JPH068124B2 - 包装機における包装品搬出方法 - Google Patents

包装機における包装品搬出方法

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JPH068124B2
JPH068124B2 JP62198656A JP19865687A JPH068124B2 JP H068124 B2 JPH068124 B2 JP H068124B2 JP 62198656 A JP62198656 A JP 62198656A JP 19865687 A JP19865687 A JP 19865687A JP H068124 B2 JPH068124 B2 JP H068124B2
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佳幸 高村
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Fuji Pack System Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は、例えば、物品を一枚の包装材より機械的に
自動包装する包装機において、包装品を搬出する方法に
関するものである。
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題点) 従来、手折りによる方法ではかなり複雑な折り方を自在
に行うことができるが、機械折りでは折り方に制限があ
る。本出願人はこの機械折りによる特殊包装方法を案出
して先に出願している(特開昭62−16360号公報
参照)が、その後、同公報に記載の包装方法の実施に直
接使用する紙包装機の実現に努力した。
ところで、この紙包装機においては、包装された物品を
押出し部材により載置して搬出側へ押出すが、包装部で
は物品の周囲に各折込板がある関係上、物品の下面全体
を押出し部材に載置することが難しく、この載置だけで
は物品の搬出が不安定になる。
そこで、各折込板のうち、包装後搬出へ移動する下面折
込板を物品の載置に兼用することにより、物品の搬出を
安定させたものが本発明である。
発明の構成 (問題点を解決するための手段及び作用) すなわち、本考案は後記する実施例の図面中特に第1
4,24,25図に示すように、包装部37において物
品500の下面502に沿って搬送方向である前後方向
へ移動可能に設けた後の下面折込板166により同下面
502の後方側から包装材400を折込んで同物品50
0の包装を完了した後、同物品500の下面502のう
ち左右両側部を前記下面折込板166の左右両折込部1
84により載置するとともに、同じく下面502の左右
方向ほぼ中央部を前記両折込部184間において前後方
向へ移動可能に設けた押出し部材291により載置し、
前記包装部37から後退移動する後側の下面折込板16
6と前記包部37を通過して搬出側である後方側へ移動
する押出し部材291とにより包装後の物品500を搬
出するものである。
(実施例) 以下、本発明の一実施例に係る紙包装機を図面に従って
説明する。
まず、包装紙供給装置Aを第1〜8図従って説明する。
包装紙供給装置Aは左右両機枠1,2間に水平状態で設
置された包装紙搬送コンベヤ3(第2,3図参照)と、
左右両機枠1,2の後端部1b,2b間の外側に設置さ
れた包装紙繰出し機構4(第4〜8図参照)とからな
る。
前記包装紙搬送コンベヤ3について第2,3図に基づき
詳述する。
左右両機枠1,2の前端部1a,2a間及び後端部1
b,2b間には左右方向へ水平に延びる回動軸5,6が
架設され、両回動軸5,6の左右両側にはねじ部5a,
6a及びねじ部5b,6b(ねじ部5a,6aに対しね
じの進み方向が逆)が形成されている。前側の回動軸5
の両ねじ部5a,5bに雌ねじ部材7が螺合されてい
る。前後両回動軸5,6間の左右両側にはベルト搬送部
8が前後方向へ延び、両搬送部8の外枠9の前端部が両
雌ねじ部材7の下側に固定されている。この両外枠9の
後端部には後側の回動軸6が挿通され、両外枠9の後端
部に固定された雌ねじ部材10がこの回動軸6の両ねじ
部6a,6bに螺合されている。
左右両機枠1,2の後端部1b,2b間には前記後側の
回動軸6の後方で下側の駆動軸12が架設されていると
ともに、上側の支軸11及びテンション軸13が回転不
能に架設されている。下側の駆動軸12には前記両搬送
部8の外枠9内で下側の駆動プーリ15が一体回転可能
にかつ両外枠9とともに軸線方向へ移動可能に支持され
ている。上側の支軸11には前記両搬送部8の外枠9内
で上側の駆動プーリ14が回転可能にかつ両外枠9とと
もに軸線方向へ移動可能に支持されている。テンション
軸13の左右両側はテンションプーリ16が回転可能に
支持され、両外枠9はこのテンションプーリ16に対し
軸線方向へ移動可能に嵌合されている。両外枠9の後端
部にはこのテンションプーリ16の下側で別のテンショ
ンプーリ17が支持されている。両外枠9の前端部には
上下両従動プーリ18,19及び上下両テンションプー
リ20,21が支持されている。この上下両従動プーリ
18,19と前記上下両駆動プーリ14,15との間に
は上下両搬送ベルト22,23が前記各テンションプー
リ16,17,20,21を介して掛渡されている。右
側の機枠2の後端部2bの内側にはベルト駆動モータ2
4が取着され、その回転はギヤ25,26,27,28
等を介して下側の駆動軸12に伝達されるとともに、こ
の下側駆動軸12の回転はその左右両側でギヤ29,3
0を介して上側の駆動プーリ14に伝達されるようにな
っている。そして、下側の駆動軸12が回転すると、上
下両搬送ベルト22,23は互いに接触した状態でa矢
印方向へ回転するようになっている。
左側の機枠1の前端部1aの内側側にはベルト搬送部左
右方向位置設定用モータ31が取着され、その出力軸3
1aに固定された駆動スプロケット32と前記両回動軸
5,6の左端部に固定された従動スプロケット33,3
4との間に連動チェーン35がテンションスプロケット
36を介して掛渡されている。このモータ31の出力軸
31aの回転はこの連動チェーン35を介して両回動軸
5,6に伝達される。そして、両回転軸5,6が回転す
ると、両ねじ部5a,5b,6a,6b上を雌ねじ部材
7,10が移動して、左右両ベルト搬送部8がそれらの
間の包装部37の左右方向中心位置37aに対し互いに
接近離間するようになっている。
前記後側の回動軸6付近において右側の機枠2の内側に
は位置検出用ポテンションメータ38が取着され、後側
の回動軸6に対しギヤ39a,39bを介して連動され
ている。
前記両ベルト搬送部8の外枠9の内側には前後方向へ延
びる物品ガイド板40が取着され、その前部40aが外
枠9の前端部から前方へ突出している。この物品ガイド
板40はベルト搬送部8とともに左右方向へ移動するよ
うになっている。
なお、前記両回動部5,6、雌ねじ部材7,10、ベル
ト搬送部左右方向位置設定用モータ31及び連動チェー
ン35等により、両ベルト搬送部8の左右方向間隔S8
並びに両物品ガイド板40の左右方向間隔S40を物品
500の左右方向長さLに応じて包装部37の左右方向
中心位置37aに対し調節する機構が構成されている。
前記包装紙繰出し機構4について第4〜8図に基づき詳
述する。
第4,5図に示すように、上下両載置台41,42はそ
の後端部で枠体43に対しヒンジ44により上下方向へ
回動可能に支持され、その前端部の左右両側に吊下げワ
イヤ45,46の一端45a,46aが連結されてい
る。左右両機枠1,2の後端部1b,2b間の下側には
上下一対の回動軸47,48が架設され、その左右両端
部に固定された巻取ドラム49,50に前記吊下げワイ
ヤ45,46の他端45b,46bがローラ49a,5
0aを介して巻掛けられている。この両回動軸47,4
8は左右両機枠1,2に取着されたワイヤ巻取用モータ
51,52に連動されている。そして、このモータ5
1,52の駆動により両回動軸47,48が回転する
と、両吊下げワイヤ45,46を介して両載置台41,
42が上下方向へ傾動するようになっている。
前記上下両載置台41,42上には後位置決め板53が
前後方向へ移動可能に載せられ、その左右両端のガイド
部53aが載置台41,42の左右両側縁に沿って移動
可能に支持されている。上下両載置台41,42の前端
部下側には連動軸54が回転可能に架設され、この連動
軸54の左右両端に載置台41,42の外側で固定され
たスプロケット55と載置台41,42の後端部の左右
両側に支持されたスプロケット56との間に連動チェー
ン57が掛渡されている。前記後位置決め板53の両ガ
イド部53aは両連動チェーン57に連結されている。
そして、後位置決め板53を作業者が前後方向へ移動さ
せると、両連動チェーン57を介して連動軸54が回転
する。
上下両載置台41,42上には前記後位置決め板53の
前方で左右両位置決め板58,59が長孔60に沿って
左右方向へ移動可能に支持されている。この両位置決め
板58,49の下側には載置台41,42の下側でラッ
ク板61が長孔60を通じて固着され、両ラック板61
間にピニオン62が噛合されている。そして、左右両位
置決め板58,59のうち一方のものを作業者が左右方
向へ移動させると、両ラック板61及びピニオン62を
介して左右両位置決め板58,59が前記包装部37の
左右方向中心位置37aに対し互いに接近離間するよう
になっている。
前記連動軸54付近において上下両載置台41,42の
而側部には紙サイズ検出用ポテンションメータ63が取
着され、連動軸54に対しギヤ64,65を介して連動
されている。又、前記ピニオン62付近において上下両
載置台41,42の下側には紙サイズ検出用ポテンショ
ンメータ66が取着され、ピニオン62に対しギヤ6
7,68を介して連動されている。
上下両載置台41,42上にはサイズの異なる2種類の
包装紙400が載せられ、それぞれの包装紙400に合
わせて前記各位置決め板53,58,59が移動調節さ
れるようになっている。
第6〜8図に示すように、前記上下両載置台41,42
の前端部に隣接して左右両機枠1,2の後端部1b,2
b間には上下両側においてそれぞれ支持板69及び支持
管70が架設され、この支持板69及び支持管70に取
着された上側の両案内板71間及び下側の両案内板72
間で上下両案内通路47,74が形成されている。この
支持板69及び支持管70の前方において左右両機枠
1,2の後端部1b,2b間には上下一対の取付板7
5,76が架設され、この取付板75,76に取着され
た案内板77間で中間の案通路78が形成されている。
この案内通路78の入口78aは前記下側の案通路74
の出口74bに接続されているとともに、この案内通路
78の出口78bは前記上側の案内通路73の出口73
bに接続され、この出口73bが前記包装紙搬送コンベ
ヤ3の左右両ベルト搬送部8の後端部に対応している。
上下両案内通路73,74の入口73a,74aは上下
両載置台41,42の前端部に対応している。上下両案
内通路73,74を構成する上の案内板71及び下側の
案内板72には前記包装部37の左右方向中心位置37
aに対し左右方向片側へずらした位置で切切込み71
a,72aが形成されている。
前記上下両支持板69には上下両切込み71a,72a
内でコ字形状の支持部材79が駆動軸80を中心にして
上下方向へ回動可能に支持され、この支持部材79内に
は回転ローラ81が回動軸82により支持されている。
この駆動軸80及び回動軸82は各ギヤ83により連動
されている。上下両支持部材79の上方には包装紙押え
用エアシリンダ84が取付板85及び支持管70に取着
されている。そのピストンロッド84aは支持部材79
に連結され、このピストンロッド84aの進退に伴い支
持部材79が上下動するようになっている。前記上下両
支持板69の上方において左側の機枠1の内側には包装
紙繰出し用モータ86,87が取着され、上側のモータ
86の回転はベルト90を介して上側の駆動軸80に伝
達されるとともに、下側のモータ87の回転はベルト9
5を介して下の駆動軸80に伝達される。そして、上下
両駆動軸80の回転は各ギヤ83及び支持部材79の回
動軸82を介して回転ローラ81に伝達される。
前記上下両支持板69の前側にはリミットスイッチ10
4が取着され、上下両支持部材79の上動に伴いその上
の作動板105a及び支持板69上の作動ロッド105
bを介してこのリミットスイッチ104が切になるよう
になっている。
前記回転ローラ81に対応して上下両支持管70の後側
には左右一対の押え部材106が上下動可能に支持さ
れ、その上端部には上下両案内通路73,74の入口7
3a,74aにおいて垂立部106aから後方へ突出す
る鉤部106bが形成されている。この鉤部106bは
上下両載置台41,42上に載せられた包装紙400の
前端部を押え部材106の自重により上方から押えるこ
とができるようになっている。又、同じく回転ローラ8
1に対応してこの上下両支持管70上にはエア噴出ノズ
ル107が取着され、上下両載置台41,42上の包装
紙400の前端部にエアを噴出することができるように
なっている。
前記包装紙搬送コンベヤ3の左右両ベルト搬送部8の後
端部付近には包装紙検出センサ108が取付けられてい
る。
次に、物品供給装置Bを第1,9〜13図に従って説明
する。
物品供給装置Bは前記包装紙搬送コンベヤ3の包装部3
7の下方に設置された物品受台機構109(第9〜11
図参照)と、同じくこの包装紙搬送コンベヤ3の下方で
左右両機枠1,2の前端部1a,2a間の外からこの物
品受台機構109にわたり設置された物品搬送コンベヤ
110(第12,13図参照)とからなる。
前記物品受台機構109について第9〜11図に基づき
詳述する。
左右両機枠1,2の上下部には支持板111A,111
Bが架設され、その左右方向中央部で前方へ向けて突設
された軸受部111aには中央載置杆112が垂立状態
で上下動可能に支持されている。この中央載置杆112
は包装部37の左右方向中心位置37aの真下にある。
この上下両軸受部111aの中間において中央載置杆1
12には取付ブロック113が固定され、この取付ブロ
ック113には左右両方向へ水平に延びる支持ロッド1
14と前方へ水平い延びる支持ロッド115とが固定さ
れている。
この左右両支持ロッド114には支持ブロック116が
左右方向へ移動可能に嵌合され、この支持ブロック11
6上には後載置杆117が垂立状態で立設されている。
前記上側の支持板111A上の左右両側に固定された取
付板118にはスライド119及びガイド杆120が左
右方向に延びるように架設され、このスライド軸119
の左右両側にスライド板121が左右方向へ移動可能に
嵌合されている。この左右両スライド板121の後端部
はガイド杆120に対し左右方向へ移動可能に係合され
ている。このスライド板121の前側には3個のガイド
ローラ122が支持され、この各ガイドローラ122間
に後載置杆117が上下動可能に挿入されている。左右
両スライド板121は前記包装紙搬送コンベヤ3の左右
両ベルト搬送部8の外枠9に対し連結板121aにより
連結されている。この両ベルト搬送部8が左右方向へ接
近離間すると、両スライド板121がスライド軸119
及びガイド杆120に沿って左右方向へ移動し、この移
動により左右両載置杆117が両支持ロッド114に沿
うように移動して中央載置杆112に対し互いに接近慮
間するようになっている。
前記支持ロッド115にはスライド板123が前後方向
へ移動可能に嵌合され、このスライド板123の左右両
側には前載置杆124が垂立状態で立設されている。左
右両機枠1,2の前端部1a,2a間の下側には支持板
125が架設され、この支持板125の左右両側部と前
記上側の支持板111Aの左右両側部との間には左右一
対の回動軸126,127が支持されている。この左右
両回動軸126,127にはねじ部126a,127a
が形成され、このねじ部126a,127aには雌ねじ
部材128が螺合されている。この両雌ねじ部材128
間には移動板129が架設されている。この移動板12
9上の中央部寄りの左右両側に立設された取付板130
にはそれぞれ3個のガイドローラ131が支持され、こ
の各ガイドローラ131間に前載置杆124が上下動可
能に挿入されている。
右側の機枠2の前端部2aの内側において前記支持板1
25上には前載置杆前後方向位置設定用モータ132が
取着され、このモータ132に連動するスプロケット1
33と、前記両回動軸126,127の前端部に取着さ
れたスプロケット134,135とが連動チェーン13
6により各スプロケット137,138,139,14
0を介して連動されている。そして、モータ132によ
り連動チェーン136が回転して両回動軸126,12
7が回転すると、雌ねじ部材128がねじ部126a,
127aに沿って前後方向へ移動し、この移動に伴い両
載置杆124が前後方向へ移動して中央載置杆112に
対し接近離間する。
前記モータ132に隣接して支持板125には位置検出
用ポテンショメータ141が取着され、右側の回動軸1
27に対し各ギヤ142,143,144,145を介
して連動されている。
前記物品搬送コンベヤ110について第12,13図に
基づき詳述する。
左右一対の枠体146,147は前記支持板111A,
125(第9図参照)間に取着され、両枠体146,1
47間の前後方向中央部に駆動軸148が架設されてい
る。前記支持板125には物品搬送駆動モータ149が
取着され、その回転はベルト151を介して駆動軸14
8に伝達されるようになっている。この駆動軸148に
は複数のスプロケット153が固定されている。この駆
動軸148よりも後方において左右両枠体146,14
7間に架設された取付板154には複数の支持板155
が後方へ向けて片持ち梁状に支持され、各支持板155
の先端部には前記中央載置杆112より若干前方におい
てスプロケット156が支持されている。左右両枠体1
46,147の前端部間には従動軸157が架設され、
この従動軸157には複数のスプロケット158が固定
されている。前記駆動軸148の上方において左右両枠
体146,147間にはテンション軸159が架設さ
れ、このテンション軸159に固定された複数のレバー
160にはスプロケット161が支持されている。前記
各スプロケット153,156,158,161には複
数の搬送チェーン162が並列状態に巻掛けられてい
る。
前記中央載置杆112の若干後方において前記上の支持
板111A上には物品ストッパ板163が左右方向へ延
びるように取着されている。前記後載置杆117にはこ
の物品ストッパ板163と前記各チェーン162の後端
部間において同ストッパ板163に沿って左右方向へ移
動し、又前記前載置杆124は各チェーン162間で同
チェーン162に沿って前後方向へ移動する。
前記物品受台機構109の移動板129(第9図参照)
にはリミットスイッチ164が取着され、各チェーン1
62に載ってb矢印方向へ搬送される物品500により
作動されるようになっている。
なお、前記物品受台機構109において、前記支持ロッ
ト114、支持ブロック116、スライド軸119、ス
ライド板121、ガイドローラ122等により、左右両
後載置杆117の左右方向間隔S117を物品500の
左右方向長さLに応じて包装部37の左右方向中心位置
37aに対し調節する機構が構成されているとともに、
このスライド板121の連結板121aにより、包装紙
搬送コンベヤ3の左右両ベルト搬送部8の左右移動と連
動する機構が構成されている。又、前記支持ロッド11
5、スライド板123、回動軸126,127、雌ねじ
部材128、移動板129、ガイドローラ131、モー
タ132及びチェーン136等により、前記物品搬送コ
ンベヤ110の物品ストッパ板163に対する両前載置
杆124の前後方向間隔M124を物品500の前後幅
Wに応じて調節する機構が構成されている。
次に、包装紙折込装置Cを第1,14〜22図に従って
説明する。
包装紙折込装置Cは前記包装紙搬送コンベヤ3の上方に
設けられ、物品500(第35図(a)参照)の下面5
02の前後両側から同下面502に沿って包装紙400
を折り込む前後一対の下面第1折込紙165,166
(第14図参照)と、物品500の下面502の前部及
び後部の左右両側から同下面502に沿って包装紙40
0を折り込む左右一対の下面前部第2折込板167,1
68(第20図参照)並びに左右一対の下面後部第2折
込板169,170(第17図参照)と、物品500の
前面503及び後面504の左右両側から同前面503
及び後面504に沿って包装紙400を折り込む左右一
対の前面第1折込板171,172(第20図参照)並
びに左右一対の後面第1折込板173,174(第17
図参照)と、物品500の前面503及び後面504の
前後両側から同前面503及び後面504に向けて包装
紙400を折り込む前面第2折込板175(第20図参
照)並びに後面第2折込板176(第17図参照)とを
備えている。以下各折込板165〜176を詳述する。
第14図に示すように、左右両機枠1,2の前部面にレ
ール177が前後方向へ延びるように取着され、この両
レール177間に支持板178が前後方向へ移動可能に
架設されている。この支持板178の左右方向中央部に
前側の下面第1折込板165が取付けられている。この
下面第1折込板165は左右一対の折込部179とそれ
らの間の折込部180とからなり、左右一対の折込部1
79の後部179a全体が支持板178から後方へ突出
しているとともに、同折込部179の対向内縁部には前
方へ延びる突部179bが形成されている。中間の折込
部180はこの両突部179b間の若干下方で軸181
を中心に回動可能に支持されて常には上方へ付勢され、
この軸181から後上方へ斜状に延びて左右両折込部1
79の後部179aに対し面一になっている。
左右両機枠1,2の前後方向中央部に取着された取付板
182aと両機枠1,2の後端部1b,2b間に架設さ
れた取付板182bとの間には左右一対のレール182
が前後方向を延びるように取着され、この両レール18
2間には支持板183が前後方向へ移動可能に架設され
ている。この支持板183の左右方向中央部には後側の
下面第1折込板166が取付けられている。この下面第
1折込板166は左右一対の折込部184とそれらの間
の折込部185とからなり、左右一対の折込部184の
前部184bが支持板183から前方へ突出して下方へ
傾斜し、前後両下面第1折込板165,166が互いに
接近したときこの折込部184の前部184b上に前側
の下面第1折込板165の左右両折込部179の後部1
79aが重なるようになっている。中間の折込部185
は左右両折込部184の前部184b間の若干下方で軸
186を中心に回動可能に支持されて常には上方へ付勢
され、この軸186から後上方へ斜状に延びて左右両折
込部184の後部184aに対し面一になっている。
前記前側のレール177の下方において左右両機枠1,
2の内面には前後一対のスプロケット187a,187
b,188a,188bが同一軸心上で取着され、それ
らのスプロケット187a,187b,188a,18
8b間にチェーン189,190が掛渡されている。両
スプロケット187a,187b間のチェーン189に
は前側の支持板178の両端部が取着され、もう一方の
チェーン190には傾動レバー191が取着されてい
る。後側の支持板183の両端部とこのレバー191と
の間にはロッド192が連結されている。そして、レバ
ー191の傾動により両チェーン189,190が回転
すると、前の支持板178がレール177に沿って前後
方向へ移動するとともに、ロッド192を介して後側の
支持板183がレール182に沿って前後方向へ移動
し、前後両下面第1折込板165,166が包装部37
で互いに接近離間する。
第16〜19図に示すように、前記両下面第1折込板1
65,166の上方において左右両機枠1,2間には固
定支持台193が架設され、この固定支持台193の左
右両側には支持部材194,196がレール196に沿
って左右方向へ移動可能に支持されている。この両支持
部材194,195から下方へ延びる連結板197の下
端部には支持ブロック198が取着され、この支持ブロ
ック198の内側にはガイド板199が上方へ向けて立
設されている。この支持ブロック198内において前記
下面後部第2折込板169,170はスライダ200を
介して左右方向へ移動可能に支持されている。この支持
ブロック198内にはワイヤ201が導入されてスライ
ダ200に連結され、この支持ブロック198内におい
てワイヤ201の外周に巻装された圧縮コイルばね20
2によりスライダ200が内側へ押され、下面後部第2
折込板169,170が支持ブロック198からガイド
板199の下を通って包装部37へ突出するようになっ
ている。そして、ワイヤ201を圧縮コイルばね202
の付勢に抗して引くと、下面後部第2折込板169,1
70が包装部37から退避するようになっている。
支持ブロック198の外側から下方へ延びる連結板20
3の下端部は取付枠204が取着され、この取付枠20
4内には前記包装紙搬送コンベヤ3の左右両ベルト搬送
部8の外枠9が嵌着されている。この外枠9の上方にお
いて取付枠204の内側には包装部37に対応してその
左右両側で前後方向へ延びる紙押え205が軸206を
中心にして左右方向へ回動可能に支持されている。取付
枠204上に取着されたブラケット207にはこの紙押
え205に固着されたボルト208が挿通され、紙押え
205はこのブラケット207と紙押え205との間で
ボルト208に巻装されたスプリング209により内側
へ付勢され、ボルト208に螺合されたストッパナット
210がブラケット207に係止されたところで静止す
るようになっている。この静止位置で紙押え205は包
装紙搬送コンベヤ3の左右両ベルト搬送部8の外枠9及
び支持ブロック198の内のガイド板199よりも若干
包装部37側へ突出している。
前記固定支持板台193の下方において左右両機枠1,
2間には駆動軸211が架設され、この駆動軸211に
対し前記両支持部材194,195の連結板197が左
右方向へ移動可能に支持されている。固定支持台193
の左右方向中央部の下方には折込板位置設定用モータ2
13が設置され、駆動軸211に対し両プーリ214,
15及びベルト216を介して連動されている。
前記両支持部材194,195にはスライダ217がレ
ール218に沿って左右方向へ移動可能に支持されてい
るとともに、このスライダ217の前側には後面第1折
込板173,174が軸219を中心にして左右方向へ
回動可能に支持されている。この後面第1折込板17
3,174は軸219から外側へ水平に延びる支持部2
20とこの支持部220の先端から下方へ垂直に延びる
中間部221とこの中間部221の下端から内側下方へ
斜状に延びる斜状部222とからなり、この斜状部22
2が前記ガイド板199の後方で隣接している。この斜
状部222の内側は斜状の折込縁222aになってい
る。左右両支持部材194,195にはブラケット22
3が固定され、このブラケット223と後面第1折込板
173,174との間には圧縮コイルばね224が装着
されている。この圧縮コイルばね224により、後面第
1折込板173,174の斜状部222が軸219を中
心にして包装部37側へ回動するように付勢され、その
斜状部222の下端部が下面後部第2折込板169,1
70に対して同一水平面上でガイド板199の内方へ突
出するようになっている。このブラケット223にはワ
イヤ225が導入され、後面第1折込板173,174
に連結されている。そして、このワイヤ225を引く
と、後面第1折込板173,174が圧縮コイルばね2
24の付勢力に抗して軸219を中心にして包装部37
から退避する方向へ回動するようになっている。左右両
支持部材194,195の連結板197にはねじ棒22
6が内方へ向けて突出する状態で回動可能に支持され、
スライダ217に形成された雌ねじ部227がこのねじ
棒226に螺合されている。前記左右両支持部材19
4,195の連結板197に取着されたギヤ取付部19
7aには駆動軸211上でこれに沿って左右方向へ移動
可能なギヤ228とねじ棒226上のギヤ229とが支
持され、このねじ棒226は駆動軸211に対しこのギ
ヤ228,229を介して連動されている。
固定支持台193の左右方向中央部の下方に設けられた
ブラケット230には左右一対の後面第2折込板176
が後面第1折込板173,174よりも後方で軸231
を中心にして前後方向へ回動可能に支持されている。こ
のブラケット230には軸232が回動可能に支持さ
れ、その左右両端部にレバー233が固定されている。
このレバー233と後面第2折込板176とはリンク2
34により連結され、後面第2折込板176が同一方向
へ回動するように連動されている。一方のレバー233
の上方において固定支持台193にはブラケット235
が固定され、このブラケット235とレバー233との
間には圧縮コイルばね236が装着されている。この圧
縮コイルばね236により、後面第2折込板176がレ
バー233及びリンク234を介して軸231を中心に
前方へ回動するように付勢され、後面第1折込板17
3,174の後方でこれに隣接するようになっている。
このブラケット235にはワイヤ237が導入され、レ
バー233に連結されている。そして、このワイヤ23
7を引くと、後面第2折込板176が圧縮コイルばね2
36の付勢に抗して軸231を中心に包装部37から退
避する方向へ回動するようになっている。
左側の連結板197には位置検出用ポテンションメータ
238が取着され、ねじ棒226に対しギヤ239,2
40を介して連動されている。
一方、第16,20〜22図に示すように、固定支持台
193の前方において左右両機枠1,2間には可動支持
台241がレール242に沿って前後方向へ移動可能に
支持されている。この可動支持台241の左右両側には
支持部材243,244がレール245に沿って左右方
向へ移動可能に支持されている。この支持部材243,
244から下方へ延びる連結板246の下端部には支持
ブロック247が取着され、この支持ブロック247の
内側にはガイド板248が上方へ向けて立設されてい
る。この支持ブロック247内にはスライダ249が左
右方向へ移動可能に支持され、このスライダ249に下
面前部第2折込板167,168が取着されている。こ
の支持ブロック247内にはワイヤ250が導入されて
スライダ249に連結されている。支持ブロック247
内においてワイヤ250の外周には圧縮コイルばね25
1が巻装され、この圧縮コイルばね251によりスライ
ダ249が内方へ押されて下面前部第2折込板167,
168が支持ブロック247からガイド板248の下を
通って包装部37へ突出するようになっている。そし
て、ワイヤ250を引くと、下面前部第2折込板16
7,168は圧縮コイルばね251の付勢に抗して包装
部37から退避するようになっている。
支持ブロック247には前方へ延びる連動板252が取
着され、この連動板252上には複数のガイドローラ2
53が支持されている。前記包装紙搬送コンベヤ3の左
右両ベルト搬送部8の前端に固定された雌ねじ部材7に
は後方へ延びる連動板254が取着され、この連動板2
54の前後方向中間部が各ガイドローラ253間で支持
されている。
支持部材243,244にはスライダ255がレール2
56に沿って左右方向へ移動可能に支持されている。前
記後面第1折込板173,174の回動中心である軸2
19は前方へ延設されてこのスライダ255に挿通さ
れ、スライダ255はこの軸219に対し前後方向へ移
動可能になっている。この軸219には前面第1折込板
171,172が一体回動可能に支持されている。この
前面第1折込板171,172は前記後面第1折込板1
73,174と同様に支持部257と中間部258と斜
状部259及びその折込縁259aとからなる。そし
て、後面第1折込板173,174が回動すると、前記
第1折込板171,172もこの軸219を介して同一
方向へ回動するようになっている。
左右両支持部材243,244の連結板246には内方
へ延じるねじ棒260が回動可能に支持され、スライダ
255に形成された雌ねじ部261がこのねじ棒260
に螺合されている。前記固定支持台193側において左
右両支持部材194,195の連結板197のギヤ取付
部197aにはねじ棒226上のギヤ229に噛合する
ギヤ262が支持され、同ギヤ262の回動中心軸26
3が前方へ延設されている。可動支持台241側の連結
板246のギヤ取付部246aにはねじ棒260上のギ
ヤ264とこれに噛合するギヤ265とが支持され、こ
のギヤ265が前記軸263に対し一体回動可能にかつ
前後方向へ移動可能に支持されている。
可動支持台241の左右方向中央部にはブラケット26
6が取着され、このブラケット266の左右両側で回動
可能に支持された軸267aに前面第2折込板175が
固定されている。可動支持台241の左右両端部から下
方へ延設された取付杆241a間には軸267bが回動
可能に支持されているとともに、同軸267bの下方に
おいて前記軸267aが回動可能に支持されている。上
下両軸267b,267aの両端部にはそれぞれレバー
268,269が固定されているとともに、この両レバ
ー268,269間にはリンク270が連結され、この
両レバー268,269及びリンク270により四節平
行リンク機構が構成されている。可動支持台241の左
端部にはブラケット271が取着され、このブラケット
271とレバー268との間には圧縮コイルばね272
が装着され、この圧縮コイルばね272により前面第2
折込板175が前記四節平行リンク機構を介して軸23
7aを中心に後方へ回動するように付勢され、前面第1
折込板171,172の前方でこれに隣接するようにな
っている。このブラケット271にはワイヤ273が導
入され、レバー268に連結されている。そして、ワイ
ヤ273を引くと、前面第2折込板板175が圧縮コイ
ルばね272の付勢に抗して軸267aを中心に包装部
37から退避する方向へ回動するようになっている。
左右両機枠1,2の前端側で前記連動チェーン136が
掛渡された各スプロケット134,135,137,1
38,139,140(第11図参照)のうち上側の左
右両スプロケット137,138の回動中心軸274が
後方へ延設され、その後端部が左右両機枠1,2から延
びる取付板275に対し回動可能に支持されている。こ
の軸274にはねじ部274aが形成され、このねじ部
274aに雌ねじ部材276が螺合されている。可動支
持台241側の支持ブロック247から前方へ延びる連
動板252の前端部には左右方向へ延びる長孔277が
形成され、この長孔277に対し前記雌ねじ部材276
が左右方向へ移動可能に嵌め込まれているとともに、連
動板252と前後方向へ一体移動可能になっている。
そして、包装紙搬送コンベヤ3の左右両ベルト搬送部8
が接近離間すると、固定支持台193側において左右両
支持部材194,195が取付枠204、連結板20
3,197を介して左右方向へ移動するとともに、可動
支持台241側において左右両支持部材243,244
が両ベルト搬送部8側の連動板254、可動支持台24
1側の連動板252及び連結板246を介して左右方向
へ移動する。後の両支持部材194,195及び前側の
両支持部材243,244が左右方向へ移動するに伴
い、左右両後面第1折込板173,174、左右両前面
第1折込板171,172、左右両下面後部第2折込板
169,170及び左右両下面前部第2折込板167,
168並びに各ガイド板199,248及び左右両紙押
え205もそれぞれ同時に包装部37の中心位置37a
に対し互いに接近離間する。
又、固定支持台193側で駆動軸211が回転すると、
その回転は固定支持台193側の両ねじ棒226に伝達
されるとともに、可動支持台241側のねじ棒260に
も前記ギヤ262、軸263、ギヤ265,264を介
して伝達され、後側の両スライダ217及び前側の両ス
ライダ255が雌ねじ部227,261を介して後側の
支持部材194,195及び前側の支持部材243,2
44に対し左右方向へ移動する。従って、左右両後面第
1折込板173,174及び左右両前面第1折込板17
1,172がガイド板199,248等に対し相対移動
するように接近離間し、それらの斜状部222,259
の下端部がガイド板199,248から包装部37へ突
出する寸法を変えることができる。
可動支持台241側において連動板252も左右方向へ
移動するが、その前端部の長孔277に嵌め込まれた雌
ねじ部材276はこの連動板252の左右移動に伴い同
長孔277に沿って左右方向へ移動する。
一方、この雌ねじ部材276が螺合する軸274が回転
すると、雌ねじ部材276が連動板252とともに前後
方向へ移動し、この移動により可動支持台241全体が
固定支持台193に対し前後方向へ移動する。これによ
り、可動支持台241側の下面前部第2折込板167,
168、前面第1折込板171,172及び前面第2折
込板175並びにガイド板248も前後方向へ移動して
固定支持台193側の下面後部第2折込板169,17
0、後面第1折込板173,174及び後面第2折込板
176並びにガイド板199に対し接近離間する。又、
可動支持台241側の連動板252は包装紙搬送コンベ
ヤ3側の連動板254に対し各ガイドローラ253を介
して前後移動する。
ところで、固定支持台193側の後面第1折込板17
3,174が回動する垂立面は前記物品搬送コンベヤ1
10の物品ストッパ板163のほぼ真上に位置し、この
垂立面が包装基準位置Pになっている。
なお、前記固定支持台193、可動支持台241、支持
部材194,195,243,244、連結板197,
246、支持ブロック198,247等により、第15
図に示す左右一対の下面前後両部第2折込板167,1
68,169,170の折込み時左右方向間隔S16
7,S169及び左右一対の前後両面第1折込板17
1,172,173,174の折込み時左右方向間隔S
171,S173を物品500の左右方向長さLに応じ
て包装部37の左右方向中心位置37aに対し調節する
機構が構成されているとともに、前記取付枠204、連
結板203、連動板252,254等により、包装紙搬
送コンベヤ3の左右両ベルト搬送部8の左右移動と連動
する機構が構成されている。又、前記固定支持台19
3、可動支持台241、支持部材194,195,24
3,244、連結板197,246、支持ブロック19
8,247、ブラケット230,266等により、第1
5図に示す下面前後両部第2折込板167,168,1
69,170の折込み時前後方向間隔M167,M16
8、前後両面第1折込板171,172,173,17
4の折込み時前後方向間隔M171,M172及び前後
両面第2折込板175,176の折込み時前後方向間隔
M175を物品500の前後幅Wに応じて包装基準位置
Pに対し調節する機構が構成されているとともに、前記
連動チェーン136、軸274、雌ねじ部材276等に
より、物品受台機構109の前載置杆124の前後移動
と連動する機構が構成されている。
特に、本実施例では、前記前面第1折込板171,17
2及び後面第1折込板173,174の折込縁222
a,259aは、第23図(a)に示すように、物品5
00に対し折込まれたときその上側角部Tから内側下方
へ約45度の斜状をなすが、第23図(b)に示すよう
に物品500の高さがH1からH2になったときにもこ
の折込み状態を常に同一にするには第15図に示す各折
込板171,172,173,174の折込み時左右方
向間隔S171,173を調節する必要がある。この調
節寸法はSH×2になる。物品500の高さHに応じて
この間隔S171,S173をSH×2だけ調節する機
構は、前記包装紙折込装置Cにおいて駆動軸211、折
込板位置設定用モータ213、ベルト216、スライダ
217,249、ねじ棒226,260、雌ねじ部22
7,261、ギヤ228,229,262,264,2
65及び軸263等により構成されている。一方、第2
3図(c)に示すように、物品500の左右方向長さが
L1からL2になったときには前述した別機構によりこ
の間隔S171,S173をSL×2だけ調節する必要
がある。従って、第23図(d)に示すように物品50
0の高さがH1からH2に、左右方向長さがL1からL
2になったときには(SH+SL)×2だけ調節する必
要がある。
次に、包装品搬出装置Dを第1,16,24〜26図に
従って説明する。
包装品搬出装置Dは前記包装紙包装装置Cの左右方向中
央部でその前から後側全体に延びるように設置された包
装品押出し機構278(第16,24図参照)と、この
包装紙折込装置Cの固定支持台193よりも後方でこの
包装品押出し機構278の下側に設置された包装品搬出
ガイド機構279(第16,25,26図参照)とから
なる。
前記包装品押出し機構278について第16,24図に
基づき詳述する。
左右両機枠1,2の前端部1a,2a間及び後端部1
b,2b間には支持杆280,281が架設され、前側
の支持杆280の左右方向中央部から後方へ向けて延設
された一対の支持棒282には一対のスプロケット28
3が支持されているとともに、後側の支持枠281の左
右方向中央部後側に取着されたブラケット284には一
対のスプロケット285が支持されている。この前後両
スプロケット283,285間には一対のチェーン28
6が掛け渡されている。前記後の支持杆281上と固定
支持台193上にはチェーンガイド板287が取着さ
れ、このガイド板287上をチェーン286の上側走行
部が通るようになっている。前記両支持棒282の下方
で前側の支持杆280には取付枠288が取着され、前
記ガイド板287から下方へ延びる複数の吊下棒289
の下端部及びこの取付枠288には上下一対のガイド板
290a,290bからなるチェーンガイド通路部材2
90が取着されている。このチェーンガイド通路部材2
90は前記左右一対の前面第2折込板175間及び左右
一対の後面第2折込板176間でそれらを支持するブラ
ケット230,266内に挿通され、チェーン286の
下側走行部がこのガイド通路部材290内を通るように
なっている。
このチェーン286には一対の押出し部材291が等間
隔で取付けられている。この各押出し部材291におい
ては、チェーン286の回転方向cに対し直交する方向
へ延びる左右一対の押出しアーム292がチェーン28
6に対し一対の軸292aにより回動不能に支持され、
その先端部間にはL状の載置板293が軸294を中心
にしてチェーン286の回転方向cに沿う方向へ回動可
能に支持されている。この押出しアーム292に対しチ
ェーン286の回転方向cとは反対側になる隣接位置で
チェーン286には左右一対のL状レバー295がチェ
ーン286の回転方向cに沿って軸296により回動可
能に支持され、このレバー295の先端部と載置板29
3とが軸298a,298bを介してリンク297によ
り連結されている。このレバー295は押出しアーム2
92から離れるd矢印方向へ付勢されている。
前記ブラケット284にはチェーン駆動用モータ299
が取着され、この回転が後側のスプロケット285の回
転中心軸285aに伝達されるようになっている。そし
て、同モータ299によりチェーン286が回転する
と、押出し部材291がチェーン286とともに回転す
る。押出し部材291がガイド通路部材290を通る時
には前記レバー295の基部295aがガイド通路部材
290の上下両ガイド板290a,290bにより規制
されるため、レバー295は押し出しアーム292に対
し平行になり、載置板293の載置部293aがチェー
ン286の回転方向cへ向けて水平な状態となるが、レ
バー295の基部295aが後側のスプロケット285
の下側側でガイド通路部材290の後端から外れると、
レバー295がd矢印方向へ回動し、載置板293がリ
ンク297を介して軸294を中心に下方へ回動する。
載置板293は押出し部材291が後側のスプロケット
285の上部に達するまでこの状態を維持し、その後は
レバー295の基部295aがガイド板287に再び規
制されて元の状態に戻る。
前記載置板293の載置部293aはガイド通路部材2
90の下方においてチェーン286の回転方向cへ向け
て水平な状態で移動するとき包装部37で互いに接近す
る前後両下面第1折込板165,166の中間の折込部
180,185上に接触してこれを下方へ押えるように
なっている。
後側のスプロケット285の回動中心軸285a上には
外周に多数の凹凸を有する歯板300が取着され、前記
後の支持杆281にはこの歯板300の凹凸を検出する
センサ310が取着されている。又、前記前側のスプロ
ケット283付近において取付枠288上には前記押出
し部材291を検出するセンサ302が取着されてい
る。
前記包装品搬出ガイド機構279を第16,25,26
図に基づき詳述する。
前記固定支持台193の後方で左右両機枠1,2の内側
には上下一対の取付板303が取着され、この両取付板
303間にねじ棒304が垂立状態で回動可能に支持さ
れている。このねじ棒304は前記固定支持台193側
の駆動軸211に対しプーリ305、ベルト306、プ
ーリ307、ギヤ308及びギヤ309を介して連動さ
れている。この両ねじ棒304には移動ブロック310
が螺合され、この両移動ブロック310間には支持板3
11が架設されている。この支持板311の左右方向中
央部の左右両側にはそれぞれ前後一対の吊下棒312が
上下方向へ移動可能に支持され、この吊下棒312の下
端部には後側の下面第1折込板166の上方で前後方向
へ延びる左右一対のガイド杆313が取着されていると
ともに、このガイド杆313の前端部には後側の下面第
1折込板166の上方で固定支持台193の前方へ延び
るガイド杆314が取着されている。支持板311とガ
イド杆313との間において吊下棒312の外周には圧
縮コイルばね315が巻装され、その弾性により吊下棒
312を下方へ付勢するようになっている。
前記包装紙折込装置Cにおいて、可動支持台241側側
の連動板252上を通る包装紙搬送コンベヤ3の連動板
254は固定支持台193の後方まで延び、この連動板
254の後端部内側には後側の下面第1折込板166の
上方でガイド杆317が連結板316を介して取着され
ている。このガイド杆317及び前記ガイド杆313は
前記包装紙供給装置Aの上側載置台41の前端部上方ま
て延設されている。
そして、駆動軸211が回転すると、ねじ棒304が回
転して雌ねじ部材310が上下動し、ガイド杆313,
314も上下動して後側の下面第1折込板166に対し
接近離間する。これにより、ガイド杆313,314と
後側の下面第1折込板166との上下方向間隔R313
を物品500の高さHに応じて調節することができる。
又、包装紙搬送コンベヤ3の左右両ベルト搬送部8が互
いに接近離間すると、これに連結された両連動板254
も左右方向へ移動するため、この連動板254の移動に
伴い左右両ガイド杆217も包装部37の左右方向中心
位置37aに対し互いに接近離間する。これにより、両
ガイド杆317の左右方向間隔S317を物品500の
左右方向長さLに応じて調節することができる。
次に、テープ貼着装置Eを第1,14,27〜29図に
従って説明する。
テープ貼着装置Eは前記包装紙繰出し機構4の上側載置
台41の前端部と前記包装品搬出ガイド機構279のガ
イド杆313,317の後端部との間に設置され、左右
一対のテープ貼着機構318を有している。
前記両テープ貼着機構318について詳述する。
左右両機枠1,2間には前記取付板182bの下方で回
動軸319が支持され、その左右両側には互いにねじの
進み方が逆のねじ部319a,319bが形成されてい
る。この両ねじ部319a,319bには雌ねじ部材3
20が螺合され、取付板182bの下側に取着されたレ
ール182cに対し左右方向へ移動可能に係合されてい
る。この雌ねじ部材320に側板321が取着されて前
方へ延びている。この側板321の下部内側にはテープ
取付円板322が回転可能に支持され、その回動中心軸
323上には外周に凹凸を有する歯板324が取着され
ている。この歯板324に対応して側板321にはその
凹凸を検出するセンサ325が取着されている。
側板321の上部内側にはアーム326が軸327を中
心にして前後方向へ傾動可能に支持されている。このア
ーム326には板ばね328が傾動中心軸327よりも
上方へ片持ち梁状に延びるように取着され、その先端部
328aが後方へL状に屈曲形成されている。この板ば
ね328の前側においてアーム326にはテープ送りロ
ーラ329が支持され、板ばね328の中間部がこのテ
ープ送りローラ329に圧接されている。この圧接部分
よりも若干上方でアーム326にはテープ送りピン33
0が支持されている。板ばね328の後側においてアー
ム326にはテープガイド板331が下方へ向けて延設
されているとともに、アーム326の傾動中心軸327
よりも下でかつこのテープガイド板331よりも前側に
おいて側板321にテープガイドピン332が支持さ
れ、テープ取付円板322に嵌合されたテープ600の
一端部601がテープガイド板331の下端、テープガ
イドピン332を経て板ばね328とテープ送りローラ
329との間に挿入され、さらに板ばね328とテープ
送りピン330との間に挿入されて板ばね328の先端
部328aに導かれるようになっている。板ばね328
の後側において側板321にはテープ押えローラ333
が支持されている。
側板321に外側にはテープ送り用ロータリーソレノイ
ド334が取着され、アーム326の傾動中心軸327
に回転を伝達するようになっている。テープ送りローラ
329とその回動中心軸335との間にはワンウェイク
ラッチ336が嵌め込まれ、テープ送りローラ329が
e矢印方向へのみ回転するようになっている。このテー
プ送りローラ329の回動中心軸335はアーム326
の傾動中心軸327に対し両ギヤ337,338を介し
て連動されている。
アーム326の前側において側板321には傾動杆33
9の軸340を中心にして前後方向へ傾動可能に支持さ
れ、同軸340よりも上方へ延びる傾動杆339の上端
部にはカッター341が取着されている。この傾動杆3
39に対応して側板321にはスプリング342の一端
が掛止めされているとともに、ストッパピン343が突
設され、このスプリング342の他端が傾動杆339に
連結されている。その付勢により傾動杆339はf矢印
方向へ回動してストッパピン343に当接したところで
停止するようになっている。アーム326の前側及び傾
動杆339の基部にはそれぞれ係合部344,345が
突設され、第29図に示すようにアーム326がg矢印
方向へ回動したとき、その係合部344が傾動杆339
の係合部345に当接して傾動杆339がスプリング3
42に付勢して反f矢印方向へ回動し、板ばね328先
端部328aよりも若干後方でテープ600の一端部6
01を切断するようになっている。
側板321上には物品載置板346が前後方向へ延びる
ように形成され、この後端部が取付板182b上にあ
る。前記板ばね328の先端部328a、テープ送りロ
ーラ329、テープ押えローラ333及びカッター34
1はこの物品載置板346の内側に位置している。板ば
ね328の先端部328a及びテープ押えローラ333
の回動軌跡はこの物品載置板346の若干上方へ達する
ようになっている。
前記回動軸319及び前記包装紙搬送コンベヤ3の後側
回動軸6には左側機枠1の内側においてそれぞれスプロ
ケット347,348が固定され、この両スプロケット
347,348はスプロケット350,351を介して
チェーン349により連動されている。そして、後側回
動軸6が回転して包装紙搬送コンベヤ3の左右両ベルト
搬送部8が互いに接近離間すると、回動軸319が回転
し、左右一対のテープ貼着機構318全体が包装部37
の左右方向中心位置37aに対し互いに接近離間する。
なお、前記回動軸319、雌ねじ部材320等により、
左右両テープ貼着機構318の左右方向間隔S318を
物品500の左右方向長さLに応じて包装部37の左右
方向中心位置37aに対し調節する機構が構成されてい
るとともに、前記チェーン349等により、包装紙搬送
コンベヤ3の左右両ベルト搬送部8の左右移動と連動す
る機構が構成されている。
次に、前述した物品供給装置Bのうち物品受台機構10
9の中央載置杆112を昇降させる駆動系、並びに前記
包装紙折込板装置Cのうち前側の下面第1折込板165
を前後方向へ移動させる駆動系及びその他の各折込板1
37,168,169,170,171,172,17
3,174,175,176の作動用ワイヤ250,2
01,225,273,237を操作する駆動系につい
て補足説明する。
左右両機枠1,2の後側下部間には回動軸352が支持
され、この回動軸352には一対のカム板353,35
4が取着されている。この回動軸352はメインモータ
355に対しスプロケット356、チェーン357及び
スプロケット358を介して連動されている。一方のカ
ム板353に隣接してレバー359が軸360を中心に
回動可能に支持され、このレバー359に支持されたカ
ムローラ(図示せず)がカム板353に係合している。
このレバー359は中央載置杆112の上端部に対しロ
ッド361を介して連結されている。そして、メインモ
ータ355の回転に伴いカム板353が回転すると、中
央載置杆112がレバー359及びロッド361を介し
て上下動する。
両カム板353,354の上方で左右両機枠1,2間に
は連動軸362が回動可能に支持され、この連動軸36
2の両端部にはレバー363が支持されているととも
に、一方のレバー363に支持されたカムローラ(図示
せず)がカム板354に係合している。左右両機枠1,
2の前下部間には連動軸364が回動可能に支持され、
この連動軸364の両端部に前記レバー191が支持さ
れているとともに、このレバー191と前記レバー36
3とがリンク365により連結されている。そして、メ
インモータ335の回転に伴いカム板354が回転する
と、前の下面第一折込板165がレバー363、リンク
365及びレバー191を介して前後方向へ移動する。
前記回動軸352の右側上方には複数のレバー366が
軸367を中心にして回動可能に支持され、このレバー
366の先端に各ワイヤ250,201,225,27
3,237が連結されている。このレバー366に対応
して回動軸352にはカム板368が取着され、レバー
366にはこのカム板368に圧接されるカムローラ3
69が支持されている。そして、メインモータ355の
回転に伴いカム板368が回転すると、レバー366が
傾動して各ワイヤ250,201,225,273,2
37を操作する。
以上が本実施例に係る紙包装機の機械的構成であるが、
特に、移動紙搬送コンベヤ3の左右両ベルト搬送部8の
左右方向間隔S8、左右両物品ガイド板40の左右方向
間隔S40、物品受台機構109の左右両後載置杆11
7の左右方向間隔S117、左右両下面前部第2折込板
167,168の折込し時左右方向間隔S167、左右
両下面後部第2折込板169,170の折込み時左右方
向間隔S169、左右両前面第1折込板171,172
の折込み時左右方向間隔S171、左右両後面第1折込
板173,174の折込み時左右方向間隔S173、左
右両ガイド板199,248の左右方向間隔S199、
S248、左右両紙押え205の左右方向間隔S20
5、左右両ガイド杆317の左右方向間隔S317、左
右両テープ貼着機構318の左右方向間隔S318、は
それぞれ位置設定用モータ31の駆動により左右両ベル
ト搬送部8の左右方向間隔S8を物品500の左右方向
長さLに応じて調節するときその駆動や両ベルト搬送部
8の動きが伝達されて同時に調節され、又、物品受台機
構109の前載置杆124の物品ストッパ板163に対
する前後方向間隔M124、下面前部第2折込板16
7,168と下面後部第2折込板169,170との折
込み時前後方向間隔M167,168、前面第1折込板
171,172と後面第1折込板173,174との折
込み時前後方向間隔M171,M172、前面第2折込
板175と後面第2折込板176との折込み時前後方向
間隔M175は、それぞれ位置設定用モータ132によ
り前載置杆124の前後方向間隔M124を物品500
の前後幅Wに応じて調節するときその駆動が伝達されて
同時に調節され、さらに、物品500の高さHに応じて
左右両前面第1折込板171,172の折込み時左右方
向間隔S171、左右両後面第1折込板173,174
の折込み時左右方向間隔S173がそれぞれ位置設定用
モータ213の駆動により調節されるとき、その駆動が
伝達されてガイド杆313,314の後側下面第1折込
板166に対する上下方向間隔R313も同時に調節さ
れるようになっている点に特徴がある。そして、各間隔
S8,S40,S117,S167,S169,S17
1,S173,S199,S248,S205,S31
7,S318,M124,M167,M168,M17
1,M172,M175,R313がそれぞれ物品50
0のサイズすなわち左右方向長さL、前後幅W、高さH
に合わせて最適な寸法に設定されるように各部の移動機
構が設計されている。
次に、以上のように構成された紙包装機の電気的構成に
ついて述べる。
第31図に示すようにマイクロコンピュータ370は中
央処理装置(以下CPUという。)371と、読み出し
専用のメモリ(ROM)よりなるプログラムメモリ37
2と、読み出し及び書き替え可能なメモリ(RAM)よ
りなる作業用メモリ373とから構成され、第32図に
示す制御ボックス374に内蔵されている。そして、C
PU371はプログラムメモリ372に記憶された制御
プログラムに基づいて動作する。
前記包装紙供給装置Aの包装紙搬送コンベヤ3において
その左右両ベルト搬送部8を支持する前後両回動軸5,
6のうち後側の回動軸6に連動する位置検出用ポテンシ
ョンメータ38(第2図参照)は、物品500の左右方
向長さLに基づき、両ベルト搬送部8の左右方向間隔S
8、この両ベルト搬送部8に取着された左右両物品ガイ
ド板40の左右方向間隔S40、物品供給装置Bの物品
受台機構109における左右両後載置杆117の左右方
向間隔S117、包装紙折込装置Cにおける左右両下面
前部第2折込板167,168の左右方向間隔S167
及び左右両下面後部第2折込板169,170の左右方
向間隔S169、同じく左右両前面第1折込板171,
172の左右方向間隔S171及び左右両後面第1折込
板173,174の左右方向間隔S173、左右両ガイ
ド板199,248の左右方向間隔S199,S24
8、左右両紙押え205の左右方向間隔S205、包装
品搬出装置Dにおける左右両ガイド杆317の左右方向
間隔S317、並びに左右両テープ貼着機構318の左
右方向間隔S318に比例した信号をそれぞれ検出し、
その各検出信号が前記CPU371に入力されるように
なっている。
前記物品供給装置Bの物品受台機構109において右側
の回動軸127に連動する位置検出用ポテンションメー
タ141(第9図参照)は、物品500の前後幅Wに基
づき、前載置杆124と物品ストッパ板163との前後
方向間隔M124、下面前部第2折込板167,168
と下面後部第2折込板169,170との前後方向間隔
M167,M168、前面第1折込板171,172と
後面第1折込板173,174との前後方向間隔M17
1,M172、前面第2折込板175と後面第2折込板
176との前後方向間隔M175に比例した信号をそれ
ぞれ検出し、その各検出信号がCPU371に入力され
るようになっている。
前記包装紙折込板装置Cの固定支持台193側において
ねじ棒226に連動する位置検出用ポテンションメータ
238(第17図参照)は、物品500の高さHに基づ
き、左右両前面第1折込板171,172の左右方向間
隔S171及び左右両後面第1折込板173,174の
左右方向間隔S173、前記包装品搬出ガイド機構27
9のガイド杆313,314の上下方向間隔R313に
比例した信号をそれぞれ検出し、その各検出信号がCP
U371に入力されるようになっている。
前記プログラムメモリ372には各種物品500のサイ
ズ(左右方向長さL、前後方向幅W、高さH)に応じて
最適な前記間隔S8,S40,S117,S167,S
169,S171,S173,S199,S248,S
205,S317,S318,M124,M168,M
168,M171,M172,M175,R313に基
づく間隔データS,M,Rが予め記憶されている。制御
ボックス374には物品サイズ設定ボタン375が設け
られ、CPU371はこの物品サイズ設定ボタン375
からの入力信号に基づいて物品500のサイズL,W,
Hを算出し、算出した物品500のサイズL,W,Hに
対する前記間隔データS,M,Rを呼出し、この間隔デ
ータS,M,Rと前記位置検出用ポテンションメータ3
8,141,238の検出信号とが一致するまで各位置
設定用モータ31,132,213を駆動させるように
なっている。
前記包装紙供給装置Aの包装紙繰出し機構4において載
置台41,42上の後位置決め板53に連動する紙サイ
ズ検出用ポテンションメータ63(第4図参照)、並び
に同載置台41,42の左右両位置決め板58,59に
連動する紙サイズ検出用ポテンションメータ66(第4
図参照)は、包装紙400のサイズに比例した信号を検
出し、その検出信号がCPU371に入力されるように
なっている。
前記プログラムメモリ372には物品500のサイズ
L,W,Hに応じた最適な包装紙400のサイズが予め
記憶されている。制御ボックス374には表示パネル3
76が設けられ、CPU371は前記両ポテンションメ
ータ63,66からの検出信号に基づいて包装紙400
のサイズを算出するとともに、前記物品サイズ設定ボタ
ン375からの検出信号に基づいて包装紙400のサイ
ズを算出し、上下両載置台41,42の包装紙400の
いずれもが設定サイズの範囲外にある時、範囲外にある
こと及び設定サイズを表示パネル376で表示するよう
になっている。
前記包装品搬出装置Dの包装品押出し機構278におい
て歯板300を検出するセンサ301並びに押出し部材
291を検出するセンサ302(第24図参照)はそれ
ぞれCPU371に入力され、CPU371はセンサ3
02が押出し部材291を検出した後、センサ301に
よる歯板300の凹凸の検出個数をカウントするように
なっている。CPU371は前記テープ貼着機構318
のテープ貼着中心Qに各種物品500の前後方向中心を
対応させた状態で物品500を停止させるように押出し
部材291の停止位置を制御するようになっている。す
なわち、プログラムメモリ372には物品500の前後
幅Wに応じた最適なカウント数が予め記憶されている。
CPU371はセンサ301によるカウント数を算出す
るとともに、前記物品サイズ設定ボタン375からの検
出信号に基づいて設定カウント数を算出し、これらのカ
ウント数が一致した時包装品押出し駆動モータ299を
停止させるようになっている。
その他、CPU371はプログラムメモリ372に記憶
された制御プログラムに基づき、後述するように紙包装
機を駆動制御するようになっている。
次に、以上のように構成された紙包装機の作用について
説明する。
まず、物品500のサイズに応じて各部の設定を行う。
すなわち、電源をONにした後、モード設定キースイッ
チ379を運転側側に切替え、物品サイズ設定ボタン3
75を押して物品500のサイズL,W,Hを表示パネ
ル376に表示させる。この表示が正しいことを確認し
てスタートボタン380を押すと、その信号に基づきC
PU371は物品500のサイズL,W,Hに応じて予
め記憶された間隔データS,M,Rに基づき、前記各間
隔S8,S40,S117,S167,S169,S1
71,S173,S199,S248,S205,S3
17,S318,M124,M167,M168,M1
71,M172,M175,R313を自動的に設定す
る。
この場合、CPU371は物品500のサイズL,W,
Hに応じて予め記憶された設定データに基づき、前述し
たように包装紙400のサイズを選択するが、包装紙供
給装置Aの包装紙繰出し機構4の上下両載置台41,4
2上に載せられた包装紙400がその設定サイズの範囲
内にないとき、表示パネル376にそのことの表示と設
定サイズとが写し出される。作業者はこれに従い上下載
置台41,42上の包装紙400を交換する。交換後は
表示パネル376に写し出される警告が消え、運転が可
能になる。上下両載置台41,42上の包装紙400の
うち一方の包装紙400のみが設定サイズ内にあるとき
にはその設定サイズ内の包装紙400を利用して運転が
可能になる。いずれの包装紙400を設定サイズ内にあ
るときには小さいサイズのものを使用して運転が可能に
なる。
この物品サイズ入力操作とともに、上下載置台41,4
2のセットを行う。すなわち、スイッチ381(制御ボ
ックス374とは別にあるため、第31図にのみ示
す。)を押すと、包装紙供給装置Aの包装紙繰出し機構
4において上下両ワイヤ巻取用モータ51,52が駆動
し、上下両吊下げワイヤ45,46を介して上下両載置
台41,42が上方へ傾動する。この傾動により、回転
ローラ81を介してその支持部材79が上方へ押されて
回動し、リミットスイッチ104が作動板105a及び
作動ロッド105bを介して押され、切になる。これに
より、モータ51,52の駆動が停止するとともに、エ
アシリンダ84が駆動してそのピストンロッド84aが
下動し、上下両載置台41,42上の包装紙400の前
端部に対し回転ローラ81が押し付けられる。これで包
装紙400のセットが完了する。このセット状態では、
第34図(a)に示すように、包装紙400の前端部が
押え部材106の垂立部106aに当接した状態でその
鉤部106bにより下方へ押さえられる。
そして、起動ボタン382を押すと、第12図に示すよ
うに、まず物品供給装置Bの物品搬送コンベヤ110に
おいてモータ149が駆動し、各チェーン162が回転
する。物品500を各チェーン162の前端部上に載せ
ると、物品500は両物品ガイド板40に案内されなが
らb矢印方向へ搬送され、第33図(a)に示すように
最上昇位置で停止している物品受台機構109の前載置
杆124に当接して停止する。このとき、物品500は
リミットスイッチ164を押す。リミットスイッチ16
4が押されると、メインモータ355と包装紙搬送コン
ベヤ3のベルト駆動モータ24及び包装紙繰出し機構4
の包装紙繰出し用モータ86,87(いずれか一方の
み)が駆動する。
メインモータ355が駆動すると、物品供給装置Bの物
品受台機構109において各載置杆112,117,1
24が昇降するとともに、包装紙折込装置Cにおいて各
折込板165,166,167,168,169,17
0,171,172,173,174,175,176
が作動する。
第33図(b)(c)に示すように物品受台機構109
の各載置杆112、117、124がメインモータ35
5の駆動により最上昇位置から最下降位置になると、物
品500が各載置杆112、117、124上へ搬送さ
れ、物品ストッパ板163に当接して停止する。
包装紙供給装置Aの包装紙繰出し機構4のモータ86,
87が回転すると、第34図(b)に示すようにまず回
転ローラ81が繰出し方向hに対し反対の方向へ回転し
て最上部の包装紙400の前端部のみが押え部材106
の鉤部106bから引き抜かれ、次に第34図(c)に
示すように回転ローラ81が繰り出し方向hへ回転して
最上部の包装紙400のみが繰り出される。このとき、
エア噴出ノズル107(第6図参照)から包装紙400
の前端部にエアが吹き付けられる。この包装紙400は
案内通路73,74,78を通って包装紙搬送コンベヤ
3の後端部に達する。ここで包装紙400の前端部をセ
ンサ108が検出すると、エアシリンダ84のピストン
ロッド84aが上動して支持部材79も上動し、回転ロ
ーラ81が包装紙400から離れる。包装紙400は包
装紙搬送コンベヤ3の左右両ベルト搬送部8の上下両搬
送ベルト22,23間に挾まれて包装部37へ搬送され
る。CPU371は物品500の前後幅Wや包装紙40
0の前後方向サイズに応じて包装紙搬送コンベヤ3のベ
ルト駆動モータ24の駆動パルス数を予め記憶している
ため、最下降状態にある物品受台機構109の各載置杆
112,117,124上に載って停止している物品5
00の上方で包装紙400は包装部37の設定位置で停
止する。
その後、第33図(d)(e)に示すように、物品受台
機構109の各載置杆112.117.124が上昇す
ると、物品500は物品ストッパ板163に沿って上昇
し、包装紙搬送コンベヤ3の左右両ベルト搬送部8の上
下搬送ベルト22,23間に挾まれて包装部37で待機
している包装紙400に対し物品500の上面501が
当接して包装紙400が持ち上げられる。この上昇時、
包装紙400の左右両部は包装紙搬送コンベヤ3の左右
両ベルト搬送部8の内側にある紙押え205と物品50
0の左右両側面505、506との間で挾まれながら左
右両ベルト搬送部8の上下両搬送ベルト22,23から
抜ける。この状態で、物品500の左右方向の移動は左
右両ガイド板199、248により規制される。
物品受台機構109の各載置杆112,117,124
が最下降状態から上昇し始める少し前で、前後両下面第
1折込板165,166が最も閉じた状態から互いに開
き始める。この前後両下面第1折込板165,166は
各載置杆112,117,124が最上昇位置になる少
し前で完全に開く。
その後、左右両前面第1折込板171,172及び左右
両後面第1折込板173,174が物品500の前面5
03及び後面504の下側角部から内側斜め上方へ向け
て前面503及び後面504に沿うように食い込み、各
載置杆112,117,124が最上昇位置になった時
には第23図(a)に示すように斜状の折込縁222
a,259aが前面503及び後面504の上側角部T
から内側斜め下方へ延びる位置で停止する。この左右両
前面第1折込板171,172及び左右両後面第1折込
板173,174が物品500に対し食い込み始めた
後、各載置杆112,117,124が最上昇位置にな
る直前で、左右両下面前部第2折込板167,168及
び左右両下面後部第2折込板169,170が物品50
0の下面502の前部及び下面502の後部に沿って食
に込み始め、各載置杆112,117,124が最上昇
位置になったときその食い込みが一旦停止し、物品50
0が左右両下面前部第2折込板467,168及び左右
両下面後部第2折込板169,170上載せられる。そ
のため、各載置杆112,117,124は下降し始め
る。以上の折込み途中状態を第35図(b)に示す。
この下降に伴い、前面第2折込板175及び後面第2折
込板176が物品500の前面503及び後面504に
向けて接近し始める。この前面第2折込板175及び後
面第2折込板176が物品500の前面503及び後面
504に対し左右両前面第1折込板171,172及び
左右両後面第1折込板173,174を介して接する
と、前後両下面第1折込板165,166は最も開いた
状態から互いに閉じ始める。前面第2折込板175及び
後面第2折込板176が物品500の前面503及び後
面504に接した直後、左右両前面第1折込板171,
172及び左右両後面第1折込板173,174が開き
始めるとともに、左右両下面前部第2折込板167,1
68及び左右両下面後部第2折込板169,170が停
止状態からさらに食い込み始め、左右両前面第1折込板
171,172及び左右両後面第1折込板173,17
4が完全に開いた直後にその食い込みが停止する。以上
の折込み途中状態を第35図(c)に示す。
そして、前後両下面第1折込板165,166が完全に
閉じる直前で左右両下面前部第2折込板167,168
及び左右両下面後部第2折込板169,170並びに前
面第2折込板175及び後面第2折込板176が開き始
めて、前後両下面第1折込板165,166が完全に閉
じると同時に完全に開く。以上の折込み途中状態を第3
5図(d)に示す。
各載置杆112,117,124はこの折込み途中で最
下降位置になり、前述したように物品500がそれらの
上に載せられるとともに、包装紙400が包装部37に
搬送される。
このようにして包装紙400が折込まれた物品500は
第24図に示すように閉じた状態にある前後両下面第1
折込板165,166上に載せられる。この状態で、包
装品押出し機構278のモータ299が駆動してチェー
ン286が回転すると、押出し部材291はセンサ30
2により検出された後、包装物品500に向けて後方へ
移動する。包装部37において押出し部材291の載置
部293aが包装物品500の下面に食い込んでこれを
載せた状態で、押出し部材291の押出しアーム292
が包装物品500を後方へ押出す。この押出し部材29
1の移動に伴い、前後両下面第1折込板165,166
が開いて後側側の下面第1折込板166上にも押出し部
材291の左右両側で包装物品500が載せられる。
このようにして包装物品500は押出し部材291の載
置部293a及び後側の下面第1折込板166上に載せ
られながら押出し部材291の押出しアーム292によ
り後方へ押出される。そして、包装品搬出ガイド機構2
79の各ガイド杆313,314,317により左右両
テープ貼着機構318の上方へ案内され、包装品押出し
機構278のモータ299が停止して左右両載置板34
6上のテープ貼着中心Qで停止する。後側の下面第1折
込板166はこの載置板346の前方で停止する。
この状態で、左右両テープ貼着機構318のテープ送り
用ロータリーソレノイド334が駆動すると、第29図
に示すように、アーム326がg矢印方向へ傾動すると
ともに、テープ送りローラ329がe矢印方向へ回転
し、板ばね328の先端部328aから張出したテープ
600の一端部601が包装物品500の下面502の
左右両側に接触してテープ押えローラ333により押え
付けられ、テープ600がこの押えローラ333により
支えられながら包装物品500の下面502に順次貼付
けられる。このとき、テープ600はテープ送りローラ
329の回転やテープガイド板331の押え付けにより
テープ取付円板322から引出される。アーム326の
係合部344がカッター傾動杆339の係合部345に
当接すると、カッター傾動杆339がスプリング342
の付勢に抗して反f矢印方向へ傾動し、板ばね328の
先端部328aでテープ600の他端側がカッター34
1により切断される。包装部品500の下面502の左
右両側にはそれぞれ1枚のテープ片602がその切断端
部603を残して貼着される。
テープ貼着後、包装品押出し機構278のモータ299
が再び駆動し、包装物品500が押出し部材291によ
り後方へ押出されてシューター(図示せず)上に搬出さ
れる。このとき、テープ片602の切断端部603もテ
ープ押えローラ333により包装物品500の下面50
2に押さえられて第35図(d)に示すようにテープ片
602が包装物品500の下面502に完全に貼着され
る。
この搬出時、次の物品500に対する包装紙400の折
込みは既に終了しており、この包装物品500も同様に
して搬出される。
このようにして連続運転が行われるが、制御ボックス3
74の停止ボタン383を押すと、包装機の稼働が停止
する。このサイクル停止状態では、物品受台機構109
の各載置杆112、117、124は最上昇位置で停止
し、又、包装紙折込装置Cにおいて前後両下面第1折込
板165,166及び前後両面第2折込板175,17
6は互いに開き、前後両面第1折込板171,172,
173,174は完全に閉じ、下面前後両部第2折込板
167,168,169,170は少し閉じた状態でそ
れぞれ停止する。このとき、物品500に対し包装紙4
00は第35図(b)に示すよう折込途中状態にある。
この物品500は制御ボックス374の排出手動ボタン
384を押すことにより、包装された状態で搬出され
る。
なお、制御ボックス374には、包装部37における包
装紙400の停止位置を手動調整する紙送り調整ボリュ
ーム385、包装紙400の繰出し時における回転ロー
ラ81の逆転時間を手動調整する包装紙繰出し逆転調整
ボリューム386などが設けられている。
第36,37図に示す第2実施例は前記第1実施例にお
いて前面第2折込板175及び後面第2折込板176を
変更したものであり、ブラケット230、266に取着
された左右両ガイドレール部390に対し左右両前面第
2折込板175及び左右両後面第2折込板176が上下
動可能に支持され、各ガイドレール部390に取付けら
れたエアシリンダ391のピストンロッド391aが各
折込板175,176に連結されている。又、左右両前
面第2折込板175の内側下縁にはコイルスプリングか
らなる可撓部材392が中央側へ突出するように取着さ
れているとともに、左右両後面第2折込板176の内側
上端部に取着された支持部には針金状のばね394の上
端部が支持されている。このばね394は左右両後面2
折込板176の内側縁に沿って下方へ延び、前後方向へ
の弾性を有している。
この第2実施例においては、第35図(c)に示すよう
に包装紙400を前後両面第2折込板175、176に
より折込んだとき、各エアシリンダ391のピストンロ
ッド391aが下動して各折込板175,176が物品
500の前後両面503、504に沿って下動する。従
って、物品500の前後両面503、504に対する包
装紙400の張りをより一層確実に持たせてしわをなく
すことができる。
又、左右両前面第2折込板175間及び左右両後面第2
折込板板176間の空間は包装紙400に張りを持てせ
てしわとなくす上ではない方が好ましいが、その空間は
前記包装品押出し機構278の押出し部材291を通す
ために必要である。そこで、この第2実施例では、前記
可撓部材392及びばね394はこの空間に設けたた
め、押出し部材291の通過を許容するとともに、包装
紙400に張りをより一層持たせることができる。
発明の効果 要するに本発明によれば、包装後搬出側へ移動する下面
折込板166を物品500の載置に兼用し、物品500
の下面502の左右方向ほぼ中央部を載置支持する押出
し部材291の両側で前記下面折込板166の左右両折
込部184が物品500の下面502の左右両側部を載
置支持するので、物品500の下面502全体を安定支
持し搬出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係る紙包装機の全体を示す概略平面
図、第2図〜第8図は包装紙供給装置を示し、第2図は
包装紙搬送コンベヤを示す一部切欠平面図、第3図は同
じく一部切欠右側側面図、第4図は包装紙繰出し機構の
うち包装紙載置台を示す一部切欠平面図、第5図は同じ
く一部切欠右側面図、第6図は包装紙繰出し機構のうち
包装紙搬送案内部を示す一部切欠側面図、第7図は第6
図の一部を示す一部切欠右側面図、第8図はこの包装紙
搬送案部の一部切欠背面図、第9図〜第13図は物品供
給装置を示し、第9図は物品受台機構を示す一部切欠平
面図、第10図は第9図の一部分を示す一部切欠右側面
図、第11図は第9図の一部分を示す一部切欠正面図、
第12図は物品搬送コンベヤを示す一部切欠平面図、第
13図は第12図の一部分を示す一部切欠右側面図、第
14図〜第23図は包装紙包装置を示し、第14図は前
後両下面第1折込板及びテープ貼着機構を示す一部切欠
平面図、第15図は第14図の部分平面図、第16図は
下面前後両部第2折込板及び前後両面第1折込板及び前
後両面第2折込板並びに包装品搬出装置を示す一部切欠
平面図、第17図は下面後部第2折込板及び後面第1折
込板及び後面第2折込板を示す一部切欠正面図、第18
図は第17図の一部切欠右側面図、第19図は第17図
の部分平面図、第20図は下面前部第2折込板及び前面
第1折込板及び前面第2折込板を示す一部切欠正面図、
第21図は第20図の一部切欠右側面図、第22図は第
20図の部分平面図、第23図(a)(b)(c)
(d)は物品の左右方向長さ及び高さの変化に伴う前後
両面第1折込板の位置調節を示す作用説明図、第24図
〜第26図は包装品搬出装置を示し、第24図は包装品
押出し機構を示す一部切欠右側面図、第25図は包装品
搬出ガイド機構を示す一部切欠正面図、第26図は第2
5図の一部切欠右側面図、第27図〜第29図はテープ
貼着装置を示し、第27図は一方のテープ貼着機構を示
す一部切欠右側面図、第28図は同じく一部切欠背面
図、第29図はテープ貼着作用を示す第27図相当図、
第30図は各装置の駆動系を示す一部切欠平面図、第3
1図は電気ブロック回路図、第32図は制御ボックスを
示す平面図、第33図(a)(b)(c)(d)(e)
は物品を包装部に供給するまでの各段階を示す作用説明
図、第34図(a)(b)(c)は包装紙を1枚ずつ繰
り出す作用説明図、第35図(a)(b)(c)(d)
は物品に対する包装紙の折込手順を示す斜視図、第36
図及び第37図は包装紙折込装置を変更した第2実施例
を示す一部切欠正面図である。 A…包装紙供給装置、3…包装紙搬送コンベヤ、4…包
装紙繰出し機構、5,6…回動軸、7…雌ねじ部材、8
…ベルト搬送部、10…雌ねじ部材、24…包装紙搬送
ベルト駆動モータ、31…ベルト搬送部左右方向位置設
定用モータ、35…連動チェーン、37…包装部、37
a…左右方向中心位置、38…位置検出用ポテンション
メータ、40…物品ガイド板、41,42…載置台、5
3,58,59…位置決め板、63,66…紙サイズ検
出用ポテンションメータ、73,74,78…案内通
路、79…支持部材、81…回転ローラ、84…包装紙
押え用エアシリンダ、86,87…包装紙繰出し用モー
タ、104…リミットスイッチ、106…押え部材、1
07…エア噴出ノズル、B…物品供給装置、109…物
品受台機構、110…物品搬送コンベヤ、112…中央
載置杆、114,115…支持ロッド、116…支持ブ
ロック、117…後載置杆、119…スライド軸、12
1…スライド板、121a…連結板、122…ガイドロ
ーラ、123…スライド板、124…前載置杆、12
6,127…回動軸、128…雌ねじ部材、129…移
動板、131…ガイドローラ、132…前載置杆前後方
向位置設定用モータ、136…連動チェーン、141…
位置検出用ポテンションメータ、149…物品搬送駆動
モータ、162…搬送チェーン、163…物品ストッパ
板、164…リミットスイッチ、C…包装紙折込装置、
165…前側下面第1折込板、166…後側下面第1折
込板、167…左側下面第2折込板、168…右側下面
前部第2折込板、169…左側下面後部第2折込板、1
70…右側下面後部第2折込板、171…左側前面第1
折込板、172…右側前面第1折込板、173…左後面
第1折込板、174…右側後面第1折込板、175…前
面第2折込板、176…後面第2折込板、193…後側
固定支持台、194,195…支持部材、197…連結
板、198…支持ブロック、199…ガイド板、203
…連結板、204…取付枠、205…紙押え、211…
駆動軸、213…折込板位置設定用モータ、216…ベ
ルト、217…スライダ、222…斜状部、222a…
折込縁、226…ねじ棒、227…雌ねじ部材、22
8,229…ギヤ、230…ブラケット、238…位置
検出用ポテンションメータ、241…前側可動支持台、
243,244…支持部材、246…連結板、247…
支持ブロック、248…ガイド板、249…スライダ、
252,254…連動板、259…斜状部、259a…
折込縁、260…ねじ棒、261…雌ねじ部、262,
264,265…ギヤ、263…軸、266…ブラケッ
ト、274…軸、276…雌ねじ部材、D…包装品搬出
装置、278…装置品押出し機構、279…包装品搬出
ガイド機構、291…押出し部材、299…包装品押出
し駆動モータ、304…ねじ棒、310…雌ねじ部材、
313,314,317…ガイド杆、E…テープ貼着装
置、318…テープ貼着機構、319…回転軸、320
…雌ねじ部材、322…テープ取付円板、326…アー
ム、327…軸、328…板ばね、329…テープ送り
ロ…ラ、333…テープ押えローラ、334…テープ送
り用ロータリーソレノイド、339…カッター傾動杆、
341…カッター、344,345…係合部、349…
チェーン、355…メインモータ、370…マイクロコ
ンピュータ、371…中央処理装置(CPU)、372
…プログラムメモリ、375…物品サイズ設定ボタン、
376…表示パネル、400…包装紙、500…物品、
600…テープ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】包装部(37)において物品(500)の
    下面(502)に沿つて搬送方向である前後方向へ移動
    可能に設けた後側の下面折込板(166)により同下面
    (502)の後方側から包装材(400)を折込んで同
    物品(500)の包装を完了した後、同物品(500)
    の下面(502)のうち左右両側部を前記下面折込板
    (166)の左右両折込部(184)により載置すると
    ともに、同じく下面(502)の左右方向ほぼ中央部を
    前記両折込部(184)間において前後方向へ移動可能
    に設けた押出し部材(291)により載置し、前記包装
    部(37)から後退移動する後側の下面折込板(16
    6)と前記包装部(37)を通過して搬出側である後方
    側へ移動する押出し部材(291)とにより包装後の物
    品(500)を搬出することを特徴とする包装機におけ
    る包装品搬出方法。
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