可能としたことを特徴とす
    る空気吹出し装置。
  2. 【請求項2】 前記吊下部材が前記整流板を下側から貫
    通された複数の吊下ねじと、前記吹出口に固着されて各
    吊下ねじが螺挿されるナットと、各吊下ねじに同心状に
    装着されて整流板側とナット側との間で両者を離間方向
    に付勢するコイルスプリングとを有することを特徴とす
    る請求項1記載の空気吹出し装置。
  3. 【請求項3】 前記整流板の外周縁部には前記天井面と
    の間隔を徐々に狭める傾斜部が屈曲形成されていること
    を特徴とする請求項1または2に記載の空気吹出し装
    置。
  4. 【請求項4】 前記整流板がヒンジ棒を介して互いに回
    動可能に連結された2枚の通気板からなり、前記ヒンジ
    棒を支点として両通気板の遊端側が上下に回動調節可能
    であることを特徴とする請求項1または2に記載の空気
    吹出し装置。
  5. 【請求項5】 前記整流板が四角板状に形成され、その
    4辺にはそれぞれヒンジ棒を介して整流翼が傾斜角度調
    整可能に連結されていることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の空気吹出し装置。
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