JPH10182007A - 線材巻替え装置用巻胴供給機 - Google Patents

線材巻替え装置用巻胴供給機

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JPH10182007A
JPH10182007A JP35998496A JP35998496A JPH10182007A JP H10182007 A JPH10182007 A JP H10182007A JP 35998496 A JP35998496 A JP 35998496A JP 35998496 A JP35998496 A JP 35998496A JP H10182007 A JPH10182007 A JP H10182007A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
spool
winding drum
holding
moving
Prior art date
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Pending
Application number
JP35998496A
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English (en)
Inventor
Kazuo Shimamura
和雄 志磨村
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Shima Seiki Mfg Ltd
Original Assignee
Shima Seiki Mfg Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 線材巻替え装置により小分けにするためのス
プール1を、収納された容器2より自動的に取出し、線
材巻替え装置の導入口19に整列して供給するための巻
胴供給機を提供する。 【解決手段】 容器2内の収納スプール1に向かってへ
こみ部18を互いに対向して設けた少なくとも一対の狭
持腕7を下降させ、そのへこみ部18に前記スプール1
を狭持させ前記の容器2より取出し、所定位置に移動さ
せたのち、その狭持を開放させるための狭持機構8と昇
降機構9と移動機構10と協動して作動させる制御装置
17を具備し,かつ機台の片側から容器を自在に受台に
のせ、降ろすことが出来るように容器の受け台は、機台
の片側に向かって開放された状態で、のせ、降ろしの必
要な時間を循環できる線材巻替え装置用巻胴供給機。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】 本発明は、たとえば連続した溶接用線材
が巻かれた大型の巻胴から、自動溶接機に接続し自動供
給するための小型巻胴(以下単にスプールと言う)に巻
替えるための装置に、容器内収納のスプールを人手を使
わず、機械的に、自動的に取り出し供給する機構に関す
るものである。
【従来技術】
【0002】 自動溶接機用溶接線材、電線等は大型の
巻胴に巻かれたものが輸送され流通している。
【0003】 これを例えば、自動溶接機に接続し、線
材を自動供給させるために、あるいは小分けにして流通
させるためにスプールに巻替えることが、従来は通函な
どの容器に収納された複数個、場合によってはそれが複
数列のスプールを人手によって取り出し、巻替え装置の
スプール取り込み用シュート、ガイド溝構造の上に整列
させていた。
【0004】 ところが人手によるこの種の作業を継続
して行うことは労役が重く、人件費がかさむことはもち
ろん、能率的でなく、また整列が画一的でないなどの問
題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】 そこで本発明は容器内に収納の巻胴に向
って、へこみ部を互いに対向して設けた少なくとも一対
の挟持腕を下降させ、該へこみ部に前記巻胴を挟持させ
る機構と挟持した巻胴を前記容器より取出し、所定の位
置に移動させた後挟持を開放させる機構とこれらを協動
作動させるための制御装置を具備し,かつ機台の片側か
ら容器を自在に受台にのせ、降ろすことが出来るように
容器の受け台は、機台の片側に向かって開放された状態
で、のせ、降ろしの必要な時間を循環させることによっ
て、線材巻替え装置にスプールを自動供給することが出
来るようになったものである。
【0006】 以下、図面により説明する。まず図2で
1はスプールであり、図3では スプール1が容器2に
複数列、収納された状態を示す斜視図である。
【0007】 図1は当該発明の線材巻替え装置用の巻
胴供給機の要部全体図であり,3は機台でその上部には
容器2をのせる受台4があって、図4で示すP0の位
置と一致し、これより送り出し機構5によって、スプー
ル1の取出し位置P1に送り出し定置させる動作をす
る。
【0008】 6はスプール移動機構で一対の狭持腕7
と、該狭持腕7の間隔をせばめたり、広げたりさせる動
作のための狭持機構8と図4で示す昇降位置P1−P
2、及びP3−P4で該狭持腕7を昇降させるための昇
降機構9と、スプール1を取り出し、所定位置に解放す
るための位置P2−P3の移動をさせるための移動機構
10が具備されている。
【0009】 また、狭持腕7のスプール当たり部11
はたとえば、スポンジなど弾性材でへこみ部18を備え
て構成され、挟持機構8は、たとえば一対の狭持腕7の
それぞれに別個のガイド付きシリンダ12とこれらを支
える昇降枠13からなり、移動機構10は、たとえば移
動ガイド14に載置された昇降機構9を所定距離P2−
P3を移動させるための移動枠15で構成されている。
【0010】 次に位置P3に移動した挟持機構8は昇
降機構9を動作させて所定位置P4に狭持腕7を下降さ
せたのち狭持を解放させスプール1を定位置に置く。定
位置P4では図示されない線材巻替え装置へスプール1
を導入するための導入口19、たとえば受け枠、又は受
け樋があって、狭持開放のスプール1を順次取り込んで
ゆくようになっている。
【作用】
【0011】 まず、搬入されたスプール1収納の容器
2は上方を開口され、機台3の一端にある受台4に載せ
ると、送出し機構5が動作して容器2をスプール1の取
出し位置P1に送り出し定置させる。
【0012】 次にスプール移動機構6の一対の狭持腕
7が相互の間隔を広げた状態で昇降機構9を動作させて
下降し、位置P1で容器2内のスプール1を挟持機構8
を動作させ、狭持腕7の相互の間隔をせばめて挟持して
位置P2に引き出しスプール移動機構6によって所定距
離P2−P3を移動させたのち、所定位置P4に昇降機
構9を動作させて狭持腕7を下降させたのち、スプール
1の挟持機構8を動作させて狭持腕7の相互間隔を広
げ、スプール1を解放させる。
【0013】 スプール1を解放した挟持機構8は位置
P4からP3、P2、P1へと移動し、以上述べた動作
を必要に応じて、くり返すことができるように、たとえ
ばシーケンス制御される制御装置17よりなる。
【実施例】
【0014】 以上詳述の構成、作用において、受台4
は、たとえば駆動される数多ローラ様のものを配して送
出し機構5の作用と兼備したものであってもよく、その
他、ベルトコンベアや、複数列のローラーチェン式のも
のであっても、また、固定床式で容器2の一端をエアー
シリンダー様のもので押出してもよく、必要なことは、
スプール1収納の容器2が受台4に置かれたらこれを挟
持機構8の挟持位置P1にまで送出し、これをくり返す
動作をするものであればよい。
【0015】 受台4は図1、及び図5で示すとおり、
循環路を形成させたループ状ガイド16に沿って順次循
環して送り出し機構5の動作位置に移動し、容器2内の
スプール1が取り出された容器2は機台3の下方に案内
移動し、再び送り出し機構5の動作位置に上昇、定位置
に循環する間の時間に、空の容器2は受台4より降ろ
し、スプール1の収容された容器2を受台にのせる動作
をする。
【0016】 スプール1を挟持するための一対の狭持
腕7は相互に間隔が変化しスプール1の中心位置と一対
の狭持腕7相互の中心位置は一致するように動作する事
が望ましく、前記詳述の構成のほか、たとえパンタグラ
フ様リンク式のものであっても実施可能であり、挟持腕
7の幅はスプール1の内巾に相当したものでよい。
【0017】 また狭持腕7によるスプール1の挟持は
狭持腕7をバネ板などの弾性材料で構成し、スプール1
の挟持を腕の弾性力によって行い、スプールの解放は、
所定位置P4において、腕の挟持弾性力を上廻る他の力
で解放するか、または所定位置P4において腕による挟
持をカム、または傾斜面を摺動させて解放させることも
実施可能である。
【0018】 容器2内収納のスプール1の数は、図2
に示した4個2列で合計8個のほか、何個何列でも本発
明は実施できるが、望ましくは一列の個数と同数、一対
の狭持腕7を多数組み配備し、昇降機構9の一回の動作
によって容器2内スプール1の一列全部数量を取出すよ
うに構成するほうが、より効果的である。
【0019】 なお容器2は位置P1においては若干傾
斜させ、スプール1の挟持腕7群によって引き上げられ
たあと、他側の列のスプール1が傾斜の低い側に寄って
いるものを取り出せるように設計することにより容器2
の位置と挟持腕の昇降位置は特別に複雑な装置を配備す
ることなく一致させることができる。
【0020】 次に昇降機構9による昇降距離は最小
限、容器2から取出し、望ましくは容器の上方開口のた
めのはね上げた蓋部寸法を加味した分とそれより移動さ
せるための余裕があればよいが、そのほか線材巻替え装
置のスプール受け枠、又は同樋の位置より所望の昇降距
離とすればよい。
【0021】 移動機構10のもつ移動距離、及び移動
方向は特に定めはなく、通常の設計変更の範囲で所望の
距離、方向に見合ったものであり、たとえば一般的なネ
ジ軸にボールナットを組合せたもの、移動ガイド14に
レールと滑車、またはこれにワイヤの張り合わせによる
位置決めなど公知自在の機構を組み合わせればよい。
【発明の効果】
【0022】 本発明の実施により、容器内に収納して
搬入される複数個、複数列でひとまとめにされたスプー
ルを容器より取り出し次行程の、たとえば線材巻替え装
置のスプール導入口に整列させて供給するための操作
が、人手によらず機械的に、自動的に行うことが出来る
ようになった。また一列のスプール個数に対応した数の
スプール取り出し用狭持腕を多数組配備することにより
一回の取り出し動作で容器内スプールの一列全部の数を
一括して取り出すことが出来るようになり、きわめて能
率よく所望の操作が得られ、過重の労役を排除する事が
出来、人件費の節減、画一的なスプールの整列が可能と
なり、従来技術の問題点を解決する事が出来るようにな
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す要部の正面図
【図2】 スプールの形状を示す斜視図
【図3】 スプールが容器に収納された状態を示す斜視
【図4】 スプールを容器より取り出すための腕の動作
説明図
【図5】 図1のA−A断面図
【符号の説明】
1 スプール 2 容器 3 機台 4 受台 5 送り出し機構 6 スプール移動機構 7 腕 8 狭持機構 9 昇降機構 10 移動機構 11 スプール当り部 12 ガイド付きシリンダ 13 昇降枠 14 移動ガイド 15 移動枠 16 ループ状ガイド 17 制御装置 18 へこみ部 19 導入口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器内に収納の巻胴に向って、へこみ部を
    互いに対向して設けた少なくとも一対の挟持腕を下降さ
    せ、該へこみ部に前記巻胴を挟持させる機構と挟持した
    巻胴を前記容器より取出し、所定の位置に移動させた
    後,挟持を開放させる機構とこれらを協動動作させるた
    めの制御装置を具備し,かつ機台の片側から容器を自在
    に受台にのせ、降ろすことが出来るように容器の受け台
    は、機台の片側に向かって開放された状態で、のせ、降
    ろしの必要な時間を循環できることを特徴とする線材巻
    替え装置用巻胴供給機。
JP35998496A 1996-12-26 1996-12-26 線材巻替え装置用巻胴供給機 Pending JPH10182007A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002343529A (ja) * 2001-05-21 2002-11-29 Smk Corp 横連鎖状端子の切断・加締め装置
CN111498584A (zh) * 2020-03-20 2020-08-07 嘉兴市平安电气工程有限公司 一种全自动电缆敷设机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002343529A (ja) * 2001-05-21 2002-11-29 Smk Corp 横連鎖状端子の切断・加締め装置
CN111498584A (zh) * 2020-03-20 2020-08-07 嘉兴市平安电气工程有限公司 一种全自动电缆敷设机
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