JPH1018244A - 道路用標識柱の洗浄装置 - Google Patents
道路用標識柱の洗浄装置Info
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- JPH1018244A JPH1018244A JP8173533A JP17353396A JPH1018244A JP H1018244 A JPH1018244 A JP H1018244A JP 8173533 A JP8173533 A JP 8173533A JP 17353396 A JP17353396 A JP 17353396A JP H1018244 A JPH1018244 A JP H1018244A
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- pole
- ribbon
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Abstract
そう失しない、道路標識柱の洗浄装置を得ることにあ
る。 【解決手段】 道路標識柱の反射標識帯上に位置して道
路標識柱のまわりに配置された払拭部材と、道路標識柱
の上端に取り付けられるキャップ部材とを具備してい
る。払拭部材は上部を道路標識柱に固定され、キャップ
部材が払拭部材上部の周りに延び、かつ払拭部材上部に
近接配置された壁を具備している。車両が道路標識柱に
接触して、払拭部材が引っ張られても、キャップ部材の
壁が払拭部材に負荷される力の一部あるいは全部を受け
るため、払拭部材が道路標識柱からはずれない。
Description
ライン、車線変更線、分離体などに利用される道路標識
柱を洗浄する装置の改良に関している。
高めるために、道路標識柱に取り付けられた反射標識帯
の排気ガスおよび塵埃などによる汚れを、車両などの風
圧によって払拭する洗浄装置は、たとえば特開平7−1
38920号公報や特開平6−299522号公報に記
載されている。
れかつ道路標識柱に固定されるキャップ部材と、道路標
識柱の反射標識帯上に位置して道路標識柱のまわりに配
置され、上部をキャップ部材に保持された複数のリボン
からなる払拭部材とを具備しており、払拭部材が自動車
などが通過ときに発生する風圧によって踊って、道路標
識柱の反射標識帯を擦り、反射標識帯の汚れを除去する
ようになってている。
キャップ部材に上部を固定され、キャップ部材をポール
にかぶせ、ピンをキャップ部材を通ってポールのトップ
に挿入することによって、ピンの先端が拡がり、ポール
からの装置の抜け出しを阻止するようになっている。特
開平6−299522号公報には、このような洗浄装置
の他に、円筒をなし、この円筒に上部を残してスリット
を設けることによって形成された払拭部材のみからなる
洗浄装置もさらに記載されている。道路標識柱にたいす
る取り付けは払拭部材を道路標識柱のポールにはめ、両
面接着テープによってポールに貼り付けることによって
なされている。
材にピン止めされている洗浄装置は、自動車などが道路
標識柱に接触したときに、払拭部材が自動車などによっ
て引っ張られると、払拭部材がピン孔の部分から引きち
ぎれやすい。また、払拭部材のみからなる洗浄装置は、
自動車などが道路標識柱に接触したときに、払拭部材が
自動車などによって引っ張られると、払拭部材が接着層
から剥がれたり、払拭部材の上端に亀裂がはいり、亀裂
からちぎれて、洗浄機能が失われる。
ても、洗浄機能をそう失しない、改良された道路標識柱
の洗浄装置を提供することにある。
に、本発明の道路標識柱用洗浄装置は、道路標識柱の反
射標識帯上に位置して道路標識柱のまわりに配置された
払拭部材と、道路標識柱の上端に取り付けられるキャッ
プ部材とを具備し、払拭部材が上部を道路標識柱に固定
され、キャップ部材が払拭部材上部の周りに延び、かつ
払拭部材上部に近接配置された壁を具備している。
道路標識柱に巻き付け、キャップ部材をかぶせることに
よってなされる。車両が道路標識柱に接触し、払拭部材
が自動車によって道路標識柱の長手方向と交差する方向
に引っ張られても、払拭部材が周囲にあるキャップ部材
の壁に当り、この壁が払拭部材に負荷される力の一部あ
るいは全部を受けるため、払拭部材が道路標識柱からは
ずれない。
実施例は、以下に、添付図面を参照して説明する。
図1ないし図3に示すように、ポール11、トップ12
およびベース13を備えている。ポール11は、下端を
開放された、熱可塑性エラストマーのパイプからなり、
周面に反射標識帯14が設けられている。反射標識帯1
4は、たとえば、再帰反射テープをポール11に巻き付
けることによって形成されている。図示していないが、
ポール11の下端にはねじをもつ部材が一部を突出させ
てはめられかつ樹脂によって固定されている。トップ1
2は、円筒部分と半球部分とをもつ、発泡ウレタン樹脂
の一体成形物からなるもので、半球部分をポール上端か
ら突出させて、円筒部分をポール上端にかん合されかつ
固定されている。ベース13は、ほぼ円盤の形態をもつ
合成樹脂成形物からなっており、ポール11のねじ部材
を下面から突出させてポール11の下端にはめられてい
る。道路への設置は、ベース13の下端から突出するね
じ部材を道路に埋設された脚部材にねじ込むことによっ
てなされている。
面に巻き付けられた払拭部材20、トップ12およびポ
ール11の上端にはめられたキャップ部材30を具備し
ている。
な合成樹脂シート、たとえば、布によって補強された塩
化ビニル樹脂シートからなっている。このシートは、ポ
ール11の円周長に関連する幅およびポール上端から最
下部の反射標識帯14までの距離に関連する長さをもつ
もので、上部21を残して、スリット22を等間隔に設
けることによって多数のリボン23が形成されている。
シート片面における上部21に対応する領域には、接着
層24が設けられている。接着層24はたとえば両面接
着テープを領域21に貼り付けることによって形成され
ている。両面接着テープ24におけるシートに接合され
ていない接着面には保護紙が貼り付けられている。図示
されていないが、シートの反対面25におけるリボン2
3に対応する領域には反射層を設けられている。反射層
は、再帰反射シートをシートに積層することによって形
成されている。この払拭部材20は、両面接着テープ2
4の保護紙を剥がし、上部21をポール11の上部に巻
き付けると共に、両面接着テープ24をポール11の周
面に貼り付けることによって、ポール11に固定されて
いる。
および両端を開放された中空円筒をなす本体32をもつ
もので、弾性ある合成樹脂、たとえばウレタン樹脂の一
体成形物からなっている。頂壁31は内部空間がトップ
12にはまる形状およびサイズをもっており、本体32
は内径がポール11に巻き付けられた払拭部材20より
も僅かに大きく、深さが下端33が払拭部材20のリボ
ン23の上端よりも下方に位置する大きさをもつように
形成されている。このキャップ部材30は、頂壁31を
トップ12の上部に、本体32を払拭部材20の外側に
それぞれ位置させて、道路標識柱にはめられていると共
に、接着剤34によってトップ12に接着されている。
ように、払拭部材20およびキャップ部材30を準備
し、払拭部材20の保護紙を剥がし、図6に示すよう
に、払拭部材20をポール11に巻き付けると共に、接
着層24によってポール10に貼り付けたあと、図7に
示すように、キャップ部材30の内部あるいはトップ1
2に接着剤34を塗布し、キャップ部材30をトップ1
2および払拭部材20の上部21にはめ、接着剤34に
よってキャップ部材30をトップ12に固定することに
よってなされる。
標識柱は、車道のセンターライン、車線変更線、分離体
などを構成させられる。自動車などがこの道路標識柱の
そばを通過すると、払拭部材20におけるリボン23の
各々が発生する風圧によって踊って、ポール11にある
反射標識帯14を擦り、反射標識帯14に付着する汚れ
を除去する。このときに、キャップ部材30の本体32
とリボン23との間には微小すき間35が存在するた
め、リボン23が動いても、キャップ部材30に負荷が
かからず、キャップ部材30が道路標識柱から離脱しな
い。自動車などがこの道路標識柱に接触すると、リボン
23は図3に鎖線で示すように自動車などとの接触によ
ってポール11の長手方向と交差する方向に引っ張られ
る。このときには、リボン23がキャップ部材の本体3
2の下端33に接触し、本体32がリボン23に負荷さ
れる力を受け、リボン23をポール11に貼り付けてい
る接着層24にせん断力がほとんどかからず、かかって
も小さいため、払拭部材20がポール11から剥がれ
ず、しかも、本体32がリボン23に負荷される力を受
け、リボン23の根元あるいは上端26と上部21との
間に亀裂も発生しないので、リボン23が引きちぎれな
い。
触し、キャップ部材30が道路標識柱から脱離すること
があっても、払拭部材20は上部21を接着層24によ
ってポール11に接合されているためポール11に残留
し、清掃機能が維持される。そして、道路標識柱の反射
標識帯14がポール11から剥離しても、リボン23の
外表面25に積層された反射層が反射標識帯14に代っ
て自動車からの光線を反射し、道路標識柱の機能を喪失
させないため、ドライバが道路標識柱の存在をつねに確
実に視認をおこなえる。
の実施例を示している。
に、ポール111、トップ112、それに、ベース11
3を備えている。ポール111は、両端を開放された、
熱可塑性エラストマーのパイプからなり、再帰反射テー
プからなる反射標識帯114が周面に巻き付けられてい
る。トップ112は、ポール111の上端開口に配置さ
れ、かつポール111に接合されている。トップ112
の中央には図10に示されているように孔116が設け
られている。ピン118は、たとえばウレタン樹脂の成
形物からなるもので、軸118Aおよびストッパ118
B,118Cを具備している。ストッパ118Bは、円
錐台形を形態をなすもので、軸118Aの一端に配置さ
れている。ストッパ118Bの下部側直径はトップ11
2にある孔116よりも僅かに小さく、上部側の直径は
孔116のそれよりも僅かに大きい。もうひとつのスト
ッパ118Cは、孔116よりも十分に大きな径をもつ
円盤の形態をなすもので、軸118Aの他端に配置され
ている。溝118Dが、ピン118の中心軸方向に位置
して軸118Aおよびストッパ118Bに設けられてい
て、ストッパ118Bを外側から押すことによって軸1
18Aおよびストッパ118Bの径を変えられるように
している。この道路標識柱の設置も、ポール111の下
端に一部をはめ、かつポール111に樹脂固定されたね
じ部材をベース113を貫通させて道路に埋設された脚
部材にねじ込むことによってなされている。
払拭部材20とポール111およびトップ112にはめ
られるキャップ部材130とからなっている。
て説明した洗浄装置における払拭部材と同じに、柔軟な
合成樹脂シート、たとえば布によって補強された塩化ビ
ニルシートからなり、このシートに上部21に残し、ス
リット22を等間隔に設けることによって多数のリボン
23を形成したものからなっている。そして、シートの
片面における上部21に対応する領域には両面接着テー
プなどからなる接着層24が設けられ、シートの反対面
におけるリボン23に対応する領域25には、再帰反射
シートからなる反射層を形成されている。
脂、たとえばウレタン樹脂の成形物からなっている。本
体132は中空円筒の形態をもつもので、内径はポール
111に巻き付けられた払拭部材20の外径よりも大き
な内径をもち、内部深さは下端133がリボン23の上
端26よりも下方に位置するような寸法を与えられてい
る。頂壁131は、フラットな円盤の形態をなすもの
で、本体132と一体に形成され、中央にはトップ11
2にある孔116とほぼ同じ径をもつ孔134設けられ
ている。
おなじに、払拭部材20の両面接着テープ24に積層さ
れている保護紙を剥がし、払拭部材20の上部21をポ
ール111の上部に巻き付け、巻き付けた上部21にキ
ャップ部材130をはめることによってなされる。が、
道路標識柱にたいするキャップ部材130の固定は、ピ
ン118をキャップ部材130の頂壁131にある孔1
34に押し込み、ストッパ118Bを孔134を通って
トップ112にある孔116に押し込むことによってな
される。ストッパ118Bは、押し込まれると、溝11
8Dによって弾性変形しながら孔134,116に入り
込み、孔116を抜け出ると弾性復元して、キャップ部
材130の抜け出しを阻止する。
標識柱は、車道のセンターライン、車線変更線、分離体
などを構成させられる。自動車などがこの道路標識柱の
そばを通過すると、各々のリボン23が発生する風圧に
よって踊り、ポール111にある反射標識帯114を擦
って、反射標識帯114の汚れを除去する。このとき
に、キャップ部材130の本体132とリボン23との
間には微小すき間135が存在し、リボン23が動いて
も、キャップ部材130に負荷をかけないため、キャッ
プ部材130が道路標識柱から離脱しない。
し、リボン23が図10に鎖線で示すように自動車など
との接触によってポール111の長手方向と交差する方
向に引っ張られても、リボン23がキャップ部材130
の本体132の下端133に接触し、下端133がリボ
ン23に負荷される力を受けるため、接着層24にせん
断力をほとんど発生せず、払拭部材20がポール111
から剥がれないばかりか、リボン23の上端26と上部
21との間に亀裂も発生せず、リボン23が引きちぎれ
ない。さらに、自動車などが道路標識柱に接触し、キャ
ップ部材130が道路標識柱から脱離することがあって
も、払拭部材20は接着層24によってポール111に
固定されているため、ポール11から脱離せず、洗浄機
能を維持することができ、そして、反射標識帯114が
ポール111から剥離することがあっても、リボン23
の外表面25に積層された反射層が自動車からの光線を
反射して、道路標識柱の機能を喪失させない。
は一枚のシートにスリット14を設けてリボン23を形
成し、ポール11,111にたいする装着を簡単におこ
なえるようにしてているが、複数のリボン状のものから
なっていてもよく、また、再帰反射テープに代って、自
動車からの光線を反射する塗料を塗布してもよく、必要
に応じて、これらの反射層を省略してもよい。また、図
8ないし図10の洗浄装置において、ピン118は、キ
ャップ部材130と別体になっているが、一体に形成し
て、部品点数および部品管理を容易にさせてもよい。
説明したように、車両が道路標識柱に接触し、払拭部材
が引っ張られても、払拭部材がこれの周囲にある壁に当
り、この壁が払拭部材に負荷される力の一部あるいは全
部を受け、払拭部材が道路標識柱からはずれないため、
払拭部材のメインテナンスサイクルが長くなり、メイン
テナンスコストを最小にすることができる。
す一部を破断された正面図である。
図である。
説明図である。
を示す説明図である。
示す一部を破断された正面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 道路標識柱の反射標識帯上に位置して道
路標識柱のまわりに配置された払拭部材と、道路標識柱
の上端に取り付けられるキャップ部材とを具備し、払拭
部材が上部を道路標識柱に固定され、キャップ部材が払
拭部材上部の周りに延び、かつ払拭部材上部に近接配置
された壁を具備していることを特徴とする道路標識柱の
洗浄装置。 - 【請求項2】 道路標識柱の反射標識帯上に位置して道
路標識柱のまわりに配置された複数のリボンをもつ払拭
部材と、前記配置を維持して払拭部材の上部に取り付け
られるキャップ部材とを具備し、払拭部材が道路標識柱
に巻き付け可能な幅をもつ柔軟なシートの形態をなし、
前記上部を残して多数のスリットを設けることによって
前記リボンを形成していると共に、前記上部における道
路標識柱に巻き付けられる面に接着層を形成され、キャ
ップ部材が道路標識柱に巻き付けられた払拭部材上部の
周囲に位置しかつ払拭部材上部に微小すき間を形成して
配置され、リボンの上端よりも下方に伸びる下端をもつ
円筒壁を具備していることを特徴とする道路標識柱の洗
浄装置。 - 【請求項3】 リボンが表面に車両からの光線を反射す
る層を具備している請求項2に記載の洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8173533A JP3012523B2 (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 道路用標識柱の洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8173533A JP3012523B2 (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 道路用標識柱の洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1018244A true JPH1018244A (ja) | 1998-01-20 |
JP3012523B2 JP3012523B2 (ja) | 2000-02-21 |
Family
ID=15962304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8173533A Expired - Lifetime JP3012523B2 (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 道路用標識柱の洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3012523B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007247171A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Yunimatekku Kk | 道路標識柱及びその製造方法 |
JP4647719B1 (ja) * | 2010-09-27 | 2011-03-09 | 株式会社ネクスコ・メンテナンス東北 | 車線分離標洗浄機 |
-
1996
- 1996-07-03 JP JP8173533A patent/JP3012523B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007247171A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Yunimatekku Kk | 道路標識柱及びその製造方法 |
JP4647719B1 (ja) * | 2010-09-27 | 2011-03-09 | 株式会社ネクスコ・メンテナンス東北 | 車線分離標洗浄機 |
JP2012066230A (ja) * | 2010-09-27 | 2012-04-05 | Nexco-Maintenance Tohoku Co Ltd | 車線分離標洗浄機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3012523B2 (ja) | 2000-02-21 |
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