JP3829293B2 - 空気吹出し装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はクリーンルーム用の空気吹出し装置に関し、特に病院の手術室や半導体チップの製造工場、または精密機器の製造工場等のように特に高いクリーン度の要求されるクリーンルームに好適な空気吹出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
乱流(コンベンショナルフロー)方式のクリーンルームは、天井面4dに対して高性能フィルターを所定の間隔で複数配し、側壁にリターンダクトの吸気口を一定の間隔で配置するものである。図11は一般的な乱流方式のクリーンルーム4を概略的に示す模式図である。クリーンルーム4の天井4dにはフィルタユニット5を介して給気ダクト4aが接続され、給気ダクト4aには空気調和機6、および外気をろ過する外気処理ユニット7が縦列状に接続されている。また、クリーンルーム4の側壁には強制的に排気する図示しない排気ファンが設けられ、さらに、室内空気(2次空気)を空気調和機6の上流側(1次空気)に戻すリターンダクト4b等が設置されている。
【0003】
フィルタユニット5内部の上流側には図示しない送風ファンが内蔵されており、高性能フィルタ5aに向けて1次空気を送風するように構成されている。また、フィルタユニット5の天井4dに臨む部分には、整流板8が設けられている。図12は従来のフラット型の整流板8を示す正断面図である。整流板8は無数の吹出し孔がパンチング加工された平板状の金属板からなり、清浄空気を天井面4dから床面4eに向けて直線的に吹き降ろすように構成されている。
【0004】
フィルタユニット5同士の間に所定間隔を設ける乱流方式では直線的な風の流れの周囲に空気の淀みが発生してしまい効果的な空気の循環が困難であった。空気が淀む範囲には塵埃が残り易く、さらに、この塵埃は矢印8aのように渦流とともに回転された後に降下してくる清浄空気に乗って落下する傾向があるため、室内の清浄状態が確保された状態であっても、常に、塵埃が製品上に落下する虞れが有り望ましいものでは無かった。このような問題を回避するためにはフィルタユニット5の配設密度を高める必要があり高価な設備となっていた。
【0005】
上記のような弊害を無くすために舟型の整流板9を取付けたフィルタユニット5がある。図13に示されるフィルタユニット5の整流板9はパンチング加工された金属板の中央部が下側に向けて膨出されており、周縁部に傾斜された吹出し面9aが形成されている。周縁部の傾斜された吹出し面9aからは斜め外方向に向けて空気が放出されるので、図12に示されるフラット型の整流板8に比較して空気の淀みが低減され、より効果的な空気清浄が可能となった。しかしながら天井面4dに沿った部分には清浄空気が吹き付けられないので、クリーンルーム4内のクリーン度をさらに高めることが困難である。
【0006】
図14はフィルタユニット5に取付けられた別の整流板10を示すものである。図中に示される整流板10は舟型に形成された金属板の中央面が下側に膨出され、この中央面には無数の吹出し孔がパンチング加工されており、さらに、周囲の傾斜面10aにはスロット形の吹出口10bが形成され,内部には風向きを調節できるルーバが設けられている。スロット形の吹出口10bは四角形状に形成された整流板10の4辺に沿って形成されており、4つの角部に残された壁部分によりフィルタユニット5側に結合されている。
【0007】
整流板10は中央面部分からは床面4eに向けて鉛直下方に送風が行われ、さらに、周囲の傾斜面10a部分のスロット形の吹出口10bからは図14および図15に示されるように天井面4dに近接する範囲に空気を送風することができるように構成されている。
【0008】
このように改良が重ねられた整流板10であるが、図15に示されるようにスロット形の吹出口10bが設けられていない4つの角部からは清浄空気が吹き出されないので、この放射形状の範囲内10cでは塵埃が残存しやすく効果的な清浄化が困難である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように乱流方式のクリーンルームにおいて、フィルタユニット5に取付けられる整流板は、その吹出口の周囲の何れかの部分に空気の淀みが発生することが避けられず、この気流の淀みを無くすことが技術的な課題となっている。したがって、本発明の目的は、吹出口の周囲の何れの部分にも空気の淀みを発生せずにクリーンルーム内を迅速且つ確実に清浄化することができる清浄空気用の空気吹出し装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、部屋の天井面に形成された清浄空気吹出口に取り付けられる空気吹出し装置であって、前記吹出口の下に吊下部材によって吊下保持される整流板を備え、前記整流板にはその板厚方向に複数の通気孔が穿設されており、前記整流板の外周縁部と天井面との間には前記吹出口から放出された空気を天井面に沿って放出させるための隙間が形成されており、前記吊下部材により前記隙間の寸法を調節可能としたものである。
【0011】
上記構成によれば、整流板の複数の通気孔から床面に向かって清浄空気が放出される。また整流板の外周全縁部と天井面との間から天井面に沿って清浄空気が放出される。さらに調節機能により整流板の外周全縁部と天井面との間の上下寸法を変更調節できるので、天井面の吹出口から放出される清浄空気の風量を調節できる。
【0012】
更に、前記吊下部材が前記整流板を下側から貫通された複数の吊下ねじと、前記吹出口に固着されて各吊下ねじが螺挿されるナットと、各吊下ねじに同心状に装着されて整流板側とナット側との間で両者を離間方向に付勢するコイルスプリングとを有する。
【0013】
上記構成によれば吊下ねじとコイルスプリングによる比較的低廉で簡素な構造により整流板の上下調節と吊下支持を容易に実現することができる。また、分解組立も容易なのでメンテナンス時の作業性が向上する。
【0014】
更には、前記整流板の外周縁部に前記天井面との間隔を徐々に狭める整流翼が傾斜して屈曲形成される。
【0015】
上記構成によれば、天井面の吹出口から放出された清浄空気が整流板の整流翼によって天井面に向かって斜め上方向に導かれるので、整流翼の上縁と天井面との間のジェットノズル効果により、清浄空気を天井面に沿ってより遠くまで放出させることができる。したがって、1つの空気吹出し装置によりより広範囲に渡ってムラ無く塵埃を除去することができる。
【0016】
加えて、前記整流板の吊下枠の外周縁に屈曲形成された4辺の整流翼の基辺にそれぞれヒンジ部を介して、該整流翼が傾斜角度調整可能に連結されている。
【0017】
上記構成によれば整流翼の傾斜角度を調整することにより、天井面との間の隙間を減少させて天井面に沿って流れる風量を変更できる。天井面に沿って流出する風の状態と床面に向かって下側に放出される風の状態を様々に調節することができ、吹出口周辺の空気の淀みを無くすための調節が容易になる。
【0018】
また好ましくは、前記整流板がヒンジ部を介装して互いに回動可能に連結された2枚の通気板からなり、前記ヒンジ部を支点として両通気板の遊端側が上下に回動調節可能とされる。
【0019】
上記構成によれば2枚の通気板の互いの開き角度を変更することにより、連結部分を境にして対象的且つ均質な風の流れを作ることが可能となり、吹出口の周囲に広範囲に渡って安定した除塵効果を確保することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施例につき説明する。
【0021】
【実施例】
この発明の実施例1について図1〜図5を参照して説明する。
【0022】
図1はクリーンルーム4の天井面4dに設置されたフィルタユニット5を示す正断面図である。図中に示されるフィルタユニット5は金属板により形成された箱状の本体を備え、上部の一側には図示しない吸気ダクトに接続されるダクト接続口5bが形成され、このダクト接続口5b内には吸気量を調整するボリュームダンパー5cが設けられている。
【0023】
フィルタユニット5は天井面4dに形成された四角形状の取付け口4cに対して挿着され、天井4dに対して結合支持されている。フィルタユニット5は上記ボリュームダンパ5cの下流側に高性能フィルタ5aが取付けられており、フィルタユニット5に流入した空気は全てこの高性能フィルタ5aを通過してクリーンルーム4内に供給されるように構成されている。
【0024】
さらに、天井面4dに開口されたフィルタユニット5の吹出口5dの四隅内側には平面視三角形状の吊下用のフランジ5eが形成されている。このフランジ5eには本発明による空気吹出し装置の整流板1を吊り下げるための吊下ねじ2が挿通される挿通孔5fが穿設され、この挿通孔5fの上部には吊下ねじ2が螺着されるナット5gが溶接により固着されている。
【0025】
フィルタユニット5の吹出口5dの下側に設けられる整流板1は吹出口5dよりも大きく設定された矩形枠状の吊下枠1aと、この吊下枠1aの内側縁に保持された矩形平板状の通気板1bとを備えている。吊下枠1aは通気板1bを保持する内側縁部が平板枠状に形成され、外側縁部が外側ほど上側に傾斜状に折曲された整流翼1cとして形成されている。さらに、吊下枠1aの内側部分の四隅には吊下ねじ2が挿通される取付け孔aが穿設されている。
【0026】
通気板1bは平板状の全面に厚み方向に貫通する無数の通気孔bが穿設されており、通気板1bの外周縁部が吊下枠1aの内側縁部に上方から乗載され保持されている。
【0027】
上記吊下ねじ2は整流板1の全体の上下寸法よりも長く設定されており、吊下枠1aの下側から座金2aを介して挿着され、吊下枠1aに貫通された吊下ねじ2の上側には平座金2bおよびコイルスプリング2cが順次装着され、吊下ねじ2の先端部はナット5gに螺挿されている。四隅の吊下ねじ2のナット5gへの螺合の深さを調節することにより整流板1の高低を調節することができる。
【0028】
コイルスプリング2cは吊下用のフランジ5eと吊下枠1aとを互いに離れる方向に弾性を付勢する圧縮ばねであり、螺合状態の維持や振動防止作用が得られるものである。
【0029】
以上の如く構成された空気吹出し装置によれば、通気板1bを通じて床面4eに向かって直線的に降下する気流が発生される。また、吊下枠1aの整流翼1cにより天井面4dに沿ったふく流が発生される。
【0030】
さらに、吊下枠1aの四隅の吊下ねじ2の螺挿深さを調節することにより、整流翼1cと天井面4dとの間の隙間量を調節することができ、フィルタユニット5の天井面4dに沿った清浄空気のふく流量を調節することができる。従って、図13に示されるように1台のフィルタユニット5によって清浄化できる範囲半径を拡大することができる。また、整流翼1cは整流板1の全周で開放されているので図4に示される様に天井面4dに沿ったふく流は周囲360°に渡って放出されムラの無い風の放出が可能である。
【0031】
実施例2は実施例1に説明されたフィルタユニット5の吊下ねじ2の螺挿構造についての変形例を示すものであり、以下では吊下ねじ2の螺挿構造についてのみ説明することとする。図6は吊下ねじ2が螺着部材3に螺挿された状態を示す要部の正断面図であり、図7は螺着部材3の構造を拡大して示す正断面図である。フィルタユニット5の吹出口5dに設けられたフランジ5eには上下に貫通された挿通孔5fが形成されており、この挿通孔5fに対して吊下ねじ2が挿通される。吊下ねじ2は先端部に螺着部材3が螺着されている。
【0032】
螺着部材3は外形寸法が上記挿通孔5fよりも小さな円筒状に形成され、先端側に肉厚に形成されたナット部3aの内周壁には雌ねじが刻設され、吊下ねじ2が螺挿されるように構成されている。ナット部3aの基端側にはコイルスプリング2cに当接すると共に、フランジ5eに係合するフランジ状の平座面3bが形成され、上記ナット部3aと平座面3bとの間には他の部分より肉厚が薄く設定された脆弱部3cが形成されている。
【0033】
以上のように構成された螺着部材3を使用することにより吊下ねじ2を次のように取付けることができる。まず、整流板1に挿通され平座金2bおよびコイルスプリング2cを挿通した吊下ねじ2の先端部に螺着部材3を螺合する。この状態にて整流板1に対して吊下ねじ2が仮組されるので、整流板1のフィルタユニット5に対する取付け作業が容易になる。整流板1の取付け作業時に螺着部材3をフィルタユニット5のフランジ部5eに挿入し、吊下ねじ2を締付方向に回転操作することにより、螺着部材3のナット部3aが下側に移動される。平座面3bはコイルスプリング2cによりフランジ5eに向けて押し付けられているので、脆弱部3cが軸方向に圧縮を受る。その結果脆弱部3cは外側に折曲拡開されて、フランジ5eの上側に係合される。
【0034】
脆弱部3cの変形にり、吊下ねじ2はフランジ5eに吊下保持される。
【0035】
なお、脆弱部3cは円筒状の周壁に複数の縦スリットが形成されたもの等であってもよい。
【0036】
図10は整流板の他の変形例の要部を示す正断面図である。図中のフィルタユニット5の基本的構造は上記実施例1と同一なので、構成のことなる整流板1についてのみ説明することとする。
【0037】
整流板1は四角形枠状に形成された吊下枠1aを備え、この吊下枠1aの内側には平板状の通気板1bが載置されている。通気板1bには無数の通気孔bが穿設されており床面4eに向けて風を放出するように構成されている。また吊下枠1aの四隅側の吊下ねじ2が挿通される部分には取付け孔aが穿設されている。吊下枠1aの外側の4辺それぞれには整流翼1gが設けられている。吊下枠1aと整流翼1gの基辺の連結部分には夫々交互に1本のヒンジ棒をしまりばめ状に握持する如く曲げ加工が施されヒンジ部1fが回動可能に構成されている。
【0038】
従って、吊下ねじ2の螺挿深さを調節することにより通気板1bの高低を調節することができると共に、整流翼1gの連結部分を直接操作することにより整流翼1gの角度調節を行うことができる。
【0039】
以下に整流板の変形例について説明する。フィルタユニット5の基本的構造は上記実施例1と同一なので、構成の異なる整流板1についてのみ説明することとする。
【0040】
整流板1は長方形平板状の2枚の通気板1d,1eが互いの長辺同士を回動自在に連結されることにより構成されている。通気板1d,1eは共に無数の通気孔bがパンチング加工により穿設されており、互いの連結部分は交互に1本のヒンジ棒を握持する如く曲げ加工を施されヒンジ部1fが構成されている。さらに、それぞれの通気板1d,1eの4本の吊下ねじ2が挿通される取付け孔aは、それぞれの短辺に平行な長円状に形成されており、所定範囲で固定位置を移動調節可能に構成されている。
【0041】
以上のように構成されたことによって、2枚の通気板1d,1eを互いに一平板状に吊下ることも可能であり、また、図8に示されるように互いが所定の開き角を成して傾斜されるように吊下ることも可能となる。従って、整流板1を平板状に水平に取付けた場合と、ヒンジ部1fを上下に移動して整流板1の中央を所定角度に折り曲げた状態に取り付けた場合とに各種調節することが可能となり、各方向に吹き出す風量や風力の調節を容易に行うことが可能である。
【0042】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、この発明によればフィルタユニットの吹出口の周囲の何れの部分にも空気の淀みを発生せずにクリーンルーム内を迅速且つ確実に清浄化することができる空気吹出し装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 クリーンルームの天井に設置されたフィルタユニットと本発明の一実施例による空気吹出し装置を示す縦断面図である。
【図2】 図1の空気吹出し装置の要部を示す縦断面図である。
【図3】 図1の実施例における清浄空気の吹出し状態を示す縦断面図である。
【図4】 図1の実施例における清浄空気の吹出し状態を示す底面図である。
【図5】 図2の分解斜視図である。
【図6】 吊下ねじの他の螺着構造を示す要部の縦断面図である。
【図7】 図6の要部を拡大して示す縦断面図である。
【図8】 本発明のさらに他の実施例を示すフィルタユニットと空気吹出し装置の縦断面図である。
【図9】 図8の空気吹出し装置の整流板を展開した状態を示す平面図である。
【図10】 他の整流板を示す要部の縦断面図である。
【図11】 乱流方式のクリーンルームの構成を示す模式図である。
【図12】 フィルタユニットに設けられた従来の別の空気吹出し装置を示す縦断面図である。
【図13】 フィルタユニットに設けられた従来の別の空気吹出し装置を示す縦断面図である。
【図14】 フィルタユニットの吹出口に設けられた従来の別の空気吹出し装置を示す縦断面図である。
【図15】 図14の空気吹出し装置から清浄空気が放出される様子を示す下面図である。
【符号の説明】
1 整流板
1a 吊下枠
a 取付け孔
1b 通気板
b 通気孔
1c 整流翼
1d,1e 通気板
1f ヒンジ部
1g 整流翼
2 吊下ねじ
2a 座金
2b 平座金
2c コイルスプリング
3 螺着部材
3a ナット部
3b 平座面
3c 脆弱部
4 クリーンルーム
4a 給気ダクト
4b リターンダクト
5 フィルタユニット
5a 高性能フィルタ
5d 吹出口
5e フランジ
5f 挿通孔
5g ナット

Claims (3)

  1. 部屋の天井面に形成された清浄空気放出用の吹出口の下に吊下部材によって吊下保持される整流板と、該整流板の外周縁部と天井面との間に前記吹出口から放出された空気を天井面に沿って放出させるための隙間とを備えた空気吹出し装置であって、前記吊下部材は前記整流板を下側から貫通する複数の吊下ねじと、前記吹出口に固着されて各吊下ねじが螺挿されるナットと、各吊下ねじに同心状に装着されて整流板側とナット側との間で両者を離間方向に弾性を付勢するコイルスプリングとを備え、前記整流板は複数の吊下ねじを貫通させる複数の取付け孔を穿設した矩形枠状の吊下枠と、該吊下枠の外周縁部に前記天井面との間隔を徐々に狭めるように屈曲形成させた整流翼と、前記吊下枠の内周辺の上面に外周辺を乗載され板厚方向に複数の通気孔が穿設した通気板とを備え、前記吊下部材により前記隙間の寸法を調節可能としたことを特徴とする空気吹出し装置。
  2. 前記整流板の夫々の整流翼の基辺に夫々ヒンジ部を介装して整流翼が傾斜角度調整可能に連結されたことを特徴とする請求項1に記載の空気吹出し装置。
  3. 部屋の天井面に形成された清浄空気放出用の吹出口の下に吊下部材によって吊下保持される整流板と、該整流板の外周縁部と天井面との間に前記吹出口から放出された空気を天井面に沿って放出させるための隙間とを備えた空気吹出し装置であって、前記吊下部材は前記整流板を下側から貫通する複数の吊下ねじと、前記吹出口に固着されて各吊下ねじが螺挿されるナットと、各吊下ねじに同心状に装着されて整流板側とナット側との間で両者を離間方向に弾性を付勢するコイルスプリングとを備え、前記整流板は複数の吊下ねじを貫通させる複数の取付け用の遊動孔を穿設すると共に板厚方向に複数の通気孔を穿設した2枚の通気板と、該2枚の通気板を互に回動可能に連結させたヒンジ部とを備え、前記吊下部材により前記ヒンジ部を支点として両通気板の遊端側が上下に回動調節可能であることを特徴とする空気吹出し装置。
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